JP2006014649A - ペット用リード - Google Patents
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Abstract
【課題】 リール式のペット用リードにおいて、ペットの突然の動きなどで生じる強い負荷の発生を抑えることを課題とする。
【解決手段】 ペット用リードとしてペットを繋ぐための紐状のリード本体と、前記リード本体を巻き取るリールと、前記リールからの前記リード本体の繰り出し動作を固定するロック機構と、前記リールからの前記リード本体の繰り出しを一定の拘束力を加えつつ許容するドラグ機構と、前記ロック機構が機能するロック状態と、前記ドラグ機構が機能するドラグ状態と、これらの両機構が機能しないフリー状態との切り替えを行う切り替えスイッチとを設ける。
【選択図】 図4
【解決手段】 ペット用リードとしてペットを繋ぐための紐状のリード本体と、前記リード本体を巻き取るリールと、前記リールからの前記リード本体の繰り出し動作を固定するロック機構と、前記リールからの前記リード本体の繰り出しを一定の拘束力を加えつつ許容するドラグ機構と、前記ロック機構が機能するロック状態と、前記ドラグ機構が機能するドラグ状態と、これらの両機構が機能しないフリー状態との切り替えを行う切り替えスイッチとを設ける。
【選択図】 図4
Description
本発明はペットを散歩させる場合などに、ペットを繋ぐリール式のリードに関する。
ペットを散歩させる場合などに、ペットを繋ぐリードとしてリードをリールによって巻き取り長さを自在に調節できるリール式のリードがある。このリール式のリードは、リードを適度な長さにした状態で固定する固定状態と、リードが自在に繰り出されるフリー状態の2つの状態に設定することができるものが多い。なお、フリー状態の場合は、ゼンマイによって自動的に巻き取られる力が発生し、リードがたるむことが防がれるようになっている。
このようなリール式リードをフリー状態で使用する場合、ペットは自由に動ける利点があるが、リードが出きってしまう直前に、急にペットが走り出した場合、リードが出きったところで強い力が発生し、ペットの飼い主がリードを手離してしまったり、けがをしてしまうことがある。また、ペットもこのような突然の強い力によって首等に負荷がかかり、けがをすることもある。
このような事情に鑑み、本発明は、リール式のペット用リードにおいて、ペットの突然の動きなどで生じる強い負荷の発生を抑えることを課題とする。
このような事情に鑑み、本発明は、リール式のペット用リードにおいて、ペットの突然の動きなどで生じる強い負荷の発生を抑えることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、ペットを繋ぐための紐状のリード本体と、前記リード本体を巻き取るリールと、 前記リールからの前記リード本体の繰り出し動作を固定するロック機構と、前記リールからの前記リード本体の繰り出しを一定の拘束力を加えつつ許容するドラグ機構と、前記ロック機構が機能するロック状態と、前記ドラグ機構が機能するドラグ状態と、これらの両機構が機能しないフリー状態との切り替えを行う切り替えスイッチとを有するペット用リードである。
請求項2に記載の発明は、前記ペット用リードにおいて、前記ドラグ機構の前記拘束力を変えることができるものである。
請求項3に記載の発明は、前記ペット用リードにおいて、さらに、前記リード本体の途中に設けられる突起物である突起体と、前記フリー状態において前記リールから前記リード本体が繰り出される際に、前記突起体に係合し、前記リード本体が繰り出される力によって前記ドラグ状態に切り替え、その後、前記係合体との係合が解除される自動ドラグ状態切り替えスイッチとを有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のペット用リードにおいて、前記自動ドラグ状態切り替えスイッチは、内周面の少なくとも一部でに前記突起体に係合する弾性体を有する筒部と、この筒部と前記切り替えスイッチとに連結され、前記筒部の前記リードの繰り出し方向への移動により、前記ドラグ機構を機能させる状態にする連結部とにより構成されるものである。
