JP2006007381A - パレット交換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テーブルに設けられるようにコンパクト化し、直線距離と旋回角度をパレット搬送距離に対して最適化するための設計の自由度の大きなパレット交換装置を提供する。
【解決手段】 モータ13で回転される第1ねじ軸12Aと回転連結される第2ねじ軸12Bを平行にテーブル部分2に設け、第112A,第2ねじ軸12Bに螺装する第1,第2駆動ユニットを設け、この2個のユニット上に水平面で旋回するレバー21を一方の支軸を中心として回転可能とし、他方の支軸を長穴で係合させ第1駆動ユニットの移動に対し第2駆動ユニットの移動量を少なくしてこの移動量差によりレバー21を移動に伴って旋回させるパレット交換装置7。
【選択図】 図1

Description

本発明は工作機械特にマシニングセンタのような複合加工機において、ワークを加工するに際し、加工能率を向上させるためにワークをパレット上に乗せパレットを順次交換するパレット交換装置に関する。
自動パレット交換装置としては種々の方式が提案されている。テーブルの移動方向の延長上にパレット受台を設けて相互に移動させる形式、或いはテーブルの移動方向とパレット搬送方向が異なりテーブルの側面にパレット受台を設ける形式がある。
後者の形式に適するものに文献1のものは(以下文献の部品番号は公報の番号を用いる)、図5に示すように、ベッド13の側面にパレット搬送方向に移動可能な移動体4を設け、この移動体4に上下に貫通する回動可能な軸6を設け、下端にベッドに設けたラック8と噛み合う歯車7を固着し、上端にL形アーム9を固着して、この移動体4を油圧シリンダ2のピストンロッド3に連結し、L形アーム9の先端を交換パレット12の移動方向と直角方向の溝12aに係合させたものである。ピストンロッド3の縮小移動により移動体4はアーム9でパレット12を引っ掛けて移動するとともにラック8上を歯車7が転動することにより回動軸6及びアーム9が約120度旋回され、ほぼアーム長の2倍の移動量が直線移動量に加算されてパレット12はパレット台とベッドとの間を搬送される。
また、文献2のものは、図6に示すようにベッドの側面にパレット並置台を設け、テーブル4の移動方向と直角方向に搬送して交換するものであって、サドル6上で移動されるクランプベース8にパレット3が交換載置される。クランプベース8の張り出し部に回転可能且つ軸方向上下移動可能に軸承された軸22の下端には、サドル6の長手側方に取着したラック18と中間歯車を介して噛合回転する歯車21を固着し、上端には三日月形のレバー27を固着してある。そして、レバー先端をパレット3の搬送方向と直角な溝に係合させたものである。クランプベース8がパレット並置台方向に移動されると、ラック18による歯車21の回転でレバー27が回動して、レバー27の180度回転でパレットをレバー長の2倍移動させ且つ、クランプベース8即ちレバー自身の移動が加算されてパレット3はパレット並置台とクランプベース(テーブル)の間を移動交換される。
実開昭63−172541号 図1、図3 特開昭63−207535号 図1、図2
文献1、2のものは、レバーの旋回動作は固定側に設けたラックと移動側に軸承したレバー軸に固着の歯車を噛合する組あわせで行っているので、パレット搬送距離に対応して直線運動と旋回運動の関係を最適にするには直線運動距離に応じて歯車を大きくしなければならない場合が生じるなどの制限のため小型化に問題がある。このため設計の自由度が阻害される。
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みなされたものであって、その目的とするところはテーブルに設けられるようにコンパクト化し、しかも直線距離と旋回角度をパレット搬送距離に対して最適化するための設計の自由度の大きなパレット交換装置を提供するにある。
