JP2004511240A - 節足動物監視用装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的な節足動物監視基地およびそれを使用する方法を提供する。
【解決手段】この装置は第1端、第2端および該第1・第2端の間に伸びる側壁からなる。第1・第2端および側壁は実質的に筐体の内側部を形成(区画)し、第1・第2端および側壁の少なくとも1つは筐体の内側部に対して節足動物が出入りするのに適当な少なくとも1つの開口部を含む。好ましくは、少なくとも2つの部材が筐体内に配置され、各部材は第1端、第2端および該第1・第2端の間に伸びる側壁をもつ。少なくとも1つの部材は節足動物によって消費され、通り抜けられ、運ばれることができる素材、あるいは節操動物を殺すことのできる物質からなる。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は白アリのような節足動物の監視および/または制御に関し、特に、地面に置かれて節足動物の棲息数を監視し、および/または制御するために使われ得る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
白アリは木製構造物を襲って破壊する昆虫として、世界中ほとんどの地域でよく知れ渡っている。地中の白アリは、非常にしばしば周囲の土壌から木製構造物内に入って、構造物およびその中身の木や他のセルロース物質を食物とする。白アリを殺すための多くの方法が、何年にも渡って採用されてきた。そのような一つの方法は、白アリから保護されるべき構造物の近くにある土壌に有毒物(すなわち、白アリを殺したり、追い払ったりする物質)を用いることを含んでいる。この種の処置骨折りは集中的で土壌汚染を引き起こすのみならず、白アリの蔓延に対する適切なバリアを生じ得ない。
【0003】
白アリ制御に対する他のアプローチは、保護すべき構造物の周囲の土壌中に木の杭あるいは他の適当なおとり(餌)物質を挿入して蔓延用杭を監視し、蔓延が観察されるエリア内のみの土壌に有毒物を置くことを伴う。このアプローチは、有毒物の使用を最小化するが、他の問題をなお現わす。たとえば、おとりの杭は、それらの杭が限られたエリアを占めるとき構造物の回りに連続バリアを提供せず、しかも、互いにフィートの次元あるいはヤードの次元の短い距離で隔てられている。土壌中の白アリ棲息数は、構造物の回りの湿ったエリアのような白アリが襲うのに伝導力のある条件にかかわらず、予め定められた間隔で、特におとりの杭が広くスペースを取って位置しているなら、そのおとりの杭を第一位置に置くのに困難を有する。また、おとりの杭を取り除くことも、白アリが構築し、次に杭を再挿入したとき、その杭に白アリの流れを混乱させ得る杭に導く通路のシステムを混乱させる。これらの問題は、特許文献1および特許文献2に述べられ、これらの特許は、除去可能なおとりのカートリッジのみならず、筐体の近くで白アリの通路を中断したり妨害したりする複数の延長部も有する据え付け(固定)筐体を地中に挿入することを開示している。
【0004】
さらに最近の成果は、白アリ基地内で白アリが食べるのを妨げるのを最小化するニーズに焦点を合わせている。特許文献3は、筐体の側壁に非有毒のおとりが固定され、白アリが活動してその側壁を覗くと、有毒なおとりが筐体の内部に導入される装置と方法を開示している。この方法は、交換可能な監視およびおとりカートリッジの装置を使うことに固有な妨げ(障害)を避けると言われている。特許文献4は、白アリ監視および/またはおとり装置を選択的に動かし得る抽出手段をもつ積層監視およびおとり装置の組合せからなるおとり装置を開示している。
【0005】
当該技術における最近の成果は、採用する白アリ監視およびおとり装置の頻繁な覗き込みを必要とする。この覗き込みは典型的には、有毒生物駆除オペレータ(PCO)によって指定時間間隔で実行される。PCOはしばしば、場所によって異なる白アリ蔓延状況に出会い、各状況に対応する柔軟性を必要とする。たとえば、ある場所では重大な白アリの食い荒らしに出会う。もし、PCOの覗き込み間隔の最後になるまでに給餌基板が消費されてしまうと、白アリはその場所から動き続け、その場所における制御は行い得なくなる。常にPCOが覗き込みのために現場へ行かなくてはならないと、時間と金を費やすことになる。
【0006】
【特許文献1】米国特許第5,329,726号明細書
【特許文献2】米国特許第5,555,672号明細書
【特許文献3】米国特許第5,950,356号明細書
【特許文献4】米国特許第6,016,625号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
現在の白アリ監視およびおとり装置を用いることができるにもかかわらず、上記説明から、基地内で白アリ給餌にほとんど妨げとならない白アリ監視および制御用オプションをPCOに与える装置に対するニーズがあることが理解されるであろう。さらに、PCOが監視および/または制御活動を行うために要する覗き込み(視察)時間間隔を広げることに対するニーズもある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
一つの面において、本発明は、第1端、第2端および該第1・第2端の間に伸びる側壁をもつ筐体からなる節足動物監視基地(ステーション)を提供する。そのような基地において、第1端、第2端および側壁によって筐体の内部が実質的に形成(区画)され、第1端、第2端および側壁の少なくとも一つが、筐体の内部に対し節足動物が出入りするのに適当な少なくとも一つの開口部(穴)を有する。好ましくは、少くとも二つの部材が筐体内に配置され、各部材は第1端、第2端および該第1・第2端間に伸びる側壁を有する。本発明のある実施態様において、各部材は、その側壁が互いに平行でかつ、筐体の側壁にも平行であるように、筐体内に配置される。少なくとも一つの部材が、節足動物によって消費され得る物質、節足動物によって通過され得る物質、節足動物によって運ばれ得る物質、あるいは節足動物を殺すことのできる物質からなることが好ましい。
【0009】
他の面において、本発明は、第1端、第2端および該第1・第2端の間に伸びる側壁をもつ筐体からなり、第1端、第2端および側壁が実質的に筐体の内部を形成する節足動物監視基地を提供する。そのような基地において、第1端、第2端および側壁の少なくとも一つが、筐体の内部に対し節足動物が出入りするのに適当な少なくとも一つの開口部(穴)を有し、筐体内に節足動物によって消費され得る物質が配置されている。
【0010】
さらに他の面では、第1端の少なくとも一部が筐体の側壁に脱着可能に付けられ、ロック機構を有している。
【0011】