請求項1に記載の発明は、ペットを繋ぐための紐状のリード本体と、前記リード本体を巻き取るリールと、 前記リールからの前記リード本体の繰り出し動作を固定するロック機構と、前記リールからの前記リード本体の繰り出しを一定の拘束力を加えつつ許容するドラグ機構と、前記ロック機構が機能するロック状態と、前記ドラグ機構が機能するドラグ状態と、これらの両機構が機能しないフリー状態との切り替えを行う切り替えスイッチとを有するペット用リードである。
請求項2に記載の発明は、前記ペット用リードにおいて、前記ドラグ機構の前記拘束力を変えることができるものである。
請求項3に記載の発明は、前記ペット用リードにおいて、さらに、前記リード本体の途中に設けられる突起物である突起体と、前記フリー状態において前記リールから前記リード本体が繰り出される際に、前記突起体に係合し、前記リード本体が繰り出される力によって前記ドラグ状態に切り替え、その後、前記係合体との係合が解除される自動ドラグ状態切り替えスイッチとを有するものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のペット用リードにおいて、前記自動ドラグ状態切り替えスイッチは、内周面の少なくとも一部でに前記突起体に係合する弾性体を有する筒部と、この筒部と前記切り替えスイッチとに連結され、前記筒部の前記リードの繰り出し方向への移動により、前記ドラグ機構を機能させる状態にする連結部とにより構成されるものである。
請求項1に記載の発明は、ドラグ状態に切り替えることでペットがリードを繰り出すのに要する力を強くすることができ、これによってペットの動きを拘束することができる。従って、ペットのある程度の自由な動きを許容しながら突然のリードの繰り出しを抑えることで強い負荷の発生を抑えることができる。
請求項2に記載の発明は、ドラグ機構の拘束力を変えることができるので、ペットの力に応じて拘束力を変えることで、ペットの個体差に係わりなく、ある程度の自由な動きと急な動きに対する拘束とのバランスを適度に調節することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、フリー状態からリードがある程度の長さ繰り出されると自動ドラグ切り替えスイッチによってドラグ状態となるので、フリー状態でペットを繋いだ状態でペットが急に走り出したとしても、リードが出きってしまう前にドラグ状態に移行してペットの動きをドラグ機構で緩やかに拘束する。すなわち、飼い主がドラグ状態にすることを忘れていても、必ずドラグ状態に切り替わり、フリー状態でリードが出きってしまう場合に発生する強い負荷を発生させないようにすることができる。
請求項4に記載の発明は、リードの繰り出される力を、飼い主が操作する切り替えスイッチに伝えることでドラグ状態に移行させるので、別の切り替えスイッチを設けることなく構成を簡易にすることができる。
請求項2に記載の発明は、ドラグ機構の拘束力を変えることができるので、ペットの力に応じて拘束力を変えることで、ペットの個体差に係わりなく、ある程度の自由な動きと急な動きに対する拘束とのバランスを適度に調節することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、フリー状態からリードがある程度の長さ繰り出されると自動ドラグ切り替えスイッチによってドラグ状態となるので、フリー状態でペットを繋いだ状態でペットが急に走り出したとしても、リードが出きってしまう前にドラグ状態に移行してペットの動きをドラグ機構で緩やかに拘束する。すなわち、飼い主がドラグ状態にすることを忘れていても、必ずドラグ状態に切り替わり、フリー状態でリードが出きってしまう場合に発生する強い負荷を発生させないようにすることができる。
請求項4に記載の発明は、リードの繰り出される力を、飼い主が操作する切り替えスイッチに伝えることでドラグ状態に移行させるので、別の切り替えスイッチを設けることなく構成を簡易にすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施の形態に係るペット用リードXの斜視図を示す。本ペット用リードXは外観として取っ手のついたケーシング1、ケーシング1にリールにより巻き取られて内蔵される紐状のリード本体3、リードのリールからの繰り出しを固定するロック状態、一定の拘束力をかけながら繰り出しを許容するドラグ状態、ほぼ自由な繰り出しを許容するフリー状態の3つの状態を切り替えるための切り替えスイッチ2、ドラグ状態における拘束力を調整するためのドラグ調整ネジ7aが含まれる。リード本体3の先端にはペットの首輪等に接続するための接続金具3aが設けられている。
