JP2006018733A - 電気・電子機器とその制御方法および記憶媒体 - Google Patents

電気・電子機器とその制御方法および記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単に装置内部の状態情報を採取することができ、かつ装置内部における状態情報の記録態様を柔軟に変更できるようにした電気・電子機器を提供する。
【解決手段】 汎用OSにおいてデータの読み書きが可能な市販の小型フラッシュメモリカードを用い、メモリカードが挿入されたことを検出してカード内に記録されたプログラムまたは定義情報を読み出し、このプログラムまたは定義情報に基づいて装置内構成要素の状態情報を収集し、得られた状態情報をメモリカード内に記録する。また、状態情報から異常事態が検出された場合には装置を緊急停止するとともにその要因をメモリカードに記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は電気・電子機器に関し、特に、内部状態情報の採取手段を備えたディスクアレイ装置とその制御方法および当該ディスクアレイ装置に用いるフラッシュメモリカードに関する。
従来、ディスクアレイ装置等の比較的複雑な装置システムにおいて、装置のシステム構成や各種設定情報情報を変更する際に、構成情報バックアップデータをハードディスクやフラッシュメモリカードに多重に格納することにより、当該装置に障害が生じた場合にも構成情報バックアップデータを読み出して装置を確実に復旧できるようにする技術がある(例えば、特許文献1)。
また、コンピュータの終了時に作動中のアプリケーションプログラム自体およびこれに関連するデータを可搬型記憶媒体に書き込み、装置の起動時に読み出すことにより、ユーザごとの作業環境を高速に復元できるようにすることが提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2003−316526号公報 特開平10−293619号公報
ディスクアレイ装置などの電気・電子機器では、保守管理のために、装置の内部要素の状態を定期的に監視して、異常または障害の前兆がないか等を確認する必要がある。また、従来より内部要素の異常を検出してエラーを発したり、その動作を緊急停止する機器もある。しかしながら、例えばディスクアレイ装置の保守要員が内部要素の状態情報を採取するためには、ディスクアレイ装置に内部要素の状態情報を収集する監視回路を設けるとともに、外部から機器に専用の回線を接続して端末を操作する必要がある。このため以下のような問題が生じる。
第1の問題は、状態情報の記録の態様を柔軟に変更できないということである。上述のように状態情報の採取には監視回路を設ける必要があるが、これはディスクアレイ装置の内部に組み込まれるため、例えば状態情報を採取する対象、記録する間隔、記録する書式などを変更したい場合には装置を開けて回路自体を交換する等の面倒な作業が必要となり現実的でない。特に、複数台の装置に対し同様の変更を行う場合には台数分の作業と手間が必要となる。このような面倒があるため、通常はディスクアレイ装置の製造時に組み込まれた監視回路の記録態様で状態情報を採取するだけとなり、詳細なニーズに対応させて記録態様を柔軟に変更できるものではない。
第2の問題として、コストおよび手間のことがある。例えば保守要員が装置の状態情報を定期的に監視するには状態情報を採取するための端末をディスクアレイ装置にケーブルで接続したり専用回線を敷いたりする必要があり、このための費用および手間が必要となる。特に、ディスクアレイ装置1台につき専用端末1台を配備するような運用ではコスト高となる。一方、保守要員がその都度専用端末およびケーブルをディスクアレイ装置に接続して状態情報を採取する運用の場合には、端末やケーブルの運搬や接続の労力が過大となる。また、専用端末を接続して装置の内部情報を採取するには複雑な作業が必要となり、専門の知識および熟練が必要となる。
本発明はこのような問題を解決すべくなされたものであり、簡単に装置内部の状態情報を採取することができ、かつ装置内部における状態情報の記録態様を柔軟に変更できるようにした電気・電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、装置内部の状態情報の収集にあたり、状態情報を記録するプログラム自体または定義情報を可搬型記録媒体に収めるとともに、状態情報も当該媒体に書き込まれるように構成したことを最も主要な特徴とする。
より具体的には、本発明にかかる電気・電子機器は、内部要素の状態情報を収集する内部状態監視手段と、可搬型記憶媒体に対しデータの読み込み/書き込みを行う記憶ドライブとを備え、前記可搬型記憶媒体に格納されたプログラムまたは定義情報に基づいて内部状態情報を収集し、収集した内部状態情報を前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする。
