JP2006016115A - 収納棚及び物品収納システム並びに物品検索システム - Google Patents
収納棚及び物品収納システム並びに物品検索システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】左右方向に並べられた複数の物品の中から所望する物品を容易に取り出らせるようにする。
【解決手段】物品13を左右方向に並べて収納可能な棚部を有し、この棚部の前側に物品13の出し入れ口を有する収納棚10において、棚部の物品が個々に載置される各載置面の高さが、それぞれ隣接する載置面に対して少なくとも一部で鉛直方向に異なるようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】物品13を左右方向に並べて収納可能な棚部を有し、この棚部の前側に物品13の出し入れ口を有する収納棚10において、棚部の物品が個々に載置される各載置面の高さが、それぞれ隣接する載置面に対して少なくとも一部で鉛直方向に異なるようにする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えば受取人不在のために郵便局に持ち戻った郵便物のような物品を保管しておくための収納棚及びこの収納棚を用いた物品収納システム並びにこの物品収納システムを用いた物品検索システムに関する。
郵便物の一つに記録扱い郵便物がある。この記録扱い郵便物は、受取人が不在の場合には郵便局に戻されて保管される。このとき、郵便物は所定の容器に収容された状態で収納棚に収納され、保管される。一方、不在であった受取人に対しては、郵便物の代わりに不在配達票が残される。そこで受取人は、後で郵便局に出向いて不在配達票を局員に渡す。局員は、不在配達票に記載されている識別番号(お知らせ番号)をキーにして収納棚から該当する郵便物が収容された容器を手作業により検索し、該当する容器を探し出すと、その容器の中から郵便物を取り出して受取人に渡していた。
ところで従来、収納棚の棚板に左右方向に並べて収納されたカルテ等の物品の中から必要とする物品だけを瞬時に検索することができる個別検索管理装置はあった(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−175609号公報
しかしながら、従来のこの種の収納棚は、棚板に直に物品を左右方向に並べて収納する方式であったので、記録扱い郵便物を収容する容器のように厚みが薄い同一形状の物品を列状に収納した場合には、検索された物品を取り出す際に隣接する物品が邪魔になって取り出すのが容易ではないという問題があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、左右方向に並べられた複数の物品の中から所望する物品を容易に取り出すことができる収納棚及びこの収納棚を用いた物品収納システム並びにこの物品収納システムを用いた物品検索システムを提供しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決しその目的を達成するために、物品を左右方向に並べて収納可能な棚部を有し、この棚部の前側に物品の出し入れ口を有する収納棚において、棚部の物品が個々に載置される各載置面の高さが、それぞれ隣接する載置面に対して少なくとも一部で鉛直方向に異なるようにしたものである。
また本発明は、上記収納棚を用いた物品収納システムであって、物品を容器に収容して棚部に収納するものとし、当該容器の棚部収納時に出し入れ口に位置する面に摘み部を設けたものである。
また本発明は、上記物品収納システムを用いた物品検索システムであって、無線タグ付の容器を用いるとともに、収納棚に、棚部に収納された容器に付された無線タグと交信可能な無線タグ用アンテナを配設し、さらに、無線タグ用アンテナを介して交信した無線タグの中から検索用IDが記憶されている無線タグを検索する検索手段と、検索用IDが記憶されている無線タグが付された容器の棚部における収納位置を特定する位置特定手段とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、左右方向に並べられた複数の物品の中から所望する物品を容易に取り出すことができる収納棚及びこの収納棚を用いた物品収納システム並びにこの物品収納システムを用いた物品検索システムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良な形態について説明する。
なお、この実施の形態は、受取人不在のために郵便局に持ち戻った郵便物を収納し検索する郵便物検索システムに本発明を適用した場合である。
