JP2006019917A - 携帯端末 - Google Patents

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貴義 佐藤
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Abstract

【課題】 本体内部構造、外装構造を変化させることなく、安価に未利用面の活用が可能となる携帯端末を得る。
【解決手段】 2つの筐体1、2を折り曲げ可能な連結装置3で連結して本体部Aを形成し、この本体部Aの表示部13、操作部22を配設した表面と反対側の裏面が携帯端末用カバーBによって覆われる携帯端末100において、少なくとも一部分が透光性を有するようにして携帯端末用カバーBを形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、2つの筐体が折曲可能に連結されて開閉される携帯端末に関する。
近年、携帯電話機が多数開発され使用されているが、この携帯電話機には、単純な棒状を呈するストレート型のほかに、ヒンジ部を介して開閉可能な折畳型も各種開発されている。
折畳型携帯電話機は、表示部を有する上筐体と、操作部を有する下筐体と、表示部と操作部とが対面するように上下の筐体を開閉可能に連結するヒンジ部とを具備しており、ヒンジ部の軸心を中心に上下の筐体が相対的に回動して折畳まれる構造となっている。
他方、表示部を有する上筐体と操作部を有する下筐体とを連結する連結部が、上下の筐体の厚さよりも薄い折曲可能な帯状に形成された携帯電話機(以下、これを「折曲型携帯電話機」とよぶ)も提案されている(例えば、特許文献1参照)。この折曲型携帯電話機は、折畳型携帯電話機がヒンジ部を介して開閉可能とされるのに対し、帯状連結部の可撓性を利用して折り曲げ可能とされる点で折畳型携帯電話機と異なる。
意匠登録第1161572号公報
ストレート型携帯電話機、折畳型携帯電話機、或いは折曲型携帯電話機は、いずれの場合も、裏面に未利用面が存在する。特に、不使用時に表面側に折り曲げられることで、その殆どが裏面で現れる折曲型携帯電話機の場合には、未利用面の出現が顕著となる。このような未利用面を活用するために、本体部に印刷物等の収容構造を設ければ、本体内部構造に変更の生じることもある。また、携帯端末には本体部の裏面を覆う携帯端末用カバーの設けられることがある。この携帯端末用カバーは、綿や麻などの天然繊維、アクリルやナイロン、ウレタンなどからなる合成繊維や革部材など、ファッション性に富んだ材料(外皮)からなる外観部を有する。このような本体部を覆う携帯端末用カバーにおいても、専用の収容構造を設ければ、大幅な設計変更が必要となり、コストの増大する問題が生じた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、本体内部構造、外装構造を変化させることなく、安価に未利用面の活用が可能となる携帯端末を得ることにある。
上記目的を達成するための本発明に係る携帯端末は、2つの筐体を折り曲げ可能な連結装置で連結して本体部が形成され、該本体部の表示部、操作部を配設した表面と反対側の裏面が携帯端末用カバーによって覆われる携帯端末であって、前記携帯端末用カバーの少なくとも一部分が透光性を有していることを特徴とする。
この携帯端末では、外部から携帯端末用カバーを透視して、携帯端末用カバーの裏側、本体部の表面が視認可能となる。したがって、本体部の表面や、本体部と外装部との間に広告等の印刷物が設けられれば、その印刷物が、携帯端末用カバーに覆われた状態で視認可能となる。また、この携帯端末では、2つの筐体が折り曲げ可能な連結装置で連結されることから、連結部分が同一面で連続し、本体部裏面の全面が一つの大表示面として使用可能となる。
