JP2006023843A - Idリンク決済カードシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】
クレジットカード決済を行う際に、利用者に対してIDリンク決済カードを発行し、そのIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行う為の、IDリンク決済カードシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、IDリンク決済カードシステムは、クレジットカード番号とIDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、IDに対応するクレジットカード番号に基づいてクレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理システムと、を有するIDリンク決済カードシステムである。
【選択図】 図1
クレジットカード決済を行う際に、利用者に対してIDリンク決済カードを発行し、そのIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行う為の、IDリンク決済カードシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、IDリンク決済カードシステムは、クレジットカード番号とIDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、IDに対応するクレジットカード番号に基づいてクレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理システムと、を有するIDリンク決済カードシステムである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、クレジットカード決済を行う際に、利用者に対してクレジットカード番号に関連づけられたIDが記録された決済カード(IDリンク決済カード)を発行し、当該IDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行う為の、IDリンク決済カードシステムに関する。
クレジットカードには、クレジットカード会社が直接発行するクレジットカードの他、クレジットカード会社と提携した百貨店のような小売業者やホテルのような観光業者(以下、小売業者等)が発行する、ハウスカードと呼ばれるその小売業者等でのみ利用可能なクレジットカードが存在する。ハウスカードで当該小売業者等で買い物をすると、割引やポイントの付与等の優遇措置があることから、利用者にとって有益である。一方、小売業者等にとってみても、利用者がハウスカードを所有していれば、顧客を囲い込みすることに繋がるので、ハウスカードを発行することに注力している。
ハウスカードを利用者が利用する為には、利用の際、或いは事前にハウスカードを取得する必要がある。旅行者等がハウスカードと同等の優遇措置を受ける場合であっても、原則としてハウスカードを取得する必要があるが、旅行者等の場合、必ずしも反復利用をするとは限らない為、結果としてハウスカードの取得を断念する場合もある。
又、このような旅行者に対する対策として、旅行前に事前に旅行者に対して優遇措置を受けられることを証明する優待証明等を発行することもある。特に海外からの旅行者に対して優待証明を発行する場合、その優待証明は当該国の母国語で記されることとなるが、それを利用するのは日本であって、日本の従業員が優待証明に記載されている内容を理解する為に、小売業者等の従業員に対して当該優待証明について教育をする必要がある。そうしなければ従業員が優待証明の優遇措置について理解することが出来ず、結果として利用者に対する対応が遅延する等によって印象を悪化させてしまう場合もある。
このようにハウスカードに代わる優待証明については課題が多い。その為、旅行者等に対してもハウスカードと同等の効果を有するものを発行することが出来ると好ましい。
そこで本発明者等は、クレジットカードの利用者に対して、小売業者等毎の一意のIDを発行し、そのIDとクレジットカード番号とを対応させ、旅行者等の利用者に対してはIDを記録した認証カード(IDリンク決済カード)を発行することによって、そのIDリンク決済カードを小売業者等で利用することによって、優遇措置を受けられる上にクレジットカード決済を行うことが可能な、IDリンク決済カードシステムを発明した。
第1の発明は、利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、前記IDリンク決済カードシステムは、前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、前記IDに対応するクレジットカード番号に基づいてクレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理システムと、を有するIDリンク決済カードシステムである。
このように構成することで、利用者にIDを記録したIDリンク決済カードを発行し、利用者は通常のクレジットカードの場合と同様にそれを百貨店等で提示することによって、百貨店等の従業員は通常のクレジットカードと同様にクレジットカードリーダーに当該IDリンク決済カードを読み取らせる。これによって、自動的にIDに対応づけられたクレジットカードで決済を行うことが出来るので、優待証明等の教育を従業員に施す必要がない。
第1の発明は、以下のように構成しても良い。即ち、利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、前記IDリンク決済カードシステムは、前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、前記IDに対応するクレジットカード番号に基づいてクレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理システムと、前記IDリンク決済カードに記録されたIDを読み取るクレジットカードリーダーから受信したクレジットカード決済の電文フォーマットを、前記クレジットカードリーダーの電文フォーマットから、前記クレジットカード決済処理システムで用いる電文フォーマットに変換後、前記ID変換センターシステムに送信するデータ転送システムと、を有するIDリンク決済カードシステムである。
クレジットカードリーダーが利用するクレジットカード通信回線網は、各クレジットカード会社が用意しているものがある。そうすると、クレジットカードリーダーでIDリンク決済カードに対応していないクレジットカード通信回線網を利用した場合、ID変換システムを介さずに直接クレジットカード決済処理システムに送信されてしまう。その場合、IDとクレジットカード決済の金額とが送信されることとなるが、IDとクレジットカード番号は一致しないことから、エラー扱いとなってしまう。そこで上述の発明のデータ転送システムを設け、そこで電文フォーマットの変換を行うことによって、異なる電文フォーマットのクレジットカード通信回線網であっても、IDリンク決済カードを利用することが出来る。
第1の発明は、以下のように構成しても良い。即ち、利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、前記IDリンク決済カードシステムは、前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、前記IDリンク決済カードに記録されたIDを読み取るクレジットカードリーダーから受信したクレジットカード決済の電文フォーマットを、前記クレジットカードリーダーの電文フォーマットから、前記クレジットカードの決済処理を行うクレジットカード決済処理システムで用いる電文フォーマットに変換後、前記ID変換センターシステムに送信するデータ転送システムと、を有するIDリンク決済カードシステムである。
