JP2006019410A - 放熱体およびその製造方法並びにパワーモジュール用基板およびパワーモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 低熱膨張性および高熱伝導性を兼ね備えた放熱体を提供し、放熱体が温度サイクル下で使用されてもこの放熱体に反りが発生することを抑制する。
【解決手段】 放熱体本体17に、放熱体本体17の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体18が積層され、放熱体本体17の表面側に設けられた発熱体30の熱を積層方向に伝導させ放散させる構成とされた放熱体16であって、低熱膨張体18に穿設された貫通孔19内に、放熱体本体17より熱伝導率の高い孔埋め材21が配設され、放熱体本体17と、低熱膨張材18および孔埋め材21とがろう付けされ接合されている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、発熱体の熱を外部へ放散させる構成とされた放熱体およびその製造方法に係り、特に、大電流、大電圧を制御する半導体装置に用いられるパワーモジュールに好適な放熱体およびその製造方法並びにパワーモジュール用基板およびパワーモジュールに関するものである。
この種の放熱体が用いられるパワーモジュールとしては、一般に、次のような構成が知られている。すなわち、絶縁基板の一方の表面側に発熱体としての半導体チップを備え、この絶縁基板の他方の表面側に放熱体を備え、半導体チップの熱を放熱体を介して外部へ放散させる構成である。このパワーモジュールの構成要素のうち、絶縁基板および半導体チップの熱膨張係数は、放熱体の熱膨張係数と比べて小さいため、発熱体によりこのパワーモジュールが温度サイクル下で使用された際に、絶縁基板の熱膨張係数と放熱体の熱膨張係数との差に起因して、これらの接合界面に剥離が発生する場合があった。
この問題を解決するための手段として、放熱体を、Cu,Cu合金,Al,Al合金等からなる高熱伝導体としての放熱体本体同士の間に、Ni−Co−Fe系合金等からなる低熱膨張体を配設した積層構造が知られている(例えば特許文献1参照)。この放熱体の製造方法としては、低熱膨張体の表面に貫通孔を穿設しておき、この低熱膨張体の表裏面に放熱体本体を載置し、この状態でこれらを加圧加熱して、放熱体本体を塑性変形させて低熱膨張体の貫通孔内に流入させ、これにより、前記積層構造とされた放熱体を製造する方法が知られている。
特開平9−1361号公報
ところで、前記従来では、前記加圧加熱により、低熱膨張体の表裏面から放熱体本体を貫通孔内に流入させて放熱体を製造するため、製造された放熱体において、低熱膨張体の表裏面に各々配設された放熱体本体の厚さを略均一にすることが困難であるという問題があった。すなわち、低熱膨張体の表裏面にそれぞれ配設された放熱体本体の厚さをそれぞれの表面に沿った方向に対して均一にすることが困難であるとともに、それぞれの放熱体本体が前記貫通孔内へ流入する体積量を均一にすることが困難であるという問題があった。
したがって、この放熱体がパワーモジュールとして使用され温度サイクル下に置かれた際に、熱膨張により発生する変形応力が、それぞれの放熱体本体で異なることに起因して放熱体に反りが発生し易いという問題があった。この場合、放熱体と発熱体を有する絶縁基板側との接合界面に剥離が生じたり、また、放熱体の下面(絶縁基板側と反対側の表面)に冷却シンクが配設された構成では、放熱体と冷却シンクとの間に空隙が生じる場合があり、パワーモジュールに良好な放熱特性を具備させることが困難であるという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、温度サイクル下で使用されても反り発生を抑制することができるとともに、低熱膨張性および高熱伝導性を兼ね備えた放熱体およびその製造方法並びにパワーモジュール用基板およびパワーモジュールを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層され、前記放熱体本体の表面側に設けられた発熱体の熱を積層方向に伝導させ放散させる構成とされた放熱体であって、前記低熱膨張体に穿設された貫通孔内に、前記放熱体本体より熱伝導率の高い孔埋め材が配設され、前記放熱体本体と、前記低熱膨張材および前記孔埋め材とがろう付けされ接合されていることを特徴とし、前記放熱体本体としてはCr−Zr−Cu系合金若しくはNi−Si−Cu系合金が好ましく、前記低熱膨張体としてはFe−Ni系合金が好ましく、前記孔埋め材としては純Cuが好ましい。