本発明に係る携帯端末によれば、携帯端末用カバーの少なくとも一部分が透光性を有しているので、本体内部構造、外装構造を変化させることなく、本体部と外装部との間に広告等の印刷物を挟み込むことが可能となる。この結果、安価に未利用面の活用が可能となる。また、本発明に係る携帯端末によれば、特に2つの筐体が折り曲げ可能な連結装置で連結されるので、ヒンジ部を介して折り畳まれる折畳型携帯電話機に対し、連結部分が同一面で連続することから、本体部裏面の全面を使用して一つの大表示面とすることができ、例えばパノラマ写真等の横長サイズの印刷物も違和感なく挟み込むことができる。
以下、本発明に係る携帯端末の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る携帯端末の外観を示す斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は図1の本体部を裏面から見た斜視図、図4は(a)に本発明に係る携帯端末の開いた状態の本体部及びこれに設けた連結装置を示し、(b)にその本体部が閉じた状態を示す説明図、図5は本発明に係る携帯端末を開いたときの中央断面図である。
本実施の形態に係る携帯端末(折曲型携帯電話機)100は、大略構成として、本体部Aと、本体部Aの外面に設けられる携帯端末用カバーBとから構成される。
本体部Aは、図1に示すように、上筐体1及び下筐体2からなる筐体と、これら上下の筐体1、2を固設しこれら上下の筐体1、2の間で折り曲り可能な連結装置3とを備えている。
このうち、上筐体1は、第1の音声出力部である受話部(レシーバ)11と、第2の音声出力部であるスピーカ12(図5参照)と、表示部13と、永久磁石14と、第1プリント基板15(図5参照)などを収容している。なお、第1プリント基板15には、表示部13を構成するLCD等が設けられている。
一方、下筐体2には、送話部(マイクロフォン)21と、操作部22と、バイブレータ部23(図5参照)と、カメラ部24(図5参照)と、ホール素子25と、着脱可能な電池26(図5参照)と、第2プリント基板27(図5参照)などを収容している。なお、第2プリント基板27は、送受信部、データ変換部、音声処理部、画像処理部、情報記録部及び制御部などを実装している。
連結装置3は、折曲可能な連結部を挟んで上下の筐体1、2を固設するものであり、主に、シート状部材と屈曲性部材とで構成されており、アンテナ34(図4参照)と、可撓性配線部材(例えば、フレキシブル基板など)35とを収容している。
連結装置3は、上筐体1の下側端面側と下筐体2の上側端面側とを連結するものであり、この連結装置3の屈曲動作により連結部3Aで、図1の矢印P方向及びその反対方向に折曲可能となる。つまり、不使用時には、図4(b)に示すように、本体部Aが閉じた状態、すなわち、上筐体1が下筐体2と対面(対向)する状態に折り曲げられる。他方、使用時には、図4(a)に示すように、使用者の顔が上筐体1と下筐体2に対面するように本体部Aが開かれる。
受話部であるレシーバ11は、本体部Aを閉じた時に下筐体2と対面する上筐体1の主面1Aに設けられ、この主面1Aから音声が出力するように配設されている。本実施の形態に係る折曲型携帯電話機100を通常使用するときには、通信相手の音声を出力するものである。一方、図5に示したスピーカ12は、上筐体1の主面1Aとは反対側の裏面1Bに設けており、メールや電話の待ち状態のようなときには、この裏面1Bから着信音を出力するように配設されている。
送話部のマイクロフォン21と操作部22は、本体部Aが閉じた状態のときに上筐体1の主面1Aと対向する下筐体2の主面2Aに設けられている。バイブレータ部23は、着信時に起振することにより着信を振動で報知するものである。
