JP2006006632A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】使い勝手を向上した電気掃除機を提供する。
【解決手段】延長管8をロック部により掃除機本体2に保持する際には、吸込口部47の下端面が当接平面部91に当接して吸込口部47が延長管8に沿って相対的に摺動して延長管8の先端部が吸込口部47から突出して連通口95に連通し、延長管8の保持状態を解除する際には、吸込口部47を圧縮ばね63にて延長管8の先端部に向けて付勢して延長管8の先端部に装着させるので、作業者が吸込口部47に触れることなく延長管8を保持したり、延長管8の保持状態を解除したりでき、使い勝手を向上できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動送風機の吸込側に連通する風路管を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体には、床ブラシが電動送風機の吸込側に連通接続される。また、掃除機本体には、電動送風機の吸込側に連通する風路管すなわち延長管が設けられている。この延長管は、先端部に、着脱可能なブラシ体を備えている。このブラシ体は、延長管に連通接続される筒部と、この筒部の先端部に回動可能に設けられたブラシ部とを備えている。さらに、このブラシ体は、延長管から取り外され、所定の受け部に着脱可能に収納される。そして、このブラシ体の収納の際には、ブラシ部を筒部に対して回動させ、筒部を受け部に挿入して固定する。また、ブラシ体の使用の際には、ブラシ体を受け部から取り外し、ブラシ部を筒部に対して回動させた後、ブラシ体を延長管の先端部に接続する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−17627号公報(第5−6頁、図15)
しかしながら、上述の電気掃除機では、ブラシ体の収納および使用の際に、作業者がブラシ部に手で触らなければならず、使い勝手が良好でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、使い勝手を向上した電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、電動送風機の吸込側に連通する風路管の上流側端部にこの風路管に沿って摺動可能に設けられ、風路管の上流側に向けて付勢された吸込口部と、掃除機本体と風路管との少なくともいずれか一方に設けられ、掃除機本体に風路管を保持可能とする保持手段と、吸込口体に連通する連通口および吸込口部に当接する当接部を備え、掃除機本体に設けられた受け部とを具備し、風路管が保持手段にて掃除機本体に保持される際に、吸込口部が当接部に当接して風路管に沿って相対的に摺動することで風路管の上流側端部が吸込口部から突出して連通口に連通するものである。
本発明によれば、風路管を掃除機本体に保持する際には、吸込口部が当接部に当接して風路管に沿って相対的に摺動して風路管の上流側端部が吸込口から突出して連通口に連通し、風路管の保持状態を解除する際には、吸込口部が風路管の上流側に向けて付勢されて風路管の上流側端部に装着されるので、吸込口部に作業者が触れることなく風路管を掃除機本体に保持したり、この保持状態を解除して吸込口部を風路管の上流側端部に装着したりでき、使い勝手を向上できる。
以下、本発明の一実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図6において、1はアップライト型の電気掃除機で、この電気掃除機1は、上下方向に沿って長手状の掃除機本体2を備えており、この掃除機本体2には、下側に電動送風機3が収容され、この電動送風機3の上方に、集塵部4が設けられている。さらに、この掃除機本体2は、集塵部4の上流側すなわち吸込側に連通するホース体5が後側の上部に接続され、このホース体5の吸込側である先端部には、円筒状の接続管部6、握り管部7およびパイプ状の風路管としての延長管8が順次連通接続されている。またさらに、この延長管8の吸込側である先端部は、掃除機本体2の後側下部に設けられた筒状の受け部9の上端部に着脱可能に挿入される。そして、受け部9の下端部には、吸込口体としての床ブラシ11の下流側すなわち排気側である基端部が連通接続されている。