上記目的を達成するために請求項1に記載のパレット交換装置は、工作機械のテーブルとパレット受台の間でパレットをスライドさせて交換するパレット交換装置であって、第1駆動ユニットを螺装した第1ねじ軸と、第2駆動ユニットを螺装した第2ねじ軸とをパレット搬送方向で平行且つ回転可能に軸承してテーブル部分に設けいずれかのねじ軸とモータを連結し、該モータの回転で第1駆動ユニットに対し第2駆動ユニットの移動量が少なくなるように第1,第2ねじ軸を回転連結して構成し、交換パレットに形成した搬送方向と直角方向の溝と係合する係合部材を先端に設けた長腕と短腕でなるレバーが長腕,短腕の境で前記第1駆動ユニットの支軸に支持されるとともに短腕の端部で前記第2駆動ユニットの支軸に支持され、前記第1駆動ユニットまたは第2駆動ユニットの支軸の一方を回動中心として軸承し、他方を前記レバー上に形成された長穴に支持位置偏位可能に係合させてなり、交換パレットの搬送量として前記第1,第2ねじ軸の回動による前記第1駆動ユニットに対する第2駆動ユニットの移動量の差にもとづく前記レバーの回動で生じる前記係合部材の直線移動量を回転中心として用いる支軸を有する駆動ユニットの移動量に加算させるものである。
請求項1の発明によれば、2本のねじ軸を回転可能に平行に設け一個のモータで第1ねじ軸を回転させ第2ねじ軸を減速回転させるように回転連動し、それぞれのねじ軸に第1,第2の駆動ユニットを螺装して、この駆動ユニット上にそれぞれ支軸を立設して長腕,短腕で形成したレバーの短腕端部と長腕,短腕の境でそれぞれ前記の支軸で支承し、一方を回転中心とし他方を長穴で係合させるようになしたものである。
モータの第1ねじ軸を回転させ第2ねじ軸を減速回転させることにより、レバーは第1ねじ軸の回転により移動され、これに加えて第2駆動ユニットの遅れによりレバーが旋回される。このため長腕端のカムフオロアと係合したパレットは所定量搬送される。
請求項2に記載のパレット交換装置は、前記移動量を少なくするには2本のねじ軸のねじピッチの差又は回転比の少なくとも一方によって生じさせるものである。
請求項2の発明によれば、第1ねじ軸に螺装した第1駆動ユニットに対する第2ねじ軸に螺装した第2駆動ユニットの遅れを生じさせるための第1ねじ軸、第2ねじ軸及びその連結機構は、両ユニットを同一方向に送るようにして、第1,第2ねじ軸のピッチ差、噛み合う歯車の回転比を決めることによって一個のモータの回転によりレバーの移動量及びレバーの旋回による移動量が決定されパレットを所定量搬送できる。
請求項3に記載のパレット交換装置は、少なくとも前記第1駆動ユニット又は第2駆動ユニットが移動中前記レバーを水平に保つガイドを設けたものである。
請求項3の発明によれば、第1駆動ユニット,第2駆動ユニットの少なくとも片方が水平に保たれればレバーで連結されているので目的は達せられる。第1駆動ユニット,第2駆動ユニット上のレバーを移動中水平に保つためにガイドを設けたものであって、第1駆動ユニットと第2駆動ユニットとの間に第1駆動ユニットと第2駆動ユニットの移動量の差をカバーする長さの水平のガイドレールとこれに係合する溝付コ字形案内板を設けてある。
これで充分であるが、更に交換装置のテーブル取付枠内壁に水平のガイドレールを第1駆動ユニットの移動範囲に取着し、第1駆動ユニットにはこれに係合する溝付コ字形案内板を設けている。このため2個の駆動ユニットは移動中案内されて、ねじ軸の回りで旋回或いは変動することなく安定した姿勢を保ち上面に設けたレバーは常に水平に移動且つ旋回できる。
本発明は上述の手段により前記課題を解決するようにした結果、次に記載する効果を奏する。
請求項1の発明は、機外にパレット受台を設けるためテーブルとの間の移動距離がかなり長くなる。それをねじ軸による直線運動とレバーの旋回運動を組み合わせることによりカバーし、直線移動範囲を短くすることができて交換装置が小型化できる。従って装置をテーブルの側面に側方に飛び出さずに取り付けることができ、大ストロークに対して小スペースですみ、コンパクト化が可能となった。
また2本のねじ軸を採用して並列配置して回転連結したので1個の駆動モータを制御することによりレバーの最適な移動速度,移動量の差を選択することが容易である。しかも途中の変速も容易である。
請求項2の発明は、請求項1の発明の効果に加えて第2ねじ軸上の第2駆動ユニットを第1駆動ユニットに対して移動量を少なくするために、第1ねじ軸と第2ねじ軸のピッチに差を持たせること、大歯車,小歯車による回転速度を変えること、或いは両者を併用することができ、設計上の大きな自由度が得られる。
請求項3の発明は、第1駆動ユニット、第2駆動ユニットの移動中水平ガイドによって規制されるのでレバーは水平移動と、水平面中での旋回が確実に行われ、パレットフックとの係合にこじれ・軋みを生じさず滑らかな動きで搬送することができる。
