JP2006022418A - 水噴射式織機の消極開口装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガイドローラの軸受に滞留する潤滑剤が織機において使用した水分により乳化され難く、常に軸受における良好な潤滑状態を保つことができる水噴射式織機の消極開口装置の提供にある。
【解決手段】床面に配設の駆動機構11と織機上方に配設したスプリング機構29、30により綜絖枠26に開口運動を行なわせるように構成した水噴射式織機の開口装置10において、駆動機構11と綜絖枠26とを連結するロープ17、18と、軸受41を一体的に備えるとともにロープ17、18を案内するガイドローラ20と、ガイドローラ20を支持する支持軸19とを含み、前記ガイドローラ20の少なくとも一方の盤面に第1凹凸部51が前記軸受41の外周側を囲繞するように形成され、ガイドローラ20における一方の盤面と別のガイドローラ20における他方の盤面との相対により、第1凹凸部51を臨む潤滑剤用の滞留空間53がガイドローラ20間に設定されている。
【選択図】 図4

Description

この発明は水噴射式織機の消極開口装置に関し、特に、ガイドローラの防水対策が施された水噴射式織機の消極開口装置に関する。
従来、織機の消極開口装置としては、例えば、特許文献1に記載される消極開口装置が知られている。
この消極開口装置は、床面に配設した開口装置本体及び開口レバーを含む駆動機構と、織機上方に配設した揺動レバー及び復帰ばねを含むスプリング機構と、駆動機構又はスプリング機構と綜絖枠との間を連結するロープと、ロープを案内するガイドローラと、ガイドローラを支持する支持軸とを備えている。
そして、駆動機構の運動により伝達されるロープの引張力と、スプリング機構が有する付勢力により綜絖枠に開口運動を行なわせるようにしている。
こうした消極開口装置は空気噴射式織機ではごく一般的に採用されている。
この消極開口装置では、軸受と一体的に形成されたガイドローラを備えており、ガイドローラはこの軸受を介して支持軸に支持されているほか、ガイドローラの外周にはロープ用案内溝が形成されている。
そして、ロープの本数に応じて複数個のガイドローラが支持軸に対して互い近接する状態で支持されているが、ガイドローラの軸受は常に良好な潤滑状態を保つ必要がある。
そこで、従来では、ガイドローラの軸受間にスペーサを介在させ、支持軸に潤滑剤の導入路を設け、導入路と軸受間とを連通する連通路を通じて潤滑剤を軸受に供給するようにしている。
実公平2−48453号公報(第2−3頁、図1−図3)
しかしながら、水の噴射を利用して緯入れを行う水噴射式織機においては防水上の問題から床面に駆動機構が配設される消極開口装置の採用が困難であり、織機上方に駆動機構が配設される形式の開口装置を採用せざるを得ず、駆動機構の部品交換作業が床面に駆動機構が配設される消極開口装置に比べて煩雑となるという問題がある。
すなわち、水噴射式織機では緯入れのために噴射水を用いることから、床面側に設置される消極開口装置は飛散する水により直接的な水濡れ状態となる可能性が高い。
カバー等で消極開口装置の直接的な水濡れを防止することはできるものの、水噴射式織機の周囲は多湿の雰囲気にあり、結露等による水濡れ状態は依然として発生し易く、消極開口装置の水濡れ状態を回避することは困難である。
消極開口装置の水濡れ状態を招く水分がガイドローラの軸受に浸入すると、水分と潤滑剤との反応により潤滑剤の乳化現象を発生させることになる。
そして、乳化された潤滑剤が軸受付近に留まると、軸受の性能を低下させて軸受の良好な潤滑状態を保つことが不可能となる。
なお、特許文献1に記載された技術では、ガイドローラの軸受間への塵埃の侵入防止は意図されているが、水分の浸入を想定した技術ではなく、さらに言うと、スペーサを介して隣り合うガイドローラは互いに相対回動することから、スペーサと軸受外輪との間にある程度の間隙を形成することが必須であるが、スペーサと軸受外輪との間隙から水分が浸入すると軸受に滞留する潤滑剤が直ぐに乳化されてしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、ガイドローラの軸受に滞留する潤滑剤が織機において使用した水分により乳化され難く、常に軸受における良好な潤滑状態を保つことができる水噴射式織機の消極開口装置の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