JP2006011619A - 写真画像処理方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鑑賞に堪えうる程度に画像のざらつきを抑制しながら鮮鋭化するための画像処理を高速に行なうことができる写真画像処理方法を提供する。
【解決手段】 原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出工程と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理工程と、少なくとも顔領域以外の領域データに対してざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理工程とからなり、第一鮮鋭化処理工程は、原画像データから顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、第二鮮鋭化処理工程は、原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに第一鮮鋭化処理工程による処理後の顔領域データを貼り付ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、現像済みの銀塩写真フィルムからフィルムスキャナによって読み込まれた原画像データや、デジタルスチルカメラにより撮影された原画像データを鮮鋭化処理する写真画像処理方法、写真画像処理装置、及び写真画像処理プログラムに関する。
一般的に、銀塩写真の画像をフィルムスキャナで取り込んだデジタル画像を処理して、写真プリンタで出力する場合には、フィルムスキャナやデジタルスチルカメラ等の入力系、及び、写真プリンタ等の出力系夫々の固有の原因により鮮鋭度が低下して出力写真の画質が劣化するという問題があり、劣化した鮮鋭度を回復させるためにラプラシアンフィルタやアンシャープマスクによる鮮鋭化処理が行われていたが、このような鮮鋭化処理においては、画像の鮮鋭度が向上すると、却って顔等の平坦部に粒状ノイズ等が目立ち、ざらついた画像になるという問題があった。このような問題は、銀塩写真に特有の問題ではなく、デジタルスチルカメラ等で撮影されたデジタル画像に対しても、画像の鮮鋭度が向上すると、却ってショットノイズや電気的ノイズ等の種々のノイズが目立つという同様の問題として認識されている。そこで、従来は、原画像の特性を抽出し、抽出した原画像の特性に基づいて夫々異なる鮮鋭化処理を複雑に絡めた種々の画像処理方法が提案されていた。
特開2001−76134公報
しかし、写真画像に対する一般的な鮮鋭化処理の結果、画像のざらつきが特に問題となるのは人物の顔領域程度であるにもかかわらず、上述したような複雑な鮮鋭化処理方法を実行するものでは、画像全体を対象として複雑な演算処理を繰り返し実行する必要があるために処理時間が長くなるという問題があった。特に拡大処理された画像に対しては相当量の時間を要するものとなっていた。
本発明は、上述の従来欠点に鑑み、鑑賞に堪えうる程度に画像のざらつきを抑制しながら鮮鋭化するための画像処理を高速に行なうことができる写真画像処理方法及びその装置等を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明による写真画像処理方法の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、入力された原画像データを鮮鋭化処理する写真画像処理方法であって、前記原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出工程と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理工程と、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理工程とからなる点にある。
上述の構成によれば、顔領域検出工程で原画像データから検出された顔領域とそれ以外の領域に分離され、顔領域とそれ以外の領域とで異なる鮮鋭化処理が実行される。このとき、顔領域に対して実行される第一鮮鋭化処理工程では顔のざらつきが抑制されながら鮮鋭化され、その他の領域に対して実行される第二鮮鋭化処理工程ではざらつき抑制処理が実行されないので、少なくとも第一鮮鋭化処理よりも処理速度が向上する。従って、鮮鋭化のための画像処理全体にかかる処理時間を短縮しながらも、顔領域に関してはざらつきのない鑑賞に堪えうる写真プリントを得ることができるようになるのである。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記第一鮮鋭化処理工程は、前記原画像データから前記顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、前記第二鮮鋭化処理工程は、前記原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、前記第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに前記第一鮮鋭化処理工程による処理後の顔領域データを貼り付けるものである点にある。