また、前記記憶ドライブに記憶媒体がセットされたことを検出する手段を備え、前記記憶ドライブに記憶媒体がセットされた場合に前記記憶媒体に格納されたプログラムまたは定義情報を読み出して前記内部状態監視手段に送出することが有効である。
また、前記記憶ドライブがフラッシュメモリカード用の読み込み/書き込みドライブであることが有効である。
また、前記内部状態監視手段は前記内部要素の状態に異常が発生した場合に前記電子・電気機器を緊急停止させる機能を有するとともに、当該異常の発生原因を前記可搬型記録媒体に書き込むことが有効である。
好適な実施例において、当該機器はディスクアレイ装置であるとともに、前記内部情報監視手段は前記ディスクアレイ装置のディスクアレイ制御手段、各ディスクドライブ、電源手段、冷却手段、温度監視手段のいずれか1以上の状態情報を収集する。
本発明に係る可搬型記憶媒体は、電気・電子機器に用いるための可搬型記憶媒体であって、前記機器で読み込み可能なプログラムを格納するプログラム領域と、前記機器またはその内部要素の状態情報を書き込むための状態情報領域とを備え、前記プログラムが、前記電気・電子機器またはその内部要素の状態情報を収集させるステップと、ここで収集した状態情報を前記状態情報格納領域に書き込ませるステップと、を前記電気・電子機器に実行させることを特徴とする。
この場合、前記プログラムがさらに、前記内部要素の状態情報に異常が検出された場合に前記電気・電子機器を緊急停止させるとともに、当該異常の検出された状態情報を前記状態情報格納領域に書き込ませるステップを、前記電気・電子機器に実行させることが有効である。
また、本発明の可搬型記憶媒体は、電気・電子機器に用いるための可搬型記憶媒体であって、前記機器で読み込み可能な定義情報を格納する定義情報領域と、前記機器またはその内部要素の状態情報を書き込むための状態情報領域とを備え、前記定義情報が、前記機器またはその内部要素のうち状態情報を収集する対象、状態情報を前記状態情報格納領域に記録する間隔、記録する書式のいずれか1以上を含むように構成してもよい。
これらの可搬型記憶媒体はフラッシュメモリカードであることが有効である。
本発明に係る方法は、内部要素またはその状態情報を収集する内部状態監視手段と、可搬型記憶媒体に対しデータの読み込み/書き込みを行う記憶ドライブとを備える電気・電子機器の制御方法において、前記記憶ドライブに記憶媒体がセットされた場合に当該媒体内に格納されたプログラムまたは定義情報を読み込むステップと、ここで読み込んだプログラムまたは定義情報に基づいて前記内部状態監視手段が内部要素の状態情報を収集し、前記記憶媒体に書き込むステップと、を備えることを特徴とする。
この方法はさらに、前記内部要素の状態情報を収集するステップにおいて状態情報に異常が検出された場合に、前記電子・電子機器を緊急停止するとともに、当該異常の検出された状態情報を前記状態情報格納領域に書き込むステップを備えることが有効である。
装置内部の状態情報を収集するプログラムまたは定義情報を可搬型記憶媒体に収め、収集した状態情報を当該媒体に書き込ませることにより、装置の保守要員は媒体を装置ドライブに挿入するだけで当該装置の状態情報を採取することができる。したがって面倒かつコスト高となるケーブルや端末を接続する必要がなくなり、個別の端末やケーブルの費用やその都度の運搬および接続の手間が不要となる。また、状態情報を記録する態様を変更したい場合には可搬型記憶媒体に収めたプログラムまたは定義情報を書き換えればよい。これにより状態情報の記録方法を必要に応じて柔軟に変更することが可能となる。また、可搬型記憶媒体をドライブに挿入するだけで状態情報を採取できるため、現場での面倒な設定や複雑な操作が不要となる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明をディスクアレイ装置に適用した第1実施例の構成を示す図である。図1に示すように、ディスクアレイ装置1は配下にディスクドライブ群2を有し、ホストコンピュータ10に接続されている。ディスクアレイ装置1は各ディスクドライブに並行して書き込み/読み出しを行うことにより記録再生の高速化や安全性の向上を図るものである。このディスクアレイ装置1は、各ディスクドライブを制御するディスクアレイ制御回路3と、装置1自体の運用のための電源回路4、電池5、冷却機構6と、装置内の温度を監視する温度監視機構7等を備えており、これらはいずれも装置内部状態監視手段8に接続されている。なお、ディスクアレイ装置1の内部要素は本明細書および図面に示すものに限らず、他の必要な様々な要素を備えていてもよい。