図2に図1における簡略化したA−A断面図を示す。なお、図2ではリード本体3は省略している。図に示すように、ペット用リードXの内部には、ケーシング1に軸支されるリード本体3を巻き取るリール6、切り替えスイッチ2、ドラグ機構7、自動ドラグ状態切り替えスイッチ8等がある。図3に図2における簡略化したB−B断面を示す。
リール6はのこぎり状の外周を有する2枚の鍔6aと、この鍔に挟まれるリード本体3を巻き取る円筒状の芯6cと、鍔6aを回動可能に支持するケーシング1に固定される丸棒である軸6bと、軸6bと芯6cの内周面とに固定されるゼンマイ6dとを有する。ゼンマイ6dはリードが繰り出されると半径が小さくなり、元に戻ろうとする力によりリードに繰り出す力がなくなると自動的にリールにリードを巻き取るように回動力を与えるように作用する。
図1に本実施の形態に係るペット用リードXの斜視図を示す。本ペット用リードXは外観として取っ手のついたケーシング1、ケーシング1にリールにより巻き取られて内蔵される紐状のリード本体3、リードのリールからの繰り出しを固定するロック状態、一定の拘束力をかけながら繰り出しを許容するドラグ状態、ほぼ自由な繰り出しを許容するフリー状態の3つの状態を切り替えるための切り替えスイッチ2、ドラグ状態における拘束力を調整するためのドラグ調整ネジ7aが含まれる。リード本体3の先端にはペットの首輪等に接続するための接続金具3aが設けられている。
図2に図1における簡略化したA−A断面図を示す。なお、図2ではリード本体3は省略している。図に示すように、ペット用リードXの内部には、ケーシング1に軸支されるリード本体3を巻き取るリール6、切り替えスイッチ2、ドラグ機構7、自動ドラグ状態切り替えスイッチ8等がある。図3に図2における簡略化したB−B断面を示す。
リール6はのこぎり状の外周を有する2枚の鍔6aと、この鍔に挟まれるリード本体3を巻き取る円筒状の芯6cと、鍔6aを回動可能に支持するケーシング1に固定される丸棒である軸6bと、軸6bと芯6cの内周面とに固定されるゼンマイ6dとを有する。ゼンマイ6dはリードが繰り出されると半径が小さくなり、元に戻ろうとする力によりリードに繰り出す力がなくなると自動的にリールにリードを巻き取るように回動力を与えるように作用する。
図4に図2における簡略化したC−C断面を示す。ドラグ機構7は、リール6に固定されるギア7f、ギア7fに係合する一定範囲で回動する爪7e、爪7eの回動を制限するための押圧力を加えるU字状のバネ7d、バネ7dに押圧力を加える、図の上下方向に移動可能に固定される押圧体7c、押圧体7cの位置を調節するためにカム7b、カム7bを回転させるためのドラグ調節ネジ7aが含まれる。なお、後述するようにギア7fと爪7eの係合は切り替えスイッチ2の操作により自在に解くことができる。ドラグ機構7の動作を以下に簡単に説明する。
爪7eはギア7fに係合しており、ギア7fが回動する際には、爪7eが回動しなければ回動できないようになっている。一方、爪7eの回動はバネ7dによって拘束されている。すなわち、バネの力を超える回動力を爪7eに与える程度の大きな力でギアを回動させなけれればギアは回らない。ギア7fはリール6に固定されているので、リードが繰り出される力に対してこの爪7eを回動させる力が拘束力となる。この拘束力はバネの力を調節することで調節することができる。ドラグ調整ネジ7aを適当な位置に回動させると、カム7bが押圧体7cのカム係合片7cbに当たり、押圧体7cの位置を拘束する。押圧体7cはバネ係合片によりバネ7dを押圧しているので、カムの位置によりバネの強さが調節されることになる。バネが強くなると爪7eの回動がそれだけ制限され爪7eが回動しにくくなる。すなわち、ドラグ状態における拘束力は、調整ネジ7aを回してカム7bの位置を調整することで変えることができる。
