JP2006019181A - 速結端子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線の接続完了表示を行いつつ解除釦の操作性を向上する。
【解決手段】電線110が端子板1に接続されていない非接続状態のときには解除釦30の操作部31が器体100内に収納されて器体100の側面から突出せず、電線110が端子板1に接続された接続状態のときには解除釦30の操作部31が縦溝103を通して器体100の側面から突出する。このため、器体100の側面に対して操作部31が突出するか否かで電線110の接続完了表示を行うことができる。しかも、電線110の接続を解除する際には器体100の側面から突出した操作部31を押し操作すればよいから、操作部31が器体100の側面に突出しない場合に比較して解除釦30の操作性が向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、速結端子装置に関するものである。
従来、スイッチやコンセントのような配線器具においては、器体に設けた電線挿入孔を通して器体内に導入された電線を接続するために速結端子装置が広く用いられている。この種の速結端子装置は従来周知であって、スイッチにおける接点やコンセントにおける刃受などと電気的に接続された端子板と、端子板との間で電線(導体)を狭持して電線と端子板を電気的に接続すると同時に電線を鎖錠して抜け止めする鎖錠ばねと、器体に設けた操作孔を通してドライバのような工具で操作されて鎖錠ばねによる鎖錠を解除する解除釦とで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが上記従来例においては、速結端子装置に接続された電線を外す際に作業者が一方の手で配線器具の器体を保持し、他方の手に持った工具で解除釦を操作した状態では両手が塞がれてしまうために電線を電線挿入孔から引き抜くことが困難であった。
そこで本出願人は、配線器具の器体側面を貫通する溝から進退自在に突出する操作部を有して器体内に移動自在に収納された解除釦を設け、溝を通して器体側面に露出している操作部を指で押し操作したときに器体に対して移動した解除釦で鎖錠ばねによる鎖錠を解除し、一方の手で器体の保持と解除釦の操作を同時に行い、他方の手で電線を引き抜くことができるようにした速結端子装置を既に提案している(特許文献2参照)。
また特許文献2に記載された従来例においては、電線が接続されていないときには解除釦の操作部が溝を通して器体側面から突出しているが、電線が接続されると解除釦が移動し溝を通して操作部が器体内に収納されて器体側面から突出しなくなるため、器体側面に対して操作部が突出しているか否かで電線の接続完了表示を行っていた。
特開平11−185905号公報(段落0014、図1) 特開2004−63163号公報(段落0029〜0030、図21)
しかしながら、上記後者の従来例では電線の接続状態において操作部が器体内に収納されて器体側面から突出していないため、電線の接続を解除する際に操作部を溝に押し込むように操作しなければならず、手の大きな作業者では操作部が操作しづらいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、電線の接続完了表示を行いつつ解除釦の操作性を向上した速結端子装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段とを備え、前記接続手段は、弾性を有する金属板により略U字状且つ電線の導入方向と交差する方向に撓み自在に形成されたばね片と、該ばね片の先端部から前記電線挿入孔に対向する位置まで電線の導入方向と交差する方向へ延設された鎖錠片と、該鎖錠片に貫設され前記端子板の電線との接触部位が挿通される孔からなる前記鎖錠部とを有した錠ばねからなり、前記解除手段は、前記器体に設けられた開口を通して器体表面に露出し手動操作される操作部と、該操作部が操作されたときに電線に食い込んだ前記鎖錠部を該電線から引き離す向きに前記鎖錠片を押し動かす押動部とを具備した解除釦からなり、該解除釦は、前記接続手段により電線が前記端子板に接続された接続状態のときの接続位置と、電線が前記端子板に接続されていない非接続状態のときの非接続位置との間で前記器体に対して移動自在に設けられ、前記接続位置では前記操作部の少なくとも一部が前記開口を通して器体表面に突出することを特徴とする。
