JP2006014169A - ネットワーク自動接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】DHCPで複数のプライベートアドレスを付与するサービスに対応しインターネットの自動設定を行うルータを提供する。
【解決手段】このルータは、広域ネットワーク(WAN)に対してPPPoEによるパケット送信要求とDHCPによるパケット送信要求を行う手段と、広域ネットワーク(WAN)からの応答がDHCPかPPPoEかに応じて動作モードをいずれかの一方のモードに設定する第1の自動設定手段と、DHCPモードで動作モードを設定する場合、DHCPによるパケット送信要求を再度行い、2つめのアドレスが割り当てられたか否かによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定する第2の自動設定手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばインターネットに接続するブロードバンドルータ等のネットワーク自動接続装置に関する。
従来のブロードバンドルータ(以下ルータと称す)には、PPPoE、DHCPの手動設定機能と、設定内容(PPPoE設定か、DHCP設定か)に応じたインターネット接続動作を行う機能があるが、手動設定なため、ユーザが誤った設定を行うと、コンピュータは、ルータを介してインターネットに接続できず、例えばルータが購入したばかりのものの場合、ルータ自体の不具合か、設定の間違いなのかをユーザは判断できず、良品のルータが販売店に返品されることがあった。
そこで、ルータ自らが回線の状態(PPPoEかDHCPか)を自動的に判定し設定する機能が既に考案されている。この種の先行技術としては、ネットワーク接続装置がネットワーク接続用機器(ルータ)を介してネットワーク(インターネット等)に接続する構成において、ネットワーク接続装置が例えばDHCPを用いた第1方式による接続手段によってネットワークへ接続を試み、この方式による接続が適合しない場合に、PPPoEを用いた第2方式によってネットワークへ接続を行い、この結果、ネットワーク接続用機器の種別を判定することで、ネットワークへの接続形態を意識せずに、ネットワークへの接続を簡単に実行できるようにした技術が公開されている(例えば特許文献1参照)。
2003−283589号公報、段落番号[0024]〜[0029]等
ところで、最近では、インターネット接続事業者間の競争が激化しており、さまざまなサービスが行われている。
例えば同軸ケーブルを利用してインターネット接続を行うインターネット接続事業者は、DHCPの接続形態をとるが、ユーザの使い勝手を考慮して、ユーザに対して複数のプライベートアドレスを割り当てる事業者がある。
しかしながら、上記先行技術では、そこまでの判定や自動接続設定は行えず、ユーザは、自身が契約しているインターネット接続事業者のサービス形態を知った上で手動操作でルータを設定するしかなく、結局のところ、ユーザは、それなりの知識を持っていないと、ルータの設定が行えず、コンピュータをインターネットに接続することができないという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、さまざまなインターネット接続サービスに対応しネットワークの自動設定を行うことのできるネットワーク自動接続装置を提供することを目的としている。
上記した課題を解決するために、本発明のネットワーク自動接続装置は、広域ネットワークに対してPPPoEによるパケット送信要求とDHCPによるパケット送信要求を行う手段と、広域ネットワークからの応答がDHCPかPPPoEかに応じて動作モードをいずれかの一方のモードに設定する第1の自動設定手段と、前記第1の自動設定手段によりDHCPモードで動作モードを設定する場合、DHCPによるパケット送信要求を再度行い、2つめのアドレスが割り当てられたか否かによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定する第2の自動設定手段とを具備したことを特徴とする。
本発明では、第1の自動設定手段で広域ネットワークがDHCPによる接続かPPPoEによる接続かを判別および設定する。ここで、DHCPによる接続の場合、広域ネットワークに対してDHCPによるパケット送信要求を再度行い、2つめのアドレスが割り当てられたか否かによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定するので、複数のアドレスを割り当てるネットワーク接続サービスに対応してNATを構成する設定とするか、ブリッジモードで動作する設定とするかのネットワーク自動接続装置のネットワーク設定を自動的に行うことができる。
本発明のネットワーク自動接続装置は、広域ネットワークに対してPPPoEによるパケット送信要求とDHCPによるパケット送信要求を行う手段と、広域ネットワークからの応答がDHCPかPPPoEかに応じて動作モードをいずれかの一方のモードに設定する第1の自動設定手段と、前記第1の自動設定手段によりDHCPモードで動作モードを設定する場合、広域ネットワークからの応答に含まれるアドレスがプライベートアドレスかそれ以外のアドレスかによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定する第2の自動設定手段とを具備したことを特徴とする。
