JP2006019920A - 携帯端末及びそれに用いる携帯端末用カバー - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯端末の外観に影響を与えることなく、発熱源のピーク温度を低下させることができる携帯端末及びそれに用いる携帯端末用カバーを得る。
【解決手段】 筺体1、2の表面に表示部13、操作部23が配設され、筐体1、2の少なくとも裏面が携帯端末用カバーBによって覆われる携帯端末100において、筐体1、2の裏面と携帯端末用カバーBとの間に、熱拡散シート部材を設け、この熱拡散シート部材を、筺体1、2に設けられた発熱源に接続した。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末及びそれに用いる携帯端末用カバーに関する。
近年、携帯電話機が多数開発され使用されているが、この携帯電話機には、単純な棒状を呈するストレート型のほかに、ヒンジ部を介して開閉可能な折畳型も各種開発されている。
折畳型携帯電話機は、表示部を有する上筐体と、操作部を有する下筐体と、表示部と操作部とが対面するように上下の筐体を開閉可能に連結するヒンジ部とを具備しており、ヒンジ部の軸心を中心に上下の筐体が相対的に回動して折畳まれる構造となっている。
他方、表示部を有する上筐体と操作部を有する下筐体とを連結する連結部が、上下の筐体の厚さよりも薄い折曲可能な帯状に形成された携帯電話機(以下、これを「折曲型携帯電話機」とよぶ)も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この折曲型携帯電話機は、折畳型携帯電話機がヒンジ部を介して開閉可能とされるのに対し、帯状連結部の可撓性を利用して折り曲げ可能とされる点で折畳型携帯電話機と異なる。
意匠登録第1161572号公報
ストレート型携帯電話機、折畳型携帯電話機、或いは折曲型携帯電話機は、いずれの場合も無線用パワーアンプ、充電部品などの発熱源を筺体に内蔵している。従来、これらの発熱源は発熱源を実装している基板面積が大きいので面全体での放熱効果があったためと、ABS樹脂からなる筐体との間には数mm程度の空隙があったため、筐体表面まで熱が伝導しにくい状態にあった。ところが、携帯電話機器の急激な小型化と薄型化に伴い、実装基板の小型化、発熱部品と筐体との近接化も進み、筐体への熱伝導が増加するだけでなく、筐体の局部集中発熱が発生する不利があった。また、近年、デザイン性を高める目的や、使用者の好みによって、携帯電話機には、筺体に携帯端末用カバー(以下、これを「ファッションカバー」ともよぶ)が被着される場合があり、このようなファッションカバーを被着した筺体では、さらに放熱性が低下し、熱がこもるため、発熱ピーク温度が上昇する虞があった。その一方で、筺体に、大面積の放熱手段を表出させて設ければ、発熱源の放熱効率は高まるが、携帯端末の外観(デザイン)を損ねることとなった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、携帯端末の外観に影響を与えることなく、発熱源のピーク温度を低下させることができる携帯端末及びそれに用いる携帯端末用カバーを得ることにある。
上記目的を達成するための本発明に係る携帯端末は、筺体の表面に表示部、操作部が配設され、前記筐体の少なくとも裏面が携帯端末用カバーによって覆われる携帯端末であって、前記筐体の裏面と前記携帯端末用カバーとの間に、熱拡散シート部材が設けられ、該熱拡散シート部材が前記筺体に設けられた発熱源に接続、及び極近接されたことを特徴とする。
この携帯端末では、発熱源が発熱すると、熱が熱拡散シート部材へ伝わり、面方向へ拡散されて放熱される。したがって、従来、局部的に集中していた発熱が拡散されることになり、発熱源のピーク温度が低下する。また、熱拡散シート部材が、筐体の裏面と携帯端末用カバーとの空隙を利用して収容されることで、大面積で放熱効率の高い熱拡散シート部材が携帯端末の外観(デザイン)に影響を与えることなく収容可能となる。
