JP2006024362A - 磁気記録媒体信号処理装置 - Google Patents

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慎吾 濱口
Kazuyuki Ozaki
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Abstract

【課題】両面垂直磁気記録媒体の両面に形成された第1磁性膜及び第2磁性膜を同時に初期化する媒体初期化方法、媒体信号転写方法、媒体信号処理装置及び両面垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】基板10の表面に交差する方向(垂直な方向)において外部磁界である初期化磁界Hiを印加して媒体1の初期化を行うので、第1磁性膜11及び第2磁性膜12を同時に初期化でき、第1磁性膜11における初期化磁化H1i及び第2磁性膜12における初期化磁化H2iの磁化方向は基板10と交差する方向において同一になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気記録媒体初期化方法、磁気記録媒体信号転写方法、磁気記録媒体信号処理装置及び両面垂直磁気記録媒体に関する。
情報を基板の両面に形成した各磁性膜に垂直磁化として記録する両面垂直磁気記録媒体(以下、単に「媒体」ともいう)が知られている。このような媒体は例えばハードディスクのような大容量の記録装置に用いられている。
図7は従来の媒体の磁化状況を示す説明図であり、(a)は媒体の初期化における磁化状況を示し、(b)は媒体の信号記録時における磁化状況を示す。同図において、1は媒体であり、基板10、第1磁性膜11、第2磁性膜12により構成される。基板10は表面が平坦な非磁性体であり、例えばガラス基板、ポリカーボネイト等の合成樹脂基板、アルミニウム等の金属基板、シリコン基板、カーボン基板等が用いられる。第1磁性膜11は基板10の第1表面に形成され、第2磁性膜12は基板10の第1表面とは反対側の第2表面に形成される。第1磁性膜11、第2磁性膜12は、例えばTbFeCo、TbFe、TbCo、GdFeCo、DyFeCo、FePt、Co/Fe、Co/Pd等種々の磁性体材料により形成される。なお、第1磁性膜11、第2磁性膜12は、基板10の垂直方向に磁化方向を示す垂直磁気異方性を有する。
同図(a)において、矢符H1i、H2iは各々第1磁性膜11、第2磁性膜12を初期化した状態での磁化、つまり初期化磁化を示す。矢羽根印H1、H2は各々第1磁性膜11、第2磁性膜12の各表面における表面磁化方向を、媒体1の外部から表面を見た場合について示す。初期化磁化H1i、H2iの磁化方向は、媒体1の外部から内部へ向う基板10の表面に交差する方向(垂直な方向)であり、媒体1の外部から媒体1の表面を見る場合は表面磁化方向H1、H2で示すように同一方向である。つまり、基板10の表面に垂直な方向においては、第1磁性膜11の初期化磁化H1iと第2磁性膜12の初期化磁化H2iとは逆方向となる。
同図(b)において、白抜き矢符H1m、H2mは各々第1磁性膜11、第2磁性膜12へ信号(以下、マークともいう)を記録した状態(マーク磁化H1m、H2m)を示す。つまり、マーク磁化H1m、H2mは初期化磁化H1i、H2iとは逆方向に磁化することによりマークを記録した状態を示す。表面磁化方向H1、H2においてもマーク磁化H1m、H2mは初期化磁化H1i、H2iに対し逆方向になる。
図8は従来の媒体の初期化方法を示す説明図である。図7と同一部分には同一符号を付して、説明は省略する。図において、磁石MGは対面する磁性膜のみを磁化する磁力線MLを発生する。磁石MGを媒体1の表面を矢符Aの方向に走査させることにより、磁力線MLにより第1磁性膜11、第2磁性膜12を各々個別に初期化し、初期化磁化H1i、H2iを第1磁性膜11、第2磁性膜12に各々形成する。図においては、第2磁性膜12の初期化を終了して初期化磁化H2iを形成し、次いで第1磁性膜11の初期化をして初期化磁化H1iを形成している途中の状態を示す。このような初期化方法により、初期化磁化H1i、H2iは基板10の垂直方向において反対方向を向くように形成される。このような従来の初期化方法では、媒体1は第1磁性膜11、第2磁性膜12を各々個別に初期化することから、初期化に多大の時間を必要とする。なお、初期化磁化H1i、H2iは方向が異なるのみで、大きさは同一に形成される。