本発明では、第1の自動設定手段で広域ネットワークがDHCPによる接続かPPPoEによる接続かを判別および設定する。ここで、DHCPによる接続の場合、本発明では、第1の自動設定手段で広域ネットワークがDHCPによる接続かPPPoEによる接続かを判別および設定する。ここで、DHCPによる接続の場合、広域ネットワークからの応答に含まれるアドレスがプライベートアドレスかそれ以外のアドレスかによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定するので、プライベートアドレスを割り当てるネットワーク接続サービスに対応してNATを構成する設定とするか、ブリッジモードで動作する設定とするかのネットワーク自動接続装置のネットワーク設定を自動的に行うことができる。
以上説明したように本発明によれば、さまざまなインターネット接続サービスに対応しネットワークの自動設定を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る一つの実施の形態のルータの構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態のルータは、ルータ本体1に、PPPoE判別部2、DHCP判別部3、PPPoE送信部4、PPPoE受信部5、DHCP送信部6、DHCP受信部7、ネットワークインタフェース8、PPPoE設定部9およびDHCP設定部10を有するルーティング部11、ルータモード設定部12、NAT部14およびブリッジ部15を有するLAN側動作部13、ルータ管理部16を備えている。
このルータは、電源スイッチ、CPU、メモリ、LCD表示部、ビープ音発生部等を備えている。メモリは、フラッシュメモリであり、電源がオフされた場合でもルータ本体1に設定された各種機能の設定内容が保持される。
PPPoEとは、Point-to-Point Protocol over Ethernetの略称である。PPPoEは、イーサネットよりADSLモデムにて広域ネットワークであるWANに接続する際に使われるプロトコルである。イーサネット(Ethernet)は、登録商標である。DHCPとは、Dynamic Host Configuration Protocolの略称である。DHCPは、DHCPサーバが、クライアントに対して、起動時に動的にIPアドレスを割り当て、終了時にIPアドレスを回収するためのプロトコルである。
ルータ管理部16は、ルータが初期状態でない場合は、ルータ動作モード判別を行わないで、現在設定されている動作モードで動作する。
初期状態の場合、ルータ管理部16は以下の手順を行う。PPPoE判別部2へパケット判別要求を出す。PPPoE判別部2からの判別結果が正常(PPPoE接続状態)であった場合は、ルータモード設定部12にPPPoEモード設定要求を出す。PPPoE判別部2からの判別結果がエラー(PPPoE未接続状態)であった場合は、次にDHCP判別部3へパケット判別要求を出す。DHCP判別部3からの判別結果が正常(DHCP接続状態)であった場合は、ルータモード設定部12にDHCPモード設定要求を出す。DHCP判別部3からの判別結果がエラー(DHCP未接続状態)であった場合は、ルータ接続モード自動判別ができなかったことを、ビープ音を発生、またはLCD表示部等へメッセージを表示、あるいはエラーログをメモリに記憶する等して、ユーザへ報知(通知)する。
ルータ管理部16に入力される情報は、ルータ初期状態フラグ、PPPoE判別部2からの判別結果(正常/エラー)、DHCP判別部3からの判別結果(正常/エラー)である。ルータ管理部16から出力される情報は、PPPoE判別部2へのパケット判別要求、DHCP判別部3へのパケット判別要求、ルータ動作モード設定要求、ルータ接続モード自動判別不能通知等である。
PPPoE判別部2は、ルータ管理部16からのパケット判別要求を受け付けた場合は、以下の手順を行う。PPPoE送信部4へパケット送信要求を出す。PPPoE受信部5からパケットデータが返却された場合は、WAN上にPPPoEサーバが存在すると判定し、正常(PPPoE接続状態)をルータ管理部16へ返却する。一定時間待ってパケットが受信されない場合は、WAN上にPPPoEサーバが存在しないと判定し、エラー(PPPoE未接続状態)をルータ管理部16へ返却する。
PPPoE判別部2に入力される情報は、ルータ管理部16からのパケット判別要求、PPPoE受信部5からのパケットデータである。PPPoE判別部2から出力される情報は、PPPoE送信部4へのパケット送信要求、ルータ管理部16へのパケット判別結果(正常/エラー)である。
PPPoE送信部4は、PPPoE判別部2からパケット送信要求を受け付けた場合は、以下の手順を行う。PPPoEパケットRequest要求をネットワークインタフェース8を通じてWANへ送信する。PPPoE送信部4に入力される情報はPPPoE判別部2からのパケット送信要求である。PPPoE送信部4から出力される情報はPPPoEパケットRequestである。
PPPoE受信部5は、WAN上のPPPoEサーバからの応答があった場合は、以下の手順を行う。受信したパケットデータをPPPoE判別部2へ返却する。PPPoE受信部5に入力される情報は、PPPoEパケットResponseである。PPPoE受信部5より出力される情報は、PPPoE判別部2へのパケットデータである。
