JP2006024068A - 画像処理装置の設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像処理装置の設定に詳しくない者が不用意に設定データを変更してしまう事態の発生を回避する。
【解決手段】 画像処理装置1の各種の設定を行うためのユーザインターフェースは階層構造になっており、各種の計測パラメータに関して設定変更が可能か否かの属性が付与されいる。設定変更がロックされた設定項目は、上位の階層のダイアログボックスで鍵マークを付した状態で表示される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像処理装置の設定ロック方法に関するものである。
画像処理装置は、カメラからの撮像画像を画像処理して各種の計測や検査を実施するのに多用されている。この種の画像処理装置は、設定項目が多岐に渡って数多く存在しているため、設定を行うためのユーザインターフェースとして階層構造が採用されている。
ところで、画像処理装置を導入した工場では、一般的に、これを管理する管理者と、画像処理装置を使って日常業務を行うオペレータとが存在し、管理者が種々の設定を行った後に運用をオペレータに委ね、オペレータは、必要とされるパラメータの設定や変更などを行いながら日常業務を行うことが多い。
画像処理装置の設定方法では、オペレータが、変更を必要とするパラメータの変更以外に管理者が設定したデータを変更してしまう可能性を含み、仮に、オペレータが不用意に設定データを変更してしまったときには、管理者が意図する画像処理装置の精度や運用を確保できなくなるという問題が発生してしまう。
そこで、本発明の目的は、画像処理装置の設定に詳しくない者が不用意に設定データを変更してしまう事態の発生を回避することのできる画像処理装置の設定方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、画像処理装置を導入した工場の実情に適合した画像処理装置の管理が可能な画像処理装置の設定方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、各種の設定項目の設定ロック及びロック解除状態の確認が容易な画像処理装置の設定方法を提供することにある。
かかる技術的課題は、本発明によれば、
設定に関するユーザインターフェースが階層化された画像処理装置の設定方法であって、
設定変更可能な各種の設定項目毎に設定変更可能か否かの属性を付与し、
個々の設定項目毎に設定変更をロックすることにより当該設定項目の設定変更ができない状態にすることを特徴とする画像処理装置の設定方法を提供することにより達成される。
本発明の好ましい実施の形態では、各階層をダイアログボックスで表示し、該ダイアログボックスに設定変更のロック状態が、例えば鍵マークで表示される。設定変更のロック状態やアンロック状態を表示するマークの形状は任意であり鍵マークに限定されない。設定変更のロック状態及び/又はアンロック状態を表示することにより、画像処理装置を日常業務で使用するオペレータは、モニタに表示された鍵マークを見ることで当該設定項目に関して設定変更が禁止されていることを知ることができ、また、仮に当該設定項目を選択したとしてもその設定内容を変更することができない。好ましくは、各階層のダイアログボックスが表示されている状態で、特定の操作を行うことにより、当該ダイアログボックスに表示されている設定項目の設定変更のロック又はロック解除を行うことができるようにするのがよい。これによれば、画像処理装置に精通している管理者が特定の操作、例えばパスワードを入力することにより設定変更のロック又はロック解除することができ、画像処理装置を運用するオペレータが勝手に設定変更のロック又はロック解除することを防止することができるため、工場の実情に即した管理が可能になる。
