JP2006015374A - 連続圧延設備における張力制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】各圧延機の駆動モータの圧延トルクの比率を常に一定に保つことで、各圧延機間の張力を適正な値に維持して被圧延材料の全長に亘って良好な圧延を達成する。
【解決手段】被圧延材料の先端部が第4圧延機を通過した直後に検出された各駆動モータの圧延トルクをトルクTT1〜TT4として記憶する。全てのトルクTT1〜TT4を合計し、第1〜3圧延機の目標トルクバランスTB1〜TB3を記憶する。所定の周期毎に各圧延機の現在トルクPT1〜PT4を検出すると共に、全ての現在トルクPT1〜PT4を合計し、第1〜3圧延機の現在トクルバランスPB1〜PB3を設定する。現在トルクバランスPB1〜PB3と、目標トクルバランスTB1〜TB3とが一致するように、第1〜第3駆動モータの速度を調整する。
【選択図】図2

Description

この発明は、1本の被圧延材料が先端から後端まで通過する間、各圧延機における駆動モータの速度を自動制御することで、複数の各圧延機間の張力を適正に維持し得るようにした連続圧延設備における張力制御方法に関するものである。
棒鋼や線材等の被圧延材料のパスラインに沿って、複数の圧延機を直列に配置して構成した連続圧延設備では、各圧延機間における被圧延材料の張力制御を行なうため、一般にルーパを設けている。しかるに、ルーパの設置にスペースを要するために圧延機間の距離が長くなるばかりか、ルーパロールが常に被圧延材料に接触するために傷等の発生原因となる。そこで、ルーパを設けることなく張力制御を行なうルーパレス圧延方法として、圧延機間における被圧延材料の状態を非接触で検出する検出計を設け、該検出計の検出結果に基づいて、圧延機の速度を制御することで圧延機間の張力を調整する提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、前述した検出計により被圧延材料の状態を検出する方法は、帯鋼圧延では実施されているが、棒鋼や線材等を圧延する場合は、圧延機間に検出計を付設することができない場合が多く、実際上、適用不可能または困難であった。そこで、棒鋼や線材等を圧延する場合では、被圧延材料の先端部が第n圧延機を通過するときの圧延トルクを、被圧延材料が第n+1圧延機に噛み込まれるまでに記憶し、前記圧延トルクに基づいて演算される現在張力が、第n+2圧延機に被圧延材料が噛み込まれるまでに目標張力になるように第n圧延機の速度を自動的に調整し、以後被圧延材料の後端が通過するまで調整した速度を維持する方法(先端張力制御方法)が採用されている。
特開平5−146811号公報
前述した先端張力制御方法では、1本の被圧延材料の圧延中に、材料温度の低下等により変形抵抗が変化することの他に、減面率、先進率、後進率等、圧延条件の変化を生ずると、適正な張力を維持できなくなり、運転に支障を来す可能性がある。例えば、被圧延材料の先端部で張力が目標値になるように圧延機の速度を調整しても、徐々にマスフローバランスが崩れ、1本の被圧延材料の後半でたるみが発生し、操業の安定性や製品寸法等の品質に悪影響を与えることがある。
そこで発明者は、前記課題の解決策を求めて種々模索したところ、被圧延材料の温度が低下して変形抵抗が変化しても、各圧延機における駆動モータの圧延トルクあるいは出力の比率の変化は少ないことを知見するに至った。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、各圧延機における駆動モータの圧延トルクあるいは出力の比率を常に一定に保つことで、各圧延機間の張力を適正な値に維持して被圧延材料の全長に亘って良好な圧延を達成し得る連続圧延設備における張力制御方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係る連続圧延設備における張力制御方法は、
被圧延材料のパスラインに沿って複数の圧延機を直列に配置した連続圧延設備において、
前記被圧延材料の先端部が最終段の圧延機を通過した直後に各圧延機における駆動モータのトルクまたは出力を検出し、
前記検出された全てのトルクまたは出力の合計に対する各圧延機の比率を計算して、該比率を目標バランスとして設定し、
前記被圧延材料の先端部が最終段の圧延機を通過した以後、各圧延機における駆動モータの現在トルクまたは現在出力を検出し、
前記検出された全ての現在トルクまたは現在出力の合計に対する各圧延機の現在比率を計算して、該現在比率を現在バランスとして設定し、
前記現在バランスが前記目標バランスと等しくなるように、各圧延機における駆動モータの速度を自動調整することを特徴とする。
