JP2006019385A - 磁場中成形方法、ラジアル異方性リング磁石の製造方法、磁場中成形装置及びラジアル異方性リング磁石 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 リング状のキャビティ3に磁石粉Pを充填する充填工程と、互いに反発する磁場をキャビティ3の所定の領域ごとに印加することにより磁石粉Pをラジアル方向に配向しかつ、配向された磁石粉Pを加圧成形して成形体を得る磁場中成形工程とを備える磁場中成形方法により得られた成形体を焼結する。上記の磁場中成形は磁石粉Pを途中で追加する必要がなく、また、互いに反発する磁場を用いているため、磁石粉Pの配向方向は、キャビティ3の内周側から外周側に向けて、又はその逆に一定とすることができるので、配向を乱すこともない。
【選択図】図1
Description
ラジアル異方性リング磁石の成形方法を図15を参照しつつ説明する。
図15は、ラジアル異方性リング磁石を得る過程の磁場中成形の一例を示す断面図である。磁場中成形を行う成形機40は、配向磁場を発生する上コイル41、下コイル42を備えている。上コイル41、下コイル42から反発方向に発生される磁場(反発磁場)は、磁性体で構成されるコア43及び磁性体で構成されるダイ44を磁気回路として、コア43、ダイ44及び非磁性体で構成された上パンチ45、下パンチ46とで形成されるキャビティ47にラジアル方向の配向磁場を付与する。キャビティ47内に充填された磁石粉Pは配向された状態で、上パンチ45、下パンチ46を用いて加圧成形する。
Si=π・d2/4(d:成形体の内径=コア43の外径)、So=D・π・L(D:成形体の外径=ダイ44の内径、L:ダイ44の長さ)
長尺のラジアル異方性リング磁石を得るために種々の提案がなされている。その1つとして多段成形と呼ばれる成形方法がある(特許文献1(特開平2−281721号公報))。多段成形とは、キャビティに充填された所定量の磁石粉を配向磁場中で加圧成形して成形体を得た後に、この成形体上にさらに所定量の磁石粉を充填した後に配向磁場中で加圧成形するという処理を任意回数繰り返す方法である。しかし、多段成形は、1つのラジアル異方性リング磁石を製造するのに複数回の磁場中成形を行うために生産性が劣り、製品コストを上昇させる要因となる。また、複数回の成形を行うことにより接合部が発生するが、この接合部は機械的な強度劣化、磁気特性劣化を招来する原因となる。
本発明において、磁場をキャビティの所定の領域ごとに印加する形態として、キャビティの周方向に分割された所定の領域に順次磁場を印加する形態と、キャビティの軸方向に分割された所定の領域に順次磁場を印加する形態を包含する。
キャビティの周方向に分割された所定の領域に順次磁場を印加する場合、キャビティの中心を基準として略対称の位置に存在する複数の所定の領域に磁場を同時に印加し、次いで略対称の位置に存在する他の複数の所定の領域に磁場を同時に印加する処理を所定回数繰り返すことにより、キャビティの周方向全域に亘って磁石粉を配向することができる。磁場が直接印加された領域に隣接する領域も磁場の影響を微小ではあるが受ける。磁場を対称位置に印加することで、この微小な影響の度合いも周方向に均等になる。したがって、以上のように略対称の位置に存在する複数の所定の領域に磁場を同時に印加するという処理を繰り返すことによって、周方向の配向バラツキを低減でき、その結果、磁石としての表面磁束バラツキを低減することができる。
また、所定の領域ごとに印加される磁場強度は各々同等とすることにより、均一な配向状態の成形体を得ることが可能となる。
さらに本発明は、成形体を構成するに足りる量の磁石粉を磁場の印加前にキャビティに一度で充填することができるため、磁石粉の供給を複数回行う必要がない。さらに、従来の多段成形法で生じていた接合部を生成することがない。