DHCP判別部3は、ルータ管理部16からのパケット判別要求を受け付けた場合は、以下の手順を行う。DHCP送信部6へパケット送信要求を出す。DHCP受信部7からパケットデータが返却された場合は、WAN上にDHCPサーバが存在すると判定し、正常(DHCP接続状態)をルータ管理部16へ返却する。一定時間待ってパケットが受信されない場合は、WAN上にDHCPサーバが存在しないものと判定し、エラー(DHCP未接続状態)をルータ管理部16へ返却する。
DHCP判別部3に入力される情報は、ルータ管理部16からのパケット判別要求、DHCP受信部7からのパケットデータである。DHCP判別部3より出力される情報は、DHCP送信部6へのパケット送信要求、ルータ管理部16へのパケット判別結果(正常/エラー)である。
DHCP送信部6は、DHCP判別部3からパケット送信要求を受け付けた場合は、以下の手順を行う。DHCPパケットRequest要求を送信する。
DHCP送信部6に入力される情報は、DHCP判別部3からのパケット送信要求である。DHCP送信部6より出力される情報は、DHCPパケットRequestである。
DHCP受信部7は、DHCPサーバからの応答があった場合は、以下の手順を行う。受信したパケットデータをDHCP判別部3へ返却する。DHCP受信部7に入力される情報は、DHCPパケットResponseである。DHCP受信部7より出力される情報は、DHCP判別部へのパケットデータである。
ルータモード設定部12は、ルータ管理部16から動作モード設定要求を受け付けた場合に以下の手順を行う。動作モードがPPPoEの場合は、ルータ本体1の動作モードを「PPPoEモード」に設定する。動作モードがDHCPの場合は、ルータ本体1の動作モードを「DHCPモード」に設定する。動作モードが設定できた場合は、ルータ初期状態を解除する。「DHCPモード」には、さらに「イーサネットモード」と「ブリッジモード」がある。「イーサネットモード」は、WAN側に1つグローバルアドレスを振って、LAN側との間にNATを組む動作モードである。「ブリッジモード」は、NATをはずして、内部ネットワークのLANとLANを直接つなぐ動作モードである。
ルータモード設定部12より出力される情報は、LAN側動作部13への動作モード要求である。ルータモード設定部12に入力される情報は、ユーザにより自動設定が指示されたときに発行されるルータ動作モード設定要求である。ルータモード設定部12より出力される情報は、ルーティング部11への動作確認要求、LAN側動作部13への動作要求である。
ネットワークインタフェース8は、PPPoE送信部4からPPPoEパケットRequest要求があった場合は、以下の手順を行う。WAN側への通信要求を行う。WAN側からの通信結果を受信する。
ネットワークインタフェース8は、DHCP送信部6からDHCPパケットRequest要求があった場合は、以下の手順を行う。WAN側への通信要求を行う。WAN側からの通信結果を受信する。
ネットワークインタフェース8に入力される情報はWAN側からの通信結果、PPPoEパケットRequest、DHCPパケットRequestである。
ネットワークインタフェース8より出力される情報は、WAN側への通信要求、PPPoEパケットResponse、DHCPパケットResponseである。
ルーティング部11は、ルータモード設定部12からPPPoE動作確認要求があった場合に以下の手順を行う。PPPoE送信部4へパケット送信要求を出す。PPPoE受信部5からのパケットを受信する。
また、ルーティング部11は、ルータモード設定部12からDHCP動作確認要求があった場合、以下の手順を行う。DHCP送信部6へパケット送信要求を出す。DHCP受信部7からのパケットを受信する。ルーティング部11に入力される情報は、ルータモード設定部12からのPPPoE動作確認要求、ルータモード設定部12からDHCP動作確認要求、PPPoE受信部5からのパケットデータ、DHCP受信部7からのパケットデータである。ルーティング部11より出力される情報は、PPPoE送信部4へのパケット送信要求、DHCP送信部6へのパケット送信要求である。
LAN側動作部13は、ルータモード設定部12から動作要求があった場合に以下の手順を行う。ルータ本体1を動作要求モードで動作させる。ネットワークインタフェース8からの要求をLAN側に伝える。LAN側からの要求をネットワークインタフェース8へ伝える。ルータモード設定部12からLAN側動作部13に対して、例えばNAT構成要求があった場合、NAT部14は、Network Address Translation(以下NATと称す)を構成することで、内部のみで通用するプライベートIPアドレス(プライベートアドレス)と、インターネットアクセスに利用できる本来のグローバルなIPアドレス(グローバルアドレス)とを相互に変換し、ローカルなIPアドレス(ローカルアドレス)しか割り当てられていないノードから、透過的にインターネットへアクセスできるようにする。
ルータモード設定部12からLAN側動作部13に対して、例えばブリッジ動作要求があった場合、ブリッジ部15は、ルータ本体1をブリッジ装置として動作させる。