このように構成することで、IDリンク決済カードの決済に用いるクレジットカードのブランドにはとらわれず、どのようなブランドであってもIDリンク決済カードを利用することが出来る。
前記ID変換センターシステムは、前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID・クレジットカード番号記憶手段と、前記IDリンク決済カードに記録されたIDを読み取るクレジットカードリーダーから前記IDを受信し、前記IDに対応するクレジットカード番号を前記ID・クレジットカード番号記憶手段から抽出し、抽出したクレジットカード番号を前記クレジットカード決済処理システムに送信するID変換手段と、を有するIDリンク決済カードシステムとすると良い。
又、前記ID変換センターシステムは、前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID・クレジットカード番号記憶手段と、前記クレジットカードリーダーで読み取った前記IDを前記データ転送システムを介して受信し、前記IDに対応するクレジットカード番号を前記ID・クレジットカード番号記憶手段から抽出し、抽出したクレジットカード番号を前記クレジットカード決済処理システムに送信するID変換手段と、を有するIDリンク決済カードシステムとすると良い。
このようなID変換センターシステムを設けることによって、IDに対応するクレジットカード番号を抽出することが出来る。
前記クレジットカード決済処理システムは、前記クレジットカード番号とそのクレジットカード番号のクレジットカード決済金額とを対応づけて記録するクレジットカード決済記憶手段と、前記ID変換センターシステムからクレジットカード番号とそのクレジットカード番号による決済金額とを受信し、前記クレジットカード決済記憶手段に記憶している前記クレジットカード番号のクレジットカード決済金額に前記受信した決済金額を加算して更新することで、クレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理手段と、を有するIDリンク決済カードシステムとしても良い。
このように構成することで、IDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うことが出来る。
又、前記クレジットカード決済記憶手段は、前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額と、前記クレジットカードによる通常のクレジットカード決済の決済金額とを区別して記録しており、前記クレジットカード決済処理手段は、前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額を更新する際に、前記クレジットカード決済記憶手段に記憶する前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額に前記受信した決済金額を加算して更新することで、クレジットカード決済処理を行う、IDリンク決済カードシステムとしても良い。
通常のクレジットカード決済の決済金額と、本発明のIDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額とを区別して記録することで、IDリンク決済カードの利用に対する優遇措置(割引額、タックスリファンドの金額等)を容易に算出することが出来る。
前記クレジットカード決済処理手段は、前記IDリンク決済カードの利用終了の指示を受信した際に、前記ID変換センターシステムから前記クレジットカード番号とマイナスの決済金額を受信し、前記クレジットカード決済記憶手段に記憶している前記クレジットカード番号のクレジットカード決済金額に前記受信したマイナスの決済金額で更新することで、前記IDリンク決済カードの利用者に対して優遇措置を付加する、IDリンク決済カードシステムである。
このようにマイナスの売上を決済金額としてクレジットカード決済金額に加算することで、実質的にクレジットカード決済金額から当該優遇措置に係る金額を減じていることとなる。又、利用者は確実に優遇措置を受けることも出来る。
前記クレジットカード決済処理手段は、前記IDリンク決済カードの利用終了の指示を受信後、前記クレジットカードリーダーから前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額の利用合計額を前記クレジットカード決済記憶手段から抽出し、前記クレジットカードリーダー又は前記返却処理を担当する担当者が利用する端末に於いて、前記利用合計額の承認の署名を求める為の伝票又は利用合計額の承認を求める為の画面の出力指示を、前記端末又は前記ID変換センターシステムを介して前記クレジットカードリーダーに送信する、IDリンク決済カードシステムである。
上述のようにIDリンク決済カードによるクレジットカード決済の利用合計額の承認を求める為の伝票、画面を出力することによって、利用者にその利用の承認を求めることが出来る。この利用の承認を行うことで、IDリンク決済カードを利用していない等の利用者からの後日のクレームを防ぐことが出来る。
前記データ転送システムは、前記ID変換センターシステムから受信したクレジットカード決済の処理結果の電文フォーマットを、前記クレジットカード決済処理システムで用いる電文フォーマットから前記クレジットカードリーダーの電文フォーマットに変換後、前記クレジットカードリーダーに送信する、IDリンク決済カードシステムである。
本発明のように構成することによって、利用者に対して優待証明やハウスカード自体を発行しなくても良い。特にこれらのクレジットカード(ハウスカード)を発行する場合には、通常のクレジットカードの発行手続と同様の審査が必要となるが、本発明のように利用者が元々所有しているクレジットカードにIDを紐づけて決済を行うだけである場合には、IDリンク決済カードの発行時点に於ける与信照会を行うだけで、利用者にIDリンク決済カードを発行することが出来る。
又、利用者の所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応するIDを記録したIDリンク決済カードを発行することによって、小売業者等の従業員に対して別途優待証明等の教育を施すことも不要となる。つまり、従業員はクレジットカードと同様の決済処理を施せば、本発明のIDリンク決済カードシステムによって自動的に優遇措置とクレジットカード決済とが行われるので、スムースな接客を可能とせしめる。
本発明のIDリンク決済カードシステム1のシステム構成の一例を示すシステム構成図を図1に示す。IDリンク決済カードシステム1は、ID変換センターシステム2とクレジットカード決済処理システム5とからなる。
ID変換センターシステム2は、利用者に発行したIDリンク決済カードに記録したIDに対応するクレジットカード番号を抽出するシステムであって、ID・クレジットカード番号記憶手段3とID変換手段4とを有する。尚、利用者に発行するIDリンク決済カードは、クレジットカードリーダー8で読み取り可能な磁気カード、ICカードであり、プラスチック、紙のように、如何なる素材を用いても良い。又、このIDリンク決済カードの大きさは、通常のクレジットカードと同様の規格で設計されていると良いが、クレジットカードリーダーで読み取り可能であれば、それに限定するものではない。
