JP2006020631A - 昆虫監視及び駆除用の装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】地上に設置でき、簡便で且つ効率的に昆虫の活動を監視及び駆除する装置と方法を提供する
【解決手段】大部分が第一の包囲体を越えて伸びているような形態である第二の包囲体に接続されている第一の包囲体からなる昆虫の監視及び/又は駆除装置とそれらの使用方法。
【解決手段】大部分が第一の包囲体を越えて伸びているような形態である第二の包囲体に接続されている第一の包囲体からなる昆虫の監視及び/又は駆除装置とそれらの使用方法。
Description
本発明はシロアリのような昆虫(arthropod)の監視及び/又は駆除そして、特に、地上用途で使用するために採用される装置及び方法に関する。
シロアリは木製構造物を攻撃しそして破壊する昆虫として世界中の多くの地域でよく知られている。地中のシロアリは多くの場合周囲の土壌から構造物中に入りその構造物やその中身の木やその他のセルロース物質を食べる。シロアリを殺すための多くの方法が何年にも亘って採用されてきた。そのような方法の一つはシロアリから防御されるべき構造物の付近の土壌中に毒物(例えば、シロアリを殺すか又は忌避する物質)を散布することを含む。この種の処理は労力がかかりそして土壌汚染の問題を生ずるばかりでなく、シロアリの繁殖を阻止する適切な防御を生み出す方法とはならない可能性がある。
シロアリ駆除の別のアプローチは防御されるべき構造体の周囲の土壌中に木の杭又はその他の適切なシロアリの餌物質を注入し、その杭を監視し、それから繁殖が観察された領域の土壌にのみ毒物を散布することを含む。このアプローチは毒物の使用を最小化するが、なお他の問題点が存在する。餌杭は、例えば、典型的には限定的な領域を占めるのみでそして、さらに、フィート又はヤードのオーダーの距離によってお互いに分離されているだけなので、構造物の周りの継続的な防御とはならない。土壌中にいるシロアリ集団の場合、特に、もし餌杭が広い空間を占めそして構造物の周りの湿った場所のようなシロアリ攻撃に曝されやすい構造物の周りの状態に拘わりなく予め決められた間隔で置かれるなら、最初の場所に餌杭を置くのは困難である。また、餌杭の除去は、シロアリが築くかもしれない木杭に導く通路の系を破壊しそして、順番に木杭再注入時の木杭へのシロアリの流れを破壊する。これらの問題は、永久的に固定された包囲体内に着脱可能な餌カートリッジを含んでいる地中埋め込み及び地上装置の両方を開示している特許文献1によって指摘されている。餌カートリッジは、もしシロアリの活動が検知されたなら、包囲体内の餌カートリッジとして、餌カートリッジの構造と同じように対応している殺虫剤を含むカートリッジに置き換えられる。カートリッジの置き換え又は交換の過程で包囲体の固定的設置はシロアリの巣と包囲体間のシロアリによって築かれた既に存在している通路に対する外乱を最小化するといわれている。
特許文献2は、第一の包囲体及び第一の包囲体に積み重ねた形態で取り付けられた接続可能な第二の包囲体を含む地上基地を開示している。第一の包囲体への包囲体の追加はシロアリの集落と第一の包囲体間に築かれた通路の既に存在するネットワークを乱さないといわれている。
それらの装置や方法の有効性にも拘わらず、例えばそして限定はしないが、ペストマネージメントプロフェッショナル(PMP)又は他の操作者に、基地内の昆虫の食餌に対して外乱を少なくする昆虫監視及び駆除のための種々の選択を提供するシステムを提案する必要性が依然としてある。操作者は地域から地域へと異なった昆虫の繁殖状態によって被害を受けている別々の構造物にしばしば遭遇しそしてそれぞれの状態に対処するのには柔軟性が必要となる。
USP5,329,726
USP6,058,646