LAN側動作部13に入力される情報は、ネットワークインタフェース8側からの要求、LAN側からの要求である。LAN側動作部13より出力される情報は、ネットワークインタフェース8側への要求、LAN側への要求である。
図2に示すように、PPPoE判別部2は、PPPoE送受信管理部21を有している。PPPoE送受信管理部21は、ルータ管理部16からの指示(パケット判別要求)を受信すると、PPPoE送信部4へパケット送信要求を送信し、この要求に対してPPPoE受信部5からパケットデータが返信された場合は、正常(PPPoE接続状態)をルータ管理部16へ返却する。一定時間待ってパケットが受信されない場合は、WAN上にPPPoEサーバが存在しないと判定し、エラー(PPPoE未接続状態)をルータ管理部16へ返却する。
DHCP判別部3は、複数の実施例がある。例えば図3に示すように、第1実施例のDHCP判別部3(タイプA)は、DHCP送受信管理部31を有している。DHCP送受信管理部31は、ルータ管理部16からのパケット判別要求を受け付けた場合、DHCP送信部6へパケット送信要求を出す。DHCP受信部7からパケットデータが返却された場合、WAN上にDHCPサーバが存在すると判定し、正常(DHCP接続状態)をルータ管理部16へ返却する。一定時間待ってパケットが受信されない場合は、WAN上にDHCPサーバが存在しないものと判定し、エラー(DHCP未接続状態)をルータ管理部16へ返却する。
図4に示すように、ルータ管理部16は、PPPoE判別処理部17、DHCP判別処理部18、エラー処理部19を有している。PPPoE判別処理部17は、電源投入時にメモリに記憶されているフラグをチェックし、初期状態か否かの判別処理を行う。例えばメモリに初期状態フラグが記憶されていた場合、ルータ本体1が初期状態と判定し、パケット判別要求をPPPoE判別部2へ送信し、この要求に対する応答としてPPPoE判別部2より正常(PPPoE接続状態)が受信された場合、接続(使用)されている回線をADSL回線と判定し、ルータモード設定部12に対してPPPoEモード設定要求を出力する。また、PPPoE判別処理部17は、PPPoE判別部2よりエラー(PPPoE未接続状態)が受信された場合、接続(使用)されている回線が不明と判定し、パケット判別要求をDHCP判別処理部18へ依頼するコマンドを発行する。
DHCP判別処理部18は、PPPoE判別処理部17からのコマンドを受け取ると、パケット判別要求をDHCP判別部3へ送信する。この要求に対する応答としてDHCP判別部3より正常(DHCP接続状態)が受信されると、接続(使用)されている回線をイーサネット回線と判定し、ルータモード設定部12に対してイーサネットモード設定要求を出力する。また、DHCP判別処理部18は、DHCP判別部3よりエラー(DHCP未接続状態)が受信された場合、接続(使用)されている回線が不明と判定し、エラー処理部19へルータ接続モード自動判別不能通知コマンドを発行する。
エラー処理部19は、DHCP判別処理部18からのルータ接続モード自動判別不能通知コマンドを受け取ると、ルータ接続モード自動判別ができなかったものと判定し、ビープ音を発生、またはLCD表示部等へルータ接続モード自動判別不能の旨のメッセージを表示、あるいはエラーログをメモリに記憶する等して、ユーザへ報知(通知)する。
このルータは、WANに対してPPPoEによるパケット送信要求とDHCPによるパケット送信要求を行う手段(PPPoE判別部2、PPPoE送信部4、DHCP判別部3、DHCP送信部6)と、WANからの応答を受信する手段(PPPoE受信部5、DHCP受信部7)と、WANから受信されたパケットがDHCPかPPPoEかに応じて動作モードをいずれかの一方のモードに設定する第1の自動設定手段(ルータ管理部16、ルータモード設定部12)と、この第1の自動設定手段によりDHCPモードで動作モードを設定する場合、DHCPによるパケット送信要求を再度行い、2つめのアドレスが割り当てられたか否かによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定する第2の自動設定手段(DHCP再送受信管理部32、ルータ管理部16、LAN側動作部13)とを備える。
このルータは、WANに対してPPPoEによるパケット送信要求とDHCPによるパケット送信要求を行う手段(PPPoE判別部2、PPPoE送信部4、DHCP判別部3、DHCP送信部6)と、WANからの応答を受信する手段(PPPoE受信部5、DHCP受信部7)と、WANから受信されたパケットがDHCPかPPPoEかに応じて動作モードをいずれかの一方のモードに設定する第1の自動設定手段(ルータ管理部16、ルータモード設定部12)と、DHCPモードで動作モードを設定する場合、WANからの応答に含まれるアドレスがプライベートアドレスかそれ以外のアドレスかによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定する第2の自動設定手段(プライベートアドレス判別部33、ルータ管理部16、LAN側動作部13)とを備える。
以下に、この実施形態のルータの動作を説明する。
まず、図5を参照してこの実施形態のルータの起動時の動作を説明する。