本発明に係る携帯端末用カバーは、表面に表示部、操作部が配設された筐体の少なくとも裏面を覆う携帯端末用カバーであって、基材に熱拡散シート部材が設けられ、該熱拡散シート部材が前記筺体に設けられた発熱源に接続されたことを特徴とする。
この携帯端末用カバーでは、発熱源が発熱すると、熱が熱拡散シート部材へ伝わり、面方向へ拡散されて放熱される。したがって、従来、局部的に集中していた発熱が拡散されることになり、発熱源のピーク温度が低下する。また、熱拡散シート部材が携帯端末用カバーに設けられるので、携帯端末内部の部品数・部品コストが増大しない。
本発明に係る携帯端末によれば、筐体の裏面と携帯端末用カバーとの間に、熱拡散シート部材を設け、この熱拡散シート部材を筺体に設けられた発熱源に接続したので、発熱源が発熱すると、熱が熱拡散シート部材へ伝わり、面方向へ拡散されて放熱される。したがって、従来、局部的に集中していた発熱が拡散されることとなり、携帯端末の外観(デザイン)に影響を与えることなく、発熱源のピーク温度を低下させることができる。
本発明に係る携帯端末用カバーによれば、基材に熱拡散シート部材を設け、この熱拡散シート部材を筺体に設けられた発熱源に接続、及び極近接したので、発熱源が発熱すると、熱が熱拡散シート部材へ伝わり、面方向へ拡散されて放熱される。したがって、従来、局部的に集中していた発熱が拡散されることになり、携帯端末の外観(デザイン)に影響を与えることなく、発熱源のピーク温度を低下させることができる。また、発熱源の熱が携帯端末用カバーに設けられた熱拡散シート部材によって拡散されるので、携帯端末の部品数・部品コストを増大させない。
以下、本発明に係る携帯端末及びそれに用いる携帯端末用カバーの好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る携帯端末の外観を示す斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は図1の本体部を裏面から見た斜視図、図4は(a)に本発明に係る携帯端末の開いた状態の本体部及びこれに設けた連結装置を示し、(b)にその本体部が閉じた状態を示す説明図、図5は本発明に係る携帯端末を開いたときの中央断面図である。
本実施の形態に係る携帯端末(折曲型携帯電話機)100は、大略構成として、本体部Aと、本体部Aの外面に設けられるファッションカバーBとから構成される。
本体部Aは、図1に示すように、上筐体1及び下筐体2からなる筐体と、これら上下の筐体1、2を固設しこれら上下の筐体1、2の間で折り曲り可能な連結装置3とを備えている。
このうち、上筐体1は、第1の音声出力部である受話部(レシーバ)11と、第2の音声出力部であるスピーカ12(図5参照)と、表示部13と、永久磁石14と、第1プリント基板15(図5参照)などを収容している。なお、第1プリント基板15には、表示部13を構成するLCD等が設けられている。
一方、下筐体2には、送話部(マイクロフォン)21と、操作部22と、バイブレータ部23(図5参照)と、カメラ部24(図5参照)と、ホール素子25と、着脱可能な電池26(図5参照)と、第2プリント基板27(図5参照)などを収容している。なお、第2プリント基板27は、送受信部、データ変換部、音声処理部、画像処理部、情報記録部及び制御部などを実装している。
連結装置3は、折曲可能な連結部を挟んで上下の筐体1、2を固設するものであり、主に、シート状部材と屈曲性部材とで構成されており、アンテナ34(図4参照)と、可撓性配線部材(例えば、フレキシブル基板など)35とを収容している。
連結装置3は、上筐体1の下側端面側と下筐体2の上側端面側とを連結するものであり、この連結装置3の屈曲動作により連結部3Aで、図1の矢印P方向及びその反対方向に折曲可能となる。つまり、不使用時には、図4(b)に示すように、本体部Aが閉じた状態、すなわち、上筐体1が下筐体2と対面(対向)する状態に折り曲げられる。他方、使用時には、図4(a)に示すように、使用者の顔が上筐体1と下筐体2に対面するように本体部Aが開かれる。