カメラ部24は、下筐体2の主面2Aとは反対側の裏面2Bに、下筐体2に対して着脱可能な電池26と併設して設けられており、操作部22の後方の被写体が撮像可能になっている。カメラ部24が捉えた被写体からの入射光は、レンズ群を通過してCCD(電荷結合素子)などの光電変換素子にて光信号から電気信号に変換され、画像情報が生成される。この画像情報は、画像処理部にて処理された後、表示部13に画像を生成する。
ホール素子25は、筐体用永久磁石14の磁界を検出する手段とされ、本体部Aが閉じた状態のときには筐体用永久磁石14と対向するように、第2プリント基板27上に設けられている。このホール素子25は、本体部Aが閉じられた閉状態では、筐体用永久磁石14が近接状態にあるため、筐体用永久磁石14の磁界を検出して制御部に検出信号を出力する。また、このホール素子25は、本体部Aが開状態であれば筐体用永久磁石14が離間するので、この筐体用永久磁石14の磁界を検出できないため、ホール素子25は検出信号を生成しない。
すなわち、ホール素子25が筐体用永久磁石14を検出すると本体部Aは閉じた状態であり、検出できなければ開いた状態である。本実施の形態に係る折曲型携帯電話機100では、筐体が閉じた状態のとき、受信待受け状態であれば表示部13には何も表示されず、電力が消費されない。また、表示部13を照明する照明手段(図示せず)も発光しない。開いた状態であれば、受信電界強度を示すマーク、電池残容量情報、時刻情報や着信情報等が表示されるとともに、照明手段による照明が行われる。
連結装置3は、本体部Aが閉じられるときには屈曲し、本体部Aが開かれるときには屈曲状態が解除されるものであり、可撓性を有し、中央部の連結部3Aを隔てて上下2つの筐体1、2を固設するシート状部材と、折り曲げるとフラットな状態(折り曲げる前の状態)に戻る復元力と剛性を有し、上下2つの筐体1、2を固設する屈曲性部材とを備えている。連結装置3は、図5に示すように、第1連結部材31と、第2連結部材32と、第3連結部材33とから構成されている。このうち、第1連結部材31と第3連結部材33がシート状部材を構成するとともに、第2連結部材32が屈曲性部材を構成している。
第1連結部材31は、上筐体1の主面1A及び下筐体2の主面1Bと同じ向きの面を構成するのと同時に、上筐体1の外表面と下筐体2の外表面を一体的に形成する(上下筐体1、2の外表面を兼用する)。第2連結部材32は、上筐体1から下筐体2に跨って設けられ、可撓性と剛性を有する薄板状の鋼材(炭素工具鋼鋼材やステンレス鋼等)で形成してある。第3連結部材33は、下筐体2の裏面2Bを一体に連結するとともに、第2連結部材32や可撓性配線部材35を覆い隠すようにして第1連結部材31に取付けられる。
なお、第1連結部材31と第3連結部材33とは、熱可塑性ポリエステル・エーテル・エラストマやポリウレタン樹脂など可撓性を有する適宜の材料で形成してある。また、この第1連結部材31と第3連結部材33を形成する材料は、上述した材料に限るものではなく、可撓性や弾性を有する材料でシート状に形成すればよい。
第1連結部材31で構成する上下の筐体1、2の主面1A、2Aの内面側は、主面1A、2Aの形成材料とは異なるABS樹脂などの別の材料を用いて内面部1C、2Cを形成してある。すなわち、異種材料で一体的に形成される異材質成形法(例えば、インサート成形など)によって、上筐体1及び下筐体2を一体的に構成する。本実施の形態では、熱可塑性ポリエステル・エーテル・エラストマで成形される上筐体1及び下筐体2の外表面(実際には、第1連結部材31で構成している)1A、2Aと、ABS樹脂で成形される窓枠部13Aとを一体的に形成している。
第2連結部材32は、図4に示すように、上筐体1から下筐体2に向かって直線状に延設されており、その断面形状は、薄板が幅W1、曲率R2の円弧状に形成されている。なお、曲率R2の中心は、上筐体1の主面1A側(または下筐体2の主面2A側)にあり、この中心を点Oで示す。
