JP2006008079A - 搬送台車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハキャリアの位置を水平方向および上下方向について効率的に調整できる搬送台車を提供する。
【解決手段】搬送台車100は、水平移動機構および上下移動機構を備える。水平移動機構は、アーム支持部104を支持する2本のレール103を有し、操作レバー108に対してレール103の延在方向の外力が加わると、レール103上をアーム支持部104が操作レバー108とともに外力の方向に移動するように構成されている。上下移動機構は、水平移動機構を支持し、操作レバー108の回転盤109と連結する偏心カム110を備え、操作レバー108が回動すると、偏心カム110が操作レバー108の回転盤109に連動して回転し、水平移動機構が上下方向に移動するように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、搬送台車に関する。
現在、直径が300mm以上のウェハを複数収納して搬送するキャリアは、重量が7〜8kg以上と重くなっているので、通常は自動化を行って搬送している。しかし、自動化が行えない場合(カスタムLSIの製造工程や試作ラインなどの場合)は、キャリアの搬送を人手で行う必要がある。
自動化されていない300mm拡散ラインにおいては、一人が一つの300mmFOUP(Front Opening Unified Pod)を乗せることができる搬送台車(PGV(Personal Guided Vehicle))を1台ずつ用いて、各装置間、装置棚間の搬送を実施している。
そのような搬送台車の例として、特許文献1に記載の技術がある。図5は、特許文献1に記載された従来の半導体基板用キャリアの搬送台車を示す斜視図である。
この搬送台車は、複数枚のウェハ18が収納されるキャリア10を荷台に載せ、人手により種々の方向に移動される台車本体1を備える。また、この搬送台車は、キャリア10を移載すべき装置のステーション8に、台車本体1が衝突しない程度に近づいたとき、台車本体1を停止させる機能を有し、床面の孔11に挿入して台車本体1の位置を固定するピン5を具備する、位置決め機構2を備えている。
また、台車本体1の荷台には、キャリア10を載せた状態で一方向に伸び、ステーション8のレール13上にキャリア10を移載させるフォーク4が備えられている。また、台車本体1の荷台には、フォーク4の移動を案内するフォークガイド9が備えられている。さらに、ステーション8の正面に台車本体1が所定の距離に近づいたとき、ステーションのターゲットを検知する近接スイッチ3が台車本体1の正面に設けられている。
一方、台車本体1が方向変換や走行をし易いように、台車本体1の下面の四隅にキャスター12が取り付けられている。そのため、ハンドル15の操作によって、台車本体1を種々の方向に走行させることができる。また、位置決め機構2は、安価で単純な機構であって、筒部7内を摺動し床面にある孔11に挿入されるレールピン5を備えている。なお、挿入すべき孔11は大きくても直径40mm程度であって、この挿入孔11に足先を詰まらせることはない。また、このピン5は、台車本体1が走行中のときは、上に位置した状態を保っている。すなわち、ピン5が上に持ち上げられると、スリット14をガイドとするレバー6が持ち上げられ、横方向の切り欠きに係止することで、このピン5は、上に位置した状態を保っている。
特許文献1に記載の搬送台車では、プロセス装置や検査装置にキャリア10を移載(搬出搬入)する際、搬送台車とステーション8上のレール13との位置あわせをする。その後、搬送台車に設置されたフォーク4でキャリア10を保持して装置のステーション8上のレール13との間で移載を行う。
また、特許文献2には、キャリアを水平方向に移動させる機構と、キャリアを高さ方向に移動させる機構と、を備える搬送台車が記載されている。この搬送台車では、搬送人員がこれらの機構をそれぞれ独立して操作するように構成されている。
特開2003−243473号公報 特開2002−205652号公報
しかしながら、上記文献記載の従来技術は、以下の点で改善の余地を有していた。
第一に、特許文献1に記載の搬送台車では、キャリア10を高さ方向に移動させる機構が設けられていない。このため、搬送台車のフォーク4の高さとステーション8のレール13の高さとが異なる場合には、キャリア10の位置を上下方向について調整することが困難である。
第二に、特許文献2に記載の搬送台車では、ウェハの直径が300mm以上になると、キャリアの重さは10kg近くなる。このため、搬送人員がキャリアを保持するアームの移動を円滑に操作し、搬送台車と装置のポート部との間でのキャリアの受け渡しを効率的に行うのは難しくなる。また、搬送人員が2つの機構をそれぞれ独立して操作するため、操作が複雑であり、水平および上下の2方向についてキャリアの位置合わせをするには時間がかかり効率を向上することが困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ウェハキャリアの位置を水平方向および上下方向について効率的に調整できる搬送台車を提供することにある。