、床面に配設した駆動機構と織機上方に配設したスプリング機構により綜絖枠に開口運動を行なわせるように構成した水噴射式織機の消極開口装置において、駆動機構と綜絖枠とを連結するロープと、軸受を一体的に備えるとともに前記ロープを案内する複数のガイドローラと、複数の前記ガイドローラを前記軸受を介して支持する支持軸とを含み、前記ガイドローラの少なくとも一方の盤面に第1凹凸部が前記軸受の外周側に形成され、前記ガイドローラにおける前記一方の盤面と別のガイドローラにおける他方の盤面との相対により、前記第1凹凸部に臨む潤滑剤用の滞留空間が前記ガイドローラ間に設定されていることを特徴する。
請求項1記載の発明によれば、消極開口装置が水濡れ状態であっても、第1凹凸部が形成される一方の盤面と別のガイドローラの他方の盤面との相対により、軸受の外周側に十分な潤滑剤を滞留することができる潤滑剤用の滞留空間が設定されるから、ガイドローラの水分の大部分は滞留空間に充填される潤滑剤に遮られ、軸受側への水分の浸入が抑制される。
一部の水分により滞留空間における潤滑剤の一部が乳化されても、乳化される潤滑剤は軸受の外周側の滞留空間における一部の潤滑剤であることから、直ちに軸受付近の潤滑剤が乳化されるわけではなく、乳化された潤滑剤の軸受への影響は殆どない。
また、適宜の手段により滞留空間へ新たな潤滑剤を送入すれば、軸受側から滞留空間へ潤滑剤が向かうことから、乳化された潤滑剤は新たな潤滑剤の送入を受けて滞留空間の外側へ向い、新たな潤滑剤により軸受における良好な潤滑状態を保つことができる。
さらに、ガイドローラに第1凹凸部を形成するだけで、軸受への水分の浸入を抑制することができ、水分の浸入を図るために特別な部材を必要としないから、製作コストを抑制することができる。
なお、本発明における「凹凸部」とは、1つの盤面に凹部と凸部とを両方備えるものに加え、1つの盤面に凹部又は凸部の一方のみが形成され、相対するガイドローラの盤面との間に滞留空間を設定するものを含む。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の水噴射式織機の消極開口装置において、前記他方の盤面に第2凹凸部が形成され、前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とに臨む前記滞留空間を設定することを特徴する。
請求項2記載の発明によれば、ガイドローラの盤面における第1凹凸部と第2凹凸部は、外側から浸入する水分の軸受への到達を妨げるように、外側から軸受側への経路を長く設定した滞留空間や、あるいは十分な潤滑剤が充填される滞留空間を設定することが可能となる。
軸受における潤滑剤が乳化するためには、滞留空間に充填されている潤滑剤が全て乳化されなくてはならず、外側から軸受側への経路を長く設定した滞留空間、又は潤滑剤が十分に充填される滞留空間の存在により、軸受付近の潤滑剤の乳化は困難になる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の水噴射式織機の消極開口装置において、前記第1凹凸部と第2凹凸部が互いに略噛合し、ラビリンス状の前記滞留空間を設定することを特徴とする。
なお、ここでいう「略噛合」とは、第1凹凸部と第2凹凸部との間に間隙が保持されつつ、両者の凹凸が互いに入り込む状態を指す。
請求項3記載の発明によれば、前記第1凹凸部と第2凹凸部が互いに略噛合することにより、ラビリンス状の滞留空間が設定される。
軸受における潤滑剤が乳化するためには、滞留空間に充填されている潤滑剤が全て乳化されなくてはならず、外側から軸受側への経路を長く設定したラビリンス状の滞留空間の存在により軸受付近の潤滑剤の乳化は困難になる。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の水噴射式織機の消極開口装置において、前記第1凹凸部と第2凹凸部が互いに左右対称であって、対向する両凹凸部に臨む前記滞留空間を設定することを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、互いに左右対称の第1凹凸部と第2凹凸部との対向による滞留空間がガイドローラ間に設定されるから、両凹凸部における突起同士の対向、あるいは溝同士の対向により、潤滑剤を十分に充填することができる滞留空間が形成される。