また、本発明の好ましい実施の形態では、設定項目が、該設定項目の設定をするための設定編集ダイアログボックスの上位階層の親ダイアログボックスに表示されると共に、前記設定変更のロック状態が表示される。これによれば、運用者が、一々、設定編集ダイアログボックスまで入り込む前の段階で、その親ダイアログボックスの例えば鍵マークをみることで、設定ロック状態にあることを知ることができる。勿論、設定ロックされている設定項目は、運用者がこれを変更しようと試みても許可されない。
また、本発明の好ましい実施の形態では、設定項目の種類、例えば計測種類や各種の画像処理毎に設定変更可能か否かの属性を付与し、当該種類に属する設定項目の全てを一括して設定変更ができない状態にするようになっている。これによれば、個々の設定内容毎ではなく、各種類に属する種々の設定項目つまりパラメータを一括した状態で設定ロックすることが可能になる。
以下に、添付の図面を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。
図1を参照して、画像処理装置1は、検査対象(ワーク)Wを撮影するためのカメラ2と、カラーカメラ2から供給された撮像画像を処理する画像処理装置本体3と、画像処理装置本体3に接続されたモニタ4とを有し、画像処理装置本体3には、複数のカメラ2が接続可能である。画像処理装置1の各種設定は、ユーザがモニタ4に表示される画面を使って行うことができ、また、日々の運用では、カメラ2からの撮像画像を画像処理して各種の計測や検査を行い、その結果がモニタ4に表示される。
画像処理装置1のパラメータの設定は、(1)カメラ2に関する設定、(2)共通設定、(3)画像処理設定、(4)設定パラメータ、(5)数値演算設定などに分類することができ、具体的に例示すれば以下の通りである。
(1)カメラ2に関する設定:シャッタースピード、ゲイン、オフセット、トリガ設定、プログレッシブ/インターレース設定、画像サイズ設定;
(2)共通設定:マスター画像設定、フィルタ設定、照明補正設定、色抽出設定、位置補正設定、出力設定;
(3)画像処理設定:面積計測、サーチ計測、エッジ計測、プロブ計測、欠陥計測、温度計測など
(4)設定パラメータ:2値化レベル、照明補正設定(画像処理種類毎に設定可能なもの)、フィルタ設定(画像処理毎に可能なもの)、色抽出設定(画像種類毎に設定可能なもの)、計測領域、マスク領域、サーチにおける角度範囲、精度、複数のサーチ結果のソート方法、出力したい検出物の指定、エッジ検出条件指定、座標変換パラメータ指定など;
(5)数値演算設定:数式、係数など
画像処理装置1は、設定に関し、画像処理装置1に精通した管理者を対象にした管理モードと、運用を行うオペレータを対象にした運用モードとを含み、管理モードに入るには、例えば割り付けられたキーボタンを押すことにより図2に示すダイアログボックスを開いて特定の入力操作つまり例えばパスワードを入力し、次いでOKボタンを押すことが要求される。逆に、管理モードから運用モードに戻すには、そのために割り付けられたキーボタンを押すことにより行うことができる。管理モード、運用モードのモード切り替えは、モニタ4の表示画面の如何に関わらず行うことができる。
画像処理装置1は、ユーザが行う各種の設定に関し、従来と同様に階層構造のユーザインタフェースが採用されている。図3〜図8はその具体例を示す。これら図3〜図6を参照して、階層構造のユーザインターフェースの概要を説明すると、先ず、図3は設定編集に関する、「設定の編集」と標題したメインメニューがモニタ4の左隅に表示されている状態を示す。図3に例示のメインメニューには、上から「画像入力」「画像登録」「ウィンドウ」・・・「更新」のメニュー項目が含まれる。
図4は、メインメニューの右隣に第2階層のダイアログボックスが表示された状態を示す。図4に例示の第2階層のダイアログボックスは、メインメニュー項目「ウィンドウ」に関するものであり、この第2階層ダイアログボックスには、右側のウィンドウに、「ウィンドウ」に関するプログラムの一覧が表示されており、左側のウィンドウには、対応するプログラムの登録名が、ID番号「W001〜8」と一緒に表示される。右側の各種のプログラム名つまり「パターンサーチ」、「エリア」などはメーカ側で設定したカテゴリつまり設定対象を種類する名称であり、横並びの登録名は、ユーザが任意に登録可能である。なお、図4、図5では、IDW001などに「名前」と表示されているが、これは、ユーザが登録前であることを意味しているに過ぎない。