以下本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は、本発明のパレット交換装置及びパレット台の配置を示す図、図2は、パレット交換装置の一部断面で示した平面図、図3は、第1駆動ユニット、第2駆動ユニットを解り易い配置にして断面で示した説明図、図4は図3のAA矢視の一部を断面で示した説明図である。
先ず図1において、大略を説明する。
ベッド1上で図示しないY方向の案内面に移動位置決め可能なテーブル2が載置されている。ベッド1のテーブル移動方向と平行な側面に2面並置型のパレット受台3が配置されている。このパレット受台3上にはX方向に2本の案内面5,5が二組形成されていている並置形パレット台でそれぞれパレット4を移動及び載置可能である。
テーブル2上は上面にX方向の2本の案内面6,6が形成されていて、パレット4を移載・固定できるようになっている。本発明のパレット交換装置7はテーブルの側面にパレット4の移載方向と平行に設けられている。
次に図2、図3、図4にもとづいてパレット交換装置7を説明する。パレット交換装置7の枠体11はパレット4の搬送移載距離を充足する長さを有し、第1ねじ軸12A、第2ねじ軸12Bのそれぞれの両端を軸受によって回転可能に同一水平面で軸承するハウジング11a,11bが設立されている。この枠体11のテーブル側の内壁面には水平の長い案内レール18Aが取着されている。第1ねじ軸12Aの一端にはモータ13がカップリング10を介して連結されている。他端には歯車13Aが固着されている。第2ねじ軸12Bの軸端に歯車13Bが固着されており、両歯車13A,13Bは噛合されている。歯車13Bは13Aより大径として歯数を多くし第2ねじ軸12Bの回転を減速している。
そして、第1ねじ軸12Aには第1駆動ユニット14Aが、第2ねじ軸12Bには第2駆動ユニット14Bがそれぞれ螺装されている。なお、ねじ軸はボールねじが望ましい。この第1駆動ユニット14A、第2駆動ユニット14Bを第1ねじ軸12Aの1個モータ13で同一方向に駆動させるために、歯車13A,13Bが直接噛み合っているので、ねじ軸の回転は互いに逆方向になることから、ねじのリード方向を反対とする右ねじと左ねじとの組合せとなる。
第1駆動ユニット14Aは第1ねじ軸12Aに螺合する雌ねじ15Aを内蔵した角筒16Aでなり、テーブル側の側面に水平方向の溝を刻設したコ字形断面の案内板17Aが固着されていて、交換装置枠体11の壁内面に取り付けられている案内レール18Aと係合しており、ねじ軸の回転中上面を水平とする安定した姿勢を保って移動することができる。
第2駆動ユニット14Bは同様に第2ねじ軸12Bに螺合する雌ねじに15Bを内蔵した角筒16Bでなり、第1駆動ユニット14A側に水平方向の溝を刻設したコ字形断面の案内板17Bが固着されていて、角筒16Aの側面に水平に取着された短い案内レール18Bと係合しており、ねじ軸の回転中上面を水平とする安定した姿勢を保って移動する。第2駆動ユニット14Bは第1駆動ユニット14Aに追従して遅い速度で移動し、移動量を少なくしている(理由は後述)ので案内レール18Bの長さは移動量の差の長さあれば足りる。
これらの案内レール18A,18Bは第1,第2駆動ユニット14A,14Bを案内した走向姿勢を保つためのものであるが、他の手段として案内レール18Bと案内板17Bとがあれば案内レール18A、案内板17Aを省略しても目的を達成することができる。さらに後述するレバー21が第1駆動ユニット14A、第2駆動ユニット14Bの上面で取り付けられるので、駆動ユニット上の支軸とレバーの係合が外れないように支軸の頭にフランジを有する形状とすれば、これらの案内レール,案内板も省略が可能である。
次にパレット4のパレットフック19と係合するレバー21について述べる。
パレット4には図1,3で左側となる側面に、パレット移載方向と直角方向に両端を開放し、下側を開口する直線溝19Aを刻設したパレットフック19が取着されている。レバー21は長腕21aに、短腕21aを有するく字形をなす。第1駆動ユニット14Aの角筒16Aの上面には支軸24が設立されており、軸受を介してレバー21の長腕,短腕の境となる湾曲点位置の穴が嵌合していてレバー21は回転自在である。長腕19aの先端には支軸22が上方に突出して設立されており、突出部にカムフオロア22が回転可能に枢支されていて、パレット4のパレットフック19の溝19aに滑合されている。従ってレバー21の旋回時にはカムフオロア23はパレットフック19の溝19a内を転動する。
