JP2006023032A - 飛翔体、及び、管理センター装置 - Google Patents

飛翔体、及び、管理センター装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来は、飛翔体が自己の位置情報を送信して、送信された位置情報から飛翔体が目標物に到達したか否かを判定することができなかった。
【解決手段】 目標物300へ向かって飛行する飛翔体100は、準天頂衛星から測位信号211を受信して自己の位置を算出し、自己の位置情報213を準天頂方向に向けて指向性を有する電波信号として送信する。管理センター装置410は、飛翔体100から位置情報213を受信して、判定部によって位置情報213と目標物300の座標情報とを比較して、飛翔体100が目標物300に到達したか否かを判定する。また、判定結果が飛翔体100が目標物に到達していないことを示している場合には、妨害物330の存在を推定する。
【選択図】 図8

Description

この発明は、ある目標物に向かって飛行する飛翔体が自己の位置を高精度測位機能を用いて測位する飛翔体、及び、測位した飛翔体の位置を管理して、目標物以外の妨害物の存在の判定や、飛翔体が目標とする目標物の変更や、飛翔体の目標物までの飛行経路の変更を決定して指示する管理センター装置に関する。
従来のある目標物に向かって飛行することを目的とする飛翔体は、目標物までの飛行経路及び目標物の座標地点を記憶する記憶部を備えている。また、飛翔体は発射された後、GPS衛星群(GPS:global positioning system)からの信号を受信して、自己の現在位置座標を算出する。GPS衛星群を用いて飛翔体の位置を計測する発明として、特開2003−344526号公報がある。飛翔体は自己の現在位置座標を算出すると、算出した現在位置座標と記憶した目標物の座標地点と飛行経路とに基づいて、飛行経路を飛んで目標物の座標地点へ到達するように飛行操作を制御する。このような飛翔体が目標物の座標地点へ到達したかを飛翔体の発射側が確認するには、観測装置が必要であった。観測装置としては、人間(有人飛行機などを含む)、無人飛行機、偵察衛星などが考えられる。また、飛翔体に撮像装置が搭載されている場合もある。撮像装置によって、目標物の座標地点に到達するまでの映像を飛翔体から飛翔体の発射側に送信して、発射側で映像を確認して、目標物の座標地点への到達を確認する方法がある。また、飛翔体が目標物へ到達することを阻もうとする設備が目標物の近くにあると、目標物に到達する前に、飛翔体が妨害を受けて目標物へ到達できない場合がある。
しかし、上記のような観測装置を用意するためには、コストと時間がかかるという問題がある。また、撮像した映像は情報量が膨大となるため、飛翔体と発射側との距離が離れると、目標物に到達したことを判定できる分の情報を送信できなくなるという問題がある。
また、目標物が友好関係にない領域にあった場合には、観測装置の一例である人間に危害が加えられる問題がある。
このように、従来の飛翔体及び飛翔体の発射側を有する飛翔体システムは、飛翔体が目標物の座標地点に到達したか否かを容易に判定することができない。
特願2003−344526号公報
この発明は、上記した問題点を解決し、以下のことを目的とする。
・飛翔体が自己の位置を高精度に測位して、測位した飛翔体の位置情報を飛翔体から送信する。このとき、飛翔体が送信した位置情報を傍受されにくくする。
・飛翔体が送信した位置情報を受信して、位置情報を用いて飛翔体が目標物の座標地点に到達したか否かを判定する。また、妨害物の存在を判定する。
・ある飛翔体が目標物の座標地点へ到達したか否かに基づいて、別の飛翔体に対して、目標物の変更や経路の変更を指示する。
・飛翔体は、目標物の変更や経路の変更の指示を受信して、自己の飛行経路や目標物の座標地点を変更する。
この発明に係る所定の目標物に向かって飛行することを目的とする飛翔体において、上記飛翔体が、自己の位置を算出するための測位信号を受信する受信部と、上記受信部が受信した測位信号を用いて自己の位置を示す位置情報を算出する位置算出部と、上記位置算出部が算出した位置情報を指向性を有する電波信号に変換して、所定の方向へ向けて送信する送信部とを備えたことを特徴とする。
飛翔体が自己の位置情報を送信するので、送信された位置情報の受信側では、飛翔体の位置を危険を伴わずに知ることができる効果がある。また、受信した位置から飛翔体が目標物に到達したか否かを判定できる。位置を通知する電波信号は、映像情報と比べて情報量が少ないので、飛翔体と位置情報の受信側との距離が離れていても、位置情報の受信側は目標到達を判定できる分の情報を受信できる効果がある。また、位置情報は指向性を有する電波信号に変換されるため、電波信号の傍受がされにくいという効果がある。
実施の形態1.