図5は、図4の第2階層ダイアログボックスの右ウィンドウが別の第2表示モードに切り替わった状態を示す。すなわち、図4を参照して説明した第2階層ダイアログボックスの右ウィンドウのカテゴリ種類表示のための第1表示モードは、図5の第2表示モードに切り換え可能であり、第2表示モードでは、設定項目及びその右側に現在の設定状態が表示される。図6は、第3階層のダイアログボックスを示し、この第3階層のダイアログボックスは設定編集ダイアログボックスである。
次に、図3から図4、図4から図5へとモニタ表示を変遷させるための操作を説明する。図3は、メインメニューに表示された、いずれのメニュー項目もフォーカスされていない状態を示す。つまり、図3はメインメニューが表示された直後の状態を示している。表示メニューから所望のメニュー項目を選択するには、ユーザが図外のEnterキーを押すことで行うことができ、これによりメインメニューにフォーカスが始めて出現する。このフォーカス表示初期にどのメニュー項目をフォーカスするかは任意であるが、一般的には一番上の「画像入力」である。フォーカスの上下移動は、図外の上下キーを操作することにより行うことができる。
図4は、ユーザが図外の上下キーを操作してメインメニューの上から3番目のメニュー項目「ウィンドウ」をフォーカスしたときの表示状態を示しており、モニタ4の右側に、項目「ウィンドウ」に関する第2階層のダイアログボックスが第1表示モードで表示されている。このことから理解できるように、図3のメインメニューで、いずれかのメニュー項目がフォーカスされると、フォーカスされたメニュー項目に対応する第2階層のダイアログボックスがメインメニューに右隣に表示される。したがって、ユーザがメインメニューのフォーカスを上下させることで、フォーカスしたメニュー項目に関連した第2階層のダイアログボックスを、順次、表示させることができる。
図4において、モニタ右側に表示の第2階層ダイアログボックスには、前述したように、右ウィンドウに設定対象の種類として各種プログラムが表示され、左側ウィンドウには、ユーザが登録した登録名が横隣に対応付けて表示される。ユーザは、この第2階層ダイアログボックスの表示(第1表示モードの表示)を見ることで、メニュー項目「ウィンドウ」にどのような設定対象が含まれるかの概要を知ることができる。
ユーザが更に詳細を知りたいときには、ユーザがEnterキーを押すことで、メインメニューから第2階層ダイアログボックスに移すことができる。フォーカスが第2階層ダイアログボックスに移動した初期にどの登録名をフォーカスさせるかは任意であるが、一般的には、一番上のID「W001」が付記されたユーザ登録名である。フォーカスがメインメニューから第2ダイアログボックスに移動するのに同期して、第2ダイアログボックスの右ウィンドウは表示モードが第2表示モードに切り替わる。第2表示モードでは、第2ダイアログボックスでフォーカスされている登録名に対応した表示内容になる。図5は、一番上の「W001」がフォーカスされているときの第2表示モードを示す。
第2ダイアログボックスのフォーカスは、ユーザが上下キーを操作することで上下し、フォーカスした各登録名に対応して右ウィンドウには、その設定項目などが表示される。すなわち、第2ダイアログボックスの左ウィンドウに表示の各種の登録名のいずれかがフォーカスされると、フォーカスされている登録名に属する設定項目及び設定内容の全てが表示される。
第2表示モードでは、ユーザが自ら名付けた各登録名に含まれる各種の設定項目が表示され、また、この設定項目に関連した設定事項の概要が表示される。図5を参照して具体的に説明すると、図5は一番上のID「W001」の登録名つまり「パターンサーチ」プログラムをフォーカスした表示例を示しており、第2ダイアログボックスの右ウィンドウには、「パターンサーチ」プログラムに含まれる各種の設定項目及びこれに対応した現在の設定状況が横並びで、つまり互いに関連付けた状態で表示される。
