JP2006010658A5 - - Google Patents

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  1. 対象物に関する情報を取得する方法であって、
    前記対象物のイオン化を促進するために、前記対象物に銀又は金を含む水溶液を付与する工程と、
    前記水溶液を付与する工程後に、前記対象物を飛翔させるために、前記対象物に一次イオンを照射する工程と、
    前記飛翔した対象物の質量に関する情報を、飛行時間型二次イオン質量分析法を用いて取得する工程と
    を備えることを特徴とする情報取得方法。
  2. 前記対象物がタンパク質またはペプチドであることを特徴とする請求項1に記載の情報取得方法。
  3. 前記飛翔した対象物が、
    (1)前記対象物の親分子に相当するイオン、
    (2)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (3)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (4)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、
    (5)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (6)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (7)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、
    のいずれかであることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報取得方法。
  4. 前記飛翔した対象物の検出結果に基づき、一次ビームの走査により得られる前記対象物の二次元分布状態の情報を取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報取得方法。
  5. 前記水溶液を付与する工程が、銀鏡反応により銀を前記対象物に付与する工程であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の情報取得方法。
  6. 対象物に関する情報を取得する方法であって、
    対象物及び、銀又は金を含む水溶液を基板に付与する工程と、
    前記水溶液を付与する工程後に、前記対象物を飛翔させるために、前記対象物に一次イオンを照射する工程と、
    前記飛翔した対象物の質量に関する情報を、飛行時間型二次イオン質量分析法を用いて取得する工程と
    を備えることを特徴とする情報取得方法。
  7. 前記対象物がタンパク質またはペプチドであることを特徴とする請求項6に記載の情報取得方法。
  8. 前記飛翔した対象物が、
    (1)前記対象物の親分子に相当するイオン、
    (2)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (3)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (4)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、
    (5)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (6)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (7)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、
    のいずれかであることを特徴とする請求項6又は7に記載の情報取得方法。
  9. 前記飛翔した対象物の検出結果に基づき、一次ビームの走査により得られる前記対象物の二次元分布状態の情報を取得することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載の情報取得方法。
  10. 対象物に関する情報を取得する方法であって、
    金属酸化物またはシリコン酸化物を含む基材表面に対象物を転写する工程と、
    前記対象物を転写する工程後に、前記対象物を飛翔させるために、前記対象物に一次イオンを照射する工程と、
    前記飛翔した対象物の質量に関する情報を、飛行時間型二次イオン質量分析法を用いて取得する工程と
    を備えることを特徴とする情報取得方法。
  11. 前記対象物がタンパク質またはペプチドのどちらかであることを特徴とする請求項10に記載の情報取得方法。
  12. 前記飛翔した対象物が、
    (1)前記対象物の親分子に相当するイオン、
    (2)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (3)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (4)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、
    (5)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (6)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (7)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、
    のいずれかであることを特徴とする請求項10又は11に記載の情報取得方法。
  13. 前記飛翔した対象物の検出結果に基づき、一次ビームの走査により得られる前記対象物の二次元分布状態の情報を取得することを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の情報取得方法。
  14. 対象物に関する情報を取得する方法であって、
    対象物を含む生体組織に対し、前記対象物を得るために、前記生体組織を限定分解する物質を加える工程と、
    前記生体組織を限定分解する物質を加える工程後に、前記対象物を飛翔させるために、前記対象物を含む物質に一次イオンを照射する工程と、
    前記飛翔した対象物の質量に関する情報を、飛行時間型二次イオン質量分析法を用いて取得する工程と
    を備えることを特徴とする情報取得方法。
  15. 前記対象物がタンパク質またはペプチドであることを特徴とする請求項14に記載の情報取得方法。
  16. 前記飛翔した対象物が、
    (1)前記対象物の親分子に相当するイオン、
    (2)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (3)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (4)前記対象物の親分子に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、
    (5)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加した質量数に相当するイオン、
    (6)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加した質量数に相当するイオン、
    (7)前記対象物の部分構造に、特定の金属または金属クラスターが付加し、これに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が付加し、さらに、水素、炭素、窒素、酸素の中から選ばれる1から10のいずれかの数の原子(複数元素の組み合わせを含む)が脱離した質量数に相当するイオン、のいずれかであることを特徴とする請求項14又は15に記載の情報取得方法。
  17. 前記飛翔した対象物の検出結果に基づき、一次ビームの走査により得られる前記対象物の二次元分布状態の情報を取得することを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載の情報取得方法。
  18. 前記生体組織を限定分解する物質が消化酵素であることを特徴とする請求項14乃至17のいずれかに記載の情報取得方法。
  19. 対象物に関する情報を、飛行時間型二次イオン質量分析法を用いて取得する情報取得装置であって、
    液滴を付与する液滴吐出機構、試料の位置を確認するための試料位置確認機構、位置制御プログラムにより制御される試料ステージ機構、液滴付与後に真空排気するための真空排気機構を備えたことを特徴とする情報取得装置。
  20. 前記液滴吐出機構がインクジェット法を用いた機構であることを特徴とする請求項19に記載の情報取得装置。
  21. 対象物に関する情報を、飛行時間型二次イオン質量分析法を用いて取得する情報取得装置であって、
    基材表面に対象物を転写する機構、転写後に真空排気するための真空排気機構を備えたことを特徴とする情報取得装置。
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