この実施の形態では、自己の位置を算出して送信する飛翔体の一例を説明する。
図1は、飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。図1において、飛翔体100は、目標物300に向かって飛行することを目的としている。衛星群200は、準天頂衛星210と、3基のGPS衛星220とにより構成されている。飛翔体100は、準天頂衛星210から測位信号211を受信する。また、飛翔体100は、位置情報213を準天頂衛星210に向けて送信する。位置情報213は、指向性を有する電波信号に変換されたものである。管理センター400は、管理センター装置410を備えている。管理センター装置410は、飛翔体100が送信した位置情報213を準天頂衛星210を介して受信する。管理センター装置410は、受信した位置情報213を用いて飛翔体100が目標物300に到達したか否かを判定することを目的とする装置である。
以下に、準天頂衛星について簡単に説明する。準天天頂衛星は、通信総合研究所 鹿島宇宙通信研究センター 宇宙サイバネティクスグループによるホームページ(ホームページのアドレスは「www2.crl.go.jp/ka/index−j.html」の「宇宙サイバネティクスG」にリンクする「準天頂衛星」の「www2.crl.go.jp/ka/control/index−J.html」)に掲載された資料等に有るように、赤道面から約45度の傾斜角になるように地球の自転に合わせて1日に1周回している。なお、赤道面からの傾斜角は、設計により任意に設定してよい。また、一例として昇交点赤経(赤道面との交点)において120度ずつ離れるように3機が配置されている。地表面上に投影される準天頂衛星軌道の軌跡は、地上を固定して考えた場合に、準天頂衛星は赤道上を交点とする「8の字」または「涙的型」を描くように周回している。3機の準天頂衛星は、軌道面を異にするが8時間ごとに交代(会合)することにより、切れ目なく日本上空に位置している。また、地域を日本で考えた場合、仰角が70度以上の準天頂衛星が常に存在することになる。切れ目なく日本上空に位置しているため、仰角が70度以上の準天頂衛星が常に存在し、受信者が地上で準天頂衛星から電波を受ける際、高さのある建物の谷間でも電波を遮られることが少ない。このため、管理センター装置410は、24時間飛翔体100からの位置情報213を受信できる。また、準天頂衛星210は、地域を日本で考えた場合、仰角が70度以上に存在しているため、仰角70度以上の準天頂方向に向けて指向性のある電波信号として位置情報213を送信することによって位置情報213が傍受されにくくできる。
また、図1では、準天頂衛星210が測位信号211を放送しているが、GPS衛星220も測位信号を放送している。このため、飛翔体100は、GPS衛星220と準天頂衛星210とから測位信号を受信して、自己の位置をGPS衛星220と準天頂衛星210とからの測位信号を用いて算出する。
図2は、飛翔体の構成を示すブロック図である。図2において、飛翔体100は、測位信号211を受信するとともに、位置情報213を送信するアンテナ101と、アンテナ101を介して測位信号211を受信する受信部103と、測位信号211を用いて自己の位置を算出する位置算出部105と、算出された位置情報を指向性を有する電波信号に変換してアンテナ101を介して送信する送信部107と、送信部107が位置情報を送信する送信間隔を制御する送信制御部109を備える。また、飛翔体100は、飛翔体の目標とする目標物の座標情報を記憶する目標位置記憶部113と、目標物までの飛行経路情報を記憶する経路記憶部115とを備える記憶部111を備える。また、飛翔体100は、位置算出部105が算出した自己の位置と、目標位置記憶部113が記憶する座標情報と、経路記憶部115が記憶する経路情報とを用いて、飛翔体の飛行を制御する飛行制御部117と、飛翔体を操作する飛行操作部119を備える。
次に、飛翔体100の動作ついて説明する。飛翔体100の発射後は、飛翔体100は、飛行中に準天頂衛星210及びGPS衛星220より測位信号211をアンテナ101を介して受信部103によって受信する。位置算出部105は、受信した測位信号211を用いて自己の現在位置を示す位置情報を算出する。算出した位置情報は、送信部107へ通知されるとともに送信制御部109に通知する。送信部107は、送信制御部109からの制御によって位置算出部105から通知された位置情報を電波信号に変換してアンテナ101を介して送信する。この時、送信部107は、位置情報を指向性を有する電波信号に変換するため、また、準天頂方向に向けて発信を行うため、電波の傍受がされにくいという効果を発生する。位置情報213は、準天頂衛星210を介して管理センター装置410へ送信される。飛翔体100は、目標物300に向かって飛行を行うことを目的としているため、飛翔体100の位置は、目標物300へ近くなることが考えられる。このため、送信制御部109は、飛翔体100と目標物300との間の距離によって送信部107による位置情報213の送信間隔を制御する。例えば、送信制御部109は、図3に示す送信間隔定義テーブル121を備える。図3において、送信間隔定義テーブル121は、目標物との距離に対応して送信間隔を記憶している。送信制御部109は、位置算出部105が算出した位置情報と、目標位置記憶部113が記憶する目標物の座標情報を用いて飛翔体100と目標物300との距離を測定する。測定する距離は、例えば、図1に示すように、目標物300の中心点310から飛翔体までの距離を測定する。測定した距離がl1以下である場合には、送信制御部109は、送信間隔定義テーブル121からl1以下に対応する送信間隔T/4を取得して、取得した送信間隔を送信部107に通知する。送信部107は、通知された送信間隔に従い、位置情報213を送信する。送信制御部109は、目標物300と飛翔体100との距離が目標物に近くなるほど位置情報213の送信を頻繁に行うようにする。目標物300がある領域を支配する組織と飛翔体100とが友好関係にない場合には、飛翔体100が目標物300に近づくにつれて、飛翔体100が目標物300に近づくことを妨害する行為を受ける確率が高くなる。このため、送信制御部109は、飛翔体100が目標物300に近くなるにつれて管理センター装置410へ位置情報213を頻繁に通知するように送信間隔を制御する。
このように、送信制御部109は、目標物300と飛翔体100との距離に応じて、距離が短くなるほど位置情報213の送信間隔を短くなるように制御する。従って、送信制御部109が送信間隔の制御を行うために一例として送信間隔定義テーブル121を備える。また、別の例として、目標物300と飛翔体100との距離に所定の係数を掛けて送信間隔を算出するようにしてもかまわない。
飛翔体100を管理するものと、目標物300を管理するものとが友好関係に無い場合には、飛翔体100が目標物300に近づくことを妨害しようとするため、飛翔体100が攻撃されることが想定できる。飛翔体100と目標物300との距離が短くなるほど、飛翔体100が攻撃を受ける可能性が高くなる。このため、目標物300と飛翔体100との距離が近くなるほど送信間隔を短くして頻繁に管理センター装置410へ位置情報213を伝える。仮に飛翔体100が何らかの妨害を受けて飛行不可能な状態、或いは、自己の位置情報を送信できない状態になっても、そのような状態になる直前の自己の位置を管理センター装置410へ通知できるとともに、危険領域である可能性を通知できる効果がある。また、送信間隔を制御することによって、管理センター装置410へ送る送信データ量を少なくすることができる効果がある。
実施の形態2.