この発明によれば、電線挿入孔を通して導入された電線は鎖錠片に貫設された鎖錠部(孔)に挿通され、同じく鎖錠部に挿通されている端子板の接触部位と接触導通するとともに孔の周縁部分が食い込むことで抜け止めされて端子板と接続される。一方、器体表面に露出する操作部を手動操作すると解除釦が接続位置から非接続位置に移動し、その移動に伴って押動部が電線に食い込んだ鎖錠部を電線から引き離す向きに鎖錠片を押し動かすことで鎖錠部の鎖錠を解除して電線を引き抜くことができる。そして、電線が端子板に接続されていない非接続状態のときと電線が端子板に接続された接続状態のときで解除釦の操作部の位置が異なることから、器体表面に対する操作部の位置に基づいて電線の接続完了表示を行うことができ、しかも、電線の接続を解除する際には器体表面に突出する操作部を操作すればよいから、操作部が器体表面に突出しない場合に比較して解除釦の操作性が向上する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記解除釦は、前記電線の導入方向と交差する方向に沿って移動自在に設けられ、前記接続位置では前記操作部の少なくとも一部が前記開口を通して器体表面から突出し、前記非接続位置では前記操作部が前記開口を通して器体内に収納されて器体表面から突出しないことを特徴とする。
この発明によれば、電線が端子板に接続されていない非接続状態のときには解除釦の操作部が器体内に収納されて器体表面から突出せず、電線が端子板に接続された接続状態のときには解除釦の操作部が開口を通して器体表面から突出するため、器体表面に対して操作部が突出するか否かで電線の接続完了表示を行うことができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記ばね片のばね力に抗して前記解除釦を非接続位置にラッチするとともに前記電線挿入孔を通して器体に導入された電線が前記接続手段により前記端子板と接続されたときに当該電線によってラッチ状態が解除されるラッチ手段を備え、該ラッチ手段は、前記端子板に設けられた被係止部と、前記解除釦に設けられて前記被係止部に係脱自在に係止するとともに電線により押圧されて該被係止部との係止が外れる係止部とからなることを特徴とする。
この発明によれば、端子板の被係止部に解除釦の係止部が係止して解除釦が非接続位置にラッチされている状態では解除釦の押動部で鎖錠部が電線から引き離す向きに押し動かされているため、導体がより線からなる電線でも端子板と鎖錠部との間に容易に導入することが可能であり、係止部が電線により押圧されて被係止部とのラッチ(係止)状態が解除されることで解除釦が非接続位置から接続位置に移動し、鎖錠部が電線に食い込むことで電線の抜け止めが為される。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記解除釦は、前記操作部が接続位置にあるときに前記器体の内壁に当接して該器体に対する移動が阻止されるストッパ手段を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、解除釦の操作部が接続位置を越えて器体表面から突出するのを防ぐことができる。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記端子板は、電線の導入方向において前記錠ばねを挟んで電線挿入孔と対向する主片と、該主片より電線の導入方向に沿って垂下され電線の導入方向と交差する方向において前記ばね片の後端部と当接する当接片と、前記主片より電線の導入方向に沿って垂下されて電線と接触する接触片とを有し、前記錠ばねは、前記主片と当接片と接触片に囲まれた空間に前記ばね片を配置する形で前記器体内に収納され、前記ばね片に当接して錠ばねの移動を規制する規制部が前記端子板に設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、解除釦が非接続位置にあってばね片が撓められているときでも端子板に設けられた規制部により錠ばねの移動が規制されるから錠ばねの鎖錠部に電線をスムーズに挿通させることができる。
請求項6の発明は、請求項3の発明において、前記被係止部は、前記端子板の電線挿入孔と対向する部位に設けられ前記電線が挿通されるとともに該電線に当接する挿通孔からなることを特徴とする。
この発明によれば、被係止部(挿通孔)に電線が挿通された接続状態においては被係止部によっても電線と端子板との接触導通が図れる。
請求項7の発明は、請求項1の発明において、前記鎖錠片は、前記押動部と当たる先端部が前記ばね片側に曲成されたことを特徴とする。
この発明によれば、錠ばねの鎖錠片が撓む際にその先端部が押動部に引っ掛かることがない。
請求項8の発明は、請求項1の発明において、前記端子板は、電線の導入方向において前記錠ばねを挟んで電線挿入孔と対向する主片と、該主片より電線の導入方向に沿って垂下され電線の導入方向と交差する方向において前記ばね片の後端部と当接する当接片と、前記主片より電線の導入方向に沿って垂下されて電線と接触する接触片とを有し、前記錠ばねは、前記主片と当接片と接触片に囲まれた空間に前記ばね片を配置する形で前記器体内に収納され、前記当接片に当接する前記ばね片の後端部が略へ字形に折曲されたことを特徴とする。
