JP2006006531A - 放射線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体のカルシウム分布や脂肪分布を高精度に、かつ、容易に得ることができる。
【解決手段】被検体の心拍運動による体動信号の位相が同じになる際に、第1管電圧と、第1管電圧と異なる第2管電圧とのそれぞれにおいてX線を照射し、第1管電圧における投影データに基づいて被検体の第1画像を生成すると共に、第2管電圧における投影データに基づいて被検体の第2画像を生成する。そして、その生成した第1画像と第2画像とに基づいて、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、放射線撮影装置に関し、特に、被検体のカルシウム分布や脂肪分布を得る放射線撮影装置に関する。
放射線撮影装置として、放射線であるX線を用いて被検体の断層面の画像を生成するX線CT(Computed Tomography)装置が知られている。X線CT装置は、人体や物体などを被検体とし、医療用途や産業用途などの広範な用途で利用されている。
X線CT装置は、被検体のスライス厚方向を軸として被検体の周囲の複数のビュー方向からX線をX線管により照射する。そして、複数のビュー方向から被検体を透過するX線を、それぞれのビュー方向ごとにX線検出器で検出し、投影データを生成する。そして、その投影データに基づいて、被検体の断層面の画像を再構成し生成する。
たとえば、X線CT装置は、被検体の冠動脈におけるプラ−ク(plaque)を診断する際においては、マルチセクタ再構成法などの方法により断層面の画像を生成している(たとえば、特許文献1,特許文献2参照)。マルチセクタ再構成法においては、X線CT装置は、投影データを、被検体の心拍などの体動による体動信号の位相が同じになるように、少なくとも180°分のビュー角度における複数のビュー方向から取得する。そして、X線CT装置は、体動信号の位相が同じ場合に得られる複数の投影データを組み合わせて、断層面の画像を生成する。そして、プラ−クを診断するために、その断層面の画像における各画素のCT値に対応させて、カルシウム分布や脂肪分布の画像を生成する。
特開2000−342577号公報 米国特許6504894号明細書
しかしながら、従来においては、ビームハードニング効果などの誤差要因により、正確なCT値を求めることが困難な場合があり、カルシウム分布や脂肪分布を高精度に得ることが難しかった。
したがって、本発明の目的は、カルシウム分布や脂肪分布を高精度に得ることが容易に可能な放射線撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の放射線撮影装置は、被検体に放射線を照射する放射線照射部と、前記放射線照射部から照射され前記被検体を透過する前記放射線を検出し投影データを生成する放射線検出部と、前記被検体の周期的な体動を検出し体動信号を生成する体動検出部と、前記体動信号の位相が同じになる際に得られる前記投影データに基づいて前記被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像との少なくとも一方を生成する画像生成部とを有し、前記放射線照射部は、第1管電圧と、第1管電圧と異なる第2管電圧とのそれぞれにおいて前記被検体に前記放射線を照射し、前記画像生成部は、前記第1管電圧における前記投影データに基づいて前記被検体の第1画像を生成すると共に、前記第2管電圧における前記投影データに基づいて前記被検体の第2画像を生成し、前記第1画像と前記第2画像とに基づいて前記カルシウム分布画像と前記脂肪分布画像との少なくとも一方を生成する。
上記の本発明においては、放射線照射部が被検体に放射線を照射し、放射線照射部から照射され被検体を透過する放射線を放射線検出部が検出し投影データを生成する。そして、被検体の周期的な体動を体動検出部が検出して体動信号を生成し、その体動信号の位相が同じになる際に得られる投影データに基づいて被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像との少なくとも一方を画像生成部が生成する。この際において、放射線照射部は、第1管電圧と、第1管電圧と異なる第2管電圧とのそれぞれにおいて被検体に放射線を照射する。また、画像生成部は、第1管電圧における投影データに基づいて被検体の第1画像を生成すると共に、第2管電圧における投影データに基づいて被検体の第2画像を生成する。そして、画像生成部は、第1画像と第2画像とに基づいてカルシウム分布画像と脂肪分布画像との少なくとも一方を生成する。