図4(A)に示すように、本体部Aの連結装置3が開いた状態では、第2連結部材32は曲率R2の断面円弧状が片端から他端まで維持されながら上筐体1から下筐体2に向かって直線状に延在しており、安定した状態が保持されている。ここで、この本体部Aの連結装置3が開いた状態(図1の状態)から、さらに開放(拡開)させるために矢印Pとは反対方向へ曲げようとしても、湾曲状態が形成されているときには、この湾曲状態を解除させようとする(本体部Aをフラットな開放状態からさらに開放する)方向への剛性が高められており、開放状態を保持しようとする力(以下、これを「湾曲保持力」とよぶ)が発生している。従って、本体部Aを開放上体からさらに開放させる方向、つまり凹状の湾曲面(負曲面)方向とは反対の凸状の背曲面(正曲面)方向への開放に要する力(逆曲力)は、P方向へ本体部を閉じるのに要する力(折曲力)に比べて格段と大きいので、曲がりづらい。この曲がりづらさは、第2連結部材32の固定方法や断面2次モーメント、ヤング率等から決定される。
一方、逆に、所定以上の力で矢印P方向(図5参照)へ曲げると、第2連結部材32の中央部は、飛び移り現象によって本体部Aの連結装置3が閉じる方向へ曲がるが、塑性変形はせず、加えた力を排除すると復元力で元のフラットな開放状態に復帰して、本体部Aの連結装置3は開かれた状態に戻る。すなわち、第2連結部材32は、本体部Aが開かれた状態から矢印P方向への容易な曲げ動作がおこなわれるのを防止する手段としても機能する。
したがって、本体部Aを開いているときには、第1、第2、第3連結部材31〜33がストレート(真直)な開放状態となり、第2連結部材32の剛性によってこの状態が維持される。下筐体2を手に持ったときには上筐体1が開放状態を保持して静止しており、矢印P方向には曲がらず、またその反対方向へは垂れ下がらない。しかも、本体部Aを閉じるときには容易に閉じることができる。
次に、携帯端末用カバーBについて説明する。
携帯端末用カバーBは、基材であるベース部材4A(図5参照)と、ベース部材4Aの外表面を覆うアクリルや軟質ビニールなどの材料(外皮)からなる外被部4Bと、同様な材料をベース部材4Aの外周面に、外被部4Bと連設した縁巻き部4Cとで構成されている。この携帯端末用カバーBの外被部4Bは、少なくとも一部分が透光性を有している。本実施の形態における外被部4Bは、全面が、可視光に対して透光性を有する軟質ビニールや透明軟性フィルムからなる。
ベース部材4Aは、熱可塑性ポリエステル・エーテル・エラストマやポリウレタン樹脂など可撓性を有する適宜の材料で形成されている。ベース部材4Aの内面には、上筐体1の裏面1Bを形成する上筐体裏面部(裏面)4Dと、電池26を覆う電池カバー部4Eとが、ABS樹脂で一体的に形成されている。すなわち、ベース部材4Aも異材質成形を用いている。また、ベース部材4Aの裏面が上下の筐体1、2に装着されたときに該筐体1、2の外形より外側に突出する屈曲可能な突出部を形成するために、中央には湾曲部4Fが設けられている。
上筐体裏面部4Dには下穴332Bが設けられ、上筐体1に対してタッピンねじ29によって螺着される。携帯端末用カバーBは、ベース部材4Aの例えば電池カバー部4Eに形成された係合部としての係合爪4Gが下筐体2に形成された引掛け爪2Dに対して着脱可能に装着される。本体部Aに対してベース部材4Aの内面側が取付けられると、連結部3Aに対して湾曲部4Fが離間するようになっている。
ベース部材4Aの外表面に設けられる外被部4Bは、縁巻き部4Cでベース部材4Aに縫製される一方で、ベース部材4Aとの間に空隙が形成可能となっている。携帯端末用カバーBは、ベルト部材6が糸でベース部材4A及び外被部4Bに縫製されるとともに、縁巻き部4Cが糸5Bでベース部材4Aとともに外被部4Bに縫製される。ベース部材4Aには端面から所定の距離で平坦部が確保され、この平坦部は縁巻き部4Cを縫製するときのミシンによる素材押さえ、素材送り部となる。携帯端末用カバーBには、ベース部材4Aと外被部4Bとに亘って、スピーカ12から出力された音声を通過させる第1開口孔4Hが穿設されている。また、携帯端末用カバーBには、カメラ部24の前方を開口した第2開口孔4Jがベース部材4Aに穿設されている。