この発明によれば、ばね片の湾曲した中央部にかかる応力を略へ字状に折曲されたばね片の後端部に分散することでばね片の塑性変形が抑制できる。
請求項9の発明は、請求項1の発明において、前記端子板は、電線の導入方向において前記錠ばねを挟んで電線挿入孔と対向する主片と、該主片より電線の導入方向に沿って垂下され電線の導入方向と交差する方向において前記ばね片の後端部と当接する当接片と、前記主片より電線の導入方向に沿って垂下されて電線と接触する接触片とを有し、前記錠ばねは、前記主片と当接片と接触片に囲まれた空間に前記ばね片を配置する形で前記器体内に収納され、前記当接片に当接する前記ばね片の後端が器体の内壁から離れる向きに曲成されたことを特徴とする。
この発明によれば、錠ばねのばね片が撓む際にばね片の先端部が器体の内壁に引っ掛かるのを防ぐことができる。
請求項10の発明は、請求項1の発明において、前記解除釦は、電線の導入方向に沿って移動自在に設けられ、前記接続位置並びに非接続位置の両方で前記操作部の少なくとも一部が前記開口を通して器体表面に突出することを特徴とする。
この発明によれば、操作部が常に器体表面に突出しているから操作しやすく、接続位置と非接続位置とで器体表面に対する操作部の位置が異なることで電線の接続完了表示が行える。
請求項11の発明は、請求項10の発明において、前記解除釦は、電線の導入方向に沿って電線挿入孔と対向し該電線の先端が当接する電線当接部を具備することを特徴とする。
この発明によれば、電線挿入孔から導入された電線の先端が非接続位置にある解除釦の電線当接部に当接し、電線当接部が電線に押されることで解除釦が非接続位置から接続位置に移動するため、簡単な構造で解除釦を移動させることができる。
請求項12の発明は、請求項10の発明において、前記押動部は、電線の導入方向と交差する方向に沿って前記接続位置から非接続位置に向かって該電線から離れる向きに傾斜して前記鎖錠片に当接する傾斜面を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、解除釦が接続位置から非接続位置へ移動すると、解除釦の押動部が有する傾斜面に鎖錠片が当接し、解除釦の移動に伴って鎖錠片が傾斜面に押されるから、簡単な構造で鎖錠部を電線から引き離す向きに押し動かすことができる。
請求項13の発明は、請求項10の発明において、電線の導入方向に沿って起立するガイドリブが前記器体の開口に設けられ、該ガイドリブが挿通されるガイド孔が前記操作部に貫設されたことを特徴とする。
この発明によれば、操作部のガイド孔にガイドリブが挿通された状態で接続位置と非接続位置との間を解除釦が移動するため、解除釦の移動がスムーズに行われるようになり操作性が向上する。
請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記解除釦を非接続位置から接続位置に向かって弾性付勢する付勢手段と、該付勢手段の弾性力に抗して前記解除釦を非接続位置にラッチするラッチ手段とを備え、該ラッチ手段は、前記ガイドリブに設けられて前記非接続位置における前記ガイド孔に圧入される圧入部からなることを特徴とする。
この発明によれば、ガイドリブに設けられた圧入部がガイド孔に圧入されることで解除釦が非接続位置にラッチされている状態では解除釦の押動部で鎖錠部が電線から引き離す向きに押し動かされているため、導体がより線からなる電線でも端子板と鎖錠部との間に容易に導入することが可能であり、電線の挿入により圧入部がガイド孔から退出してラッチ状態が解除されることで解除釦が非接続位置から接続位置に移動し、鎖錠部が電線に食い込むことで電線の抜け止めが為される。
請求項15の発明は、請求項14の発明において、前記付勢手段がコイルばねからなり、該コイルばねの一端部を収納して保持する収納凹部が前記電線挿入孔の貫設されている器体の内壁近傍に設けられたことを特徴とする。
この発明によれば、コイルばねの一端部を収納凹部に収納することによって解除釦と電線挿入孔との間隔を狭めることができ、器体に導入される電線の長さが短い場合でも解除釦を確実に接続位置まで移動させることができる。
本発明によれば、電線が端子板に接続されていない非接続状態のときと電線が端子板に接続された接続状態のときで解除釦の操作部の位置が異なることから、器体表面に対する操作部の位置に基づいて電線の接続完了表示を行うことができ、しかも、電線の接続を解除する際には器体表面に突出する操作部を操作すればよいから、操作部が器体表面に突出しない場合に比較して解除釦の操作性が向上するという効果がある。
(実施形態1)