本発明によれば、カルシウム分布や脂肪分布を高精度に得ることが容易に可能な放射線撮影装置を提供することができる。
以下より、本発明にかかる実施形態について説明する。
図1は、本発明にかかる実施形態の放射線撮影装置としてのX線CT装置1の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態のX線CT装置1は、走査ガントリ2と操作コンソール3と撮影テーブル4と体動検出部5とを有する。
走査ガントリ2は、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26と回転部27と回転コントローラ28とを有する。走査ガントリ2は、被検体を載置する撮影テーブル4が搬送されるボア29を備え、X線管20とX線検出器23とがそのボア29を挟んで対向して配置されている。
X線管20は、X線を照射するために設けられている。本実施形態においては、X線管20は、X線コントローラ25からの制御信号に基づいて、ボア29内に搬送された被検体と共に、カルシウム分布と脂肪分布との基準を設定するためのファントムにX線を照射する。具体的には、X線管20は、体動検出部5が生成する体動信号において位相が同じになる際に、その体動信号における周期ごとに第1管電圧と、第1管電圧と異なる第2管電圧とを交互に切り替えてX線を照射する。また、この際、X線管20は、回転部27によって被検体の体軸方向であるスライス厚方向zを軸に被検体の周囲を回転し、第1管電圧にてX線が照射される第1照射角度と、第2管電圧にてX線が照射される第2照射角度との少なくとも一部が重複するようにして、被検体の周囲の複数のビュー方向からX線を照射する。
X線管移動部21は、X線コントローラ25からの制御信号に基づいて、X線管20の放射中心を、走査ガントリ2におけるボア29内の撮影テーブル4に載置される被検体のスライス厚方向zに移動させる。
コリメータ22は、X線管20とX線検出器23との間に配置されている。コリメータ22は、たとえば、チャネル方向xとスライス厚方向zとにそれぞれ2枚ずつ設けられた板により構成されている。コリメータ22は、コリメータコントローラ26からの制御信号に基づいて、各方向に設けられた2枚の板を独立して移動させ、X線管20から照射されたX線をそれぞれの方向において遮ってコーン状に成形し、X線の照射範囲を調整する。
X線検出器23は、ボア29を挟んでX線管20に対向するように配置されている。X線検出器23は、被検体の周囲の複数のビュー方向からX線管20によって照射され、それぞれのビュー方向ごとに被検体を透過するX線を検出し投影データを生成する。
図2は、X線検出器23の構成を示す斜視図である。
図2に示すように、X線検出器23は、X線を検出する検出素子23aがチャネル方向xとスライス厚方向zとにアレイ状に2次元的に配列されている。つまり、X線検出器23は、回転部27によってX線管20が被検体の体軸方向を軸にして周囲を回転される方向に沿ったチャネル方向xと、回転部27によるX線管20の回転の軌跡により形成される面に対して略垂直な方向のスライス厚方向zとに検出素子23aがアレイ状に2次元的に配列されている。2次元的に配列された複数の検出素子23aは、円筒凹面状に湾曲したX線入射面を全体として形成している。ここで、チャネル方向xには、たとえば、1000個の検出素子23aが配列されており、スライス厚方向zには、たとえば、8個の検出素子23aが配列されている。
検出素子23aは、たとえば、検出したX線を光に変換するシンチレータ(図示なし)と、シンチレータが変換した光を電荷に変換するフォトダイオード(図示なし)とを有し、X線検出器23は固体検出器として構成されている。なお、検出素子23aは、これに限定されるものではなく、たとえば、カドミウム・テルル(CdTe)等を利用した半導体検出素子、あるいはキセノン(Xe)ガスを利用した電離箱型の検出素子23aであって良い。
図3および図4は、X線管20とコリメータ22とX線検出器23の相互関係を示す図である。図3において、図3(a)はスライス厚方向zを視線とした状態を示す図であり、図3(b)はチャネル方向xを視線とした状態を示す図である。また、図4は、図3(b)と同様にチャネル方向xを視線とした状態において、被検体を撮影する様子を示す図である。
図3(a)および図3(b)に示すように、X線管20から放射されたX線は、コリメータ22によってコーン状に成形され、X線検出器23に照射される。そして、被検体を撮影する場合においては、撮影テーブル4に被検体を載置し、その載置された被検体がボア29に搬入される。そして、図4に示すように、被検体のスライス厚方向zを軸として被検体の周囲の複数のビュー方向からX線を照射し、コリメータ22を介して、それぞれのビュー方向ごとに被検体を透過するX線をX線検出器23で検出し被検体の投影データを生成する。