爪7eはギア7fに係合しており、ギア7fが回動する際には、爪7eが回動しなければ回動できないようになっている。一方、爪7eの回動はバネ7dによって拘束されている。すなわち、バネの力を超える回動力を爪7eに与える程度の大きな力でギアを回動させなけれればギアは回らない。ギア7fはリール6に固定されているので、リードが繰り出される力に対してこの爪7eを回動させる力が拘束力となる。この拘束力はバネの力を調節することで調節することができる。ドラグ調整ネジ7aを適当な位置に回動させると、カム7bが押圧体7cのカム係合片7cbに当たり、押圧体7cの位置を拘束する。押圧体7cはバネ係合片によりバネ7dを押圧しているので、カムの位置によりバネの強さが調節されることになる。バネが強くなると爪7eの回動がそれだけ制限され爪7eが回動しにくくなる。すなわち、ドラグ状態における拘束力は、調整ネジ7aを回してカム7bの位置を調整することで変えることができる。
切り替えスイッチ2は、ケーシングの外部に表出する操作のための操作ボタン2a、操作ボタン2aに連結するリール6の2枚の鍔6aの外周に係合するロック凸部2d、同じく操作ボタン2aに係合するドラグ状態の切り替えを行うためのドラグ切り替え杆2b、切り替えスイッチのスライド方向を規制する長穴2fと、長穴2f内に位置するケーシングに固定されるピン2eを有する。ロック凸部2dがリール6の鍔6aに係合することでリール6の回転は固定されロック状態となる。
図5にドラグ切り替え杆2bの先端近傍の拡大側面図を示し、図6にギア7fのリール側の面の拡大図を示す。ギア7fのリール側の面には輪状のリング突起7faが設けられている。一方、ドラグ切り替え杆2bの先端近傍にはこのリング突起7faに係合し、これをリールと反対側に押し出す切り替え突起2baが設けられている。ギア7fは通常は図示しないバネによりリール側に押し付けられており、この状態ではドラグ機構の爪7eとギア7fとは係合していない。ドラグ切り替え杆2bが先端方向に移動し、切り替え突起2bがギア7fのリング突起7faと係合することで、ギア7fはリールと反対側に押し出され、これによってギア7fは爪7eと係合してドラグ状態となる。なお、この状態では、まだ、ロック凸部2dは鍔6aには係合していない。また、ドラグ切り替え杆2bは長穴2bbによりリール6の軸6bと係合している。
図5にドラグ切り替え杆2bの先端近傍の拡大側面図を示し、図6にギア7fのリール側の面の拡大図を示す。ギア7fのリール側の面には輪状のリング突起7faが設けられている。一方、ドラグ切り替え杆2bの先端近傍にはこのリング突起7faに係合し、これをリールと反対側に押し出す切り替え突起2baが設けられている。ギア7fは通常は図示しないバネによりリール側に押し付けられており、この状態ではドラグ機構の爪7eとギア7fとは係合していない。ドラグ切り替え杆2bが先端方向に移動し、切り替え突起2bがギア7fのリング突起7faと係合することで、ギア7fはリールと反対側に押し出され、これによってギア7fは爪7eと係合してドラグ状態となる。なお、この状態では、まだ、ロック凸部2dは鍔6aには係合していない。また、ドラグ切り替え杆2bは長穴2bbによりリール6の軸6bと係合している。
切り替えスイッチ2による動作を以下に簡単に説明する。まず、操作ボタン2がリールから最も離れた位置にある状態においてロック凸部2dはリール6の鍔6aに係合しておらず、また、ドラグ切り替え杆2bの切り替え突起2bもギア7fのリング突起7faと係合していないフリー状態となっている。この状態で、操作ボタン2aをリール側へスライドさせると、最初に、ドラグ切り替え杆2bの切り替え突起2bがギア7fのリング突起7faと係合し、ギア7fがドラグ機構の爪7eの方へ押し出されて係合することで、リール6はドラグ状態となる。さらに、操作ボタン2aリール側へスライドさせると、ロック凸部2dはリール6の鍔6aに係合する。この状態においてドラグ切り替え杆2bの切り替え突起2bはギア7fのリング突起7faの係合をはずれ、さらに、リング突起7faを乗り越えた位置に存する。つまり、操作ボタン2aから指を離してもロック状態で安定した状態となる。また、この状態から、操作ボタン2aを逆にリールから離れる方向にスライドさせることで、ドラグ状態、フリー状態へと移行させることができる。