この製造方法において、磁場の印加が、複数の第1領域に対して同時に磁場を印加する第1印加工程と、複数の第1領域と異なるか又は一部が重複する複数の第2領域に対して同時に磁場を印加する第2印加工程を少なくとも備えることにより、長尺かつ高磁気特性のラジアル異方性リング磁石を簡易に製造することができる。
また本発明のラジアル異方性リング磁石の製造方法において、磁場の印加領域が移動する過程において、磁石粉の配向方向を一定とすることができる。したがって、特許文献3で生じていた配向の乱れを生じることがない。
始めに本発明の原理について図1及び図2を参照しつつ説明する。なお、図1は本発明に基づく磁場中成形方法を説明するための図、図2は従来の磁場中成形方法を説明するための図である。
図2において、コア1とダイ2との間にキャビティ3が形成され、このキャビティ3には磁石粉Pが充填されている。コア1及びダイ2は軟磁性体から構成されており、ダイ2の長さをLとする。図示しないコイルから発生した磁束はダイ2、キャビティ3を通過した後に、コア1に進入する。ダイ2はその全体が軟磁性体から構成されているため、磁束はダイ2の全周にわたって均等に進入する。したがって、キャビティ3の周方向の全ての領域に磁場が印加される。なお、ここでは印加される磁場強度を12本の磁束で表すものとする。
以上のように、磁場を印加すべき領域に対して一度に磁場を印加するのではなく、キャビティ3の所定領域、例えば周方向が分割された所定領域ごとに磁場を印加することにより、ダイ2の長さ、換言すると成形体の長さを長くしても所定の磁場強度を得ることができるため、長尺でかつ磁気特性の高いラジアル異方性リング磁石を製造することができる。
<第1形態>
図3及び図4に基づいて本発明による磁場中成形方法(第1形態)について説明する。なお、図3は磁場中成形機10の構成を示す縦断面図、図4は第1形態を実施する磁場中成形機10の構成を示す横断面図であり、図3は図4のA−A矢視断面、図4は図3のB−B矢視断面図である。
磁場中成形機10は、軟磁性体で構成される円柱状のコア11と、コア11と所定の間隔を隔てて配設されるダイ12とを備えている。ダイ12は、磁性体部12aと非磁性体部12bとから構成される。コア11及びダイ12との間にキャビティ15が形成され、このキャビティ15には、所定量の磁石粉Pが充填される。磁場中成形機10は、磁石粉Pを加圧する上パンチ13及び下パンチ14を備えている。
この他、上記ショートパスを解消させる方法として、配向のために磁場を印加するグループに隣接するグループの領域にも、配向磁場と同極の弱い磁場を印加することが考えられる。例えば、第1グループによって磁場配向を行っているときに、前記配向磁場の1/5程度以下の同極の磁場を第2グループ、第3グループから印加する。そうすると、第2グループ、第3グループからの磁場の影響で第1グループからの配向磁場によるショートパスを防止することができる。
上述した第1形態は、ダイ12の周囲に電磁コイルC11等を配設した例を示したが、本発明はダイの内部に電磁コイルC11等を組み込むことができる。その例(第2形態)を図6及び図7に基づいて説明する。なお、図6は第2形態を実施する磁場中成形機20の構成を示す横断面図、図7は磁場中成形機20の電磁コイルC11等への電流の供給タイミングを示す図である。
上述した第1形態及び第2形態は、円筒状キャビティをその周方向に分割して順次配向する方法に関するものであるが、本発明は周方向のみならず、円筒状キャビティをその軸方向に分割して順次配向することもできる。図8に基づいてこの形態(第3形態)について説明する。なお、図8は第3形態にかかる磁場中成形機30の構成を示す縦断面図であり、図8(a)は磁場配向前半の状態を、又図8(b)は磁場配向後半の状態を示している。