データ収集部24は、X線検出器23が検出し生成する投影データを収集し、操作コンソール3に出力する。データ収集部24は、たとえば、選択・加算切換回路(図示なし)とアナログ−デジタル変換器(図示なし)とを有する。操作コンソール3からの制御信号に応じて選択・加算切換回路241が投影データを選択し組み合わせを変え足し合わせて、アナログ−デジタル変換器242に出力する。そして、選択・加算切換回路241によって選択あるいは任意の組み合わせで足し合わされた投影データを、アナログ−デジタル変換器がアナログ信号からデジタル信号に変換して操作コンソール3に出力する。
X線コントローラ25は、操作コンソール3からの制御信号に応じて、X線管20に制御信号を出力し、X線管20を制御する。また、X線コントローラ25は、操作コンソール3による制御信号に応じて、X線管移動部221に対し制御信号を出力し、X線管20の放射中心をスライス厚方向zに移動するように制御する。
コリメータコントローラ26は、操作コンソール3からの制御信号に応じてコリメータ22に制御信号を出力し、X線管20から放射されたX線を成形するようにコリメータ22を制御する。
回転部27は、回転コントローラ28からの制御信号に応じて、ボア29中のアイソセンタを軸にして回転する。回転部27には、X線管20とX線管移動部21とコリメータ22とX線検出器23とデータ収集部24とX線コントローラ25とコリメータコントローラ26とが搭載されており、これらは、回転部27の回転に伴ってボア29に搬入される被検体に対する位置を変化させる。回転部27を回転させることにより、被検体のスライス厚方向zを軸として複数のビュー方向からX線が照射され、被検体を透過したX線が検出される。本実施形態においては、回転部27は、第1管電圧にてX線管20からX線が照射される第1照射角度と、第2管電圧にてX線が照射される第2照射角度との少なくとも一部が重複するようにX線管20を回転する。
回転コントローラ28は、操作コンソール3からの制御信号に応じて、回転部27に制御信号を出力して回転部27を回転するように制御する。
操作コンソール3は、中央処理装置30と入力装置31と表示部32と記憶装置33とを有する。
中央処理装置30は、たとえば、コンピュータによって構成されており、制御部30aと、画像生成部30bとを有する。
制御部30aは、入力装置31に入力されたスキャン条件に基づいて、X線管20からX線を被検体に照射し、被検体を透過するX線をX線検出器23にて検出するように、各部を制御して走査を行う。具体的には、制御部30aは、スキャン条件に基づいて、撮影テーブル4に制御信号を出力し、撮影テーブル4を走査ガントリ2のボア29に搬入または搬出する。また、制御部30aは、回転コントローラ28に制御信号を出力して、走査ガントリ2の回転部27を回転させる。また、制御部30aは、X線管20からX線の照射するように、制御信号をX線コントローラ25に出力する。そして、制御部30aは、制御信号をコリメータコントローラ26に出力し、コリメータ22を制御してX線を成形する。また、制御部30aは、制御信号をデータ収集部24に出力し、X線検出器23の検出素子23aが得る投影データを収集するように制御する。また、制御部30aは、体動検出部5に制御信号を出力し、被検体の体動信号を取得するように体動検出部5を制御する。
画像生成部30bは、X線検出器23が生成する投影データに基づいて、被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する。本実施形態においては、まず、画像生成部30bは、たとえば、マルチセクタ再構成法によって、第1管電圧における投影データに基づいて被検体の第1画像を生成すると共に、第2管電圧における投影データに基づいて被検体の第2画像を生成する。つまり、画像生成部30bは、体動信号の位相が同じになる際に得られる投影データを組み合わせて再構成を行い、第1管電圧における第1画像と、第2管電圧における第2画像とを生成する。その後、画像生成部30bは、ファントムによる投影データに基づいて、第1画像と第2画像とのそれぞれの画素におけるカルシウム密度と脂肪率パラメータとを算出し、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する。また、画像生成部30bは、画像記憶部11に接続されており、生成した被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像とが画像記憶部11に記憶される。