この実施形態のルータの場合、ユーザによって電源スイッチがオンされて電源が投入されると、ルータ管理部16は、メモリに記憶されているフラグをチェックし、初期状態か否かの判別処理を行う(ステップ101)。なお、以下ステップをSと称す。
例えばメモリに初期状態フラグがセット(記憶)されていない場合(S101のNo)、ルータ管理部16は、インターネット接続のための初期接続設定済みと判定し、現在、メモリに設定されている設定内容(設定状態)でルータ本体1の各部を動作させる(S102)。
一方、例えばメモリに初期状態フラグが記憶されていた場合(S101のYes)、ルータ管理部16は、ルータ本体1が初期状態と判定し、パケット判別処理を実行することで(S103)、インターネット接続のための初期接続設定を行う。
続いて、図6を参照して上記S103のパケット判別処理の詳細について説明する。
パケット判別処理では、ルータ管理部16は、パケット判別要求をPPPoE判別部2へ送信する(S201)。
このパケット判別要求をPPPoE判別部2が受信すると、PPPoE判別部2は、パケット送信要求をPPPoE送信部4へ送信し(S202)、タイマ動作を開始して一定時間待機する(S203)。
PPPoE判別部2から送信されたパケット送信要求がPPPoE送信部4に受信されると、PPPoE送信部4は、PPPoE用のパケットをネットワークインタフェース8を通してWANへ送信し、パケットに対する応答パケットが受信されるか否かによってPPPoEサーバが存在するか否かを確認する(S204)。
PPPoE受信部5は、応答パケットが受信されるのを待機しており、応答パケット受信されると(S205)、正常を示すパケットをPPPoE判別部2へ送信する。
PPPoE判別部2は、タイマ動作期間中に、PPPoE受信部5から応答パケットが返信されずに、タイムアウトすると(S206のNo)、PPPoEサーバが存在しないものと判定し、エラーをルータ管理部16へ返信する(S207)。
また、PPPoE判別部2は、タイマ動作期間中に、PPPoE受信部5から正常を示すパケット(PPPoE接続状態)が受信された場合(S206のYes)、接続(使用)されている回線をADSL回線と判別し、動作モードがPPPoEであることをルータ管理部16へ返信(通知)する(S208)。
ルータ管理部16は、PPPoE判別部2より、動作モードがPPPoEであることが通知されると(S209のYes)、ルータモード設定部12に対してPPPoEモード設定要求を出力する(S210)。なお、動作モードがPPPoEであることが通知されなかった場合は(S209のNo)、DHCP判別部3へパケット送信要求を送信し、DHCP判別部3の処理結果を待つ(S211)。動作モードがPPPoEであることが通知されなかった場合には、所定時間以内に応答パケットが返信されなかった場合と、所定時間以内にエラーパケットが受信された場合の2つのケースがある。
上記S207、S211の待機中にエラーが返信された場合、ルータ管理部16は、メモリのPPPoE要求結果とDHCP要求結果の欄にエラーフラグを設定する。
そこで、ルータ管理部16は、PPPoE判別部2およびDHCP判別部3等へ要求を行った後、メモリにエラーフラグが設定されているか否かをチェックする(S212)。
このチェックの結果、メモリにエラーフラグが設定されていた場合(S212のYes)、ルータ管理部16は、エラー処理を行う(S213)。
また、上記チェックの結果、メモリにエラーフラグが設定されていなかった場合(S212のNo)、ルータ管理部16は、ルータモード設定部12に対して送信したPPPoEモード設定要求に対する設定結果がルータモード設定部12から受信されるのを待機する。
ルータモード設定部12は、PPPoEモード設定要求が受信されると、メモリのルータ動作モードをPPPoEモードに設定すると共に(S214)、メモリに設定されている初期状態フラグを削除し、ルータ初期化状態を解除する(S215)。その後、ルータモード設定部12は、メモリへの設定結果をルータ管理部16へ返信する。
続いて、図7を参照して上記S2011のDHCP判別処理の詳細について説明する。
DHCP判別処理の場合、ルータ管理部16は、パケット判別要求をDHCP判別部3へ送信する(S301)。
このパケット判別要求をDHCP判別部3が受信すると、DHCP判別部3は、パケット送信要求をDHCP送信部6へ送信し(S302)、タイマ動作を開始して一定時間待機する(S303)。
DHCP判別部3から送信されたパケット送信要求がDHCP送信部6に受信されると、DHCP送信部6は、IPアドレス割り当て要求(DHCP用のパケット)をネットワークインタフェース8を通してWANへ送信し、DHCP用のパケットに対する応答パケットが受信されるか否かによってDHCPサーバが存在するか否かを確認する(S304)。
DHCP受信部7は、IPアドレス割り当て結果(応答パケット)が受信されるのを待機しており、応答パケット受信されると(S305)、正常を示すパケットをDHCP判別部3へ送信する。
DHCP判別部3は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から応答パケットが返信されずに、タイムアウトすると(S306のNo)、WAN上にDHCPサーバが存在しないものと判定し、エラーをルータ管理部16へ返信する(S307)。