掃除機本体2は、電気掃除機1を持ち運び可能にする円弧状の取手部12が上端部に設けられている。また、この掃除機本体2の後側の上部には、図4に示すように、延長管8が抜け止め固定される延長管固定部13が設けられている。さらに、掃除機本体2の後部には、電動送風機3の排気側に連通する長孔状の複数の排気孔14が穿設されている。
延長管固定部13は、掃除機本体2の後端部に切り欠き形成された四角形状の空間部である嵌合凹部16を備えている。また、この嵌合凹部16内には、嵌合突出部17が上方に向けて突設されている。
また、嵌合凹部16の前側に位置した部分には、四角形状の空間部であるクランプ嵌合部18が切り欠き形成されている。このクランプ嵌合部18には、操作クランプ19が嵌合している。この操作クランプ19は、上方に突出した操作ボタン19aと、嵌合突出部17の前側にて嵌合凹部16内に突出した図示しない係合部とを備えている。
操作ボタン19aは、図示しないばねなどにより後方向に付勢された状態で前後方向に進退可能となっている。そして、係合部は、操作ボタン19aの前後方向の進退に連動して前後方向に進退する。
さらに、掃除機本体2の後部には、掃除機本体2の長手方向に沿って嵌合円弧部21が切り欠き形成されている。この嵌合円弧部21は、延長管固定部13の下部から受け部9へと連続して直線状に形成され、延長管8の外形形状に略沿って平面視で半円凹弧状となっている。
電動送風機3は、図6に示すように、吸込側を上側に向けた状態で掃除機本体2内に収容されている。また、この電動送風機3は、吸込側が集塵部4に気密に連結されている。さらに、この電動送風機3は、図3に示すように、掃除機本体2の後部に回転可能に設けられたコードリール22に引き出しおよび巻き取り可能に巻回された電源コード24を介して、図示しない外部電源から供給される電力で駆動される。
ここで、電源コード24は、掃除機本体2の後側の上下方向の中心域に設けられたコード口25から先端部が掃除機本体2の外部に導出され、掃除機本体2の外部へと引き出し可能となっている。
集塵部4は、図6に示すように、排気側である下端部が電動送風機3の吸込側に気密に連結されているとともに、吸込側である上端部がホース体5の排気側である基端部に気密に連結されている。この集塵部4は、例えば電動送風機3の駆動により床ブラシ11などから空気とともに吸い込まれた塵埃に直進方向の慣性力を与えて空気から分離して捕集するものである。
ホース体5は、可撓性を有する合成樹脂などで細長い蛇腹円筒状に設けられ、軸方向へと伸縮可能に設けられている。
接続管部6は、ホース体5よりも硬質の合成樹脂などで円筒状に形成され、ホース体5と同軸状に設けられてこのホース体5の先端部に連通している。また、この接続管部6は、握り管部7の排気側である基端部に着脱可能に連通接続される。
握り管部7は、接続管部6の吸込側である先端部および延長管8の排気側である基端部にそれぞれ連通する略円筒状の本体部41と、この本体部41から径方向に突出した把持部42とを備えている。この把持部42は、本体部41の先端側の外側面から突出し、本体部41の基端側へと屈曲されている。また、この把持部42には、電動送風機3を所定の駆動モードで駆動させる図示しない複数の設定ボタンが設けられている。
延長管8は、掃除機本体2に保持された状態で電気掃除機1を作業者が操作可能にするアームであるとともに、掃除機本体2からの保持状態を解除した状態で延長管として作用するもので、例えばアルミニウムなどの金属で細長円筒状すなわち長手状に形成されている。そして、この延長管8は、握り管部7、接続管部6、ホース体5および集塵部4を介して電動送風機3の吸込側に連通するとともに、受け部9に取り付けられた状態で電動送風機3の吸込側と床ブラシ11の排気側とにそれぞれ連通する風路を形成する。