ID・クレジットカード番号記憶手段3は、利用者の所有するクレジットカードのクレジットカード番号と、それに対応するIDを記憶する手段である。図7にID・クレジットカード番号記憶手段3に記憶するIDとクレジットカード番号の概念図を示す。
ID変換手段4は、クレジットカードリーダー8で読み取ったIDリンク決済カードに記録しているIDに基づいて、それに対応するクレジットカード番号をID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出し、抽出したクレジットカード番号をクレジットカード決済処理システム5に送信する手段である。尚、この際にIDリンク決済カードによるクレジットカード決済の情報、例えば決済金額、支払い方法等も併せて送信すると良い。
クレジットカード決済処理システム5は、クレジットカードの決済処理を行うシステムであって、クレジットカード決済記憶手段6とクレジットカード決済処理手段7とを有する。
クレジットカード決済記憶手段6は、クレジットカード番号とそのクレジットカード番号による決済金額とを対応づけて記憶する手段である。図8にクレジットカード決済記憶手段6に記憶するクレジットカード番号とその決済金額の概念図を示す。
クレジットカード決済処理手段7は、利用者に発行されたIDリンク決済カードに記憶するIDに対応するクレジットカード番号を、ID変換センターシステム2から受信し、そのクレジットカード番号でクレジットカード決済の処理を行う手段である。具体的には当該クレジットカード番号の決済金額に、新たに行ったクレジットカード決済の金額を加算しクレジットカード決済記憶手段6に記憶する。
例えばID変換センターシステム2から受信したクレジットカード番号が「1234−5678−9012−3456」であり、その決済金額が「5,000円」、クレジットカード決済記憶手段6に記憶する当該クレジットカード番号のクレジットカード決済の金額が図8に示すように「15,000円」であった場合、「15,000円」に新たな決済金額「5,000円」を加算し、「20,000円」を新たな決済金額とする。この処理後のクレジットカード決済記憶手段6の概念図を図9に示す。
次に図1の実施形態の処理プロセスの流れを図4から図6のフローチャート図を用いて説明する。
まず利用者に対してIDリンク決済カードを発行する際の処理プロセスを図4を用いて説明する。
IDリンク決済カードを利用することを希望する利用者は、所定の施設、例えば空港施設、港湾施設、宿泊施設、百貨店等の店舗等に於いて、所定の利用申込を行う(S100)。この際に、利用者の氏名、住所、連絡先等の所定事項の他に、利用者がIDリンク決済カードで決済を行った場合、その決済を引き落とすクレジットカードの提示を行う。
利用申込を受け付けた上記各施設の担当者は、そのクレジットカードをクレジットカードリーダー8で読み取り、当該クレジットカードに紐づけられた(リンクされた)IDリンク決済カードを発行することが出来るか否かの与信照会を行う(S110)。具体的には、クレジットカードリーダー8で読み取ったクレジットカード番号で与信照会の指示をクレジットカードリーダー8からクレジットカード決済処理システム5に対してクレジットカード通信回線網9を介して送信する。そして与信照会を受信したクレジットカード決済処理システム5は、所定の方法で与信照会を実行する。即ち、受信したクレジットカード番号に基づいて、クレジットカード決済記憶手段6に記憶する当該クレジットカード番号の決済金額が所定の限度額以内であるか、利用停止等がないか、延滞がないか等を照合し、その結果を当該クレジットカードリーダに送信する。具体的には、与信照会の結果とそのクレジットカード番号とをID変換センターシステム2に送信し、当該クレジットカード番号の対応するIDをID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出し、抽出したIDと与信照会の結果とを再度クレジットカード通信回線を介してクレジットカードリーダー8に送信する。
与信照会の結果、限度額を超過している、利用停止等の措置がある等の理由によりIDリンク決済カードの発行が行えない場合には、その旨を担当者が利用者に対して伝達する。
一方、与信照会の結果、何ら問題がなくIDリンク決済カードの発行を行える場合には、IDリンク決済カードに記憶されているIDと当該クレジットカード番号の紐付けを行う(S120)。具体的には、クレジットカード会社から上記各施設に対して予め渡されているIDリンク決済カードに記憶したIDと、紐付け対象となるクレジットカード番号とを所定の端末(上記各施設の担当者が利用するコンピュータ端末であることが好適であるが、クレジットカードリーダー8であっても良い)から入力し、ID変換センターシステム2に送信する。
ID変換センターシステム2でIDとクレジットカード番号とを受信すると、それらを紐付け対象としてID変換手段4が、ID・クレジットカード番号記憶手段3に対応づけて記憶する。例えばIDが「3」、クレジットカード番号が「9012−5678−1234−5678」であった場合、それを受信したID変換手段4は、ID・クレジットカード番号記憶手段3にIDとして「3」、クレジットカード番号として「9012−5678−1234−5678」を対応づけて記憶する。この記憶後のID・クレジットカード番号記憶手段3の概念図を図10に示す。
S120の紐付けについてID変換センターシステム2で終了した旨の通知を所定の端末で受信した担当者は、当該IDを記憶したIDリンク決済カードを利用者に対して発行する(S130)。好適にはそのままIDリンク決済カードを手渡せば良い。尚、IDリンク決済カードに予めIDを記憶している場合にはS120、S130のような処理プロセスとなるが、IDリンク決済カードに予めIDを記憶しない場合には、担当者が所定の端末からIDリンク決済カードの発行指示と利用者のクレジットカード番号とを送信すると、それらを受信したID変換センターシステム2のID変換手段4が、IDを新たに作成し、そのクレジットカード番号と新たに作成したIDとを上述のようにID・クレジットカード番号記憶手段3に対応づけて記憶する。そして、新たに作成したIDを当該所定の端末に送信し、担当者が所定の操作をすることによって、IDを記憶していないIDリンク決済カードの記憶部(磁気ストライプ、ICメモリ等)に、前記作成したIDを書き込む。そして担当者はそのIDリンク決済カードを利用者に対して発行する。
このようにIDを発行時にIDリンク決済カードに記憶させることによって、IDの不正使用等のセキュリティ面を向上させることが出来る。
次に上述のように発行されたIDリンク決済カードを用いて利用者がクレジットカード決済を行う場合を図5のフローチャート図を用いて説明する。
利用者はIDリンク決済カードでクレジットカード決済を行うことを希望する場合、そのIDリンク決済カードを利用することが出来る百貨店等に赴き、購入する商品と共にIDリンク決済カードを提示する(S200)。
百貨店等のレジ担当者は、提示されたIDリンク決済カードを、通常のクレジットカードの場合と同様にクレジットカードリーダー8に読み取らせる(S210)。これによって、クレジットカードリーダー8が、IDリンク決済カードに記憶されたIDを読み取る。例えば読み取ったIDが「1」であったとする。
IDを読み取ったクレジットカードリーダー8は、クレジットカード決済する決済金額(例えば5,000円)と、そのID(「1」)とをクレジットカード通信回線網9を介してID変換センターシステム2に送信し、それらを受信したID変換センターシステム2のID変換手段4は、当該IDが対応するクレジットカード番号を抽出する。