本発明に係る連続圧延設備における張力制御方法によれば、被圧延材料の先端部で求めた各圧延機の目標バランスと、以後の現在バランスとが等しくなるように各圧延機の駆動モータの速度を自動調整することで、1本の被圧延材料が先端から後端まで通過する間、常に安定した張力を維持でき、操業の安定性や製品品質が低下するのを抑制し得る。また被圧延材料の先端部が各圧延機を通過する毎に、各圧延機間の実張力を目標張力となるよう各圧延機の駆動モータの速度を自動調整することで、被圧延材料の初期の圧延を良好に行なうことができる。
次に、本発明に係る連続圧延設備における張力制御方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図1は、実施例に係る連続圧延設備の概略構成を示すものであって、該連続圧延設備10は、棒鋼や線材等の被圧延材料12を圧延する2方式あるいは3方式の複数(n基)の圧延機R1,R2,R3,R4を、パスラインPLに沿って直列に配置して構成される。なお、実施例では4基の圧延機を配置した場合で説明するが、その配置数は4基に限定されるものでなく、各種仕様に応じて設定し得るものである。また実施例では、最上流側から順に、第1圧延機R1、第2圧延機R2、第3圧延機R3および第4圧延機R4と指称することとする。
前記第1〜第4圧延機R1〜R4は、その圧延ロールが、対応する第1〜第4減速機RG1〜RG4を介して第1〜第4駆動モータM1〜M4により回転するよう駆動される。この第1〜第4駆動モータM1〜M4には、該モータM1〜M4を速度設定部14から与えられる圧延に適正な対応する目標速度S1〜S4で運転させるための速度フィードバック方式の第1〜第4速度制御器ASR1〜ASR4が接続されている。この第1〜第4速度制御器ASR1〜ASR4は、各圧延機R1〜R4における各駆動モータM1〜M4のトルク(以後、圧延トルクと云う)を検出するトルク検出手段(図示せず)を備え、該検出手段で検出された圧延トルクに対応するトルク信号が、後述する先端張力制御器P1〜P4および全長張力制御器F1〜F4に入力されるよう構成される。なお、トルク検出手段としては、例えば、駆動モータの回転数を検出する回転数検出器と、駆動モータへの供給電流を検出するモータ電流検出器とで構成され、両検出器で検出された回転数と電流値とから圧延トルクを演算するものが採用されるが、その他、公知の各種構成のものを採用し得る。
前記連続圧延設備10は、前記第1〜第4駆動モータM1〜M4を運転制御する先端張力制御部16と、全長張力制御部18とを備える。
前記先端張力制御部16は、図1に示す如く、第1〜第4圧延機R1〜R4に対応する第1〜第4先端張力制御器P1〜P4を備え、該制御器P1〜P4では、前記速度設定部14から与えられる対応する目標速度S1〜S4で運転されている各圧延機(第n圧延機)R1〜R4を被圧延材料12の先端部が通過するときに前記トルク検出器で検出された対応する第1〜第4駆動モータM1〜M4の圧延トルクを、該被圧延材料12の先端部が次段の圧延機(第n+1圧延機)R2〜R4に噛み込まれるまでの間に、先端圧延トルクPS1〜PS4として記憶するよう設定される。
また、前記被圧延材料12の先端部が次次段の圧延機(第n+2圧延機)R3,R4に噛み込まれるまでの間に、前述したように記憶した先端圧延トルクPS1〜PS3から演算される圧延機間の実張力が、予め設定された目標張力T1〜T3となるように、前記駆動モータM1〜M3の速度(圧延ロールの周速)を自動調整するよう設定される。すなわち、前記先端圧延トルクPS1〜PS3から求められる実際の実張力を、目標張力T1〜T3と等しくするための速度補正値(目標速度S1〜S3に対する補正値)が演算され、この速度補正値に基づいて対応する駆動モータM1〜M3の速度が速度制御器ASR1〜ASR3を介して自動調整される。例えば、第1圧延機R1を通過した被圧延材料12の先端部が第2圧延機R2に噛み込まれるまでの間に、第1圧延機R1の先端圧延トルクPS1を記憶し、該被圧延材料12が第3圧延機R3に噛み込まれるまでの間に、第1圧延機R1と第2圧延機R2との間の実張力が、予め設定された目標張力T1となるように、前記第1圧延機R1における第1駆動モータM1の速度を自動調整するよう設定される。なお、第2圧延機R2と第3圧延機R3との間の実張力を目標張力T2とするフローは、前述した通りであるが、第3圧延機R3と第4圧延機R4との間の実張力を目標張力T3とする場合は、第3圧延機R3を通過した被圧延材料12の先端部が第4圧延機R4に噛み込まれたときに、第3圧延機R3の先端圧延トルクPS3を求めて記憶すると共に、目標張力T3となるように第3圧延機R3の第3駆動モータM3の速度を自動調整する。また第4圧延機R4の第4駆動モータM4については、その下流側に圧延機がないため、前記目標速度S4となるように制御される。