また、この携帯端末用カバーBの外被部4Bの一端側(電池カバーの裏面側近傍)には、一端が縫製され他端には中央に凸部6Aが形成された磁性体の金具6Bが設けられたベルト部材6が取付けられている。また、外被部4Bの他端側(レシーバの裏面近傍側)には、内部に第2永久磁石4K(図5参照)を有し中央に凹部4Lが形成された係合部4Mが設けられている。
これにより、本体部Aを閉じた時、ベルト部材6を折り曲げて外被部4Bの他端部寄りに設けた係合部4Mに金具6Bを吸着させて係合させることができる。このとき、縁巻き部4Cが本体部Aに近接する方向へ倒れ、ベルト部材6が折り曲げられながらも張架して、金具6Bと係合部4Mが係合し、本体部Aが略密着するように閉じられる。
このようにして、本体部Aを閉じたときには、第2連結部材32の戻り力F2により本体部Aが開こうとするが、金具6Bが係合部4Mに係合することで、本体部Aに戻り力F2が作用していても本体部Aが開かれることを防止することができる。
なお、金具6Bと係合部4Mの係合を解除する時は、ベルト部材6の先端を引き上げるようにするとよい。すなわち、凹部4Lに嵌った凸部6Aを抜くような力を加えると、簡単に係合が解除される。係合した状態で本体部Aに戻り力F2が作用しているときには、凸部6Aは凹部4Lの半径方向に寄せられるだけなので、容易には抜けない。この第2連結部材32の戻り力F2は、本体部Aを閉じた状態で上筐体1又は下筐体2自身の自重よりも小さく設定することで、ベルト部材6を用いなくても、折り曲げ状態を保持できるように構成してもよい。
また、ベルト部材6の金具6Bに凹部4Lを設け、外被部4Bの他端側に凸部6Aを設けて、両者を磁力により吸着係合させるようにしてもよい。
ここで、図3及び図5を用いて、携帯端末用カバーBを本体部Aに装着するときの動作について説明する。
同図に示すように、まず、初めに、携帯端末用カバーBの上筐体裏面部4Dに本体部Aの上筐体1を組付ける。次に、携帯端末用カバーBの湾曲部4Fが略平坦になるように矢印T方向へ引く。矢印T方向へ引張った状態を2点鎖線で示す。携帯端末用カバーBの電池カバー部4Eに形成された係合爪4Gを本体部Aに形成された引掛け爪2Dに引掛けながら、携帯端末用カバーBを矢印T方向とは反対方向へ移動させると、係合爪4Gと引掛け爪2Dが係合して、本体部Aに対して携帯端末用カバーBの装着が完了する。
他の方法として、携帯端末用カバーBの上筐体裏面部4Dに本体部Aの上筐体1を組付けた後、本体部Aを矢印P方向へさらに拡開させることで、携帯端末用カバーBが矢印T方向へ移動させるだけの余長が生じる。後は、前述したように、係合爪4Gを本体部Aに形成された引掛け爪2Dに引掛けながら携帯端末用カバーBを矢印T方向とは反対方向へ移動させると、係合爪4Gと引掛け爪2Dが係合して、本体部Aに対して携帯端末用カバーBの装着が完了する。
このように、携帯端末用カバーBに湾曲部4Fを設けたり、連結装置3を拡開させることにより、本体部Aに対して携帯端末用カバーBを簡単に着脱可能にする。しかも、その操作方法は極めて簡単である。
また、本実施形態によれば、第1連結部材31は、上筐体1と下筐体2を連続的に繋げた構成としたので、上下の筐体1、2に一体感を備えさせることができる。また、携帯端末用カバーBを上筐体1に対して着脱できる構成(電池カバー部と同様な構成)にすれば、使用者は好みに応じて携帯端末用カバーBを自由に交換することも可能なので、使用者の好みに応じた個性的な折曲型携帯電話機100を提供できる。また、勿論、携帯端末用カバーBが汚れた際には交換して洗濯などもできるので、常に新鮮さ清潔さを維持できる。