上述の例ではIDが「1」であるので、ID変換手段4は、ID「1」に対応するクレジットカード番号をID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出することとなる。即ち、図8に記載のように「1234−5678−9012−3456」を抽出することとなる。
ID変換手段4は、抽出したクレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)と決済金額(「5,000円」)とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。このクレジットカード番号、決済金額とを受信すると、クレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、クレジットカード決済記憶手段6を参照することで当該クレジットカード番号に対してクレジットカード決済を認めるか否かの与信照会を行うこととなる。
クレジットカード決済処理手段7は、与信照会の結果、クレジットカード決済を認める場合には(S240)、当該クレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)のクレジットカード決済の決済金額「15,000円」に新たな決済金額「5,000円」を加算し、「20,000円」を新たな決済金額とすることによって、クレジットカードでの決済処理を行う(S250)。この際に、通常のクレジットカードによる決済と区別する為に、決済金額(「20,000円」)のうち、当該IDリンク決済カードによる決済金額(5,000円」)を区別してその金額を記録しておくと良い。
S250の処理終了後、クレジットカード決済処理手段7は、処理終了の通知と当該クレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)とをID変換センターシステム2に対して送信する。そしてID変換センターシステム2のID変換手段4は、クレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)に対応するIDをID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出し、当該ID(「1」)と処理終了の通知とを、クレジットカード通信回線網9を介してクレジットカードリーダー8に対して送信する(S260)。この通知をクレジットカードリーダー8で受信すると、店舗のレジ担当者は、当該利用者に対してクレジットカードの処理が終わったことを伝達する。
以上のような処理を行うことで、IDを記録したIDリンク決済カードを用いてクレジットカード処理を行うことが可能となる。
次に利用者が帰国する等の事由によりIDリンク決済カードを返却し、優遇措置を受ける場合の処理プロセスの流れを図6のフローチャート図を用いて説明する。
利用者は、所定の施設(好適にはIDリンク決済カードを発行した施設)に赴き、IDリンク決済カードを返却する(S300)。そうすると、当該施設の担当者は、IDリンク決済カードのIDを所定の端末から入力することによって、IDリンク決済カードによる利用合計額の照会要求を送信する(S310)。
即ち、入力したID(「1」)をID変換センターシステム2に送信し、それを受信したID変換手段4は、上述と同様に、当該ID(「1」)に対応するクレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)を抽出する。そしてID変換手段4は、抽出したクレジットカード番号と利用合計額の照会要求とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。
クレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、利用合計額の照会要求に基づいて、当該クレジットカード番号の利用合計額をクレジットカード決済記憶手段6から抽出し、その金額を当該所定の端末に送信する。この利用合計額は、当該クレジットカード番号に対する決済金額であっても良いし、上述のように通常のクレジットカードによる決済金額とIDリンク決済カードの決済金額とを区別してクレジットカード決済記憶手段6に記憶している場合には、IDリンク決済カードによる決済金額(「5,000円」)を当該所定の端末に送信する。
又、S310の利用合計額の照会の際に、当該IDリンク決済カードを用いたことによる割引額又はタックスリファンド等の優遇措置の金額をクレジットカード決済処理手段7が算出し、それも併せて所定の端末に送信すると良い(S320)。
例えば上述のようにIDリンク決済カードによる決済金額が5,000円であって、10%の割引が設定されている場合、500円を優遇措置の金額として当該所定の端末に通知し、5%のタックスリファンドが設定されている場合、250円を優遇措置の金額として当該所定の端末に通知する。
IDリンク決済カードによる利用合計額と優遇措置の金額とを利用者に通知後、当該担当者は、利用者に対して上記利用があったことの承諾を改めて求める。例えば所定の伝票に署名(サイン)を求めたり、所定の画面で「承諾」のボタンを押下してもらう(S330)。従って、クレジットカード決済処理手段7は、上述の利用合計額の通知、優遇措置の金額の通知の際に、当該所定端末又はクレジットカードリーダー8に対して、上述の承諾を求める為の伝票印刷、画面表示等の指示を送信する。
このように利用者に対して再度IDリンク決済カードの利用に対して承諾を求めることで、悪意を持った利用者がIDリンク決済カードを利用していない等主張することを防ぐことが出来る。
当該担当者は、IDリンク決済カードをクレジットカードリーダー8で読み取らせ、上述の優遇措置の金額を入力することによって、マイナスの売上を入力する(S340)。上述の例では、IDリンク決済カードのID(「1」)の売上として、例えば「−500円」或いは「−250円」の売上を入力することとなる。従って、当該IDとそのマイナスの売上金額とをクレジットカードリーダー8がID変換センターシステム2に送信し、ID変換手段4は、上述と同様にそれに対応するクレジットカード番号を抽出し(S350)、抽出したクレジットカード番号と当該マイナスの売上金額とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。
それらを受信したクレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、当該クレジットカード番号に対するマイナスの売上金額を加算し、クレジットカード決済記憶手段6の決済金額を更新する。例えば図9のように20,000円(うちIDリンク決済カードの決済金額は5,000円)である場合、20,000円に「−500円」を加算し、19,500円とする。この場合を図11に示す。
このように割引額やタックスリファンドの金額をクレジットカード決済の決済金額に登録することによって(S360)、利用者はクレジットカード決済の際に確実に優遇措置を受けることが出来る。
クレジットカード決済処理システム5は、クレジットカードの利用請求の所定時期が到来後、その利用者に対してクレジットカードの利用明細を送付する(S370)。
尚、S330に於ける利用者によるIDリンク決済カードの売上の承認作業を不要とした場合には、S300からS370は以下のような処理プロセスとしても良い。この場合の処理プロセスの流れの一例を図12のフローチャート図に示す。
利用者は、所定の施設(好適にはIDリンク決済カードを発行した施設)に赴き、IDリンク決済カードを返却する(S400)。そうすると、当該施設の担当者は、IDリンク決済カードのIDを所定の端末から入力することによって、IDリンク決済カードによるIDリンク決済カードの利用終了の指示を送信する(S410)。