自動ドラグ状態切換えスイッチ8は、ケーシング1のリード本体3が外部へ通じる穴近傍に設けられる。図7(a)に、自動ドラグ状態切換えスイッチ8の拡大図を示し、図7(b)に図7(a)のD−D断面図を示す。ドラグ状態切り替えスイッチは、ケーシング1のリード本体3が外部へ通じる穴に一体に設けられる円筒状のバネ押さえ8a、リード本体3を通しバネ押さえに先端を押さえられる圧縮バネ8b、圧縮バネ8bの他端に当接し、リード本体3を内部に通してリード本体3上を摺動する摺動円筒部8c、摺動円筒部8cと切り替えスイッチ2の一部とを連結する連結部8f、摺動円筒部8cの後方への動きを規制するケーシング1に固定されるドーナツ状の後部規制部材8g、リード本体3の途中(ここでは、リード本体3の後端1メールあたり)に設けられるそろばん玉状の突起体8eとより構成される。摺動円筒部8c内部には突起体8eの最大径よりも小さな円周上に先端が位置する係合爪8caが4方から対象に取り囲むように設けられている。この係合爪8caは弾性変形可能な合成樹脂でできており、リードが繰り出される方向に移動する場合は、一定以上の力でリード本体が引っ張られると突起体8eが抜けるようになっている。この一定の力は、連動杆8fにより引っ張られる切り替えスイッチ2においてフリー状態からドラグ状態にドラグ切り替え杆2bが動く力よりも大きい値であり、ドラグ状態からロック状態にドラグ切り替え杆2bが動く力よりも小さな値に設定される。また、係合爪8caは突起体8eがリード本体が巻き取られるように移動する場合には、小さな力で抜けるように内側に向かって傾斜している。
このような構成を有するドラグ状態自動切り替えスイッチ8の動作を以下に簡単に説明する。ペットの飼い主は、フリー状態でペットを散歩させているものとする。この状態でリード本体3が引き出されていくと、リード本体3が出きってしまう1メール手前でリード本体3に設けられた突起体8eが、摺動円筒部8c内部の係合爪8caに係合し、摺動円筒部8cをリード本体3の繰り出される方向へ移動させる。この移動により摺動円筒部8cに連結部8fにより連結した切り替えスイッチ2も移動し、切り替えスイッチ2のドラグ切り替え杆2bが移動してドラグ状態となる。さらに、リード本体3が引き出されると突起体8eはドラグ切り替え杆2bがロック状態になるよりも小さな力で摺動円筒部8cを抜けるので、ドラグ状態のまま突起体8eは摺動円筒部8cを抜けて外部に出て行く。この状態ですでにドラグ状態であるので、ペットの動きに拘束力が働き、急な動きを規制することができる。リード本体3が巻き取られる場合には、突起体8eは小さな力で摺動円筒部8cを抜けるので、そのまま、突起部8eはリール
6にリード本体3とともに巻き取られることになる。
このような構成を有するドラグ状態自動切り替えスイッチ8の動作を以下に簡単に説明する。ペットの飼い主は、フリー状態でペットを散歩させているものとする。この状態でリード本体3が引き出されていくと、リード本体3が出きってしまう1メール手前でリード本体3に設けられた突起体8eが、摺動円筒部8c内部の係合爪8caに係合し、摺動円筒部8cをリード本体3の繰り出される方向へ移動させる。この移動により摺動円筒部8cに連結部8fにより連結した切り替えスイッチ2も移動し、切り替えスイッチ2のドラグ切り替え杆2bが移動してドラグ状態となる。さらに、リード本体3が引き出されると突起体8eはドラグ切り替え杆2bがロック状態になるよりも小さな力で摺動円筒部8cを抜けるので、ドラグ状態のまま突起体8eは摺動円筒部8cを抜けて外部に出て行く。この状態ですでにドラグ状態であるので、ペットの動きに拘束力が働き、急な動きを規制することができる。リード本体3が巻き取られる場合には、突起体8eは小さな力で摺動円筒部8cを抜けるので、そのまま、突起部8eはリール
6にリード本体3とともに巻き取られることになる。
本発明に係るペット用リードはこのような構成を有するので、ペットを散歩させる状況に応じてフリー状態、ロック状態に加えて、ペットの動きをある程度拘束するドラグ状態とすることができ、また、フリー状態から急にペットが走り出すような場合でも、自動的にドラグ状態となるので、リードが出きってしまう前にペットの動きを規制してより安全なペットの散歩を実現することができる。