上記した実施の形態1の飛翔体は、送信制御部109の制御によって、送信部107が位置情報213を送信する間隔を制御していた。この実施の形態では、飛翔体が管理センター装置410からの指令によって位置情報を送信する間隔を制御する一例を説明する。
図4は、飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。図1と図4との違いは、管理センター装置410から送信間隔変更情報411が準天頂衛星210を介して飛翔体100に対して送信される点である。他の要素は図1と同様である。
図5は、飛翔体と管理センター装置のそれぞれの構成を示すブロック図である。図5の飛翔体100は、送信制御部109を備えない点が図2の飛翔体100と異なる。また、アンテナ101及び受信部103が送信間隔変更情報411を受信する点と、送信部107が送信間隔変更情報411に基づいて位置情報を送信する間隔を変更する点とが、図2の飛翔体100と異なる。
図5の管理センター装置410は、アンテナ413と、受信部415と、送信制御部417と、記憶部419とを備える。記憶部419は、目標物300の座標情報を記憶する目標位置記憶部421を備える。管理センター装置410が複数の飛翔体の飛行を管理している場合には、それぞれの飛翔体が目標としている目標物の座標情報を記憶する。受信部415は、アンテナ413を介して位置情報213を受信する。また、アンテナ413を介して送信間隔変更情報411を送信する。送信制御部417は、位置情報213と目標位置記憶部421が記憶する目標物300の座標情報とに基づいて、送信間隔変更情報を生成する。生成した送信間隔変更情報は電波信号に変換して、アンテナ413を介して送信間隔変更情報411として準天頂衛星210に向けて送信する。
管理センター装置410の送信制御部417は、図2の飛翔体100の送信制御部109と同様の機能を有しているものとする。例えば、送信制御部417は図3の送信間隔定義テーブル121を備える。送信制御部417は、目標物300の座標情報を目標位置記憶部421から取得して、取得した座標情報と受信した位置情報213とから目標物300と飛翔体100との距離を算出する。算出した距離に対応する送信間隔を送信間隔定義テーブル121より取得して、送信間隔変更情報を生成する。例えば、算出した距離がl2より大きくl3以下であるときは、図3より送信間隔は「T/2」となる。飛翔体100が目標物300に近づいて、算出した距離がl1以下になると、送信間隔は「T/4」となる。このように、送信間隔は飛翔体100と目標物300との距離が小さくなるほど短くなる。
管理センター装置410で送信間隔を変更する情報を生成して、生成した送信間隔変更情報411を飛翔体100へ送信することによって、管理センター装置410が飛翔体から送信される位置情報の送信間隔を制御できる。このことにより、飛翔体100に搭載する部品点数を少なくできる効果がある。また、飛翔体の数と管理センター装置の数とを比較すると、飛翔体の数のほうが多いことが容易に予想できる。このため、飛翔体に搭載する部品点数を少なくすることによって、大きな費用削減の効果が見込まれる。
実施の形態3.