操作コンソール3の入力装置31は、たとえば、キーボードやマウスなどの入力デバイスにより構成されている。入力装置31は、たとえば、本スキャン条件などの撮影条件や、被検体の情報などの各種情報を中央処理装置30に入力するために設けられている。
表示装置32は、たとえば、CRT(Cathode Ray Tube)により構成されている。表示装置32は、中央処理装置30からの指令に基づき、画像生成部30bにより生成された被検体のカルシウム分布画像や脂肪分布画像やその他の各種情報を表示する。
記憶装置33は、メモリにより構成されており、画像生成部30bが生成する画像などの各種のデータや、プログラムなどを記憶する。記憶装置33は、その記憶されたデータが必要に応じて中央処理装置30にアクセスされる。
撮影テーブル4は、撮影対象である被検体を載置するテーブルで構成されている。撮影テーブル4は、操作コンソール3からの制御信号に基づいて、走査ガントリ2のボア29に被検体を搬入または搬出する。
体動検出部5は、被検体の周期的な体動を検出し体動信号を生成するために設けられている。体動検出部5は、たとえば、心電信号検出器によって構成されており、心電信号検出器が装着された被検体の心拍運動を検出して体動信号を生成する。体動検出部5は、操作コンソール3に接続されており、操作コンソール3の制御部30aからの制御信号に基づいて、被検体の体動信号を取得する。そして、体動検出部5は、操作コンソール3の画像生成部30bに体動信号を出力する。
なお、上記の本実施形態においてX線CT装置1は、本発明の放射線撮影装置に相当する。また、本実施形態において体動検出部5は、本発明の体動検出部に相当する。また、本実施形態においてX線管20は、本発明の放射線照射部に相当する。また、本実施形態においてX線検出器23は、本発明の放射線検出部に相当する。また、本実施形態において回転部27は、本発明の回転部に相当する。また、本実施形態において画像生成部30bは、本発明の画像生成部に相当する。また、本実施形態において表示装置32は、本発明の表示部に相当する。
以下より、上記の本実施形態のX線CT装置1を用いて被検体のカルシウム分布画像や脂肪分布画像を生成する方法について説明する。
図5は、本実施形態におけるカルシウム分布画像や脂肪分布画像を生成する方法を示すフロー図である。本実施形態においては、いわゆるデュアルエナジー法によって、カルシウム分布画像や脂肪分布画像を生成する。
図5に示すように、まず、はじめに、第1管電圧と第2管電圧とにおける投影データの取得を行う(S11)。
投影データを取得するに先立って、被検体と共に、カルシウム分布と脂肪分布との基準を設定するためのファントムPとを撮影テーブル5に載置する。
図6は、カルシウム分布と脂肪分布との基準を設定するためのファントムPを示す斜視図である。
図6に示すように、ファントムPは、カルシウム密度の定量測定に使用されるものであって、カルシウム等価物質を含む4つのサンプルロッドS1,S2,S3,S4と、脂肪基準物質のサンプルロッドSfとを有する。カルシウム等価物質を含む4つのサンプルロッドS1,S2,S3,S4は、たとえば、リン酸水素カリウム,炭酸水素カルシウムなどをカルシウム等価物質として有し、それぞれのサンプルロッドS1,S2,S3,S4は、カルシウム等価物質の密度が異なっている。
そして、投影データを取得する際においては、オペレータによって、入力装置31に本スキャン条件の各設定項目を入力され、中央処理装置30に出力される。たとえば、本スキャン条件として、スライス厚、スライス数、その他、ヘリカルスキャンなどの撮影方式がオペレータによって入力装置31に入力される。そして、中央処理装置30の制御部41が走査ガントリ2と撮影テーブル4へ制御信号を出力する。これによって、制御部41が撮影テーブル4に制御信号を出力し、撮影テーブル4を走査ガントリ2のボア29に搬入または搬出させる。そして、制御部41が回転コントローラ28に制御信号を出力して、走査ガントリ2の回転部27を回転させる。また、制御部41が、X線管20からX線の照射するように制御信号をX線コントローラ25に出力する。そして、制御部41が、制御信号をコリメータコントローラ26に出力し、コリメータ22を制御してX線を成形する。また、制御部41が、制御信号をデータ収集部24に出力し、X線検出器23の検出素子23aが得る投影データを収集するように制御する。
