JP2006019562A - デバイス評価用素子、テグ、半導体ウエハー、半導体デバイス評価方法および半導体デバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 微小な半導体デバイスであっても、短時間で製造工程途中のプロセス評価を実現するデバイス評価用素子等を提供する。
【解決手段】 電子ビームあるいは光によって位置合わせを行うアライメントマークを備え、該アライメントマークから特定距離離れた位置に電子ビーム受容領域を備えた半導体デバイス評価素子を配置する。
【選択図】 図2
Description
請求項1に係る発明は、電子ビームあるいは光によって位置合わせを行うアライメントマークを備え、該アライメントマークから特定距離離れた位置に電子ビーム受容領域を備えた半導体デバイス評価素子を配置したことを特徴とするデバイス評価用素子を提案している。
また、測定時に電気的接続を必要としないため、半導体のプロセス途中で正確なプロセス評価を行うことが可能となるという効果がある。したがって、従来不可能であった、0.1ミクロン単位の非常に狭い範囲のプロセス分布や材料、プロセス、電気、物理特性を測定できるようになる。
さらに、測定再現性も向上し測定ミスも防止できるという効果もある。
以下では、電子ビームを利用したEBSCOPE測定技術を最大限に活用できるようにしたテストエレメントの構成方法および使用方法を開示する。例えば、エッチングプロセスを評価する場合、以下のような評価項目が考えられる。1)エッチング装置のプロセス面内分布特性。2)露光条件依存性。3)ホールサイズ依存性。4)ホール配置密度、デザイン依存性。5)下地との位置関係。
一方、露光はショットと呼ばれる2cm角程度の領域が同時に行われる。露光装置は各波長の光源を有しており、その光をレチクルと呼ばれるマスクに当て、マスクに書かれた微細なパターンをシリコンウエハー上に投影転写する。光源の軸はあらゆる方向に均等に光が放射されるように調節されるが、装置不具合、調節不足により軸が非対称になると焼きむらが生じ露光プロセスにばらつきが生じる。
基本的な構造は、はシリコン基板上に絶縁膜を形成した後に、エッチングを行ってホールを形成したコンタクトホール構造である。シリコン基板には半導体の極性があるので、N型、P型および無極性の場合がある。また、半導体にはホールの底にPN接合やウエル構造を有する。従って、それを表現するために、PN接合、およびNP接合さらには種々の半導体極性や不純物純度の組み合わせからなるウエル構造を用いる。
しかし、パッドを有した従来TEGと本発明のプロセス途中での測定値の相関を取りたいというニーズがある。その場合、本実施例に示したように、従来のパッド付きTEGと本発明のパッドの無いTEGを近接させて配置させれば、両者の相関を取ることができる。
プロセス評価のためには、ウエハー全体の分布では約100点、露光領域の中では20点くらいの測定点を必要とする。最先端のデバイスサイズは100nm程度であり、非常に小さい。
Claims (14)
- 電子ビームあるいは光によって位置合わせを行うアライメントマークを備え、該アライメントマークから特定距離離れた位置に電子ビーム受容領域を備えた半導体デバイス評価素子を配置したことを特徴とするデバイス評価用素子。
- 前記半導体デバイス評価素子が格子状に配列され、前記アライメントマークが少なくとも1本の列状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載されたデバイス評価用素子。
- 前記半導体デバイス評価素子が電子ビームあるいは光によって位置指定が可能なように決められた領域の中に、電子ビーム受容領域および受領領域で生じた電流を支持基板に流すための導電部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたデバイス評価用素子。
- 複数の半導体デバイスの構造に関するパラメータを水準振りした構造を含むことを特徴とする請求項3に記載されたデバイス評価用素子。
- 電子ビーム照射位置を定めるためのグローバルアライメントを設け、該グローバルアライメントから予め定められた位置に前記請求項1から請求項3に記載されたデバイス評価用素子を配置したことを特徴とする半導体ウエハー。
- 半導体プロセス終了時に電気的テストを行うためのパッドを有するテグに隣接して請求項1から3に記載されたデバイス評価用素子を配置したことを特徴とするテグ。
- 電子ビームによるパターンマッチングを行うための認識用パターンを測定箇所とは別に該測定箇所に隣接して設けたことを特徴とするテグ。
- 測定対象に照射された電子によって誘起された電流を基板に流す容量電極を有することを特徴とするテグ。
- 半導体ウエハー上に設けられる単位露光領域内に、少なくとも1つのテグを配置し、ウエハー全体としておおよそ等間隔に該テグが配置されていることを特徴とする半導体ウエハー。
- ウエハーに設けられたグローバルアライメント用パターンを用いて、アライメントを行うステップと、
該グローバルアライメントマークを基準として、配置されているテグ近傍の第2のアライメントマークの位置にアライメントを行うステップと、
該第2のアライメントマーク位置から電子ビームをシフトして測定点に移動し、該測定点に電子ビームを照射して電流の測定を行うことを特徴とする半導体デバイス評価方法。 - 近接領域に設けられ、互いに異なった半導体構造パラメータを持つ複数テグに対して電子ビームを照射し、得られた複数の基板電流値における半導体構造パラメータの依存性を算出して、プロセス評価を行うことを特徴とする半導体デバイス評価方法。
- 予め定められた基板の電流値に対する半導体構造パラメータ依存性関数からの乖離を検出して半導体プロセス評価を行うことを特徴とする半導体プロセス評価方法。
- デバイスのレイアウトデータからプロセス制御の特徴となりうる構造パラメータの特徴量を抽出するステップと、
抽出した特徴量を再現する構造を有したテグを作成するためのレイアウトデータを作成するステップとを含み、
最適化を必要とするプロセスフローを用いて前記レイアウトデータに基づいて前記テグを含む半導体デバイスを作成し、
少なくとも1つの工程において、テグに対して電子ビーム照射を行って測定を行い、得られた測定値からプロセスパラメータを最適化することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。 - 前記テグのレイアウトデータをデバイスのレイアウトデータに挿入したデバイスレイアウトデータを作成し、該レイアウトデータに基づいて半導体デバイスを作成して、少なくとも1つの工程においてテグに対して電子ビーム照射を行って測定を行い、得られた測定値からプロセスパラメータを最適化することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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JPH01187409A (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-26 | Nec Corp | 電子ビーム測長方法および装置 |
JPH08264537A (ja) * | 1995-03-27 | 1996-10-11 | Sony Corp | 半導体装置及び半導体装置のモニター方法 |
JP2001338956A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Nec Corp | デバイス検査方法および装置 |
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