軸受における潤滑剤が乳化するためには、滞留空間に充填されている潤滑剤が全て乳化されなくてはならず、潤滑剤が十分に充填される滞留空間の存在により、軸受付近の潤滑剤の乳化は困難になる。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の水噴射式織機の消極開口装置において、前記第1凹凸部に対向する緩衝部材が前記他方の盤面に備えられることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、回転するガイドローラが左右に僅かに揺動しても、一方の盤面における第1凹凸部に対向する緩衝部材が他方の盤面に備えられるから、第1凹凸部の突起が隣のガイドローラに接触しても、緩衝部材が接触の衝撃を吸収し、接触によるガイドローラの損傷を防止することができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項記載の水噴射式織機の消極開口装置において、潤滑剤を導入する導入路が前記支持軸の軸芯方向に沿って設けられ、前記滞留空間と導入路とを連絡する連通路が設けられ、前記導入路への潤滑剤の圧入により前記連通路を通じて潤滑剤を前記軸受間へ充填可能とするとともに、前記潤滑剤の圧入を受けて前記滞留空間の外へ潤滑剤の一部を排出可能とすることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、支持軸の導入路に新たな潤滑剤を圧入することにより、軸受間と導入路を連通する連通路を通じて新たな潤滑剤が滞留空間に充填され、滞留空間への新たな潤滑剤の充填に伴い、滞留空間の潤滑剤がガイドローラ間において外側へ向けて移送され、一部の潤滑剤が滞留空間から排出される。
導入路に新たな潤滑剤を圧入するだけで軸受間と滞留空間に潤滑剤を手軽に供給するとともに古い潤滑剤の一部を滞留空間から排除することができる。
この発明によれば、ガイドローラの軸受が必要とする潤滑剤が織機において使用した水分により乳化され難く、常に軸受における良好な潤滑状態を保つことができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る水噴射式織機の消極開口装置(以下、単に「開口装置」と称する。)を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、この実施形態の開口装置10は、床面に配設した駆動機構11と、織機上方に配設したスプリング機構29、30と、駆動機構11又はスプリング機構29、30と綜絖枠26との間を連結するロープ17、18と、ロープ17、18を案内するガイドローラ20、22、24と、ガイドローラ20、22、24を支持する支持軸19、21、23とにより主に構成される。
この実施形態の駆動機構11は、回転軸12に取り付けられたタペットカム13と、タペットカム13に当接するカムフォロア14を有するカムレバー15と、カムレバー15の揺動軸16とから構成されるカム機構となっている。
そして、タペットカム13の回転に応じてカムレバー15は揺動軸16を支点として揺動される。
カムレバー15には、2本のロープ17、18の一端が夫々接続されており、これらのロープ17、18は支持軸19により回転自在に支持されるガイドローラ20に案内されている。
そして、これらのロープ17、18は別設の支持軸21、23に支持されるガイドローラ22、24に夫々振り分けられて案内され、機台25に対して昇降自在の綜絖枠26の両側に取付具27、28を介して連結されている。
綜絖枠26には多数の綜絖が枠内に配置されており、複数の綜絖枠26が機台25の前後に列設されている。
綜絖枠26の外側の機台25上部の一方には揺動軸31を支点する一対のジャックレバー33が揺動自在に備えられており、綜絖枠26に連結されているロープ17の他端は、ジャックレバー33の内側端に掛止されている。
ジャックレバー33の外側端には、スプリング保持用のハンガー35が懸吊されており、機台25からハンガー35の下方へ向けて張設されたスプリングスタンド37とハンガー25との間にスプリング39が介在されている。
従って、この実施形態のスプリング機構29は、揺動軸31と、ジャックレバー33と、ハンガー35と、スプリングスタンド37と、スプリング39とから構成される。