本発明はまた、節足動物監視装置を部分的に、あるいは完全に地中に埋める方法も提供する。好ましい実施態様において、そのような方法は白アリの蔓延を受けると考えられる建物を同定し、その建物に近い位置に1又はそれ以上の基地を埋めるステップからなる。
【0012】
また本発明は、白アリの活動基地を監視する方法も提供する。そのような方法は、たとえば、基地を視覚的に覗き込み、筐体内を観察し、および/または1又はそれ以上の部材の内部を観察することからなり、さらに部材を追加し、および/または交換することも含むことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以上の説明および以下の実施の形態の詳細な説明は、添付図面を参照しながら読むとよりよく理解できる。本発明を図によって説明するため、添付図面に実施の形態を示す。しかし、本発明はそれらの特定の方法および装置に限定されないことが理解されよう。
【0014】
本発明は節足動物監視用基地および方法を提供する。ここで用いる「監視」という用語は、人や物、特に白アリのような節足動物を注視し、視察し、観察し、あるいは照合することを意味する。対象エリアに白アリがいるかいないかを使用者に容易に決定させ得る装置は、たとえば白アリを殺すというような付加的な仕事を装置の使用者に可能にさせるか否かに関わらず、監視装置であると考えられる。
【0015】
図1aは本発明による好ましい節足動物監視基地100を示し、該基地100は、第1端部材105、第2端部材110、およびこれら部材の間に伸びる側壁115をもつ筐体102からなる。第1端部材105、第2端部材110および側壁115は、筐体の内側部120を実質的に形成し、端部材の少なくとも一つ(たとえば105)が内側部120へのアクセスを提供するように、側壁115に着脱可能に付けられている。着脱可能取付用のどんな公知部材も使い得る。たとえば、端部材は、筐体の側壁上に留め金で、あるいは側壁内へのネジ止めで着脱可能である。図1aに、ネジ山107a,107bおよびネジ溝117を用いて第1端部材105が側壁115にネジ止めされる好ましい着脱手段を示す。さらに、好ましくは端部材105にキー(図示せず)を挿し込むロック機構108のような着脱手段を用いることができる。キーは端部材105が筐体102から離れて持ち上げられ、キーが落ちないように機構108内に挿し込まれ得る。
【0016】
他のクラスのロック機構は、端部材の一部を協同部材に挿し込むことを伴う。図1bに示すように、そのようなロック機構の一例は端部材105上の突起105aおよび該突起の少なくとも一部と合致することにより端部材105を回転させ得る部材106を有する。たとえば、部材106は突起105aの凹部101に嵌合する1又はそれ以上の凸部(図示せず)を有する。
【0017】
突起105aおよび部材106は類似の断面形状をもつことが好ましく、部材106の方がやや大きい。実質的にあらゆる形状を採用できるが、開面形状よりも閉面形状の方がいくらか好ましい。実質的に直線状の突起105aと部材106が特に好ましい。図1bに示すように、部材106は軸103にオプションで付けることができ、軸103はオプションで把手104に取り付けることができる。軸と把手はたとえば中実、中空および/または入れ子式軸など、幅広い選択が可能である。長い軸を使うことの一つの利点は、たとえば、基地100が地中に埋められているとき使用者が立ち位置から端部材105に嵌合できるようにリモートアクセスを容易にさせる点である。これにより、基地内部への視察(覗き込み)のため、アクセスが容易になる。
【0018】
本発明のロック機構は、オプションとして汎用製品コード(UPC)と共に使われるようなバーコード、およびバーコード・リーダーを含み得る。このようなバーコード装置は、たとえば品質制御、棚卸し、あるいはチェックリスト機能を与えるために使われ得る。たとえば、バーコードは基地の設置日付、基地視察の回数および/または日付、基地に加えられた変更、特定位置における基地数、および/または各基地に独特な同定コードのような情報を含み得る。
【0019】
図1bに図示されている態様を例に取ると、バーコード(図示せず)が端部材105の内側あるいは外側に置かれる。ディスプレー(図示せず)を把手104に取り付けて、バーコード・リーダー(図示せず)が部材106上に配置され得る。このようなバーコード装置(システム)は模範的で、その各部材は基地の異なる部材上に採用され得る。バーコード装置は多数の製品と結合され、当業者はそのような装置を所望情報のタイプに応じてここに開示する節足動物監視装置および方法に結びつけてプログラムし、実行する多数の仕方を知っている。たとえば、バーコードに現わされた情報は、リーダーを使ってバーコードを走査するか、あるいはプロセッサを通して情報を入力することにより、アクセスされる。
【0020】
端部材および側壁は、プラスチック(たとえば合成ポリマ)、木、石こう、コンクリート、アスファルト、タイル、レンガ、石、セラミック、金属、剛性ポリマフォーム、2又はそれ以上の素材の複合物、およびシート状素材の積層体を含む、適切な強度と剛性をもつ無制限の素材から組み立てられる。好ましくはポリエチレンやポリスチレン、さらに好ましくはポリプロピレンのような剛いあるいは柔軟なプラスチックから組み立てられることが好ましい。端部材および側壁は、プレスされ、鋳造され、押し出し成形され、あるいはいくつかの部分から形成される。端部材および/または側壁の少なくとも一部をガラスや合成ポリマのような透明な素材で形成し、内側部120の覗き込みを容易にすることが好ましい。
【0021】
筐体102は水平断面(すなわち、側壁115に直交する断面)を持たなければならず、その水平断面は、たとえば円(例、図1a)、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形あるいはそれ以上の多角形のような閉面形状を形成する。端部材105と115は、互いに対応する形状をもち、実質的にプレート状か、いくらかテーパをもつ円錐構造であることが好ましい。
【0022】
監視基地100は特別な大きさを必要としないが、端部材105と110はそれぞれ約2インチ〜約10インチの直径をもち、側壁115は約4インチ〜約25インチの長さである。(好ましくは、端部材105と110はほとんど同一の直径をもち、側壁115はその直径の2.0〜2.5倍の長さをもつ。特に好ましい態様において、端部材105と110はともに約4.5インチの直径で、側壁115は約9インチの長さである。
【0023】