この実施の形態では、飛翔体が飛行中であるか否かを判定して、判定した結果に基づいて目標物以外の妨害物の存在を判定する判定処理を行う管理センター装置の一例を説明する。
図6は、この実施の形態の管理センター装置の構成を示すブロック図である。図6の管理センター装置410は、記憶部419が飛翔体位置履歴記憶部423を備える点と、判定部425を備えて、判定部425が結果通知427を出力する点とが、図5の管理センター装置410と異なる。また、受信部415は、受信した位置情報213と位置情報213を受信した時刻とを飛翔体位置履歴記憶部423に記憶する点が、図1の受信部415と異なる。飛翔体位置履歴記憶部423は、受信部415が受信した位置情報213を、受信した時刻の順に履歴で記憶する。判定部425は、飛翔体位置履歴記憶部423が記憶した位置情報と、目標位置記憶部421が記憶する目標物の座標情報とを用いて、目標物の他に妨害物が存在するか否かを判定して、判定した結果通知427を出力するものである。他の構成要素は、図5の管理センター装置410と同じであるものとする。
図7は、飛翔体位置履歴記憶部423が記憶した飛翔体の位置情報の一例を示す図であり、(a)は飛翔体が飛行できない状態の履歴の一例を示し、(b)は飛翔体が自己の位置情報を送信できない状態の履歴の一例を示す。
図8は、飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。図8の飛翔体システムは、妨害物330を備える点で、図1の飛翔体システムと異なる。また、l5は、飛翔体100が目標物300に到達したか否かを判定する場合に使用するものである。例えば、目標物300の中心点310からl5を半径とする領域内に飛翔体100の位置情報(この場合の位置情報は緯度情報と経度情報とする)がある場合に、飛翔体100が目標物300に到達したものと判定する。他の構成要素は、図1と同じであるものとする。妨害物330は、例えば目標物300を管理する組織と同じ組織によって管理される。すなわち、飛翔体100を管理するものと、妨害物330を管理するものとは友好関係にないものとする。このため、ここでの妨害物330は、目標物300に近づく飛翔体100を攻撃し、飛翔体100の飛行を妨害するものである。妨害を受けた飛翔体100の状態としては、例えば以下の2通り考えられる。
・自己の位置情報の送信が行えない状態(「妨害による送信終了」)。この状態では、飛翔体100は目標物300に到達せずに、目標位置記憶部421に記憶した座標情報と異なる座標情報(この異なる座標情報はl5を半径とする領域外を指しているものとする)の送信を最後に、位置情報を送信できなくなる。この状態に対応する飛翔体位置履歴記憶部423に記憶された内容が図7(b)である。
・飛翔体100は飛行できないが、自己の位置情報の送信は行える状態(「妨害による飛行終了」)。この状態では、飛翔体100は目標物300に到達せずに、目標位置記憶部421に記憶した座標情報と異なる座標情報(この異なる座標情報はl5を半径とする領域外を指しているものとする)を送信し続ける。この状態に対応する飛翔体位置履歴記憶部423に記憶された内容が図7(a)である。
また、飛翔体100が目標位置記憶部421に記憶した座標情報の地点に到達した場合の飛翔体100からの自己の位置情報の送信については、以下の2通りの状態が考えられる。
・飛翔体100は、目標物300の中心点310からl5を半径とする領域内の座標を示す自己の位置情報を管理センター装置410へ送信した後、位置情報の送信を終了する(「通信終了」)。このため、管理センター装置410は、l5を半径とする領域内の座標を示す位置情報の受信を最後に、飛翔体100からの位置情報213の受信が途絶える。
・飛翔体100は、目標物300の中心点310からl5を半径とする領域内の座標を示す自己の位置情報を管理センター装置410へ送信し続ける(「飛行終了」)。このため、管理センター装置410は、l5を半径とする領域内の座標を示す位置情報を受信し続ける。
管理センター装置410は、判定部425により、飛翔体100の状態が上記した「通信終了」「飛行終了」「妨害による通信終了」「妨害による飛行終了」の4つのタイプのいずれかであるかを判定する判定処理を実行する。具体的には、例えば、判定部425は、飛翔体位置履歴記憶部423が記憶する最新の位置情報および、最新の1つ前の位置情報を取得して、位置情報を比較する。位置情報が異なる場合には、飛翔体100が「飛行中」か「通信終了」か「妨害による通信終了」かのいずれに該当するか判定処理を行う。
一方、位置情報が同じである場合には、「飛行終了」と「妨害による飛行終了」とのいずれかであるかを、飛翔体100が目標物300に到達しているか否かを判定して決定する。目標位置記憶部421が記憶する目標物の座標情報と飛翔体位置履歴記憶部423が記憶する最新の位置情報とを比較して、最新の位置情報が目標物300の中心点310からl5を半径とする領域内にあれば、目標物に到達したことを判定して、結果通知427として、飛翔体100が「飛行終了」したことを通知する。この際、必要に応じて飛翔体100の最新の位置情報を結果通知427に含めて通知してもよい。また、目標位置記憶部421が記憶する目標物の座標情報と飛翔体位置履歴記憶部423が記憶する最新の位置情報とを比較して最新の位置情報がl5を半径とする領域内にない場合は、妨害物が存在することを判定して、結果通知427として「妨害による飛行終了」を通知するとともに、飛翔体位置履歴記憶部423が記憶する最新の位置情報を通知する。結果通知427を確認するユーザは、最新の位置情報を通知されることよって、妨害物の存在する地点が予測可能となる。
次に、上記した位置情報が異なる場合の「飛行中」か「通信終了」か「妨害による通信終了」かを判定する判定処理を説明する。まず、判定部425は、「飛行中」か否かを判定する。判定部425は、受信部415の受信状態をチェックし、現在まで飛翔体100から決められた送信間隔で位置情報213の送信が行われているか確認する。決められた送信間隔で送信が行われていることが確認できたら、「飛行中」と判断して、結果通知427として「飛行中」を通知する。決められた送信間隔で送信が行われていることが確認できなかった場合は、すなわち、飛翔体100からの位置情報213の送信が途絶えている場合は、さらに、飛翔体位置履歴記憶部423が記憶する最新の位置情報と目標位置記憶部421が記憶する目標物の座標情報と比較して、最新の位置情報が目標物300の中心点310からl5を半径とする領域内にある場合は、飛翔体が目標物に到達したことを判定して、結果通知427として「通信終了」を通知する。この際、必要に応じて最新の位置情報を結果通知427に含めて通知してもよい。飛翔体位置履歴記憶部423が記憶する最新の位置情報と目標位置記憶部421が記憶する目標物の座標情報と比較して、最新の位置情報がl5を半径とする領域内にない場合は、目標物に到達する前に妨害物により飛行を妨害されたことを判定して、結果通知427として「妨害による通信終了」と最新の位置情報とを通知する。結果通知427を確認するユーザは、最新の位置情報を通知されることよって、妨害物の存在する地点が予測可能となる。
以上のように、管理センター装置は、飛翔体が目標物に到達したか否かを判定するとともに、妨害物が存在するか否かを判定して、判定の結果通知を出力する。このため、結果通知を確認するユーザは、妨害物の存在を知ることができる効果がある。また、目標物の存在を確認できた場合と、妨害物の存在を確認できた場合とのそれぞれの場合に適合する対応を即座に行うことができる効果がある。
実施の形態4.
