JP2006007349A - パネル係止部の成形方法 - Google Patents

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Keizo Sato
恵三 佐藤
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Abstract

【課題】 パンチダイでリブを完全に切除することができ、かつ、リブの高さを小さくできるパネル係止部の成形方法を提供する。
【解決手段】 まず、裏面にリブ6を有するパネル1を押出成形する。このリブ6には、頂面に形成したガイド溝6aと、その両側を一般部6bよりも幅広く形成した幅広部6cと、幅広部6cと一般部6bの側面を略平行にし、その境界部分の側面に形成した傾斜部6dとを形成しておく。そして、リブ6をその一部を残してパンチダイで切除し、次いで、残されたリブ6の頂面にタッピンねじ3のねじ込み孔7を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、電子機器のキャビネットに取り付けられるアルミニューム製の押出成形パネルにタッピンねじのねじ込み孔を成形する方法に関する。
図9はディスク記録媒体の記録再生装置の表示部を示している。
同図において、1は表示窓1aを備えたパネル、2はパネル1をタッピンねじ3で取り付けるキャビネットである。パネル1の裏面にはリブ4が一対設けてあり、これらリブ4,4の間にタッピンねじ3の先端をねじ込んで係止してある(図7,8参照)。
パネル1には、外観上の要請によりアルミニュームの押出成形品を使用している。このため、その裏面には一対のリブ4,4が押出方向に沿って成形されている。パネル1の組み付けに際し、これらのリブ4,4は、キャビネット2の凹部2aに係合する部分を残して切除している。その切断面は図8に斜線で示してある。
ところで、リブ4,4の切除をパンチダイで行なうと、一方のリブ4はきれいに切断されるが、他方のリブ4は引きちぎられたような状態になり、機械加工による後処理が必要になる。これは、最初に切断されたリブ4が次に切断されるリブ4に重なり、その状態で次のリブ4の切断が行なわれるためであると考えられる。このため、後処理の必要のない、フライス盤による切削加工が一般に行なわれているが、パンチダイによる加工に較べて工数が嵩み、コストアップの要因となる。
そこで、図6に示すような断面形状のリブ5を成形する方法が提案されている。このリブ5は、タッピンねじ3の先端がねじ込まれるねじ込み部5aと、ねじ込み部5aをパネル1に連結する柱部5bとからなる。つまり、ねじ込み部5aが柱部5bを介してパネル1に連結されているため、パンチダイによる切除の際にねじ込み部5aの一部が分離することがなくなり、リブ5の完全な切除が可能になる。しかし、柱部5bを設けた分だけ、リブ5が嵩張り、装置のコンパクト化の妨げとなる。
本発明は、このような事情に鑑み、パンチダイでリブを完全に切除することができ、かつ、リブの高さを小さくできるパネル係止部の成形方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、裏面にリブを有するパネルを押出成形する第1の工程と、上記リブをその一部を残してパンチダイで切除する第2の工程と、残されたリブの頂面にタッピンねじのねじ込み孔を形成する第3の工程とからなることを特徴とする。
かかる構成によれば、タッピンねじのねじ込み孔を形成する前の、中実のリブがパンチダイで切除されるので、その際にリブの一部が分離することがなくなり、リブの完全な切除が可能になるが、このリブはパネルに直接設置してあるので、リブの高さが小さくなり、装置のコンパクト化に役立つ。
上記ねじ込み孔はリブのほぼ全高に亘って形成するのが好ましい。
このようにすると、リブの高さをさらに小さくすることができる。
上記第1の工程において、上記ねじ込み孔を穿設するドリル刃の挿入をガイドするためのガイド溝を上記リブの頂面に成形しておくのが好ましい。
このようにすると、ドリル刃の位置決めが容易になり、加工精度の向上に役立つ。
上記リブは、ガイド溝の両側を一般部よりも幅広くするとともに、この幅広部と上記一般部の側面を略平行にし、上記幅広部と一般部の境界部分の側面を傾斜させるのが好ましい。
このようにすると、リブの金型に対する接触面積が大きくなるので、刃の肉厚を大きくして金型の強度を高めることができる。