また、この延長管8の軸方向の中間部には、図3ないし図6に示すように、この延長管8を掃除機本体2の延長管固定部13に対して着脱可能に固定する略筒状の固定部45が同軸状に一体的に設けられている。そして、固定部45と延長管固定部13とで、延長管8を掃除機本体2に対して抜け止めして保持する保持手段としてのロック部46が構成されている。また、この延長管8の上流側端部である先端部の外周面には、図1ないし図3に示すように、吸込口部47が延長管8に沿って摺動可能に設けられている。さらに、延長管8の先端部には、吸込口部47に挿通される筒状の挿通部材48が一体に設けられている。
固定部45は、例えば硬質の合成樹脂などで成形され、円筒状の固定部本体51を備え、この固定部本体51の下端部の前部には、嵌合凹部16に略隙間なく嵌合して延長管8を掃除機本体2に対して回り止めして固定する固定係合部52が突設されている。そして、この固定部45は、延長管8を伸縮させる機能も兼ねている。
固定係合部52は、嵌合凹部16に嵌合した状態で嵌合突出部17が嵌合する図示しないアーム側嵌合凹部が下端側に開口形成されている。また、この固定係合部52の前部には、操作クランプ19の係合部が係合可能な図示しない係合孔部が穿設されている。そして、固定部45は、操作クランプ19の操作により係合部が係合孔部に係脱されることで、掃除機本体2に対して着脱可能となる。
一方、吸込口部47は、図1および図2に示すように、例えば硬質の合成樹脂などで筒状に成形されたカバー体としての先端カバー61と、この先端カバー61に回動可能に設けられたブラシ部としての丸ブラシ部62と、先端カバー61を延長管8の先端部に向けて付勢する付勢部材としての圧縮ばね63とを備えている。そして、この吸込口部47は、延長管8を掃除機本体2に保持した状態で受け部9の上端部に固定されるものである。
先端カバー61は、圧縮ばね63を内部に収容した略円筒状の上側収容部65と、この上側収容部65から下方に突設された筒状の連結部66とを有している。
上側収容部65は、延長管8を挿通可能な挿通孔71が上端部に穿設され、連結部66に連通する連通孔72が下端部に穿設されている。
挿通孔71および連通孔72は、それぞれ延長管8の外径寸法よりも大きい内径寸法を有し、かつ、挿通部材48の基端部の外周面にフランジ状に突設されたフランジ部73よりも小さい内径寸法を有している。このため、吸込口部47は、延長管8に対して、上側収容部65内の上下寸法と略等しい寸法分、摺動可能となっている。
また、連通孔72の外周縁部には、圧縮ばね63が載置された段部74が設けられ、この段部74とフランジ部73との間に圧縮ばね63が収容されている。さらに、この段部74とフランジ部73との距離寸法は、圧縮ばね63の全長よりも小さく形成されている。この結果、圧縮ばね63は、吸込口部47を延長管8の先端部に向けて付勢するとともに、延長管8に対する吸込口部47の相対的な摺動に伴い伸縮される。
連結部66は、図2に示すように、両側部が、丸ブラシ部62を回動可能に軸支する回動軸75に軸支され、図1に示す左側が、回動軸75を中心とする円弧面状に形成されている。さらに、この連結部66は、丸ブラシ部62の内部に連通する下端部連通孔76が下端部に穿設されている。この下端部連通孔76には、延長管8の先端部である挿通部材48の先端部が挿通されて下方に突出している。
なお、この挿通部材48の先端部は、延長管8の保持状態で吸込口部47の丸ブラシ部62よりも下方に突出し、延長管8の保持状態を解除した状態、すなわち延長管8の使用状態では、丸ブラシ部62の内部に収納される。
丸ブラシ部62は、図1に示す左右方向に長軸方向を有する平面視細長円形状のブラシ本体81と、このブラシ本体81の先端部に植毛された複数のブラシ毛82とを有している。
ブラシ本体81は、連結部66が挿入される連結孔83が上端部に形成されるとともに、延長管8を掃除機本体2から取り外した状態での吸込口となるブラシ吸込口84が下端部に開口形成された筒状に形成され、上側から下側へと拡開している。また、このブラシ本体81は、回動軸75が連結孔83の内周縁部近傍に突設された側板部85が両側部の上部にそれぞれ設けられている。