また、機台25の上部の他方には、スプリング機構29と対称なスプリング機構30が備えられており、スプリング機構30は、揺動軸32、ジャックレバー34、ハンガー36、スプリングスタンド38及びスプリング40とから構成されている。
このように、この実施形態の開口装置10では上記の構成により、駆動機構11の運動により伝達されるロープ17、18の引張力と、スプリング機構29、30が有する付勢力により綜絖枠26に開口運動を行なわせることが可能となっている。
次に、ガイドローラ20の詳細について説明する。
この実施形態では3種類のガイドローラ20、22、24が備えられていることを既に説明したが、ここではガイドローラ20について説明する。
図2に示されるガイドローラ20は、支持軸19に装着するための軸受41を一体的に備えている。
この実施形態では軸受41を除く部位は樹脂材料により形成されており、ここでは説明の便宜上、樹脂材料により形成されている部位を樹脂形成体45とする。
軸受41は非接触式のころがり軸受であり、内輪42と外輪43との間に複数個の転動体44が保持器(図示せず)により保持され、内輪42と外輪43との相対回転を可能としている。
この実施形態では、内輪42の厚さ(支持軸19の軸線方向の長さ)が外輪43の厚さよりも僅かに大きく設定されており、外輪43周囲の樹脂形成体45の厚さは外輪43の厚さを越えないものとしている。
また、樹脂形成体45には多数のリブ46が放射状に形成され、外周部には2本のロープ用の案内溝47、48が互いに平行となるように形成されている。
一方の案内用溝47はロープ17が案内される溝であり、他方の案内溝48はロープ18が案内される溝である。
樹脂形成体45の一方の盤面(図2のA−A線矢視図において右向き)の外輪43寄りには、外輪43の径よりも大きく設定された同心円状の第1凹凸部51が形成され、他方の盤面(図2のA−A線矢視図において左向き)には第2凹凸部52が形成されている。
第1凹凸部51は、図4に示されるように、断面から見て突起51aと溝51bが交互に並ぶ波状となっており、また、第2凹凸部52も同様の突起52aと溝52bが並んでいる。
図3に示されるように、複数のガイドローラ20が支持軸19に装着される状態で見ると、第1凹凸部51及び第2凹凸部52は、ガイドローラ20間において後述する潤滑剤用の滞留空間53を設定する要素である。
なお、第1凹凸部51及び第2凹凸部52は、リブ46の内側基端と軸受41における外輪43の外周との間に形成される。
ところで、この実施形態では複数の綜絖枠26が備えられていることを先に説明したが、綜絖枠26の数に応じてガイドローラ20の数も決定される。
これらのガイドローラ20は、互いに近接するように軸受41を介して支持軸19に装着されている。
ここで、支持軸19について詳述すると、水平状態に配置される支持軸19の中心には軸芯方向に沿って設けられた潤滑剤用の導入路49が設けられており、図示はしないが導入路49の一方は閉塞され、他方は支持軸19の外側と連通している。
そして、導入路49と交錯するように、支持軸19を径方向に横断する連通路50が支持軸19の長手方向において一定の間隔を保って複数個設けられている。
この連通路50は、ガイドローラ20間に形成される後述の滞留空間53と連通可能としており、導入路49からの潤滑剤を滞留空間53へ供給する通路となっている。
また、この連通路50の軸受41側には、隣り合う連通路50を連絡する環状路50aが支持軸19の周方向に刻設されている。
そして、環状路50aの幅は、連通路50の径及び隣り合う軸受41間の距離よりも大きく設定されている。
この環状路50aに潤滑剤が充填されることにより、滞留空間53への潤滑剤の送入の円滑化及び均一化を図るとしている。
複数のガイドローラ20が支持軸19に装着される状態では、ガイドローラ20間において隣り合う軸受41が接近しており、軸受41間には微小な間隙が設けられている。
特定のガイドローラ20の一方の盤面(図3において右向きの盤面)に対して、別のガイドローラ20の他方の盤面(図3において左向きの盤面)が臨む状態となる。
一方の盤面には第1凹凸部51が設定され、他方の盤面には第2凹凸部52が設定されていることを既に説明したが、ガイドローラ20、20の相対により第1凹凸部51と第2凹凸部52は対向する状態にある。
この実施形態では、第1凹凸部51の突起51aが第2凹凸部52の溝52bに隙間を持って入り込み、また、第1凹凸部51の溝51bに対して第2凹凸部52の突起52aが隙間を持って入り込む状態にある。