本発明のある実施態様において、端部材105・110および側壁115の少なくとも一つは、筐体の内側部120に対して節足動物が出入りするのに適当な少なくとも一つの開口部(穴)を有する。好ましくは、図1a、1bおよび図2に示すように、側壁115および端部材110に複数の開口部118および112がそれぞれ設けられる。本発明によれば、おとり(餌)材が1又はそれ以上の開口部112内に挿し込まれて内側部120に伸び、さらに白アリがいそうに思われる基地100に隣接する(好ましくは下方の)監視域まで伸びる。おとり材は、昆虫の蔓延を助長するいかなる物質も使うことができ、それを通ってあるいはその回りを、昆虫が移動し得る。ある態様では、おとり材は昆虫によって動かされ、運ばれ、トンネルを掘られ、あるいは食べられることのできる物質である。好ましくは、おとり材は単独で、あるいは開口部112の壁と共に、そこを通って昆虫が移動できる開口部(すなわち、孔あるいは穴)を形成する。あるいは好ましい態様では、おとり材はそこを通って昆虫がトンネルを掘ることのできる物質を含む。模範的なおとり材は、これに限定されないが、セルロース質(木およびボール紙)、合成ポリマ(ポリスチレンフォーム等)、表層土および砂を含む。これらの物質は、ボデーに穿たれた穴やエッジに沿って刻まれたスロットをもつ合わせ釘、巻かれたボール紙、木のブロック、中空シリンダ、木片の束、ストローの束、ペレットあるいは粉末(例、おが屑)を含む多様な形状をもち得る。おとり材はまた、昆虫が食べる物質(砂糖やたんぱく質)、誘引フェロモン、あるいは水を塗ることもできる。経済的で、好ましいおとり材は、スロット付きの合わせ釘である。ここで用いる「合わせ釘」(dowel)という用語は、木、合成ポリマ、金属、フォームおよび他の同様の物質のロッドを含む。
【0024】
あるいは、白アリによって通り抜けられない物質が開口部112に挿し込まれ、内側部120に達し、基地100の下の地中まで挿し込まれる。白アリはその物質の位置を探し当て、その物質に従って内側部120に達し、そこでおとり(餌)を食べる。好ましい通り抜けられない物質は、プラス(+)記号状の断面をもつプラスチックおよび/または基地100の下方約24インチまで伸びるそのようなプラスチックである。
【0025】
図1aに示すように、側壁115の開口部118は三角形パターンを形成するため、枝分れした水平列に配列されることが好ましい。これらの開口部は一般に0.25インチ径であるが、変化し得る。どの2つの開口部の間隔も、開口部の端から測って約0.25インチ〜約2.0インチであり、好ましくは約0.5インチである。側壁115は、各列内の開口部をそれぞれ接続する実質的に直線状の溝119を有することが特に好ましい。これらの溝は、好ましくはそれぞれ約1/8インチのほとんど等しい深さと幅をもつ。あるいは、側壁は各列内の開口部をそれぞれ接続する実質的に直線状の隆起したリッジ(図示せず)を有することもできる。これらのリッジも、好ましくはそれぞれ約1/8インチのほとんど等しい幅と高さをもつ。
【0026】
また、側壁115は一般にその一端で、カラー部125で囲まれていることが好ましい。カラー部125は、たとえば図1aのように側壁115と一体化でき、あるいは全く別の構造にすることもできる。図1a、1bおよび図3に示すように、カラー部125は第1面126aおよび実質的に126aと対向する第2面126bを有する。好ましくは、カラー部125は約7インチ径で、厚み(すなわち、第1面126aと第2面126bの間の距離)が約0.06インチ〜約6インチである。第1面126aと第2面126bは共に実質的に平面状で平行であるが、これは必要条件ではない。カラー部125は第1面126aと第2面126bの間に押え込み(抑制)リッジ127を有する。押え込みリッジ127は、第1面126aからカラー部125の外端の少なくとも一部に沿って突き出し、第1面126a近くの押え込み域132の外周を区画する。好ましくは、カラー部125はまた、第1面126aから突き出して少なくとも一つの押え込み域132を区画する複数の案内リッジ130も有する。案内リッジ130は第1面126aから突き出している限り、実質的にどんな大きさおよび形状ももち得る。本発明による代表的なカラー部材は、米国特許出願第09/165,841号(WO 00/19816)に開示されている節足動物押え込み装置である。どんな特定の理論にも限定されることを欲しないが、案内リッジ130は節足動物を押え込み域132に沿って基地100まで導くと考えられている。各押え込みリッジ127および案内リッジ130はある幅をもち、第1面126aからある距離突き出ている。その各幅は約0.03インチ〜約0.5インチが好ましく、第1面から約0.6インチ突き出ることが好ましい。
【0027】
本発明による基地はまた、地中にそれが埋め込まれた後、基地の横回転を最小化するため1またはそれ以上の外部突起を有することが好ましい。一般に、その最小化の程度が直接、突起の数と大きさに比例する。1つの代表的タイプの突起は、図1a、1bおよび図3に示す翼134であり、この翼は側壁115および第1面126aと接している。
【0028】
本発明の基地は、筐体内に着脱可能に位置する少なくとも2つの部材を好ましく有する。図4および図5に、その中に3つの部材205,210,215を有する代表的な筐体200を示す。部材205を例にして説明すると、本発明による部材は第1端部材206、第2端部材207およびこれらの部材の間に伸びる側壁208を有する。オプションとして、端部材は部材内の湿気を外に放出するための小さな開口部を有する。さらに、端部材あるいはそれら自身の部材は筐体から部材を取り除き、あるいは部材からその中に入れた物資を取り除くのを容易にするため、グリップ部材(図6の238)を有する。グリップ部材は釘、ノブあるいは鋳造突起を含む。部材215を例に示すように、本発明による部材は端部材を含む必要がないので、開端状態であり得る。
【0029】
図4に示すように、各部材205,210,215は、筐体200内に部材の側壁(208や213)が少なくとも実質的に互いに平行で、かつ、筐体200の側壁220も平行であるように配置されている。あるいは、開口部112が案内カップを用いないで部材205,210,215を方向づけるように大きくさせられ得る。ここで「実質的に平行」という用語は、2つの構造物が各長手軸(たとえば、側壁208,220によって区画されるような)が一致しないか、あるいは45°以下の角度を形成するように交わるように、2つの構造物を位置させることを意味している。部材を実質的に平行な配置に維持するための1つの好ましい手段は、筐体200の内側に適切な形状の構造物を与えることである。そのような代表的な構造物は、図5に示すような、部材205,210,215の少なくとも一部(たとえば第2端部材207,212,217)を受けるための案内カップ230,231,232である。これらの案内カップはそれぞれ筐体200と一体化でき、筐体200と一体化(図示)したそれらの1つ(例、230)と互いに一体化でき、あるいはそれぞれ筐体とおよび互いに一体化できる。別の代替構造物を、図6に案内突起235,236,237として示す。これらの突起は、好ましくは、それらの各側壁の少なくとも一部に沿って1又はそれ以上の部材と一致する。案内突起もまた、節足動物が筐体内に入った後、部材まで導くためのものである。このような突起が用いられている場所で、それらは好ましくは、節足動物の出入りを許す少なくとも1つの開口部を有する。