この実施の形態は、複数(例えば2機)の飛翔体の飛行を管理して、一方の飛翔体の飛行を管理した結果を、他方の飛翔体の飛行に反映させる管理センター装置の一例を説明する。
図9は、この実施の形態の飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。図9の飛翔体システムは、管理センター装置410が飛翔体100の他に飛翔体500の飛行を管理する点と、管理センター装置410が目標物と目標物までの飛行経路とを変更する変更情報429を生成して飛翔体500に対して送信する点が、図1の飛翔体システムと異なる。また、目標物340が存在する点が図1と異なる。また、l6は飛翔体100が目標物300に到達したか否かを判定する際に使用する。例えば、目標物300の中心点310からl6を半径とする領域内に飛翔体100の位置情報(この場合の位置情報は緯度情報と経度情報)がある場合に、飛翔体100が目標物300に到達したものと判定する。図9の他の構成要素は、図1と同じである。なお、飛翔体100及び飛翔体500はともに、目標物300を目標に飛行するものとする。また、飛翔体100は飛翔体500よりも先に目標物に到達するものとする。
図10は、この実施の形態の飛翔体と管理センター装置のそれぞれの構成を示すブロック図である。図10の管理センター装置410は、飛翔体100の飛行と飛翔体500の飛行とを管理する。このため、受信部415は、飛翔体100と飛翔体500の位置情報213をそれぞれ受信する。受信したそれぞれの位置情報は飛翔体位置履歴記憶部423(飛翔体位置記憶部)に記憶する。また、管理センター装置410は、記憶部419を備え、記憶部419は、目標物300と目標物340のそれぞれの座標情報を記憶する目標位置記憶部421と、目標物300までの飛行経路の経路情報と目標物340までの飛行経路の経路情報とを記憶する経路記憶部435と、飛翔体位置履歴記憶部423とを備える。また、管理センター装置410は、一方の飛翔体が目標物に到達したか否かを判定して、判定した結果が「到達していた」場合に、他方の飛翔体の目標物と目標物までの経路情報を変更する変更情報を生成して、他方の飛翔体に変更情報を送信する送信部433を備える。なお、変更情報429は、準天頂衛星210を介して送信される。
図10の飛翔体500は、更新部123を備える点で、図5の飛翔体100と異なる。他の要素は図5の要素と同じである。更新部123は、管理センター装置410から送信された変更情報429に従い、目標位置記憶部113の座標情報と、経路記憶部115の経路情報とを変更する。
管理センター装置410が変更情報を生成して、飛翔体500へ送信する処理の一例を説明する。上記したように、飛翔体100と飛翔体500とは、ともに目標物300を目標にして飛行し、飛翔体100が先に目標物300に到達するものとする。目標物に到達したことを判定するのは、送信部433が行う。判定の動作は、実施の形態3の判定部425と同じものとする。ただし、実施の形態3では中心点310からl5を半径とする領域を判定基準にしていたが、この実施の形態では中心点310からl6を半径とする領域を判定基準とする。送信部433は、飛翔体100が目標物300に到達したことを判定すると、同じ目標物300を目標に飛行している飛翔体500の目標物を変更するとともに、飛行経路を変更後の目標物までの経路情報に変更するための、変更情報429を生成する。ここでは、変更後の目標物は目標物340であるため、送信部433は目標位置記憶部421から目標物340の座標情報を取得する。さらに、送信部433は経路記憶部435から目標物340までの経路情報を取得する。そして、取得した座標情報と経路情報とから変更情報429を生成して、準天頂衛星210を介して飛翔体500へ送信する。
次に、飛翔体500の受信部103が変更情報429を受信して、変更情報429を更新部123に通知する。更新部123は、変更情報429に従い目標位置記憶部113の座標情報を、目標物340の座標情報に変更するとともに、経路記憶部115の経路情報を目標物340までの経路情報に変更する。飛行制御部117は、更新された目標位置記憶部113と経路記憶部115の内容に基づいて変更後の目標物に向かって飛行するように、飛行操作部119を制御する。
また、飛翔体500の経路記憶部115に予め目標物340までの飛行経路が記憶されている場合には、管理センター装置410の送信部433は、目標物を変更する通知のみを飛翔体500に送信すればよい。目標物を変更する通知を受信した飛翔体500は、飛行制御部117によって目標物340までの経路情報を経路記憶部115から取得して、取得した経路情報に従い変更後の目標物に向かって飛行するように飛行操作部119を制御する。
以上のように、2機の飛翔体のうち一方の飛翔体を他方の飛翔体の予備機として、2機それぞれを同じ目標物に向かって飛行させる場合、一方の飛翔体が目標物に到達した後、予備の飛翔体を別の目標物に向かって飛行させることを自動的に変更できる。このため、予備の飛翔体を有効活用できる効果がある。また、人の判断が介在することなく、送信部が予備機の目標を変更することを判断して、予備機へ変更を通知するので、即座に変更の動作を行うことができる効果がある。
実施の形態5.