つまり、換言すれば、第1凹突部51と第2凹凸部52とは略噛合すると言え、この第1凹凸部51と第2凹凸部52との間隙はラビリンス状となり、この実施形態ではこのラビリンス状の間隙が潤滑剤用の滞留空間53を構成する。
そして、軸受41間とこの滞留空間53に潤滑剤(図4におけるG)が充填されるが、この第1凹凸部51と第2凹凸部52との最短距離は、回転時のガイドローラ20の揺動幅(ロープ17,18の張力によるガイドローラ20の倒れ量)に基き設定すればよく、ここでは、ガイドローラ20の回転時に第1凹凸部51と第2凹凸部52が接触しない程度の距離としている。
図3に示されるガイドローラ20間には全て滞留空間53が形成される。
さらに、この実施形態では中央寄りのガイドローラ20について説明したが、他のガイドローラ22、24についても基本的にガイドローラ20と同様の凹凸部に臨む滞留空間を形成し、滞留空間に潤滑剤を滞留させて軸受付近における潤滑剤の乳化を防止する構成が採用されている。
次に、この実施形態に係る開口装置10における防水作用について説明する。
ガイドローラ20が水分を受けると、ガイドローラ20の軸受41へ向けて水分が浸入しようとする。
このとき、水分の大部分は滞留空間53に充填されている潤滑剤により遮られ、滞留空間53内への水分の浸入を抑制できる。
水分が一部が滞留空間53に充填されている潤滑剤の一部と反応して乳化する。
滞留空間53は第1凹凸部51及び第2凹凸部52によりラビリンス状となっており、滞留空間53の外側から軸受41まで蛇行する経路により一定の距離が設定されていることから、滞留空間53の外側近傍における一部の潤滑剤が乳化しても軸受41には殆ど影響がなく、滞留空間53の潤滑剤が全て乳化して軸受41付近の潤滑剤に水分が達するまでには相当な時間が必要となる。
次に、滞留空間53に充填されている一部の潤滑剤が乳化した場合、新たな潤滑剤を滞留空間53へ供給する。
支持軸19の導入路49へ新たな潤滑剤を導入し、連通路50及び軸受41間を通じて滞留空間53へ向けて潤滑剤を圧送する。
滞留空間53への新たな潤滑剤の充填に伴い、滞留空間53の内圧が上昇して乳化された古い潤滑剤が外側へ向けて押し出されるようにして排出される。
滞留空間53の外側寄りにおいて乳化された潤滑剤は、乳化により粘度が低下した状態にあり、乳化されていない潤滑剤と比較して滑り易く、乳化されている潤滑剤の殆どが排出される。
このため、滞留空間53内には乳化されていない新旧の潤滑剤が滞留することになり、そして、滞留空間53の外周付近に排出された古い潤滑剤が留まることになる。
排出された古い潤滑剤は滞留空間53の外側に留まることから、排出された古い潤滑剤は滞留空間53に対する水分の浸入をさらに防止する。
この実施形態に係る開口装置10によれば以下の効果を奏する。
(1)ガイドローラ20が水濡れ状態であっても、第1凹凸部51が形成される一方の盤面と別のガイドローラ20において第2凹凸部52が形成される他方の盤面との相対により、軸受41の外周側に潤滑剤用の滞留空間53が設定されるから、ガイドローラ20の水分の大部分は滞留空間53に充填される潤滑剤に遮られ、軸受41側への水分の浸入が抑制される。一部の水分により滞留空間53における潤滑剤の一部が乳化されても、軸受41の外側の滞留空間53における一部の潤滑剤であることから、直ちに軸受41付近の潤滑剤が乳化されるわけではなく、乳化された潤滑剤の軸受41への影響は殆どない。
(2)滞留空間53における一部の潤滑剤が乳化しても、支持軸19における導入路49と連通路50を通じて滞留空間53へ新たな潤滑剤を送入すれば、軸受41側から滞留空間53へ潤滑剤が向かうことから、乳化された潤滑剤は新たな潤滑剤の送入を受けて滞留空間53の外側へ向い、乳化されていない新旧の潤滑剤により軸受41における良好な潤滑状態を保つことができる。
(3)新たな潤滑剤の滞留空間53への充填により、滞留空間53から排出された潤滑剤が第1凹凸部51及び第2凹凸部52の外周を覆うように留まることから、排出された潤滑剤が滞留空間53への水分浸入を妨げ、水分による滞留空間53における潤滑剤の乳化をより一層抑制することができる。
(4)ガイドローラ20の盤面に第1凹凸部51及び第2凹凸部52を形成するだけで、軸受41への水分の浸入を抑制することができ、水分の浸入を図るために特別な部材を必要としないから、製作コストを抑制することができる。