即ち、入力したID(「1」)をID変換センターシステム2に送信し、それを受信したID変換手段4は、上述と同様に、当該ID(「1」)に対応するクレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)を抽出する。そしてID変換手段4は、抽出したクレジットカード番号とIDリンク決済カードの利用終了の指示とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。
クレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、IDリンク決済カードの利用終了の指示に基づいて、当該クレジットカード番号の利用合計額をクレジットカード決済記憶手段6から抽出する。この利用合計額は、当該クレジットカード番号に対する決済金額であっても良いし、上述のように通常のクレジットカードによる決済金額とIDリンク決済カードの決済金額とを区別してクレジットカード決済記憶手段6に記憶している場合には、IDリンク決済カードによる決済金額(「5,000円」)を当該所定の端末に送信する。
又、上述の利用合計額の算出の際に、当該IDリンク決済カードを用いたことによる割引額又はタックスリファンド等の優遇措置の金額をクレジットカード決済処理手段7が算出する(S420)。
例えば上述のようにIDリンク決済カードによる決済金額が5,000円であって、10%の割引が設定されている場合、500円を優遇措置の金額とし、5%のタックスリファンドが設定されている場合、250円を優遇措置の金額とする。
クレジットカード決済処理手段7は、この算出した優遇措置の金額を当該クレジットカード番号に対するマイナスの売上金額として加算し、クレジットカード決済記憶手段6の決済金額を更新する。例えば図9のように20,000円(うちIDリンク決済カードの決済金額は5,000円)である場合、20,000円に「−500円」を加算し、19,500円とする。この場合を図11に示す。
このように割引額やタックスリファンドの金額をクレジットカード決済の決済金額に登録することによって(S430)、利用者はクレジットカード決済の際に確実に優遇措置を受けることが出来る。
クレジットカード決済処理システム5は、クレジットカードの利用請求の所定時期が到来後、その利用者に対してクレジットカードの利用明細を送付する(S440)。
以上のような処理プロセスを経ることによって、利用者はハウスカードに匹敵するIDリンク決済カードを容易に即日利用することが出来る。これによって利用者はハウスカードと同じ優遇措置を受けることができるし、又、優遇措置の内容をクレジットカード決済処理システム5で変更すれば、ハウスカードよりも良い優遇措置を受けることもできる。更に利用者にIDリンク決済カードを発行することによって、百貨店等の店舗は、利用者の囲い込みを行うことも出来る。
次に、実施例1の他の実施例を説明する。クレジットカードリーダー8が利用するクレジットカード通信回線網9は、各クレジットカード会社が用意しているものがある。そうすると、クレジットカードリーダー8でIDリンク決済カードに対応していないクレジットカード通信回線網9を利用した場合、ID変換システムを介さずに直接クレジットカード決済処理システム5に送信されてしまう。その場合、IDとクレジットカード決済の金額とが送信されることとなるが、IDとクレジットカード番号は一致しないことから、エラー扱いとなってしまう。
そこで本実施例2では、クレジットカードリーダー8が接続しているクレジットカード通信回線網9が他のクレジットカード会社のクレジットカード通信回線網9を利用することにより、クレジットカードリーダー8とID変換センターシステム2との間にデータ転送システム10を設けた場合を説明する。尚、説明の簡略化の為、実施例1と同様の部分は説明を省略する。
本発明の実施態様のシステム構成の一例を図2のシステム構成図に示す。図2のシステム構成を有するIDリンク決済カードシステム1に於いては、図1のシステム構成に加えて更にデータ転送システム10を有しており、ID変換センターシステム2、クレジットカード決済処理システム5、データ転送システム10からなる。
本実施例のID変換センターシステム2のID変換手段4は、データ転送システム10からIDを受信し、そのIDに基づいて、対応するクレジットカード番号をID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出し、抽出したクレジットカード番号をクレジットカード決済処理システム5に送信し、実施例1と同様に与信照会、クレジットカード決済を行う。
又、当該クレジットカード番号による与信照会、クレジットカード決済の結果を、ID変換手段4はクレジットカード決済処理手段7から受信し、ID変換手段4は、当該クレジットカード番号に対応するIDをID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出し、そのIDと与信照会、クレジットカード決済の結果とをデータ転送システム10に送信する。
データ転送システム10は、他のクレジットカード会社のクレジットカード通信回線網9を介して、クレジットカードリーダー8が読み取ったIDと与信照会、決済要求等を受信し、この電文フォーマットをID変換センターシステム2に対応する電文フォーマットに変換する。そしてその変換後の電文フォーマットからなるIDと与信照会、決済要求等をID変換センターシステム2に送信する。
又データ転送システム10は、クレジットカード決済処理システム5に於いて、与信照会、クレジットカード決済等が終了した場合、ID変換センターシステム2からIDと、与信照会、クレジットカード決済等の処理結果を受信し、この電文フォーマットを他のクレジットカード会社のクレジットカード通信回線網9を利用するクレジットカードリーダー8に対応する電文フォーマットに変換する。そしてその変換後の電文フォーマットからなるIDと、与信照会、クレジットカード決済等の処理結果を当該クレジットカードリーダー8に送信する。
これらの電文フォーマットの変換には、決済種別等を示す電文のコードを、対応する電文のコードに変換することによって実現される。
次に図2のシステム構成図に於けるIDリンク決済カードシステム1の処理プロセスの流れの一例を説明する。
利用者に対してIDリンク決済カードを発行する際の処理プロセスは、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に上述のように発行されたIDリンク決済カードを用いて利用者がクレジットカード決済を行う場合を図5のフローチャート図を用いて説明する。
利用者はハウスカードであるIDリンク決済カードでクレジットカード決済を行うことを希望する場合、そのIDリンク決済カードを利用することが出来る百貨店等に赴き、購入する商品と共にIDリンク決済カードを提示する(S200)。
百貨店等のレジ担当者は、提示されたIDリンク決済カードを、通常のクレジットカードの場合と同様にクレジットカードリーダー8に読み取らせる(S210)。これによって、クレジットカードリーダー8が、IDリンク決済カードに記憶されたIDを読み取る。例えば読み取ったIDが「1」であったとする。
IDを読み取ったクレジットカードリーダー8は、クレジットカード決済する決済金額(例えば5,000円)と、そのID(「1」)とをクレジットカード通信回線網9を介してデータ転送システム10に対して送信する。データ転送システム10で決済金額とIDとを受信すると、その電文フォーマットをID変換センターシステム2に対応する電文フォーマットに変換する。そしてその変換後の電文フォーマットからなるID決済金額とをID変換センターシステム2に対して送信する。それらを受信したID変換センターシステム2のID変換手段4は、当該IDが対応するクレジットカード番号を抽出する。