上述したとおり、従来の媒体では、初期化に多大な時間を必要とし、容易に初期化できないという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、基板の両表面に磁性膜を備える両面垂直磁気記録媒体の基板表面と交差する方向に初期化磁界を印加することにより、両表面の磁性膜を同時に初期化して、各磁性膜における初期化磁化の方向を基板表面と交差する方向において同一にする磁気記録媒体初期化方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の両面垂直磁気記録媒体を重ねて、この重畳方向に初期化磁界を印加することにより、複数の媒体を同時に初期化することができる磁気記録媒体初期化方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、第1マスタ媒体、第1磁性膜及び第2磁性膜を有する両面垂直磁気記録媒体(スレーブ媒体)及び第2マスタ媒体を重畳し、これらと交差する方向に転写用磁界を印加することにより、第1マスタ媒体の信号パターンを第1磁性膜へ、第2マスタ媒体の信号パターンを第2磁性膜へ各々転写することによりスレーブ媒体への信号パターン(例えばプリフォーマ信号等)の転写を簡単かつ正確にすることができる磁気記録媒体信号転写方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、基板の両表面に形成された磁性膜における初期化磁化の方向を基板の表面と交差する方向において同一にしてある両面垂直磁気記録媒体へ容易に信号を書込むことができ、また容易に信号を読出すことができる磁気記録媒体信号処理装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、両面垂直磁気記録媒体の両表面に各々形成した各磁性膜の初期化磁化の方向を媒体の垂直方向において同一にした両面垂直磁気記録媒体を提供することにある。
第1発明に係る磁気記録媒体初期化方法は、基板と、該基板の第1表面に形成された第1磁性膜と、前記第1表面とは反対側の第2表面に形成された第2磁性膜とを備えた両面垂直磁気記録媒体を初期化する磁気記録媒体初期化方法において、前記基板の表面と交差する方向に初期化磁界を印加して前記第1磁性膜及び第2磁性膜を同時に初期化し、第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向を前記交差方向において同一にすることを特徴とする。
第2発明に係る磁気記録媒体初期化方法は、第1発明において、前記両面垂直磁気記録媒体を複数枚重畳して配置した後、該重畳方向に前記初期化磁界を印加して複数枚の両面垂直磁気記録媒体を同時に初期化することを特徴とする。
第3発明に係る磁気記録媒体信号転写方法は、基板と、該基板の第1表面に形成された第1磁性膜と、前記第1表面とは反対側の第2表面に形成された第2磁性膜とを備えた両面垂直磁気記録媒体へ転写すべき信号パターンを転写する磁気記録媒体信号転写方法において、転写すべき信号パターンに応じて磁性体領域を配置した第1マスタ媒体を前記第1磁性膜に接触又は近接させて重畳配置し、転写すべき信号パターンに応じて磁性体領域を配置した第2マスタ媒体を前記第2磁性膜に接触又は近接させて重畳配置する過程と、前記第1マスタ媒体、両面垂直磁気記録媒体及び第2マスタ媒体と交差する方向に転写用磁界を印加することにより、前記第1マスタ媒体の信号パターンを第1磁性膜へ、前記第2マスタ媒体の信号パターンを第2磁性膜へ各々転写する過程とを備えることを特徴とする。
第4発明に係る磁気記録媒体信号転写方法は、第3発明において、前記両面垂直磁気記録媒体は、前記第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向を前記基板表面と交差する方向において同一にする初期化を予めされていることを特徴とする。
第5発明に係る磁気記録媒体信号転写方法は、第3発明又は第4発明において、前記磁性体領域は、軟磁性体又は垂直強磁性体により形成されることを特徴とする。
第6発明に係る磁気記録媒体信号転写方法は、第3発明乃至第5発明のいずれかにおいて、前記第1マスタ媒体が有する信号パターンと前記第2マスタ媒体が有する信号パターンとは、互いに鏡像関係を有することを特徴とする。