受話部であるレシーバ11は、本体部Aを閉じた時に下筐体2と対面する上筐体1の主面1Aに設けられ、この主面1Aから音声が出力するように配設されている。本実施の形態に係る折曲型携帯電話機100を通常使用するときには、通信相手の音声を出力するものである。一方、図5に示したスピーカ12は、上筐体1の主面1Aとは反対側の裏面1Bに設けており、メールや電話の待ち状態のようなときには、この裏面1Bから着信音を出力するように配設されている。
送話部のマイクロフォン21と操作部22は、本体部Aが閉じた状態のときに上筐体1の主面1Aと対向する下筐体2の主面2Aに設けられている。バイブレータ部23は、着信時に起振することにより着信を振動で報知するものである。
カメラ部24は、下筐体2の主面2Aとは反対側の裏面2Bに、下筐体2に対して着脱可能な電池26と併設して設けられており、操作部22の後方の被写体が撮像可能になっている。カメラ部24が捉えた被写体からの入射光は、レンズ群を通過してCCD(電荷結合素子)などの光電変換素子にて光信号から電気信号に変換され、画像情報が生成される。この画像情報は、画像処理部にて処理された後、表示部13に画像を生成する。
ホール素子25は、筐体用永久磁石14の磁界を検出する手段とされ、本体部Aが閉じた状態のときには筐体用永久磁石14と対向するように、第2プリント基板27上に設けられている。このホール素子25は、本体部Aが閉じられた閉状態では、筐体用永久磁石14が近接状態にあるため、筐体用永久磁石14の磁界を検出して制御部に検出信号を出力する。また、このホール素子25は、本体部Aが開状態であれば筐体用永久磁石14が離間するので、この筐体用永久磁石14の磁界を検出できないため、ホール素子25は検出信号を生成しない。
すなわち、ホール素子25が筐体用永久磁石14を検出すると本体部Aは閉じた状態であり、検出できなければ開いた状態である。本実施の形態に係る折曲型携帯電話機100では、筐体が閉じた状態のとき、受信待受け状態であれば表示部13には何も表示されず、電力が消費されない。また、表示部13を照明する照明手段(図示せず)も発光しない。開いた状態であれば、受信電界強度を示すマーク、電池残容量情報、時刻情報や着信情報等が表示されるとともに、照明手段による照明が行われる。
連結装置3は、本体部Aが閉じられるときには屈曲し、本体部Aが開かれるときには屈曲状態が解除されるものであり、可撓性を有し、中央部の連結部3Aを隔てて上下2つの筐体1、2を固設するシート状部材と、折り曲げるとフラットな状態(折り曲げる前の状態)に戻る復元力と剛性を有し、上下2つの筐体1、2を固設する屈曲性部材とを備えている。連結装置3は、図5に示すように、第1連結部材31と、第2連結部材32と、第3連結部材33とから構成されている。このうち、第1連結部材31と第3連結部材33がシート状部材を構成するとともに、第2連結部材32が屈曲性部材を構成している。
第1連結部材31は、上筐体1の主面1A及び下筐体2の主面1Bと同じ向きの面を構成するのと同時に、上筐体1の外表面と下筐体2の外表面を一体的に形成する(上下筐体1、2の外表面を兼用する)。第2連結部材32は、上筐体1から下筐体2に跨って設けられ、可撓性と剛性を有する薄板状の鋼材(炭素工具鋼鋼材やステンレス鋼等)で形成してある。第3連結部材33は、下筐体2の裏面2Bを一体に連結するとともに、第2連結部材32や可撓性配線部材35を覆い隠すようにして第1連結部材31に取付けられる。
なお、第1連結部材31と第3連結部材33とは、熱可塑性ポリエステル・エーテル・エラストマやポリウレタン樹脂など可撓性を有する適宜の材料で形成してある。また、この第1連結部材31と第3連結部材33を形成する材料は、上述した材料に限るものではなく、可撓性や弾性を有する材料でシート状に形成すればよい。
