JP2006016126A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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JP2006016126A JP2004194549A JP2004194549A JP2006016126A JP 2006016126 A JP2006016126 A JP 2006016126A JP 2004194549 A JP2004194549 A JP 2004194549A JP 2004194549 A JP2004194549 A JP 2004194549A JP 2006016126 A JP2006016126 A JP 2006016126A
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Norinaga Honjo
範長 本城
Hiroshi Kato
洋 加藤
Yusaku Uchiyama
祐作 内山
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】一つの乗り場の呼びに対して複数台のエレベーターが応じる群管理方式の場合、メインのマクロコンピューターが運転制御している従来の技術では、メインのマイクロコンピューターは1台であり、エレベーターの台数が増えると多くの計算処理が必要になり、乗り場呼びを計算するための管理盤を設ける必要があった。
【解決手段】ネットワーク500により接続された複数のマイクロコンピューターにより制御するエレベーターの制御装置において、各階の乗り場の呼びボタン600を操作すると各階の乗り場に設けたマイクロコンピューターが各エレベーターを呼び寄せる評価値を計算し、その評価値を各メインのマイクロコンピューターに伝送し、これを各エレベーターが各々集計してエレベーターの運転を決定する制御装置100で構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エレベーターに係わり、呼び運転制御に好適な制御装置に関する。
従来、乗り場の呼びを制御するためにコンピューターをさらに1台設け、機能を分散させてシステム構成を容易にし、配線本数を減らす技術がある(特許文献1参照。)。
特開昭54−6264号公報
前記技術を代表とする従来の技術では、乗り場呼びを制御するマイクロコンピューターより伝送された信号により、メインのマイクロコンピューターがエレベーターの位置方向から呼びのサービス順番を決定し、運転制御している。一つの乗り場の呼びに対して複数台のエレベーターが応じる群管理方式の場合も、メインのマイクロコンピューターが運転制御している。この場合、メインのマイクロコンピューターは1台であり、エレベーターの台数が増えると多くの計算処理が必要になり、乗り場呼びを計算するための管理盤を設ける必要があった。
本発明は、各階の乗り場に設けた複数のマイクロコンピューターと、エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターと、これらのマイクロコンピューターどうしがデータの送受信が行えるネットワークにより接続されたエレベーターの制御装置において、各階の乗り場の呼びボタンを操作すると各階の乗り場に設けたマイクロコンピューターがエレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターからの現在のエレベーターの情報を元にエレベーターを呼び寄せる評価値を計算し、その評価値を前記エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターに伝送し集計してエレベーターの運転を決定する制御装置で構成する。
一つの乗り場の呼びに対して複数台のエレベーターが応じる群管理方式の場合、乗り場に設けたマイクロコンピューターが各エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターへ、データの送受信が行える装置を備え、乗り場に設けたコンピューターが各エレベーターの情報を元にエレベーターを呼び寄せる評価値を各エレベーター毎に計算し、その評価値を各エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターへ伝送し、これを各エレベーターが各々集計して運転を決定することを特徴とするエレベーターの制御装置で構成する。
これにより、エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターは、各階の乗り場に設けた複数のマイクロコンピューターからの評価値を集計してエレベーターの運転を決定するため、一つの乗り場の呼びに対して複数台のエレベーターが応じる群管理方式の場合も、乗り場呼びを計算するための管理盤を不要とすることが出来る。
本発明の実施形態を図1,図2により説明する。
図1は全体構造図である。この図は、ビル内にエレベーター2台を並列に設置したときの図である。この図で200はエレベーターの乗りかご、300は釣り合い錘を示し、モータ400により昇降する。100は制御盤であり、メインのマイクロコンピューターが内蔵されており、これによりモータ400を制御する。600はマイクロコンピューターが内蔵されている各階乗り場のエレベーターの呼びボタンであり、ネットワーク伝送路500により2台の制御盤100との通信を行う。本実施形態では、エレベーターが2台なので、制御盤は2面、各乗り場のエレベーター呼びボタン600は1列である。
この図で、各乗り場のエレベーターの呼びボタン600が操作されると、ネットワーク伝送路500を伝って制御盤100に通信され、モータ400によりエレベーターの乗りかご200が昇降または下降し呼びにサービスする。どちらのエレベーターが呼びに応じるかは後述する各乗り場のエレベーターの呼びボタン600に内蔵されたマイクロコンピューターが各エレベーターの情報を元にエレベーターを呼び寄せる評価値を各エレベーター毎に計算し、その評価値を各エレベーターの制御盤100に通信され、これを各エレベーターの制御盤100に内蔵されたマイクロコンピューターが各々集計して運転を決定する。
図2は乗り場のマイクロコンピューターのフローチャートである。F5で呼びボタンが押されなかった場合は、F6で各エレベーターの評価値を0にセットし各エレベーターに送信する。この場合は全台のエレベーターは評価値が0なので呼びにサービスしない。F5で呼びボタンが押された場合は、F10で各エレベーターの位置と移動方向から呼びに応じるまでの時間を号機毎に計算する。この計算結果からF20でNo.1号機とNo.2号機のどちらが先に応じるかどうかを判断し、No.1号機が先に応じる場合はF31でNo.1号機の評価値を100にセットする。もし、No.2号機が先に応じる場合はF32でNo.2号機の評価値を100にセットする。
次にF40で呼び登録からの待ち時間を秒単位で計算し、各エレベーターの評価値に加算する。例えば、呼び登録からの待ち時間が30秒の場合は各エレベーターの評価値に30を加算し、さらに10秒経過したときは40を加算する。
以上により計算された評価値をF50で各エレベーターの制御盤100に送信する。
なお、各エレベーターの位置と移動方向から呼びに応じるまでの時間の計算F10についての詳細説明は省略するが、少なくとも他の階の乗り場呼びを考慮することなく、該当階のみの呼びに応じるまでの時間を計算するものとする。
図3はメインのマイクロコンピューターのフローチャートである。図2のフローチャートにより決定し伝送された評価値を集計し、次のように動作する。
M10で評価値が200以上の階があるかどうかを判定し、評価値が200以上の階があれば、M50で該当階へ直ちに昇降しサービスする。この評価値が200以上とは、図2のフローチャートにおいてF31またはF32で評価値を100にセットされ、かつ、F40で呼び登録からの待ち時間が100秒以上となった場合である。つまり、乗り場での待ち時間が100秒という長時間となっている状況では、他の階をサービスすることなく該当階へ直ちに昇降しサービスすることでサービス向上を図るものである。
M20で評価値が30以上の階があるかどうかを判定し、評価値が30以上の階があればM40で順次サービスを行う。この評価値が30以上とは、図2のフローチャートにおいて、F31またはF32で評価値を100にセットされた場合と、F31またはF32で評価値を100にセットされずF40で登録からの待ち時間が30秒以上の場合である。つまり、前者の場合は、先に応じるエレベーター号機の通常の呼びサービスの運転となり、後者の場合は、先に応じるエレベーター号機ではないが、既に呼び登録からの待ち時間が30秒以上となった場合は、先に応じるエレベーター号機が他の階で乗降などに時間がかかっている状況では、先に応じるエレベーター号機ではないエレベーターが該当階へ昇降しサービスすることでサービス向上を図るものである。
なお、本実施形態ではM10での評価値を200およびM20での評価値を30で仕切ったが、この仕切値は、エレベーターの停止階床数および速度および台数などにより適切な値とする。
このようにメインのマイクロコンピューターは各階の乗り場のマイクロコンピューターからの評価値によりエレベーターを運転制御する。
乗り場に緊急呼びボタンを設ける場合は、乗り場のマイクロコンピューターのプログラムを変更し、ボタンが押されたら評価値を200にセットし、呼び登録からの待ち時間が既に100秒以上経過しているものと同等とすれば、該当階に直行しサービスする運転となる。このように、メインのマイクロコンピューターのプログラムは変更せずに、乗り場のマイクロコンピューターのプログラム変更のみで仕様を追加することが出来る。
本発明によれば、エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターは、各階の乗り場に設けた複数のマイクロコンピューターからの評価値を集計してエレベーターの運転を決定するため、一つの乗り場の呼びに対して複数台のエレベーターが応じる群管理方式の場合も、乗り場呼びを計算するための管理盤を不要とすることが出来る。この管理盤を不要とする利点は、機械室を設けずに昇降路内に制御盤類を設置するエレベーターにおいて、昇降路内に設置する制御盤類を少なくし、省スペース化することである。
また、各階の乗り場に設けた複数のマイクロコンピューターが計算する評価値には呼び登録からの待ち時間を盛り込むことにより、呼び登録からの待ち時間が長時間となる悪いサービスをなくすことが出来る。
本発明の全体構成図である。 乗り場のマイクロコンピューターのフローチャートである。 メインのマイクロコンピューターのフローチャートである。
符号の説明
100 制御盤
200 エレベーター乗りかご
300 釣り合い錘
400 モータ
500 ネットワーク伝送路
600 乗り場のエレベーターの呼びボタン