上述の構成によれば、第二鮮鋭化処理工程で、原画像に対して領域分離することなく高速に全画像を鮮鋭化処理でき、その処理後の画像に第一の鮮鋭化処理された画像を貼り付けることで効率的に最終画像が得られることとなるのである。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記第一の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理と前記ラプラシアンフィルタ処理の後に生じたエッジを選択的に平滑化するクリップ処理で構成され、前記第二の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理で構成される点にある。
上述の構成によれば、ラプラシアンフィルタ処理により粒状ノイズ等のざらつきが目立つ領域を選択的に抽出して平滑化することにより、効果的にざらつきが抑制されるのである。
本発明による写真画像処理装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項4に記載した通り、入力された原画像データを鮮鋭化処理する鮮鋭化処理手段を備えた写真画像処理装置であって、前記原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出手段と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理手段と、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理手段とからなる点にある。
同第二の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記第一鮮鋭化処理手段は、前記原画像データから前記顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、前記第二鮮鋭化処理手段は、前記原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、前記第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに前記第一鮮鋭化処理手段による処理後の顔領域データを貼り付けるものである点にある。
同第三の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記第一の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理手段と前記ラプラシアンフィルタ処理の後に生じたエッジを選択的に平滑化するクリップ処理手段で構成され、前記第二の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理手段で構成される点にある。
本発明による写真画像処理プログラムの第一の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、コンピュータに、入力された原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出工程と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理工程と、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理工程とを実行させるための写真画像処理プログラムである点にある。
同第二の特徴構成は、同請求項8に記載した通り、上述の第一特徴構成に加えて、前記第一鮮鋭化処理工程は、前記原画像データから前記顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、前記第二鮮鋭化処理工程は、前記原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、前記第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに前記第一鮮鋭化処理工程による処理後の顔領域データを貼り付けるものである点にある。
同第三の特徴構成は、同請求項9に記載した通り、上述の第一または第二特徴構成に加えて、前記第一の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理と前記ラプラシアンフィルタ処理の後に生じたエッジを選択的に平滑化するクリップ処理で構成され、前記第二の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理で構成される点にある。
以上説明した通り、本発明によれば、鑑賞に堪えうる程度に画像のざらつきを抑制しながら鮮鋭化するための画像処理を高速に行なうことができる写真画像処理方法及びその装置等を提供することができるようになった。
以下に本発明による写真画像処理装置を説明する。デジタル方式の写真画像処理装置は、図1及び図2に示すように、撮影済みのネガフィルム(以下、単に「フィルム」と記す。)F等から写真画像を読み取るフィルムスキャナ1aや、デジタルスチルカメラによる撮影画像データが格納されたSDカードやメモリスティック等の各種のカード型メモリM等に対応したメディアドライバ1bを備えた画像データ入力部1と、入力された画像データを格納するハードディスク等でなる画像データ記憶部2と、前記画像データに基づいて画像を表示するモニタ3と、キーボードやマウスを備えた操作入力部4と、前記モニタ3に表示された画像に対する前記操作入力部4を介した各種操作に基づいて、前記画像データを編集処理する画像処理部5と、画像処理後のデータに基づいて印画紙Pを露光して写真プリントを生成する写真プリンタ6と、上述の各ブロックをシステムとして制御するシステムコントローラ7(以下、「コントローラ7」と記す。)を備えて構成される。