本実施形態の速結端子装置は、スイッチやコンセントのような配線器具に電線を接続するための端子部に用いられるものであって、図1〜図3に示すように端子板1と錠ばね10と解除釦30とで構成される。端子板1は、図2及び図4に示すように短冊状の部位の一方の端縁から一対の脚2aが突出して略コ字状に形成された主片2と、各脚2aの先端中央から下方へ垂下された帯状の接触片3と、主片2の他方の端縁から接触片3と並行して下方へ垂下された一対の当接片4とが弾性を有する帯状の金属板を打ち抜き及び曲げ加工して一体に形成され、主片2の両脚2aには後述する電線挿入孔と対向し電線が挿通される挿通孔5が貫設されている。なお、主片2における挿通孔5を挟んで接触片3と反対側の位置には挿通孔5を通して下方へ垂下された規制部6が設けられている。
錠ばね10は、図2及び図5に示すように逆J字状に形成されたばね片11と、ばね片11の先端部から電線挿入孔に対向する位置まで電線の導入方向と交差する方向へ延設された鎖錠片12とが、弾性を有するとともに導電率が高い帯板状の金属板を曲げ加工することで一体に形成されたものであり、鎖錠片12の略中央部には矩形の孔からなる鎖錠部13が貫設されている。なお、ばね片11の後端部並びに鎖錠片12の先端部はそれぞれ内側に折り返されている。またばね片11の鎖錠片12と対向する部位が略へ字状に折曲されている。
上述のように構成される端子板1と錠ばね10は、図6(a)に示すように端子板1の接触片3を鎖錠片12に貫設した鎖錠部13に挿通し、ばね片11の略へ字状に折曲された部位が端子板1の当接片4に当接するとともにばね片11の湾曲した中央部が主片2の下面に当接し且つ主片2と接触片3と当接片4に囲まれた空間にばね片11が配置される形で組み合わされる。このとき接触片3は鎖錠部13におけるばね片11寄りの位置にある。そして、図6(b)に示すように電線挿入孔を通して器体に導入された電線110の導体111が鎖錠片12の鎖錠部13に挿通され、接触片3と鎖錠部13との間に導体111が狭持され、端子板1と導体111が接触片3のばね力で弾接して接触導通するとともに、鎖錠部13(孔の周縁)が導体111に食い込むことで抜け止めされて端子板1に電線110(導体111)が接続される。また導体111は端子板1の主片2が有する脚2aに貫設された挿通孔5に挿通され、挿通孔5の周縁が導体111に当接することによっても端子板1と導体111との接触導通が図られている。
解除釦30は合成樹脂成型品からなり、図7及び図8に示すように扁平な直方体状に形成された操作部31と、操作部31の一面側における下部より前方へ突出して錠ばね10の鎖錠片12を押し動かす押動部32と、同じく操作部31の一面側における中央部より前方へ突出して上下方向に撓み自在としたラッチ部33と、同じく操作部31の一面側における上部より前方へ突出し且つ先端部が上方へ突出した略L字形の規制部34と、操作部31の両側面に突出した略三角柱状のストッパ部35とが一体に形成されている。なお、ラッチ部33の先端には下方に突出した山形の係止部33aが設けられている。
上述のように構成される端子板1と錠ばね10と解除釦30は、図1及び図3に示すようにスイッチやコンセントなどの配線器具の器体100に設けられた端子板収納室102に収納される。器体100は、上面が開口した箱状のボディ100aと、ボディ100aの上面に被着されるカバー100bとを結合して組み立てられる。図9に示すようにボディ100aの底壁には端子板収納室102に通じる一対の電線挿入孔101が貫設されている。またボディ100aの側面には各々端子板収納室102に通じる一対の縦溝103が開口している。そして、図1(a)に示すように解除釦30は押動部32を錠ばね10の鎖錠片12先端と対向させるとともに、操作部31が器体100の側面に開口する縦溝103から進退自在に突出するようにして端子板1及び錠ばね10とともに端子板収納室102に収納される。尚、図2に示すように端子板収納室102には2つの解除釦30が操作部31を縦溝103にそれぞれ挿通して並置される。このとき、電線110が接続されていない状態においては、図1(a)に示すようにラッチ部33先端の係止部33aが端子板1の主片2に貫設されている挿通孔5の下端縁(被係止部)に係止(ラッチ)される位置(非接続位置)まで解除釦30が移動させてある。解除釦30が非接続位置にあるときは錠ばね10の鎖錠片12が押動部32に押動されることでばね片11が撓むため、電線110の導入方向に沿って電線挿入孔101と対向する位置まで鎖錠部13が移動する。このときばね片11のばね力によって解除釦30が反操作方向(図1における右方向)に弾性付勢されるが、ラッチ部33先端に設けた係止部33aが端子板1の挿通孔5の下端縁(被係止部)に係止(ラッチ)しているために解除釦30が非接続位置に保持されることになる。尚ボディ100aの底面には、図9及び図10に示すように解除釦30が非接続位置にあるときにストッパ部35と圧接するリブ104,105が突設されており、ストッパ部35が設けられた操作部31の下部がリブ104,105の間に圧入されることでも解除釦30が非接続位置に保持される。