本発明によれば、台車本体と、台車本体の上部に設けられ、ウェハキャリアを保持する保持部と、保持部を水平方向に移動する水平移動機構と、水平移動機構を上下方向に移動する上下移動機構と、水平移動機構および上下移動機構を操作する操作レバーと、を備え、水平移動機構は、保持部を水平方向に案内するレールを含み、上下移動機構は、水平移動機構を支持する偏心カムと、偏心カムを貫通するとともに操作レバーにより回転可能に構成された回転軸と、を含み、操作レバーに対してレールの延在方向の外力が加わると、操作レバーが保持部とともにレール上を外力の方向に移動し、操作レバーが回動すると偏心カムが連動して回転し、水平移動機構が上下方向に移動するように構成されている搬送台車が提供される。
この構成によれば、操作人員が操作レバーに対してレールの延在方向の外力を加えると、レール上を保持部が操作レバーとともに外力の方向に移動するため、操作人員は容易にウェハキャリアの保持部の水平方向の位置を調整できる。また、操作人員が搬送台車の操作レバーを回転すると、偏心カムが操作レバーの回転中心に連動して回転し、水平移動機構が上下方向に移動するため、操作人員は容易にウェハキャリアの保持部の上下方向の位置を調整できる。そして、操作人員は操作レバーを操作するだけで、ウェハキャリアの保持部の水平方向および上下方向の移動を効率よく行うことができる。
ここで、ウェハキャリアとは、ウェハやリング等の加工物を収納する容器である。
また、操作レバーを操作することには、操作レバーに外力を付加することも含まれる。
本発明によれば、特定の構成を有する水平移動機構および上下移動機構を備えるため、ウェハキャリアの位置を水平方向および上下方向について効率的に調整できる搬送台車が提供される。
本発明に係る搬送台車において、上記操作レバーは、保持部の側面のうち、レールの延在方向に略直交する側面に設けられており、レールの延在方向と略直交する平面内で回転する構成とすることができる。
この構成によれば、操作人員が操作レバーに対してレールの延在方向の外力を加える際に、意図せず操作レバーが回転する誤動作を抑制できる。また、操作人員が搬送台車の操作レバーを回転する際に、意図せず操作レバーおよび保持部がレールの延在方向に移動する誤動作を抑制できる。このため、ウェハキャリアの位置を水平方向および上下方向について調整する際の作業性が向上する。
本発明に係る搬送台車において、上記回転軸は、操作レバーの一端を挿通し、操作レバーは、回転軸に沿って移動可能に構成されていてもよい。
この構成によれば、操作人員が操作レバーに対してレールの延在方向の外力を加えると、操作レバーは回転軸に沿って移動し、操作レバーが設けられている保持部はレール上を移動する。また、操作人員が搬送台車の操作レバーを回転すると、回転軸および偏心カムが連動して回転し、水平移動機構が上下動する。このため、ウェハキャリアの位置を水平方向および上下方向について効率よく調整できる。
本発明に係る搬送台車において、上記偏心カムは、複数設けることができる。
この構成によれば、上記偏心カムは、複数の箇所において水平移動機構を支持することとなるため、水平移動機構の安定性が向上する。また、複数の箇所において、水平移動機構の上下方向の移動を制御することとなるため、水平移動機構の上下方向の位置を精密に制御できる。
本発明に係る搬送台車において、上記台車本体は、手押し操作により移動可能な構成とすることができる。
この構成によれば、操作人員が、手押し操作により搬送台車を移動可能であるため、搬送台車の移動の自由度が向上する。このため、自動化が困難な半導体装置の製造ラインにおいても、搬送台車を好適に使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施の形態に係る搬送台車を説明するための斜視図である。図1(a)は、搬送台車の一状態を示す斜視図である。図1(b)は、搬送台車の別の状態を示す斜視図である。
本実施形態に係る搬送台車100の構成について、以下説明する。
本実施形態に係る搬送台車100は、複数の半導体ウェハなどが収納された、FOUPをはじめとするウェハキャリアを載置し得る搬送台車100であり、ウェハキャリアをアーム102に載せ、手押し操作により移動可能な搬送台車である。
すなわち、搬送台車100は、台車本体106と、台車本体106に設けられているアーム支持部104と、アーム支持部104に支持される2本のアーム102と、を備える(ウェハキャリアの保持部は、アーム支持部104および2本のアーム102から構成される)。また、搬送台車100は、2本のアーム102を水平方向に移動する水平移動機構と、水平移動機構を上下方向に移動する上下移動機構と、水平移動機構および上下移動機構を操作する操作レバー108と、を備える。
