JP2006005770A - 映像提供システム、映像提供装置および方法、ならびに、端末装置および映像要求方法 - Google Patents

映像提供システム、映像提供装置および方法、ならびに、端末装置および映像要求方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 TV付きの端末装置によりTV放送を視聴中に、受信状態の悪化などで映像障害が発生しても、その期間の放送映像を容易な操作で見ることができるようにする。
【解決手段】 サーバ11は、各放送局の放送映像を、放送時刻に対応付けながら記録媒体に継続的に記録する。端末1でTV放送を視聴中に、受信状態の悪化により映像障害が発生すると、視聴者は、端末1を操作して、放送局情報及び端末IDを含む視聴情報10をインターネット2を介してサーバ11に送信する。サーバ11は、視聴情報10を受信した時刻に対応する部分を含む所定範囲の映像データを記録媒体から読み出し、パケット化してインターネット2を介して端末1に対して送信する。端末1は、受信した映像データをメモリに保存し、視聴者の操作に応じて再生する。視聴者は、端末1に対する簡単な操作で、映像障害が発生した部分の放送映像を見ることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テレビジョン放送を受信中に受信状態の悪化などによる映像障害で一時的に視聴できなくなった部分を、視聴者の容易な操作で見ることができるようにした映像提供システム、映像提供装置および方法、ならびに、端末装置および映像要求方法に関する。
近年では、通信技術の発達や携帯電話装置などの携帯端末装置の高機能化によって、携帯端末装置を用いてインターネットなどの通信ネットワークに接続できるようになったばかりか、非特許文献1に記載されるように、テレビジョンチューナを内蔵し、地上ディジタル放送などのテレビジョン放送を受信可能な携帯端末装置も開発が進んでいる。以下、インターネットに接続可能で、且つ、テレビジョン放送の受信が可能とされた携帯端末装置を、TV付き携帯端末装置と呼ぶ。TV付き携帯端末装置は、製品化後は、急速に普及することが期待されている。
蓬田 宏樹、田中 正晴、「デジタル・テレビ手のひらに載る」、日経エレクトロニクス、日経BP社、平成15年8月18日、p89−112
例えば徒歩や電車、自動車などで移動中に、このようなTV付き携帯端末装置を用いてテレビジョン放送が視聴されることが予想される。この場合、受信可能なテレビジョン放送がアナログテレビジョン放送か、ディジタルテレビジョン放送かに関わらず、視聴者が建造物の陰に入ったり、受信している電波の他の電波との干渉などにより、視聴中の映像や音声が一時的に乱れたり、途切れたりして、その期間の映像を視聴者が見逃してしまう可能性があるという問題点があった。その場合、ユーザが非常な不快感を感じてしまう。
例えば以下のようなシーンを視聴中に映像が途切れると、視聴者の不快感が特に大きいと思われる。
(1)スポーツの得点シーン
(2)クイズ番組の回答シーン
(3)トーク番組などで出演者や観客が爆笑したり拍手したりするシーン
(4)料理番組でレシピが画面上に表示されるシーン
(5)バーゲン情報などの日時や場所が表示されるシーン
(6)音楽番組などで、好きなアーティストの演奏中のシーン
(7)その他、番組のクライマックスや盛り上がっているシーン、自分がその番組を見ている目的のシーン
一方、テレビジョン放送番組を提供する多くの放送局では、放送中のコマーシャルを視聴者に見てもらうことを前提に、広告主から広告媒体料を得てビジネスが成立している。そのため、放送局側の立場としては、上述の、映像や音声が途切れたり乱れたりしている期間にコマーシャルが放送されている場合を想定すると、広告媒体としての価値が低下してしまうという問題点があった。
ここで、見逃したシーンを当該番組の放送後に見返す方法として、TV付き携帯端末装置に録画機能を備え、当該番組を録画しておく方法が考えられる。しかしながら、この方法では、番組情報などに基づいて当該番組を予め録画予約しておく必要があるという問題点があった。
また、TV付き携帯端末装置が録画機能を有していない場合には、別途、自宅などにおいて、ネットワーク接続型の録画再生機といった、特別な機器を用意する必要があるという問題点があった。
さらに、この方法では、TV付き携帯端末装置を用いて、移動中にテレビジョン放送を視聴中に、どこで映像や音声が途切れるかを予め予測することが極めて難しく、予め録画予約をしておくこと自体が困難であるという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、TV付き携帯端末装置によりテレビジョン放送番組を視聴中に、受信状態の悪化などにより映像や音声が途切れたり乱れたりしても、映像や音声が途切れたり乱れたりしている期間の放送内容を、TV付き携帯端末装置に対する容易な操作で見ることができるようにした映像提供システム、映像提供装置および方法、ならびに、端末装置および映像要求方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、端末装置から送信され第2の通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置とを備えることを特徴とする映像提供システムであるである。
また、請求項17に記載の発明は、端末装置側でテレビジョン放送を受信する第1の受信のステップと、端末装置側から通信網を介して通信を行う第1の通信のステップと、少なくとも、個体を識別する識別情報とテレビジョン放送受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により端末装置から送信する送信のステップと、映像提供装置側でテレビジョン放送を受信する第2の受信のステップと、第2の受信のステップで受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録のステップと、映像提供装置側で通信網を介して通信を行う第2の通信のステップと、第1の通信のステップで端末装置から送信され第2の通信のステップで映像提供装置により受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御のステップとを備えることを特徴とする映像提供方法であるである。
また、請求項18に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する受信手段と、受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う通信手段と、テレビジョン放送を受信する手段と、通信網を介して通信を行う手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報とテレビジョン放送を受信する手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信を行う手段により送信する手段とを有する端末装置から送信され通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有することを特徴とする映像提供装置である。
また、請求項28に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する受信のステップと、受信のステップで受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録のステップと、通信網を介して通信を行う通信のステップと、テレビジョン放送を受信するステップと、通信網を介して通信を行うステップと、少なくとも、個体を識別する識別情報とテレビジョン放送を受信する手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信を行うステップにより送信するステップとを有する端末装置から送信され通信のステップで受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信のステップで端末装置に向けて送信する制御のステップとを有することを特徴とする映像提供方法である。
また、請求項29に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する受信手段と、通信網を介して通信を行う通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信手段により送信する送信手段とを有し、テレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録された記録媒体から、視聴情報に応じて放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置に向けて、送信手段により視聴情報を送信し、視聴情報に応じて映像提供装置から送信された映像データを通信手段で受信するようにしたことを特徴とする端末装置である。
また、請求項35に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する受信のステップと、通信網を介して通信を行う通信のステップと、少なくとも、個体を識別する識別情報と受信のステップで受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信手段により送信する送信のステップとを有し、テレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録された記録媒体から、視聴情報に応じて放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置に向けて、送信のステップにより視聴情報を送信し、視聴情報に応じて映像提供装置から送信された映像データを通信のステップで受信するようにしたことを特徴とする映像要求方法である。