上述の例ではIDが「1」であるので、ID変換手段4は、ID「1」に対応するクレジットカード番号をID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出することとなる。即ち、図8に記載のように「1234−5678−9012−3456」を抽出することとなる。
ID変換手段4は、抽出したクレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)と決済金額(「5,000円」)とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。このクレジットカード番号、決済金額とを受信すると、クレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、クレジットカード決済記憶手段6を参照することで当該クレジットカード番号に対してクレジットカード決済を認めるか否かの与信照会を行うこととなる。
クレジットカード決済処理手段7は、与信照会の結果クレジットカード決済を認める場合には(S240)、当該クレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)のクレジットカード決済の決済金額「15,000円」に新たな決済金額「5,000円」を加算し、「20,000円」を新たな決済金額とすることによって、クレジットカードでの決済処理を行う(S250)。この際に、通常のクレジットカードによる決済と区別する為に、決済金額(「20,000円」)のうち、当該IDリンク決済カードによる決済金額(5,000円」)を区別してその金額を記録しておくと良い。
S250の処理終了後、クレジットカード決済処理手段7は、処理終了の通知と当該クレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)とをID変換センターシステム2に対して送信する。そしてID変換センターシステム2のID変換手段4は、クレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)に対応するIDをID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出し、当該ID(「1」)と処理終了の通知とを、データ転送システム10に対して送信する。
ID(「1」)と処理終了の通知とを受信したデータ転送システム10は、受信したID(「1」)と処理終了の通知の電文フォーマットを、他のクレジットカード会社のクレジットカード通信回線網9を利用するクレジットカードリーダー8に対応する電文フォーマットに変換する。そしてその変換後の電文フォーマットからなるIDと処理結果の通知とを当該クレジットカードリーダー8に送信する(S260)。この通知をクレジットカードリーダー8で受信すると、店舗のレジ担当者は、当該利用者に対してクレジットカードの処理が終わったことを伝達する。
以上のような処理を行うことで、IDを記録したIDリンク決済カードを用いてクレジットカード処理を行うことが可能となる。
次に利用者が帰国する等の事由によりIDリンク決済カードを返却し、優遇措置を受ける場合の処理プロセスの流れを図6のフローチャート図を用いて説明する。
利用者は、所定の施設(好適にはIDリンク決済カードを発行した施設)に赴き、IDリンク決済カードを返却する(S300)。そうすると、当該施設の担当者は、IDリンク決済カードのIDを所定の端末から入力することによって、IDリンク決済カードによる利用合計額の照会要求とIDリンク決済カードの利用終了の指示とを送信する(S310)。
即ち、入力したID(「1」)をID変換センターシステム2に送信し、それを受信したID変換手段4は、上述と同様に、当該ID(「1」)に対応するクレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)を抽出する。そしてID変換手段4は、抽出したクレジットカード番号と利用合計額の照会要求と上述の利用終了の指示とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。
クレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、上述の利用終了の指示を受信すると、利用合計額の照会要求に基づいて、当該クレジットカード番号の利用合計額をクレジットカード決済記憶手段6から抽出し、その金額を当該所定の端末に送信する。この利用合計額は、当該クレジットカード番号に対する決済金額であっても良いし、上述のように通常のクレジットカードによる決済金額とIDリンク決済カードの決済金額とを区別してクレジットカード決済記憶手段6に記憶している場合には、IDリンク決済カードによる決済金額(「5,000円」)を当該所定の端末に送信する。
又、S310の利用合計額の照会の際に、当該IDリンク決済カードを用いたことによる割引額又はタックスリファンド等の優遇措置の金額をクレジットカード決済処理手段7が算出し、それも併せて所定の端末に送信すると良い(S320)。
例えば上述のようにIDリンク決済カードによる決済金額が5,000円であって、10%の割引が設定されている場合、500円を優遇措置の金額として当該所定の端末に通知し、5%のタックスリファンドが設定されている場合、250円を優遇措置の金額として当該所定の端末に通知する。
IDリンク決済カードによる利用合計額と優遇措置の金額とを利用者に通知後、当該担当者は、利用者に対して上記利用があったことの承諾を改めて求める。例えば所定の伝票に署名(サイン)を求めたり、所定の画面で「承諾」のボタンを押下してもらう(S330)。従って、クレジットカード決済処理手段7は、上述の利用合計額の通知、優遇措置の金額の通知の際に、当該所定端末又はクレジットカードリーダー8に対して、上述の承諾を求める為の伝票印刷、画面表示等の指示を送信する。
このように利用者に対して再度IDリンク決済カードの利用に対して承諾を求めることで、悪意を持った利用者がIDリンク決済カードを利用していない等主張することを防ぐことが出来る。
当該担当者は、IDリンク決済カードをクレジットカードリーダー8で読み取らせ、上述の優遇措置の金額を入力することによって、マイナスの売上を入力する(S340)。上述の例では、IDリンク決済カードのID(「1」)の売上として、例えば「−500円」或いは「−250円」の売上を入力することとなる。従って、当該IDとそのマイナスの売上金額とをクレジットカードリーダー8がデータ転送システム10に送信し、データ転送システム10では、そのIDとマイナスの売上金額とをID変換センターシステム2に送信する。そしてID変換手段4は、上述と同様にそれに対応するクレジットカード番号を抽出し(S350)、抽出したクレジットカード番号と当該マイナスの売上金額とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。
それらを受信したクレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、当該クレジットカード番号に対するマイナスの売上金額を加算し、クレジットカード決済記憶手段6の決済金額を更新する。例えば図9のように20,000円(うちIDリンク決済カードの決済金額は5,000円)である場合、20,000円に「−500円」を加算し、19,500円とする。この場合を図11に示す。