装置内部状態監視手段8は、ディスクアレイ制御回路3、電源回路4、電池5、冷却機構6、温度監視機構7に接続されており、後述する動作プログラムに従ってこれら内部要素の状態を監視する。ここで状態情報とは、その構成要素が正常に動作しているか、どのような処理をしたか、処理が正常終了したか、当該構成要素が検出あるいは通知され保持している値などを含む広い概念であり、構成要素によって状態情報は異なり、上記の総てを有する必要はなくまた上記以外の情報であってもよい。例えばディスクアレイ制御回路3の状態情報としては、ホストコンピュータ10から受け取ったデータの書き込みやディスクドライブ群5から読み出したデータの合成が正常終了したかとか、ディスクアレイ制御回路3が新たな命令を受けうる状態にあるか否か等が考えられる。また電池5の状態情報としては当該電池5の充電量などがあり、冷却機構6の状態情報としては出力レベルや動作時間などがあり、温度監視機構7の状態情報は検出温度や異常過熱状態か否かを示す信号などが考えられる。なお、ディスクドライブ群2の状態情報もディスクアレイ制御回路3を介して監視手段8に送られる。
ディスクアレイ装置1はまた、可搬型記憶媒体用の媒体ドライブ11と、当該ドライブ11に媒体がセットされたことを検出する媒体検出回路12とを備えており、これらは装置内部状態監視手段8に接続されている。媒体ドライブ11に可搬型記憶媒体15をセットすると検出回路12がこれを検出し、監視手段8に通知する。記憶媒体15はプログラム領域16とデータ領域17を備えており、プログラム領域16には、装置内部状態監視手段8の動作プログラムが格納されている。このプログラムは装置内部状態監視手段8で読み込み・実行が可能なプログラムであり、内部情報を収集する対象(構成要素)、状態情報を記録する間隔、記録する書式等の定義情報を含んでいる。このプログラムは、ディスクアレイ装置1の構成やディスクアレイ装置1のユーザの使用環境などにより変更することができる。装置内部状態監視手段8は、媒体検出回路12からの通知を受けると媒体ドライブ12を介して記憶媒体15内のプログラムを読み込み、プログラムに従って装置内部の状態情報を収集し、得られた装置内部状態情報を記憶媒体15のデータ領域17に記録する。
この可搬型記憶媒体15には、例えば記憶素子にフラッシュメモリを用いた3センチメートル四方以下で市販されているフラッシュメモリカードを好適に利用することができる。このようなメモリカードは10キロバイト以上の記憶容量を有し、低価格で可搬性に優れている。また、フラッシュメモリは半導体ベースであるため可動部分のあるディスク型記憶媒体に比べて短時間で書き込み/読み出しが可能である。ただし、本発明において可搬型記憶媒体15はフラッシュメモリカードに限定されるものではなく、例えばフレキシブルディスクやCD−RWなど他の外部記憶媒体であってもよい。
このように構成された機器の運用動作を説明する。
ディスクアレイ装置1の内部状態情報の採取にあたり、保守要員は記憶媒体15を持って装置1まで出向き、その媒体ドライブ11に記憶媒体15を挿入する。するとディスクアレイ装置1の挿入検出回路12が記憶媒体15を検出して挿入検出信号を生成し、これが装置内部状態監視手段8に送られる。これを受けた装置内部状態監視手段8は、媒体ドライブ11を介して記憶媒体15からプログラムを読み出し、当該プログラムに従ってディスクアレイ制御回路3、電源回路4、電池5、冷却機構6、および温度監視機構7の状態情報の収集を開始する。ここで状態情報を収集する対象となる構成要素はプログラムに定義されており、収集した状態情報は、プログラムに定義された間隔・期間および書式にて記憶媒体15のデータ領域17に書き込まれる。このようにして、保守要員が記憶媒体15を媒体ドライブ11のスロットに挿入するだけで状態情報の採取が行われる。
保守要員は後で状態情報が記録された媒体15をディスクアレイ装置1の媒体ドライブ12から取り出し、別途用意された情報端末(図示せず)で読み込んで採取した情報を確認することができる。小型フラッシュメモリカードを端末に挿入して読み込めば状態情報を確認することができるため、監視対象装置が複数台あっても確認端末は1台のみで足りる。また、1枚の記憶媒体に複数台分の状態情報を書き込むようにすると、装置毎に別の記憶媒体15を用意する必要もなくなる。したがって、専用の回線や装置毎の専用端末を用意することなく装置内部の状態情報の採取および確認が可能となる。