また、DHCP判別部3は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から正常を示すパケット(DHCP接続状態)が受信された場合(S306のYes)、接続(使用)されている回線をイーサネット回線と判別し、動作モードがDHCPであることをルータ管理部16へ返信(通知)する。
ルータ管理部16は、DHCP判別部3より、動作モードがDHCPであることが通知されると、ルータモード設定部12に対してDHCPモード設定要求を出力する(S308)。
なお、上記動作例では、初めにPPPoEの判別処理を行い、この判別結果がエラーであれば、DHCPの判別処理を行う手順であったが、初めにDHCPの判別処理を行い、この判別結果がエラーであれば、PPPoEの判別処理を行う手順としてもよい。
次に、DHCP判別部3の複数の実施例のうちの第2実施例のDHCP判別部3(タイプB)について説明する。
図8に示すように、第2実施例のDHCP判別部3(タイプB)は、DHCP送受信管理部31とDHCP再送受信管理部32とを有している。DHCP送受信管理部31は、ルータ管理部16からのパケット判別要求を受け付けた場合、DHCP送信部6へパケット送信要求を出力する。DHCP受信部7からパケットデータがDHCP送受信管理部31に返信された場合、DHCP送受信管理部31は、WAN上にDHCPサーバが存在すると判定し、その旨(正常)をDHCP再送受信管理部32へ出力する。一定時間待ってパケットが受信されない場合、DHCP送受信管理部31は、WAN上にDHCPサーバが存在しないものと判定し、その旨(異常)をDHCP再送受信管理部32へ出力する。
図9を参照してこの第2実施例のDHCP判別部3(タイプB)を用いたルータの動作を説明する。
ルータの動作としては、図6に示したパケット判別処理全体では同じであり、その中で、S211のDHCP判別処理が異なるので、そのDHCP判別処理について説明する。
DHCP判別処理の場合、ルータ管理部16は、パケット判別要求をDHCP判別部3へ送信する(図9のS401)。
このパケット判別要求をDHCP判別部3のDHCP送受信管理部31が受信すると、DHCP送受信管理部31は、パケット送信要求をDHCP送信部6へ送信し(S402)、タイマ動作を開始して一定時間待機する(S403)。
DHCP送受信管理部31から送信されたパケット送信要求がDHCP送信部6に受信されると、DHCP送信部6は、IPアドレス割り当て要求(DHCP用のパケット)をネットワークインタフェース8を通してWANへ送信し、DHCP用のパケットに対する応答パケットが受信されるか否かによってDHCPサーバが存在するか否かを確認する(S404)。
DHCP受信部7は、IPアドレス割り当て結果(応答パケット)が受信されるのを待機しており、応答パケット受信されると(S405)、正常を示すパケットをDHCP送受信管理部31へ送信する。
DHCP送受信管理部31は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から応答パケットが返信されずに、タイムアウトすると(S406のNo)、WAN上にDHCPサーバが存在しないものと判定し、「エラー」をルータ管理部16へ返信しDHCP判別処理を終了する。
また、DHCP送受信管理部31は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から正常を示すパケット(DHCP接続状態)が受信された場合(S406のYes)、DHCPサーバよりIPアドレスが一つ割り当てられたものと判別し、接続(使用)されている回線をイーサネット回線と判別し、DHCP再送受信管理部32に対して2つ目のIPアドレスを割り当ててもらうためのIPアドレス割り当て要求(DHCP用のパケット)の再送(2回目の要求)を依頼する再送要求コマンドを送る。
DHCP再送受信管理部32は、再送要求コマンドを受信すると、パケット送信要求をDHCP送信部6へ送信し(S407)、タイマ動作を開始して一定時間待機する(S408)。
DHCP再送受信管理部32から送信されたパケット送信要求がDHCP送信部6に受信されると、DHCP送信部6は、2回目のIPアドレス割り当て要求(DHCP用のパケット)をネットワークインタフェース8を通してWANへ送信し、DHCP用のパケットに対する応答パケットが受信されるか否かによってDHCPサーバが存在するか否かを確認する(S409)。
DHCP受信部7は、IPアドレス割り当て結果(応答パケット)が受信されるのを待機しており、応答パケット受信されると(S410)、正常を示すパケットをDHCP再送受信管理部32へ送信する。
DHCP再送受信管理部32は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から応答パケットが返信されずに、タイムアウトすると(S411のNo)、WAN上のDHCPサーバよりIPアドレスが一つだけ割り当てられるサービスのイーサネット回線であるものと判定し、動作モードを「イーサネット」としてルータ管理部16へ返信する(S412)。
また、DHCP再送受信管理部32は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から正常を示すパケット(DHCP接続状態)が受信された場合(S411のYes)、DHCPサーバより2つ目のIPアドレスが割り当てられたものと判別し、動作モードを「ブリッジ」としてルータ管理部16へ返信する(S413)。