この実施の形態では、複数(例えば2機)の飛翔体の飛行を管理して、一方の飛翔体の飛行を管理した結果により妨害物の存在を確認できた際に、他方の飛翔体の飛行経路を変更させる管理センター装置の一例を説明する。
図11は、この実施の形態の飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。図11の飛翔体システムは、管理センター装置410が飛翔体100の他に飛翔体500の飛行を管理する点と、管理センター装置410が目標物までの飛行経路を変更する変更情報として変更経路情報431を生成して飛翔体500に対して送信する点が、図8の飛翔体システムと異なる。また、l5は、飛翔体100が目標物300に到達したか否かを判定する際に使用する。例えば、目標物300の中心点310からl5を半径とする領域内に飛翔体100の位置情報(この場合の位置情報は緯度情報と経度情報)がある場合に、目標物300に到達したものと判定する。図11の他の構成要素は、図8と同じである。なお、飛翔体100は、目標物300を目標に飛行し、飛翔体500は目標物340を目標に飛行するものとする。また、飛翔体100は飛翔体500よりも先に目標物300に到達する、或いは、目標物300の近くにある妨害物330によって飛行を妨害されるものとする。また、目標物340までの変更前の飛行経路には、目標物300および妨害物330の上空を飛行する経路が含まれているものとする。
図12は、この実施の形態の飛翔体と管理センター装置のそれぞれの構成を示すブロック図である。図12の管理センター装置410は、飛翔体100の飛行と飛翔体500の飛行とを管理する。このため、受信部415は、飛翔体100と飛翔体500の位置情報213をそれぞれ受信する。受信したそれぞれの位置情報は飛翔体位置履歴記憶部423(飛翔体位置記憶部)に記憶する。また、管理センター装置410は、記憶部419を備え、記憶部419は、目標物300と目標物340のそれぞれの座標情報を記憶する目標位置記憶部421と、目標物300までの飛行経路の経路情報と目標物340までの飛行経路の経路情報とを記憶する経路記憶部435と、飛翔体位置履歴記憶部423とを備える。また、図6に示したものと同じ判定部425を備える。図12の判定部425は、実施の形態3の判定部425と同様の判定処理を行い妨害物330が存在することを判定する。また、管理センター装置410は、判定部425の判定結果を入力して、判定結果が妨害物の存在を示している場合に、飛翔体500の飛行経路を変更する変更情報である変更経路情報431を生成して、飛翔体500に変更経路情報431を送信する送信部433を備えた。なお、変更経路情報431は、準天頂衛星210を介して、飛翔体500に送信される。
図12の飛翔体500は、図10の飛翔体500と同様の要素を備える。
管理センター装置410が変更情報を生成して、飛翔体500へ送信する処理の一例を説明する。上記したように、飛翔体100は目標物300を目標に飛行し、飛翔体500は目標物340を目標にして飛行する。また、飛翔体100が先に目標物300に到達する、或いは、目標物300の近くにある妨害物330に飛行を妨害されるものとする。目標物に到達したか、或いは、妨害物が存在するか判定するのは、判定部425が行う。判定部425の判定処理は、実施の形態3の判定部425と同じ処理を行うため、ここでは判定処理の説明を省略する。送信部433は、判定部425の判定結果を入力する。この判定結果には、妨害物が存在するか否かを示す情報と飛翔体100の最新の位置情報が含まれているものとする。判定結果が妨害物の存在を示している場合、妨害物は飛翔体100の最新の位置情報の近くに存在しているものと考えられる。送信部433は、判定結果が妨害物の存在を示していると、飛翔体500の飛行経路を経路記憶部435から取得する。そして、取得した経路情報と判定結果に含まれた飛翔体100の最新の位置情報とを比較して、飛翔体100の最新の位置情報と一致するか、或いは、所定の距離の範囲内で適合するかを判定する。判定した結果が、一致する、或いは、適合する場合には、目標物340までの経路を飛翔体100の最新の位置情報を通過しない変更経路情報431を生成する。或いは、飛翔体100の最新の位置情報から所定の距離の領域を通過しない経路に変更する変更経路情報431を生成する。例えば、図11の変更前経路511は、妨害物330の上空を通過して目標物340に到達する経路である。一方、図11の変更後経路521は、妨害物330の上空を通過せずに目標物340に到達する経路である。飛翔体500は、変更前経路511に従い目標物340まで飛行を行うが、妨害物330の近くを飛行すると妨害物330によって飛行を妨害される恐れがある。このため、送信部433は、飛翔体500に対して変更後経路521を変更経路情報431として送信する。
次に、飛翔体500の受信部103が変更経路情報431を受信して、変更経路情報431を更新部123に通知する。更新部123は、変更経路情報431に従い経路記憶部115の経路情報を変更後経路521の経路情報に変更する。飛行制御部117は、変更された飛行経路を飛行して妨害物330の上空を飛行せずに目標物340に向かって飛行するように、飛行操作部119を制御する。
また、飛翔体100及び500が目標物300を目標に飛行し、飛翔体100が先に目標物300への到達を予定されているとする。この場合も、管理センター装置410は妨害物330の存在を判定したら、飛翔体500の目標物300までの飛行経路を変更前経路510から変更後経路511に変更する変更経路情報431を生成して、飛翔体500へ送信する。
以上のように、2機の飛翔体が別々の目標物に向かって飛行している際に、一方の飛翔体の飛行によって妨害物の存在を確認でき、その妨害物の上空、或いはその妨害物の近くの上空が他方の飛翔体の飛行経路に含まれていると、管理センター装置が送信部によってそのことを判定して、他方の飛翔体の飛行経路を変更させる。このため、他方の飛翔体が目標物まで到達する確率を高くできる効果がある。また、人の判断が介在することなく、送信部が他方の飛翔体の飛行経路を変更することを判断して、他方の飛翔体へ変更を通知するので、即座に変更の動作を行うことができ、他方の飛翔体の安全性を確保できる効果がある。