また、請求項36に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、端末装置から送信され第2の通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置とを備え、映像提供装置の運用部は、端末装置に対して課金し、課金された端末装置から映像提供装置に対して送信された視聴情報に応じて映像提供装置から映像データを端末装置に送信可能とし、映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対してテレビジョン放送による映像データの利用許諾料を支払うようにしたことを特徴とする映像供給システムである。
また、請求項37に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、端末装置から送信され第2の通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置とを備え、映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対して課金して、放映権所有部が主体的に映像提供装置を利用することを可能とし、放映権所有部は、端末装置に対して課金し、課金された端末装置から映像提供装置に対して送信された視聴情報に応じて映像提供装置から映像データを端末装置に送信可能としたことを特徴とする映像供給システムである。
また、請求項38に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、端末装置から送信され第2の通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置とを備え、テレビジョン放送を放送する放映権所有部は、映像提供装置を運用すると共に、端末装置に対して課金し、課金された端末装置から映像提供装置に対して送信された視聴情報に応じて映像提供装置から映像データを端末装置に送信可能としたことを特徴とする映像供給システムである。
また、請求項39に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、端末装置から送信され第2の通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置とを備え、映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部からコマーシャル映像またはコマーシャル画像の提供部から放映権所有部に対して支払われる広告媒体料の一部を支払われることにより、映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して、映像提供装置から端末装置に送信し、端末装置は、映像提供装置の運用部または放映権所有部から課金されること無しに、端末装置から映像提供装置に対して送信した視聴情報に応じた映像データを、映像提供装置から送信されることを特徴とする映像提供システムである。
また、請求項40に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、端末装置から送信され第2の通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置とを備え、映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対して課金して、放映権所有部が主体的に映像提供装置を利用することを可能とし、放映権所有部は、コマーシャル映像またはコマーシャル画像の提供部から広告媒体料を支払われ、端末装置は、映像提供装置の運用部または放映権所有部から課金されること無しに、端末装置から映像提供装置に対して送信した視聴情報に応じた映像データを、映像提供装置から送信されることを特徴とする映像提供システムである。
また、請求項41に記載の発明は、テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、端末装置から送信され第2の通信手段で受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して第2の通信手段で端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置とを備え、テレビジョン放送を放送する放映権所有部は、映像提供装置を運用すると共に、コマーシャル映像またはコマーシャル画像の提供部から広告媒体料を支払われ、端末装置は、放映権所有部から課金されること無しに、端末装置から映像提供装置に対して送信した視聴情報に応じた映像データを、映像提供装置から送信されることを特徴とする映像提供システムである。
上述したように、請求項1および17に記載の発明は、端末装置は、少なくとも、個体を識別する識別情報と受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信網を介して送信するようにされ、映像提供装置は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から通信網を介して送信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して端末装置に向けて送信するようにしているため、視聴者は、例えば端末装置により受信中のテレビジョン放送の映像が途切れたり乱れたりしたときに、端末装置から映像提供装置に対して視聴情報を送信することで、映像が途切れたり乱れたりした期間に放送されたテレビジョン放送を視聴することができる。
また、請求項18および28に記載の発明は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から所定のタイミングで送信された、少なくとも、個体を識別する識別情報と受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を受信し、受信された視聴情報に応じて記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して端末装置に向けて送信するようにしているため、視聴者が例えば端末装置により受信中のテレビジョン放送の映像が途切れたり乱れたりしたときに端末装置から送信した視聴情報を受信すると、受信された視聴情報に応じて記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して読み出した映像データを通信網を介して端末装置に送信し、視聴者がこの映像データを端末装置で受信すると、映像が途切れたり乱れたりした期間に放送されたテレビジョン放送を視聴することができる。
また、請求項29および35に記載の発明は、少なくとも、個体を識別する識別情報と受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、テレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録された記録媒体から、視聴情報に応じて放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置に向けて、所定のタイミングで通信網を介して送信するようにされ、視聴情報に応じて映像提供装置から送信された映像データを通信網を介して受信するようにしているため、視聴者は、例えば受信中のテレビジョン放送の映像が途切れたり乱れたりしたときに、映像提供装置に対して視聴情報を送信することで、映像が途切れたり乱れたりした期間に放送されたテレビジョン放送を視聴することができる。
また、請求項36に記載の発明は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から送信され通信網を介して受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信網を介して送信する端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置の運用部は、端末装置に対して課金し、課金された端末装置から映像提供装置に対して送信された視聴情報に応じて映像提供装置から映像データを端末装置に送信可能とし、映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対してテレビジョン放送による映像データの利用許諾料を支払うようにしているため、映像提供装置の運用部は、課金した端末装置の数に応じた収益を得ることができる。
また、請求項37に記載の発明は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から送信され通信網を介して受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信網を介して送信する端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対して課金して、放映権所有部が主体的に映像提供装置を利用することを可能とし、放映権所有部は、端末装置に対して課金し、課金された端末装置から映像提供装置に対して送信された視聴情報に応じて映像提供装置から映像データを端末装置に送信可能としているため、放映権所有部は、課金した端末装置の数に応じた収益を得ることができ、映像提供装置の運用部は、端末装置による映像提供装置の利用に応じた収益を得ることができる。
また、請求項38に記載の発明は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から送信され通信網を介して受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データを通信網を介して端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置を運用すると共に、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信網を介して送信する端末装置に対して課金し、課金された端末装置から映像提供装置に対して送信された視聴情報に応じて映像提供装置から映像データを端末装置に送信可能としているため、放映権所有部は、課金した端末装置の数に応じた収益を得ることができる。