本発明の課題は、シロアリのような昆虫(arthropod)の監視及び/又は駆除において、地上用途で使用するために採用される基地内の昆虫の食餌に対して外乱を少なくし、且つ種々の選択を可能にする昆虫の活動を監視及び駆除する装置と方法を提供することである。
一観点においては、本発明は実質上内容部を特定しそして昆虫が活動していると思われる地域に隣接して置くのに適した、少なくとも一つの境界オリフィスをもつ第一の包囲体からなる昆虫基地を提供する。基地はさらに実質上内容部を特定しそして昆虫が食べうる材料、昆虫が通過しうる材料、昆虫を移送しうる材料又は昆虫を殺しうる物質を含んでいる内容部に連通する少なくとも一つの開口部をもつ少なくとも一つの第二の包囲体からなっている。第一の包囲体は、該開口部を含みそして第二の包囲体の主要面積部分が該第一の包囲体を越えて伸びている第二の包囲体の一部と接続するのに適した接続オリフィスを含んでいる。第二の包囲体の開口部が接続オリフィスを含む該第一の包囲体の一部を受け止めるのに適しているか、或いは接続オリフィスが開口部を含む第二の包囲体の一部を受け止めるのに適している。
本発明はまた昆虫の繁殖により被害を受けていると思われる地域に隣接して昆虫基地を設置する方法を提供する。また本発明の基地で昆虫の繁殖を監視する方法も提供される。そのような方法は、例えば、本発明の昆虫基地を特定してそして昆虫によって食べられた第二包囲体中の材料の量を決定し、そしてさらに第一包囲体内の接続オリフィスに別の第二包囲体を接続すること及び/又は置き換えることを包含する。
本発明により、昆虫の繁殖により被害を受けていると思われる地域に隣接して昆虫基地を地上に設置して、基地内の昆虫の食餌に対して外乱を少なくし、且つ種々の選択を可能にするので、効率的にシロアリのような昆虫の活動を監視及び駆除することができる。
本発明は昆虫を監視しそして駆除するための基地及び方法を提供する。ここで用いられるとき、用語“監視”は人又は物、特にシロアリのような昆虫を見張り、検査、観察、又はチェックすることを意味する。このように、その使用者が対象の地域にシロアリがいるかどうかを簡単に決定することのできる装置は、その装置が幾つかの付加的な仕事、例えば、シロアリの殺虫を行うことができるかどうかに拘わらず、監視装置と見做される。
図1は本発明に従った好ましい監視/餌基地の透視図を示しており、それは内部(図示されていない)を実質的に特定している第一の包囲体100からなっている。第一の包囲体は、限定はしないが、プラスチック(即ち合成ポリマー)、木、プラスター、コンクリート、アスファルト、タイル、ブロック、煉瓦、セラミック、金属、硬いポリマー発泡体、二以上の材料の複合体、及び適切なシート材料の積層体を包含する好適な強度と硬度をもつ種々の材料から作ることができる。それらは硬い又は柔軟なプラスチック、好ましくはポリエチレン又はポリスチレン、そしてより好ましくはポリプロピレンから作られることが好ましい。本発明の或る態様においては、第一の包囲体の少なくとも一部は内部の検査を容易にするために、ガラス又は合成ポリマーのような透明材料から作られる。
第一の包囲体は、昆虫が活動していると思われる地域に隣接して置くのに適している少なくとも一つの境界オリフィス(図示されていない)をもっている。例えば、第一の包囲体100は、境界オリフィスがその表面に隣接しておりそして第一の包囲体の内部に昆虫が出入りするのに適するように、梁材のような目標に隣接して設置される。境界オリフィスは第一の包囲体の開口端であるか又は第一の包囲体の外部への孔又は開口を構成していてもよい。
第一の包囲体100は目標の表面に着脱可能に設置されるか又はその表面に永久的に固定される。図1に示されるように、第一の包囲体は第一の包囲体を目標の表面にねじ又は爪を使用して固定するための固定用開口部120をもつフランジ102を含んでいる。別法としては、第一の包囲体は接着剤又は他の方法で目標表面に接合されてもよい。