X ペット用リール
2 切り替えスイッチ
3 リード本体
6 リール
7 ドラグ機構
8 自動ドラグ状態切り替えスイッチ
2 切り替えスイッチ
3 リード本体
6 リール
7 ドラグ機構
8 自動ドラグ状態切り替えスイッチ
Claims (4)
- ペットを繋ぐための紐状のリード本体と、
前記リード本体を巻き取るリールと、
前記リールからの前記リード本体の繰り出し動作を固定するロック機構と、
前記リールからの前記リード本体の繰り出しを一定の拘束力を加えつつ許容するドラグ機構と、
前記ロック機構が機能するロック状態と、前記ドラグ機構が機能するドラグ状態と、これらの両機構が機能しないフリー状態との切り替えを行う切り替えスイッチと
を有するペット用リード - 前記ドラグ機構は、前記拘束力を変えることができる請求項1に記載のペット用リード。
- 前記ペット用リードにおいて、さらに、
前記リード本体の途中に設けられる突起物である突起体と、
前記フリー状態において前記リールから前記リード本体が繰り出される際に、前記突起体に係合し、前記リード本体が繰り出される力によって前記ドラグ状態に切り替え、その後、前記係合体との係合が解除される自動ドラグ状態切り替えスイッチと
を有する請求項1又は2に記載のペット用リード。 - 前記自動ドラグ状態切り替えスイッチは、
内周面の少なくとも一部に前記突起体に係合する弾性体を有する筒部と、
この筒部と前記切り替えスイッチとに連結され、前記リードの繰り出し方向への移動により、前記ドラグ機構を機能させる状態にする連結部とにより構成される
請求項3に記載のペット用リード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004195276A JP2006014649A (ja) | 2004-07-01 | 2004-07-01 | ペット用リード |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006014649A true JP2006014649A (ja) | 2006-01-19 |
Family
ID=35789434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004195276A Pending JP2006014649A (ja) | 2004-07-01 | 2004-07-01 | ペット用リード |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006014649A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013541948A (ja) * | 2010-09-27 | 2013-11-21 | エク,ジョセフ | 自動ブレーキ機構を有する伸縮リーシュ |
JP2022508477A (ja) * | 2019-01-14 | 2022-01-19 | ポーラー メタリ オーワイ | 引き紐組立体 |
-
2004
- 2004-07-01 JP JP2004195276A patent/JP2006014649A/ja active Pending
Cited By (3)
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JP2013541948A (ja) * | 2010-09-27 | 2013-11-21 | エク,ジョセフ | 自動ブレーキ機構を有する伸縮リーシュ |
JP2022508477A (ja) * | 2019-01-14 | 2022-01-19 | ポーラー メタリ オーワイ | 引き紐組立体 |
JP7109834B2 (ja) | 2019-01-14 | 2022-08-01 | ゲントリーシュ オーワイ | 引き紐組立体 |
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