このように割引額やタックスリファンドの金額をクレジットカード決済の決済金額に登録することによって(S360)、利用者はクレジットカード決済の際に確実に優遇措置を受けることが出来る。
クレジットカード決済処理システム5は、クレジットカードの利用請求の所定時期が到来後、その利用者に対してクレジットカードの利用明細を送付する(S370)。
尚、S330に於ける利用者によるIDリンク決済カードの売上の承認作業を不要とした場合には、S300からS370は以下のような処理プロセスとしても良い。この場合の処理プロセスの流れの一例を図12のフローチャート図に示す。
利用者は、所定の施設(好適にはIDリンク決済カードを発行した施設)に赴き、IDリンク決済カードを返却する(S400)。そうすると、当該施設の担当者は、IDリンク決済カードのIDを所定の端末から入力することによって、IDリンク決済カードによるIDリンク決済カードの利用終了の指示を送信する(S410)。
即ち、入力したID(「1」)をID変換センターシステム2に送信し、それを受信したID変換手段4は、上述と同様に、当該ID(「1」)に対応するクレジットカード番号(「1234−5678−9012−3456」)を抽出する。そしてID変換手段4は、抽出したクレジットカード番号とIDリンク決済カードの利用終了の指示とをクレジットカード決済処理システム5に送信する。
クレジットカード決済処理システム5のクレジットカード決済処理手段7は、IDリンク決済カードの返却処理要求に基づいて、当該クレジットカード番号の利用合計額をクレジットカード決済記憶手段6から抽出する。この利用合計額は、当該クレジットカード番号に対する決済金額であっても良いし、上述のように通常のクレジットカードによる決済金額とIDリンク決済カードの決済金額とを区別してクレジットカード決済記憶手段6に記憶している場合には、IDリンク決済カードによる決済金額(「5,000円」)を当該所定の端末に送信する。
又、上述の利用合計額の算出の際に、当該IDリンク決済カードを用いたことによる割引額又はタックスリファンド等の優遇措置の金額をクレジットカード決済処理手段7が算出する(S420)。
例えば上述のようにIDリンク決済カードによる決済金額が5,000円であって、10%の割引が設定されている場合、500円を優遇措置の金額とし、5%のタックスリファンドが設定されている場合、250円を優遇措置の金額とする。
クレジットカード決済処理手段7は、この算出した優遇措置の金額を当該クレジットカード番号に対するマイナスの売上金額として加算し、クレジットカード決済記憶手段6の決済金額を更新する。例えば図9のように20,000円(うちIDリンク決済カードの決済金額は5,000円)である場合、20,000円に「−500円」を加算し、19,500円とする。この場合を図11に示す。
このように割引額やタックスリファンドの金額をクレジットカード決済の決済金額に登録することによって(S430)、利用者はクレジットカード決済の際に確実に優遇措置を受けることが出来る。
クレジットカード決済処理システム5は、クレジットカードの利用請求の所定時期が到来後、その利用者に対してクレジットカードの利用明細を送付する(S440)。
上述のようにクレジットカードリーダー8とID変換センターシステム2との間のクレジットカード通信回線網9が、自社システム等でないことによりIDの送受信を直接行うことが出来ない場合には、その経路にデータ転送システム10を設け、上述のような処理を施すことによって、実現することが出来る。
更に、実施例1及び実施例2の形態に於いて、クレジットカード決済処理システム5として、IDリンク決済カードを発行するクレジットカード会社とは異なるクレジットカード会社のクレジットカード決済処理システム5(他社クレジットカード決済処理システム11)を用いることも出来る。この場合のシステム構成の一例を図3に示す。
即ち、ID変換センターシステム2のID・クレジットカード番号記憶手段3では、IDとクレジットカード番号とを対応づけて記憶している。そしてクレジットカード番号は一意に定められている。そうすると、ID変換手段4が、IDに対応するクレジットカード番号を抽出し、そのクレジットカード番号に対応したクレジットカード会社のクレジットカード決済処理システム5(他のクレジットカード会社の場合には他社クレジットカード決済処理システム11)に対して、クレジットカード番号と、与信照会、クレジットカード決済等を送信することによって、クレジットカード会社にとらわれないでクレジットカード決済を行うことが出来る。
又、ID変換センターシステム2が、クレジットカード決済処理システム5(他のクレジットカード会社の場合には他社クレジットカード決済処理システム11)からクレジットカード番号と、与信照会やクレジットカード決済の処理結果を受信した場合には、ID変換手段4が当該クレジットカード番号に対応するIDをID・クレジットカード番号記憶手段3から抽出し、抽出したIDとその処理結果とをクレジットカードリーダー8又は所定の端末に送信することによって、上述と同様の処理を実行することが出来る。
本発明に於ける各手段は、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。又記憶手段との記載には、データベース、データファイル、テキストファイル等の様々なデータ形式による記憶手段が含まれる。
尚、本発明を実施するにあたり本実施態様の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによって実現されることは当然である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前記した実施態様の機能を実現することとなり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を当然のことながら構成することになる。
プログラムを供給する為の記憶媒体としては、例えば磁気ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を使用することができる。
又、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステムなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる不揮発性あるいは揮発性の記憶手段に書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、機能拡張ボードあるいは機能拡張ユニットに備わる演算処理装置などが実際の処理の一部あるいは全部を行い、その処理により前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは当然である。
本発明によって、利用者に対して優待証明やハウスカード自体を発行する必要性をなくし、優遇措置が受けられるクレジットカードを発行することを可能とする。
又、利用者の所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応するIDを記録した認証カード(IDリンク決済カード)を発行することによって、小売業者等の従業員に対して別途優待証明等の教育を施すことも不要となる。つまり、従業員はクレジットカードと同様の決済処理を施せば、本発明のIDリンク決済カードシステム1によって自動的に優遇措置とクレジットカード決済とが行われるので、スムースな接客を可能とせしめる。
1:IDリンク決済カードシステム
2:ID変換センターシステム
3:ID・クレジットカード番号記憶手段
4:ID変換手段
5:クレジットカード決済処理システム
6:クレジットカード決済記憶手段
7:クレジットカード決済処理手段
8:クレジットカードリーダー