これにより、ユーザは、自ら名付けた「W001」の登録名に関連した全ての設定項目及び各項目の現在の設定状況を確認することができる。勿論、ユーザが、第2ダイアログボックスのフォーカスを図外の上下キーを操作して移動させることで、フォーカスした登録名に対応した各種の設定項目及びこれに対応した現在の設定状況を表示させることができ、複数の登録名に関する様々な設定対象の設定項目及びこれに対応した現在の設定状況を上下キーを操作するだけで確認することができる。なお、第2ダイアログボックスの右ウィンドウの第2表示モードは、例えば図外のReturnキーを押すことで第2表示モードに戻すことができる。
図5に戻って、ユーザが、第2階層ダイアログボックスに表示されている設定項目及びこれに対応する現在の設定状態を見て、もし編集する必要があれば、図外のEnterキーを押すことで、第3階層のダイアログボックスを表示させることができる(図6)。
図6は、第2階層ダイアログボックスで「W005」(つまり「パターンサーチ」)がフォーカスされているときに、図外のEnterキーを押して決定したときに表示される第3階層ダイアログボックスである。すなわち、図6は、「パターンサーチ」に関する設定編集ダイアログボックスが表示されている状態を示している。この設定編集ダイアログボックスの表示態様は、図5の第2階層の第2表示モードの表示態様と実質的に同じであるのが好ましく、これにより、第2階層の第2表示モードから、この第3階層の表示に移行したときに、ユーザは、違和感なく、第3階層ダイアログボックスの表示を見ることができる。
第3階層のダイアログボックスは左右に画面分割されており、左側のウィンドウに設定項目の一覧が表示され、右側のウィンドウに各設定項目に対応した設定内容が横並びに表示される。この右ウィンドウの表示形態は、後の説明から分かるように、第3階層で何もフォーカスされていないときの第1表示モードである。つまり、初期表示の第3階層ダイアログボックスではフォーカスが現れておらず、フォーカスは例えばEnterキーを押すことにより出現する。このフォーカス表示初期にどの設定項目をフォーカスするかは任意であるが、一般的には一番上の項目「カメラ選択」である。フォーカスの上下移動は、図外の上下キーを操作することにより行うことができる。
図7は、第3階層ダイアログボックスの左ウィンドウに一覧表示されている項目「詳細設定」がフォーカスされたときの表示を示す。この図7から理解できるように、第3階層ダイアログボックスの右ウィンドウは第2表示モードに切り替わり、「詳細設定」に関する個別設定画面になる。図8は、この個別設定画面を抽出した図である。なお、この第2表示モードから図外のReturnキーを押すことにより上述した第1表示モードに戻すことができる。
ちなみに、図8に例示の詳細設定画面に一番上に表示のパラメータつまり設定内容「サーチ感度」をフォーカスすると、「サーチ感度」として、プルダウン表示を使って高感度、普通、低感度を選択することができる。同様に、その下に表示のパラメータつまり「サーチ精度」をフォーカスすることで、「サーチ精度」の設定を行うことができる。第3階層ダイアログボックスの表示が第2モードに切り替わると、フォーカスが右ウィンドウに移行する。このフォーカス移行初期にどの設定内容をフォーカスするかは任意であるが、一般的には一番上の「サーチ感度」である。フォーカスの上下移動は、図外の上下キーを操作することにより行うことができる。「詳細設定」の各種のパラメータの設定編集が完了したら一番下の「入力完了」をフォーカスすればよい。これによりフォーカスは、左ウィンドウに移行し、左ウィンドウのリストから別の設定項目をフォーカスすることで、当該設定項目の個別設定画面を右ウィンドウに表示させることができ、右ウィンドウに表示された個別設定画面を使ってパラメータの設定編集を行うことができる。
叙上のように、実施例のユーザインターフェースでは、画像処理装置1の設定に関する表示が階層構造で構成され、下層に位置する第3階層の設定編集ダイアログボックス(図7)で詳細な設定が可能な構成となっており、第3階層の設定編集ダイアログボックスの上位階層である第2階層のダイアログボックス(図6)に、第3階層で設定編集可能な対象の一覧が表示されると共に、この一覧の中からユーザがフォーカスした設定対象の子ダイアログボックス(第3階層)で編集可能な設定項目及び現在の設定内容が表示される。これにより、管理者又はオペレータは、第3階層まで入り込まなくても第2階層の表示を見ることで各種のパラメータの設定内容を確認できるという利点がある。