また、請求項39に記載の発明は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から送信され通信網を介して受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して通信網を介して、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信網を介して送信する端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部からコマーシャル映像またはコマーシャル画像の提供部から放映権所有部に対して支払われる広告媒体料の一部を支払われることにより、映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して、映像提供装置から端末装置に送信し、端末装置は、映像提供装置の運用部または放映権所有部から課金されること無しに、端末装置から映像提供装置に対して送信した視聴情報に応じた映像データを、映像提供装置から送信されるようにしているため、映像提供装置の運用部は、端末装置による利用数に応じて、広告媒体料の一部による収益を得ることができる。
また、請求項40に記載の発明は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から送信され通信網を介して受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して通信網を介して、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信網を介して送信する端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置の運用部は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対して課金して、放映権所有部が主体的に映像提供装置を利用することを可能とし、放映権所有部は、コマーシャル映像またはコマーシャル画像の提供部から広告媒体料を支払われ、端末装置は、映像提供装置の運用部または放映権所有部から課金されること無しに、端末装置から映像提供装置に対して送信した視聴情報に応じた映像データを、映像提供装置から送信されるようにしているため、映像提供装置の運用部は、端末装置による映像提供装置の利用数に応じて収益を得ることができる。
また、請求項41に記載の発明は、テレビジョン放送を放送する放映権所有部は、受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録し、端末装置から送信され通信網を介して受信された視聴情報に応じて、記録媒体から放送時刻情報により所定範囲を指定して映像データを読み出し、読み出された映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して通信網を介して、少なくとも、個体を識別する識別情報と第1の受信手段で受信中のテレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで通信網を介して送信する端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置を運用すると共に、コマーシャル映像またはコマーシャル画像の提供部から広告媒体料を支払われ、端末装置は、放映権所有部から課金されること無しに、端末装置から映像提供装置に対して送信した視聴情報に応じた映像データを、映像提供装置から送信されるようにしているため、放映権所有部は、端末装置による映像提供装置の利用数に応じて広告媒体料による収益を得ることができる。
この発明は、情報サーバでは、各放送局で放送されたテレビジョン放送番組を常に記録し、時刻情報に基づき、その時刻情報に対して所定時間前から所定時間後までの映像データを記録媒体から再生し、インターネットを介して送信することができるようになっている。また、TV付き携帯端末装置でテレビジョン放送電波を受信しテレビジョン放送番組を視聴中に、受信状態の悪化などで受信映像が途切れたり乱れたりした場合に、視聴者の操作または自動検出により、情報サーバに対して、視聴中の放送局情報、当該TV付き携帯端末装置のID情報および時刻情報からなる視聴情報を送信するようにしている。
そのため、この発明の実施の一形態によるシステムを利用することで、視聴者は、TV付き携帯端末装置を用いてテレビジョン放送番組を視聴中に、受信状態の悪化などで受信映像が途切れたり乱れたりしても、TV付き携帯端末装置に対する簡単な操作だけで、映像の途切れや乱れで見られなかった部分の映像を見ることができるようになるという効果がある。
以下、この発明の実施の一形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の一形態による映像提供システムを説明するための図である。TV付き携帯端末装置1は、例えば携帯電話端末であって、通常の電話通信機能に加え、テレビジョン放送電波の受信機能と、インターネット2による通信機能を有する。受信可能なテレビジョン放送の方式は、特に限定しないが、ここでは、例えば地上ディジタル放送に対応しているものとする。インターネット2による通信は、例えば所定に配置された基地局(図示しない)を介して行われる。基地局は、このTV付き携帯端末装置1に電話通信機能を提供する通信事業者の設備である。TV付き携帯端末装置1は、個体の識別が可能なように、端末毎にユニークなID情報が与えられる。
情報サーバ11は、TV付き携帯端末装置1とインターネット2を介して通信が可能とされている。例えば、情報サーバ11は、インターネット2を介して通信事業者設備と接続され、TV付き携帯端末装置1との間の通信を、これらインターネット2および通信事業者設備を介して行う。また、情報サーバ11は、TV付き携帯端末装置1のID情報とTV付き携帯端末装置1のインターネット2上のアドレス情報とを対応させたユーザ情報テーブルを持つ。
なお、TV付き携帯端末装置1のID情報が当該TV付き携帯端末装置1のインターネット2上のアドレス情報を含むような場合は、情報サーバ11における上述のユーザ情報テーブルは、省略することができる。
さらに、情報サーバ11は、各放送局で放送されたテレビジョン放送番組を受信し、受信されたテレビジョン放送番組の映像および音声を、各放送局毎に、放送時刻と対応付けながらハードディスクなどの記録媒体に記録する。アナログ方式のテレビジョン放送番組は、受信されたテレビジョン放送電波に基づくアナログ映像信号およびアナログ音声信号が、それぞれディジタル映像データおよびディジタル音声データに変換され、圧縮符号化されて記録される。ディジタル方式のテレビジョン放送番組は、受信されたストリームデータをそのままの形式で記録媒体に記録してもよいし、所定の形式に変換し圧縮符号化して記録してもよい。なお、ここでは、テレビジョン放送番組は、コマーシャルや公報などを含む全放送を対象とする。
このような構成において、視聴者は、TV付き携帯端末装置1を用いてテレビジョン放送電波を受信し、テレビジョン放送番組を視聴する。受信状態の悪化などにより視聴中に映像および/または音声が途切れたり乱れたりして、視聴が中断されると(ステップS1)、ユーザは、TV付き携帯端末装置1に対して、視聴が中断された期間の映像を情報サーバ11に要求するための所定の操作を行う。この操作に応じて、TV付き携帯端末装置1は、視聴中の放送局を示す放送局情報と、当該TV付き携帯端末装置1のID情報とを、視聴情報10として、通信機能を利用してインターネット2を介して情報サーバ11に送信する(ステップS2)。
放送局情報は、例えばチャンネル情報を用いることができる。これに限らず、現在テレビジョン放送番組を受信している地域の地域情報と、受信周波数情報とを用いてもよい。
なお、以下では、視聴中の映像が途切れや乱れなど、映像の視聴に支障を来すような状態を、映像障害と呼ぶ。また、以下では、繁雑さを避けるために、音声信号に関する記述を適宜、省略する。
インターネット2に対する通信状態が悪く、即座に視聴情報10を情報サーバ11に送信できない場合も考えられる。このような場合には、視聴者がTV付き携帯端末1に対して上述の映像要求の所定の操作を行った時刻情報を、視聴情報10にさらに加え、視聴情報10を、TV付き携帯端末装置1内のメモリに所定に保存する。そして、通信状態が回復したら、時刻情報が加えられた視聴情報10を情報サーバ11に対して送信する。
一方、情報サーバ11は、上述のように、各局で放送されたテレビジョン放送番組を常時、放送時刻と対応付けながら記録している。情報サーバ11は、TV付き携帯端末装置1から送信された視聴情報10を受信すると、視聴情報10の放送局情報と、視聴情報10を受信した時刻とに基づき、記録されたテレビジョン放送番組の中から、該当する番組のディジタル映像データおよびディジタル音声データを検索する。
そして、視聴情報10を受信した時刻に基づき、当該時刻の一定時間前(例えば10秒前)から一定時間分(例えば15秒間)のディジタル映像データおよびディジタル音声データを読み出す。視聴情報10に上述したようにして時刻情報が加えられているときは、視聴情報10を受信した時刻の代わりに、視聴情報10に加えられている時刻情報を用いてデータを読み出す。情報サーバ11は、読み出した映像および音声データを、視聴情報10中のID情報に基づき、インターネット2を介してTV付き携帯端末装置1に対して送信する(ステップS3)。
TV付き携帯端末装置1は、受信したディジタル映像データおよびディジタル音声データを、TV付き携帯端末装置1が有する記憶媒体に記憶する。ユーザがTV付き携帯端末装置1に対して所定の操作を行うことで、記憶媒体に記憶されたディジタル映像データおよびディジタル音声データが再生され、例えばディジタル映像データは、表示部に表示される(ステップS4)。