また、以上の例では、キャビティ35上部の配向から下部の配向に移行する際に上コイル36及び下コイル37への電流供給を一旦停止しているが、電流供給を停止することなく上コイル36及び下コイル37を降下させている最中に磁場配向を行ってもよい。
さらに、以上の例ではキャビティ35上部、下部と2つの領域に区分して磁場配向を行ったが、上部、中間部及び下部というように3つの領域にあるいはそれ以上に区分して磁場配向することもできる。
さらにまた、以上の例では一対の上コイル36及び下コイル37をキャビティ35に対して相対的に移動させることにより、所定の領域ごとに磁石粉Pを配向しているが、二対以上の電磁コイルをコア31の軸方向に配設し、励磁する電磁コイル対を順次変えることによって、電磁コイルの位置の移動を伴うことなく、キャビティ35の軸方向の全領域を配向することもできる。
以上、本発明の特徴部分である磁場中成形について説明したが、以下では磁場中成形を含めたラジアル異方性リング磁石の製造方法について言及する。なお、以下では永久磁石としてR−T−B系焼結磁石を例にして説明するが、本発明はこれ以外の希土類焼結磁石、フェライト磁石に適用できることは言うまでもない。
<原料合金>
原料合金は、真空又は不活性ガス、望ましくはAr雰囲気中でストリップキャスト法、その他公知の溶解法により作製することができる。ストリップキャスト法は、原料金属をArガス雰囲気などの非酸化雰囲気中で溶解して得た溶湯を回転するロールの表面に噴出させる。ロールで急冷された溶湯は、薄板または薄片(鱗片)状に急冷凝固される。この急冷凝固された合金は、結晶粒径が1〜50μmの均質な組織を有している。原料合金は、ストリップキャスト法に限らず、高周波誘導溶解等の溶解法によって得ることができる。なお、溶解後の偏析を防止するため、例えば水冷銅板に傾注して凝固させることができる。また、還元拡散法によって得られた合金を原料合金として用いることもできる。
原料合金は粉砕工程に供される。混合法による場合には、低R合金及び高R合金は別々に又は一緒に粉砕される。粉砕工程には、粗粉砕工程と微粉砕工程とがある。まず、原料合金を、粒径数百μm程度になるまで粗粉砕する。粗粉砕は、スタンプミル、ジョークラッシャー、ブラウンミル等を用い、不活性ガス雰囲気中にて行なうことが望ましい。粗粉砕に先立って、原料合金に水素を吸蔵させた後に放出させることにより粉砕を行なうことが効果的である。水素放出処理は、希土類焼結磁石として不純物となる水素を減少させることを目的として行われる。水素放出のための加熱保持の温度は、200℃以上、望ましくは350℃以上とする。保持時間は、保持温度との関係、原料合金の厚さ等によって変わるが、少なくとも30分以上、望ましくは1時間以上とする。水素放出処理は、真空中又はArガスフローにて行う。なお、水素吸蔵処理、水素放出処理は必須の処理ではない。この水素粉砕を粗粉砕と位置付けて、機械的な粗粉砕を省略することもできる。
磁場中成形における成形圧力は0.3〜3ton/cm2(30〜300MPa)の範囲とすればよい。成形圧力が低いほど配向性は良好となるが、成形圧力が低すぎると成形体の強度が不足してハンドリングに問題が生じるので、この点を考慮して上記範囲から成形圧力を選択する。磁場中成形で得られる成形体の最終的な相対密度は、通常、50〜60%である。
本ラジアル成形にて印加する磁場は、2〜15kOe(160〜1200kA/m)程度とすればよい。印加する磁場は静磁場に限定されず、パルス状の磁場とすることもできる。また、静磁場とパルス状磁場を併用することもできる。
焼結後、得られた焼結体に時効処理を施すことができる。この工程は、保磁力を制御する重要な工程である。時効処理を2段に分けて行なう場合には、800℃近傍、600℃近傍での所定時間の保持が有効である。800℃近傍での熱処理を焼結後に行なうと、保磁力が増大するため、混合法においては特に有効である。また、600℃近傍の熱処理で保磁力が大きく増加するため、時効処理を1段で行なう場合には、600℃近傍の時効処理を施すとよい。