(5)連通路50の外側には環状路50aが形成されているので、軸受41間の全周に亘って潤滑剤が臨むことになり、導入路49及び連通路50を通じた滞留空間53への潤滑剤の充填が確実となる。
なお、この実施形態では、第1凹凸部51及び第2凹凸部52は、断面円弧状の突起51a、52a及び溝51b、52bの組み合わせから構成されるとしたが、例えば、変形例として、図5に示されるような第1凹凸部54及び第2凹凸部55としてもよい。
図5に示される第1凹凸部54は、断面略コ字状の突起54a又は溝54bの組み合わせから構成され、同様に構成される第2凹凸部55の溝55bに第1凹凸部54の突起54aが間隙を持って入り込み、第1凹凸部54の溝54aに対して第2凹凸部55の突起55aが間隙を持って入り込む状態となる。
このため、第1凹凸部54と第2凹凸部55により形成される滞留空間56は、垂直方向と水平方向の経路を有することになり、滞留空間56の外側から軸受41までの経路がさらに長く設定され、滞留空間56に充填される潤滑剤(図5におけるG)により、軸受41付近における潤滑剤の乳化をさらに抑制することが可能となる。
また、別の変形例として図6に示されるような第1凹凸部57及び第2凹凸部58を形成してもよい。
図6に示される第1凹凸部57は、断面略く字状の突起57a又は溝57bの組み合わせから構成され、同様に構成される第2凹凸部58の溝58bに第1凹凸部57の突起57aが間隙を持って入り込み、第1凹凸部57の溝57bに対して第2凹凸部58の突起58aが間隙を持って入り込む状態となる。
このため、第1凹凸部57及び第2凹凸部58により形成される滞留空間59は、直線的なジグザク状の経路を有し、滞留空間56に充填される潤滑剤(図5におけるG)により、先に説明した第1の実施形態の滞留空間53とほぼ同等の作用効果を奏する。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る開口装置について図7に基き説明する。
この第2の実施形態の開口装置は、図7に示されるように、ガイドローラ20の一方の盤面に第1凹凸部67のみを形成し、他方の盤面には第2凹凸部を設けないようにした点で第1の実施形態と相違するが、その他の構成は第1の実施形態に係る開口装置10と同一である。
従って、この実施形態では、説明の便宜上、先に説明した第1の実施形態で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、第1の実施形態の説明を援用する。
この実施形態では、各ガイドローラ61の樹脂形成体62における一方の盤面(図7において右向きの盤面)の外輪43寄りには、外輪43の径よりも大きく設定された同心円状の第1凹凸部67が形成され、他方の盤面(図7において左向きの盤面)には平坦面を有する平坦部68が形成されている。
第1凹凸部67は、断面から見て突起67aと溝67bが交互に並ぶ波状となっており、他方、平坦部68は単なる平坦面となっている。
この実施形態では、第1凹凸部67及び平坦部68は、複数のガイドローラ61が支持軸19に装着される状態で、ガイドローラ61間において後述する潤滑剤用の滞留空間69を設定する要素である。
なお、第1凹凸部67及び平坦部68は、リブ63の内側基端と軸受41における外輪43の外周との間に形成される。
複数のガイドローラ20が支持軸19に装着される状態では、ガイドローラ20、20の相対により第1凹凸部67と平坦部68は対向する状態にある。
この実施形態では、第1凹凸部67の突起67aが平坦部68に接近しており、また、第1凹凸部67の溝67bは第2凹凸部68との十分な間隙を保つ状態にある。
つまり、第1凹突部67と平坦部68との間には間隙の異なる潤滑剤用の滞留空間69が構成される。
そして、軸受41間とこの滞留空間69に潤滑剤(図7におけるG)が充填されるが、突起67aと平坦部68との狭隘な間隙により水分の通過を阻み、溝67bと平坦部68との間隙には十分な潤滑剤が充填されることにより、滞留空間69における潤滑剤に対する乳化の遅延化が図られる。
このように、この実施形態では、ガイドローラ61間において変化する間隙を有する滞留空間69を形成し、軸受41への水分の浸入を抑制するようにしている。
なお、ガイドローラ61間には全て滞留空間69が形成され、先の実施形態と同様に支持軸19を通じた潤滑剤の送入により、滞留空間69に新たな潤滑剤が供給され、滞留空間69の外側寄りの一部の潤滑剤が滞留空間69から排除される。