前記全長張力制御部18では、図2に示す如く、最終段の第4圧延機R4を被圧延材料12の先端部が通過した直後(目標トルクバランス読み込み)に、各圧延機R1〜R4における駆動モータM1〜M4の圧延トルクをトルク検出器で夫々検出して前記全長張力制御器F1〜F4で読み取り、その圧延トルクをトルクTT1〜TT4として記憶するよう設定される。また、記憶された全てのトルクTT1〜TT4を合計し、第1〜3圧延機R1〜R3に関して、圧延トルクの比率を計算し、その比率を目標トルクバランス(目標バランス)TB1〜TB3として記憶するようになっている。
更に、前記全長張力制御部18は、予め設定された所定の周期(例えば、被圧延材料12の通過長さ、あるいは通過時間)毎に、各圧延機R1〜R4の現在の圧延トルクをトルク検出器で検出して前記全長張力制御器F1〜F4で読み取り、これを現在トルクPT1〜PT4とする。また、全ての現在トルクPT1〜PT4を合計し、第1〜3圧延機R1〜R3に関して、圧延トルクの比率(現在比率)を計算し、その比率を現在トクルバランス(現在バランス)PB1〜PB3とする。そして、現在トルクバランスPB1〜PB3と、前記目標トクルバランスTB1〜TB3との差を対応する第1〜第3比例・積分演算器PI1〜PI3で比例・積分演算することで、両バランスPB1〜PB3,TB1〜TB3が等しくなるような第1〜第3圧延機R1〜R3の第1〜第3駆動モータM1〜M3に対する速度補正値(先端張力制御部16で調整された速度補正値に対して更に補正された値)を生成するよう設定される。更に、第1〜第3比例・積分演算器PI1〜PI3から、前記第1〜第3速度制御装置ASR1〜ASR3に、前記速度補正値に基づいて制御出力がなされ、対応する第1〜第3駆動モータM1〜M3の速度が自動調整(速度補正)されるよう構成される。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係る連続圧延設備における張力制御方法の作用につき説明する。
前記連続圧延設備10において、被圧延材料12の供給前では、前記第1〜第4圧延機R1〜R4の第1〜第4駆動モータM1〜M4は、前記速度設定部14から与えられる対応する目標速度S1〜S4となるよう回転制御されている。この連続圧延設備10に被圧延材料12が供給されると、前記先端張力制御部16により、先ず以下の先端張力制御が実施される。すなわち、被圧延材料12の先端部が第1圧延機R1を通過する際に検出した先端圧延トルクPS1を、該被圧延材料12の先端部が第2圧延機R2に噛み込まれるまでの間に記憶し、該先端圧延トルクPS1から演算される第1圧延機R1と第2圧延機R2との間の実張力が、前記目標張力T1となるように、第1圧延機R1における第1駆動モータM1の速度を自動調整する。以後、同様に被圧延材料12の先端部が第3および第4圧延機R3,R4に噛み込まれるまでの間に、その上流側の圧延機R2,R3を被圧延材料12の先端部が通過する際に検出した先端圧延トルクPS2,PS3を記憶すると共に、第2圧延機R2と第3圧延機R3との間の実張力および第3圧延機R3と第4圧延機R4との間の実張力が、前記目標張力T2,T3となるように、第2および第3圧延機R2,R3における第2および第3駆動モータM2,M3の速度を夫々自動調整する。なお、第4圧延機R4における第4駆動モータM4は、前記目標速度S4となるよう制御される。
前述したように、前記被圧延材料12の先端部が各圧延機R1〜R4を通過する際に各圧延機間の張力を調整することで、被圧延材料12が全ての圧延機R1〜R4に噛み込まれるまでの圧延は良好に行なわれる。
そして、前記被圧延材料12の先端部が最終段の第4圧延機R4を通過した以後は、前記全長張力制御部18により、以下の全長張力制御が実施される。すなわち、被圧延材料12の先端部が第4圧延機R4を通過した直後に、トルク検出器で検出された各圧延機R1〜R4における駆動モータM1〜M4の圧延トルクをトルクTT1〜TT4として記憶する。また、記憶された全てのトルクTT1〜TT4を合計し、第1〜3圧延機R1〜R3に関して、圧延トルクの比率を計算し、これを目標トルクバランスTB1〜TB3として記憶する。この目標トルクバランスTB1〜TB3は、前記被圧延材料12の大きな温度変化が生じていない先端部に基づいて実施された前述した先端張力制御により、該被圧延材料12を良好に圧延し得るバランスとなっている。