第7発明に係る磁気記録媒体信号転写方法は、第3発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記転写すべき信号パターンは、前記両面垂直磁気記録媒体におけるプリフォーマット信号の信号パターンであることを特徴とする。
第8発明に係る磁気記録媒体信号処理装置は、両面垂直磁気記録媒体の基板の表面に各々形成された第1磁性膜及び第2磁性膜へ信号を書込む信号書込み手段と、前記第1磁性膜及び第2磁性膜の信号を読出す信号読出し手段との内少なくとも一方の手段を備える磁気記録媒体信号処理装置において、前記第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向は基板の表面と交差する方向において同一にしてあり、前記信号書込み手段は前記第1磁性膜への書込み信号及び第2磁性膜への書込み信号の内いずれか一方の書込み信号の極性を反転させる極性反転回路を備え、前記信号読出し手段は前記第1磁性膜からの読出し信号及び第2磁性膜からの読出し信号の内いずれか一方の読出し信号の極性を反転させる極性反転回路を備えることを特徴とする。
第9発明に係る両面垂直磁気記録媒体は、基板と、該基板の第1表面に形成された第1磁性膜と、前記第1表面とは反対側の第2表面に形成された第2磁性膜とを備えた両面垂直磁気記録媒体において、前記第1磁性膜における初期化磁化の方向と第2磁性膜における初期化磁化の方向とは前記基板の表面と交差する方向において同一にしてあることを特徴とする。
第1発明においては、基板表面と交差する方向に初期化磁界を印加して第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向を交差方向において同一とするので、第1磁性膜及び第2磁性膜の初期化を同時にでき、両面垂直磁気記録媒体の初期化を容易にすることができ、初期化時間を短縮できる。
第2発明においては、複数の両面垂直磁気記録媒体を重畳して配置した後、重畳方向に初期化磁界を印加して複数の媒体を同時に初期化することとしたので、両面垂直磁気記録媒体の初期化を容易にすることができ、初期化時間を大幅に短縮できる。
第3発明乃至第7発明においては、両面垂直磁気記録媒体(スレーブ媒体)の第1磁性膜に対向させて第1マスタ媒体を、第2磁性膜に対向させて第2マスタ媒体を重畳配置して、スレーブ媒体の表面と交差する方向に転写用磁界を印加することにより、第1マスタ媒体の信号パターン(マークパターン)を第1磁性膜へ、第2マスタ媒体の信号パターン(マークパターン)を第2磁性膜へ各々同時に転写することとしたので、マスタ媒体からスレーブ媒体への信号の転写が容易、確実にできる。
第8発明においては、信号読出し手段は第1磁性膜及び第2磁性膜から読み出した信号の内いずれか一方の信号の極性を反転させる極性反転回路を備え、信号書込み手段は第1磁性膜及び第2磁性膜への書込み信号の内いずれか一方の書込み信号の極性を反転させる極性反転回路を備えることとしたので、第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向を基板と交差する方向において同一にしてある両面垂直磁気記録媒体の信号の書込み、読み出しが簡単かつ正確にできる。
第9発明においては、第1磁性膜における初期化磁化の方向と第2磁性膜における初期化磁化の方向とを基板と交差する方向において同一としたので、初期化に要する時間、労力を軽減できる。
第1発明にあっては、両面垂直磁気記録媒体の第1磁性膜及び第2磁性膜の初期化磁化を基板と交差する方向において同一方向とする初期化を行うので、第1磁性膜及び第2磁性膜の初期化を同時にでき、両面垂直磁気記録媒体の初期化を容易確実にでき初期化時間を短縮でき、媒体初期化の効率を向上できる。
第2発明にあっては、基板表面に第1磁性膜及び第2磁性膜を備えた両面垂直磁気記録媒体を複数枚重畳して配置した後、重畳方向に初期化磁界を印加して複数媒体を同時に初期化することとしたので、媒体の初期化時間を短縮でき、媒体初期化の効率を大幅に向上できる。
第3発明乃至第7発明にあっては、両面垂直磁気記録媒体(スレーブ媒体)の第1磁性膜に第1マスタ媒体を、スレーブ媒体の第2磁性膜第2マスタ媒体を各々対向させて配置し、スレーブ媒体と垂直方向に転写用磁界を印加するので、マスタ媒体からスレーブ媒体への信号の転写が容易、確実にできる。