このように、この発明の実施の一形態によるシステムでは、ユーザがTV付き携帯端末装置1によりテレビジョン放送電波を受信しテレビジョン放送番組を視聴中に、受信状態の悪化などによる映像障害が発生しても、TV付き携帯端末装置1に対して所定の操作を行うだけで、映像障害が発生した部分を視聴することができる。
図2は、TV付き携帯端末装置1の一例の構成を示す。例えば地上ディジタル放送によるテレビジョン放送電波は、アンテナ20で受信され、放送電波受信部21に供給される。放送電波受信部21は、供給されたテレビジョン放送電波に対して所定に復調処理、エラー訂正処理などを施し、テレビジョン放送電波に基づくディジタル映像データおよびディジタル音声データを出力する。
放送電波受信部21から出力されたディジタル映像データは、後述する制御部28に制御されるスイッチ22の入力端22Aに供給される。スイッチ22において入力端22Aが選択されていれば、ディジタル映像データは、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を表示素子として用いた表示部23に供給され、テレビジョン放送番組の映像が表示素子に映出される。放送電波受信部21から出力されたディジタル音声データについても、同様にして図示されない音声出力部に供給され、再生音声とされる。
なお、TV付き携帯端末装置1が対応可能なテレビジョン放送方式は、地上ディジタル放送に限定されない。例えば、アナログ方式のテレビジョン放送方式に対応するようにしてもよい。アナログ方式のテレビジョン放送方式としては、NTSC方式、PAL、SECAMが考えられる。また、ディジタル方式も、日本国内の地上ディジタル放送に限らず、他国の規格に対応させることが考えられる。
一方、インターネット2との通信は、アンテナ24を用いて行われる。例えば、インターネット2に対して宛先をTV付き携帯端末装置1として送信されたデータが基地局に受信され、基地局で所定の形式の通信電波に変調され、TV付き携帯端末装置1に向けて送信される。この通信電波は、アンテナ24で受信され、通信電波送受信部25に供給される。通信電波送受信部25は、供給された信号に対して、所定に復調処理、エラー訂正処理、復号処理などを施し、ディジタルデータとして出力する。通信電波送受信部25から出力されたディジタルデータは、データ記憶再生部26に供給される。データ記憶再生部26は、制御部28の制御に基づき、供給されたディジタルデータを、例えばフラッシュメモリといった不揮発性の記憶媒体27に記憶する。
制御部28は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)を有する。ROMは、CPUにより読み込まれ動作されるプログラムや、このTV付き携帯端末装置1の個体を識別するためのIDが予め記憶される。RAMは、CPUのワークメモリとして用いられる。CPUは、ROMに記憶されたプログラムを読み込み、プログラムに従い様々な処理を実行しコマンドの発行やデータの生成などを行い、このTV付き携帯端末装置1の全体を制御する。
操作部29は、ユーザからの操作を受け付けるための様々なキーやスイッチなどの操作子が設けられる。操作部29は、これらキーやスイッチに対するユーザからの操作に応じた制御信号を出力し、制御部28に供給する。制御部28は、操作部29から供給された制御信号に基づき、プログラムに従い所定の処理を実行する。
このTV付き携帯端末装置1は、インターネット2に対してデータを送信することもできる。例えば、操作部29に対する所定の操作に基づき制御部28で送信データが生成され、この送信データが通信電波送受信部25に供給される。通信電波送受信部25は、供給された送信データに対して所定に符号化処理、エラー訂正符号化処理、変調処理などを施し、通信可能な信号として出力する。この信号は、アンテナ24から通信電波として送信される。
なお、このTV付き携帯通信端末1が対応可能なデータ通信方式は、特に限定されない。例えば、このTV付き携帯端末装置1が携帯電話装置であれば、GSM(Global System for Mobile Communications))、PDC(Personal Digital Cellular)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W−CDMA(Wideband-CDMA)といった、携帯電話装置の通信規格を用いることができる。また、携帯電話装置の通信規格に限られず、Blutoothや無線LAN(Local Area Network)といったコンピュータ装置で多く用いられる通信規格を用いてもよい。
このTV付き携帯端末装置1は、記憶媒体27に記憶されたデータを読み出し、表示部23に対して、読み出されたデータに応じた表示を行うことができる。データ記憶再生部26は、制御部28の制御に基づき、記憶媒体27に記憶されたデータを読み出し、読み出されたデータの種類に応じて所定の処理を施す。また、制御部28は、スイッチ22に対し入力端22Bを接続するように制御する。データ記憶再生部26から出力されたデータは、スイッチ22を介して表示部23に供給され、所定の表示がなされる。
なお、上述では、このTV付き携帯端末装置1がテレビジョン放送電波受信用のアンテナ20と、データ通信用のアンテナ24とを有しているように説明したが、これはこの例に限定されない。例えば、アンテナ20とアンテナ24とは、外見上、1本のアンテナであるように構成される。
また、制御部28が有するROMとして、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)といった、書き換え可能な記憶媒体を用い、記憶されるプログラムの更新や追加を可能とすることができる。更新や追加されるプログラムは、例えばインターネット2を介して送信され、アンテナ24で受信される。これに限らず、制御部28に対して例えばパーソナルコンピュータなどの外部の情報機器と有線または無線で通信するためのインターフェイスを接続し、このインターフェイスを介して更新や追加されるプログラムを供給するようにしてもよい。外部の情報機器からプログラムの追加や更新を行う場合には、更新や追加されたプログラムなどを、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)やDVD−ROM(Digital Versatile Disc-ROM)といった記録媒体に予め記録して提供することができる。
このような構成のTV付き携帯端末装置1において、視聴者は、操作部29に対する所定の操作により所望の放送局を選択する。操作部29に対する放送局の選択操作が制御部28に伝えられると、制御部28は、選択された放送局を示す放送局情報を出力する。放送局情報は、放送電波受信部21に供給される。放送電波受信部21は、供給された放送局情報に基づき受信設定を行い、テレビジョン放送電波を選択的に受信する。
図3は、情報サーバ11の一例の構成を示す。例えば地上ディジタル放送によるテレビジョン放送電波がアンテナ40で受信され、放送電波受信部41に供給される。放送電波受信部41は、供給されたテレビジョン放送電波に対して所定に復調処理などを施し、テレビジョン放送電波に基づくディジタル映像データおよびディジタル音声データを出力する。実際には、放送電波受信部41は、各放送局についてそれぞれ設けられ、また、ディジタル方式およびアナログ方式のテレビジョン放送に対してそれぞれ設けられる。
アナログ方式のテレビジョン放送は、放送電波受信部41で復調されアナログ映像信号およびアナログ音声信号とされた後、A/D変換され、ディジタル映像信号およびディジタル音声信号とされる。ディジタル方式のテレビジョン放送の場合、放送電波受信部41は、受信信号を復調して得られたストリームデータをそのまま出力してもよいし、ストリームデータからディジタル映像データおよびディジタル音声データを取り出してもよい。
放送電波受信部41から出力されたディジタル映像データおよびディジタル音声データは、映像記録再生部42に供給され、後述する制御部45の制御に基づき、例えばハードディスクからなる記録媒体43に記録される。映像記録再生部42は、ディジタル映像データおよびディジタル音声データと、当該ディジタル映像データおよびディジタル音声データが放送された時刻を示す放送時刻情報とが対応付けて、記録媒体43に記録する。放送時刻情報は、例えば、ディジタル映像データのフレーム毎に対応付けられる。
映像記録再生部42は、ディジタル映像データおよびディジタル音声データを所定に圧縮符号化して記録媒体43に記録する。圧縮符号化は、データレートがインターネット2での通信に適するように行われる。圧縮符号化方式は、特に限定しないが、MPEG(Moving Pictures Experts Group)4 AVC|H.264やMPEG2に規定される方式を用いることができる。これに限らず、クイックタイム(QuickTime:登録商標)などの、パーソナルコンピュータ向けに開発された圧縮符号化方式を用いることもできる。
なお、ディジタル映像データおよびディジタル音声データの記録媒体43への記録は、必ずしも蓄積的に行う必要はない。すなわち、情報サーバ11は、現在の時刻に対して所定時間前(例えば10分前)からの情報を保持していれば、視聴者から要求された映像を送信することができる。例えば、現在時刻に対して10分前より過去のデータを順次、自動的に消去していくことで、記録容量を削減することができ、情報サーバ11をより小規模に構成することが可能となる。
制御部45は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)およびハードディスクなどがバスで接続されてなる。ROMは、CPUの起動用のプログラムなどが予め記憶される。CPUに読み込まれ実行されるプログラムや、プログラムの実行時に用いられるデータは、ハードディスクに格納される。TV付き携帯端末装置1のID情報とインターネット2上のアドレス情報とを関連付けるユーザ情報テーブルも、このハードディスクに格納される。ハードディスクに格納されたプログラムやデータは、ハードディスクから読み出されてRAMに記憶され、CPUは、RAMに記憶されたこれらプログラムやデータを読み込み、プログラムに従い様々な処理を実行し、この情報サーバ11の全体を制御する。