図6は携帯端末用カバーの断面図、図7は携帯端末用カバーの被着された携帯端末の外観斜視図、図8は図6に示した携帯端末用カバーの変形例を表す断面図である。
上記のように、携帯端末用カバーBは、外被部4Bが縁巻き部4Cでベース部材4Aに縫製される一方で、ベース部材4Aとの間に空隙が形成可能となっている。つまり、ベース部材4Aと外被部4Bとの間は、シート材等が収容可能なポケット部となる。本実施の形態では、このポケット部に、図6に示す広告等の印刷物41が収納される。この印刷物41は、ベース部材4Aと外被部4Bとの間に挟み込まれた後、縁巻き部4Cが縫製されることで、密閉状態でベース部材4Aと外被部4Bとの間に収容される。
印刷物41及び外被部4Bには、ベース部材4A、外被部4Bの第1開口孔4Hに一致する図示しないスピーカ用穴が穿設される。また、印刷物41には、ベース部材4Aの第2開口孔4Jに一致する図示しないカメラ用穴が穿設されている。外被部4Bは、可視光に対して透光性を有するため、第2開口孔4Jに一致する部位での開口を必ずしも必要としていない。つまり、カメラ部24へは外被部4Bを通過した被写体からの入射光が取り込まれることになる。これにより、カメラ部24のレンズが保護される効果も生じる。但し、光学特性上、入射光を外被部4Bに透過させることが好ましくない場合には、勿論、第2開口孔4Jに一致する外被部4Bの部位にカメラ用穴を穿設することもできる。
印刷物41は、ベース部材4Aに貼り付けられた後に縫製されることが望ましい。縫製前に貼り付けることで、縫製位置を安定させ、また、把持したときにベース部材4Aに対して移動(ズレ)を防止するので、把持時のズレによってカメラ部24を覆ってしまうことで撮影ができなくなることを防止したり、持つ手に違和感を感じさせずに済む。
この折曲型携帯電話機100では、外部から携帯端末用カバーBを透視して、携帯端末用カバーBの裏側、本体部Aの表面が視認可能となる。したがって、本体部Aの表面や、本体部Aと外被部4Bとの間に広告等の印刷物41が設けられれば、その印刷物41が、図7に示すように、携帯端末用カバーBに覆われた状態で視認可能となる。また、この折曲型携帯電話機100では、2つの筐体1、2が折り曲げ可能な連結装置3で連結されることから、連結部分が同一面で連続し、本体部裏面の全面が一つの大表示面として使用可能となる。
したがって、本実施の形態による折曲型携帯電話機100によれば、携帯端末用カバーBが透光性を有しているので、本体内部構造、外装構造を変化させることなく、本体部Aと外被部4Bとの間に広告等の印刷物を挟み込むことが可能となる。この結果、安価に未利用面の活用が可能となる。また、連結部分が同一面で連続することから、本体部裏面の全面を使用して一つの大表示面とすることができ、例えばパノラマ写真等の横長サイズの印刷物も違和感なく挟み込むことができる。
次に、本発明に係る携帯端末の変形例を図8〜図11を参照して説明する。
図8は図6に示した携帯端末用カバーの変形例を表す断面図、図9は他の被着構造により本体部に被着された携帯端末用カバーの断面図である。
この変形例による携帯端末は、携帯端末用カバーB1のベース部材4Aと、外被部4Bとが別体で構成されている。すなわち、ベース部材4Aには上筐体裏面部4Dと電池カバー部4Eが設けられ、上筐体裏面部4Dと電池カバー部4Eとを筐体1、2に取り付けることで、筐体1、2の裏面はベース部材4Aに覆われた平坦面となる。
平坦面となった筐体1、2の裏面には、印刷物41が挟み込まれ、さらに、印刷物41を覆うようにして外被部4Bが被着される。この場合、筺体1、2の裏面には同面をベース部材4Aによって鍔状に延出させた係着部43を周囲に設け、外被部4Bの係着開口45の周縁には弾性線材(ゴムなど)47を設けておく。そして、弾性線材47の弾性力に抗して係着開口45を拡げて係着部43に被せることで、外被部4Bを筺体1、2の裏面側に容易に被着させることが可能となる。