第8発明にあっては、基板の両面に形成された第1磁性膜及び第2磁性膜を備える両面垂直磁気記録媒体の信号磁化を処理する磁気記録媒体信号処理装置において、信号書込み手段、信号読出し手段のいずれにおいても第1磁性膜の信号及び第2磁性膜の信号の内いずれか一方の信号の極性を反転できる極性反転回路を備えることとするので、信号磁化の方向を媒体の垂直方向において同一にした媒体に対する信号の書込み又は読み出しが簡単かつ正確にできる。
第9発明にあっては、基板の第1表面に形成された第1磁性膜における初期化磁化と基板の第2表面に形成された第2磁性膜における初期化磁化との磁化方向を基板の垂直方向において同一としたので、初期化に要する時間、労力を軽減でき、低コスト化した媒体とすることが可能となる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
<実施の形態1>
図1は本発明に係る媒体初期化方法及び磁化状況を示す説明図である。同図(a)は媒体初期化時における磁化状況を示し、(b)は媒体の信号記録時における磁化状況を参考に示す。図において、1は媒体であり、基板10、第1磁性膜11、第2磁性膜12により構成される。基板10は表面が平坦な非磁性体であり、従来技術と同様な材料が用いられ、厚さは例えば数100μmから1mm程度である。第1磁性膜11は基板10の第1表面に形成され、第2磁性膜12は基板10の第1表面とは反対側の第2表面に形成される。第1磁性膜11、第2磁性膜12は、従来技術と同様な磁性体材料により形成され、厚さは例えば数nmから数10nm程度である。なお、第1磁性膜11、第2磁性膜12は、基板10の垂直方向に磁化方向を示す垂直磁気異方性を有する。
同図(a)において、基板10の表面に交差する方向(垂直な方向)において外部磁界である初期化磁界Hiを印加して媒体1の初期化を行う。初期化磁界Hiは媒体1の表面と交差する方向において媒体1を貫通して印加される。したがって、第1磁性膜11及び第2磁性膜12は、基板10と交差する方向において同一方向に同時に初期化される。矢符H1i、H2iは各々第1磁性膜11、第2磁性膜12が初期化された状態での磁化、つまり初期化磁化を示す。矢羽根印H1、H2は各々第1磁性膜11、第2磁性膜12の各表面における表面磁化方向を、媒体1の外部から表面を見た場合について示す。初期化磁化H1iの磁化方向は、媒体1の外部から内部へ向う基板10の表面に垂直な方向である。媒体1の外部から媒体1(第1磁性膜11)の表面を見る場合には、初期化磁化H1iの磁化方向は、手前から媒体1の背面への方向を向いているから表面磁化方向H1で示すように「○」に「×」の印で表される。初期化磁化H2iの磁化方向は、媒体1の内部から外部へ向う基板10の表面に垂直な方向である。媒体1の外部から媒体1(第2磁性膜12)の表面を見る場合には、初期化磁化H2iの磁化方向は、媒体1の背面から手前への方向を向いているから表面磁化方向H2で示すように「○」に「・」の印で表される。つまり、媒体1の初期化方法において、第1磁性膜11の初期化磁化H1iと第2磁性膜12の初期化磁化H2iとは基板10の垂直方向において同一方向に同時に形成されるので、初期化に要する時間、労力を軽減できる。
同図(b)において、白抜き矢符H1m、H2mは各々第1磁性膜11、第2磁性膜12へ信号(マーク)を記録した状態(マーク磁化H1m、H2m)を示す。つまり、マーク磁化H1m、H2mは各々初期化磁化H1i、H2iとは逆方向に磁化することにより信号を記録した状態を示す。表面磁化方向H1、H2においてもマーク磁化H1m、H2mは各々初期化磁化H1i、H2iに対し逆方向になる。したがって、基板10の垂直方向においては、第1磁性膜11のマーク磁化H1mと第2磁性膜12のマーク磁化H2mとは同一方向となる。
<実施の形態2>