そして、図1(b)に示すようにボディ100aの底壁に貫設された電線挿入孔101を通して電線110の導体111を錠ばね10の鎖錠片12に貫設された鎖錠部13に挿通すると、挿通孔5の下端縁(被係止部)に係止している係止部33aを導体111の先端が押圧し、ラッチ部33が上方に撓んで係止部33aと挿通孔5の下端縁(被係止部)との係止(ラッチ)が外れる。するとばね片11のばね力で弾性付勢されていた解除釦30が、器体100の縦溝103を通して操作部31が器体100の側面から突出する方向(反操作方向)に移動し、接触片3と鎖錠部13との間に導体111が狭持され、端子板1と導体111が接触片3のばね力で弾接して接触導通するとともに、鎖錠部13(孔の周縁)が導体111に食い込むことで抜け止めされて端子板1に電線110(導体111)が接続される(図1(c)参照)。ここで、鎖錠部13が鎖錠片12を貫通する孔からなるため、電線110の導体111が鎖錠部13からずれるのを防ぐことができて接続信頼性の向上も図れる。なお、解除釦30が非接続位置にある場合、端子板1に設けられた規制部6が錠ばね10のばね片11の中央部に当接して錠ばね10の移動を規制しているから、錠ばね10の鎖錠部13に導体111をスムーズに挿通させることができる。またばね片11のばね力で反操作方向に移動した解除釦30は、規制部34が図示しないカバー100bの内側面に当たるとともに、図10に示すようにストッパ部35がボディ100aの内壁面に当たる位置(接続位置)で停止する。従って、解除釦30が接続位置にあるときには規制部34がカバー100bのの内側面に当たるとともにストッパ部35がボディ100aの内壁面に当たるため、操作部31が接続位置を越えて器体100の側面から突出することを防ぐことができる。
一方、電線110が端子板1と接続されて解除釦30が接続位置にあるときに器体100の側面から突出した操作部31を押し操作すれば、錠ばね10の鎖錠片12が押動部32に押動されることでばね片11が撓み、導体111に食い込んでいる鎖錠部13が導体111から離れて電線110の引き抜きが可能となる。
而して本実施形態によれば、電線110が端子板1に接続されていない非接続状態のときには解除釦30の操作部31が器体100内に収納されて器体100の側面から突出せず、電線110が端子板1に接続された接続状態のときには解除釦30の操作部31が縦溝103を通して器体100の側面から突出するため、器体100の側面に対して操作部31が突出するか否かで電線110の接続完了表示を行うことができる。しかも、電線110の接続を解除する際には器体100の側面から突出した操作部31を押し操作すればよいから、操作部31が器体100の側面に突出しない場合に比較して解除釦30の操作性が向上するという利点がある。さらに電線110が接続されていない非接続状態(非接続位置)においては解除釦30の押動部32により錠ばね10の鎖錠片12が押動されることでばね片11が撓められ、鎖錠部13が電線110の導入方向に沿って電線挿入孔101と対向する位置まで移動するから、電線の導体がより線の場合でも鎖錠部13に容易に挿通することができる。
なお本実施形態では、ばね片11の後端部並びに鎖錠片12の先端部を内側に折り返すことによって、ばね片11が撓む際にその先端部がボディ100aの底壁に引っ掛かったり、あるいは押動部32で鎖錠片12を押動する際に鎖錠片12の先端部が押動部32に引っ掛かったりすることを防いでいる。また端子板1の当接片4に当接するばね片11の後端部が略へ字状に折曲されているため、図11に示すようにばね片11の後端部を平坦にした構造と比較してばね片11の湾曲した中央部にかかる応力を後端部に分散することでばね片11の塑性変形が抑制できるという利点がある。
(実施形態2)
図12に示すように本実施形態は解除釦40の構造に特徴があり、端子板1並びに錠ばね10については実施形態1と共通のものを用いている。
解除釦40は合成樹脂成型品からなり、図14並びに図15に示すように扁平な直方体状に形成された操作部41と、操作部41の長手方向に沿った一端縁より斜め上方に突出し且つ操作部41よりも幅細とした押動部42と、押動部42の先端から突出する略鈎形の電線当接部43とが一体に形成されている。操作部41の中央には電線の導入方向(図14における上下方向)に貫通する矩形のガイド孔44が設けられている。また電線当接部43の電線挿入孔101と対向する下面が上から下に向かって操作部41に近付く向きに傾斜する傾斜面43aとなっている。さらに操作部41と電線当接部43には、下向きに開口して後述するコイルばね50の先端部を保持する保持凹部45が設けられている。