上記により、ルータ管理部16には、DHCP送受信管理部31あるいはDHCP再送受信管理部32より、DHCP判別結果として「エラー」、動作モードとして「イーサネット」、動作モードとして「ブリッジ」という3つの情報のいずれか一つが返信されるので、ルータ管理部16は、動作モードを、返信された設定にする要求をルータモード設定部12へ出力する(S414)。
ルータモード設定部12は、ルータ管理部16からの要求に従って、DHCP設定部10にDHCPの設定を行う。また、ルータモード設定部12は、LAN側動作部13に対してNATを構成するか、他のルータと接続するようにブリッジ動作させるか通知する。
LAN側動作部13は、この通知に従って、NATを構成してルーチング動作するか、他のルータと接続するようにブリッジ動作する。
次に、DHCP判別部3の複数の実施例のうちの第3実施例のDHCP判別部3(タイプC)について説明する。
図10に示すように、第3実施例のDHCP判別部3(タイプC)は、DHCP送受信管理部31とプライベートアドレス判別部33とを有している。DHCP送受信管理部31は、ルータ管理部16からのパケット判別要求を受け付けた場合、DHCP送信部6へパケット送信要求を出力する。DHCP受信部7からパケットデータがDHCP送受信管理部31に返信された場合、DHCP送受信管理部31は、WAN上にDHCPサーバが存在すると判定し、その旨(正常)をプライベートアドレス判別部33へ出力する。一定時間待ってパケットが受信されない場合、DHCP送受信管理部31は、WAN上にDHCPサーバが存在しないものと判定し、その旨(異常)をプライベートアドレス判別部33へ出力する。
プライベートアドレス判別部33には、予めアドレステーブルが設定(記憶)されている。アドレステーブルには、プライベートアドレスとして指定可能な範囲のアドレス情報(192.168.△△.100〜192.168.△△.200、192.168.□□.0〜192.168.□□.255等)が記憶されており、受信されたDHCP接続状態パケットよりIPアドレスを抽出し、抽出したIPアドレスがアドレステーブルのアドレス情報の範囲内に存在するか否かを判別する。
図11を参照してこの第3実施例のDHCP判別部3(タイプC)を用いたルータの動作を説明する。
ルータの動作としては、図6に示したパケット判別処理全体では同じであり、その中で、S211のDHCP判別処理が異なるので、そのDHCP判別処理について説明する。
DHCP判別処理の場合、ルータ管理部16は、パケット判別要求をDHCP判別部3へ送信する(図11のS501)。
このパケット判別要求をDHCP判別部3のDHCP送受信管理部31が受信すると、DHCP送受信管理部31は、パケット送信要求をDHCP送信部6へ送信し(S502)、タイマ動作を開始して一定時間待機する(S503)。
DHCP送受信管理部31から送信されたパケット送信要求がDHCP送信部6に受信されると、DHCP送信部6は、IPアドレス割り当て要求(DHCP用のパケット)をネットワークインタフェース8を通してWANへ送信し、DHCP用のパケットに対する応答パケットが受信されるか否かによってDHCPサーバが存在するか否かを確認する(S504)。
DHCP受信部7は、IPアドレス割り当て結果(応答パケット)が受信されるのを待機しており、応答パケット受信されると(S505)、正常を示すパケットをDHCP送受信管理部31へ送信する。
DHCP送受信管理部31は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から応答パケットが返信されずに、タイムアウトすると(S506のNo)、WAN上にDHCPサーバが存在しないものと判定し、「エラー」をルータ管理部16へ返信し(S507)、DHCP判別処理を終了する。
また、DHCP送受信管理部31は、タイマ動作期間中に、DHCP受信部7から正常を示すパケット(DHCP接続状態パケット)が受信された場合(S506のYes)、受信されたDHCP接続状態パケットをプライベートアドレス判別部33へ出力し、DHCP接続状態パケットにプライベートアドレスが存在するか否かの判別を依頼する。
プライベートアドレス判別部33は、DHCP接続状態パケットが受信されると、DHCP接続状態パケットよりIPアドレスを抽出し、予め設定(記憶)されているアドレステーブルを参照して、抽出したIPアドレスがプライベートアドレスか否かを判別する(S508)。
アドレス判別の結果、抽出したIPアドレスがプライベートアドレスではない場合(S508のNo)、プライベートアドレス判別部33は、動作モードを「イーサネット」としてルータ管理部16へ返信する(S509)。
また、アドレス判別の結果、抽出したIPアドレスがプライベートアドレス(192.168.△△.150等)の場合(S508のYes)、プライベートアドレス判別部33は、WAN上のDHCPサーバよりプライベートアドレスが一つ割り当てられるサービスのイーサネット回線であるものと判定し、動作モードを「ブリッジ」としてルータ管理部16へ返信する(S510)。