前記フィルムスキャナ1aは、前記フィルムFに読取用の照明光を照射する照明光学系10と、前記フィルムFを搬送するフィルム搬送部11と、当該フィルム搬送部11により搬送されたフィルムFに記録されたコマ画像を読み取る画像読取部12と、前記照明光学系10、前記フィルム搬送部11及び前記画像読取部12による画像読取プロセスを制御するスキャナ制御部13を備えて構成される。
前記照明光学系10は、前記フィルムFの搬送方向である副走査方向(図2で矢印で示す)に直交する主走査方向に沿って配置した棒状のハロゲンランプ10aと、前記ハロゲンランプ10aからの光線束の色分布を調整する調光フィルタ10bと、同光線束をスリット状に集光するシリンドリカルレンズ10cと、強度分布を均一にする拡散板10dと、幅狭のスリット10eを備えて構成される。
前記フィルム搬送部11は、図外の搬送モータにより駆動され、長尺のフィルムFを前記スリット10eの直下のフィルム投影部に向けて所定速度で搬送する複数の搬送ローラ対11aを備えて構成される。
前記画像読取部12は、集光レンズ、CCDラインセンサ、サンプルホールド回路、A/D変換器等を備えて構成してあり、前記フィルムFを透過した前記照明光学系10からのスリット光が集光レンズによりCCDラインセンサ上に結像され、CCDラインセンサにより読み取られたアナログ信号がA/D変換器によりデジタルデータに変換されるように構成されている。前記CCDラインセンサは、フィルム透過光のR成分、G成分、B成分の各成分の光を選択的に通過させるカラーフィルタが夫々設けられた3列のラインセンサで構成され、以ってフィルム上の各コマ画像がフィルムFの搬送に伴って、R成分、G成分、B成分の各色成分に分解して読み込まれる。
前記写真プリンタ6は、ロール状の印画紙Pが収容されたペーパーマガジン60と、前記ペーパーマガジン60から印画紙Pを引き出して搬送する複数の印画紙搬送ローラ61と、搬送ローラ61を駆動するモータ62と、搬送される印画紙Pの感光面を露光する蛍光ビーム方式のプリントヘッド63と、露光済みの印画紙Pに現像、漂白、定着の各処理を施す現像処理部64と、現像処理された印画紙Pを乾燥しながら搬送する乾燥部65と、乾燥された印画紙Pを最終のプリントとして排出する排出部66とを備えて構成され、前記ペーパーマガジン60から引き出された印画紙Pは現像処理の前後何れかに配置されたカッター(図示せず)によって所定のプリントサイズにカットされて排出部66に出力される。
前記プリントヘッド63は、グリッド電圧の調節により発光が制御される蛍光体にレンズとカラーフィルタを装着した蛍光体素子を主走査方向に並べた赤色発光ブロックと緑色発光ブロックと青色発光ブロックの三列で構成され、前記フィルムスキャナ1a等を介して読み取られ編集処理された画像データのR成分、G成分、B成分の各画素データに基づいて駆動制御することにより印画紙P上に写真画像が露光される。
前記コントローラ7は、CPU、ROM、データ処理領域として使用されるRAM、画像データ編集のために使用されるRAM、及び、周辺回路を備えてなるハードウェア、及び、前記ROMに格納され前記CPUで実行されるプログラムでなるソフトウェアを備えて構成され、本発明に関連する機能ブロックに分割して説明すると、図3に示すように、前記モニタ3に表示されたウィンドウ上のソフトスイッチ等を含むグラフィック操作画面の表示や当該グラフィック操作画面を介した前記操作入力部4によるユーザー操作に対応した制御コマンドを生成するグラフィックユーザーインターフェース部(以下、「GUI部」と記す。)7aと、前記モニタ3への表示データが格納されるビデオメモリ7bと、前記画像データ記憶部2から読み出された画像がロードされ、各種の画像処理が施される画像処理メモリ7dと、処理後の画像データをCD−R等のメディアに書き込むための画像ファイルに編集する画像ファイル編集部7cと、画像処理後のデータを前記写真プリンタ6に対応した出力データに変換するプリントデータ変換部7e等を備えて構成される。
前記画像処理部5は、所定のアルゴリズムで対象画像を編集処理するソフトウェアと、画像処理プロセッサを備えたハードウェアで構成され、前記画像処理メモリ7dにロードされた画像データに対して人物の顔領域を検出する顔領域検出手段5aと、鮮鋭化処理を行なう鮮鋭化処理手段5bと、鮮鋭化処理された画像データに対してカラーバランスを調整するカラー補正手段5eと、階調性を整える階調補正手段5f等を備えて構成されている。
前記コントローラ7からフィルム読取指令が送られると、前記スキャナ制御部13は、前記ハロゲンランプ10aを点灯させた後に、前記フィルム搬送部11を駆動して前記フィルムFを副走査方向に所定速度で搬送し、前記画像読取部12によりフィルム上に記録されたコマ画像を順次読み取り、読み取った画像データを前記コントローラ7に送信し、スキャナ制御部から送信された画像データが前記画像データ記憶部2に記憶される。
また、前記コントローラ7による制御の下で、前記メディアドライバ1bにメディアが挿入されると、当該メディアに記憶されている画像データが読み込まれて前記画像データ記憶部2に記憶される。
前記画像データ記憶部2に記憶された画像データは、前記画像処理部5により所定の画像処理が施され、前記プリントデータ変換部7eにより変換されたプリントデータが前記写真プリンタ6に出力される。前記写真プリンタ6では、入力されたプリントデータに基づいて前記プリントヘッド63が駆動され、前記プリントヘッド63により露光された印画紙Pが現像処理されて写真プリントとして出力される。