一方、器体(ボディ100a)には、図12及び図13に示すように端子板収納室102に対向するボディ100aの側壁に矩形の窓孔106が開口し、この窓孔106の内側には電線の導入方向に沿って起立し、解除釦40の操作部41に設けられたガイド孔44に挿通する一対のガイドリブ107が互いに間隔を空けて並設されている。このガイドリブ107は、ボディ100aの底壁から遠い方の先端部の幅寸法がガイド孔44の幅寸法よりも小さく設定されているが、ボディ100aの底壁に近い方の基端部の幅寸法がガイド孔44の幅寸法よりも大きく設定されており、この幅広の部分がガイド孔44に圧入される圧入部107aとなる。またボディ100a底壁における電線挿入孔101と窓孔106との間の部位には、図16に示すように下方へ窪んだ収納凹部108が設けられており、後述するように解除釦40を非接続位置から接続位置に向かって弾性付勢する付勢手段としてのコイルばね50の端部が収納凹部108に挿入されて保持される。
上述のように構成される解除釦40は、図13及び図16(a)に示すように押動部42の傾斜面42aを端子板1の鎖錠片4と対向させ、電線当接部43の先端を端子板1の挿通孔5を通して電線の導入方向に沿って電線挿入孔101と対向させるとともに、ガイド孔44にガイドリブ107を挿通して操作部41が窓孔106内で上下方向に移動自在となるようにして端子板1及び錠ばね10とともに端子板収納室102に収納される。ここで、解除釦40はボディ100aの収納凹部108と解除釦40の保持凹部45とにそれぞれ端部が収納保持されたコイルばね50によって電線当接部43が電線挿入孔101から離れる向き(図16における上向き)に弾性付勢される。なお図13に示すように端子板収納室102には同一形状の2つの解除釦40が操作部41のガイド孔44を各ガイドリブ107にそれぞれ挿通して並置される。
ところで電線110が接続されていない状態においては、図16(a)に示すようにガイドリブ107の基端部に設けられた圧入部107aがガイド孔44に圧入されてラッチされる位置(非接続位置)まで解除釦40が移動させてある。解除釦40が非接続位置にあるときは錠ばね10のばね片11が押動部42に押動されて撓むため、電線110の導入方向に沿って電線挿入孔101と対向する位置まで鎖錠部13が移動する。このときコイルばね50のばね力によって解除釦40が反操作方向(図16における上方向)に弾性付勢されるが、ガイドリブ107の圧入部107aがガイド孔44に圧入されてラッチされているため、解除釦40は非接続位置に保持されることになる。
そして、図16(b)に示すようにボディ100aの底壁に貫設された電線挿入孔101を通して電線110の導体111を錠ばね10の鎖錠片12に貫設された鎖錠部13に挿通すると、挿通孔5を通して電線挿入孔101と対向している電線当接部43に導体111の先端が当接することで解除釦40に上向きの力がはたらき、ガイドリブ107の圧入部107aがガイド孔44から抜けてラッチが外れる。するとコイルばね50のばね力で弾性付勢されていた解除釦40が、ガイドリブ107に沿って電線110の導入方向と同じ向き(図16における上向き)に移動し、押動部42により押動されていた鎖錠片12が復帰することで接触片3と鎖錠部13との間に導体111が狭持され、端子板1と導体111が接触片3のばね力で弾接して接触導通するとともに、鎖錠部13(孔の周縁)が導体111に食い込むことで抜け止めされて端子板1に電線110(導体111)が接続される(図16(c)参照)。
一方、電線110が端子板1と接続されて解除釦30が接続位置にあるときに器体100の側面に突出した操作部41を下方へ押し操作すれば、錠ばね10の鎖錠片12が押動部42に押動されることでばね片11が撓み、導体111に食い込んでいる鎖錠部13が導体111から離れて電線110の引き抜きが可能となる。
而して本実施形態では、解除釦40の操作部41が常に器体100の側面に突出しているから操作しやすく、接続位置と非接続位置とで器体100の側面に対する操作部41の位置が異なることで電線の接続完了表示が行える。また電線挿入孔101から導入された導体111の先端が非接続位置にある解除釦40の電線当接部43に当接し、電線当接部43が導体111に押されることで解除釦40が非接続位置から接続位置に移動するため、簡単な構造で解除釦40を移動させることができる。さらに、解除釦40が接続位置から非接続位置へ移動すると、解除釦40の押動部42が有する傾斜面42aに鎖錠片12が当接し、解除釦40の移動に伴って鎖錠片12が傾斜面42aに押されるから、簡単な構造で鎖錠部13を導体111から引き離す向きに押し動かすことができる。しかも、操作部41のガイド孔44にガイドリブ107が挿通された状態で接続位置と非接続位置との間を解除釦40が移動するため、解除釦40の移動がスムーズに行われるようになり操作性が向上する。