水平移動機構は、アーム支持部104を支持する2本のレール103を有し、操作レバー108に対してレール103の延在方向の外力が加わると、レール103上をアーム支持部104が操作レバー108とともに外力の方向に移動するように構成されている。
上下移動機構は、水平移動機構を支持し、操作レバー108の回転盤109と連結する偏心カム110を備え、操作レバー108が回動すると、偏心カム110が操作レバー108の回転盤109に連動して回転し、水平移動機構が上下方向に移動するように構成されている。
この搬送台車100は、搬送人員の手押しにより移動可能なように、台車本体の下部に4つの車輪107(キャスター)を備える。この搬送台車100は、搬送人員が搬送台車を手押しにより移動させることが容易になるように、人の手によりグリップされるハンドル(不図示)を備える。
図2は、実施の形態に係る搬送台車を説明するための斜視図および拡大図である。図2(a)は、搬送台車を操作者の側から見た場合の斜視図である。図2(b)は、搬送台車の上下移動機構の一状態を示す拡大図である。図2(c)は、搬送台車の上下移動機構の別の状態を示す拡大図である。
搬送台車100において、水平移動機構に備わるレール103は並行して2本設けられている。また、上下移動機構は、レール103の両端部において、レール103の延在方向に直交するように設けられている板状部材113を有する。この板状部材113は、台車本体106の天面105の上部に、搬送台車100の前方および後方の2箇所に設けられている。すなわち、2本のレール103および2本の板状部材113は、長方形の枠体を形成している。
板状部材113は、レール103と接合されており、2本のレール103を支持するように設けられている。偏心カム110は、板状部材113に取り付けられており、回転中心121を軸として回転する。そして、偏心カム110は、回転中心121において板状部材113を支持するように構成されている。
台車本体106の天面105上には、ロール支持部127が設けられている。また、ロール支持部127には、ロール123が取り付けられている。ロール123は、偏心カム110の下部に、偏心カム110と接するように設けられている。
そして、ロール123は、偏心カム110が回転すると、偏心カム110との摩擦により、回転中心125を中心として偏心カム110の回転方向と反対方向に回転する。また、ロール123は、樹脂など材料からなる円盤状の部材である。すなわち、ロール123は、偏心カム110の回転が円滑に行われるように、偏心カム110に接した状態で回転可能に構成されている。
2つの偏心カム110は、操作レバー108の回転盤109とシャフト111により連結されている。このシャフト111は、台車本体106の天面105の上部に設けられており、その両端には偏心カム110がそれぞれ連結されている。シャフト111の延在方向は、2本のレール103の絵印材方向と略平行である。操作レバー108の回転盤109が回転すると、シャフト111を介して、2つの偏心カム110は、回転盤109と同じ回転方向に回転する。
操作レバー108の回転盤109は、シャフト111の延在方向に沿って移動可能に構成されている。回転盤109の中心に設けられている貫通孔中を、シャフト111が挿通している。この貫通孔の断面形状は、例えば四角形である。このとき、シャフト111の断面形状も四角形である。このため、操作レバー108の回転盤109が回転すると、四角形の断面を有するシャフト111の角部が回転盤109の貫通孔の角部に当接する。このため、回転盤109の回転に連動して、シャフト111も同じ方向に回転する。その結果、操作者が操作レバー108を回転すると、シャフト111の端部に設けられている偏心カム110が回転して、水平移動機構が上下動する。
また、シャフト111は、回転盤109に固定されておらず、回転盤109の中心に設けられている貫通孔中を挿通する構成であるため、操作レバー108の回転盤109は、シャフト111の延在方向に沿って移動可能である。このため、操作者が操作レバー108に対して、シャフト111の延在方向の外力を加えると、操作レバー108および回転盤109は、シャフト111の延在方向に沿って外力の加えられた方向に移動する。また、回転盤109の設けられている保持部104は、レール上を外力の加えられた方向に移動する。
なお、操作者が、操作レバー108に対して特定方向の外力を加える際には、外力の全ての成分が特定方向を向いている必要はない。すなわち、操作者が操作レバー108に加える外力の成分の一部が特定方向を向いていればよい。そのため、操作者は、操作レバー108に対して、レール103の延在方向またはシャフト111の延在方向に対して斜め方向に外力を加えてもよい。この際、操作レバー108には、回転盤の回転方向に対するストッパー機構(不図示)が設けられているため、このストッパー機構をストップ状態にしておけば、操作レバー108が意図せずに回転する誤動作を抑制できる。このため、ウェハキャリアの位置を水平方向および上下方向について調整する際の作業性が向上する。