【0030】
本発明による部材は、節足動物によって消費され得る物質、節足動物によって通り抜けられ得る物質、節足動物によって運ばれ得る物質および/または節足動物を殺すことのできる物質からなり、および/またはそのような物質を含む。節足動物によって消費され得る代表的物質は、木、ボール紙(ワックス処理有り、または無し)、繊維板、紙およびおが屑を含む。ここで用いられているような上記物質は、無毒、すなわち節足動物を殺すことのできない物質をさす。このタイプの好ましい物質は木およびおが屑である。他の実施態様では、白アリによって消費され得る物質は特許文献5に開示されているような組成物からなりうる。節足動物によって通り抜けられ得る代表的物質は、ポリスチレンフォームのようなポリマフォーム、チョーク、スポンジ材、および木を含む。節足動物によって運ばれ得る代表的物質はポリウレタンおよびチョークである。節足動物を殺すことのできる代表的な物質は、サルフルアミド、ヒドラメチルノン、アベルメクチン、スピノサド、イミダクロプリド、クロルフェナピル、インドキサローグ、ホウ酸塩、昆虫成長調整剤、キチン抑制剤(ヘクサフルムロンおよびジフルベンズロンのような)、ハロフェニサイド、イソチオザロン、スルフォチン、若年ホルモン類似体、生物薬品(胚種、菌支体や毒素など)、パイレスロイド、プロタゾアシデスおよび抗菌剤のような遅効性毒物を含むが、これらに限定されない。好ましい物質は、スルフルアミドおよびスルフォチンである。本発明の部材は、たとえば、木製ブロックの場合のような物質から全体が形成され得、たとえば、木製箱や筒、あるいは節足動物を殺せる粒状の物質が、分類された繊維板の場合のような物質から部分的に形成され得、あるいは、たとえば、ボール紙を詰めたプラスチック筒の場合のような物質を単に含み得る。
【0031】
【特許文献4】米国特許第5,573,760号明細書
【0032】
本発明による部材の端部材と側壁は、適当な強度および剛性をもつどんな物質からも形成され得る。部材が単板(ブロック260を有するような)である実施態様において、その端部材を側壁は、節足動物によって消費され、通り抜けられ、運ばれることができ、および/または節足動物を殺すことのできる物質の一つから形成される。他の実施態様では、側壁および/または端部材が部材(有蓋筒205を有するような)の内側部を区画し、端部材と側壁の1又はそれ以上がプラスチック(合成ポリマ)、木、石こう、コンクリート、アスファルト、タイル、レンガ、石、セラミック、金属、剛性ポリマフォーム、2又はそれ以上の物質の複合材、および適当なシート状物質の積層を含む適当な強度と剛性をもつどんな物質からも限定なく形成される。好ましくは剛いあるいは可撓性プラスチック、好ましくは、ポリプロピレンから組み立てられる。端部材と側壁はプレスされ、鋳造され、押出し成形され、あるいはいくつかの部分から形成され得る。ある用途に対し、端部材および/または側壁の少なくとも一部をガラスや合成ポリマのような透明な物質で形成し、内側を容易に覗き込めるようにできることが望ましい。
【0033】
本発明による部材は、水平断面(すなわち、たとえば側壁208に対し直交する断面)を有し、たとえば円(図4等)、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形、八角形あるいはそれ以上の多角形のような閉面形を区画する。端部材は互いに対応する形状をもち、好ましくは実質的に板状(206等)、あるいはいくらかテーパがかった円錐構造(207等)に形成されている。好ましい部材は、一体(モノリシック)直線状ブロック(225等)、円筒状一体ブロック、および円筒(205等)を含む。特に好ましい一体ブロックはその側壁に、好ましくは側壁の全長に沿って、実質的に直線状の溝(226)を含む。そのような溝は、好ましくはそれぞれ約1/8インチの等しい深さと幅をもつ。
【0034】
内側部をもつ部材は、端部材を永久的に取り付けているか、あるいは着脱可能に取り付けられる。そのような、あらゆる取付手段を用い得る。たとえば端部材211は、側壁213に接着等により結合できる。あるいは、留め金やネジによって取り付けられる。好ましい着脱手段は、図4に示すように、端部材206が側壁208に留め金で取り付けられるものである。
【0035】
内側部をもつ部材(215等)はさらに、その側壁に設けられた1又はそれ以上の開口部(218)、あるいは端に設けられた1又はそれ以上の開口部(219)を含み得る。そのような部材は内側部に節足動物によって消費され、運ばれ、および/または節足動物を殺すことのできる1又はそれ以上の物質を含む。内側部はさらに、水(および、オプションとして水を保つためのゲル剤)、あるいは節足動物が筐体の内側部にいるとき信号を出す素子を含み得る。
【0036】
本発明に用い得る部材には多様なものがある。特に好ましい部材は、次のものを含む。
i.フラットな端部材をもつ実質的に円筒状の木製ブロック
ii.円錐端およびフラットな蓋をもつ中空で実質的に円筒状のプラスチック筒
iii.有孔円錐端および着脱可能なフラットな蓋をもつ中空で実質的に円筒状の有孔プラスチック筒
iv.有孔円錐端、着脱可能なフラットな蓋および内側部に節足動物によって消費され得る素材をもつ実質的に円筒状の有孔プラスチック筒
v.有孔円錐端、永久取付のフラットな蓋および内側部に節足動物を殺すことのできる素材をもつ実施的に円筒状の有孔プラスチック筒
vi.有孔円錐端、着脱可能なフラットな蓋および内側部に水(および、オプションとしてゲル剤)を有する実質的に円筒状の有孔プラスチック筒
【0037】
このように、本発明による筐体内にこれらおよび他の部材を組み合わせる可能性がきわめて多く存在する。たとえば、図7aに示すように、上記タイプiiの2つの部材(257)をタイプivの1つの部材(255)と結合できる。あるいは、図7bのようにタイプivの1つの部材(255)をタイプiiの1つの部材(257)およびタイプvの1つの部材(258)と、あるいは図7cのようにタイプivの1つの部材(255)をタイプvの2つの部材(258)と結合できる。また、図8aのようにタイプiの1つの部材(260)をタイプiiの2つの部材(257)と、図8bのようにタイプiの1つの部材(260)をタイプiiの1つの部材(257)およびタイプvの1つの部材(258)と、あるいは図8cのようにタイプiの1つの部材(260)をタイプvの2つの部材(258)と結合できる。他の実施態様では、タイプiiiの部材とタイプviの部材も他のタイプの代わりに、あるいは他のタイプに追加して用いられ得る。タイプviの部材は筐体の内側に湿気を与える。これらの組合せは独立して、たとえばある基地の部材をすべて取り除き、それらを全く異なる部材と交換し、あるいはさらに過渡的なプロセスを通して、たとえば3つの部材の1つのみを取り除いて交換することによって達成できる。