なお、この実施の形態は、受取人不在のために郵便局に持ち戻った郵便物を収納し検索する郵便物検索システムに本発明を適用した場合である。
図1は本実施の形態における郵便物検索システムのシステム構成を示す模式図である。同図において、10は物品としての郵便物を収納する収納棚である。この収納棚10には、受取人が不在の理由により郵便局に戻された郵便物が保管される。この収納棚10にはホストコンピュータ11が接続されている。
収納棚10は一面が開口された直方体形状の棚部を有しており、開口を前側に向けて棚部への物品出し入れ口としている。そして、この収納棚10における棚板上面と天板下面には、その出し入れ口から背板11a方向に向かって一対の仕切り板12a,12bが複数組対向して設けられている。各仕切り板12a,12bとも、隣接する仕切り板とのピッチは後述する無線タグ付容器13の厚さとほぼ同じに設定されており、各仕切り板12a,12bの高さは、同無線タグ付容器13を自立させるのに十分な高さに設定されている。このようにして、一対の仕切り板12a,12bがn組の場合には、棚部が(n+1)個の収納部14に分割されている。
各収納部14の下側には、収納部14と1対1に対応して出し入れ口に面するように、報知手段としてのランプ15が配設されている。また、各収納部14の背面を形成する背板11aの内面には、図2に示すように、収納部14と1対1に対応して当該収納部14に収納された無線タグ付容器13に付された無線タグ22との交信が可能な無線タグ用アンテナ21が設けられている。
無線タグ付容器13は、図3に示すように、はがき,封筒等の郵便物を収容可能な薄板状の容器であり、一方の側面の上方部に摘み部16が形成され、その反対側である他方の側面の下方部に無線タグ22が取り付けられている。そして、摘み部16が形成されている一方の側面を手前にして収納棚10の出し入れ口から収納部14内に挿入することによって、無線タグ付容器13は収納棚10に収納される。このとき、図1に示すように、摘み部16が収納棚10の出し入れ口から手前側に突出する位置で無線タグ付容器13が安定に保持されるように、容器13の大きさと収納棚10の奥行きが設計されている。また、図2に示すように、無線タグ22と無線タグ用アンテナ21とが対向して確実に交信するように、容器13に対する無線タグ22の取付け位置と背板11aに対する無線タグ用アンテナ21の取付け位置とが設計されている。
ここに収納棚10は、各収納部14と仕切り板12a,12bとによって、郵便物を収容した無線タグ付容器13を左右方向に並べて収納可能な棚部を形成している。
ところで、上記の如く無線タグ付容器13を収納部14に収納した際に当該容器13の底面が当接する各収納部14の載置面は、図3に示すように、収納棚10の棚板上面を容器13の載置面とする第1の載置面17と、棚板上面より鉛直方向に一定量高くした面を容器13の載置面とする第2の載置面18とが、収納棚10の左右方向に交互に設けられている。すなわち、無線タグ付容器13が個々に載置される棚部の各載置面の高さが、それぞれ隣接する載置面に対して鉛直方向に異なるようになっている。これにより、図4に示すように、隣接する各収納部14にそれぞれ収納された無線タグ付容器13の摘み部16は、上下方向に交互にずれる。
また、第2の載置面18は、無線タグ付容器13の出し入れ口に向かって下向きの傾斜面19となっている。これにより、第1の載置面17が形成された収納部14に無線タグ付容器13を挿入する場合と同様に、第2の載置面18が形成された収納部14に挿入する場合も無線タグ付容器13を滑らかに挿入できる。
なお、第1の載置面17を有する収納部14に設けられる無線タグ用アンテナ21に比べて、第2の載置面18を有する収納部14に設けられる無線タグ用アンテナ21の方が、第1の載置面17から第2の載置面18までの高さ分だけ上方にずれて背板11aに配置されていることは言うまでもないことである。
図5は各収納部14にそれぞれ設けられた無線タグ用アンテナ21(211,212,…,21n)と、この無線タグ用アンテナ21を介して無線タグ22に記憶されたデータを読取り処理する無線タグリーダ31の要部構成を示すブロック図である。
無線タグリーダ31は上位端末、つまりホストコンピュータ11とのインタフェースを行うインタフェース部32、CPU、ROM、RAM等で構成される制御部33、無線タグ22への送信データを変調する変調部34、変調電波を増幅して各アンテナ211〜21nから放射させる送信アンプ35、各アンテナ211〜21nで受信した電波を増幅する受信アンプ36及び増幅された受信電波を復調する復調部37等で構成されている。