本実施形態においては、体動検出部5が生成する体動信号において位相が同じになる際に、その体動信号における周期ごとに第1管電圧と、第1管電圧と異なる第2管電圧とを交互に切り替えて、被検体とファントムとにX線を照射して投影データを取得する。また、この際、回転部27によって被検体のスライス厚方向zを軸に被検体の周囲を回転し、第1管電圧にてX線が照射される第1照射角度と、第2管電圧にてX線が照射される第2照射角度との少なくとも一部が重複するようにして、X線管20が、被検体の周囲の複数のビュー方向からX線を照射する。
図7と図8とは、第1管電圧と第2管電圧とにおける投影データの取得について説明するための図である。
図7は、被検体の心拍運動による体動信号と投影データの取得との関係を示す図であり、横軸が時間、縦軸が体動信号の位相を示している。心拍運動による体動信号は、1周期内に収縮期と拡張期とを有し、図7においては、第1周期から第4周期までの4周期分の体動信号を示している。そして、図7においては、体動信号の各周期ごとにおける投影データの取得の時間T1,T2,T3,T4を示している。
図8は、第1管電圧と第2管電圧とにおけるX線をビュー方向から被検体に照射する照射角度について示す図である。図8において、図8(a)は体動信号の第1周期における照射角度を示しており、図8(b)は第2周期における照射角度、図8(c)は第3周期における照射角度、図8(d)は第4周期における照射角度を示している。
図7に示すように、位相の変動が少ない心拍運動の拡張期ごとに、第1管電圧と第2管電圧とを交互に切り替えて、被検体とファントムとにX線を照射して投影データを取得する。具体的には、第1周期の拡張期の所定時間T1に120kVの第1管電圧でX線を照射し、第2周期の拡張期の所定時間T2に140kVの第2管電圧でX線を照射する。そして、第3周期の拡張期の所定時間T3に120kVの第1管電圧でX線を照射し、第4周期の拡張期の所定時間T4に140kVの第2管電圧でX線を照射する。
この時、図8に示すように、X線管20は、回転部27によって被検体のスライス厚方向zを軸に被検体の周囲をらせん状に連続的に回転し、図8(a)に示すように、第1周期の拡張期の所定時間T1においては、第1管電圧にて第1ビュー角度の範囲θ1(たとえば、0〜120°)でX線を照射する。そして、図8(b)に示すように、第2周期の拡張期の所定時間T2においては、第2管電圧にて第2ビュー角度の範囲θ2(たとえば、60〜180°)でX線を照射する。このように、第1周期の拡張期の所定時間T1に第1管電圧にてX線が照射される第1ビュー角度と、第2周期の拡張期の所定時間T2に第2管電圧にてX線が照射される第2ビュー角度との一部が重複するようにして、X線管20が、被検体の周囲の複数のビュー方向からX線を照射する。そして、同様にして、図8(c)に示すように、第3周期の拡張期の所定時間T3においては、第1管電圧にて第3ビュー角度の範囲θ3(たとえば、120〜240°)でX線を照射し、図8(d)に示すように、第4周期の拡張期の所定時間T4においては、第2管電圧にて第4ビュー角度の範囲θ4(たとえば、180〜300°)でX線を照射する。
つぎに、上記のようにして取得した投影データに基づいて、被検体の第1画像と第2画像とを生成する(S21)。
ここでは、画像生成部30bが、たとえば、マルチセクタ再構成法によって、第1管電圧における投影データに基づいて被検体の第1画像を生成し、第2管電圧における投影データに基づいて被検体の第2画像を生成する。つまり、画像生成部30bは、体動信号の位相が同じになる際に得られる投影データを組み合わせて再構成を行い、第1管電圧における第1画像と、第2管電圧における第2画像とを生成する。具体的には、第1周期の拡張期の所定時間T1と第3周期の拡張期の所定時間T3とにおいて120kVの第1管電圧でX線を照射して所得される投影データに基づいて、被検体の断層面の第1画像を生成する。同様にして、第2周期の拡張期の所定時間T2と第4周期の拡張期の所定時間T4とにおいて140kVの第2管電圧でX線を照射して所得される投影データに基づいて、第1画像と同一なスライスになる第2画像を生成する。なお、被検体と共にファントムもスキャンしているため、ファントムの断層画像も第1画像と第2画像とのそれぞれに形成される。
つぎに、上記のようにして生成した第1画像と第2画像とに基づいて被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する(S31)。
図9は、被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成するフローを示す図である。
図9に示すように、第1画像における各画素のCT値を、脂肪を含む組織のCT値αwf1(wf:with fat)として算出する(D11)。