図2は本発明に係る媒体初期化方法を示す説明図である。基板10、第1磁性膜11、第2磁性膜12を備えた媒体1を複数枚重ねて、N極部NPとS極部SPとの間に重畳配置する。その後、基板10の垂直方向(重畳方向)に外部磁界である初期化磁界Hiを印加して、初期化を行う。この方法によれば、重ねた複数枚の媒体1を同時に初期化でき、しかも各媒体1の初期化磁化(H1i、H2i)の状態を精度良く均一にできる。したがって、媒体1の初期化を大幅に効率化できる。複数枚の媒体1を同時に初期化する媒体初期化方法が可能となった理由は、基板10の垂直方向において、第1磁性膜11の初期化磁化H1iと第2磁性膜12の初期化磁化H2iとは同一方向となるように初期化するからである。また、基板10の垂直方向において、第1磁性膜11における信号の磁化であるマーク磁化H1m(図1)と第2磁性膜12における信号の磁化であるマーク磁化H2m(図1)とについても同様に同一方向とするからである。
<実施の形態3>
図3は本発明に係る媒体信号転写方法を示す説明図である。同図(a)は媒体の初期化における磁化状況を示し、(b)はマスタ媒体からの信号転写における磁化状況を示し、(c)は信号転写後の媒体の磁化状況を示す。
同図(a)は、実施の形態1と同様に初期化された媒体1の磁化状況を示す。第1磁性膜11には基板10の垂直方向に初期化磁化H1iが形成され、第2磁性膜12には基板10の垂直方向に初期化磁化H2iが形成されている。初期化磁化H1iと初期化磁化H2iとは上述のとおり同一方向とされる。なお、媒体1の初期化を複数枚同時にする場合には、媒体1の作成をより効率的に行うことができる。
次に、初期化した媒体1をスレーブ媒体として、マスタ媒体21、22から転写すべき信号パターン(マークパターン)の記録(転写)を行う。同図(b)は、第1磁性膜11の表面に第1マスタ媒体21を、第2磁性膜12の表面に第2マスタ媒体22を各々対向させ、外部磁界である転写用磁界Hmを印加して初期化した媒体1へ信号を転写する状況を示す。この際、第1磁性膜11と第1マスタ媒体21は適宜互いに接触させるか、近接させて磁力線が十分通過するようにする。第2磁性膜12と第2マスタ媒体22についても同様にする。第1マスタ媒体21には基板10と同様の非磁性体からなる基板21bの表面に書込み転写する信号パターンに対応する転写用磁性体領域21mが媒体1に対向して形成されている。また、第2マスタ媒体22には第1マスタ媒体21と同様に基板22bの表面に書込み転写する信号パターンに対応する転写用磁性体領域22mが媒体1に対向して形成されている。即ち、第1マスタ媒体21、第2マスタ媒体22共に信号パターン(転写用磁性体領域21m、22m)を各々対向する第1磁性膜11、第2磁性膜12へ転写する。
転写用磁性体領域21m、22mは、例えば垂直磁化を有する強磁性体又は軟磁性体により形成されているので転写用磁界Hmによる磁力線が集中的に通ることになり、白抜き矢符で示す転写用磁性体磁化Hm21、Hm22を各々生じる。転写用磁性体磁化Hm21、Hm22は、接触又は近接して配置された第1磁性膜11、第2磁性膜12に対して磁力線を維持した状態で通過させるので第1磁性膜11、第2磁性膜12において白抜き矢符で示すマーク磁化H1m、H2mを各々形成即ち転写する。転写用磁性体領域21m、22mを強磁性体又は軟磁性体により形成することにより、磁力線を集中できるので、確実な転写が可能となる。転写用磁性体領域21m、22mが存在しない領域においては、転写できるだけの磁力線が存在しないので、初期化磁化H1i、H2iは初期化時のままの磁化を維持する。
転写すべき信号パターンとしては、例えば、磁気ディスクにおけるシリンダ番号、セクタ番号等のトラッキング用サーボ信号、セキュリティー信号等のプリフォーマット信号がある。特にプリフォーマット信号の転写をする場合は、プリフォーマット信号は磁気ディスクの両面において鏡像関係を持たせれば良いことから、第1マスター媒体21と第2マスタ媒体22の信号パターンの位置を鏡像にでき、いずれか一方のデータをそのまま鏡像反転して他方のデータとして利用できる。つまり、鏡像関係にあるパターンを各々有するマスタ媒体(第1マスター媒体21、第2マスタ媒体22)を用いることができる。ビット密度がさらに高くなり、周囲のマーク(即ち信号)の有無、周囲のマークの大きさ、又は周囲のマークまでの距離によりマスタ媒体上のマーク(転写用磁性体領域21m、22m)の大きさを微調整しなければ、正確な転写ができない場合においても、第1マスター媒体21、第2マスタ媒体22の内いずれか一方のマスタ媒体の補正データを作成すれば、他方のマスタ媒体については先に求めた補正データの鏡像を補正データとして使用でき、補正データの作成が一度でよくマスタ媒体の作成が簡略化でき容易になる。つまり、媒体信号転写が容易にできる。