或る態様においては、第一の包囲体はシロアリが活動している泥チューブを含む構造物上に設置されてもよい。そのような態様においては、第一の包囲体100は、シロアリ泥チューブの開口部が第一の包囲体の境界オリフィスと一列に並ぶようにその構造物上に設置されてもよい。例えば、シロアリ泥チューブの一部は、第一の包囲体の境界オリフィスをシロアリ泥チューブと一列に並ばせるときに壊れるかもしれない。シロアリは典型的には第一の包囲体中にシロアリ泥チューブを再生しそしてシロアリ泥チューブを通過するシロアリはまた境界オリフィスを通って第一の包囲体の内部に入るであろう。
或る態様においては、第一の包囲体はシロアリが活動している泥チューブを含む構造物上に設置されてもよい。そのような態様においては、第一の包囲体100は、シロアリ泥チューブの開口部が第一の包囲体の境界オリフィスと一列に並ぶようにその構造物上に設置されてもよい。例えば、シロアリ泥チューブの一部は、第一の包囲体の境界オリフィスをシロアリ泥チューブと一列に並ばせるときに壊れるかもしれない。シロアリは典型的には第一の包囲体中にシロアリ泥チューブを再生しそしてシロアリ泥チューブを通過するシロアリはまた境界オリフィスを通って第一の包囲体の内部に入るであろう。
第一の包囲体の内部は昆虫が食べうる材料、昆虫が通過しうる材料、昆虫を移送しうる材料及び/又は昆虫を殺しうる物質を含む。昆虫が食べうる材料の例としては木、カード板(ワックス処理した又はしていない)、繊維板、紙及び鋸くずのようなセルロース材料を包含する。典型的には、昆虫が食べうる材料とは、ここで用いられるときは、毒性が無い、即ち昆虫を殺す能力の無い材料を意味する。好ましいこの種の物質は木及び鋸くずである。他の態様においては、シロアリが食べうる材料は、特許文献3(ここではその全体を参照として取り込んでいる)に開示されている組成物を含む。その材料は、限定はしないが、粒子、ペレット、顆粒、円板又はそれらの組み合わせを含む種々の形態で本発明において使用され、そして昆虫が食べうる材料から作られたバッグ又はポーチも含まれる。
昆虫が通過しうる材料の例としてはポリスチレン発泡体のようなポリマー発泡体、チョーク、スポンジ状材料、及び木を含む。昆虫を移送しうる材料の例としてはポリウレタン、及びチョークを含む。昆虫を殺しうる物質の例としては、限定はしないが、スルフルルアミド、ヒドラメチルノン、アベルメクチン、スピノサッド、ニコチノイド(イミダクロプリドのような)、フィプロニル、クロルフェナピル、インドキサカルブ、ボレート、昆虫成長調節剤、キチン抑制剤(ヘキサフルムロン、ルフェニューロン及びジフルベンズロンのような)、ハロフェニサイド、イソチオザロン、スルフォチン、幼若ホルモン類似体、生物学的薬剤(例えば、胞子、菌糸体、ダニ、線虫、又は毒素)、ピレスロイド、プロトゾアシド、及び抗バクテリヤ剤のような遅効性毒を包含する。好ましい物質はキチン抑制剤である。
第一の包囲体の内部はまた空であってもよいし又は水(及び、所望により、水を保持するゲル化剤)又は包囲体の内部に昆虫がいるときに信号を発する装置を含むこともできる。さらに、第一の包囲体は最小限の内部部分をもちそして主として第二の包囲体200のための接続装置としての役目を果たしてもよい。
本発明の昆虫基地はまた少なくとも一つの第二の包囲体200を含む。第二の包囲体200によって例証されるように、本発明に従った第二の包囲体は第一端部要素205、第二端部要素210、及び実質上内部を特定している第一端部要素と第二端部要素間に伸びている側壁215を含むことができる。第二の包囲体は第二の包囲体の内容部と連通しそして昆虫が出入りするのに適した少なくとも一つの開口部220をもっている。