第2駆動ユニット14Bにも同様に角筒16Bの上面に支軸26が設立されており、その上端にカムフオロア27が回転可能に枢支されている。レバー21の短腕21bの端部には長穴21cが穿設されていて、この穴にカムフオロア27が滑合してあり、長穴21cは第1駆動ユニット14A、第2駆動ユニット14Bの連携した移動時の移動量の差による支軸24と26との距離の変化に対応できるようになっている。この長穴の長さは、第1駆動ユニット14Aと第2駆動ユニット14Bが一線に並んだ中央位置の時のユニット間距離mとこの位置に対して対称な始端、終端位置において両ユニットは位置がずれており両ユニットの距離nは大きくなり、その差n−mである。
レバー21は特に長腕,短腕でなるく字形となした理由は図1で理解できる。即ちテーブル2上にパレット4を載置するのにパレット交換装置7がパレット台3側に偏って突出することなく、ほぼ同じ幅位置に取り付けることが、他の部品との干渉をなくする点で望ましい。するとパレット4をテーブル2上に移載したときパレットフック19は左端にあり、レバー21はねじ軸に対してほぼ垂直となる。パレット4をパレット受台3上に移載したときレバー21は大きく旋回してねじ軸に平行近くまで傾斜する。しかし短腕がくの字に曲がっているので短腕の傾斜は緩和され腕長さを長くしなくて良い。パレット4をテーブル2から交換装置6の離れた外側のパレット受台3に送り出すためには、レバー21の大きな旋回が必要である。このため長腕の長さは必要である。
レバー21が真っ直ぐであれば、終端で短腕21bの第2ねじ軸12Bに対する傾斜が大きくなりレバー21を第2駆動ユニットに支持するには短腕21bは長腕21aほどの長さが必要となり、長穴21cに支軸26との間旋回分力の関係でロスが大きく第2ねじ軸の負荷が増大する不都合が生じる。また、始端,移動中央で長くなった短腕が機内に飛び出し本機との干渉の恐れがでる。従って、この不都合をなくすため短腕の形状が考慮される。図のように始端位置と終端位置での短腕は支軸24,26の関係を対称となるく字形とすることにより、この不都合が解消される。なおパレット受台3が図の左側になればレバー21は逆く字形となる。
本発明のパレット交換装置の作用を説明する。
いまパレット4がテーブル2上に載置され、パレット4上の加工が終了してパレット交換が行われる。レバー21のカムフオロア23はパレット4の左端のパレットフック19の溝19aに係合して待機している状態にある。モータ13が回転して第1ねじ軸12Aが回転されると、歯車13A,13Bを介して第2ねじ軸12Bも共に回転される。第1ねじ軸12Aが右ねじ、第2ねじ軸12Bが左ねじでリード方向が反対であり、歯車13A,13Bの回転は直接噛み合いのため互いに逆方向であるため、第1駆動ユニット14Aが図で右方向に移動すると第2駆動ユニット14Bも右方向に移動する。この移動でレバー21はパレット側への移動とともに以下のように徐々にパレット側に旋回される。
第1ねじ軸12AのねじピッチP1に対し第2ねじ軸12BのピッチP2はP1>P2の関係にしておくことにより、第1駆動ユニット14Aの移動量に対し第2駆動ユニットの移動量は小さくなる。ピッチP1,P2が同じとすると歯車13Aに対し歯車13Bを大きくして回転を遅くすることによって移動量を小さくすることができ、いずれにするか、又、組み合わせるかは設計上の自由である。この移動量の遅れ差でレバー21が旋回される。
第1駆動ユニット14A、第2駆動ユニット14Bは移動の中央で一線に並び両端で第2駆動ユニット14Bが内側対称となるのが望ましい。しかし、これに限定されるものではない。
パレット4のテーブル上載置位置ではレバー21は始点イの位置にあり、移動中央で短腕がねじ軸に垂直となり長腕21aは約45度旋回されたロの位置でパレット4はX方向にほぼ半分移送されテーブル2上をはるかに乗り越え約3/4はみ出し一部はパレット受台3の案内レール5上に乗る。終端では長腕21aが90度旋回してハの位置となり、パレット4を完全にパレット受台3上に移載を終わる。