上記により、ルータ管理部16には、DHCP送受信管理部31あるいはDHCP再送受信管理部32より、DHCP判別結果として「エラー」、動作モードとして「イーサネット」、動作モードとして「ブリッジ」という3つの情報のいずれか一つが返信されるので、ルータ管理部16は、動作モードを、返信された設定にする要求をルータモード設定部12へ出力する(S511)。
すなわち、この第3実施例のDHCP判別部(タイプC)では、WANからプライベートアドレスが取れた場合、ブリッジ部15でブリッジモードで内部の他のLANと接続する一方、WANからプライベートアドレス以外がきた場合、NAT部14でNATを切って、内部のネットワークをプライベートアドレスにする。
このようにこの実施形態のルータによれば、ルータ接続モードの自動判別および設定機能を備えたことにより、現在ルータが接続されている動作モードがPPPoEかDHCPかを自動で判別し、設定する第1の自動設定手段ので、ユーザは、自宅のネットワーク環境がPPPoEかDHCPかを知らなくてもルータおよびコンピュータのインターネット接続設定を行うことができる。
また、DHCPの接続形態をとるインターネット接続事業者によっては、ユーザに対して複数のIPアドレスを付与する事業者もあるが、本ルータでは、図8の第2実施例のDHCP判別部3(タイプB)のようにDHCP再送受信管理部32(第2の自動設定手段)を設け、上記自動設定動作でルータがDHCPモードで動作する場合、WAN側からIPアドレスが一つしか与えられなかった場合と、二つ以上与えられた場合で、NATを構成してイーサネットモードで動作する必要があるか、ブリッジモードで動作すればよいかをユーザがルータに設定することなしに、自動的に設定でき、ユーザは、このような接続形態を知らなくても、宅内のLAN環境に適した形態でコンピュータをインターネットに容易に接続することができる。
さらに、図10の第3実施例のDHCP判別部3(タイプC)のようにプライベートアドレス判別部33(第3の自動設定手段)を設け、上記自動設定動作でルータがDHCPモードで動作する場合、WANから割り当てられたIPアドレスがプライベートアドレスかそれ以外のアドレスかを判定することで、プライベートアドレスが与えられた場合と、それ以外のアドレスが与えられた場合とで、NATを構成してイーサネットモードで動作する必要があるか、ブリッジモードで動作すればよいかをユーザがルータに設定することなしに、自動的に設定でき、ユーザは、このような接続形態を知らなくても、宅内のLAN環境に適した形態でコンピュータをインターネットに容易に接続することができる。
本発明にかかる一つの実施形態のルータの構成を示す図。 PPPoE判別部の詳細構成を示す図。 DHCP判別部(タイプA)の詳細構成を示す図。 ルータ管理部の詳細構成を示す図。 このルータの概要動作を示すフローチャート。 このルータの動作モード自動判別動作を示すフローチャート。 このルータのDHCP判別部の処理を示すフローチャート。 DHCP判別部(タイプB)の詳細構成を示す図。 DHCP判別部(タイプB)の場合の動作を示すフローチャート。 DHCP判別部(タイプC)の詳細構成を示す図。 DHCP判別部(タイプC)の場合の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…ルータ本体、2…PPPoE判別部、3…DHCP判別部、4…PPPoE送信部、5…PPPoE受信部、6…DHCP送信部、7…DHCP受信部、8…ネットワークインタフェース、9…PPPoE設定部、10…DHCP設定部、11…ルーティング部、12…ルータモード設定部、13…LAN側動作部、14…NAT部、15…ブリッジ部、16…ルータ管理部、17…PPPoE判別処理部、18…DHCP判別処理部、19…エラー処理部、21…PPPoE送受信管理部、31…DHCP送受信管理部、32…DHCP再送受信管理部、33…プライベートアドレス判別部。

Claims (2)

  1. 広域ネットワークに対してPPPoEによるパケット送信要求とDHCPによるパケット送信要求を行う手段と、
    広域ネットワークからの応答がDHCPかPPPoEかに応じて動作モードをいずれかの一方のモードに設定する第1の自動設定手段と、
    前記第1の自動設定手段によりDHCPモードで動作モードを設定する場合、DHCPによるパケット送信要求を再度行い、2つめのアドレスが割り当てられたか否かによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定する第2の自動設定手段と
    を具備したことを特徴とするネットワーク自動接続装置。
  2. 広域ネットワークに対してPPPoEによるパケット送信要求とDHCPによるパケット送信要求を行う手段と、
    広域ネットワークからの応答がDHCPかPPPoEかに応じて動作モードをいずれかの一方のモードに設定する第1の自動設定手段と、
    前記第1の自動設定手段によりDHCPモードで動作モードを設定する場合、広域ネットワークからの応答に含まれるアドレスがプライベートアドレスかそれ以外のアドレスかによって、動作モードをイーサネットモードかブリッジモードかのいずれか一方に設定する第2の自動設定手段と
    を具備したことを特徴とするネットワーク自動接続装置。
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