第1連結部材31で構成する上下の筐体1、2の主面1A、2Aの内面側は、主面1A、2Aの形成材料とは異なるABS樹脂などの別の材料を用いて内面部1C、2Cを形成してある。すなわち、異種材料で一体的に形成される異材質成形法(例えば、インサート成形など)によって、上筐体1及び下筐体2を一体的に構成する。本実施の形態では、熱可塑性ポリエステル・エーテル・エラストマで成形される上筐体1及び下筐体2の外表面(実際には、第1連結部材31で構成している)1A、2Aと、ABS樹脂で成形される窓枠部13Aとを一体的に形成している。
第2連結部材32は、図4に示すように、上筐体1から下筐体2に向かって直線状に延設されており、その断面形状は、薄板が幅W1、曲率R2の円弧状に形成されている。なお、曲率R2の中心は、上筐体1の主面1A側(または下筐体2の主面2A側)にあり、この中心を点Oで示す。
図4(A)に示すように、本体部Aの連結装置3が開いた状態では、第2連結部材32は曲率R2の断面円弧状が片端から他端まで維持されながら上筐体1から下筐体2に向かって直線状に延在しており、安定した状態が保持されている。ここで、この本体部Aの連結装置3が開いた状態(図1の状態)から、さらに開放(拡開)させるために矢印Pとは反対方向へ曲げようとしても、湾曲状態が形成されているときには、この湾曲状態を解除させようとする(本体部Aをフラットな開放状態からさらに開放する)方向への剛性が高められており、開放状態を保持しようとする力(以下、これを「湾曲保持力」とよぶ)が発生している。従って、本体部Aを開放上体からさらに開放させる方向、つまり凹状の湾曲面(負曲面)方向とは反対の凸状の背曲面(正曲面)方向への開放に要する力(逆曲力)は、P方向へ本体部を閉じるのに要する力(折曲力)に比べて格段と大きいので、曲がりづらい。この曲がりづらさは、第2連結部材32の固定方法や断面2次モーメント、ヤング率等から決定される。
一方、逆に、所定以上の力で矢印P方向(図5参照)へ曲げると、第2連結部材32の中央部は、飛び移り現象によって本体部Aの連結装置3が閉じる方向へ曲がるが、塑性変形はせず、加えた力を排除すると復元力で元のフラットな開放状態に復帰して、本体部Aの連結装置3は開かれた状態に戻る。すなわち、第2連結部材32は、本体部Aが開かれた状態から矢印P方向への容易な曲げ動作がおこなわれるのを防止する手段としても機能する。
したがって、本体部Aを開いているときには、第1、第2、第3連結部材31〜33がストレート(真直)な開放状態となり、第2連結部材32の剛性によってこの状態が維持される。下筐体2を手に持ったときには上筐体1が開放状態を保持して静止しており、矢印P方向には曲がらず、またその反対方向へは垂れ下がらない。しかも、本体部Aを閉じるときには容易に閉じることができる。
次に、ファッションカバーBについて説明する。
ファッションカバーBは、基材であるベース部材4A(図5参照)と、ベース部材4Aの外表面を覆い、綿や麻などの天然繊維、アクリルやナイロン、ウレタンなどからなる合成繊維や革部材など、ファッション性に富んだ材料(外皮)からなる外観部4Bと、同様な材料をベース部材4Aの外周面に、外観部4Bと連設した縁巻き部4Cとで構成されている。
ベース部材4Aは、熱可塑性ポリエステル・エーテル・エラストマやポリウレタン樹脂など可撓性を有する適宜の材料で形成されている。ベース部材4Aの内面には、上筐体1の裏面1Bを形成する上筐体裏面部(裏面)4Dと、電池26を覆う電池カバー部4Eとが、ABS樹脂で一体的に形成されている。すなわち、ベース部材4Aも異材質成形を用いている。また、ベース部材4Aの裏面が上下の筐体1、2に装着されたときに該筐体1、2の外形より外側に突出する屈曲可能な突出部を形成するために、中央には湾曲部4Fが設けられている。
上筐体裏面部4Dには下穴332Bが設けられ、上筐体1に対してタッピンねじ29によって螺着される。ファッションカバーBは、ベース部材4Aの例えば電池カバー部4Eに形成された係合部としての係合爪4Gが下筐体2に形成された引掛け爪2Dに対して着脱可能に装着される。本体部Aに対してベース部材4Aの内面側が取付けられると、連結部3Aに対して湾曲部4Fが離間するようになっている。