つぎに、カルシウム等価物質の密度の異なるサンプルロッドS1,S2,S3,S4のCT値を第1画像から検出する。そして、サンプルロッドS1,S2,S3,S4のCT値を[脂肪を含まない組織のCT値]αnf1(nf:no fat)とし、数式(1)に示すような回帰式を最小二乗法によって求め、その回帰式に対応する係数G1と切片C1とを算出する(D12)。なお、数式(1)において、係数G1と切片C1とは定数であり、Xはカルシウム密度[mg/ml]である。このようにして、サンプルロッドS1,S2,S3,S4のCT値αnf1(nf:no fat)を、数式(1)に示すような回帰式にフィッティングして、係数G1と切片C1とを算出する。
αnf1=G1・X+C1 …(1)
つぎに、脂肪基準物質のサンプルロッドSfのCT値αff1(ff:full fat)を第1画像から検出する(D13)。
つぎに、第1画像中の軟部組織に相当する部分(たとえば、大動脈)のCT値を検出し、軟部組織基準物質のCT値αst1(st:soft tissue)とする(D14)。
つぎに、第1画像における各画素のCT値を、数式(2)に示すよう対応付ける(D15)。なお、数式(2)において、βは、脂肪によるCT値の増減分α(α=αwf−αnf)に対して、α=β・(αff−αst)の関係によって導かれる脂肪率パラメータであり、組織中の脂肪の構成比が反映される。αffは、脂肪基準物質のCT値αffであり、αstは、軟部組織基準物質のCT値である。そして、数式(1)と数式(2)とにより、数式(3)が導かれる。
αwf1=αnf1+β・(αff1−αst1) …(2)
αwf1=G1・X+C1+β・(αff1−αst1) …(3)
つぎに、第2画像における各画素のCT値を、脂肪を含む組織のCT値αwf2として算出する(D21)。
つぎに、カルシウム等価物質の密度の異なるサンプルロッドS1,S2,S3,S4のCT値を第2画像から検出する。そして、サンプルロッドS1,S2,S3,S4のCT値を[脂肪を含まない組織のCT値]αnf2とし、数式(4)に示すような回帰式を最小二乗法によって求め、その回帰式に対応する係数G1と切片C1とを算出する(D22)。なお、数式(4)において、G2とC2とは定数であり、Xはカルシウム密度[mg/ml]である。
αnf2=G2・X+C2 …(4)
つぎに、脂肪基準物質のサンプルロッドSfのCT値αff2を第2画像から検出する(D23)。
つぎに、第2画像中の軟部組織に相当する部分(たとえば、大動脈)のCT値を検出し、軟部組織基準物質のCT値αst2とする(D24)。
つぎに、第2画像における各画素のCT値を、数式(5)に示すよう対応付ける(D25)。なお、数式(3)と同様に、数式(4)と数式(5)とにより、数式(6)が導かれる。
αwf2=αnf2+β・(αff2−αst2) …(5)
αwf2=G2・X+C2+β・(αff2−αst2) …(6)
つぎに、被検体における脂肪率パラメータβを、数式(7)に示すようにして算出する(D31)。数式(7)は、数式(3)と(6)との連立方程式から脂肪率パラメータβについての解を求めることにより導かれる(数式(3)・G2−数式(6)・G1より)。数式(7)に示すようにして脂肪率パラメータβを各画素ごとに算出し、たとえば、脂肪率パラメータβの大きさに輝度階調を対応させて脂肪分布画像を生成する。
β=[G2・(αwf1−C1)−G1・(αwf2−C2)]/[G2(αff1−αst1)−G1(αff2+αst2)]…(7)
つぎに、被検体におけるカルシウム密度Xを、数式(8)に示すようにして算出する(D41)。数式(8)は、数式(3)と(6)との連立方程式からカルシウム密度Xについての解を求めることにより導かれる(数式(3)・(αff2−αst2)−数式(6)・(αff1−αst1)より)。数式(8)に示すようにしてカルシウム密度Xを各画素ごとに算出し、たとえば、カルシウム密度Xの大きさに輝度階調を対応させてカルシウム分布画像を生成する。
X=[(αwf1−C1)・(αff1−αst1)−(αwf2−C2)・(αff1−αst1)]/[G1・(αff2−αst2)−G2・(αff2−αst2)] …(8)
上述のようにして、画像生成部30bは、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する。そして、画像生成部30bは、その生成した被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像とを記憶装置33に出力して記憶させる。