第二の包囲体は、限定はしないが、プラスチック(即ち合成ポリマー)、木、プラスター、コンクリート、アスファルト、タイル、ブロック、煉瓦、セラミック、金属、硬いポリマー発泡体、二以上の材料の複合体、及び適切なシート材料の積層体を包含する種々の材料から作ることができる。それらは硬い又は柔軟なプラスチック、好ましくはポリエチレン又はポリスチレン、そしてより好ましくはポリプロピレンから作られることが好ましい。本発明の或る態様においては、第一の包囲体の少なくとも一部は内部の検査を容易にするために、ガラス又は合成ポリマーのような実質上透明な材料から作られる。
第一の包囲体と同様に、第二の包囲体の内部は昆虫が食べうる材料、昆虫が通過しうる材料、昆虫を移送しうる材料及び/又は昆虫を殺しうる物質から作られるか又はそれらの材料を含む。
第一の包囲体100はまた図1のオリフィス105、110、及び115で例証されるように、少なくとも一つの接続オリフィスを含む。これらの接続オリフィスは開口部220を含む第二の包囲体の一部に接続するのに適している。この場合、昆虫は第一の包囲体内部及び第二の包囲体内部間を行き来できる。図1に例示されるように、接続オリフィス115は第二の包囲体200の第一端部205を受け止めるのに適しており、第二の包囲体200の第一端部205は実質上第一の包囲体100の接続オリフィス115内に受け止められる。第一端部205は接続オリフィス115に着脱可能に接続されてもよいし又は永久的に接続されてもよい。着脱可能な接続のためには公知の如何なる構造が使用されてもよい。第一端部205は、接続オリフィスに例えば、スナップ、回転、押し込み、及び/又はねじ込みで接続することができる。他の態様においては、第二端部205と接続オリフィス115の内部は曲がりくねった要素(図示されていない)を含んでいてもよい。
別法としては、第一端部は接続オリフィス115に永久的に接続されていてもよい。永久的な接続のためには、例えば、第二の包囲体を第一の包囲体の接続オリフィス115に接着剤又はその他の方法で接着するか、又は第一端部205を第一包囲体の接続オリフィスと一体化させるような公知の如何なる構造を使用してもよい。
第二の包囲体200の開口部220はまた接続オリフィスを含む第一の包囲体の一部を受け止めるのに適しており、第二の包囲体200の接続オリフィス115が実質上第二の包囲体の開口部220内に受け止められることは理解されるべきである。他の態様においては、第一の包囲体部分と第二の包囲体はお互いの中には受け止められないが、しかし、昆虫が出入りできるように、第一の包囲体の接続オリフィス115が第二の包囲体200の開口部220と一緒に並ぶようにお互いに接することはできる。
図1に示されるように、第二の包囲体の主要面積部分は第一の包囲体を越えて伸びておりそして第一の包囲体の該表面には接触しない。これに関しては、第二の包囲体の主要面積部分は第二の包囲体の約75%、好ましくは85%、より好ましくは90%、そしてよりさらに好ましくは95%を構成している。この場合、本発明は第二の包囲体が実質上透明で第一の包囲体及びその内部への外乱を減少させるような高められた検査能力を提供する。さらに、これはPMPが監視されるべき広範囲の構造物に合わせて種々のサイズや形状の第二の包囲体を設計することを可能にさせる。換言すれば、第二の包囲体の形状及び向きは第一の包囲体の形状やサイズによって制限を受けない。第二の包囲体は種々の角度で第一の包囲体の接続オリフィスにうまく接続することができる。
例えば、図2は基地が角での使用又は交差している構造物の間での使用に特に適している。そのような態様においては、第一の包囲体100は、例えば、部屋の角に位置づけられ、そして固定用開口部120を含む楔形状をもつ。第一の包囲体はその頂面及び/又は側面に接続オリフィス130及び135を含んでいてもよい。そのような態様は本発明によって提案される柔軟性を示すさらに別の例である。
他の態様においては、追加の第二の包囲体が既に存在している第二の包囲体に接続される。例えば、図1の態様と組み合わせて、追加の第二の包囲体が第二の包囲体200の第二端部210に接続され、第二端部210は第二の包囲体200の内部に連通する開口部をもっている。