同図(c)は信号転写後の媒体の磁化状況を示し、第1磁性膜11におけるマーク磁化H1m及び第2磁性膜12におけるマーク磁化H2mは、基板10の垂直方向において同一の磁化方向であることを示す。初期化磁化H1i、H2iは、基板10の垂直方向において同一の磁化方向でありマーク磁化H1m、H2mとは逆方向である。
図4は図3の媒体信号転写方法と比較するための他の媒体信号転写方法を示す説明図である。同図(a)は媒体の初期化における磁化状況を示し、(b)はマスタ媒体からの信号転写における磁化状況を示し、(c)は信号転写後の媒体の磁化状況を示す。同図(a)は、図3(a)の場合と同様であり、説明は省略する。
図4(b)は図3(b)の場合と同様であるが、第1マスタ媒体21は信号パターン(マークパターン)を転写するのに対し、第2マスタ媒体22はスペースパターン(マークパターン以外の領域)を転写する点が異なる。第1マスタ媒体21には書込み転写する信号(マーク)に対応して転写用磁性体領域21mが、また、第2マスタ媒体22には書込み転写するスペースに対応して転写用磁性体領域22sが各々媒体1に対向する面に形成されている。即ち、第1マスタ媒体21は信号(マーク)を転写し、第2マスタ媒体22はスペースを転写する場合である。転写用磁性体領域21m、22sは、例えば強磁性体又は軟磁性体により形成されているので転写用磁界Hmによる磁力線が集中的に通ることになり、転写用磁性体磁化Hm21、Hs22を各々生じる。転写用磁性体磁化Hm21、Hs22は、接触又は近接して配置された第1磁性膜11、第2磁性膜12に対して磁力線の状態をほぼ維持した状態で通過させるので第1磁性膜11においてマーク磁化H1m、第2磁性膜12においてスペース磁化H2sを各々形成、即ち転写する。
転写用磁性体領域21m、22sには磁力線を集中させて転写を行うが、特に軟磁性体を用いた場合には、転写領域は狭い方が磁力線密度を維持できることから好ましい。しかし、磁気ディスクにおけるシリンダ番号のようにピットポジション記録の場合、スペースの方がマークより広い面積を占めることから、一面にマークを、他の一面にスペースを転写する方式は、転写領域が広くなり好ましくない。また、マスタ媒体のパターン(転写用磁性体領域21m、22sの位置、大きさ)が第1マスタ媒体21と第2マスタ媒体22とでは異なることから、マークの微調整をする必要が生じた場合において、第1マスタ媒体21、第2マスタ媒体22各々について、精細な補正データを作成する必要があり、マスタ媒体の作成が複雑になるので、この方法は図3において示した実施の形態3に比べ好ましくない。
図4(c)は図3(c)の場合と同様であるが、次の点が異なる。第1磁性膜11の初期化磁化H1iと、これに対応する第2磁性膜12のスペース磁化H2sとは、基板10の垂直方向において逆方向となる。同様に、第1磁性膜11のマーク磁化H1mと、これに対応する第2磁性膜12の初期化磁化H2iとは、基板10の垂直方向において逆方向となる。この場合は図4(b)において述べたとおり転写領域が広くなることから好ましくない。
図5は本発明を適用した磁気ディスクにおけるシリンダ番号転写状況を示す説明図である。同図(a)はグレイコードで表した場合のコードを媒体の表面におけるパターンとして示し、(b)はシリンダ番号をマークパターン転写する場合のマスタ媒体のマークパターン(信号パターン)を示し、(c)はシリンダ番号をスペースパターン転写する場合のマスタ媒体のスペースパターンを示す。
同図(a)において、シリンダ番号0からシリンダ番号7に対応するグレイコードを例示している。シリンダ番号0に対しては「グレイコード000」(以下「000」のように記載する)、シリンダ番号1に対しては「001」、シリンダ番号2に対しては「011」、・・・シリンダ番号7に対しては「100」が適用されている。これを媒体上の信号パターンで示すと、シリンダ番号はピットポジション記録であるから、シリンダ番号パターン3で示すようにマークとスペースを含むパターンとなる。つまり、シリンダ番号パターン3は、信号1に対応するマークパターン3ms及び信号0に対応する領域を含むマーク領域3mと、スペースパターン3sとからなる。信号0に対応する領域とスペースパターン3sとは磁化の方向は同一であり、転写時には両方を併せてスペースパターン3sとして扱うことができる。
