JP2006013771A - 画像入出力装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の画像入出力装置は、原稿台に載置される原稿を押さえる原稿カバーと、給紙口の下端から突出するように設けられ印刷媒体を保持する用紙台と、原稿カバーの揺動軸線と給紙口との間から斜め上方に突出するように設けられ用紙台の給紙口近傍の上方を覆う異物避けカバーと、異物避けカバーから延びる原稿落下防止カバーであって、開姿勢にあるときの原稿カバーの押さえ面と同一の平面に交差して延び、原稿カバーを開いたとき原稿が当該原稿落下防止カバーより下方に落下することを防止する原稿落下防止カバーと、を備える。
【選択図】 図1
Description
さらに本発明に係る画像入出力装置では、前記異物避けカバーは、前記筐体に揺動可能に連結されている。この画像入出力装置によると、異物避けカバーを反用紙台側に揺動することにより用紙台の上方が広く開放され、用紙台に印刷媒体を載置する作業が容易になる。
図1〜図4は、本発明の一実施例に係る画像入出力装置としての複合機1の斜視図である。図1に示すように複合機1の筐体はスキャナ部23(図5参照)を収容するスキャナユニット11とプリンタ部18(図5参照)を収容するプリンタユニット12とで構成されており、スキャナユニット11はプリンタユニット12にヒンジにより揺動可能に連結されている。
給紙口17は、原稿カバー13の揺動軸線80(図1参照)の下方でプリンタユニット12の側壁に設けられている開口である。プリンタ部18が画像を印刷する印刷媒体は給紙口17から供給される。
用紙台19は、給紙口17を形成する開口部の下端から斜め上方に突出して設けられている。用紙台19は給紙口17から供給する紙等の印刷媒体を傾斜させて保持し、保持されている印刷用紙は図示しない給紙機構によって一枚づつプリンタ部18に搬送される。
原稿落下防止カバー22は、概ね長方形の板状に形成されている。原稿落下防止カバー22には紙面に垂直な方向の両端部から突出する円柱状の軸部が一体形成されている。異物避けカバー20の図5において上を向く面側には図示しない軸受け部が設けられており、原稿落下防止カバー22は軸部が異物避けカバー20の軸受け部に軸支されることで異物避けカバー20に揺動可能に連結されている。なお、本実施例では原稿落下防止カバー22を異物避けカバー20に揺動可能に連結しているが、揺動不能に連結してもよい。原稿落下防止カバー22は、軸部が異物避けカバー20に軸支され、先端部22aがスキャナユニット11に当接して支持されることによって図示する姿勢で係止される。この姿勢は、異物避けカバー20の反用紙台19側の面20aから、開姿勢にあるときの原稿カバー13の押さえ面と同一の平面75に交差して延びる姿勢である。原稿カバー13の押さえ面とは、本実施例では原稿マット15の面15aに相当する。原稿落下防止カバー22の先端部22aをスキャナユニット11に当接させると、原稿落下防止カバー22を前述した姿勢で係止するための構造を簡素にできる。なお、原稿落下防止カバー22をスキャナユニット11に当接させず、先端部22aがスキャナユニット11から浮いている状態であってもよい。
画像読み取り手段としてのスキャナ部23は、リニアイメージセンサ30、光学系32、第一主走査駆動部36(図7参照)、第一副走査駆動部37(図7参照)、AFE(Analog Front End)部41(図7参照)及びディジタル画像処理部42(図7参照)などを備え、スキャナユニット11に収容されている。
第一主走査駆動部36(図7参照)は、リニアイメージセンサ30を駆動するために必要な駆動パルスをリニアイメージセンサ30に出力する駆動回路である。第一主走査駆動部36は、例えば同期信号発生器、駆動用タイミングジェネレータ等から構成される。
第二主走査駆動部49(図7参照)は、プラテン50の軸と平行に架設されキャリッジ44を摺動可能に保持する摺動軸51、キャリッジモータ52、駆動ベルト53、駆動回路などを備える。キャリッジモータ52がキャリッジ44を駆動ベルト53で牽引することで記録ヘッド43が摺動軸51(主走査方向軸)の軸方向(主走査方向X)に往復移動する。
例えばユーザがスキャナ部23に原稿を読み取らせるとき、原稿台14に原稿を載置した後で、原稿を挟んで止めていたクリップ70を原稿カバー13の上に置いたとする。原稿を読み取らせた後に原稿カバー13上にクリップ70を置いたままであるにもかかわらず不注意により原稿カバー13をそのまま開けてしまったとすると、クリップ70は原稿カバー13から滑り落ちる。クリップ70が原稿落下防止カバー22の上に落下せず異物避けカバー20の上に落ちたとすると、異物避けカバー20は斜め上方に突出する姿勢で係止されているため、クリップ70は異物避けカバー20の上を滑り落ちて異物受け溝21で受けられる。これにより異物が給紙口17から筐体内に入り込むことが防止される。
図8(A)、図8(B)、図9(C)、及び図9(D)は、原稿の落下を防止する作動を説明するための模式図である。なお、これらの図では理解を容易にするため原稿カバー13については原稿マット15だけを示している。
図8(B)は、原稿台14を開放する姿勢にあるときの原稿カバー13、すなわち開いた状態の原稿カバー13を示している。原稿カバー13を開くと原稿Mが原稿カバー13に吸着して持ち上がり、その後、重力により、原稿カバー13の押さえ面15aに沿ってスライドするように筐体の後方に向かって斜めに落下する。図中の矢印は落下する方向を示している。原稿カバー13を開くと、結果として原稿落下防止カバー22は図示するように異物避けカバー20に軸支されている位置から原稿マット15の面15aと同一の面に向かって延び、同一の面に交差して更に延びる姿勢となる。すなわち、原稿カバー13の押さえ面と同一の平面に交差する姿勢となる。