このような変形例によれば、ユーザーが外被部4Bを容易に脱着して、写真、定期券、名刺、カード類等、所望の印刷物41を交換可能に収容することができる。
図10は一部分が透光性を有した携帯端末用カバーの断面図である。
この変形例による携帯端末は、携帯端末用カバーB2の外被部4Bの一部分51のみが透光性を有している。
このような構成によれば、一部分51によってカメラ部24のレンズを覆うことができ、レンズの汚れや傷つきを防止することができる。
図11はコネクタを備えた携帯端末用カバーの断面図である。
この変形例による携帯端末は、携帯端末用カバーB3が、透光性を有する外被部4Bと、この外被部4Bの内面に貼設されたエレクトロルミネッセント(EL)53と、このEL53の電源端子が接続されるカバー側コネクタ55とを備えてなる。一方、筐体2側には、カバー側コネクタ55と結合される筺体側コネクタ57が設けられている。
携帯端末用カバーB3は、筐体1、2に被着されることで、カバー側コネクタ55と筺体側コネクタ57とが結合され、EL53に本体部Aの電源が電気的に接続されて、本体部Aの制御部によって、所望のタイミングで電圧が印加されるようになっている。この場合、EL53は、例えば図7に示したように、任意の文字形状とすることができる。これにより、制御部による発光制御によって、例えば着信時に、所望文字のEL53を発光若しくは点滅させることができる。
なお、この変形例では、EL53を貼着する場合を例に説明したが、EL53に代えて、発光ダイオード(LED)や電子ペーパー、液晶表示デバイス(LED)が設けられても良い。
本発明に係る携帯端末の外観を示す斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の本体部を裏面から見た斜視図である。 (a)に本発明に係る携帯端末の開いた状態の本体部及びこれに設けた連結装置を示し、(b)にその本体部が閉じた状態を示す説明図である。 本発明に係る携帯端末を開いたときの中央断面図である。 携帯端末用カバーの断面図である。 携帯端末用カバーの被着された携帯端末の外観斜視図である。 図6に示した携帯端末用カバーの変形例を表す断面図である。 他の被着構造により本体部に被着された携帯端末用カバーの断面図である。 一部分が透光性を有した携帯端末用カバーの断面図である。 コネクタを備えた携帯端末用カバーの断面図である。
符号の説明
1、2 筺体
2B 下筐体の裏面(裏面)
3 連結装置
4D 上筐体裏面部(裏面)
13 表示部
22 操作部
100 折曲型携帯電話機(携帯端末)
A 本体部
B 携帯端末用カバー

Claims (1)

  1. 2つの筐体を折り曲げ可能な連結装置で連結して本体部が形成され、該本体部の表示部、操作部を配設した表面と反対側の裏面が携帯端末用カバーによって覆われる携帯端末であって、
    前記携帯端末用カバーの少なくとも一部分が透光性を有していることを特徴とする携帯端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5096633B1 (ja) * 2012-06-06 2012-12-12 オプティマム・テクノロジー株式会社 携帯端末用ケースを用いた広告システム、広告方法、管理サーバ、プログラム及び携帯端末用ケース
JP5148013B1 (ja) * 2012-09-20 2013-02-20 オプティマム・テクノロジー株式会社 携帯端末用ケースを用いた広告システム、広告方法、管理サーバ、プログラム及び携帯端末用ケース

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