さらに、ブラシ吸込口84の外周縁部には、当接フランジ部86が全周に亘ってフランジ状に突設されている。この当接フランジ部86は、下端部が略面一に形成されており、延長管8を掃除機本体2に保持状態とした際に、受け部9の一部に当接して吸込口部47を掃除機本体2に対して固定するものである。
そして、ブラシ毛82は、掃除の際に被掃除面の塵埃を掻き出すもので、可撓性を有する合成樹脂などで成形されており、当接フランジ部86の下端面から突設されている。これらブラシ毛82は、複数本ずつ略円柱状に束ねられ、当接フランジ部86全体に略等間隔に離間されてそれぞれ植毛されている。さらに、これらブラシ毛82は、当接フランジ部86の下端面の外周縁部よりも若干内側に位置している。
また、受け部9は、掃除機本体2の後部に設けられた凹状の空間部であり、吸込口部47の当接フランジ部86の下端部が当接する当接部としての当接平面部91が上端部に形成され、この当接平面部91から下方に連続して収容凹部92が形成されている。
当接平面部91は、当接フランジ部86の下端面の外周縁部全体が当接するもので、平面視で略細長円形状に形成され、受け部9の中心側に向けて平面状に突設されている。
収容凹部92は、当接平面部91の内周縁部から下方へと略垂直に延設された側壁部93と、この側壁部93の下端部から略水平に延設された底面部94とを有している。
側壁部93は、受け部9の内周を区画するもので、当接平面部91の全周に亘って形成されている。そして、この側壁部93は、上下方向の寸法がブラシ毛82の突出寸法よりも大きく形成されている。このため、吸込口部47を受け部9に固定した状態でブラシ毛82が底面部94に当接しない。
底面部94は、側壁部93の全周の下端部から受け部9の中心側へと平面状に形成され、受け部9の底部を区画している。また、この底面部94には、床ブラシ11の吸込側に連通する連通口95が穿設されている。さらに、連通口95の上部には、環状のシールパッキン96が同軸状に取り付けられている。
そして、底面部94から延長管固定部13の嵌合凹部16の底部までの距離は、固定部45の固定係合部52の下端部から挿通部材48の先端部までの距離と略等しくなっている。このため、シールパッキン96には、延長管8を掃除機本体2に保持した状態で挿通部材48の先端部が気密に当接可能となっている。
さらに、床ブラシ11は、図6に示すように、掃除機本体2の下方に設けられ、被掃除面としての床面に載置されて電気掃除機1を支持するもので、延長管8を受け部9の上端部に挿入した状態で、受け部9を介して延長管8の先端部に連通する。
また、この床ブラシ11は、床面に対向する下部に図示しない吸込口が開口形成された中空な横長のケース体97を備えている。このケース体97の後部には、吸込口に連通する図示しない連通管が回動可能に突設され、この連通管が受け部9の下端部に挿入されて連通口95に気密に連結される。
さらに、床ブラシ11の後部の両側部には、ブラシ従動輪98が回転自在にそれぞれ設けられている。これらブラシ従動輪98により、電気掃除機1が床面を前後に走行可能となっている。
次に、上記一実施の形態の作用を説明する。
まず、通常の掃除の際には、延長管8を掃除機本体2に保持して収納する。
すなわち、作業者が把持部42を把持し、図1(a)および図5(a)に示すように、掃除機本体2の後部にて吸込口部47の当接フランジ部86の下端面を受け部9の当接平面部91の上部に当接させた後、図5(b)に示すように、把持部42を掃除機本体2側へと倒すようにして延長管8を嵌合円弧部21に嵌合させ、図5(c)に示すように、固定部45の固定係合部52を延長管固定部13に上方から下方に押し込む。
すると、固定係合部52が嵌合凹部16の操作クランプ19の係合部を前方へと押し込みながら下方へと移動し、固定係合部52の係合孔部が係合部に対向すると、係合部が弾性復帰して突出して係合孔部に係合し、固定部45が延長管固定部13に固定されて延長管8がロック部46により掃除機本体2に保持される。