詳述すると、前記写真画像処理装置では、前記フィルムスキャナ1aから入力される画像に基づいて写真プリントを生成する場合、先ずプレスキャン動作によりフィルム画像が低解像度で読み込まれて前記モニタ3に表示され、表示されたコマ画像に対してオペレータによる前記操作入力部4を介したプリントサイズやプリント枚数の設定処理とともに、各コマ画像のカラーバランス等の画質が検定される。
この検定作業は、前記コントローラ7とオペレータによる対話形式で進められ、上述したプリント枚数の設定の他に前記画像処理部5による画像処理条件が決定される一連の作業で、鮮鋭化処理、カラー補正処理、階調補正処理等の一連の画像処理が予め定められた条件で自動的に実行されて前記モニタ3に表示された低解像度の画像に対して、その補正結果が適切であるか否かがオペレータにより評価され、カラーフェリアが発生する等種々の不都合が生じる場合にはマニュアル操作でカラー補正等が行なわれ、その補正条件が内部メモリに記憶される。
上述の検定作業が終了して写真プリントを出力する際に、本スキャン、つまり、前記フィルムスキャナ1aを介した高解像度でのフィルム画像の読込み処理が行なわれ、本スキャンによる画像データに対して、上述した各種の画像処理が実行され、必要な場合には検定作業で設定された補正条件で画像処理が実行され、その後、前記プリントデータ変換部7eで変換処理されたプリントデータが前記写真プリンタ6に出力される。プレスキャン動作は、上述の検定作業時に行なわれる画像処理の処理対象画素数を減らして高速化するために設けられたもので、デジタルスチルカメラによる撮影画像に対しては、読み込まれる画像ファイルに添付されたサムネイル画像に対して検定作業が実行され、サムネイル画像が無いときには、入力された画像を間引き処理して生成されたサムネイル画像に対して検定作業がなされる。
以下、前記フィルムスキャナ1aの本スキャンによる高解像度画像データ、または前記メディアドライバ1bから入力された高解像度画像データに対する画像編集処理を、図4に示すフローチャートについて説明する。前記画像データ入力部1から入力され、前記画像データ記憶部2に格納された画像データは、コマ画像単位の順番にRGB点順次RAW形式またはRGB面順次RAW形式で前記画像処理メモリ7dに展開され(S1)、前記顔領域検出手段5aにより顔領域が検出される(S2)。当該顔領域検出手段5aによる顔領域の検出アルゴリズムとしては、様々な公知のアルゴリズムを用いることが可能で、図5(a)に示すように、原画像データから顔領域を包含する最小面積の矩形領域としてその一対の対角座標P1,P2が出力される。ここで、前記顔領域検出手段5aによる顔領域の検出は、プレスキャンによる低解像度データやサムネイル画像データに対して検定作業時に実行し、得られた対角座標P1,P2に基づいて高解像度データにおける対角座標を演算処理して求めるものであってもよい。
顔領域検出アルゴリズムとしては、例えば、特開平08−63597号公報に開示されるものを用いることができる。つまり、各画素のBGR値から、明度、色相、彩度、色度、(B−R)、(G−R)といった色の特徴量を求め、これらの色の特徴量が予め定めた範囲内に入っていれば、対象画素が肌色であると判定し、肌色と判定された画素から成る画像に対してエッジ抽出を行ない、予め設定されたサイズ、長軸/短軸(la/lb)の比率の異なる複数の楕円あるいは円形の顔テンプレート(顔テンプレートは、楕円ないしは円の輪郭か否かで2値化されている)と、抽出されたエッジ画像のマッチング度を求める。マッチング度が予め定めた閾値以上であるときに顔候補領域であると判定し、その領域を包含する最小面積の矩形領域としてその一対の対角座標P1,P2を出力するように処理するものである。
また、顔領域の輪郭、目、鼻、口、耳などのパターンに基づいて人の顔領域を検出するニューラルネットワーク等を利用したパターン認識手法を用いて顔領域を検出し、検出された顔領域を包含する最小面積の矩形領域としてその一対の対角座標P1,P2を出力することも可能である。さらには、オペレータがモニタ3に表示された画像から顔領域をマウスで指定入力する方法を採用することも可能である。
前記鮮鋭化処理手段5bは、前記顔領域検出手段5aによって検出された顔領域の画像データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理手段5cと、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理手段5dを備えて構成されている。詳述すると、前記第一鮮鋭化処理手段5cは、前記顔領域検出手段5aによって検出された顔領域を切り出して(S3)、図5(b)に示すように、当該顔領域に対してのみラプラシアンフィルタ処理及びラプラシアンフィルタ処理の後に生じた画像のエッジを選択的に平滑化するクリップ処理、つまり処理速度は遅いものの、ざらつきの無い高精細な鮮鋭化処理を実行する(S4)。前記第二鮮鋭化処理手段5dは、図5(c)に示すように、原画像全体をラプラシアンフィルタ処理、つまり処理速度が速い鮮鋭化処理を実行し(S5)、その処理後の画像データに上述のステップS4による処理後の顔領域の画像を貼り付ける(S6)。ここに、ステップS5では、顔領域を含めて原画像全体をラプラシアンフィルタ処理を実行するものを説明したが、検出された顔領域を除いてラプラシアンフィルタ処理を実行するものであってもよい。
このように、顔領域とその他の領域を分離して、顔領域に対してはラプラシアンフィルタ処理によりシャープネスが向上した画像に目立つ粒状のノイズをクリップ処理で低減させて、ざらつきの無い顔画像とし、その他の領域はラプラシアンフィルタ処理により鮮鋭化処理することで、全体として鮮鋭化処理に掛かる時間を短縮しながらも、鑑賞に堪えうる写真画像に編集することができるのである。