ベース部材4Aの外表面に設けられる外観部4B(外皮)は、ベース部材4Aに対して外皮4Bが移動するのを防止するために、予めベース部材4Aに対して外皮4Bを接着固定して位置決めが行われる。次にベルト部材6を糸でベース部材4Aとともに外皮4Bに縫製し、次に縁巻き部4Cを糸5Bでベース部材4Aとともに外皮4Bに縫製する。縁巻き部4Cを縫製するときには、ミシンによる素材押さえ、素材送りのため、ベース部材4Aの端面から所定の距離だけ平坦部が確保されている。
外観部4Bには、スピーカ12から出力された音声を通過させる第1開口孔4Hや、カメラ部24の前方を開口した第2開口孔4Jが設けられている。外皮4Bは、前述したように、ベース部材4Aに貼り付けられた後に縫製される。縫製前に貼り付けることで、縫製位置を安定させ、また、把持したときにベース部材4Aに対して外観部の移動(ズレ)を防止するので、把持時のズレによってカメラ部24を覆ってしまうことで撮影ができなることを防止したり、持つ手に違和感を感じさせずに済む。
また、このファッションカバーBの外観部4Bの一端側(電池カバーの裏面側近傍)には、一端が縫製され他端には中央に凸部6Aが形成された磁性体の金具6Bが設けられたベルト部材6が取付けられている。また、外観部4Bの他端側(レシーバの裏面近傍側)には、内部に第2永久磁石4K(図5参照)を有し中央に凹部4Lが形成された係合部4Mが設けられている。
これにより、本体部Aを閉じた時、ベルト部材6を折り曲げて外観部4Bの他端部寄りに設けた係合部4Mに金具6Bを吸着させて係合させることができる。このとき、縁巻き部4Cが本体部Aに近接する方向へ倒れ、ベルト部材6が折り曲げられながらも張架して、金具6Bと係合部4Mが係合し、本体部Aが略密着するように閉じられる。
このようにして、本体部Aを閉じたときには、第2連結部材32の戻り力F2により本体部Aが開こうとするが、金具6Bが係合部4Mに係合することで、本体部Aに戻り力F2が作用していても本体部Aが開かれることを防止することができる。
なお、金具6Bと係合部4Mの係合を解除する時は、ベルト部材6の先端を引き上げるようにするとよい。すなわち、凹部4Lに嵌った凸部6Aを抜くような力を加えると、簡単に係合が解除される。係合した状態で本体部Aに戻り力F2が作用しているときには、凸部6Aは凹部4Lの半径方向に寄せられるだけなので、容易には抜けない。この第2連結部材32の戻り力F2は、本体部Aを閉じた状態で上筐体1又は下筐体2自身の自重よりも小さく設定することで、ベルト部材6を用いなくても、折り曲げ状態を保持できるように構成してもよい。
また、ベルト部材6の金具6Bに凹部4Lを設け、外観部4Bの他端側に凸部6Aを設けて、両者を磁力により吸着係合させるようにしてもよい。
図6は筺体の裏面とファッションカバーとの積層構造を表す斜視図である。
本実施の形態に係る折曲型携帯電話機100には、局部集中発熱を放熱させることで、発熱源(無線用パワーアンプ、充電制御部品、CPUなど)のピーク温度を下げる手段が設けられている。折曲型携帯電話機100は、表示部13(液晶部)を備える上筐体1と、キー操作部22を備える下筐体2をバネ製板金とエラストマからなる連結装置3で接続し、外装部にはエラストマと縫合した布・革からなるファッションカバーBを備える。すなわち、上筐体1、下筐体2の少なくとも裏面がファッションカバーBによって覆われる。図6中、30はエラストマ又はABS樹脂からなる構造部分を表す。
このような被着・積層構造において、筐体1、2の裏面とファッションカバーBとの間には、熱拡散シート部材41が挟み込みや貼着されることによって設けられている。熱拡散シート部材41は、筐体1又は筺体2のいずれか一方に設けられてもよく、その双方に亘って設けられてもよい。この熱拡散シート部材41としては、導電性のある熱拡散シート(グラファイトシート、セラミックシート、熱伝導樹脂など)を好適に用いることができる。また、熱拡散シート部材41は、導体を蒸着させた布であってもよい。さらに、熱拡散シート部材41は、大きな放熱面積を確保するため、波形のシート部材や、多数の孔を穿設したパンチングシート部材としてもよい。