制御部45のハードディスクに格納されるプログラムは、例えばCD−ROMやDVD−ROMといった記録媒体に記録されて提供される。これらのCD−ROMやDVD−ROM、情報サーバ11が有する図示されないドライブ装置により読み出され、ハードディスクに所定に格納される。
この情報サーバ11は、インターネット2を介して上述のTV付き携帯端末装置1と通信を行うことができる。例えば、制御部45の制御に基づき、映像記録再生部42により、記録媒体43から圧縮符号化され記録されたディジタル映像データおよびディジタル音声データが読み出され、通信送受信部44に供給される。通信送受信部44は、例えば、供給されたデータを分割し、分割されたそれぞれを所定のパケットに詰め込み、所定に宛先情報を付加してインターネット2に対して送信する。
一方、インターネット2には、例えば上述したTV付き携帯端末装置1の提供元である通信事業者の設備50が接続される。通信事業者設備50は、インターネット2との通信と、TV付き携帯端末装置1との通信を制御する通信電波送受信部51を有する。上述した情報サーバ11の通信送受信部44から送信されたパケットは、インターネット2を介して通信電波送受信部51に供給される。通信電波送受信部51は、供給されたパケットを所定に変調して通信電波とし、アンテナ52により送信する。送信された通信電波は、TV付き携帯端末装置1により受信される。
また、TV付き携帯端末装置1から送信された通信電波は、アンテナ52により受信され、通信電波送受信部51に供給される。通信電波送受信部51は、供給された信号を復調し、インターネット2に対して送信する。この信号は、例えばインターネット2を介して情報サーバ11の通信送受信部44に受信される。
なお、上述では、情報サーバ11が1台のコンピュータ装置を用いて構成されるように説明したが、これはこの例に限定されず、例えばネットワーク接続された複数のコンピュータ装置で機能などを分散させて構成することができる。
図4は、この発明の実施の一形態による映像提供システムによる一例の処理を示すチャート図である。図4の左側のフロー(ステップS10〜ステップS17)は、TV付き携帯端末装置1の処理の流れを示し、右側のフロー(ステップS20〜ステップS23)は、情報サーバ11の処理の流れを示す。情報サーバ11では、常時、各放送局のテレビジョン放送が受信され、各放送局毎の放送映像が継続的に記録される(ステップS20)。
視聴者がTV付き携帯端末1でテレビジョン放送番組を視聴中に、受信状態の悪化などにより映像障害が発生すると(ステップS10)、ステップS11で、視聴者は、TV付き携帯端末1の操作部29に対して所定の操作を行い、映像障害が発生した部分の放送映像を情報サーバ11に要求する。なお、TV付き携帯端末1において、映像障害が発生しているか否かを自動的に判断することも可能である。この自動判断については、後述する。
次のステップS12で、TV付き携帯端末1において、ユーザによる操作がなされた時刻が例えば制御部28が有するRAMに記憶される。時刻情報を記憶媒体27に記憶してもよい。そして、ステップS13で通信電波送受信部25によるインターネット2に対する通信が可能か否かが判断される。
通信が可能であると判断されれば、処理はステップS14に移行し、TV付き携帯端末装置1で現在あるいはユーザの映像要求操作時に視聴中の放送局情報と、当該TV付き携帯端末装置のID情報とから、視聴情報10が生成され、通信電波送受信部25により送信される。上述のステップS13で、通信が可能であると判断されるまで所定時間以上を要した場合には、ステップS12に記憶された時刻情報が視聴情報10にさらに加えられ、送信される。視聴情報10は、基地局に受信されインターネット2上に送信される(SEQ100)。
インターネット2上に送信された視聴情報は、情報サーバ11に受信される。情報サーバ11は、ステップS21で、受信した視聴情報10から放送局情報およびID情報を取り出すと共に、視聴情報10を受信した時刻を例えば制御部45が有するRAMやハードディスクに記憶する。視聴情報10に時刻情報が加えられている場合には、当該時刻情報が視聴情報を受信した時刻の代わりに用いられる。以下では、視聴情報10に加えられている時刻情報と、視聴情報10を受信した時刻を示す時刻情報とを、まとめて視聴時刻情報と呼ぶ。
次のステップS22で、記録媒体43に記録された映像データのうち、放送局情報に対応する映像データであって、且つ、視聴時刻情報の所定時間前(Ta秒前とする)から所定時間後(Tb秒後とする)の映像データを抽出する。
図5Aを用いて説明する。視聴時刻情報が示す時刻を時刻T0とする。映像記録再生部42は、記録媒体43に記録されている、放送局情報に対応する映像データにおける、時刻T0からTa秒前の時刻Tpの位置と、時刻T0からTb秒後の時刻Tfの位置とを検索する。そして、当該映像データの時刻Tpから時刻Tfまでの部分を記録媒体43から読み出し、送信データとする。
なお、記録媒体43から送信データとして抽出される部分にコマーシャル映像が含まれている場合、当該コマーシャル映像を全て含むように抽出部分を設定してもよい。例えば、上述の時刻Tfの位置がコマーシャル映像の途中であれば、そのコマーシャル映像の終端に時刻Tfを設定することができる。同様に、時刻Tpの位置がコマーシャル映像の途中であれば、そのコマーシャル映像の先端に時刻Tpを設定することができる。また、送信される映像データ中にコマーシャル映像が含まれる場合に、送信するコマーシャル映像以外の映像データの長さが時間Taと時間Tbの合計長になるように、時刻Tfを設定することもできる。
次のステップS23で、制御部45は、視聴情報10に含まれるID情報に基づき、当該視聴情報10を送信したTV付き携帯端末1のインターネット2上のアドレス情報を求める。そして、通信送受信部44に対して、記録媒体43から読み出した映像データを、インターネット2上の当該アドレス情報に対して送信するように命令する。通信送受信部44は、この命令を受けて、映像データをインターネット2に送信する(SEQ101)。映像データは、所定のパケットのサイズに分割され、パケット毎に送信される。
送信された映像データは、通信事業者設備50(基地局)を介して通信電波とされて送信され、TV付き携帯端末1にアンテナ24により受信される。アンテナ24で受信された映像データは、通信電波送受信部25に供給される。通信電波送受信部25は、供給された映像データをパケットから取り出して再構成し、データ記憶再生部26に供給する。データ記憶再生部26は、供給された映像データを、記憶媒体27に記憶する(ステップS15)。
制御部28は、記憶媒体27に記憶された映像データの再生要求を待機する(ステップS16)。例えば、操作部29に対して所定の再生要求操作がなされると、処理はステップS17に移行し、制御部28は、スイッチ22を入力端22Bが選択されるように制御すると共に、記憶媒体27に記憶された映像データを読み出し再生するように、データ記憶再生部26に命令を出す。データ記憶再生部26は、この命令に従い記憶媒体27から映像データを読み出し、所定に復号処理を施し出力する。データ記憶再生部26から出力された映像データは、スイッチ22を介して表示部23に供給され、表示部23に対して、供給された映像データに応じた表示がなされる。
図4のステップS11において説明したように、TV付き携帯端末装置1は、映像障害が発生しているか否かを自動的に判断するようにできる。例えば、放送電波受信部21において、受信したテレビジョン放送電波の検波出力のレベルを常時監視する。そして、このレベルが閾値以下の状態が一定時間以上連続したことを検出した場合に、テレビジョン放送電波が正常に受信されておらず、映像障害が発生していると見做し、映像障害を自動検出したものとする。また、映像障害を自動検出した後に、検波出力のレベルが閾値以上となり、この閾値以上の状態が一定時間以上連続したことが検出されると、映像障害の状態から復帰したものと見做し、映像障害からの復帰を自動検出したものとする。
なお、映像障害の自動検出の判断は、テレビジョン放送電波の検波出力のレベルに基づく方法に限られない。例えば、ディジタル方式のテレビジョン放送を受信する場合には、受信され復調された受信データに対するエラー訂正処理の際のエラーレートを監視することで、映像障害の有無を検出することができる。この場合には、エラーレートが閾値以上の状態が一定時間以上連続したときに、映像障害が発生していると見做し、映像障害を自動検出したものとすることができる。また、映像障害を自動検出した後に、エラーレートが閾値以下となり、この閾値以下の状態が一定以上連続したことが検出されると、映像障害の状態から復帰したものと見做すことができる。
TV付き携帯端末装置1は、上述のようにして映像障害を自動検出すると、受信している放送局情報と、当該TV付き携帯端末装置1のID情報とに基づき、自動的に視聴情報10を生成し情報サーバ11に送信する。インターネット2に対する通信状態が悪く、即座に視聴情報10を情報サーバ11に送信できないと判断された場合には、映像障害が自動検出された時刻を示す時刻情報を、視聴情報10にさらに加え、通信状態の回復を待って送信する。
また、TV付き携帯端末装置1は、映像障害からの復帰を自動検出すると、映像障害から復帰したことを指定する情報と、当該TV付き携帯端末装置1のID情報とを情報サーバ11に送信する。インターネット2に対する通信状態が悪く、即座にこれらの情報を情報サーバ11に送信できないと判断された場合には、映像障害からの復帰を自動検出した時刻を示す時刻情報を、これらの情報にさらに加え、通信状態の回復を待って送信する。
なお、以下では、映像障害から復帰したことを指定する情報と、当該TV付き携帯端末装置1のID情報とを受信した時刻を示す時刻情報、ならびに、映像障害からの復帰を自動検出した時刻を示す時刻情報を、まとめて視聴復帰時刻情報と呼ぶ。