つぎに、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とをそれぞれ表示する(S41)。
ここでは、表示装置32が、画像生成部30bにより生成された被検体のカルシウム分布画像や脂肪分布画像を記憶装置33から呼び出して、表示画面にそれぞれ表示する。
以上のように、本実施形態は、被検体の心拍運動による体動信号の位相が同じになる際に投影データを得て、その投影データに基づいて被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する。ここでは、まず、第1管電圧と、第1管電圧と異なる第2管電圧とのそれぞれにおいてX線を照射し、第1管電圧における投影データに基づいて被検体の第1画像を生成すると共に、第2管電圧における投影データに基づいて被検体の第2画像を生成する。そして、その生成した第1画像と第2画像とに基づいて、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する。このように、本実施形態は、被検体の心拍運動による体動信号の位相が同じになる際に、いわゆるデュアルエネルギー法によって投影データを取得して、異なる管電圧による複数の画像を生成し、誤差成分が減少するように各画像を合成してカルシウム密度や脂肪率パラメータを算出している。このため、体動によるアーチファクトを抑制すると共に、ビームハードニング効果などの誤差要因による誤差成分が抑制され、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とを高精度に容易に生成することができる。
また、本実施形態は、体動信号における周期ごとに第1管電圧と第2管電圧とを交互に切り替えてX線を被検体に照射し、そして、第1管電圧にてX線が照射される第1照射角度と、第2管電圧にてX線が照射される第2照射角度との少なくとも一部が重複するように、被検体のスライス厚方向を軸に回転させてX線を照射し、投影データを取得している。このように、第1管電圧と第2管電圧とによるX線を連続的に交互に照射する際、ビュー方向において照射する照射角度を重複させている。つまり、本実施形態においては、位相ごとに時間が経過するタイミングと、クレードルを移動するタイミングとを合わせて、隣の列のデータが同じ位置をヘリカルスキャンするようにしており、クレードルを戻さずに連続的に移動させながらスキャンして、互いに異なる管電圧のデータを取得している。このため、短時間で効率的に同じ領域の投影データを得ることができると共に、異なる管電圧での投影データが時間的、位置的なズレが発生していないためにカルシウム分布画像と脂肪分布画像とを高精度に容易に生成することができる。
また、本実施形態は、体動信号において位相が同じになる際にX線を被検体に照射し、X線を効率的に利用しているため、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とを高精度に容易に生成することができる。
なお、本発明の実施に際しては、上記した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形形態を採用することができる。
たとえば、上記の実施形態においては、放射線としてX線を用いているが、放射線はX線に限るものではなく、たとえば、ガンマ線等の放射線であっても良い。
たとえば、上記の実施形態においては、軟部組織基準物質のCT値として第1画像および第2画像の大動脈のCT値を用いているが、ファントムに水等価物質のサンプルロッドを設置し、その水等価物質のCT値で代用してもよい。
また、たとえば、上記の実施形態においては、放射線照射部は、体動検出部が生成する体動信号における周期ごとに第1管電圧と第2管電圧とを交互に切り替えて放射線を被検体に照射しているが、これに限定されず、第1管電圧と第2管電圧とを交互に切り替えずに、それぞれの管電圧で放射線を被検体に照射してもよい。また、上記の実施形態においては、マルチセクタ再構成法によってセクタに分割してスキャンしているが、これに限定されず、セクタに分割せずに1度でスキャンを行ってもよい。