【0038】
筐体内に木製ブロックを用いる実施態様では、図8aあるいは図7aの部材として、白アリが約90日以内にはその木製ブロックを完全に消費できないタイプおよび量の木が使われることが好ましい。これを満たす木の量は少なくとも50〜100g、さらに好ましくは少なくとも200gである。他の実施態様では、白アリの蔓延のタイプと量により、500〜600gの木が使われる。好ましいタイプの木は、とうひ、南西松およびアスペン樺である。
【0039】
筐体および部材の各形状に応じて、筐体の内側部は部材間と同様、部材と筐体との間に中空の空間を有する。ある実施態様では、たとえば節足動物が筐体と部材の間および部材間を行ったり来たりできる接触点を与えるように、この空間を部分的にあるいは完全に埋めることが好ましい。空間を埋めることの他の理由は、筐体内に配置された部材に互換を与え、部材を実質的に平行関係に保つことにある。筐体を埋めるための物質は、筐体と部材との間あるいは部材間に設けることができる。代表的な充填材は、節足動物によって消費され、通り抜けられ、運ばれ、および/または節足動物を殺すことのできる物質を含む。好ましい充填材は、木、ボール紙、紙、ポリマフォーム(発泡および/または押出ポリスチレンフォームを含む)、ポリエチレンおよび/または節足動物を殺せる物質をオプションとして処理したこれらの物質を含む。さらに、充填材は特許文献4に開示されているような複合物を含み、それは筐体の内側部および/または端部材110の底に置かれ得る。これらの素材は粉末、フレーク、チップ、棒、スレートおよび合わせ釘を含むどんな形状にもできる。
【0040】
図9に示す実施態様において、充填材は実質的に一体物240の形状を取っている。単板塊240は部材の側壁と同様、筐体115の側壁と一致している。他の実施態様では単板塊は筐体の側壁の一部および部材の1又はそれ以上の側壁と一致している。単板塊240は一般に円筒状ブロックの形状である。好ましくは、一体物は節足動物によって通り抜けられ、消費され、運ばれることができる素材からなり、さらに好ましくはポリマフォームのような節足動物によって通り抜けられる素材からなり、筐体内の部材に支持を与える。一体物は筐体の側壁あるいは部材の長さに等しい長さをもち、あるいはそれらの長さの一部と一致する。好ましくは、一体物は筐体の側壁の長さの少なくとも約66%の長さをもつ。
【0041】
図10に示す他の実施態様において、充填材は側壁115の長さの約1.0%未満の厚みをもつ少なくとも1つのプレート245の形状である。多数のプレートを使い得る。プレートは少なくとも第1面247およびそれに対向する第2面(図示せず)をもつ。好ましくは、プレート245は約4.5インチ径である。図10の実施態様では、第1面245aと第2面(図示せず)は共に平面状で平行であるが、このことは必須ではない。1又はそれ以上のプレートは筐体の端や中間のような様々な点に位置し得る。もしプレート245の特別な位置が望まれるなら、側壁115にプレートが取り付けられる。たとえば、プレート245の外端が側壁115に接着され、一体的に鋳造され、留められる。あるいは、プレートは側壁115から伸びる突起によって支持される。多数プレートを含む場合には、スペーサがプレート245の間に挿入されて、プレートが互いに圧迫するのを防ぐ。スペーサはあるプレートの第1面および他のプレートの第2面と接触する。スペーサはプレート245と同様にして側壁115にも取り付けられ、プレート245と同一の素材からなる。
【0042】
図10に示すように、プレートは部材205,210,215の少なくとも一部および/または側壁115の少なくとも一部と一致する。さらに、プレートは部剤に支持を与え、部材を平行配置に保つのに役立つ。ある実施態様では、プレートは節足動物の消費に抗する合成ポリマからなる。プレートはまた、ポリマフォームのような節足動物によって通り抜けられる素材からなる。
【0043】
図11に示すように、1又はそれ以上のプレート245が部材間に配置され得る。プレートは側壁および/または部材の長さに等しいか、やや短い長さをもつ。好ましくは、プレート245は側壁の長さの少なくとも約66%の長さをもつ。図11の例では、プレートは実質的に直線状であるが、他の形状ももち得る。プレートは3つの(あるいはそれよりも多い、あるいは少ない)部材を収納するY形断面をもつ。プレートは4つの(あるいはそれよりも多い、あるいは少ない)部材を収納するためのX形のような他の形状をもち得る。プレートの形状と断面は使用される部材の数に応じて変わり得る。プレート245の面251と252の間にある外端248は、側壁115と一致する。これらの面はそこを通って節足動物が移動できる1又はそれよりも多い予め形成された孔をもち得る。あるいは(図示するように)、面251と252は孔をもたない。図11のタイプのプレートは、木、ボール紙、紙、ポリマフォーム(膨張および/または押出ポリスチレンフォームを含む)、ポリエチレン、プラスチック、あるいは他の合成ポリマのような波形のあるいは固体物質から形成され得る。好ましくは、プレート245は実質的にプレートの全長にわたって伸びる中空の通路249をもつ波形の合成ポリマから形成される。
【0044】
好ましい実施態様において、プレートは第1面および/または第2面(図示せず)上に複数の溝246をもつ。溝246は少なくとも1つの押え込み通路246aを区画する。溝246は実質的にどんな大きさおよび形状も取り得る。溝246は、部材から側壁115へ導くばかりでなく、押え込み通路246aに沿って部材へと節足動物を導くと考えられている。溝の幅は好ましくは約0.03インチ〜約0.5インチで、さらに好ましくは約0.125インチである。
【0045】
溝(および押え込み通路)は、たとえば、全長にわたって同じ大きさで、あるいは側壁から部材に向かって狭くなることもあり得る。
【0046】
あるいは、プレート245は第1・第2面上に複数のリッジをもち得る。これらのリッジは少なくとも1つの押え込み通路を区画する。リッジはどんな大きさおよび形状も取り得る。リッジは節足動物を押え込み通路に沿って部材へ導くとともに、部材から側壁115へも導くと考えられている。リッジの幅は好ましくは約0.03〜約0.5インチで、さらに好ましくは約0.125インチである。