Claims (3)

  1. 各階の乗り場に設けた複数のマイクロコンピューターと、エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターと、これらのマイクロコンピューターどうしがデータの送受信が行えるネットワークにより接続されたエレベーターの制御装置において、各階の乗り場の呼びボタンを操作すると前記各階の乗り場に設けたマイクロコンピューターが前記エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターからの現在のエレベーターの情報を元にエレベーターを呼び寄せる評価値を計算し、その評価値を前記エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターへ伝送し、これを集計してエレベーターの運転を決定することを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 請求項1において、乗り場の緊急呼びボタンを操作すると、乗り場に設けたマイクロコンピューターが他の階の通常の乗り場の呼びボタンよりも高い評価値をエレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターへ伝送し、他の呼びよりも優先して呼び寄せを行うことが出来るエレベーターの制御装置。
  3. 請求項1において、一つの乗り場の呼びに対して複数台のエレベーターが応じる群管理方式の場合、乗り場に設けたマイクロコンピューターが各エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターへ、データの送受信が行える装置を備え、乗り場に設けたコンピューターが各エレベーターの情報を元にエレベーターを呼び寄せる評価値を各エレベーター毎に計算し、その評価値を各エレベーターの運転を制御するマイクロコンピューターへ伝送し、これを各エレベーターが各々集計して運転を決定することを特徴とするエレベーターの制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101850193B1 (ko) 2014-12-26 2018-04-18 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 탑재대 및 플라즈마 처리 장치

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