この実施形態によれば、ガイドローラ61に第1凹凸部67を形成するだけで、軸受41への水分の浸入を抑制することができるほか、水分の浸入を図るために特別な部材を他に必要としないから、開口装置の製作コストを抑制することができる。
この実施形態では、第1凹凸部67と平坦部68との組み合わせから構成される滞留空間69を形成したが、変形例として例えば、図8に示されるように、2組の滞留空間75、78が連続して形成されるようにしてもよい。
この例では、ガイドローラ71の第1凹凸部73と平坦部74との滞留空間75の外周側において、他方の盤面に第2凹凸部76が形成され、一方の盤面に別の平坦部77が形成され、第2凹凸部76と平坦部77により構成される滞留空間78が滞留空間75の外側に形成されることになる。
2組の滞留空間75、78が形成され、滞留空間75、78に充填される潤滑剤(図8におけるG)により、軸受41への水分の浸入をより確実に抑制することができる。
また、別の変形例として、例えば、図9に示されるように、ガイドローラ81の樹脂形成体82における他方の盤面において、フェルト部材85を貼着した平坦部84としてもよい。
平坦部84を変形可能なフェルト部材85とすることにより、回転するガイドローラ81が左右に僅かに揺動し、第1凹凸部83の突起83aが平坦部84に接触しても、ガイドローラ81が損傷を受けることがない。
また、ガイドローラ81同士の接触が許容されることから、ガイドローラ81の製作上の寸法精度は厳格に要求されず、これによりガイドローラ81の製作が容易となる。
さらに、第1凹凸部83と平坦部84との滞留空間86において、潤滑剤(図9におけるG)の保持がより確実となり、これにより、軸受41への水分の浸入をほぼ確実に防止することができる。
なお、ここではフェルト部材85が貼着された平坦部84としたが、フェルト部材85に限らず、少なくとも、突起83aの接触による衝撃を吸収することができる緩衝部材であればよい。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係る開口装置について図10に基き説明する。
この第3の実施形態の開口装置は、第1凹凸部93及び第2凹凸部94がガイドローラ91に形成される点で第1の実施形態に係る開口装置10と共通するが、第1凹凸部93の溝93bと第2凹凸部94の溝94bが対向する。
この実施形態では、各ガイドローラ91の樹脂形成体92の一方の盤面に第1凹凸部93が形成され、他方の盤面に第2凹凸部94が形成されている。
この実施形態では、第1凹凸部93及び第2凹凸部94の溝93b、94b同士が対向(換言すれば突起93a、94a同士が対向)するように、第1凹凸部93及び第2凹凸部94が左右対称に形成されている。
このため、第1凹凸部93及び第2凹凸部94により形成される滞留空間95は、突起93a、94aの対向により形成される狭隘部95aと、溝93b、94bの対向により形成される複数の拡張部95bとから構成される。
そして、滞留空間95には潤滑剤(図10におけるG)が充填されることから、水分の浸入は狭隘部95aにより妨げられる一方、拡張部95bに十分に充填された潤滑剤が乳化するには時間が掛かるため、軸受41付近への潤滑剤の乳化を抑制する。
また、支持軸19の導入路49、連通路50及び環状路50aを通じて新たな潤滑剤を滞留空間95へ送入することにより、滞留空間95の外側付近の潤滑剤が滞留空間95外へ排出される。
この実施形態によれば、第1凹凸部93及び第2凹凸部94の対向により滞留空間95において狭隘部95aと拡張部95bが交互に形成され、狭隘部95aの防水効果と拡張部95bの潤滑剤の充填による乳化遅延効果が期待できる。
なお、本発明は、上記した第1〜第3の実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、消極開口装置としてカム機構を備える開口装置を説明したが、例えば、ドビー機構を備える消極開口装置に本発明を適用することも可能である。