各アンテナ211〜21nはそれぞれ切換えスイッチ381〜38nを介して送信アンプ35及び受信アンプ36に接続されている。この切換えスイッチ381〜38nは制御部33からの切換え信号に応じて切換えられる。
なお、391〜39nは各収納部14に対応して設けられた前述したランプ15を示している。これらランプ391〜39nの点灯制御は制御部33により行われる。
図6は無線タグ22の内部構成を示すブロック図である。無線タグ22は、送受信可能なタグアンテナ41とLSIチップ42とを基板と一体成形した独立の部品である。タグアンテナ41は、矩形状に成形されたループコイル等からなる。LSIチップ42は、タグアンテナ41で受信した変調電波の整流と安定化を行うことによりLSIチップ42の各部に電源を供給する電源生成部43、上記変調電波を復調して制御部46へ送信する復調部44、制御部46から送信されたデータを変調してタグアンテナ41に送信する変調部45、復調部44で復調されたデータのメモリ47への書き込みや、メモリ47から送信データを読み出して変調部45へ送出する制御部46及びメモリ47等で構成されている。メモリ47には、当該無線タグ22の製造段階で製造業者により割当て設定された固有のID(RFID)を記憶する無線IDエリアと、ユーザで任意のデータを書き込むことができるユーザエリアとが形成されている。
図7はホストコンピュータ11の要部構成を示すブロック図である。このホストコンピュータ11はCPU51を中心に構成されている。CPU51のシステムバスには、ROM52、RAM53、入力部54、表示部55、バーコードリーダ56、インタフェース57、無線タグリーダ58が接続される。インタフェース57は、前述した無線タグリーダ31のインタフェース32に接続される。
さて、上記の如く構成された本実施の形態の郵便物検索システムが導入された郵便局では、受取人が不在のため郵便局に持ち戻された郵便物は、図1の無線タグ付容器13に収容された後、収納棚10に収納されて保管される。この際、局員は以下に示す手順により郵便物を収納棚10に収納させている。
先ず、持ち戻った郵便物をどの無線タグ付容器13に収納したかをホストコンピュータ11に登録する作業を行う。受取人が不在の場合には、郵便局員は不在配達票を受取人の所に置いて来る。その不在配達票には、郵便物を特定するためのお知らせ番号が記載されている。また郵便局員は、お知らせ番号が記載された用紙を郵便物に貼り付けて郵便局に持ち戻る。そして、ホストコンピュータ11に備えられているバーコードリーダ56によりその用紙に記載されているお知らせ番号をバーコードリーダで読取るとともに、郵便物を収容した無線タグ付容器13に取り付けられている無線タグ22の固有IDであるRFIDを無線タグリーダ58で読取り、RFIDとお知らせ番号とを図8に示すように対応付けてRAM53に記憶させる処理を行う。
しかる後、郵便局員は、郵便物を収納した無線タグ付容器13を摘み部16を手前にして収納棚10の空いている収納部14に挿入する。このように、無線タグ付容器13を収納部14に収納すると、無線タグ22は、図2に示すように、無線タグ用アンテナ21と対向するように位置する。
以下、同様にして、郵便局員が持ち戻った郵便物は同様の処理を経て収納棚10に収納される。
次に、受取人が不在配達票を持参して郵便局に郵便物を受け取りに来たときの処理について説明する。
先ず、郵便局員は不在配達票に記載されているお知らせ番号を入力部54から入力する。すると、ホストコンピュータ11は入力部54から入力されたお知らせ番号に対応する郵便物が収納された無線タグ付容器13に取り付けられている無線タグ22のRFIDをRAM53に記憶されている図8のテーブルを検索することにより求める。
こうして、検索すべき郵便物を収納した無線タグ付容器13に取り付けられた無線タグ22のRFIDが判明すると、このRFIDを検索用IDとして該当する無線タグ付容器13を検索する処理を行う。
つまり、無線タグリーダ31の制御部33は、切換えスイッチ381〜38nを順番に1つずつオンする処理を行う。これにより、各収納部14の背面に設けられた無線タグ用アンテナ21から順番に電波が放射される。この無線タグ用アンテナ21から放射される電波は指向性が強いので、収納部14内に放射される。