熱拡散シート部材41は、図7(a)に示すように、ファッションカバーBと筺体1、2のABS樹脂との間に設けることができる。より具体的に、熱拡散シート部材41は、第1プリント基板15の裏面に貼着することができる。一方、発熱源である例えば無線用パワーアンプPAは、例えば第1プリント基板15の裏面に放熱面36が表出している。熱拡散シート部材41は、この放熱面36に密着することによって接続されている。なお、図中、39は熱拡散シート部材41の固定手段を表す。図7(a)の例では第1プリント基板15の裏面で放熱面36に接続された熱拡散シート部材41が下筐体2に亘って延在している。
この他、熱拡散シート部材41は、上筐体裏面部4Dとベース部材4Aとの間で上筐体裏面部4Dに貼着したり、或いは裏面2Bとベース部材4Aとの間で裏面2Bに貼着してもよい。この場合、無線用パワーアンプPAは、上筐体裏面部4D、或いは裏面2Bを貫通して放熱面36が表出され、熱拡散シート部材41に接続される。なお、後述するように、無線用パワーアンプPAの放熱面36に金属ピンを立設し、上筐体裏面部4D、或いは裏面2Bを貫通させた金属ピンを熱拡散シート部材41に接続してもよい。或いは放熱面36と熱拡散シート部材41とを極近接させた状態でも良い。さらに、熱拡散シート部材41は、下筐体2の底板部28(図3参照)に貼着し、底板部28に表出させた放熱面36に接続するものであってもよい。
このように、本実施の形態による折曲型携帯電話機100では、発熱源である無線用パワーアンプPAが発熱すると、熱が熱拡散シート部材41へ伝わり、面方向へ拡散されて放熱される。したがって、従来、局部的に集中していた発熱が拡散されることになり、無線用パワーアンプPAのピーク温度が低下する。また、熱拡散シート部材41が、筐体1、2の裏面とファッションカバーBとの空隙を利用して収容されることで、大面積で放熱効率の高い熱拡散シート部材41が折曲型携帯電話機100の外観(デザイン)に影響を与えることなく収容可能となる。
次に、本実施形態の折曲型携帯電話機100の動作について詳細に説明する。
上述のように構成された本実施形態の折曲型携帯電話機100にあっては、普段使用しないときには、ベルト部材6で閉止することで上筐体1と下筐体2とが閉じて連結部3Aで折れ曲がった状態を保持するが、使用するために、ベルト部材6の金具6Bと係合部4Mとの係合状態を解除すると、第2連結部材32の戻り力F2により本体部Aが開かれて略フラットな状態に戻って静止し、この開放状態が第2連結部材32の湾曲保持力(作用)によって安定的に保持される。
一方、非使用時(受信待受け状態)には、本体部Aに閉鎖力F1以上の閉じる力を与えて上筐体1の主面1Aと下筐体2の主面2Aを対面させ、ベルト部材6の金具6Bを係合部4Mに係合させて、本体部Aを閉じた状態にすることができる。この本体部Aが閉じられた状態では、ファッションカバーBの湾曲部4Fが第3連結部材33に近接しながら小さく折り曲げられ、しかも、縁巻き部4Cが上、下筐体1、2へ近づく方向に倒れているので、上下筐体1、2の主面1A、2Aに対して垂直方向に関する投影面積が最小となり、携帯性に好適となる。
また、この本体部Aが閉じた状態では、第3連結部材33の最肉薄部(凹部)33Bが拡開し(図5参照)、連結部3Aに対応する第2連結部材32の中央部が平坦化する。このとき、第3連結部材33の最肉薄部33Bには、この部分の拡開状態を解消しようとする力が作用し、第2連結部材32の中央部には平坦状から湾曲状に戻ろうとする力が作用し続けているが、前述したように、ファッションカバーBの第1連結部材31のベルト部材6に設けた金具6Bを係合部4Mに係合させることで、閉じられた状態が維持される。
ここで、図3及び図5を用いて、ファッションカバーBを本体部Aに装着するときの動作について説明する。