このとき、図1(a)および図1(b)に示すように、受け部9に固定された吸込口部47に対して延長管8の先端部である挿通部材48の先端部が、圧縮ばね63の付勢力に抗して相対的に下方に摺動して吸込口部47のブラシ吸込口84からブラシ毛82の下方まで突出し、シールパッキン96に押圧されて気密に当接し、延長管8の先端部が連通口95に連通する。
この状態で、作業者は電源コード24を引き出して図示しないコンセントに接続し、所定の操作ボタンを操作して電動送風機3を所定の動作モードで駆動させ、把持部42を把持して電気掃除機1を床面上で走行させて床面の塵埃を床ブラシ11の吸込口から空気とともに吸い込む。
また、隙間、部屋の隅、あるいは作業者の手が届かない高い位置などを掃除する際には、延長管8を掃除機本体2から取り外す。
すなわち、作業者が操作クランプ19の操作ボタン19aを押すと、係合部と係合孔部との係合が解除されて延長管8の保持状態が解除され、作業者が把持部42を把持して延長管8を掃除機本体2から取り外すと、この取り外しに伴い、圧縮ばね63が復帰することで吸込口部47が延長管8の先端部に向けて摺動し、この延長管8の先端部に装着される。
そして、作業者は、固定部45を操作して延長管8を所望の長さに伸縮させ、取手部12を把持して掃除機本体2を持ち上げて運搬しつつ把持部42を把持して吸込口部47を隙間などに挿入し、ブラシ毛82を被掃除面に当接させて塵埃をブラシ毛82で掻き出し、この塵埃をブラシ吸込口84から空気とともに吸い込む。
吸い込まれた塵埃は、集塵部4にて空気から分離されて捕集され、塵埃を分離された空気は、電動送風機3を通過して排気風となり、排気孔14から掃除機本体2の外部へと排気される。
上述したように、上記一実施の形態では、延長管8をロック部46により掃除機本体2に保持する際には、吸込口部47の下端面が当接平面部91に当接して吸込口部47が延長管8に沿って相対的に摺動して延長管8の先端部が吸込口部47から突出して連通口95に連通し、延長管8の保持状態を解除する際には、吸込口部47が延長管8の先端部に向けて付勢されて延長管8の先端部に自動で装着される構成とした。
この結果、汚れ易い吸込口部47に作業者が手で触れることなく延長管8を掃除機本体2に保持したり、この保持状態を解除して吸込口部47を延長管8の先端部に装着したりできるので、衛生的となるとともに、床ブラシ11を用いる掃除作業と延長管8を用いる掃除作業とを、手間なく素早く切り換えでき、使い勝手を向上できる。
また、丸ブラシ部62の下端部に当接フランジ部86を設け、この当接フランジ部86の下端部を略面一に形成するとともに、受け部9の上端部に平面状の当接平面部91を設けることで、延長管8を掃除機本体2に保持する際に、吸込口部47の丸ブラシ部62が延長管8に対して回動した状態であっても、当接フランジ部86の下端面を当接平面部91に当接させて延長管8を掃除機本体2側へと回動させるだけで吸込口部47を容易に受け部9に固定できるとともに、延長管8の位置合わせを容易にできる。
さらに、吸込口部47の先端カバー61に、丸ブラシ部62を設けることで、掃除の際に丸ブラシ部62のブラシ毛82で被掃除面の塵埃を掻き出すことができ、掃除性を向上できる。
そして、ブラシ毛82は、延長管8の保持状態で収容凹部92内に収容されるので、延長管8の収納時に作業者がブラシ毛82に触れたりすることをも防止でき、衛生性をより向上できる。
しかも、ブラシ毛82は、延長管8の保持状態で底面部94に接触しないため、延長管8を長期に亘って掃除機本体2に対して保持状態としても、ブラシ毛82に曲げ方向の外力が加わることがなく、ブラシ毛82が曲がってしまうことをも防止できる。
また、丸ブラシ部62を先端カバー61に対して回動可能とすることで、掃除場所に応じて丸ブラシ部62の延長管8に対する角度を適切に変化させて被掃除面に対してブラシ毛82を効率よく作用させることができ、掃除性をより向上できる。
さらに、底面部94上に塵埃が溜まった場合でも、延長管8を掃除機本体2に保持する際に延長管8から吸い込みできる。