この発明に係る放熱体によれば、放熱体本体と、前記低熱膨張材および前記孔埋め材とがろう付けされ接合されているので、この放熱体が低熱膨張体を有する構成であるにもかかわらず、この放熱体の熱伝導率の低下を抑制することができる。したがって、低熱膨張性および高熱伝導性を兼ね備えた放熱体が得られる。
特に、放熱体本体,低熱膨張体,および孔埋め材を前述した材料により形成すると、低熱膨張性および高熱伝導性を確実に具備させることができるとともに、放熱体の高強度化を図ることができ、したがって、放熱体より熱膨張係数の小さい発熱体側と放熱体とが接合された構成において、これが温度サイクル下で使用されても、放熱体に反りが発生することを抑制することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の放熱体において、前記貫通孔は、前記低熱膨張体の表面のうち、前記発熱体と対応する領域における占有面積比が、該対応領域の周辺領域における占有面積比より小さくなるように形成されていることを特徴とする。
この発明に係る放熱体によれば、放熱体の前記対応領域における曲げ剛性の低下が最小限に抑制され、発熱体からの熱により前記対応領域に反りが発生することを抑制することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の放熱体において、前記貫通孔の開口端部は、当該開口端から貫通方向に向うに従い漸次縮径されるとともに、径方向内方に向って凸とされた凸曲面部とされていることを特徴とする。
この発明に係る放熱体によれば、前記凸曲面部が応力緩和部として作用することになり、放熱体が温度サイクル下に置かれた状態において、孔埋め材の放熱体本体との接合部に応力集中が発生することを抑制することができる。したがって、前記接合部に亀裂が発生することを抑制することができるので、放熱体の高熱伝導性を長期にわたって維持することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれかに記載の放熱体において、前記低熱膨張体の表裏面に前記放熱体本体が配設された3層構造とされ、これらの放熱体本体に前記孔埋め材がろう付けされ接合されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層され、前記放熱体本体の表面側に設けられた発熱体の熱を積層方向に伝導させ放散させる構成とされた放熱体の製造方法であって、前記低熱膨張体に穿設された貫通孔に、前記放熱体本体より熱伝導率の高い孔埋め材を配設する孔埋め工程と、該孔埋め工程の後に、前記放熱体本体と、前記低熱膨張体および前記孔埋め材とをろう付けにより接合する接合工程とを有することを特徴とする。
この発明に係る放熱体の製造方法によれば、孔埋め工程と接合工程とを各別に有するので、低熱膨張体の表裏面に各々配設された放熱体本体の厚さを略均一にすることが可能になり、放熱体の使用に際し、この放熱体に反りが発生することを抑制することができる。
請求項6に係る発明は、請求項5記載の放熱体の製造方法において、前記孔埋め工程は、予め形成された前記貫通孔の空間体積より大きい体積の孔埋め材を前記貫通孔に圧入することを特徴とする。
この発明に係る放熱体の製造方法によれば、圧入により孔埋め材を貫通孔の内側の全域に行き渡らせることができる。
請求項7に係る発明は、放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層された放熱体と、発熱体を備えた絶縁基板とを備え、前記放熱体の一方の表面に前記絶縁基板が配設され、前記発熱体の熱を積層方向に伝導させ放散させる構成とされたパワーモジュール用基板であって、前記放熱体が請求項1から4のいずれかに記載の放熱体であることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層された放熱体と、発熱体を備えた絶縁基板と、内部に冷媒が循環する構成とされた冷却シンク部とを備え、前記放熱体の一方の表面に前記絶縁基板が配設されるとともに、他方の表面に前記冷却シンク部が配設され、前記発熱体の熱を前記放熱体の一方の表面から他方の表面に伝導させ放散させる構成とされたパワーモジュールであって、前記放熱体が請求項1から4のいずれかに記載の放熱体であることを特徴とする。