また、従来の人、有人飛行機、UAV(Unmanned Aerial Vehicle)による観測装置を用いて飛翔体が目標物に到達したか否かを判定する方法と比べて、目標物に接近する必要がないために危害を受けることがない。このため、低コストで飛翔体の目標物への到達を確認できる効果がある。また、準天頂衛星を介して飛翔体の位置情報を管理するので、広範囲をカバーでき、同時性に優れる効果がある。従来の偵察衛星の場合は、目標物の上空を通過したときに観測していたが、飛翔体が目標物の上空を通過したしないにかかわらず、目標物への到達を確認でき、同時性に優れる効果がある。また、飛翔体が目標物に到達しなかった場合の飛翔体の最終の位置情報を容易に把握できる。また、飛翔体と管理センター装置との間では、到達を確認するために位置情報を送受信して、少ない情報量の送受信で目標物への到達を確認できる効果がある。
上記した実施の形態1〜5の管理センター装置は、図13の外観を有する計算機システムによって実現されるものとする。図13は、管理センター装置を実現する計算機システムの外観を示す図である。図13において、計算機システムは、システムユニット64、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置61、キーボード(K/B)62、マウス63、コンパクトディスク装置(CDD)86、プリンタ装置87、スキャナ装置88を備え、これらはケーブルで接続されている。さらに、計算機システムは、ファクシミリ10、電話器20とケーブルで接続されている。
図14は、図13の計算機システムのハードウェア構成図である。図14において、計算機システムは、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)37を備えている。CPU37は、バス38を介してROM39、RAM40、通信ボード44、CRT表示装置41、K/B42、マウス43、FDD(Flexible Disk Drive)45、磁気ディスク装置49、CDD46、プリンタ装置47、スキャナ装置48と接続されている。RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。通信ボード44は、ファクシミリ10、電話器20等に接続されている。例えば、通信ボード44、K/B42、FDD45などは、情報入力部の一例である。また、例えば、通信ボード44、スキャナ装置88、CRT表示装置41などは、出力部の一例である。
磁気ディスク装置49には、オペレーティングシステム(OS)50、ウィンドウシステム51、プログラム群52、ファイル群53が記憶されている。プログラム群は、CPU37、OS50、ウィンドウシステム51により実行される。
上記プログラム群52には、上記した実施の形態の管理センター装置410の説明において「〜部」として説明した機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPUにより読み出され実行される。
ファイル群53には、上記した実施の形態の説明において、「〜記憶部」、「〜情報」、「〜判定結果」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。
また、上記した実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、ファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、上記した実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
実施の形態1の飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。 実施の形態1の飛翔体の構成を示すブロック図である。 送信制御部が備える送信間隔定義テーブルの一例を示す図である。 実施の形態2の飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。 実施の形態2の飛翔体と管理センター装置のそれぞれの構成を示すブロック図である。 実施の形態3の管理センター装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3の飛翔体位置履歴記憶部423が記憶した飛翔体の位置情報の一例を示す図であり、(a)は飛翔体が飛行できない状態の履歴の一例を示し、(b)は飛翔体が自己の位置情報を送信できない状態の履歴の一例を示す。 実施の形態3の飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。 実施の形態4の飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。 実施の形態4の飛翔体と管理センター装置のそれぞれの構成を示すブロック図である。 実施の形態5の飛翔体と管理センター装置とを備える飛翔体システムを示す構成図である。 実施の形態5の飛翔体と管理センター装置のそれぞれの構成を示すブロック図である。 管理センター装置を実現する計算機システムの外観を示す図である。 図13の計算機システムのハードウェア構成図である。
符号の説明