9:クレジットカード通信回線網
10:データ転送システム
11:他社クレジットカード決済処理システム
2:ID変換センターシステム
3:ID・クレジットカード番号記憶手段
4:ID変換手段
5:クレジットカード決済処理システム
6:クレジットカード決済記憶手段
7:クレジットカード決済処理手段
8:クレジットカードリーダー
9:クレジットカード通信回線網
10:データ転送システム
11:他社クレジットカード決済処理システム
Claims (10)
- 利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、
前記IDリンク決済カードシステムは、
前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、
前記IDに対応するクレジットカード番号に基づいてクレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理システムと、
を有することを特徴とするIDリンク決済カードシステム。 - 利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、
前記IDリンク決済カードシステムは、
前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、
前記IDに対応するクレジットカード番号に基づいてクレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理システムと、
前記IDリンク決済カードに記録されたIDを読み取るクレジットカードリーダーから受信したクレジットカード決済の電文フォーマットを、前記クレジットカードリーダーの電文フォーマットから、前記クレジットカード決済処理システムで用いる電文フォーマットに変換後、前記ID変換センターシステムに送信するデータ転送システムと、
を有することを特徴とするIDリンク決済カードシステム。 - 利用者が所有するクレジットカードのクレジットカード番号に対応づけられたIDを記録するIDリンク決済カードを用いてクレジットカード決済を行うIDリンク決済カードシステムであって、
前記IDリンク決済カードシステムは、
前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID変換センターシステムと、
前記IDリンク決済カードに記録されたIDを読み取るクレジットカードリーダーから受信したクレジットカード決済の電文フォーマットを、前記クレジットカードリーダーの電文フォーマットから、前記クレジットカードの決済処理を行うクレジットカード決済処理システムで用いる電文フォーマットに変換後、前記ID変換センターシステムに送信するデータ転送システムと、
を有することを特徴とするIDリンク決済カードシステム。 - 前記ID変換センターシステムは、
前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID・クレジットカード番号記憶手段と、
前記IDリンク決済カードに記録されたIDを読み取るクレジットカードリーダーから前記IDを受信し、前記IDに対応するクレジットカード番号を前記ID・クレジットカード番号記憶手段から抽出し、抽出したクレジットカード番号を前記クレジットカード決済処理システムに送信するID変換手段と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のIDリンク決済カードシステム。 - 前記ID変換センターシステムは、
前記クレジットカード番号と前記IDとを対応づけて記録するID・クレジットカード番号記憶手段と、
前記クレジットカードリーダーで読み取った前記IDを前記データ転送システムを介して受信し、前記IDに対応するクレジットカード番号を前記ID・クレジットカード番号記憶手段から抽出し、抽出したクレジットカード番号を前記クレジットカード決済処理システムに送信するID変換手段と、
を有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のIDリンク決済カードシステム。 - 前記クレジットカード決済処理システムは、
前記クレジットカード番号とそのクレジットカード番号のクレジットカード決済金額とを対応づけて記録するクレジットカード決済記憶手段と、
前記ID変換センターシステムからクレジットカード番号とそのクレジットカード番号による決済金額とを受信し、前記クレジットカード決済記憶手段に記憶している前記クレジットカード番号のクレジットカード決済金額に前記受信した決済金額を加算して更新することで、クレジットカード決済処理を行うクレジットカード決済処理手段と、
を有することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項4のいずれかに記載のIDリンク決済カードシステム。 - 前記クレジットカード決済記憶手段は、
前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額と、前記クレジットカードによる通常のクレジットカード決済の決済金額とを区別して記録しており、
前記クレジットカード決済処理手段は、
前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額を更新する際に、前記クレジットカード決済記憶手段に記憶する前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額に前記受信した決済金額を加算して更新することで、クレジットカード決済処理を行う、
ことを特徴とする請求項6に記載のIDリンク決済カードシステム。 - 前記クレジットカード決済処理手段は、前記IDリンク決済カードの利用終了の指示を受信した際に、前記ID変換センターシステムから前記クレジットカード番号とマイナスの決済金額を受信し、前記クレジットカード決済記憶手段に記憶している前記クレジットカード番号のクレジットカード決済金額に前記受信したマイナスの決済金額で更新することで、前記IDリンク決済カードの利用者に対して優遇措置を付加する、
ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4から請求項7のいずれかに記載のIDリンク決済カードシステム。 - 前記クレジットカード決済処理手段は、前記IDリンク決済カードの利用終了の指示を受信後、前記クレジットカードリーダーから前記IDリンク決済カードによるクレジットカード決済の決済金額の利用合計額を前記クレジットカード決済記憶手段から抽出し、前記クレジットカードリーダー又は前記返却処理を担当する担当者が利用する端末に於いて、前記利用合計額の承認の署名を求める為の伝票又は利用合計額の承認を求める為の画面の出力指示を、前記端末又は前記ID変換センターシステムを介して前記クレジットカードリーダーに送信する、
ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4から請求項8のいずれかに記載のIDリンク決済カードシステム。 - 前記データ転送システムは、
前記ID変換センターシステムから受信したクレジットカード決済の処理結果の電文フォーマットを、前記クレジットカード決済処理システムで用いる電文フォーマットから前記クレジットカードリーダーの電文フォーマットに変換後、前記クレジットカードリーダーに送信する、
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のIDリンク決済カードシステム。
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