なお、上記一実施の形態において、受け部9、ロック部46、あるいは吸込口部47の細部などは、上記構成に限定されるものではない。
特に、保持手段は、掃除機本体2のみに設ける構成、延長管8のみに設ける構成なども可能である。
また、上記一実施の形態では、風路管を延長管8としたが、必ずしも上記構成に限定されるものではなく、下流側が電動送風機3の吸込側に連通するものであれば、例えばホース体5の先端部に挿通部材48を一体的に設けて連通口95に連通可能とするとともに、吸込口部47を挿通部材48に沿って摺動自在とするように構成された風路管など、他の様々な形態とすることが可能である。
さらに、丸ブラシ部62が延長管8に対して同軸上に位置している場合にのみ圧縮ばね63が収縮可能となり、丸ブラシ部62が延長管8に対して回動している状態では圧縮ばね63が収縮できない構成とすることも可能である。この場合には、延長管8の使用中などに、延長管8の先端部が吸込口部47から突出することなどがなく、掃除作業性がより向上する。
本発明の一実施の形態の電気掃除機を示す縦断面図であり、(a)は、延長管の保持直前の状態を示す縦断面図であり、(b)は、延長管の保持状態を示す縦断面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 同上電気掃除機の風路管の保持状態を示す斜視図である。 同上電気掃除機の上部を示す斜視図である。 同上電気掃除機の風路管の収納手順を示す側面図であり、(a)は、吸込口部の受け部への固定状態を示す側面図、(b)は、風路管を掃除機本体へと回動させた状態を示す側面図、(c)は、風路管を掃除機本体に固定した状態を示す側面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
3 電動送風機
8 風路管としての延長管
9 受け部
11 吸込口体としての床ブラシ
46 保持手段としてのロック部
47 吸込口部
61 カバー体としての先端カバー
62 ブラシ部としての丸ブラシ部
63 付勢部材としての圧縮ばね
91 当接部としての当接平面部
95 連通口

Claims (3)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    この掃除機本体に接続された吸込口体と、
    前記電動送風機の吸込側に連通する風路管と、
    この風路管の上流側端部にこの風路管に沿って摺動可能に設けられ、前記風路管の上流側に向けて付勢された吸込口部と、
    前記掃除機本体と前記風路管との少なくともいずれか一方に設けられ、前記掃除機本体に前記風路管を保持可能とする保持手段と、
    前記吸込口体に連通する連通口および前記吸込口部に当接する当接部を備え、前記掃除機本体に設けられた受け部とを具備し、
    前記風路管が前記保持手段にて前記掃除機本体に保持される際に、前記吸込口部が前記当接部に当接して前記風路管に沿って相対的に摺動することで前記風路管の上流側端部が前記吸込口部から突出して前記連通口に連通する
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 吸込口部は、
    風路管の先端部に摺動可能に設けられたカバー体と、
    このカバー体を前記風路管の先端部に向けて付勢する付勢部材と、
    前記カバー体に設けられたブラシ部とを備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. ブラシ部は、カバー体の先端部に回動可能に設けられている
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015202410A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 ブラック アンド デッカー インクBlack & Decker Inc. 真空掃除機

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