第2階層のダイアログボックスの第2表示モード(図5)では、右ウィンドウに、設定項目及びこれに関連した設定内容が表示されるが、所々に設定項目に鍵マークが表示される。すなわち、図5を見ると、設定項目「サーチ領域」、「角度範囲」及び「実行条件」に鍵マークが付されていることが分かるであろう。この「鍵マーク」は、この設定項目に関して管理者が設定ロックしたことを表示するものであり、鍵マーク付きの設定項目に関しては設定変更が禁止された状態にあることを示す。これにより、管理者又はオペレータは、第3階層まで入り込まなくても第2階層の表示を見ることで各種の設定項目の設定変更がロックされた状態であるかアンロック状態にあるかを確認できるという利点がある。
叙上の説明から分かるように、オペレータは、鍵マークを見ることにより、当該設定対象に関して設定変更が許可されていないことを第2階層のレベルで知ることができる。
設定変更のロック、アンロックは、前述したように、どの階層のダイアログボックスが表示されていても管理モードに切り替えることで可能であるが、例えば第2階層のダイアログボックス(図5)が表示されている状態で行う場合を例に、この図5の表示例を参照しながら、設定変更のロック、アンロックの具体的な操作を説明する。
前述したように、管理者は、割り付けられたキーボタンを押して図2に示すモード切り替えダイアログボックスを開き、このダイアログボックスの入力欄にパスワードを入力し、次いでOKボタンを押すことにより管理モードに入ることができる。管理者は、図5の表示状態のときに、例えば設定項目「サーチ領域」に関する設定変更にロックをかけたいときには、管理者モードに入り、次いで、図5の表示の表示項目「サーチ領域」をフォーカスして例えばEnterキーを押すことにより、図9のロック設定ダイアログボックスを開き、このロック設定ダイアログボックスのボタン「はい」を押すことで、設定項目「サーチ領域」に関する設定変更をロックすることができる。例えば、再びEnterキーを押すと管理者モードから運用モードに移り、図5に示すように、設定項目「サーチ領域」に鍵マークが表示される状態になる。このような設定ロックは、図7及び図8を参照して説明した設定編集の作業を終えた段階で行うことで行うこともできる。
逆に、図5の表示の中から例えば設定項目「サーチ領域」の鍵マーク(設定ロック)を解除したいのであれば、図2に示すモード切り替えダイアログボックスを開いて管理者モードに入り、図5の表示の表示項目「サーチ領域」をフォーカスして、Enterキーとは別の予め割り付けられたキーを押すことにより、図9のロック設定ダイアログボックスと類似のロック解除ダイアログボックスを開き、このロック解除ダイアログボックスのボタン「はい」を押すことで、設定項目「サーチ領域」に関する設定ロックを解除することができる。次いで、所定のキーボタン(例えばReturnキー)を押して管理者モードから運用モードに移ることで、図5の設定項目「サーチ領域」から鍵マークが除去された状態になる。勿論のことであるが、鍵マークの無い設定項目については、前述したように、オペーレータが第3階層のダイアログボックスを使って設定編集することができる。逆に、鍵マーク付きの設定項目については、その設定内容を変更することができない
叙上の説明から理解できるように、各設定項目には設定変更設定変更が可能か否かの属性が付与されており、管理者だけが設定変更のロック及びロック解除を行うことができる。またオペレータ(運用者)にとって、設定ロックされた状態であるか否かは、設定編集ダイアログボックスの上位の階層の親ダイアログボックス(図5)で、各設定対象に鍵マークを付した状態で表示されると共に現在の設定内容が表示されることから、オペレータ(運用者)が、この鍵マークを見ることで自らが手を触れてはならない重要な設定事項であることを知ることができる。勿論、オペレータが第3階層のダイアログボックスを開いて鍵マーク付きの設定項目の設定変更を試みたとしても許可されることはない。