このとき、収納部14内に無線タグ付容器13が収納されていた場合には、この容器13に付された無線タグ22が、無線タグ用アンテナ21から放射された電波の問いかけに応答して自己のRFIDを無線タグリーダ31に返信する。そして、制御部33は無線タグ22から返送されたRFIDが検索用IDと一致しているかを検索する(検索手段)。そして、一致していると判断した場合には、当該RFIDを受信した無線タグ用アンテナ21が設けられている収納部14を、検索用IDが記憶されている無線タグが付された容器13の収納位置として特定する(位置特定手段)。そして、この収納部14に対応するランプ15を点灯あるいは点滅させる処理を行う(駆動手段)。
このように、無線タグ機能を利用して検索された無線タグ付容器13が収納されている収納部14のランプ15を点灯あるいは点滅させることにより郵便局員に知らせることができるので、郵便局員は容易に所望する郵便物が収容された無線タグ付容器13を検索することができる。
そこで郵便局員は、ランプ15が点灯あるいは点滅している部位の収納部14に収納されている無線タグ付容器13を取り出し、さらに容器13から郵便物を取り出して、受取人に渡す。
この場合において、本実施の形態では、検索された無線タグ付容器13の摘み部16は、隣接する他の無線タグ付容器13の摘み部16と比べて上方または下方にずれて配置されている。したがって、載置面の高さが同一の収納部14に収納され、水平方向に同一高さで位置する無線タグ付容器13の摘み部16の間隔は、収納部14の幅に仕切り板12a,12bの厚みを加えた長さの略2倍となるので、郵便局員は検索された無線タグ付容器13の摘み部16を容易く摘んで収納棚10から引出すことができる。
なお、この発明は前記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
例えば、前記実施の形態では、無線タグリーダ31の切換えスイッチ381〜38nを順番に1つずつオンさせたが、無線タグ付容器13が収納されている収納部14に対応した切換えスイッチ381〜38nを選択して可変に1つずつオンさせるようにしてもよい。収納部14に無線タグ付容器13が収納されているか否かの判断は、例えば各無線タグ用アンテナ21から周期的に無線タグ問合せ電波を発信させ、無線タグ22からの応答有無情報を随時記憶することによって可能となる。つまり検索時には、無線タグ22からの応答有り情報が記憶された収納部14に対応した切換えスイッチ381〜38nを選択して可変に1つずつオンさせる。こうすることにより、検索対象とする無線タグ付容器13を迅速に検索できる効果を奏する。
また、保管する郵便物が多い場合には、図9に示すように、ホストコンピュータ11に複数の収納棚101〜10nを接続するようにシステム構成すればよい。この場合、郵便物を収納棚101〜10nに収納させる際に、どの収納棚に収納させたかの収納棚識別情報を図8のテーブルに記憶させるとよい。例えば郵便物を地域毎に区分して収納棚101〜10nに分配収納させる場合には、地域コード等を収納棚識別情報として記憶させる。あるいは、郵便物を日付毎に区分して収納棚101〜10nに分配収納させる場合には、日付情報を収納棚識別情報として記憶させる。こうすることにより、ホストコンピュータ11に複数の収納棚が接続されている場合でも迅速に郵便物を検索することができる。
また、前記実施の形態では、第1の載置面17に対して第2の載置面18を一定量高くしたが、図10(a)に示す如き第1の載置面17に対して、同図(b)に示すように、第2の載置面18を、出し入れ口から背板11aに向かって上向きの傾斜面としてもよい。このように構成しても、隣接する無線タグ付容器13の摘み部16がずれるので、検索された無線タグ付容器13を収納棚10から容易に取り出すことができる。
また、前記実施の形態では2種類の載置面17,18を有する収納部14を交互に配置した例を示したが、3種類以上の載置面を有する収納部14を順番に配置しても同様な作用効果を奏することができる。
また、本発明は無線タグ付容器13を収納する収納棚10に限定されるものではなく、無線タグを備えていない容器あるいはファイル等の物品を左右方向に並べて収納する収納棚全般に適用できるものである。また、容器13に摘み部16が設けられていなくても、容器13の上端部と収納棚10の天板との間に空間があるか、天板のない収納棚10であれば、左右方向に並べられた各容器13の上端部が上下にずれるので、この上端部に指を引っ掛けることによって容易に所望する容器13を収納棚10から取り出すことができる。