さらに、例えばディスクアレイ装置1の状態情報を通常より詳細に記録したい場合や、装置内の温度情報やその他の情報を通常より短い間隔で監視したい場合などは、記録媒体15のプログラムに含まれる定義情報をそのように変更するか、そのように変更したプログラムを格納した別の記憶媒体を用意して差し替えればよい。例えばフラッシュメモリカードの格納情報は汎用OSが動作する情報端末から書き換えることができ、ディスクアレイ装置1の装置内部状態監視手段8を交換する場合に比して遙かに安価かつ簡単にプログラムを変更することができる。したがって、状態情報の記録の態様について、必要性に即した個別の要求にも柔軟かつ迅速に対応することができる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
図2は、ディスクアレイ装置の第2実施例の構成を示す図である。図1と同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明は省略する。本実施例では、状態情報を収集し記憶媒体15に格納するプログラム本体31が装置内部状態監視手段8に登録されており、可搬型記憶媒体15には定義情報32のみが格納されている。この定義情報32は上記実施例と同様に、状態情報の収集対象、状態情報を記録する間隔、記録する書式等を含んでいる。本実施例では、挿入検出回路12が媒体15が挿入されたことを検出すると、監視手段8のプログラム本体31が媒体15内の定義情報32を読み込み、この定義情報32に従って内部状態情報を媒体15のデータ領域17に記録する。状態情報の記録態様を変更したい場合は媒体15内の定義情報32を変更すればよい。このようにしても、例えば小型フラッシュメモリカードを用いて簡単に装置内部の状態情報を採取することができ、必要に応じて定義情報を簡単に変更することができる。
次に、本発明の第3実施例について説明する。
図3は、ディスクアレイ装置の第3実施例の構成を示す図である。図1と同じ構成要素については同じ符号を付し、その説明は省略する。本実施例では、装置内部状態監視手段8が緊急停止手段35を有しており、この緊急停止手段35が異常事態発生時にディスクアレイ装置1の動作を緊急停止する。ここで緊急停止動作は装置の種類や構成によって異なるが、最も単純には電源回路4を開放して装置への電源供給を遮断し動作を停止させる。また、ディスクアレイ装置の緊急停止の動作として、ホストコンピュータ10から受け取っている書き込みデータのバックアップをいずれかのディスクドライブに送出したり、ホストコンピュータ10へ緊急停止する旨を送信したりしてもよい。
この実施例では、装置内部状態監視手段8は各構成要素(例えば、電源回路4、電池5、冷却機構6、温度監視機構7)の状態情報を監視し、いずれかの状態情報が異常事態を示す場合に緊急停止手段35に緊急停止を命令する。ここで緊急停止が必要となる要因には、例えば電源回路4が電源の異常を伝える状態情報信号を発生した場合や、温度監視機構7が装置内温度の異常上昇を伝える状態情報信号を発生した場合などが考えられる。なお、この要因も本発明を適用する装置の種類や構成によって異なってもよい。同時に、装置内部状態監視手段8は、媒体ドライブ12を介して可搬型記憶媒体15のデータ領域17に緊急停止を行った要因を記録する。ここで、フラッシュメモリカードは半導体ベースであるため駆動部分のあるディスク状記憶媒体に比べて短時間で情報を記録することができるため、本実施例の装置には可搬型記憶媒体15にフラッシュメモリカードを用いるのが好適である。この構成により、装置の動作が緊急停止される前に異常原因を媒体15に収めることができる。
このように構成することによって、第1および第2実施例の効果に加えて、何らかの要因でディスクアレイ装置1が緊急停止した場合に、可搬型記憶媒体15を取り出して緊急停止した要因を調べることができ、障害原因の除去および復旧を確実かつ迅速に行うことができる。
本発明の複数の実施例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施例に限定されるものではなく、他の様々な実施例として構成することができる。特に、上記実施例はいずれもディスクアレイ装置で説明しているが、本発明は、例えば業務用のサーバコンピュータ群や、家庭用のテレビ受像機、洗濯機など種類を問わず様々な他の様々な電子・電気機器に適用することができる。この場合、機器の種類が異なれば内部構成要素も異なり、したがって各構成要素が発信する状態情報も異なり、緊急停止する要因も異なったものとなるが、本発明の特徴は、対象となる機器に例えばフラッシュメモリカードなど可搬型記憶媒体のドライブを設け、記憶媒体に格納されたプログラムまたは定義情報にしたがって内部構成要素の状態情報を収集し、記憶媒体に書き込むようにした点にある。
本発明にかかる電気・電子機器は、保守員が簡単な操作で装置の内部状態情報を採取することができ、例えば業務用のディスクアレイ装置その他継続的に運用され定期的に正常運転しているか動作状態を確認する必要のある工業製品全般に広く用いることができる。