上述した第二鮮鋭化処理手段5dによるラプラシアンフィルタ処理は、図6(a)から(d)に示すように、原画像データを二次微分して、その値を原画像データから減算する一連の演算処理をRGB成分毎に実行するもので、原画像に無かったアンダーシュート部とオーバーシュート部が生成されるとともにエッジの傾斜が大きくなるため、エッジの濃淡変化が強調され、くっきりと見えるようになるのである。フィルタサイズは、原画像サイズに応じて適宜設定されるもので、例えば3000×2000画素では、図6(e)に示すような3×3のフィルタサイズが好適であり、6000画素×4000画素では5×5のフィルタサイズが好適である。
しかしながら、このような鮮鋭化処理によって、顔の肌領域のような濃淡の差がそれ程顕著でない領域において、銀塩写真フィルムから入力された画像データに含まれる粒状ノイズや、デジタルスチルカメラによる画像データに含まれるショットノイズや電気的ノイズに対してもエッジが強調されるために、これらによりざらつきが生じることとなる。そこで、前記第一鮮鋭化処理手段5cによる鮮鋭化処理では、図7に示すように、上述のラプラシアンフィルタ処理を施した後の画像データと原画像データのRGB成分毎の差分をとり、その値(オーバーシュート部またはアンダーシュート部)が予め設定されている閾値よりも大きなエッジ部分を抽出し、抽出されたエッジ部分が前記閾値に収まるようにクリップ処理を行なうのである。その結果、顔領域のざらつきが解消され、美しい仕上りの写真プリントが得られるのである。ここに、クリップ処理の可否を決定する閾値は試行錯誤等により適宜設定される値である。
さて、前記鮮鋭化処理手段5bによって鮮鋭化処理された画像データは次に前記カラー補正手段5eによりカラー補正される。カラー補正処理としては、例えば、平均的な戸外の被写体は、ネガ全体の色を混ぜ合わせると灰色に近くなるというエバンスの説に基づいて、色に偏りが見られる場合は、ネガフィルムを透過したRGBの積算光が印画紙上でグレーに再現されるようにRGBの各露光量を調節するための処理で、入力された画像データの平均値を各画素のRGB毎に演算導出し、RGB各平均値がそれぞれグレーに対応する所定の値となるように調整する処理である。上述した検定作業時に個別に補正条件が設定された画像に対しては、その補正条件に基づいて補正処理される。
さらに、出力された写真プリントが所定の階調性で再現されるように、前記階調補正手段5fにより、前記印画紙Pの種類及び前記写真プリンタ6の現像処理液の状態に基づいて予めテストプリントで得られた補正テーブルデータに基づいて前記カラー補正された画像データが変換処理され、処理後のデータが前記プリントデータ変換部7eでプリントデータに変換されて出力される。
上述した鮮鋭化処理を実行するためのプログラムは、前記画像処理部5に設けられたROMに格納され、前記画像処理プロセッサにより実行されるもので、入力された原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出工程と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理工程と、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理工程とを実行させるための写真画像処理プログラムとして格納されている。そして、前記第一鮮鋭化処理工程は、前記原画像データから前記顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、前記第二鮮鋭化処理工程は、前記原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、前記第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに前記第一鮮鋭化処理工程による処理後の顔領域データを貼り付けるものであり、前記第一の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理と前記ラプラシアンフィルタ処理の後に生じたエッジを選択的に平滑化するクリップ処理で構成され、前記第二の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理で構成されている。
以下、別実施形態を説明する。上述の実施形態で説明した顔検出アルゴリズムは一例であり、これらに限定されるものではなく、適宜公知の顔検出アルゴリズムを用いることが可能である。
上述した実施形態では、鮮鋭化処理としてラプラシアンフィルタ処理を用いるものを説明したが、使用されるラプラシアンフィルタのサイズ、係数は適宜設定されるもので、例示のものに限定されるものではない。
上述した画像処理部5の具体的構成は、高速の画像処理プロセッサによりソフトウェア処理するもののみならず、ASIC等を用いてハードウェアで構成することも可能である。また、ソフトウェア処理するものではその処理プログラムがOS管理下で実行されるアプリケーションプログラムとして装置のハードディスクなどにインストールされる形態で実現することができる。
上述した実施形態では、写真画像処理プログラムがフィルムスキャナや写真プリンタを備えた写真画像処理装置にインストールされるものを説明したが、パーソナルコンピュータにインストールされ、画像編集装置として実現されるのもであってもよい。
