JP2006011426A - 導電性ロール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 芯金11上に、導電性発泡弾性層12と、この導電性発泡弾性層12の周囲に設けられた導電性弾性層13とを具備する導電性ロールにおいて、前記導電性発泡弾性層12が、エピクロルヒドリンゴム及びアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)の発泡体からなると共に、高抵抗の可塑剤をゴム基材100重量部に対して10重量部以上40重量部未満含有し、且つ前記導電性弾性層13が、活性水素を含有するゴム基材からなると共に少なくともイソシアネート成分を含有する表面処理液で表面処理された表面処理層13aを具備する。
【選択図】 図1
Description
<ロールの製法>
エピクロルヒドリンゴム(エピクロマーCG−102;ダイソー社製)を40重量部、中高ニトリルタイプのアクリロニトリル−ブタジエンゴムを60重量部、可塑剤としてジ(2−エチルヘキシル)フタレート(DOP)を10重量部、加硫剤として、硫黄1.5重量部、発泡剤としてアゾジカルボンアミド(ADCA)4.0重量部、発泡助剤として尿素化合物3.0重量部をロールミキサーで混練りし、これを押出成型後、160℃×1hで加硫・発泡を行い、冷却後、研磨を行い、スポンジロールを作製した。
エピクロルヒドリンゴムを100重量部、酸化亜鉛を5重量部、導電剤としてケッチェンブラックEC(ライオン社製)を5重量部、加硫剤として2−メルカプトイミダゾリン(アクセル22;商品名)2重量部をロールミキサーで混練りし、これを押出成型後、150℃×1hで蒸気加硫を行い、冷却後研磨により厚さ0.5mmのゴムチューブを作製した。
酢酸エチル100重量部、イソシアネート化合物(MDI;大日本インキ社製)20重量部、アセチレンブラック(電気化学社製)4重量部、アクリルシリコーンポリマー(モディパーFS700;日本油脂社製)2重量部をボールミルで3時間分散混合した。前記溶液を23℃に保ったまま、前記チューブを10秒間浸漬後、120℃に保持されたオーブンで1時間加熱し、チューブに表面処理を施した。
可塑剤として、DOP20重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤として、DOP30重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤として、ジオクチルアジペート(DOA)10重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤として、DOA20重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤として、DOP5重量部およびDOA5重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤として、DOP10重量部およびDOA10重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤として、DOP4重量部およびMezamol(アルキルスルフォン酸フェニルエステル;Bayer社製)1重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤として、DOP8重量部およびMezamol2重量部を使用した以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
可塑剤を使用しない以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロールを作製した。
可塑剤としてアデカサイザーRS−107(アジピン酸エーテルエステル;旭電化工業社製)を10又は20重量部用いた以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロールを作製した。
可塑剤としてアデカサイザーPN9302(安息香酸ポリエステル;旭電化工業社製)を10または20重量部用いた以外は、実施例1と同様の条件でスポンジロール及び転写ロールを作製した。
上記の各実施例および比較例のスポンジロールについて、低温低湿(LL:10℃×30%)、常温常湿(NN:23℃×55%)、高温高湿(HH:30℃×85%)の各環境下に保持したときのロールの電気抵抗値を測定した。なお、測定は、ロールをSUS304板からなる電極部材の上に載置し、芯金に500g荷重をかけた状態で、芯金と電極部材との間の抵抗値をULTRA HIGH RESISTANCE METER R8340A(株式会社アドバンテスト製)を用いて測定した。この結果を表1に示す。また、実施例1〜3と比較例1の結果をグラフにしたものを図2に、各比較例をグラフにしたものを図3に示す。
上記の実施例1〜3及び比較例4、5の転写ロールについて、試験例1と同様に各環境下に保持したときのロールの電気抵抗値を測定した。また、高温高湿環境下に保持した時のロールをLBP実機に搭載し、絵だし評価を行った。この結果を表2に示す。また、図4には実施例1、2及び比較例4、5の転写ロールの電気抵抗値の測定結果をグラフにしたものを示す。
12 導電性発泡弾性層
13 導電性弾性層
13a 表面処理層
Claims (5)
- 芯金上に、導電性発泡弾性層と、この導電性発泡弾性層の周囲に設けられた導電性弾性層とを具備する導電性ロールにおいて、前記導電性発泡弾性層が、エピクロルヒドリンゴム及びアクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)の発泡体からなると共に、高抵抗の可塑剤をゴム基材100重量部に対して10重量部以上40重量部未満含有し、且つ前記導電性弾性層が、活性水素を含有するゴム基材からなると共に少なくともイソシアネート成分を含有する表面処理液で表面処理された表面処理層を具備することを特徴とする導電性ロール。
- 請求項1において、前記可塑剤が、1011Ω以上の電気抵抗値を有することを特徴とする導電性ロール。
- 請求項1又は2において、前記導電性弾性層が、エピクロルヒドリンゴムとNBRからなることを特徴とする導電性ロール。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記表面処理液は、イソシアネート成分と共に、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーから選択される少なくとも一種のポリマーを含有したものであることを特徴とする導電性ロール。
- 請求項1〜4の何れかにおいて、前記表面処理液は、イソシアネート成分と共に、アクリルフッ素系ポリマー及びアクリルシリコーン系ポリマーから選択される少なくとも一種のポリマーと、カーボンブラックとを含有したものであることを特徴とする導電性ロール。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103912576A (zh) * | 2014-04-01 | 2014-07-09 | 安徽金科橡塑制品有限公司 | 一种新型耐磨耐高橡胶辊 |
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JPH1165269A (ja) * | 1997-08-25 | 1999-03-05 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 導電性ゴム組成物及び該ゴム組成物を用いた導電性弾性ローラ |
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-
2005
- 2005-05-27 JP JP2005156381A patent/JP2006011426A/ja active Pending
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