【0047】
他の実施態様では、本発明の基地は1つ又はそれよりも多いスリーブからなり、筐体の内側又は外側にある。図12では、スリーブ250は実質的に側壁1115の外側と一致している。あるいは、スリーブは部材の外側と一致し得る。スリーブは節足動物によって消費され、通り抜けられ、運ばれ、および/または節足動物を殺すことのできる物質から形成し得る。好ましくは、スリーブは筐体200および/または部材に予め形成された孔をもたない。代わりに、スリーブ250を通る孔あるいはトンネルが節足動物自身によって形成される。好ましくは、スリーブ250は側壁115の長さの約3.0%未満の厚みをもつ。
【0048】
本発明は、節足動物の棲息数を監視し、および/または制御するための様々な代替手段をもつPCOあるいは他のオペレータを提供する。筐体内に置かれる様々な部材は、オペレータにどんな特別の節足動物の蔓延情況も処理する柔軟性を与える。多数の部材を使うことによっても、時間と金を省くためより長い間隔で視察できるようにする多量のおとり素材を与えることを可能にする。さらに、多数の部材の個々に分離した配置と各部材の様々な機能によって、基地を設置してから監視および/または制御活動を通して、節足動物の食い荒しによる中断と妨げを最小化するための多くの代替手段を与える。
【0049】
一般に、1又はそれよりも多い基地100が地上用であっても地中に埋められる。基地は節足動物の被害を受けている建物の約1〜2フィート以内に地中に埋められる。2又はそれよりも多い基地が埋められると、互いに10フィート以内に位置する。一つの実施態様では、側壁115の一部が地上に伸びるように地中に埋められる。典型的には、側壁はPCOや他のオペレータが地中にある基地の位置を動かす必要なく基地の場所を探り当て、アクセスできるように地上のある点に伸びる。同時に、その地上への突き出しは芝刈機や他の地上装置の障害にならない高さであることが好ましい。基地のある場所を探し当てると、PCOは筐体の内側部120にアクセスを与えるように側壁115に着脱可能に取り付けられる端部材の一つ(105等)を操作する。好ましくは、オペレータは図1bに示したロック機構を使って端部材105を取り除く。たとえば、オペレータは立ち位置から突起105aに部材106を嵌合させ、端部材105を回転させて取り除くことができる。端部材105は部材106の凸部(図示せず)と突起105aの凹部との嵌合によって取り除いた(引き上げた)後も部材106に取り付けられたままであり、これにより基地内部の覗き込みが完了した後容易に交換ができる。
【0050】
一般に、本発明の基地は特に節足動物が以前には発見されたかった地域で最初に視察される。従って、部材が内側部をもつ程度まで、端部材211は透明であることが好ましく、それにより容易に内側を覗き込める。あるいは、211のような端部材は内側部を覗き込めるようにするため側壁から取り除けられ得る。ある部材内に白アリが活動しているとき、筐体からその部材を完全にあるいは一部取り除くことを避けるのが好ましい。ある実施態様では、基地内の節足動物の活動は筐体内ではあるが部材の外側にある一体物240、プレート245、突起237あるいはスリーブ250を含む物質を覗き込むことから明らかになる。
【0051】
本発明の基地の使用は図7a〜7cおよび図8a〜8cを参照して例示される。しかし、部材の他の組み合せや選択的取付と交換も本発明の範囲内に意図されている。実際、部材と素材はどんな配列も可能で、図示した例は単なる例示にすぎない。図7a〜7cにおいては3つの部材が図示されている。まず、本発明の基地は監視機能をもつ部材からなることが好ましい。たとえば、図7aで、部材255はその中に木製ブロックを有し、2つの場所支持部材257、すなわち開口部をもたず中空あるいは中実の部材は耐節足動物素材からなることが好ましい。あるいは、部材255は水、フェロモン、湿潤剤や他の節足動物誘因剤を含む部材を組合せられる。部材255は節足動物の活動のため定期的に視察される。視察は透明な端部を通して節足動物の活動を覗き込むか、あるいは着脱可能な端部材を取り除くことにより行われる。
【0052】
筐体内、特に部材255内で節足動物が活動していることを発見すると、1以上の場所支持部材257が取り除かれ、節足動物を殺すことのできる物質をもつ部材、すなわちおとり部材258に交換される(図7bおよび図7c)。好ましくは、おとり部材258の端部材はその側壁に永久的に取り付けられる。これらは特に、節足動物を殺せる物質が人やペットに有毒で、あるいは環境規制法によって有毒とみなされている場合には必要なことである。このようにして、部材255内で以前あるいは現在食べている節足動物は、その棲息数を制御するために与えられるおとり部材258を筐体内に取り付けると比較的静かになる。大いに蔓延している地域では、図7cのように2つのおとり部材258を挿入でき、あるいはさらに3つ目の(すなわち、全体では4番目の)部材を筐体内に追加して入れてもよい。
【0053】
図8a〜図8cは木製ブロック(260)が部材として採用された実施態様を示している。他の実施態様では、監視用部材255は2つの場所支持部材257と共に配列され得る。部材255内に節足動物が発見されると、木製ブロックが取り除かれ、節足動物は空の部材255内に叩かれ返される。取り除かれた節足動物は巣に戻るような補充機能を与え、他の節足動物を基地に導くと考えられている。初め部材255内にあった木製ブロックは捨てられ、あるいは場所支持部材257を交換するために使われ得る新しい部材255の中に入れられる。
【0054】
さらに、基地の筐体は、特に検知が重要な関心事でなく、あるいは地域が節足動物に蔓延されていると知られているなら、初めに1以上のおとり部材258を含み得る。以上の例から明らかなように、本発明の部材は様々な組合せに配列でき、特別な節足動物の蔓延状況に応じて互いに代用できる。部材の代用あるいは部材の挿入は、すでに基地の筐体内にいる節足動物に実質的な混乱を与えずに実行され得る。さらに、ある部材の取り除きおよび/または挿入は、他の部材およびその中にいる節足動物に混乱を与えずに起こり得る。
【0055】
ここに述べた装置および方法は、アリのような他の昆虫を監視し、および/または制御するために導かれる他の方法および装置と組み合わせられ得る。当業者は、本発明の好ましい実施態様になされ得る多くの変更および修正を理解し、それらが本発明の範囲から逸脱することなくなされ得ることを理解するであろう。それゆえ、特許請求の範囲が本発明の範囲内にあるようにすべての等価な変形をカバーすることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による監視基地を示し、aはその分解斜視図、bはロック機構の斜視図。