なお、ガイドリブ107に設けられた圧入部107aがガイド孔44に圧入されることで解除釦40が非接続位置にラッチされている状態では解除釦40の押動部42で鎖錠部13が電線から引き離す向きに押し動かされているため、導体がより線からなる電線でも鎖錠部13に容易に導入することが可能である。また、コイルばね50の一端部を収納凹部108に収納することによって解除釦40と電線挿入孔101との間隔を狭めることができ、器体100に導入される導体111の長さが短い場合でも解除釦40を確実に接続位置まで移動させることができるという利点がある。
実施形態1を示し、(a)は非接続状態の一部省略した断面図、(b)は電線を導入する途中の状態の一部省略した断面図、(c)は電線の接続が完了した状態の一部省略した断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の分解斜視図である。 同上における端子板を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は左側面図、(d)は下面図、(e)は右側面図である。 同上における錠ばねを示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は左側面図、(d)は下面図、(e)は右側面図である。 同上における端子板と錠ばねを示し、(a)は電線が接続されていない状態の斜視図、(b)は電線が接続された状態の斜視図である。 同上における解除釦の斜視図である。 同上における解除釦を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は左側面図、(d)は下面図、(e)は右側面図、(f)は背面図である。 同上における器体のボディを示す一部省略した斜視図である。 同上における解除釦が接続位置にあるときの一部省略した平面図である。 同上における錠ばねの他の構成を示す斜視図である。 実施形態2の分解斜視図である。 同上の一部省略した斜視図である。 (a)(b)は同上における解除釦の斜視図である。 同上における解除釦を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は左側面図、(d)は下面図、(e)は右側面図、(f)は背面図である。 同上を示し、(a)は非接続状態の一部省略した断面図、(b)は電線を導入する途中の状態の一部省略した断面図、(c)は電線の接続が完了した状態の一部省略した断面図である。
符号の説明
1 端子板
3 接触片
4 当接片
5 挿通孔
10 錠ばね
11 ばね片
12 鎖錠片
13 鎖錠部
30 解除釦
31 操作部
32 押動部
33 ラッチ部
33a 係止部

Claims (15)

  1. 配線器具の器体に貫設した電線挿入孔を通して器体に導入される電線に接触する端子板と、ばね力を利用して該端子板との間で前記電線を狭持するとともに鎖錠部が該電線に食い込んで抜け止めする接続手段と、該接続手段による抜け止め状態を解除する解除手段とを備え、前記接続手段は、弾性を有する金属板により略U字状且つ電線の導入方向と交差する方向に撓み自在に形成されたばね片と、該ばね片の先端部から前記電線挿入孔に対向する位置まで電線の導入方向と交差する方向へ延設された鎖錠片と、該鎖錠片に貫設され前記端子板の電線との接触部位が挿通される孔からなる前記鎖錠部とを有した錠ばねからなり、前記解除手段は、前記器体に設けられた開口を通して器体表面に露出し手動操作される操作部と、該操作部が操作されたときに電線に食い込んだ前記鎖錠部を該電線から引き離す向きに前記鎖錠片を押し動かす押動部とを具備した解除釦からなり、該解除釦は、前記接続手段により電線が前記端子板に接続された接続状態のときの接続位置と、電線が前記端子板に接続されていない非接続状態のときの非接続位置との間で前記器体に対して移動自在に設けられ、前記接続位置では前記操作部の少なくとも一部が前記開口を通して器体表面に突出することを特徴とする速結端子装置。