偏心カム110は、2箇所設けられており、互いに同一形状であり、互いに同一の向きに配置されている。このため、偏心カム110がロール(不図示)上で回転すると、図2(b)に示す状態から図2(c)に示す状態に偏心カム110の高さが変化し、偏心カム110に支持される2枚の板状部材113が、水平状態を安定的に維持しつつ上昇する。逆に、図2(c)に示す状態から図2(b)に示す状態に偏心カム110の高さが変化すると、偏心カム110に支持される2枚の板状部材113は、水平状態を安定的に維持しつつ下降する。
そして、板状部材113は2本のレール103を支持するため、上記の操作により板状部材113が昇降すると、2本のレール103も同様に水平状態を安定的に維持しつつ昇降する。すなわち、偏心カム110の回転により、2本のレール103および2本の板状部材113から形成される枠体が水平状態を安定的に維持しつつ昇降する。
搬送台車100は、2枚の板状部材113の上下方向の移動を案内する、偏心カム110とは別の案内部112をさらに備える。案内部112は、偏心カム110の両脇に設けられており、2枚の板状部材113に接続されている。案内部112は、台車本体106の天面105上に4箇所設けられている。案内部112は、棒状の部材が、台車本体106の天面105に設けられている貫通孔を出入する構造を備えている。
本実施形態に係る搬送台車の作用効果について、以下説明する。
図3は、実施の形態に係る搬送台車と装置のポートとの間でのウェハキャリアの搬出入の様子を説明するための断面図である。本実施形態に係る搬送台車100によれば、操作人員が操作レバー108を操作するだけで、ウェハキャリア101を保持する2本のアーム102の水平方向および上下方向の移動を効率よく行うことができるという作用効果が奏される。
操作者は、台車本体106に設けられているハンドル(不図示)を掴んで搬送台車を移動させ、半導体装置の製造ライン中に設けられている各種装置115のポートの前面に移動させる。この際、各種装置115のポートと搬送台車100との位置あわせは、各種装置毎にあらかじめ決められた位置マークに、搬送台車100の位置あわせ部(図示せず)を一致させて行う。また、各種装置の前面には、搬送台車100の固定装置117が設けられているため、操作者は、搬送台車100を装置115のポートに対して前面から接続することが可能となっている。そして、操作者は、簡易な操作により、搬送台車100を固定装置117に接続、取外し可能である。
操作者は、搬送台車100とプロセス装置や検査装置などの装置115のポートとの間で、ウェハキャリア101の受渡しをする。このため、2本のアーム102は、ウェハキャリア101の受け部119を保持可能に構成されている。この受け部119は、ウェハキャリア101の搬送・移送用のガイド機構として機能する。
2本のアーム102が、ウェハキャリア101の受け部119を保持し、ウェハキャリア101を前後に移動させて、各種装置115のポートとの間でウェハキャリア101の搬出入を行う。
操作レバー108の回転盤109は、アーム支持部104と連結されている。このため、操作者が、操作レバー108に対してレール103の延在方向の外力を加えると、レール103上をアーム支持部104が移動する。このとき、アーム支持部104に連結する回転盤109および操作レバー108も、シャフト111に沿って、アーム支持部104と同じ方向に移動する。したがって、操作者は、操作レバー108に外力を加えることにより、2本のアーム102の水平方向の位置を調整できる。
この搬送台車106の上部にはアーム102がある。また、2本のアーム102は、ウェハキャリア101の受け部119を保持する。そして、アーム102は上にウェハキャリア101を載せたまま、アーム102を支持するアーム支持部104はレール103に沿って操作レバー108により水平方向にスライド移動を行う。また、アーム支持部104を支持するレール103をさらに支持する板状部材113の下部には、偏心カム110が設けられる。操作レバー108の回転盤109が回転すると偏心カム110も回転し、アーム支持部104を支持するレール103をさらに支持する板状部材113を昇降させる。したがって、操作者は、操作レバー108を操作することにより、2本のアーム102の上下方向の位置を調整できる。
その結果、操作者は、操作レバー108を操作するだけで、2本のアーム102の水平方向の移動と上下方向の昇降動作とを効率よく行うことが可能になる。すなわち、搬送台車100によれば、ウェハキャリアの位置を水平方向および上下方向について効率的に調整できる。
一方、図4は、実施の形態に係る昇降機構を備えない搬送台車と装置のポートとの間でウェハキャリアの搬出入をする様子を説明するための断面図である。