本発明の第1実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施例の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 ディスクアレイ装置
8 装置内部状態監視手段
11 媒体ドライブ
12 媒体検出回路
15 可搬型記憶媒体
16 プログラム領域
17 データ領域
31 プログラム本体
32 定義情報
35 緊急停止手段

Claims (11)

  1. 内部要素の状態情報を収集する内部状態監視手段と、可搬型記憶媒体に対しデータの読み込み/書き込みを行う記憶ドライブとを備え、前記可搬型記憶媒体に格納されたプログラムまたは定義情報に基づいて内部状態情報を収集し、収集した内部状態情報を前記記憶媒体に書き込むことを特徴とする電気・電子機器。
  2. 請求項1に記載の電気・電子機器において、前記記憶ドライブに記憶媒体がセットされたことを検出する手段を備え、前記記憶ドライブに記憶媒体がセットされた場合に前記記憶媒体に格納されたプログラムまたは定義情報を読み出して前記内部状態監視手段に送出することを特徴とする電気・電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電気・電子機器において、前記記憶ドライブがフラッシュメモリカード用の読み込み/書き込みドライブであることを特徴とする電気・電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電気・電子機器において、前記内部状態監視手段は前記内部要素の状態に異常が発生した場合に前記電子・電気機器を緊急停止させる機能を有するとともに、当該異常の発生原因を前記可搬型記録媒体に書き込むことを特徴とする電気・電子機器。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の電気・電子機器において、当該機器がディスクアレイ装置であるとともに、前記内部情報監視手段は前記ディスクアレイ装置のディスクアレイ制御手段、各ディスクドライブ、電源手段、冷却手段、温度監視手段のいずれか1以上の状態情報を収集することを特徴とする電気・電子機器。
  6. 電気・電子機器に用いるための可搬型記憶媒体であって、前記機器で読み込み可能なプログラムを格納するプログラム領域と、前記機器またはその内部要素の状態情報を書き込むための状態情報領域とを備え、前記プログラムが、前記電気・電子機器またはその内部要素の状態情報を収集させるステップと、ここで収集した状態情報を前記状態情報格納領域に書き込ませるステップと、を前記電気・電子機器に実行させることを特徴とする記憶媒体。
  7. 請求項6に記載の記憶媒体において、前記プログラムがさらに、前記内部要素の状態情報に異常が検出された場合に前記電気・電子機器を緊急停止させるとともに、当該異常の検出された状態情報を前記状態情報格納領域に書き込ませるステップを、前記電気・電子機器に実行させることを特徴とする記憶媒体。
  8. 電気・電子機器に用いるための可搬型記憶媒体であって、前記機器で読み込み可能な定義情報を格納する定義情報領域と、前記機器またはその内部要素の状態情報を書き込むための状態情報領域とを備え、前記定義情報が、前記機器またはその内部要素のうち状態情報を収集する対象、状態情報を前記状態情報格納領域に記録する間隔、記録する書式のいずれか1以上を含むことを特徴とする記憶媒体。
  9. 請求項6乃至9に記載の可搬型記憶媒体がフラッシュメモリカードであることを特徴とする記憶媒体。
  10. 内部要素またはその状態情報を収集する内部状態監視手段と、可搬型記憶媒体に対しデータの読み込み/書き込みを行う記憶ドライブとを備える電気・電子機器の制御方法において、前記記憶ドライブに記憶媒体がセットされた場合に当該媒体内に格納されたプログラムまたは定義情報を読み込むステップと、ここで読み込んだプログラムまたは定義情報に基づいて前記内部状態監視手段が内部要素の状態情報を収集し、前記記憶媒体に書き込むステップと、を備えることを特徴とする電気・電子機器の制御方法。
  11. 請求項10に記載の電気・電子機器の制御方法がさらに、前記内部要素の状態情報を収集するステップにおいて状態情報に異常が検出された場合に、前記電子・電子機器を緊急停止するとともに、当該異常の検出された状態情報を前記状態情報格納領域に書き込むステップを備えることを特徴とする電気・電子機器の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015043153A (ja) * 2013-08-26 2015-03-05 沖電気工業株式会社 現金処理装置及びその制御方法

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