同図に示すように、まず、初めに、ファッションカバーBの上筐体裏面部4Dに本体部Aの上筐体1を組付ける。次に、ファッションカバーBの湾曲部4Fが略平坦になるように矢印T方向へ引く。矢印T方向へ引張った状態を2点鎖線で示す。ファッションカバーBの電池カバー部4Eに形成された係合爪4Gを本体部Aに形成された引掛け爪2Dに引掛けながら、ファッションカバーBを矢印T方向とは反対方向へ移動させると、係合爪4Gと引掛け爪2Dが係合して、本体部Aに対してファッションカバーBの装着が完了する。
他の方法として、ファッションカバーBの上筐体裏面部4Dに本体部Aの上筐体1を組付けた後、本体部Aを矢印P方向へさらに拡開させることで、ファッションカバーBが矢印T方向へ移動させるだけの余長が生じる。後は、前述したように、係合爪4Gを本体部Aに形成された引掛け爪2Dに引掛けながらファッションカバーBを矢印T方向とは反対方向へ移動させると、係合爪4Gと引掛け爪2Dが係合して、本体部Aに対してファッションカバーBの装着が完了する。
このように、ファッションカバーBに湾曲部4Fを設けたり、連結装置3を拡開させることにより、本体部Aに対してファッションカバーBを簡単に着脱可能にする。しかも、その操作方法は極めて簡単である。
また、本実施形態によれば、第1連結部材31は、上筐体1と下筐体2を連続的に繋げた構成としたので、上下の筐体1、2に一体感を備えさせることができる。また、ファッションカバーBを上筐体1に対して着脱できる構成(電池カバー部と同様な構成)にすれば、使用者は好みに応じてファッションカバーBを自由に交換することも可能なので、使用者の好みに応じた個性的な折曲型携帯電話機100を提供できる。また、勿論、ファッションカバーBが汚れた際には交換して洗濯などもできるので、常に新鮮さ清潔さを維持できる。
したがって、本実施の形態による折曲型携帯電話機100によれば、筐体1、2の裏面とファッションカバーBとの間に、熱拡散シート部材41を設け、この熱拡散シート部材41を筺体1、2に設けられた無線用パワーアンプPAに接続したので、無線用パワーアンプPAが発熱すると、熱が熱拡散シート部材41へ伝わり、面方向へ拡散されて放熱される。これにより、従来、局部的に集中していた発熱が拡散されることとなり、折曲型携帯電話機100の外観に影響を与えることなく、無線用パワーアンプPAのピーク温度を低下させることができる。
なお、上記の実施の形態では、熱拡散シート部材41を、第1プリント基板15、上筐体裏面部4D、底板部28又は裏面2Bに貼着する構成を例に説明したが、本発明に係る折曲型携帯電話機は、ファッションカバーBの基材であるベース部材4Aに熱拡散シート部材が設けられてもよい。この場合、図7(b)に示すように、無線用パワーアンプPAの放熱面36には熱伝導率の大きい金属ピン37を立設させる。そして、第1プリント基板15、上筐体裏面部4D、底板部28又は裏面2Bを貫通させた金属ピン37を、熱拡散シート部材41に接続することで、無線用パワーアンプPAからの熱を金属ピン37を介して熱拡散シート部材41へ伝導させて放熱させることが可能となる。
この変形例によれば、ベース部材4Aに熱拡散シート部材41を設け、この熱拡散シート部材41を無線用パワーアンプPAに接続したので、無線用パワーアンプPAが発熱すると、熱が金属ピン37を介して熱拡散シート部材41へ伝わり、面方向へ拡散されて放熱される。したがって、従来、局部的に集中していた発熱が拡散されることになり、折曲型携帯電話機100の外観(デザイン)に影響を与えることなく、無線用パワーアンプPAのピーク温度を低下させることができる。また、無線用パワーアンプPAの熱がファッションカバーBに設けられた熱拡散シート部材41によって拡散されるので、折曲型携帯電話機100の部品数・部品コストを増大させることがない。
また、上記の実施の形態では、熱拡散シート部材41がグラファイト、導体を蒸着させた布である場合を例に説明したが、熱拡散シート部材は、金属を素材としたメッシュ状のシートであってもよい。この場合、図8に示すように、通気性を有するクッション材(例えばスポンジ)43に、メッシュシート45を包囲し、このメッシュシート45を無線用パワーアンプPAの放熱面36に接触させてもよい。このような構成とすることで、メッシュシート45によって熱伝導性を確保しながら、クッション材43によって放熱のための通気性を確保することができる。