【図2】
図1のaの基地の一部破断斜視図。
【図3】
図1のaの基地の代替的斜視図。
【図4】
その中に部材を含む本発明による筐体の斜視図。
【図5】
図4の筐体および部材の一部破断斜視図。
【図6】
その中に案内突起を含む本発明による筐体の斜視図。
【図7】
本発明による代表的な部材の組合せを示す斜視図。
【図8】
本発明による部材の代表的な組合せを示す斜視図。
【図9】
その中に一体物を含む本発明による筐体の斜視図。
【図10】
その中に板を含む本発明による筐体の斜視図。
【図11】
その中にY形断面プレートを含む本発明による筐体の斜視図。
【図12】
スリーブを有する本発明による筐体の一部破断斜視図。
【符号の説明】
100:節足動物監視基地
102:筐体
105:第1端部材
105a:突起
108:ロック機構
110:第2端部材
115:側壁
118:開口部
119:溝
200:筐体
205,210,215:部材
220:側壁
230,231,232:案内カップ
235,236,237:案内突起
255:部材
257:場所支持部材
258:おとり部材
240:一体物
245:板
250:スリーブ
260:木製ブロック

Claims (80)

  1. (a)第1端、第2端、および該第1端と第2端の間に伸びる側壁をもつ筐体、ここで、該第1端、第2端および側壁は実質的に筐体の内側部を形成し、第1端、第2端および側壁の少なくとも1つが筐体の内側部に対して節足動物が出入りするのに適当な少なくとも1つの開口部を有する、および、(b)筐体内に配置された少なくとも2つの部材からなり、ここで、
    該部材の各々が第1端、第2端、および該第1端と第2端の間に伸びる側壁をもち、
    該部材の各々が、その側壁が実質的に互いに平行でかつ筐体の側壁にも平行であるように筐体内に配置されており、そして
    該部材の少なくとも1つが節足動物によって消費されうる物質、節足動物によって通り抜けられうる物質、節足動物によって運ばれうる物質あるいは節足動物を殺すことのできる物質からなることを特徴とする節足動物監視基地。
  2. 該第1端と第2端が独立に実質的に円錐あるいは板の形状である請求項1の基地。
  3. 該筐体の該側壁が、節足動物が出入りするのに適当な少なくとも1つの開口部を含む請求項1の基地。
  4. 該筐体および該部材の少なくとも1つが、実質的に閉面形状を区画する水平断面をもつ請求項1の基地。
  5. 該筐体および該部材の少なくとも1つが、ともに同一の閉面形状を実質的に区画する水平断面をもつ請求項4の基地。
  6. 該形状が円、三角形、四角形、五角形、六角形、七角形および八角形からなる群から選ばれる請求項5の基地。
  7. 該端の少なくとも1つが透明な部材を含む請求項1の基地。
  8. 節足動物によって消費されることのできる物質が木またはボール紙である請求項1の基地。
  9. 該物質が木であり、そして該木が約30gよりも多い量で存在する請求項8の基地。
  10. 節足動物によって通り抜けられることのできる物質がポリマフォームである請求項1の基地。
  11. 該部材の少なくとも1つが実質的に一体物である請求項1の基地。
  12. 該一体物が実質的に直線状ブロックあるいは円筒状ブロックである請求項11の基地。
  13. 該ブロックが少なくとも1つの溝をその表面に有する請求項12の基地。
  14. 該部材が木のブロックである請求項11の基地。
  15. 該少なくとも2つの部材の各々が木のブロックである請求項11の基地。
  16. 該ブロックが約60gよりも大きな累積重量をもつ請求項15の基地。
  17. 該端と該筐体の該側壁が合成ポリマから形成される請求項1の基地。
  18. 該端と該筐体の該側壁の少なくとも1つが合成ポリマから形成される請求項1の基地。
  19. 該筐体の該側壁が合成ポリマから形成されており、かつ該部材の少なくとも1つと実質的に一致する少なくとも1つの一体的突起を有する請求項18の基地。
  20. 該突起が、節足動物が出入りするのに該筐体の該側壁内にある開口部と実質的に並んでいる請求項19の基地。
  21. 該筐体が、第1端、第2端、および実質的に部材の内側部を区画する側壁をもつ部材からなる請求項1の基地。
  22. 該端が独立に実質的に円錐あるいは板の形状である請求項21の基地。
  23. 該部材の該内側部が水、節足動物によって消費されうる物質、節足動物によって通り抜けられうる物質、節足動物によって運ばれうる物質あるいは節足動物を殺すことのできる物質を含む請求項21の基地。
  24. 該部材の該内側部が、節足動物が該筐体の該内側部に存在しているとき、信号を発する素子を含む請求項21の基地。
  25. 該部材の第1端、第2端あるいは側壁が、該部材の内側部に対して節足動物が出入りするのに適当な少なくとも1つの開口部を有する請求項21の基地。
  26. 該部材の両端が、該部材の側壁に永久的に取り付けられている要素を有する請求項21の基地。
  27. 該部材が、節足動物を殺すことのできる物質を含む永久的に取り付けられる端部要素をもつ請求項26の基地。
  28. 該端の少なくとも1つが透明な要素を有する請求項21の基地。
  29. 該部材が互いに隣接して位置する請求項1の基地。
  30. 該筐体の内側部が、節足動物によって消費されうる物質、節足動物が通り抜けうる物質、節足動物によって運ばれうる物質、あるいは節足動物を殺すことのできる物質を含む請求項1の基地。
  31. 該物質が該部材の間に配置される請求項30の基地。
  32. 該物質が該筐体と該部材の少なくとも1つの間に配置される請求項30の基地。
  33. 該物質が該部材の間、および該筐体と該部材の少なくとも1つの間に配置される請求項30の基地。
  34. 該物質が該部材および該筐体と接触する請求項33の基地。
  35. 該物質が実質的に一体物の形状である請求項30の基地。
  36. 該一体物が実質的に直線状ブロックあるいは円筒状ブロックである請求項35の基地。
  37. 該一体物が実質的に該筐体の側壁の少なくとも一部と一致する請求項35の基地。
  38. 該筐体の側壁がある長さをもち、該一体物が該側壁の長さの少なくとも約66%である長さをもつブロックの形状である請求項37の基地。
  39. 該筐体の側壁がある長さをもち、該一体物が該側壁の長さの約1〜2%未満の厚みをもつ少なくとも1つの板の形状である請求項37の基地。
  40. 該板が複数の溝をもち、該溝が少なくとも1つの押え込み通路を区画する請求項39の基地。
  41. 該一体物が該部材の少なくとも一部と実質的に一致する請求項35の基地。