一方、情報サーバ11側では、視聴時刻情報(視聴情報10を受信した時刻または視聴情報10に含まれる時刻情報)に対して所定のタイムアウト時間(例えば1分間)を予め設定する。そして、視聴時刻情報の所定時間前(Ta秒前)から、視聴復帰時刻情報またはタイムアウト時間の到達の何れか早い方までの時間分の映像データを、記録媒体43から抽出し、インターネット2を介してTV付き携帯端末装置1に対して送信する。
図5Bおよび図5Cを用いて説明する。図5Bは、視聴復帰時刻情報がタイムアウト時間より前の時刻を示す場合の例、図5Cは、視聴復帰時刻情報がタイムアウト時間より後の時刻を示す場合の例である。視聴時刻情報が示す時刻を時刻T0とする。時刻Toutは、時刻T0に対して所定のタイムアウト時間が経過した時刻である。
図5Bの例の場合、視聴復帰時刻情報が時刻Toutより前の時刻Tf1を示している。映像記録再生部42は、記録媒体43に記録されている、放送局情報に対応する映像データから、時刻T0からTa秒前の時刻Tpの位置と、時刻Tf1の位置とを検索する。そして、当該映像データの時刻Tpから時刻Tf1の部分を記録媒体43から読み出し、送信データとする。
一方、図5Cの例の場合、視聴復帰時刻情報が時刻Toutより後の時刻Tf2を示している。映像記録再生部42は、記録媒体43に記録されている、放送局情報に対応する映像データから、時刻T0からTa秒前の時刻Tpの位置と、時刻Toutの位置とを検索する。そして、当該映像データの時刻Tpから時刻Toutの部分を記録媒体43から読み出し、送信データとする。
なお、上述では、TV付き携帯端末装置1が携帯電話装置であるとして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、TV付き携帯端末装置1は、テレビジョン放送電波の受信が可能で、インターネット2に対する通信機能を有し、移動中での使用などテレビジョン放送電波の受信状態が不安定な状態での使用が可能であれば、他の情報機器にも適用できる。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)装置にインターネット2への通信機能とテレビジョン放送電波の受信機能とを設けて、TV付き携帯端末装置1を構成してもよい。また、車載用の情報機器に適用することも可能である。さらに、携帯可能とされたパーソナルコンピュータに、テレビジョン放送電波の受信機能とインターネット2との通信機能とを搭載してTV付き携帯端末装置1を構成してもよい。さらに、TV付き携帯端末装置1とインターネット2との通信は、必ずしも通信電波により基地局を介して行う必要はなく、有線で行うようにしてもよい。
次に、図6〜図12を用いて、この発明の実施の一形態による映像提供システムを利用したビジネスモデルについて説明する。ビジネスモデルとしては、ユーザに課金する有料サービスと、ユーザに課金しない無料サービスとが考えられる。なお、以下の説明において、上述した映像要求システムは、情報システム102に含まれる。情報システム102は、情報サーバ11と、TV付き携帯端末装置1に搭載される関連するソフトウェアを含む。また、放送局103は、テレビジョン放送番組などの放送コンテンツを放映する権利を有する放映権所有者を指す。
先ず、図6、図7および図8を用いて、有料サービスの例について説明する。有料サービスの場合、ビジネスモデルは、情報システム102を利用するユーザ100と、システムを開発し提供する事業者101と、情報システム102にテレビジョン放送が記録される放送局103との間の関係からなる。情報システム102に用いられる要素技術を開発および/または提供する技術開発者104が別に存在するときは、技術開発者104も構成に加えられる。
図6は、情報システム102によるサービスの主体が事業者101であり、情報システム102の運用も事業者101が行う場合の例である。事業者101は、情報システム102の開発および設置を行うと共に、情報システム102を運用する。ユーザ100は、事業者101に対してサービス利用料P100を支払うことで、情報システム102によるサービスを受けることができる。事業者101は、放送局103に対して放送コンテンツ配信許諾料P101を支払い、放送コンテンツすなわち放送局103により放送されるテレビジョン放送番組の記録媒体43への記録と、記録媒体43に記録されたテレビジョン放送番組による映像および音声データの、ユーザ100への配信の権利を得る。また、技術開発者104がいる場合、事業者101は、技術開発者104に対して、情報システム102で用いられる要素技術に対するライセンス料P102を支払う。事業者101は、例えばユーザ100の数に応じた収益を得ることができる。
図7は、情報システム102によるサービスの主体が放送局103であり、情報システム102の運用を事業者101が行う場合の例である。放送局103は、事業者101に対してシステム利用料P103を支払い、情報システム102の利用権を得る。事業者101は、情報システム102の設置および運用を行う。すなわち、事業者101は、放送局103に対して情報システム102の運用を代行する。ユーザ100は、放送局103に対してサービス利用料P100を支払うことで、情報システム102によるサービスを受けることができる。また、技術開発者104がいる場合、事業者101は、技術開発者104に対して、情報システム102で用いられる要素技術に対するライセンス料P102を支払う。この図7のモデルの場合、ユーザ100は、サービス利用料P100を支払っている放送局103が放送したテレビジョン放送番組に対してのみ、映像障害に対する映像要求を行うことができる。事業者101は、例えば契約した放送局103の数に応じた収益を得ることができる。放送局103と契約しているユーザ100に応じてシステム利用料P103を設定することもできる。
図8は、情報システム102によるサービスの主体が放送局103であり、情報システム102の運用も放送局103が行う場合の例である。事業者101は、放送局103に対して情報システム102の開発および設置を行う。放送局103は、事業者101に対してライセンス料P104を支払い、情報システム102を所有する。ユーザ100は、放送局103に対してサービス利用料P100を支払うことで、情報システム102によるサービスを受けることができる。また、技術開発者104がいる場合、事業者101は、技術開発者104に対して、情報システム102で用いられる要素技術に対するライセンス料P102を支払う。この図8のモデルの場合、ユーザ100は、サービス利用料P100を支払っている放送局103が放送したテレビジョン放送番組に対してのみ、映像障害に対する映像要求を行うことができる。事業者101は、ライセンスを与えた放送局103の数に応じた収益を得ることができる。
なお、有料サービスの場合、ユーザ100を登録制とし、情報システム102に登録されたユーザ100がサービスを受けられるようにできる。例えばTV付き携帯端末装置1のID情報がユーザ100の識別情報として、情報システム102に登録される。勿論、ユーザ100がその都度利用料金を支払ってサービスを利用するようにもできる。
また、ユーザ100のサービス利用料P100は、インターネットなどの通信網を利用した電子商取引を用いて支払われる。一例として、情報システム102は、ユーザ100の利用回数をカウントし、事業者101または放送局103は、このカウント数に応じてユーザ100に対する課金を決定する。同様に、図6において、事業者101から放送局103に対する放送コンテンツ配信許諾料P101も、電子商取引を用いて支払うようにすると、好ましい。この場合、情報システム102からユーザ100に対して送信されたコンテンツ量などに応じて、自動的に放送コンテンツ配信許諾料P101を決定することができる。図7の、放送局103から事業者101に対するシステム利用料P103も同様にして、電子商取引を用いるのが好ましい。さらに、技術開発者104に対するライセンス料P102も、同様にして電子商取引を用いて支払い、情報システム102の利用数などに応じて料金を決定することができる。
次に、図9、図10、図11および図12を用いて、無料サービスの例について説明する。無料サービスの場合、ビジネスモデルは、上述のユーザ100、事業者101および放送局103に対して、広告主105が加わる。すなわち、広告主105から広告媒体料を得ることで、ユーザ100による情報システム102の利用料金を無料とすることを実現している。
広告主105は、広告媒体料を支払い、映像障害の発生に伴い要求された映像に対して広告主105による広告を表示させる。図9は、TV付き携帯端末装置1の表示部23に表示される表示画面200に対する広告表示の例を示す。図9Aは、表示画面200の一部に常に広告表示202を表示させる例である。図9Aの例では、表示画面200の上部に、映像障害により要求したテレビジョン放送番組による映像201が表示され、その直下に広告表示202が帯状に表示される。このような、表示画面200の一部に表示される帯状の表示をバナー表示と呼ぶ。バナー表示の位置は、映像201の直下に限らず、直上でもよいし、左端および/または右端に縦方向に表示してもよい。
例えば、広告表示202に用いる映像または画像データは、契約された広告主105から提供され、情報サーバ11の記録媒体43に格納される。情報サーバ11は、記録媒体43から視聴情報10により要求された映像データを記録媒体43から読み出すと共に、広告表示202に用いる映像または画像データを読み出す。読み出された視聴情報10により要求された映像データと、広告表示202に用いる映像または画像データとは、例えば映像記録再生部42で所定に合成され、情報サーバ11から送信される。