なお、図3〜図8の表示状態のときに、運用モードから管理モードに切り替えたときに、設定項目のロックを全て解除するようにしてもよい。
図10は、図3のメインメニューのメニュー項目に類する画像処理のフローをビジュアル化した表示例を示す。このフローには、画像取込、ウィンドウ設定、演算などのステップが表示されており、上述した手法により管理者は各ステップ毎に設定ロック及びロック解除を行うことができ、設定ロックされたステップには鍵マークが表示される。例えば図10では、カメラ1、カメラ2のうち、カメラ1に鍵マークが付記されているが、カメラ1に関する各種の設定がロック状態にあることを示している。
このように、カメラ毎及び画像処理の種類毎に設定変更が可能な否かの属性が付与され、これによりカメラ毎及び画像処理毎に設定変更を許可しない状態にすることができる。
画像処理装置の全体構成を示す図である。 運用モードから管理モードに切り替えるためのダイアログを示す図である。 具体例として設定編集のためのメインメニューの開いた状態を示す図である。 メインメニューのメニュー項目をフォーカスすることで第2階層ダイアログボックスが開いた状態を示す図である。 第2階層の第2表示モードを示す図である。 第3階層ダイアログボックスを開いた状態を示す図である。 第3階層ダイアログボックスの第2表示モードを示す図であり、この第2表示モードでパラメータの設定編集を行うことができる。 第3階層ダイアログボックス(設定編集ダイアログボックス)の第2表示モードで表示される設定編集画面を抽出した図である。 設定ロックを行うためのダイアログボックスを示す図である。 メニュー表示の一例としてフローをビジュアル形式で表示するメニュー表示を示す。
符号の説明
1 画像処理装置
2 カメラ
3 画像処理装置本体
4 モニタ

Claims (6)

  1. 設定に関するユーザインターフェースが階層化された画像処理装置の設定方法であって、
    設定変更可能な各種の設定項目毎に設定変更可能か否かの属性を付与し、
    個々の設定項目毎に設定変更をロックすることにより当該設定項目の設定変更ができない状態にすることを特徴とする画像処理装置の設定方法。
  2. 各階層をダイアログボックスで表示し、
    該ダイアログボックスに設定変更がロックされている状態を表示する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置の設定方法。
  3. 前記ダイアログボックスが表示されている状態で、特定の操作を行うことにより、当該ダイアログボックスに表示されている設定項目の設定変更のロック又はロック解除を行うことができる、請求項2に記載の画像処理装置の設定方法。
  4. 前記設定項目が、該設定項目の設定を行うための設定編集ダイアログボックスの上位階層の親ダイアログボックスに表示されると共に、前記設定変更のロック状態が表示される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像処理装置の設定方法。
  5. 設定項目の種類毎に設定変更可能か否かの属性を付与し、
    前記種類毎に設定変更をロックすることにより、当該種類に属する設定項目の設定変更ができない状態にすることができる、請求項1〜4のいずれか一項に拒絶査定の画像処理装置の設定方法。
  6. 前記画像処理装置を日常業務で使用する運用モードと、管理者が前記画像処理装置を管理する管理モードとに切替可能であり、
    前記運用モードから前記管理モードへの切替が特定の操作を行うことにより実行され、
    前記運用モードから該管理モードに切替えたときに、前記設定変更のロックが解除される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像処理装置の設定方法。
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