次いで、予め設定された所定の周期毎に、各圧延機R1〜R4の現在の圧延トルクである現在トルクPT1〜PT4を検出すると共に、全ての現在トルクPT1〜PT4を合計し、第1〜3圧延機R1〜R3に関して、圧延トルクの現在比率を計算し、これを現在トクルバランスPB1〜PB3として設定する。更に、現在トルクバランスPB1〜PB3と、前記目標トクルバランスTB1〜TB3との差を対応する第1〜第3比例・積分演算器PI1〜PI3で比例・積分演算し、両バランスPB1〜PB3,TB1〜TB3が等しくなるような第1〜第3圧延機R1〜R3の第1〜第3駆動モータM1〜M3に対する速度補正値を生成する。そして、第1〜第3比例・積分演算器PI1〜PI3から、前記第1〜第3速度制御装置ASR1〜ASR3に、前記速度補正値に基づく速度指令が与えられ、対応する第1〜第3駆動モータM1〜M3の速度が自動調整される。
すなわち、前記被圧延材料12の温度が圧延中に低下して変形抵抗が変化することの他に、前述したように減面率、先進率、後進率等の圧延条件が変動し、マスフローバランスが崩れることがあるが、このときに変化した現在トクルバランスPB1〜PB3を、圧延の初期に求めた目標トルクバランスTB1〜TB4となるように、逐次第1〜第3駆動モータM1〜M3の速度を自動調整することで、連続圧延設備10を被圧延材料12が先端から後端まで通過する間、各圧延機間の張力を略一定に維持でき、良好な圧延が達成される。従って、被圧延材料12の後半部分が連続圧延設備10を通過する際にたるみが発生するのは防止され、操業が安定すると共に製品寸法等の品質も向上する。
〔変更例〕
本願は、前述した実施例の構成に限定されるものでなく、以下に例示した方式やその他の各種構成を適宜に採用することができる。
実施例では、最下流の第4圧延機を基準として目標トルクバランスや現在トルクバランスを設定するようにしたが、最上流の第1圧延機を基準として設定した目標トルクバランスや現在トルクバランスで、下流側の各圧延機における駆動モータの速度を自動調整するものであってもよい。また実施例では、駆動モータのトルクバランスに基づいて速度を自動調整するようにしたが、該モータの出力の比率についても、トルクと同様に被圧延材料の変形抵抗の変化に対する変化は小さいから、被圧延材料の先端部が最終段の圧延機を通過した直後の出力や現在出力を検出すると共に、現在出力バランス(現在バランス)が目標出力バランス(目標バランス)となるように駆動モータの速度を自動調整する構成であってもよい。
実施例に係る連続圧延設備の概略構成図である。 実施例に係る全長張力制御の流れを示す説明図である。
符号の説明
12 被圧延材料,PL パスライン,R1 第1圧延機,R2 第2圧延機
R3 第3圧延機,R4 第4圧延機,M1 第1駆動モータ,M2 第2駆動モータ
M3 第3駆動モータ,M4 第4駆動モータ,T1〜T3 目標張力
TT1〜TT4 トルク,TB1〜TB3 目標トルクバランス(目標バランス)
PT1〜PT4 現在トルク,PB1〜PB3 現在トルクバランス(現在バランス)

Claims (2)

  1. 被圧延材料(12)のパスライン(PL)に沿って複数の圧延機(R1〜R4)を直列に配置した連続圧延設備において、
    前記被圧延材料(12)の先端部が最終段の圧延機(R4)を通過した直後に各圧延機(R1〜R4)における駆動モータ(M1〜M4)のトルク(TT1〜TT4)または出力を検出し、
    前記検出された全てのトルク(TT1〜TT4)または出力の合計に対する各圧延機(R1〜R3)の比率を計算して、該比率を目標バランス(TB1〜TB3)として設定し、
    前記被圧延材料(12)の先端部が最終段の圧延機(R4)を通過した以後、各圧延機(R1〜R4)における駆動モータ(M1〜M4)の現在トルク(PT1〜PT4)または現在出力を検出し、
    前記検出された全ての現在トルク(PT1〜PT4)または現在出力の合計に対する各圧延機(R1〜R3)の現在比率を計算して、該現在比率を現在バランス(PB1〜PB3)として設定し、
    前記現在バランス(PB1〜PB3)が前記目標バランス(TB1〜TB3)と等しくなるように、各圧延機(R1〜R3)における駆動モータ(M1〜M3)の速度を自動調整する
    ことを特徴とする連続圧延設備における張力制御方法。
  2. 前記被圧延材料(12)の先端部が第n圧延機(R1〜R3)を通過するときに検出した対応する駆動モータ(M1〜M3)のトルクまたは出力に基づき、該被圧延材料(12)が第n+1圧延機(R2〜R4)に噛み込まれた後に両圧延機間の実張力を求め、該実張力が目標張力(T1〜T3)になるよう第n圧延機(R1〜R3)における駆動モータ(M1〜M3)の速度を自動調整する請求項1記載の連続圧延設備における張力制御方法。
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CN111699054A (zh) * 2017-09-25 2020-09-22 达涅利机械设备股份公司 调节棒材上的拉拔作用的方法和相应装置

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