広告表示は、バナー表示に限らず、図9Bに一例が示されるように、表示画面200に対して全面に表示させることもできる。この場合、広告表示204は、視聴情報10により要求された映像データの先頭側に付加される。例えば、広告表示202に用いる映像データは、契約された広告主105から提供され、情報サーバ11の記録媒体43に格納される。情報サーバ11は、記録媒体43から視聴情報10により要求された映像データを読み出すと共に、この広告表示202に用いる映像データを読み出す。映像記録再生部42は、広告表示202に用いる映像データと、要求された映像データとを、広告表示202に用いる映像データが時間的に前に再生され、要求された映像データがその次に再生されるように配列して、出力する。
図10は、情報システム102によるサービスの主体が事業者101であり、情報システム102の運用も事業者101が行う場合の例である。事業者101は、情報システム102の開発および設置を行うと共に、情報システム102を運用する。ユーザ100は、情報システム102を無料で利用することができる。事業者101は、放送局103に対して放送コンテンツ配信許諾料(図示しない)を支払い、放送コンテンツすなわち放送局103により放送されるテレビジョン放送番組の記録媒体43への記録と、記録媒体43に記録されたテレビジョン放送番組による映像および音声データの、ユーザ100への配信の権利を得る。また、技術開発者104がいる場合、事業者101は、技術開発者104に対して、情報システム102で用いられる要素技術に対するライセンス料P102を支払う。
一方、広告主105は、広告媒体料P105を放送局103に支払い、広告を放送局103の放送コンテンツと共に放送させる。また、放送局103から事業者101に対して広告媒体料P105の一部が支払われ、情報システム102により、広告主105により提供される広告が映像障害の発生に伴い要求された映像と共にTV付き携帯端末装置1に対して送信される。送信された広告は、TV付き携帯端末装置1の表示画面200に対して、例えば図9を用いて既に説明したようにして表示される。この図10のモデルの場合、例えば、ユーザ100の情報システム102に対するアクセス数に応じて、放送局103から事業者101に対して支払われる広告媒体料の一部の割合などを設定することができる。
図11は、情報システム102によるサービスの主体が放送局103であり、情報システム102の運用を事業者101が行う場合の例である。放送局103は、事業者101に対してシステム利用料P103を支払い、情報システム102の利用権を得る。事業者101は、情報システム102の設置および運用を行う。すなわち、事業者101は、放送局103に対して情報システム102の運用を代行する。ユーザ100は、情報システム102を無料で利用することができる。また、技術開発者104がいる場合、事業者101は、技術開発者104に対して、情報システム102で用いられる要素技術に対するライセンス料P102を支払う。
一方、広告主105は、放送局103に対して広告媒体料P105を支払い、広告を放送局103の放送コンテンツと共に放送させる。それと共に、情報システム102により、広告主105により提供される広告が映像障害の発生に伴い要求された映像と共にTV付き携帯端末装置1に対して送信され、TV付き携帯端末装置1の表示画面200に表示される。この図11のモデルの場合、例えば、ユーザ100の情報システム102に対するアクセス数に応じて、広告媒体料P105やシステム利用料P103を設定することができる。
図12は、情報システム102によるサービスの主体が放送局103であり、情報システム102の運用も放送局103が行う場合の例である。事業者101は、放送局103に対して情報システム102の開発および設置を行う。放送局103は、事業者101に対してライセンス料P104を支払い、情報システム102を所有する。ユーザ100は、情報システム102を無料で利用することができる。また、技術開発者104がいる場合、事業者101は、技術開発者104に対して、情報システム102で用いられる要素技術に対するライセンス料P102を支払う。
一方、広告主105は、放送局103に対して広告媒体料P105を支払い、広告を放送局103の放送コンテンツと共に放送させる。それと共に、情報システム102により、広告主105により提供される広告が映像障害の発生に伴い要求された映像と共にTV付き携帯端末装置1に対して送信され、TV付き携帯端末装置1の表示画面200に表示される。この図12のモデルの場合、例えば、ユーザ100の情報システム102に対するアクセス数に応じて、広告媒体料P105を決めることができる。
なお、これらの無料サービスの場合も、上述した有料サービスの場合と同様に、各料金の支払いは、インターネットなどの通信網を利用した電子商取引を用いるのが好ましい。
この発明の実施の一形態による映像提供システムを説明するための図である。 TV付き携帯端末装置の一例の構成を示すブロック図である。 情報サーバの一例の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の一形態による映像提供システムによる一例の処理を示すチャート図である。 記録媒体から送信する映像データを抽出する方法を説明するための略線図である。 この発明の実施の一形態による映像提供システムを利用したビジネスモデルについて説明するための図である。 この発明の実施の一形態による映像提供システムを利用したビジネスモデルについて説明するための図である。 この発明の実施の一形態による映像提供システムを利用したビジネスモデルについて説明するための図である。 TV付き携帯端末装置の表示画面に対する広告表示の例を示す略線図である。 この発明の実施の一形態による映像提供システムを利用したビジネスモデルについて説明するための図である。 この発明の実施の一形態による映像提供システムを利用したビジネスモデルについて説明するための図である。 この発明の実施の一形態による映像提供システムを利用したビジネスモデルについて説明するための図である。
符号の説明
1 TV付き携帯端末装置
2 インターネット
10 視聴情報
11 情報サーバ
21 放送電波受信部
22 スイッチ
23 表示部
25 通信電波送受信部
26 データ記憶再生部
27 記憶媒体
28 制御部
29 操作部
41 放送電波受信部
42 映像記録再生部
43 記録媒体
44 通信電波送受信部
45 制御部
100 ユーザ
101 事業者
102 情報システム
103 放送局
105 広告主

Claims (41)

  1. テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、
    通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、
    少なくとも、個体を識別する識別情報と上記第1の受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により送信する送信手段と
    を有する端末装置と、
    テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、
    上記第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、
    上記通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、
    上記端末装置から送信され上記第2の通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段と
    を有する映像提供装置と
    を備えることを特徴とする映像提供システム。
  2. 請求項1に記載の映像提供システムにおいて、
    上記制御手段は、上記視聴情報が受信された時刻を示す時刻情報に対応する上記放送時刻情報に対応付けられた映像データを含む所定時間範囲の上記映像データを上記記録媒体から読み出すようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  3. 請求項1に記載の映像提供システムにおいて、
    上記端末装置は、視聴者の操作を受け付ける操作手段をさらに有し、
    上記送信手段は、上記操作手段に対する上記操作に応じたタイミングで上記視聴情報を送信することを特徴とする映像提供システム。
  4. 請求項3に記載の映像提供システムにおいて、
    上記送信手段は、上記第1の通信手段による上記視聴情報の送信に所定時間以上を要すると判断した場合に、上記操作手段に対する操作が行われた時刻を示す時刻情報を、上記視聴情報にさらに含め、上記第1の通信手段による通信が正常状態に復帰したら、該時刻情報を含めた該視聴情報を送信するようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  5. 請求項4に記載の映像提供システムにおいて、
    上記制御手段は、上記時刻情報を含めた視聴情報の該時刻情報に対応する上記放送時刻情報に対応付けられた映像データを含む所定時間範囲の上記映像データを上記記録媒体から読み出すようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  6. 請求項1に記載の映像提供システムにおいて、
    上記端末装置は、上記受信手段による上記テレビジョン放送の受信状態を検出する検出手段をさらに有し、
    上記送信手段は、上記検出手段による検出結果に基づき、上記受信手段で上記テレビジョン放送が正常に受信されていないと判断されたタイミングで、上記視聴情報を自動的に送信することを特徴とする映像提供システム。
  7. 請求項6に記載の映像提供システムにおいて、
    上記送信手段は、上記第1の通信手段による上記視聴情報の送信に所定時間以上を要すると判断した場合に、上記検出手段により上記判断がなされた時刻を示す時刻情報を、上記視聴情報にさらに含め、上記第1の通信手段による通信が正常状態に復帰したら、該時刻情報を含めた該視聴情報を送信するようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  8. 請求項7に記載の映像提供システムにおいて、