この搬送台車によれば、操作人員は、ウェハキャリア301を受け部321において保持する2本のアーム302を支持するアーム支持部304を水平方向に移動するために、スライドレバー318を操作する。また、操作人員は、アーム支持部304を上下方向に移動するために、昇降レバー308を操作する。このため、操作人員は、スライドレバー318および昇降レバー308をともに操作するため、操作が複雑となる。その結果、操作人員がウェハキャリア301の位置を水平方向および上下方向について正確にあわせるには時間がかかり、操作効率を向上することは困難である。
これに対して、本実施形態に係る搬送台車100によれば、操作人員は、ひとつの操作レバー108をスライド・旋回させることによって、アーム102の水平方向のスライド、上下方向の昇降を行うことができる。このため、操作人員は、ウェハキャリア101の位置を水平方向および上下方向について効率的に調整できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記実施形態では、偏心カム110の個数は、2箇所としたが、特に限定されず、3箇所以上であってもよい。
また、シャフト111の断面形状は、四角形としたが、特に限定されず、三角形などの他の多角形であってもよい。
実施の形態に係る搬送台車を説明するための斜視図である。図1(a)は、搬送台車の一状態を示す斜視図である。図1(b)は、搬送台車の別の状態を示す斜視図である。 実施の形態に係る搬送台車を説明するための斜視図および拡大図である。図2(a)は、搬送台車を操作者の側から見た場合の斜視図である。図2(b)は、搬送台車の上下移動機構の一状態を示す拡大図である。図2(c)は、搬送台車の上下移動機構の別の状態を示す拡大図である。 実施の形態に係る搬送台車と装置のポートとの間でウェハキャリアの搬出入をする様子を説明するための断面図である。 実施の形態に係る昇降機構を備えない搬送台車と装置のポートとの間でウェハキャリアの搬出入をする様子を説明するための断面図である。 従来の半導体基板用キャリアの搬送台車を示す斜視図である。
符号の説明
1 台車本体
2 位置決め機構
3 近接スイッチ
4 フォーク
5 ピン
6 レバー
7 筒部
8 ステーション
9 フォークガイド
10 キャリア
11 孔
12 キャスター
13 レール
15 ハンドル
18 ウェハ
100 搬送台車
101 ウェハキャリア
102 アーム
103 レール
104 アーム支持部
105 天面
106 台車本体
107 車輪
108 操作レバー
109 回転軸
110 偏心カム
111 シャフト
112 案内部
113 板状部材
115 各種装置
117 固定装置
119 受け部
121 回転中心
123 ロール
125 回転中心
127 ロール支持部
301 ウェハキャリア
302 アーム
304 アーム支持部
306 台車本体
307 車輪
308 昇降レバー
315 装置
317 固定装置
318 スライドレバー
321 受け部

Claims (5)

  1. 台車本体と、
    前記台車本体の上部に設けられ、ウェハキャリアを保持する保持部と、
    前記保持部を水平方向に移動する水平移動機構と、
    前記水平移動機構を上下方向に移動する上下移動機構と、
    前記水平移動機構および前記上下移動機構を操作する操作レバーと、
    を備え、
    前記水平移動機構は、前記保持部を水平方向に案内するレールを含み、
    前記上下移動機構は、
    前記水平移動機構を支持する偏心カムと、
    前記偏心カムを貫通するとともに前記操作レバーにより回転可能に構成された回転軸と、
    を含み、
    前記操作レバーに対して前記レールの延在方向の外力が加わると、前記操作レバーが前記保持部とともに前記レール上を前記外力の方向に移動し、
    前記操作レバーが回動すると前記偏心カムが連動して回転し、前記水平移動機構が上下方向に移動するように構成されている
    ことを特徴とする搬送台車。
  2. 請求項1に記載の搬送台車において、
    前記操作レバーは、前記保持部の側面のうち、前記レールの延在方向に略直交する側面に設けられており、前記レールの延在方向と略直交する平面内で回転する
    ことを特徴とする搬送台車。
  3. 請求項1または2に記載の搬送台車において、
    前記回転軸は、前記操作レバーの一端を挿通し、
    前記操作レバーは、前記回転軸に沿って移動可能に構成されている
    ことを特徴とする搬送台車。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の搬送台車において、
    前記偏心カムが複数設けられていることを特徴とする搬送台車。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載の搬送台車において、
    前記台車本体は、手押し操作により移動可能であることを特徴とする搬送台車。
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