ラジアル異方性リング磁石は、異方性フェライト磁石が一般的になった1970年初頭に、径方向と周方向の熱収縮率の異方性により生じるひずみによる応力と、磁石を構成する材料強度の関係より、焼結クラックを招く異方性化度が計算によって求められた。その結果、フェライト磁石では、異方性化度を成形時の配向磁場強度によって調整する手法が採用された。しかし、焼結クラックの発生が通常の配向の磁石に比べて多いという問題を有していた。また、希土類磁石の中でSmCo系磁石は材質が脆いため、焼結クラックを生じさせないためには異方性化度をかなり低くしなければならず、その高い材料特性を有効に発揮しにくいこと、さらに異方性化度を調整しても、製造時のばらつきにより焼結クラックが発生しやすいという問題を有していた。
本発明が適用されるR−T−B系焼結磁石は、Coを5.0wt%以下(0を含まず)、望ましくは0.1〜3.0wt%含有することができる。CoはFeと同様の相を形成するが、キュリー温度の向上、粒界相の耐食性向上に効果がある。
本発明はラジアル異方性リング磁石に広く適用することができるが、特に長尺のラジアル異方性リング磁石に適用することが望ましい。従来の多段成形法により得られた長尺のラジアル異方性リング磁石は、接続部が不可避的に存在し、磁気特性さらには耐食性の低下を招いていた。これに対して本発明によるラジアル異方性リング磁石は、上述した説明から明らかなように、磁石粉Pを追加して供給することがないために、接合部が発生することがない。このことを具体例に基づいて説明する。
<第1実施例>
29wt%Nd−3.5wt%Dy−1.0wt%B−0.5wt%Co−Feの組成を有する原料薄帯状合金を、ストリップキャスト法で作製した。この薄帯状の合金に室温にて水素を吸蔵させた後、Ar雰囲気中で脱水素を行なうことにより粗粉末を得た。
ジェットミルを用いてこの粗粉末を微粉砕した。微粉砕は、ジェットミル内をN2ガスで置換した後に高圧N2ガス気流を用いて行った。得られた微粉末の平均粒径は4.0μmであった。
焼成:真空中において、1080℃で4時間焼結した
時効処理:850℃×1時間と540℃×1時間(ともにAr雰囲気中)の2段時効処理
試料No.3について、12極着磁を行い、ラジアル異方性リング磁石の外周面についてスラスト方向(軸方向)の表面磁束分布を測定したところ、図12に示したと同様に、多段成形を行ったときのような局部的な磁束の落ち込みのない、平坦な分布を示すことを確認した。また、外周面側がN極、内周面側がS極となるように着磁を行い、ラジアル異方性リング磁石の軸方向中央部における周方向の表面磁束分布を測定した。その結果、表面磁束のばらつきが5%以内のほぼ均一な分布を示すことを確認した。
以上のように、本発明によると、高磁気特性でかつ特性の均一性が高い長尺なラジアル異方性リング磁石を製造することができる。
29.5wt%Nd−3.0wt%Dy−1.0wt%B−0.5wt%Co−Feの組成を有する原料薄帯状合金を、ストリップキャスト法で作製した。この薄帯状の合金に室温にて水素を吸蔵させた後、Ar雰囲気中で脱水素を行なうことにより粗粉末を得た。
ジェットミルを用いてこの粗粉末を微粉砕した。微粉砕は、ジェットミル内をN2ガスで置換した後に高圧N2ガス気流を用いて行った。得られた微粉末の平均粒径は4.0μmであった。
表2に示すように、0.85×b×(b/a)で示される臨界長さ未満の長さtのラジアル異方性リング磁石では、従来法によっても88%以上の配向値を得ることができるが(例えば、試料No.1、4、7等)、長さtが臨界長さ以上になると配向値は88%未満となってしまう(例えば、試料No.2、5、8等)。これに対し本発明により作製されたラジアル異方性リング磁石は、長さtが臨界長さ以上であっても88%以上の配向値を得ることができる。
Claims (15)