図9(D)は、落下が止まって原稿Mの移動が異物避けカバー20によって止められた状態を示している。原稿Mは原稿落下防止カバー22に当接すると原稿落下防止カバー22の面に沿って方向を変え、異物避けカバー20に向かって原稿落下防止カバー22上を滑り落ちる。落ちた先には異物避けカバー20があるため、原稿Mは異物避けカバー20に当接して停止する。
図10は、異物避けカバー20を揺動したときの原稿落下防止カバー22の作動を説明するための模式図である。原稿落下防止カバー22は異物避けカバー20に揺動可能に連結されているため、異物避けカバー20を反用紙台19側に揺動したとき筐体が原稿落下防止カバー22に当接して原稿落下防止カバー22を揺動する。このため、原稿落下防止カバー22に邪魔されることなく異物避けカバー20を反用紙台19側に揺動できる。従って、原稿落下防止カバー22が移動するための空間を筐体に確保することなく異物避けカバー20を揺動できる。
Claims (5)
- 原稿を載置するための原稿台を有する筐体と、
前記筐体に揺動可能に連結され、前記原稿台に載置される原稿を押さえる原稿カバーと、
前記原稿台に載置された原稿を読み取ってディジタル画像を出力する画像読み取り手段と、
印刷媒体に画像を印刷する印刷手段と、
前記原稿カバーの揺動軸線の下方で前記筐体に設けられる給紙口であって前記印刷手段に印刷媒体を供給するための給紙口と、
前記給紙口の下端から突出するように設けられ、前記印刷媒体を保持する用紙台と、
前記原稿カバーの揺動軸線と前記給紙口との間から斜め上方に突出するように設けられ、前記用紙台の前記給紙口近傍の上方を覆う異物避けカバーと、
前記異物避けカバーから延びる原稿落下防止カバーであって、開姿勢にあるときの前記原稿カバーの押さえ面と同一の平面に交差して延び、前記原稿カバーを開いたとき前記原稿が当該原稿落下防止カバーより下方に落下することを防止する原稿落下防止カバーと、
を備えることを特徴とする画像入出力装置。 - 前記原稿落下防止カバーは、略板状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像入出力装置。
- 前記異物避けカバーは、前記筐体に揺動可能に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像入出力装置。
- 前記原稿落下防止カバーは、前記異物避けカバーに揺動可能に連結されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の画像入出力装置。
- 前記原稿落下防止カバーは、先端部が前記筐体の上面に当接して支持されることを特徴とする請求項4に記載の画像入出力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004186392A JP2006013771A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 画像入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004186392A JP2006013771A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 画像入出力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006013771A true JP2006013771A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35780494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2004186392A Withdrawn JP2006013771A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 画像入出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2006013771A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008216762A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
US9531895B2 (en) | 2011-11-22 | 2016-12-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-function device with image scanning unit and grip portion |
-
2004
- 2004-06-24 JP JP2004186392A patent/JP2006013771A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9531895B2 (en) | 2011-11-22 | 2016-12-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Multi-function device with image scanning unit and grip portion |
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