このパレット4の搬送距離は図2において、始端における支軸24の中心とレバー21の長腕21aのカムフオロア23の中心間のねじ軸方向の距離A(レバー21の長腕の旋回による直線移動量)、第1ねじ軸12Aによる第1駆動ユニット14Aの支軸24の中心の移動距離(移動量)C、終端におけるレバー21の長腕21aのカムフオロア23と支軸24の中心間のねじ軸方向の距離B(レバー21の長腕の旋回による直線移動量)の和A+B+Cとなる。
なお、旋回角度90度に限定されるものではなく、パレット移送距離が決まっているから、第1ねじ軸の回転数,ピッチによる第1駆動ユニット14Aの移動量の差分レバーの旋回移動量が決められる。即ち、旋回角度が決定される。従って第2ねじ軸12Bの減速回転,移動量も決めることができる。
次で未加工のワークを載置したパレット受台3のパレット4をテーブル2上に引き込むためテーブル2を図示しない送りねじによりY方向へ次のパレット位置迄移動位置決めする。この動きでレバー21aの先端のカムフオロア23は先のパレット4のパレットフック19の溝19aより離脱し隣のパレット4のパレットフック19の溝19aに係合する。係合を確認してモータ13を逆回転させる。レバー21は第1ねじ軸の回転で逆方向に送られ、さらに移動しながら第1駆動ユニット14A,第2駆動ユニット14Bの移動量の遅れ差により逆旋回してパレット4をテーブル2上に搬送移載することができる。
移動量を少なくする他の実施例として、第1ねじ軸12A、第2ねじ軸12Bの噛み合う歯車に替え、それぞれプーリとなしタイミングベルトで回転連結する。この場合両ねじ軸12A,12Bの回転は同方向となる。従って、ねじ軸のリード方向は同一となる。ピッチP1,P2又はプーリの直径比を変えることにより移動量の差を生み出すことができる。
第1駆動ユニット14Aの支軸24をレバー21の旋回中心としたが、第2駆動ユニット14Bの支軸26を旋回中心とすることもできる。この場合、短腕,長腕の境の湾曲点において長穴に形成される。この長穴の長さは前述と同じである。レバー21の旋回半径が長くなり、カムフオロア23の旋回軌跡は異なるが、始点,終点位置は実施例1と同じにすることができる。
本発明のパレット交換装置及びパレット台の配置図である。 パレット交換装置の一部を断面で示した平面図である。 第1駆動ユニット、第2駆動ユニットをわかりやすい配置として断面で示した説明図である。 図3のAA矢視の一部を断面で示した説明図である。 従来の交換装置の平面図である。 従来の交換装置の平面図である。
符号の説明
2 テーブル 3パレット台
4 パレット 7パレット交換装置 11 枠体 12A 第1ねじ軸 12B 第2ねじ軸 13 モータ
14A 第1駆動ユニット
14B 第2駆動ユニット
17A,17B 案内板
18A,18B ガイドレール
19 パレットフック
21 レバー
23,27 カムフオロア
24,26 支軸

Claims (3)

  1. 工作機械のテーブルとパレット受台の間でパレットをスライドさせて交換するパレット交換装置であって、第1駆動ユニットを螺装した第1ねじ軸と、第2駆動ユニットを螺装した第2ねじ軸とをパレット搬送方向で平行且つ回転可能に軸承してテーブル部分に設けいずれかのねじ軸とモータを連結し、該モータの回転で第1駆動ユニットに対し第2駆動ユニットの移動量が少なくなるように第1,第2ねじ軸を回転連結して構成し、交換パレットに形成した搬送方向と直角方向の溝と係合する係合部材を先端に設けた長腕と短腕でなるレバーが長腕,短腕の境で前記第1駆動ユニットの支軸に支持されるとともに短腕の端部で前記第2駆動ユニットの支軸に支持され、前記第1駆動ユニットまたは第2駆動ユニットの支軸の一方を回動中心として軸承し、他方を前記レバー上に形成された長穴に支持位置偏位可能に係合させてなり、交換パレットの搬送量として前記第1,第2ねじ軸の回動による前記第1駆動ユニットに対する第2駆動ユニットの移動量の差にもとづく前記レバーの回動で生じる前記係合部材の直線移動量を回転中心として用いる支軸を有する駆動ユニットの移動量に加算させることを特徴とするパレット交換装置。
  2. 前記移動量を少なくするには2本のねじ軸のねじピッチの差又は回転比の少なくとも一方によって生じさせるものである請求項1に記載のパレット交換装置。
  3. 少なくとも前記第1駆動ユニット又は第2駆動ユニットが移動中前記レバーを水平に保つガイドを設けた請求項1又は2に記載のパレット交換装置。
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