- リング状のキャビティに磁石粉を充填する充填工程と、
互いに反発する磁場を前記キャビティの所定の領域ごとに印加することにより前記磁石粉をラジアル方向に配向しかつ、配向された前記磁石粉を加圧成形して成形体を得る磁場中成形工程と、
を備えることを特徴とする磁場中成形方法。 - 前記キャビティの周方向に分割された前記所定の領域に順次磁場を印加することを特徴とする請求項1に記載の磁場中成形方法。
- 前記キャビティの中心を基準として略対称の位置に存在する複数の前記所定の領域に磁場を同時に印加し、
次いで、前記キャビティの中心を基準として略対称の位置に存在する他の複数の前記所定の領域に磁場を同時に印加する処理を所定回数繰り返すことを特徴とする請求項1又は2に記載の磁場中成形方法。 - 前記キャビティの軸方向に分割された前記所定の領域に順次磁場を印加することを特徴とする請求項1に記載の磁場中成形方法。
- 同一の前記所定の領域に複数回磁場を印加することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の磁場中成形方法。
- 前記所定の領域ごとに印加される磁場の強度が同等であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の磁場中成形方法。
- 前記成形体を構成するに足りる量の前記磁石粉を磁場の印加前に前記キャビティに充填することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の磁場中成形方法。
- 互いに反発する磁場の印加領域を周方向又は軸方向に移動することによりラジアル方向に磁石粉が配向されたリング状の成形体を作製する工程と、
前記成形体を焼結する工程と、
を備えることを特徴とするラジアル異方性リング磁石の製造方法。 - 前記磁場の印加が、複数の第1領域に対して同時に磁場を印加する第1印加工程と、前記複数の第1領域と異なるか又は一部が重複する複数の第2領域に対して同時に磁場を印加する第2印加工程を少なくとも備えることを特徴とする請求項8に記載のラジアル異方性リング磁石の製造方法。
- 前記磁場の印加領域が移動する過程において、前記磁石粉の配向方向が一定であることを特徴とする請求項8又は9に記載のラジアル異方性リング磁石の製造方法。
- リング状のキャビティに充填された磁石粉を加圧する加圧成形部と、
前記キャビティに対してその内周側から外周側に向けた磁場又はその外周側から内周側に向けた磁場のいずれかを印加し、かつ前記キャビティの周方向又は前記キャビティの軸方向に沿って磁場の印加領域が変更可能な磁場印加部と、
を備えることを特徴とする磁場中成形装置。 - 前記磁場印加部は、
前記キャビティの周方向又は軸方向に沿って配置され、かつ各々独立して磁場を印加する複数の磁場発生コイルと、
前記複数の磁場発生コイルによる磁場発生タイミングを制御する磁場発生制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項11に記載の磁場中成形装置。 - 前記複数の磁場発生コイルが複数のグループに区分され、
前記磁場発生制御手段は、グループ単位で前記磁場発生コイルの磁場発生タイミングを制御することを特徴する請求項12に記載の磁場中成形装置。 - 前記複数の磁場発生コイルは、前記キャビティに対してその位置が固定されていることを特徴する請求項11〜13のいずれかに記載の磁場中成形装置。
- 外径:a[mm]、内径:b[mm]、長さ:t[mm]とした場合に、t≧0.85×b×(b/a)のサイズを有し、
その外周の周方向における表面磁束のばらつきが5%以下、
その外周の軸方向における表面磁束のばらつきが10%以下であることを特徴とするラジアル異方性リング磁石。
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