この発明に係る放熱体によれば、この放熱体が低熱膨張体を有する構成であるにもかかわらず、この放熱体の熱伝導率の低下を抑制することができ、低熱膨張性および高熱伝導性を兼ね備えた放熱体が得られる。
また、この発明に係る放熱体の製造方法によれば、孔埋め工程と接合工程とを各別に有するので、低熱膨張体の表裏面に各々配設された放熱体本体の厚さを略均一にすることが可能になり、放熱体の使用に際し、この放熱体に反りが発生することを抑制することができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の一実施形態に係る放熱体を適用したパワーモジュールを示す全体図である。
このパワーモジュールは、大別すると図1に示すように、パワーモジュール用基板10と、冷却シンク部31とを備えている。
パワーモジュール用基板10は、例えばAlN,Al,Si,SiC等により形成された絶縁基板11と、この絶縁基板11の上面に配設された回路層12と、絶縁基板11の下面に配設された金属層13と、回路層12の上面に配設された半導体チップ(発熱体)30と、金属層13の下面に配設された放熱体16とを備えている。
回路層12および金属層13は、純Al,Al合金,純Cu,Cu合金等により形成され、はんだ付けまたはろう付け等により絶縁基板11の上下面に積層接合され、半導体チップ30は、はんだ14を介して回路層12の上面に接合されている。
そして、金属層13の下面にはんだ15により、あるいはろう付けや拡散接合等により放熱体16が接合され、さらに、この放熱体16に、取り付けねじ33により冷却シンク部31が取り付けられてパワーモジュールが構成されている。
なお、冷却シンク部31の内部には、冷却液や冷却空気などの冷媒32を供給および回収する図示しない冷媒循環手段と連結された流通孔31aが形成されており、この流通孔31a内に供給された冷媒32により、半導体チップ30から放熱体16に伝導された熱を回収し、この熱を回収した冷媒32を前記冷媒循環手段が回収するとともに、新たな冷媒32を供給し、以上を繰返すことにより、半導体チップ30からの熱をパワーモジュールから放散させるようになっている。
放熱体16は、熱伝導率が150W/m・K以上、引張強度が500MPa以上とされた放熱体本体17と、この放熱体本体17の熱膨張係数より低い熱膨張係数の材質からなる低熱膨張体18とを備え、放熱体本体17同士の間に低熱膨張体18が配設され、これらはろう付けにより接合されている。
低熱膨張体18には、図2に示すように、平面視6角形状とされた貫通孔19が複数穿設され、これらの貫通孔19内に、放熱体本体17より熱伝導率の高い(200W/m・K以上)孔埋め材21が配設されている。そして、これらの孔埋め材21と放熱体本体17とは、ろう付けにより互いが接合した状態となっており、熱伝導率の比較的高い放熱体本体17および孔埋め材21が積層方向に連続した構成となっている。これにより、放熱体16が低熱膨張体18を有すると、それだけ放熱体16の熱伝導率が低下することになるが、この熱伝導率の低下を極力抑えることができるようになっている。
また、貫通孔19は、図2に示すように、低熱膨張体18の表面のうち、絶縁基板11と対応する領域Xにおける占有面積比が、この対応領域Xの周辺領域Yにおける占有面積比より小さくされている。具体的には、絶縁基板11,放熱体本体17などの材質や大きさなどにより決定されるが、本実施形態においては、前記対応領域Xには、低熱膨張体18の表面積の約30%以上50%以下を占有して貫通孔19が形成され、前記周辺領域Yには、低熱膨張体18の表面積の約40%以上70%以下を占有して貫通孔19が形成されている。
このように、低熱膨張体18の表面のうち、対応領域Xと周辺領域Yとで貫通孔19の占有面積比を異ならせることにより、対応領域Xにおける曲げ剛性の低下を抑制できるとともに、放熱体16全体の熱伝導率の低下を抑制することができるようになっている。