同図(b)はシリンダ番号をマークパターン転写(信号パターン転写)する場合であり、転写されるマーク3msがスペースパターン3sより小さい面積であることを示す。同図(c)はシリンダ番号をスペースパターン転写する場合であり、マークパターン3msの反転領域(スペースパターン3s)がマークパターン3msより大きい面積であることを示す。転写面積を小さくできるマークパターン転写の方がスペースパターン転写より好ましいことは上述した通りである。
<実施の形態4>
図6は本発明に係る媒体信号処理装置の概略図である。媒体信号処理装置において、媒体(両面垂直磁気記録媒体)1は回転軸5に固定され、スピンドルモータ6により回転駆動される。媒体1の両面に対応してスライダ磁気ヘッド7a、7bが各々配置され、媒体1の両面に形成された第1磁性膜11、第2磁性膜12(図1参照)における磁化を書込み、又は読み出す。シーク機構8はスライダ磁気ヘッド7a、7bの媒体1の表面における位置を制御する。スライダ磁気ヘッド7a、7bの各々には書込みヘッド及び読出しヘッド(不図示)が備えられる。書込みヘッドには書込み回路9w、読出しヘッドには読出し回路9rが接続され各々信号書込み手段、信号読出し手段を構成する。
書込み信号線Lwaは書込み回路9wとスライダ磁気ヘッド7aにおける書込みヘッドとを接続し、書込み信号線Lwbは書込み回路9wとスライダ磁気ヘッド7bにおける書込みヘッドとを接続する。書込み信号が書込み回路9wから書込み信号線Lwa、Lwbを介して各書込みヘッドへ送出され、媒体1(第1磁性膜11、第2磁性膜12)への信号の書込みを行う。読出し信号線Lraは読出し回路9rとスライダ磁気ヘッド7aにおける読出しヘッドとを接続し、読出し信号線Lrbは読出し回路9rとスライダ磁気ヘッド7bにおける読出しヘッドとを接続する。読出し信号が各読出しヘッドから読出し信号線Lra、Lrbを介して読出し回路9rへ送出され、媒体1(第1磁性膜11、第2磁性膜12)からの信号の読出しを行う。
媒体1の両面(第1磁性膜11、第2磁性膜12)における信号(マーク)の磁化方向は、実施の形態1(図1)等において説明したように外部から表面を見て相互に異なる。したがって、書込み信号線Lwa、Lwbの内いずれか一方、例えば書込み信号線Lwbに極性反転回路4wを接続することにより、書込み信号線Lwbを介して媒体1(第2磁性膜12)へ書込むマーク(書込み信号)の極性を反転して、書込み信号線Lwaを介して媒体1(第1磁性膜11)へ書込むマーク(書込み信号)の極性と整合させる。また、読出し信号線Lra、Lrbの内いずれか一方、例えば読出し信号線Lrbに極性反転回路4rを接続することにより、読出し信号線Lrbを介して媒体1(第2磁性膜12)から読出すマーク(読出し信号)の極性を反転して、読出し信号線Lraを介して媒体1(第1磁性膜11)から読出すマーク(読出し信号)の極性と整合させる。このように外部から見て異なる極性を有する媒体1の両面における信号を同一の極性に変換することにより、書込み回路9w、読出し回路9rにおける信号処理を共通化でき、容易に信号の書込み、読出しをすることができる。なお、極性反転回路4は、媒体1の下側の面(第2磁性膜12)に対応する書込み信号線Lwb、読出し信号線Lrbに設けたが、媒体1の上側の面(第1磁性膜11)に対応する書込み信号線Lwa、読出し信号線Lraに設けても良い。つまり、媒体1における両面の極性を各々一致して検出できればいずれの面に対応させても良い。なお、媒体信号処理装置は信号書込み手段、信号読出し手段のいずれか一方のみを備えるものであっても良い。また、媒体1を複数枚備えた媒体信号処理装置の場合にも同様に極性反転回路を接続できることは言うまでも無い。
本発明に係る媒体初期化方法及び磁化状況を示す説明図である。 本発明に係る媒体初期化方法を示す説明図である。 本発明に係る媒体信号転写方法を示す説明図である。 図3の媒体信号転写方法と比較するための他の媒体信号転写方法を示す説明図である。 本発明を適用した磁気ディスクにおけるシリンダ番号転写状況を示す説明図である。 本発明に係る媒体信号処理装置の概略図である。 従来の媒体の磁化状況を示す説明図である。 従来の媒体の初期化方法を示す説明図である。
符号の説明
1 媒体
3 シリンダ番号パターン
4r、4w 極性反転回路
7a、7b スライダ磁気ヘッド