  2. 前記解除釦は、前記電線の導入方向と交差する方向に沿って移動自在に設けられ、前記接続位置では前記操作部の少なくとも一部が前記開口を通して器体表面から突出し、前記非接続位置では前記操作部が前記開口を通して器体内に収納されて器体表面から突出しないことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  3. 前記ばね片のばね力に抗して前記解除釦を非接続位置にラッチするとともに前記電線挿入孔を通して器体に導入された電線が前記接続手段により前記端子板と接続されたときに当該電線によってラッチ状態が解除されるラッチ手段を備え、該ラッチ手段は、前記端子板に設けられた被係止部と、前記解除釦に設けられて前記被係止部に係脱自在に係止するとともに電線により押圧されて該被係止部との係止が外れる係止部とからなることを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  4. 前記解除釦は、前記操作部が接続位置にあるときに前記器体の内壁に当接して該器体に対する移動が阻止されるストッパ手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  5. 前記端子板は、電線の導入方向において前記錠ばねを挟んで電線挿入孔と対向する主片と、該主片より電線の導入方向に沿って垂下され電線の導入方向と交差する方向において前記ばね片の後端部と当接する当接片と、前記主片より電線の導入方向に沿って垂下されて電線と接触する接触片とを有し、前記錠ばねは、前記主片と当接片と接触片に囲まれた空間に前記ばね片を配置する形で前記器体内に収納され、前記ばね片に当接して錠ばねの移動を規制する規制部が前記端子板に設けられたことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  6. 前記被係止部は、前記端子板の電線挿入孔と対向する部位に設けられ前記電線が挿通されるとともに該電線に当接する挿通孔からなることを特徴とする請求項3記載の速結端子装置。
  7. 前記鎖錠片は、前記押動部と当たる先端部が前記ばね片側に曲成されたことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  8. 前記端子板は、電線の導入方向において前記錠ばねを挟んで電線挿入孔と対向する主片と、該主片より電線の導入方向に沿って垂下され電線の導入方向と交差する方向において前記ばね片の後端部と当接する当接片と、前記主片より電線の導入方向に沿って垂下されて電線と接触する接触片とを有し、前記錠ばねは、前記主片と当接片と接触片に囲まれた空間に前記ばね片を配置する形で前記器体内に収納され、前記当接片に当接する前記ばね片の後端部が略へ字形に折曲されたことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  9. 前記端子板は、電線の導入方向において前記錠ばねを挟んで電線挿入孔と対向する主片と、該主片より電線の導入方向に沿って垂下され電線の導入方向と交差する方向において前記ばね片の後端部と当接する当接片と、前記主片より電線の導入方向に沿って垂下されて電線と接触する接触片とを有し、前記錠ばねは、前記主片と当接片と接触片に囲まれた空間に前記ばね片を配置する形で前記器体内に収納され、前記当接片に当接する前記ばね片の後端が器体の内壁から離れる向きに曲成されたことを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  10. 前記解除釦は、電線の導入方向に沿って移動自在に設けられ、前記接続位置並びに非接続位置の両方で前記操作部の少なくとも一部が前記開口を通して器体表面に突出することを特徴とする請求項1記載の速結端子装置。
  11. 前記解除釦は、電線の導入方向に沿って電線挿入孔と対向し該電線の先端が当接する電線当接部を具備することを特徴とする請求項10記載の速結端子装置。
  12. 前記押動部は、電線の導入方向と交差する方向に沿って前記接続位置から非接続位置に向かって該電線から離れる向きに傾斜して前記鎖錠片に当接する傾斜面を具備したことを特徴とする請求項10記載の速結端子装置。
  13. 電線の導入方向に沿って起立するガイドリブが前記器体の開口に設けられ、該ガイドリブが挿通されるガイド孔が前記操作部に貫設されたことを特徴とする請求項10記載の速結端子装置。
  14. 前記解除釦を非接続位置から接続位置に向かって弾性付勢する付勢手段と、該付勢手段の弾性力に抗して前記解除釦を非接続位置にラッチするラッチ手段とを備え、該ラッチ手段は、前記ガイドリブに設けられて前記非接続位置における前記ガイド孔に圧入される圧入部からなることを特徴とする請求項13記載の速結端子装置。
  15. 前記付勢手段がコイルばねからなり、該コイルばねの一端部を収納して保持する収納凹部が前記電線挿入孔の貫設されている器体の内壁近傍に設けられたことを特徴とする請求項14記載の速結端子装置。
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