なお、貫通孔19を平面視6角形状とすることにより、低熱膨張体18の表面上で、各貫通孔19同士の間隔を略一定とすることを容易に実現することができ、前記各領域X,Yごとで、低熱膨張体18の表面に沿った方向において、熱伝導率の均一化を実現できるようになっている。
また、貫通孔19の開口端部は、図3に示すように、この開口端から貫通方向に向うに従い漸次縮径されるとともに、径方向内方に向って凸とされた凸曲面部19aとされ、この凹曲面部19aの表面を含めた貫通孔19の内側の略全域にわたって孔埋め材19が配設された構成となっている。
なお、本実施形態においては、放熱体本体17はCr−Zr−Cu系合金若しくはNi−Si−Cu系合金により形成されている。放熱体本体17をこれらの合金材料により形成することによって、純Al等の純金属を採用した場合と比べて、高強度化を図ることが可能になり、放熱体16使用時における温度サイクルによってクリープ変形することを抑制することができる。
また、低熱膨張体18はFe−Ni系合金により形成され、孔埋め材21は純Cuにより形成されている。低熱膨張体18のFe−Ni系合金としては特にインバー合金(熱膨張係数が約2.0×10−6/℃以下)が好ましい。このインバー合金は、室温付近でほとんど熱膨張が生じない合金であって、Feが64.6mol%で、Niが35.4mol%の組成率となっている。ただし、Fe中には、それ以外の不可避不純物が含まれたものもインバー合金と呼ばれている。
さらに、放熱体本体17と、低熱膨張体18および孔埋め材21とを接合するろう材として、本実施形態では、JIS Z 3261に規定されるAg−Cu系のろう材を採用した。
このように、放熱体16が低熱膨張体18を有することにより、放熱体16全体の熱膨張係数は放熱体本体17の熱膨張係数より低くなり、放熱体16の熱膨張係数と絶縁基板11の熱膨張係数との差が可及的に近づくことになる。
低熱膨張体18の厚さAは、放熱体本体17の厚さBの0.3倍以上1.3倍以下とされている。これは、放熱体16自体に低熱膨張体18を設けると、それだけ熱伝導率が低下するため、この熱伝導率の低下を極力抑えるためであるとともに、この熱伝導率の低下を抑えるために、いたずらに低熱膨張体18の厚さAを薄くすると、放熱体16自体の熱膨張係数に寄与する低熱膨張体18の影響が小さくなり、放熱体16の熱膨張係数が放熱体本体17の熱膨張係数と略同一となることを回避するためである。
すなわち、低熱膨張体18の厚さAを放熱体本体の厚さBの0.3倍以上1.3倍以下とすることにより、放熱体16の熱膨張係数の低下,すなわち放熱体16の反り発生抑制と、放熱体16の熱伝導率の低下抑制との双方を図ることができる。
次に、以上のように構成された放熱体16の製造方法について説明する。
まず、低熱膨張体18のうち、対応領域Xと周辺領域Yとで占有面積比を異ならせて貫通孔19を複数穿設するとともに、これらの各貫通孔19の空間体積より大きい体積の孔埋め材19を純Cuにより形成する。この孔埋め材21としては、例えば図4に示すようないわゆるリベット形状がある。
この孔埋め材21を貫通孔19に嵌合した状態で、低熱膨張体18の厚さ方向に加圧することにより、孔埋め材21を貫通孔19内に圧入し、これにより、貫通孔19の内部に孔埋め材21が配設される。この際、孔埋め材21は、貫通孔19の空間体積より大きい体積で形成されているので、この孔埋め材21の過大体積分は、貫通孔19の径方向外方へ流動し、貫通孔19の内周面と密に接するとともに、貫通孔19の凸曲面部19aの表面上にも流動し、これにより、凹曲面部19aの表面を含めた貫通孔19の内側の全域にわたって孔埋め材21が行き渡ることになる。
その後、この低熱膨張体18の表裏面の略全面に図示しないろう材または箔を載置し、さらに、このろう材または箔の表面に放熱体本体17を載置した後に、加熱状態でこれらを積層方向に加圧することにより、ろう付けにより放熱体本体17と、低熱膨張体18および孔埋め材21とを接合し、放熱体16を形成する。
以上の製造方法における具体的な実施例を説明する。
72Ag−28Cuからなる厚さ約50μmのろう材と、Cu−Cr−Zr系合金からなる厚さ約1.0mm,幅約80mm,長さ約200mmの放熱体本体17と、Fe−36Ni系合金からなる厚さ約1.0mm,幅約80mm,長さ約200mmの低熱膨張体18とを採用した。そして、低熱膨張体18の表面に最外径約5.8mmの貫通孔19を、互いが約5.8mmのピッチ間隔を有するように複数形成し、この貫通孔19内に前述のように孔埋め材21を配設する。