本発明によれば、パンチダイによるリブの完全な切除が可能になり、かつ、リブの高さを小さくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は発明を実施する形態の一例を示している。
同図において、1はアルミニューム製の押出成形パネルで、図9に示したキャビネット2にタッピンねじ3で取り付けられる。パネル1は押出成形されているため、その裏面には、図4に示すようなリブ6が押出方向に沿って成形されている。このリブ6は、頂面にガイド溝6aを備えるとともに、その両側は一般部6bよりも幅広くして幅広部6cを形成してある。また、幅広部6cと一般部6bの側面を略平行にし、その境界部分の側面には傾斜部6dを形成してある。
このように成形されたパネル1をパンチダイにセットし、リブ6をキャビネット2の凹部2aに係合する部分を残して切除している。その切断面は図4に斜線で示してある。次いで、図1に示すようにドリル刃Mをリブ6のガイド溝6aに挿入し、タッピンねじ3のねじ込み孔7をリブ6のほぼ全高に亘って形成する。パネル1のキャビネット2への組み付けに際しては、切除後のリブ6をキャビネット2の凹部2aに嵌合し、凹部2aの底面の孔2bにタッピンねじ3を通し、その先端をリブ6のねじ込み孔7にねじ込めばよい。
本実施形態では、タッピンねじ3のねじ込み孔7を形成する前の、中実のリブ6がパンチダイで切除されるので、その際にリブ6の一部が分離することがなくなり、リブ6の完全な切除が可能になる。また、このリブ6はパネル1に直接設置してあるので、リブ6の高さが小さくなり、装置のコンパクト化に役立つ。なお、ドリルによるねじ込み孔7の穿設は、図8のリブ4を機械加工で取り除く場合に較べると、加工が極めて容易で、工数も少なくて済む。
さらに、ねじ込み孔7をリブ6のほぼ全高に亘って形成してあるので、リブ6の高さをさらに小さくすることができる。
また、パネル1を成形する際に、ねじ込み孔7を穿設するドリル刃Mの挿入をガイドするためのガイド溝6aをリブ6の頂面に成形しているので、ドリル刃Mの位置決めが容易になり、加工精度の向上に役立つ。
ところで、リブ6は、ガイド溝6aの両側は一般部6bよりも幅広くして幅広部6cを形成するとともに、幅広部6cと一般部6bの側面を略平行にし、その境界部分の側面に傾斜部6dを形成してあるので、リブ6の金型に対する接触面積が大きくなるので、刃の肉厚を大きくして金型の強度を高めることができる。
なお、本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形を加えることができる。
本発明のパネル成形方法を説明する図である。 同成形方法で成形したパネルの組付方法を説明する図である。 同パネルの取付構造を示す図である。 同パネルのリブを切除した状態を示す図である。 図2と対応する従来例を示す図である。 図4と対応する従来例を示す図である。 図2と対応する他の従来例を示す図である。 図4と対応する他の従来例を示す図である。 同パネルのキャビネットに対する組付方法を説明する図である。
符号の説明
1 パネル
2 キャビネット
3 タッピンねじ
6 リブ
6a ガイド溝
6b 一般部
6c 幅広部
6d 傾斜部
7 ねじ込み孔

Claims (4)

  1. 裏面にリブを有するパネルを押出成形する第1の工程と、
    上記リブをその一部を残してパンチダイで切除する第2の工程と、
    残されたリブの頂面にタッピンねじのねじ込み孔を形成する第3の工程と
    からなることを特徴とするパネル係止部の成形方法。
  2. 上記ねじ込み孔をリブのほぼ全高に亘って形成することを特徴とする請求項1に記載のパネル係止部の成形方法。
  3. 上記第1の工程において、上記ねじ込み孔を穿設するドリル刃の挿入をガイドするためのガイド溝を上記リブの頂面に成形しておくことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパネル係止部の成形方法。
  4. 上記リブは、ガイド溝の両側を一般部よりも幅広くするとともに、この幅広部と上記一般部の側面を略平行にし、上記幅広部と一般部の境界部分の側面を傾斜させたことを特徴とする請求項3に記載のパネル係止部の成形方法。
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