  42. 該一体物が該部材の少なくとも一部、および該筐体の側壁の少なくとも一部と一致する請求項35の基地。
  43. 該物質がスリーブの形状である請求項30の基地。
  44. 該スリーブが該部材および該筐体の少なくとも1つと実質的に一致する請求項43の基地。
  45. 該筐体が約0.5〜約6インチの直径をもつ水平断面を有する請求項1の基地。
  46. 該筐体の側壁が約4〜約10インチの長さをもつ請求項1の基地。
  47. 該部材の少なくとも1つが約0.5〜約3インチの直径をもつ水平断面を有する請求項1の基地。
  48. 該部材の少なくとも1つの側壁が約4〜約9インチの長さをもつ請求項1の基地。
  49. 該筐体の内側部が節足動物によって消費され、通り抜けられ、あるいは運ばれることのできる物資の一体物を含み、
    該物質が該部材の少なくとも1つを支えるため、該部材間および該筐体を該部材の少なくとも1つの間に置かれる請求項1の基地。
  50. さらに、該筐体内に置かれる少なくとも1つの追加部材を有する請求項1の基地。
  51. 該筐体内に置かれる3つの部材を有する請求項50の基地。
  52. さらに、該筐体の端の1つ近くに該筐体を囲むカラー部材を有し、該カラー部材が、第1面、該第1面と対向する第2面、および第1面と第2面の間の外端、および第1面近くで押え込み域を区画する、外端の少なくとも一部に沿って第1面から突き出す押え込みリッジをもつ請求項1の基地。
  53. 該第1面から突き出して少なくとも1つの押え込み通路を区画する複数の案内リッジをもつ要素を該第1端が有する請求項52の基地。
  54. 請求項1の少なくとも1つの基地を地中に埋め込むことからなる方法。
  55. 該基地が建物の約1〜2フィート以内で、地中に埋め込まれる請求項54の方法。
  56. さらに、該基地を埋め込む前に、節足動物が蔓延していると疑われる建物を同定する請求項55の方法。
  57. 該装置の少なくとも2つが互いに10フィート以内に地中に埋め込まれる請求項55の方法。
  58. 該筐体の側壁の一部が地上に伸びる請求項54の方法。
  59. 請求項1の該基地を節足動物が活動しているかどうか検査することからなる方法。
  60. さらに、該筐体内に少なくとも1つの追加部材を取り付けることからなる請求項59の方法。
  61. さらに、該筐体から該部材の少なくとも1つを取り除くことからなる請求項59の方法。
  62. さらに、該取り除いた部材の代わりに、少なくとも1つの追加部材を筐体内に配置することからなる請求項61の方法。
  63. 該部材の少なくとも1つが木のブロックであり、さらに、
    該木のブロックを該筐体から取り除き、そして
    第1端、第2端、および実質的に該部材の内側部を区画する側壁をもつ交換用部材を該木のブロックと交換することからなる請求項59の方法。
  64. 該交換用部材が節足動物を殺すことのできる物質を含む請求項63の方法。
  65. 該交換用部材の両端が、該交換用部材の側壁に永久的に取り付けられる要素を含む請求項63の方法。
  66. 該部材の少なくとも1つが場所支持部材であり、さらに、該場所支持部材を該筐体から取り除き、ここで該部材は第1端、第2端、および該部材の内側部を実質的に区画する側壁を有する、そして
    該場所支持部材を木のブロックと交換することからなる請求項59の方法。
  67. 該部材の少なくとも1つが場所支持部材であり、さらに、該場所支持部材を該筐体から取り除き、ここで該部材は第1端、第2端、および該部材の内側部を実質的に区画する側壁を有する、そして
    該場所支持部材を、第1端、第2端、部材の内側部を実質的に区画する側壁、および該内側部にある節足動物を殺すことのできる物質をもつ交換用部材と交換することからなる請求項59の方法。
  68. 該交換用部材の両端が、該交換用部材の側壁に永久的に取り付けられる要素を含む請求項67の方法。
  69. (a)第1端、第2端、および該第1端と第2端の間に伸びる側壁をもつ筐体、ここで、該第1端と第2端および該側壁は実質的に該筐体の内側部を形成し、第1端と第2端および側壁の少なくとも1つが該筐体の内側部に対して節足動物が出入りするのに適当な少なくとも1つの開口部を有する、および、(b)節足動物によって消費され得る、30gよりも多く筐体内に配置される物質からなることを特徴とする節足動物監視基地。
  70. (a)第1端、第2端、および該第1端と第2端の間に伸びる側壁をもつ筐体、ここで、該第1端と第2端および該側壁は実質的に該筐体の内側部を形成し、第1・第2端および側壁の少なくとも1つが筐体の内側部に対して節足動物が出入りするのに適当な少なくとも1つの開口部を有する、および、(b)筐体内に配置された少なくとも2つの部材からなり、ここで
    該部材の各々が第1端、第2端、および該第1端と第2端の間に伸びる側壁をもち、
    該部材の各々が、その側壁が実質的に互いに平行でかつ該筐体の側壁にも平行であるように筐体内に配置されており、
    該部材の少なくとも1つが節足好物によって消費されうる物質、節足動物によって通り抜けられうる物質、節足動物によって運ばれることのできる物質、あるいは節足動物を殺すことのできる物質からなり、ここで、
    該筐体の第1端部材の少なくとも一部が該筐体の側壁に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする節足動物監視装置。
  71. 該筐体の第1端部材が少なくとも1つの筐体外に出て水平断面をもつ突起を含む請求項71の装置。
  72. 該突起が閉面形状に対応する水平断面をもつ請求項72の装置。
  73. 該突起が開面形状に対応する水平断面をもつ請求項72の装置。
  74. 該断面が長方形状である請求項72の装置。
  75. 該突起が少なくとも1つの凹部を有する請求項72の装置。
  76. さらに、該第1端部材を回転させるため、突起の少なくとも一部と一致する協同部材をもつ請求項72の装置。
  77. 該協同部材が軸に取り付けられ、該軸が把手に取り付けられている請求項72の装置。
  78. 節足動物の活動に対して請求項72の装置を検査することからなる方法。
  79. 該協同部材を該第1端部材の突起と接触させ、
    該協同部材を回すことによって第1端部材を回転させ、そして
    該第1端部材を側壁から取り除くことからなる、節足動物の活動に対して請求項77の装置を検査することからなる方法。
  80. 該第1端部材が該側壁から取り除かれた後も、該第1端部材が該協同部材と嵌合したままである請求項80の方法。
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