その後、この低熱膨張体18と、ろう材と、放熱体本体17とを前述のように積層した状態で、0.1MPa以上の圧力で積層方向に加圧し、この状態で、これらを減圧還元性雰囲気(H、0.2〜0.4Torr)とされた接合炉内に置く。そして、接合炉内の温度を20℃/分で約760℃まで昇温させた後に、この温度を約60分間保持し、これにより、ろう材,放熱体本体17,低熱膨張体18,および孔埋め材21の温度を均一にする。その後、さらに、20℃/分で約830℃まで昇温させ、この温度を約20分間保持し、これにより、ろう材を溶融させる。
そして、接合炉内から減圧還元性雰囲気を排出するとともに、真空雰囲気を吸入し、炉内温度を約200℃まで除冷した後に、さらに、真空雰囲気を排出するとともに、Nガスを吸入し、室温まで急冷する。
以上により、放熱体本体17と、低熱膨張体18および孔埋め材21とが接合され、放熱体16が得られる。
以上説明したように、本実施形態による放熱体16によれば、放熱体本体17と、低熱膨張材18および孔埋め材21とがろう付けされ接合されているので、この放熱体16が低熱膨張体18を有する構成であるにもかかわらず、この放熱体16の熱伝導率の低下を抑制することができる。したがって、低熱膨張性および高熱伝導性を兼ね備えた放熱体16が得られる。
特に、放熱体本体17がCr−Zr−Cu系合金若しくはNi−Si−Cu系合金により形成され、低熱膨張体18がFe−Ni系合金により形成され、孔埋め材21が純Cuにより形成されているので、放熱体16に低熱膨張性および高熱伝導性を確実に具備させることができるとともに、高強度化を図ることができ、したがって、放熱体16より熱膨張係数の小さい絶縁基板11側と放熱体16とが接合された構成において、これが温度サイクル下で使用されても、放熱体16に反りが発生することを抑制することができる。
また、貫通孔19は、低熱膨張体18の表面のうち、前記対応領域Xにおける占有面積比より前記周辺領域Yにおける占有面積比の方が大きくされているので、放熱体16の前記対応領域Xにおける曲げ剛性の低下が最小限に抑制され、半導体チップ30からの熱により前記対応領域Xに反りが発生することを抑制することができる。
さらに、貫通孔19の開口部が凸曲面部19aとされているので、放熱体16が温度サイクル下に置かれた際に、孔埋め材21の放熱体本体17との接合部に発生する応力集中が緩和されることになる。したがって、前記接合部に亀裂が発生することを抑制することができるので、放熱体16の高熱伝導性を長期にわたって維持することができる。
また、本実施形態による放熱体16の製造方法によれば、前述した孔埋め工程と接合工程とを各別に有するので、低熱膨張体18の表裏面に各々配設された放熱体本体17の厚さAを略均一にすることが可能になり、放熱体16の使用に際し、この放熱体16に反りが発生することを抑制することができる。さらに、前記孔埋め工程は、予め形成された貫通孔19の空間体積より大きい体積の孔埋め材21を貫通孔19に圧入するので、圧入により孔埋め材21を貫通孔19の内部の略全域に行き渡らせることができる。
なお、前述の実施形態では、放熱体本体17に積層された低熱膨張体18として、Fe―Ni系合金を用いた例を示したが、他の低熱膨張体、例えば高炭素鋼(Fe−C)、42合金、モリブデン(Mo)、タングステン(W)等で構成しても、同様の作用効果が得られる。
さらに、放熱体16に冷却シンク部31を配設した構成を示したが、この構成に限らず、コルゲートフィンを設けた構成としてもよい。すなわち、放熱体16表面にろう材を介して接合された接合部と、接合部の一端に設けられ接合部と直交して立上がる立上がり部と、立上がり部の上端に設けられ接合部に平行且つ離間する方向に延びる平坦部と、平坦部の一端に設けられ平坦部に直交且つ放熱体16に向かって折返る折返し部とを備えた突出部を、放熱体16の沿面方向に沿って繰返し連続して設けた構成としてもよい。なお、この構成においては、立上がり部と平坦部と折返し部と放熱体16表面とが空間を形成することになる。