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、3種類のガイドローラを備える開口装置について説明したが、ガイドローラの種類は限定されず、少なくとも、綜絖枠の開口に用いられるガイドローラが複数個存在すればよい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、第1凹凸部又は第2凹凸部が設定される範囲を特定しなかったが、この範囲はガイドローラ間の間隙の寸法、軸受の仕様、潤滑剤の性質といった諸条件により適宜最適な範囲を設定すればよい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、第1凹凸部又は第2凹凸部における突起及び溝に関し、ピッチ、高さ(深さ)等の寸法設定を特に言及しなかったが、ガイドローラの揺動幅やガイドローラの製作上の要求される寸法精度等の条件を考慮しつつ、潤滑剤が充填される程度の滞留空間が設定できるように、突起及び溝の寸法設定を適宜図ればよい。
○ 上記の第1〜第3の実施形態では、第1凹凸部又は第2凹凸部は1つの盤面に凹部及び凸部が複数形成されているが、本発明はこれに限定されず、例えば、一方の盤面に単一の凸部を形成し、相対する盤面に単一の凹部を形成して滞留空間を設定したり、一方の盤面に単一の凹部を形成し、相対する盤面を平坦面として滞留空間を設定してもよい。
第1の実施形態に係る開口装置の概略正面図である。 第1の実施形態に係るガイドローラの正面図とA−A線における矢視図である。 第1の実施形態に係るガイドローラと支持軸を示す要部破断図である。 第1の実施形態に係るガイドローラの要部を破断して示す要部拡大図である。 第1の実施形態の変形例を破断して示す要部拡大図である。 第1の実施形態の別の変形例の要部を破断して示す要部拡大図である。 第2の実施形態に係るガイドローラの要部を破断して示す要部拡大図である。 第2の実施形態の変形例の要部を破断して示す要部拡大図である。 第2の実施形態の別の変形例の要部を破断して示す要部拡大図である。 第3の実施形態に係るガイドローラの要部を破断して示す要部拡大図である。
符号の説明
10 開口装置
11 駆動機構
17、18 ロープ
19、21、23 支持軸
20、22、24、61、71、81、91 ガイドローラ
26 綜絖枠
41 軸受
45、62、72、82、92 樹脂形成体
49 導入路
50 連通路
50a 環状路
51、54、57、67、73、83、93 第1凹凸部
52、55、58、76、94 第2凹凸部
53、56、59、69、75、78、86、95 滞留空間
68、77、84 平坦部
95a 狭隘部
95b 拡張部

Claims (6)

  1. 床面に配設した駆動機構と織機上方に配設したスプリング機構により綜絖枠に開口運動を行なわせるように構成した水噴射式織機の消極開口装置において、
    駆動機構と綜絖枠とを連結するロープと、軸受を一体的に備えるとともに前記ロープを案内する複数のガイドローラと、複数の前記ガイドローラを前記軸受を介して支持する支持軸とを含み、
    前記ガイドローラの少なくとも一方の盤面に第1凹凸部が前記軸受よりも外周側に形成され、
    前記ガイドローラにおける前記一方の盤面と別のガイドローラにおける他方の盤面との相対により、前記第1凹凸部に臨む潤滑剤用の滞留空間が前記ガイドローラ間に設定されていることを特徴する水噴射式織機の消極開口装置。
  2. 前記他方の盤面に第2凹凸部が形成され、前記第1凹凸部と前記第2凹凸部とに臨む前記滞留空間を設定することを特徴する請求項1記載の水噴射式織機の消極開口装置。
  3. 前記第1凹凸部と第2凹凸部が互いに略噛合し、ラビリンス状の前記滞留空間を設定することを特徴とする請求項2記載の水噴射式織機の消極開口装置。
  4. 前記第1凹凸部と第2凹凸部が互いに左右対称であって、対向する両凹凸部に臨む前記滞留空間を設定することを特徴とする請求項2記載の水噴射式織機の消極開口装置。
  5. 前記第1凹凸部に対向する緩衝部材が前記他方の盤面に備えられることを特徴とする請求項1記載の水噴射式織機の消極開口装置。
  6. 潤滑剤を導入する導入路が前記支持軸の軸芯方向に沿って設けられ、前記滞留空間と導入路とを連絡する連通路が設けられ、
    前記導入路への潤滑剤の圧入により前記連通路を通じて潤滑剤を前記軸受間へ充填可能とするとともに、前記潤滑剤の圧入を受けて前記滞留空間の外へ潤滑剤の一部を排出可能とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の水噴射式織機の消極開口装置。
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