図1は、本発明にかかる実施形態におけるX線CT装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、本発明にかかる実施形態におけるX線検出器を示す構成図である。 図3は、本発明にかかる実施形態において、X線管とコリメータとX線検出器の相互関係を示す図である。 図4は、本発明にかかる実施形態において、X線管とコリメータとX線検出器の相互関係を示す図である。 図5は、本発明にかかる実施形態において、カルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成する方法を示すフロー図である。 図6は、本発明にかかる実施形態において、カルシウム分布と脂肪分布との基準を設定するためのファントムを示す斜視図である。 図7は、本発明にかかる実施形態において、被検体の心拍運動による体動信号と投影データの取得との関係を示す図である。 図8は、本発明にかかる実施形態において、第1管電圧と第2管電圧とにおけるX線をビュー方向から被検体に照射する照射角度について示す図である。 図9は、本発明にかかる実施形態において、被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像とを生成するフローを示す図である。
符号の説明
1…X線CT装置(放射線撮影装置)、
2…走査ガントリ、
3…操作コンソール、
4…撮影テーブル、
5…体動検出部(体動検出部)
20…X線管(放射線照射部)、
21…X線管移動部、
22…コリメータ、
23…X線検出器(放射線検出部)、
23a…検出素子、
24…データ収集部、
25…X線コントローラ、
26…コリメータコントローラ、
27…回転部(回転部)、
28…回転コントローラ、
29…ボア、
30…中央処理装置、
31…入力装置、
32…表示装置(表示部)、
33…記憶装置、
30a…制御部、
30b…画像生成部
P…ファントム

Claims (8)

  1. 被検体に放射線を照射する放射線照射部と、
    前記放射線照射部から照射され前記被検体を透過する前記放射線を検出し投影データを生成する放射線検出部と、
    前記被検体の周期的な体動を検出し体動信号を生成する体動検出部と、
    前記体動信号の位相が同じになる際に得られる前記投影データに基づいて前記被検体のカルシウム分布画像と脂肪分布画像との少なくとも一方を生成する画像生成部と
    を有し、
    前記放射線照射部は、第1管電圧と、第1管電圧と異なる第2管電圧とのそれぞれにおいて前記被検体に前記放射線を照射し、
    前記画像生成部は、前記第1管電圧における前記投影データに基づいて前記被検体の第1画像を生成すると共に、前記第2管電圧における前記投影データに基づいて前記被検体の第2画像を生成し、前記第1画像と前記第2画像とに基づいて前記カルシウム分布画像と前記脂肪分布画像との少なくとも一方を生成する
    放射線撮影装置。
  2. 前記放射線照射部は、前記被検体と共に、カルシウム分布と脂肪分布との基準を設定するためのファントムに前記放射線を照射し、
    前記画像生成部は、前記ファントムによる投影データに基づいて、前記第1画像と前記第2画像とのそれぞれの画素におけるカルシウム密度と脂肪率パラメータとを算出し、前記カルシウム分布画像と前記脂肪分布画像との少なくとも一方を生成する
    請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記放射線照射部を前記被検体のスライス厚方向を軸に回転する回転部
    を有する
    請求項1または2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記放射線照射部は、前記体動検出部が生成する前記体動信号における周期ごとに前記第1管電圧と前記第2管電圧とを交互に切り替えて前記放射線を前記被検体に照射し、
    前記回転部は、前記第1管電圧にて前記放射線が照射される第1照射角度と、前記第2管電圧にて前記放射線が照射される第2照射角度との少なくとも一部が重複するように前記放射線照射部を回転する
    請求項3に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記放射線照射部は、前記体動検出部が生成する前記体動信号において位相が同じになる際に前記放射線を前記被検体に照射する
    請求項1から4のいずれかに記載の放射線撮影装置。
  6. 前記体動検出部は、前記体動信号を前記被検体の心拍運動に基づいて生成する
    請求項1から5のいずれかに記載の放射線撮影装置。
  7. 前記画像生成部が生成する前記カルシウム分布画像と前記脂肪分布画像との少なくとも一方を表示する表示部
    を有する
    請求項1から6のいずれかに記載の放射線撮影装置。
  8. 前記放射線照射部は、前記放射線としてX線を照射する
    請求項1から7のいずれかに記載の放射線撮影装置。
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