本発明に従って使用できる種々の第二の包囲体があり、そして、このように本発明に従った第一の包囲体と第二の包囲体の組み合わせ方法としては数多くあることが理解されるであろう。組み合わせは、例えば、第一の包囲体から第二の包囲体の全てを取り外しそれからそれらを全く別の第二の包囲体と置き換えるか、又は三つの第二の包囲体のうち一つだけを取り外し及び置き換えることによる、さらに移行的なプロセスによってそれぞれ独立に達成することができる。
ここで開示したことから明らかなように、本発明は昆虫を監視及び/又は駆除するための種々の代替法をPMP又は他の操作者に与える。第一の包囲体内に接続できる第二の包囲体は好ましくは操作者に特定の昆虫の繁殖状態処理において柔軟性を増大させる。複数の第二の包囲体の使用は大量の食餌状態に対応する比較的大容量の監視及び/又は食餌材料を与えることを可能にする。さらに、複数の第二の包囲体の分離されたそして独立の形態及び各第二の包囲体の種々の機能は包囲体内で昆虫の食餌中に中断や外乱を最小化し基地の設置時や監視及び/又は駆除活動の開始方法に多くの代替法を与えることができる。
一般的には、第一の包囲体は昆虫の繁殖で被害を受けていると思われる領域に隣接して設置される。そのような領域としては、限定はしないが、樹木、シロアリ泥チューブ、歩道、ベース板、生きている又は枯れた木、乾燥壁、及びシロアリが繁殖している木が包含される。
最初に、本発明の基地は監視機能を果たす第一の包囲体/第二の包囲体からなる。例えば、第一の包囲体は木製ブロック又は昆虫に魅力的で、毒性がなく及び/又は防虫性のない別の材料からなる。第一の包囲体又は第二の包囲体は昆虫の活動を見るために周期的に検査される。前述のように、検査は第一の包囲体又は第二の包囲体の実質上透明な部分を通して見ることによってなされるが、また第一の包囲体又は第二の包囲体を取り外しそしてその内部を検査することによっても達成される。
第一の包囲体内での昆虫の活動の検知においては、昆虫を殺すことのできる物質をもつ第二の包囲体、即ち擬似餌を含む第二の包囲体が第一の包囲体の接続オリフィスに接続されてもよい。最初から監視用の第二の包囲体を含むこの態様においては、第二の包囲体は取り外されそして昆虫を殺すことのできる物質を含む第二の包囲体、即ち擬似餌を含む第二の包囲体で置き換えることができる。他の態様においては、昆虫の活動の検知において、追加の第二の包囲体が第一の包囲体の別の接続オリフィスに接続していてもよい。この場合、第一の包囲体又は既に存在する第二の包囲体内で既に食餌中又は存在する昆虫は、昆虫を駆除するために第一の包囲体に新しい擬似餌を含む第二の包囲体を接続することによっても比較的乱されない。大量に繁殖している地域においては、二つ以上の擬似餌を含む第二の包囲体を第一の包囲体に接続することができる。さらに、特にもし検知が主要な目的でなく又はもし昆虫が繁殖していることがわかっている場所であるなら、第一の包囲体は最初から一つ以上の擬似餌を含む第二の包囲体に接続することができる。
しかしながら、本発明によって提案された融通性は本発明の利点であるので、第二の包囲体の他の組み合わせ及び選択的な接続や置き換えは本発明の範囲内であることは理解されるべきである。もちろん、第二の包囲体及びその中の材料は、連続的な配列やPMP又は他の操作者の要望に適合する形態で使用することもできる。
上記の例から明らかなように、本発明の第二の包囲体は特定の昆虫繁殖状態によって種々の組み合わせで配列されそしてお互いに交換することができる。第二の包囲体の交換又は第二の包囲体の接続は既に基地内にいる昆虫を実質上乱さずに行うことができる。さらに、一つの第二の包囲体の取り外しは別の第二の包囲体及びその中にいる昆虫を乱さずに行うことができる。