写真画像処理装置の外観説明図 画像データ処理部の機能ブロック構成図 システムコントローラ及び画像処理部の機能ブロック構成図 鮮鋭化処理手順を示すフローチャート 鮮鋭化処理手順を示す説明図で、(a)は原画像から顔領域が検出されたもの、(b)は顔領域に対して第一鮮鋭化処理がなされた画像、(c)は第二鮮鋭化処理がなされた画像、(d)は第二鮮鋭化処理がなされた画像に第一鮮鋭化処理がなされた画像を貼り付けた画像の各説明図 ラプラシアンフィルタ処理の説明図で、(a)は原画像、(b)は一次微分画像、(c)は二次微分画像、(d)は原画像から二次微分値を減算した画像、(e)はラプラシアンフィルタの各説明図 クリップ処理の説明図
符号の説明
1:画像データ入力部
1a:フィルムスキャナ
1b:メディアドライバ
2:画像データ記憶部
3:モニタ
4:操作入力部
5:画像処理部
5a:顔領域検出手段
5b:鮮鋭化処理手段
5c:第一鮮鋭化処理手段
5d:第二鮮鋭化処理手段
5e:カラー補正手段
5f:階調補正手段
6:写真プリンタ
7:システムコントローラ

Claims (9)

  1. 入力された原画像データを鮮鋭化処理する写真画像処理方法であって、
    前記原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出工程と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理工程と、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理工程とからなる写真画像処理方法。
  2. 前記第一鮮鋭化処理工程は、前記原画像データから前記顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、前記第二鮮鋭化処理工程は、前記原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、前記第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに前記第一鮮鋭化処理工程による処理後の顔領域データを貼り付けるものである請求項1記載の写真画像処理方法。
  3. 前記第一の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理と前記ラプラシアンフィルタ処理の後に生じたエッジを選択的に平滑化するクリップ処理で構成され、前記第二の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理で構成される請求項1または2記載の写真画像処理方法。
  4. 入力された原画像データを鮮鋭化処理する鮮鋭化処理手段を備えた写真画像処理装置であって、
    前記原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出手段と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理手段と、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理手段とからなる写真画像処理装置。
  5. 前記第一鮮鋭化処理手段は、前記原画像データから前記顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、前記第二鮮鋭化処理手段は、前記原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、前記第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに前記第一鮮鋭化処理手段による処理後の顔領域データを貼り付けるものである請求項4記載の写真画像処理装置。
  6. 前記第一の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理手段と前記ラプラシアンフィルタ処理の後に生じたエッジを選択的に平滑化するクリップ処理手段で構成され、前記第二の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理手段で構成される請求項1または2記載の写真画像処理方法。
  7. コンピュータに、入力された原画像データから人物の顔領域を検出する顔領域検出工程と、検出された顔領域データに対してざらつき抑制処理を含む第一の鮮鋭化処理を行なう第一鮮鋭化処理工程と、少なくとも前記顔領域以外の領域データに対して前記ざらつき抑制処理を除く第二の鮮鋭化処理を行なう第二鮮鋭化処理工程とを実行させるための写真画像処理プログラム。
  8. 前記第一鮮鋭化処理工程は、前記原画像データから前記顔領域データを切り取り、切り取った顔領域データに対して第一の鮮鋭化処理を行なうものであり、前記第二鮮鋭化処理工程は、前記原画像データに対して第二の鮮鋭化処理を行ない、前記第二の鮮鋭化処理を行なった画像データに前記第一鮮鋭化処理工程による処理後の顔領域データを貼り付けるものである請求項7記載の写真画像処理プログラム。
  9. 前記第一の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理と前記ラプラシアンフィルタ処理の後に生じたエッジを選択的に平滑化するクリップ処理で構成され、前記第二の鮮鋭化処理はラプラシアンフィルタ処理で構成される請求項7または8記載の写真画像処理プログラム。
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