10 ファクシミリ、20 電話器、37 CPU、38 バス、39 ROM、40 RAM、41 CRT表示装置、42 K/B、43 マウス、44 通信ボード、45 FDD、46 CDD、47 プリンタ装置、48 スキャナ装置、49 磁気ディスク装置、50 OS、51 ウィンドウシステム、52 プログラム群、53 ファイル群、64 システムユニット、100,500 飛翔体、101 アンテナ、103,415 受信部、105 位置算出部、107 送信部、109,417 送信制御部、111,419 記憶部、113,421 目標位置記憶部、115 経路記憶部、117 飛行制御部、119 飛行操作部、121 送信間隔定義テーブル、123 更新部、200 衛星群、210 準天頂衛星、220 GPS衛星、211 測位信号、213 位置情報、300,340 目標物、310 中心点、330 妨害物、400 管理センター、410 管理センター装置、411 送信間隔変更情報、423 飛翔体位置履歴記憶部、425 判定部、427 結果通知、429 変更情報、431 変更経路情報、433 送信部、435 経路記憶部、510 変更前経路、520 変更後経路。

Claims (9)

  1. 所定の目標物に向かって飛行することを目的とする飛翔体において、
    自己の位置を算出するための測位信号を受信する受信部と、
    上記受信部が受信した測位信号を用いて自己の位置を示す位置情報を算出する位置算出部と、
    上記位置算出部が算出した位置情報を指向性を有する電波信号に変換して、所定の方向へ向けて送信する送信部と
    を備えたことを特徴とする飛翔体。
  2. 上記送信部は、第1の間隔で上記電波信号を準天頂方向に送信することを特徴とする請求項1記載の飛翔体。
  3. 上記飛翔体は、
    上記目標物の位置を示す目標物位置情報を記憶する目標位置記憶部と、
    上記位置算出部が算出した位置情報と上記目標位置記憶部が記憶する目標物位置情報とを比較して、自己と上記目標物との距離を予測して、予測した距離が所定の距離の範囲内であった場合に、上記送信部を制御して上記位置情報を送信する間隔を上記第1の間隔よりも短い第2の間隔に変更させる送信制御部と
    を備えたことを特徴とする請求項2記載の飛翔体。
  4. 上記受信部は、上記位置情報を送信する上記第1の間隔を変更する送信間隔変更情報を受信し
    上記送信部は、上記受信部が受信した送信間隔変更情報に基づいて上記位置情報を送信することを特徴とする請求項2記載の飛翔体。
  5. 所定の目標物に向かって飛行することを目的とする飛翔体において、
    上記目標物に到達するまでの経路を示す経路情報を記憶する経路記憶部と、
    自己の位置を算出するための測位信号を受信する受信部と、
    上記受信部が受信した測位信号を用いて自己の位置を示す位置情報を算出する位置算出部と、
    上記位置算出部が算出した位置情報を指向性を有する電波信号に変換して、所定の方向へ向けて送信する送信部と、
    上記経路情報を変更する変更経路情報を受信し、受信した変更経路情報に基づいて上記経路記憶部が記憶する経路情報を更新する更新部と
    を備えたことを特徴とする飛翔体。
  6. 上記飛翔体は、さらに、上記目標物の位置を示す目標物位置情報を記憶する目標位置記憶部を備え、
    上記更新部は、上記変更経路情報とともに、上記目標物の位置を変更する変更目標位置情報を受信し、受信した変更目標位置情報に基づいて上記目標位置記憶部が記憶する目標物位置情報を更新する
    ことを特徴とする請求項5記載の飛翔体。
  7. 所定の目標物に向かって飛行することを目的とする飛翔体の位置を管理する管理センター装置において、
    上記所定の目標物の位置を示す目標物位置情報を記憶する目標位置記憶部と、
    上記飛翔体の位置を示す飛翔体位置情報を受信する受信部と、
    上記受信部が受信した飛翔体位置情報を受信時刻の履歴で記憶する飛翔体位置履歴記憶部と、
    上記飛翔体位置履歴記憶部が受信時刻の履歴で記憶する飛翔体位置情報を用いて、上記飛翔体が飛行中であるか否かを判定して、判定した結果が飛行中で無い場合に、上記飛翔体位置履歴記憶部から最新の受信時刻の飛翔体位置情報を取得して、取得した飛翔体位置情報と上記目標位置記憶部が記憶する目標物位置情報とを比較して目標物と飛翔体との間の距離を算出して、算出した距離が所定の距離を越えている場合に飛翔体の飛行を妨害する妨害物が存在することを判定する判定部と
    を備えたことを特徴とする管理センター装置。
  8. 所定の目標物に向かって飛行することを目的とする飛翔体の位置を管理する管理センター装置において、
    上記所定の目標物の位置を示す目標物位置情報を記憶する目標位置記憶部と、
    上記飛翔体の位置を示す飛翔体位置情報を第1の間隔毎に受信する受信部と、
    上記受信部が受信した飛翔体位置情報と、上記目標位置記憶部が記憶する目標物位置情報とを比較して飛翔体と目標物との間の距離を算出して、算出した距離が所定の距離の範囲内である場合に、上記第1の間隔よりも短い間隔で上記飛翔体位置情報を受信できるように上記飛翔体の飛翔体位置情報を送信する間隔を制御する送信間隔変更情報を生成して上記飛翔体に対して送信する送信制御部と
    を備えたことを特徴とする管理センター装置。
  9. 第1の目標物に向かって飛行することを目的とする第1の飛翔体の飛行と、第2の目標物に向かって飛行することを目的とする第2の飛翔体の飛行とを管理する管理センター装置において、
    上記第1の目標物の位置を示す第1の目標物位置情報を記憶する目標位置記憶部と、
    上記第1の飛翔体の位置を示す第1の飛翔体位置情報を受信する受信部と、
    上記受信部が受信した第1の飛翔体位置情報を記憶する飛翔体位置記憶部と、
    上記飛翔体位置記憶部が記憶する第1の飛翔体位置情報を用いて、上記第1の飛翔体が上記第1の目標物に到達したか否かを判定して、判定結果に基づいて、上記第2の飛翔体の目標物と、上記第2の飛翔体の目標物までの飛行経路との少なくともいずれかを変更する変更情報を生成して、上記第2の飛翔体に対して送信する送信部と
    を備えたことを特徴とする管理センター装置。
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