9r 読出し回路
9w 書込み回路
10 基板
11 第1磁性膜
12 第2磁性膜
21 第1マスタ媒体
22 第2マスタ媒体
21m、22m 転写用磁性体領域
H1、H2 表面磁化方向
H1i、H2i 初期化磁化
H1m、H2m マーク磁化
Hi 初期化磁界
Hm 転写用磁界
Hm21、Hm22 転写用磁性体磁化
NP N極部
SP S極部

Claims (9)

  1. 基板と、該基板の第1表面に形成された第1磁性膜と、前記第1表面とは反対側の第2表面に形成された第2磁性膜とを備えた両面垂直磁気記録媒体を初期化する磁気記録媒体初期化方法において、
    前記基板の表面と交差する方向に初期化磁界を印加して前記第1磁性膜及び第2磁性膜を同時に初期化し、第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向を前記交差方向において同一にすることを特徴とする磁気記録媒体初期化方法。
  2. 前記両面垂直磁気記録媒体を複数枚重畳して配置した後、該重畳方向に前記初期化磁界を印加して複数枚の両面垂直磁気記録媒体を同時に初期化することを特徴とする請求項1記載の磁気記録媒体初期化方法。
  3. 基板と、該基板の第1表面に形成された第1磁性膜と、前記第1表面とは反対側の第2表面に形成された第2磁性膜とを備えた両面垂直磁気記録媒体へ転写すべき信号パターンを転写する磁気記録媒体信号転写方法において、
    転写すべき信号パターンに応じて磁性体領域を配置した第1マスタ媒体を前記第1磁性膜に接触又は近接させて重畳配置し、転写すべき信号パターンに応じて磁性体領域を配置した第2マスタ媒体を前記第2磁性膜に接触又は近接させて重畳配置する過程と、前記第1マスタ媒体、両面垂直磁気記録媒体及び第2マスタ媒体と交差する方向に転写用磁界を印加することにより、前記第1マスタ媒体の信号パターンを第1磁性膜へ、前記第2マスタ媒体の信号パターンを第2磁性膜へ各々転写する過程とを備えることを特徴とする磁気記録媒体信号転写方法。
  4. 前記両面垂直磁気記録媒体は、前記第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向を前記基板表面と交差する方向において同一にする初期化を予めされていることを特徴とする請求項3記載の磁気記録媒体信号転写方法。
  5. 前記磁性体領域は、軟磁性体又は垂直強磁性体により形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載の磁気記録媒体信号転写方法。
  6. 前記第1マスタ媒体が有する信号パターンと前記第2マスタ媒体が有する信号パターンとは、互いに鏡像関係を有することを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の磁気記録媒体信号転写方法。
  7. 前記転写すべき信号パターンは、前記両面垂直磁気記録媒体におけるプリフォーマット信号の信号パターンであることを特徴とする請求項3乃至6のいずれかに記載の磁気記録媒体信号転写方法。
  8. 両面垂直磁気記録媒体の基板の表面に各々形成された第1磁性膜及び第2磁性膜へ信号を書込む信号書込み手段と、前記第1磁性膜及び第2磁性膜の信号を読出す信号読出し手段との内少なくとも一方の手段を備える磁気記録媒体信号処理装置において、
    前記第1磁性膜及び第2磁性膜における初期化磁化の方向は基板の表面と交差する方向において同一にしてあり、
    前記信号書込み手段は前記第1磁性膜への書込み信号及び第2磁性膜への書込み信号の内いずれか一方の書込み信号の極性を反転させる極性反転回路を備え、前記信号読出し手段は前記第1磁性膜からの読出し信号及び第2磁性膜からの読出し信号の内いずれか一方の読出し信号の極性を反転させる極性反転回路を備えることを特徴とする磁気記録媒体信号処理装置。
  9. 基板と、該基板の第1表面に形成された第1磁性膜と、前記第1表面とは反対側の第2表面に形成された第2磁性膜とを備えた両面垂直磁気記録媒体において、
    前記第1磁性膜における初期化磁化の方向と第2磁性膜における初期化磁化の方向とは前記基板の表面と交差する方向において同一にしてあることを特徴とする両面垂直磁気記録媒体。
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