また、前記実施形態においては、放熱体16を半導体装置のパワーモジュールに適用したが、これに限定することなく、それ以外の発熱体や熱源に取り付けて使用しても良い。さらに、リベット形状の孔埋め材21を圧入により貫通孔19内に配設したが、粉末材料を貫通孔19内に充填し、その後、この粉末材料を加圧加熱して焼結させるようにしてもよい。また、低熱膨張体18の貫通孔19の形状は、図2に示す6角形状に限らず、例えば円形状であってもよい。
低熱膨張性および高熱伝導性を兼ね備えた放熱体を提供し、放熱体が温度サイクル下で使用されてもこの放熱体に反りが発生することを抑制する。
この発明の一実施形態に係る放熱体を適用したパワーモジュールを示す全体図である。 図1に示す低熱膨張体の平面図である。 図1に示す放熱体の拡大断面側面図である。 図1に示す放熱体を製造する製造工程において、孔埋め材を圧入する工程を示す拡大断面側面図である。
符号の説明
10 パワーモジュール用基板
11 絶縁基板
16 放熱体
17 放熱体本体
18 低熱膨張体
19 貫通孔
19a 凸曲面部
21 孔埋め材
30 半導体チップ(発熱体)
X 対応領域
Y 周辺領域

Claims (8)

  1. 放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層され、前記放熱体本体の表面側に設けられた発熱体の熱を積層方向に伝導させ放散させる構成とされた放熱体であって、
    前記低熱膨張体に穿設された貫通孔内に、前記放熱体本体より熱伝導率の高い孔埋め材が配設され、
    前記放熱体本体と、前記低熱膨張材および前記孔埋め材とがろう付けされ接合されていることを特徴とする放熱体。
  2. 請求項1記載の放熱体において、
    前記貫通孔は、前記低熱膨張体の表面のうち、前記発熱体と対応する領域における占有面積比が、該対応領域の周辺領域における占有面積比より小さくなるように形成されていることを特徴とする放熱体。
  3. 請求項1または2に記載の放熱体において、
    前記貫通孔の開口端部は、当該開口端から貫通方向に向うに従い漸次縮径されるとともに、径方向内方に向って凸とされた凸曲面部とされていることを特徴とする放熱体。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の放熱体において、
    前記低熱膨張体の表裏面に前記放熱体本体が配設された3層構造とされ、
    これらの放熱体本体に前記孔埋め材がろう付けされ接合されていることを特徴とする放熱体。
  5. 放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層され、前記放熱体本体の表面側に設けられた発熱体の熱を積層方向に伝導させ放散させる構成とされた放熱体の製造方法であって、
    前記低熱膨張体に穿設された貫通孔に、前記放熱体本体より熱伝導率の高い孔埋め材を配設する孔埋め工程と、
    該孔埋め工程の後に、前記放熱体本体と、前記低熱膨張体および前記孔埋め材とをろう付けにより接合する接合工程とを有することを特徴とする放熱体の製造方法。
  6. 請求項5記載の放熱体の製造方法において、
    前記孔埋め工程は、予め形成された前記貫通孔の空間体積より大きい体積の孔埋め材を前記貫通孔に圧入することを特徴とする放熱体の製造方法。
  7. 放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層された放熱体と、発熱体を備えた絶縁基板とを備え、
    前記放熱体の一方の表面に前記絶縁基板が配設され、前記発熱体の熱を積層方向に伝導させ放散させる構成とされたパワーモジュール用基板であって、
    前記放熱体が請求項1から4のいずれかに記載の放熱体であることを特徴とするパワーモジュール用基板。
  8. 放熱体本体に、該放熱体本体の熱膨張係数より低い熱膨張係数の低熱膨張体が積層された放熱体と、発熱体を備えた絶縁基板と、内部に冷媒が循環する構成とされた冷却シンク部とを備え、
    前記放熱体の一方の表面に前記絶縁基板が配設されるとともに、他方の表面に前記冷却シンク部が配設され、
    前記発熱体の熱を前記放熱体の一方の表面から他方の表面に伝導させ放散させる構成とされたパワーモジュールであって、
    前記放熱体が請求項1から4のいずれかに記載の放熱体であることを特徴とするパワーモジュール。
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