この他、熱拡散シート部材としては、中空層を有する二重シート材に、熱伝導率の大きいジェル材を封入したものを用いてもよい。このようなジェル封入シート材によれば、折曲型携帯電話機100が把持された時の感触も良好にすることができ、把持の際に生じる封入ジェルの流動によって熱拡散を一層促進させることもできる。また、セラミックシートを用いても良い。セラミックシートの場合、熱を遠赤外線に変換して放射する特徴を持つため熱拡散を一層促進させることができる。
さらに、上記の実施の形態では、ファッションカバーBに上筐体裏面部4Dや電池カバー部4Eが設けられ、これら上筐体裏面部4Dや電池カバー部4Eを介してファッションカバーBが筺体1、2に取り付けられる構成を例に説明したが、ファッションカバーは、これらの上筐体裏面部4Dや電池カバー部4Eを有さず、ベース部材4Aと外観部4Bとからのみで構成されてもよい。このような構成のファッションカバーB1の場合には、図9に示すように、筺体1、2の裏面から同面を鍔状に延出させた係着部45を周囲に設け、ファッションカバーB1の係着開口47の周縁には弾性線材(ゴム等)49を設けておく。そして、弾性線材49の弾性力に抗して係着開口47を拡げて係着部45に被せることで、ファッションカバーB1を筺体1、2の裏面側に容易に被着させることが可能となる。
本発明に係る携帯端末の外観を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の本体部を裏面から見た斜視図である。 (a)に本発明に係る携帯端末の開いた状態の本体部及びこれに設けた連結装置を示し、(b)にその本体部が閉じた状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯端末を開いたときの中央断面図である。 筺体の裏面とファッションカバーとの積層構造を表す斜視図である。 無線用パワーアンプと熱拡散シート部材との接続例を(a)(b)で表した断面図である。 無線用パワーアンプとメッシュシートとの接続例を表した要部拡大図である。 ファッションカバーの変形例を表す断面図である。
符号の説明
1、2 筺体
2B 下筐体の裏面(裏面)
4A ベース部材(基材)
4D 上筐体裏面部(裏面)
13 表示部
22 操作部
28 底板部(裏面)
41 熱拡散シート部材
100 折曲型携帯電話機(携帯端末)
B ファッションカバー(携帯端末用カバー)

Claims (2)

  1. 筺体の表面に表示部、操作部が配設され、前記筐体の少なくとも裏面が携帯端末用カバーによって覆われる携帯端末であって、
    前記筐体の裏面と前記携帯端末用カバーとの間に、熱拡散シート部材が設けられ、
    該熱拡散シート部材が前記筺体に設けられた発熱源に接続されたことを特徴とする携帯端末。
  2. 表面に表示部、操作部が配設された筐体の少なくとも裏面を覆う携帯端末用カバーであって、
    基材に熱拡散シート部材が設けられ、
    該熱拡散シート部材が前記筺体に設けられた発熱源に接続されたことを特徴とする携帯端末用カバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102006023306A1 (de) * 2006-05-18 2008-01-03 Jens Goldenstein Umschließende Tasche für Mobiltelefone
JP2014026341A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Kyowa:Kk 携帯情報端末用の放熱装置、並びにこれを用いた携帯情報端末用の放熱システム

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