さらに、上記実施の形態において、隣接する仕切り板12aの内側に遮蔽板を設けるようにしても良い。このようにすることにより、無線タグ用アンテナ21から放射された電波が他の収納部14に漏れることを確実に防止することができる。さらには、無線タグ22から放射される電波が他の収納部14に漏れることを確実に防止することができる。なお、棚板上面に設けた仕切り板12aだけで容器13を安定に支えることができるのならば、天板下面に設けた仕切り板12bを省略してもよい。
なお、上記実施の形態ではRFIDを検索用IDとして使用したが、RFIDに限らず無線タグ22に別のIDを書き込んでおくことにより、この別のIDを検索用IDとして使用しても良い。
さらに、報知手段としては、ランプに限らず音で知らせるようにしても良く、音とランプで知らせるようにしても良い。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
10…収納棚、11…ホストコンピュータ、12a,12b…仕切り板、13…無線タグ付容器、14…収納部、15…ランプ、16…摘み部、17…第1の載置面、18…第2の載置面、19…傾斜面、21,211〜21n…無線タグ用アンテナ、22…無線タグ、381〜38n…切換えスイッチ。
Claims (8)
- 物品を左右方向に並べて収納可能な棚部を有し、前記棚部の前側に前記物品の出し入れ口を有する収納棚において、
前記棚部の前記物品が個々に載置される各載置面の高さが、それぞれ隣接する載置面に対して少なくとも一部で鉛直方向に異なることを特徴とする収納棚。 - 物品を左右方向に並べて収納可能な棚部を有し、前記棚部の前側に前記物品の出し入れ口を有する収納棚において、
前記棚部の棚板上面を前記物品の載置面とする第1の載置面と、前記棚板上面より鉛直方向に高くした面を前記物品の載置面とする第2の載置面とを、前記棚部の左右方向に交互に設けたことを特徴とする収納棚。 - 前記第2の載置面は、前記物品の出し入れ口に向かって下向きの傾斜面を有することを特徴とする請求項2記載の収納棚。
- 物品を収容する無線タグ付容器を左右方向に並べて収納可能な棚部を有し、前記棚部の前側に前記容器の出し入れ口を有する収納棚において、
前記棚部の前記容器が個々に載置される各載置面の高さが、それぞれ隣接する載置面に対して少なくとも一部で鉛直方向に異なるとともに、
前記棚部に収納された容器に付された無線タグと交信可能な無線タグ用アンテナを備えたことを特徴とする収納棚。 - 物品を収容する容器と、
前記容器を左右方向に並べて収納可能な棚部を有し、前記棚部の前側に前記容器の出し入れ口を有する収納棚とを具備し、
前記収納棚は、前記棚部の前記容器が個々に載置される各載置面の高さが、それぞれ隣接する載置面に対して少なくとも一部で鉛直方向に異なり、
前記容器は、前記棚部に収納された際に出し入れ口に位置する面に摘み部を設けたことを特徴とする物品収納システム。 - 前記容器は、無線タグ付きの容器であり、
前記収納棚は、前記棚部に収納された容器に付された無線タグと交信可能な無線タグ用アンテナを備えたことを特徴とする請求項5記載の物品収納システム。 - 請求項6記載の収納システムと、
前記無線タグ用アンテナを介して交信した無線タグの中から検索用IDが記憶されている無線タグを検索する検索手段と、
前記検索用IDが記憶されている無線タグが付された容器の前記棚部における収納位置を特定する位置特定手段とを具備したことを特徴とする物品検索システム。 - 前記収納棚は、前記棚部における容器収納部位に対応して報知手段を備え、
前記位置特定手段により特定された収納位置に対応する前記報知手段を動作させる駆動手段をさらに具備したことを特徴とする請求項7記載の物品検索システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004193867A JP2006016115A (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 収納棚及び物品収納システム並びに物品検索システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018067262A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | グローリー株式会社 | 物品保管システム、物品保管装置及び物品保管方法 |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004193867A patent/JP2006016115A/ja active Pending
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