本発明の装置及び方法は蟻のようなその他の有害昆虫の監視及び/又は駆除を目的とした他の方法及び装置と組み合わせることもできる。熟練した当業者であれば、本発明の好ましい態様に対して多くの変形や修正を行うことは可能でそしてそのような変形や修正は本発明の精神から逸脱することなしで可能であることは、容易に理解できるであろう。それゆえ、添付の特許請求の範囲は全てのそのような等価な変形が本発明の真の精神と範囲内に入ることを意図するものである。
USP5,573,760
本発明は、シロアリのような害虫による木製構造物の被害を防ぐために昆虫の繁殖を効率的に監視し且つシロアリのような害虫を駆除するために、地上に設置できる装置及び方法として有用である。
Claims (15)
- 実質上内容部を特定しそして昆虫が活動していると思われる地域に隣接して置くのに適した、少なくとも一つの境界オリフィスをもつ第一の包囲体、及び実質上内容部を特定しそして該内容部に連通する少なくとも一つの開口部をもつ少なくとも一つの第二の包囲体からなる昆虫基地であって、該第二の包囲体が、昆虫が食べうる材料、昆虫が通過しうる材料、昆虫を移送しうる材料又は昆虫を殺しうる物質を含んでおり、該第一の包囲体が、該開口部を含む該第二の包囲体の一部と連通するのに適した少なくとも一つの接続オリフィスを含んでおり、該第二の包囲体の主要面積部分が該第一の包囲体を越えて伸びており、そして該第二の包囲体の該開口部が該接続オリフィスを含む該第一の包囲体の一部を受け止めるのに適しているか、或いは該接続オリフィスが該開口部を含む該第二の包囲体の一部を受け止めるのに適していることを特徴とする昆虫基地。
- 該第一の包囲体が内室を特定する外表面をもち、該少なくとも一つの境界オリフィスが該内室と連通しており、そして該少なくとも一つの接続オリフィスが外表面と内室間に配されている請求項1記載の基地。
- 第一の包囲体の内室が、昆虫が食べうる材料、昆虫が通過しうる材料、昆虫を移送しうる材料又は昆虫を殺しうる物質を含んでいる請求項2記載の基地。
- 該開口部を含む該少なくとも一つの第二の包囲体の該部分が実質上該少なくとも一つの接続オリフィス内に着脱可能に受け止められている請求項1記載の基地。
- 該少なくとも一つの開口部を含む該少なくとも一つの第二の包囲体の該部分が該少なくとも一つの接続オリフィスを含む該第一の包囲体の該部分に永久的に固定されている請求項1記載の基地。
- 該少なくとも一つの第二の包囲体が、第一端部、第二端部、及び実質上該内容部を特定している側壁を特定しておりそして該第一端部は該内容部と連通している該少なくとも一つの開口部を含みそして実質上該少なくとも一つの接続オリフィス内に着脱可能に受け止められている請求項1記載の基地。
- 該第一の包囲体が実質上透明である請求項1記載の基地。
- 該少なくとも一つの第二の包囲体が実質上透明である請求項1記載の基地。
- 該少なくとも一つの第二の包囲体が閉じられた表面形状を実質上特定している側断面をもっている請求項1記載の基地。
- 昆虫の繁殖により被害を受けていると思われる地域に隣接して少なくとも一つの請求項1記載の基地を設置することからなる方法。
- さらに該少なくとも一つの基地で昆虫の活動を検査することからなる請求項10記載の方法。
- さらに追加の第二の包囲体を該第一の包囲体の該少なくとも一つの接続オリフィスに接続することからなる請求項11記載の方法。
- さらに該少なくとも一つの第二の包囲体を該第一の包囲体の該少なくとも一つの接続オリフィスから取り外すことからなる請求項11記載の方法。
- さらに少なくとも一つの追加の第二の包囲体を、該取り外した第二の包囲体の代わりに該少なくとも一つの接続オリフィスに接続することからなる請求項13記載の方法。
- 該追加の第二の包囲体が昆虫を殺しうる物質を含む請求項14記載の方法。
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