    上記制御手段は、上記時刻情報を含めた視聴情報の該時刻情報に対応する上記放送時刻情報に対応付けられた映像データを含む所定時間範囲の上記映像データを上記記録媒体から読み出すようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  9. 請求項6に記載の映像提供システムにおいて、
    上記送信手段は、上記検出手段による検出結果に基づき、上記受信手段で上記テレビジョン放送が正常に受信されていないと判断された後に、上記受信手段で上記テレビジョン放送が正常に受信されていると判断されたら、受信状態が復帰した旨の情報を上記映像提供装置に向けて送信することを特徴とする映像提供システム。
  10. 請求項9に記載の映像提供システムにおいて、
    上記制御手段は、上記視聴情報に応じた時刻より所定時間前から、上記受信状態が復帰した旨の情報に応じた時刻あるいは上記視聴情報に応じた時刻より所定時間前から所定のタイムアウト時間を経過した時刻のうち、何れか早い時刻までの上記映像データを上記記録媒体から読み出すようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  11. 請求項1に記載の映像提供システムにおいて、
    上記記録手段は、上記記録媒体に記録された、現在の時刻から所定時間前以前に上記第2の受信手段で受信された上記テレビジョン放送による上記映像データを消去しながら上記映像データの記録を行うようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  12. 請求項1に記載の映像提供システムにおいて、
    上記記録手段は、上記通信網で送信するのに適したデータレートになるように上記映像データを圧縮符号化して上記記録媒体に記録するようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  13. 請求項1に記載の映像提供システムにおいて、
    上記制御手段は、上記所定範囲にコマーシャル放送が含まれているときは、該コマーシャル放送の全長を該所定範囲にさらに含めるようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  14. 請求項1に記載の映像提供システムにおいて、
    上記制御手段は、上記視聴情報に応じて上記記録媒体から読み出した上記映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して上記端末装置に送信するようにしたことを特徴とする映像提供システム。
  15. 請求項14に記載の映像提供システムにおいて、
    上記コマーシャル映像または上記コマーシャル画像は、上記所定範囲の映像データの時間的に先頭側に付加されることを特徴とする映像提供システム。
  16. 請求項14に記載の映像提供システムにおいて、
    上記コマーシャル映像または上記コマーシャル画像は、上記映像データによる画面の一部に付加されることを特徴とする映像提供システム。
  17. 端末装置側でテレビジョン放送を受信する第1の受信のステップと、
    上記端末装置側から通信網を介して通信を行う第1の通信のステップと、
    少なくとも、個体を識別する識別情報と上記テレビジョン放送受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により上記端末装置から送信する送信のステップと、
    映像提供装置側でテレビジョン放送を受信する第2の受信のステップと、
    上記第2の受信のステップで受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録のステップと、
    映像提供装置側で上記通信網を介して通信を行う第2の通信のステップと、
    上記第1の通信のステップで上記端末装置から送信され上記第2の通信のステップで上記映像提供装置により受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御のステップと
    を備えることを特徴とする映像提供方法。
  18. テレビジョン放送を受信する受信手段と、
    上記受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、
    通信網を介して通信を行う通信手段と、
    テレビジョン放送を受信する手段と、上記通信網を介して通信を行う手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記テレビジョン放送を受信する手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記通信を行う手段により送信する手段とを有する端末装置から送信され上記通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段と
    を有することを特徴とする映像提供装置。
  19. 請求項18に記載の映像提供装置において、
    上記制御手段は、上記視聴情報が受信された時刻を示す時刻情報に対応する上記放送時刻情報に対応付けられた映像データを含む所定時間範囲の上記映像データを上記記録媒体から読み出すようにしたことを特徴とする映像提供装置。
  20. 請求項18に記載の映像提供装置において、
    上記制御手段は、上記視聴情報に時刻情報が含まれている場合、該時刻情報に対応する上記放送時刻情報に対応付けられた映像データを含む所定時間範囲の上記映像データを上記記録媒体から読み出すようにしたことを特徴とする映像提供装置。
  21. 請求項18に記載の映像提供装置において、
    上記制御手段は、上記視聴情報に応じた時刻より所定時間前から、上記端末装置から送信された受信状態が復帰した旨の情報に応じた時刻あるいは上記視聴情報に応じた時刻より所定時間前から所定のタイムアウト時間を経過した時刻のうち、何れか早い時刻までの上記映像データを上記記録媒体から読み出すようにしたことを特徴とする映像提供装置。
  22. 請求項18に記載の映像提供装置において、
    上記記録手段は、上記記録媒体に記録された、現在の時刻から所定時間前以前に上記第2の受信手段で受信された上記テレビジョン放送による上記映像データを消去しながら上記映像データの記録を行うようにしたことを特徴とする映像提供装置。
  23. 請求項18に記載の映像提供装置において、
    上記記録手段は、上記通信網で送信するのに適したデータレートになるように上記映像データを圧縮符号化して上記記録媒体に記録するようにしたことを特徴とする映像提供装置。
  24. 請求項18に記載の映像提供装置において、
    上記制御手段は、上記所定範囲にコマーシャル放送が含まれているときは、該コマーシャル放送の全長を該所定範囲にさらに含めるようにしたことを特徴とする映像提供装置。
  25. 請求項1に記載の映像提供装置において、
    上記制御手段は、上記視聴情報に応じて上記記録媒体から読み出した上記映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して上記端末装置に送信するようにしたことを特徴とする映像提供装置。
  26. 請求項25に記載の映像提供装置において、
    上記コマーシャル映像または上記コマーシャル画像は、上記所定範囲の映像データの時間的に先頭側に付加されることを特徴とする映像提供装置。
  27. 請求項25に記載の映像提供装置において、
    上記コマーシャル映像または上記コマーシャル画像は、上記映像データによる画面の一部に付加されることを特徴とする映像提供装置。
  28. テレビジョン放送を受信する受信のステップと、
    上記受信のステップで受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録のステップと、
    通信網を介して通信を行う通信のステップと、
    テレビジョン放送を受信するステップと、上記通信網を介して通信を行うステップと、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記テレビジョン放送を受信する手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記通信を行うステップにより送信するステップとを有する端末装置から送信され上記通信のステップで受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記通信のステップで上記端末装置に向けて送信する制御のステップと
    を有することを特徴とする映像提供方法。
  29. テレビジョン放送を受信する受信手段と、
    通信網を介して通信を行う通信手段と、
    少なくとも、個体を識別する識別情報と上記受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記通信手段により送信する送信手段と
    を有し、
    テレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録された記録媒体から、上記視聴情報に応じて上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記通信網を介して上記端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置に向けて、上記送信手段により上記視聴情報を送信し、該視聴情報に応じて上記映像提供装置から送信された上記映像データを上記通信手段で受信するようにしたことを特徴とする端末装置。
  30. 請求項29に記載の端末装置において、
    視聴者の操作を受け付ける操作手段をさらに有し、
    上記操作手段に対する上記操作に応じたタイミングで上記視聴情報を送信することを特徴とする端末装置。

  31. 請求項29に記載の端末装置において、
    上記送信手段は、上記通信手段による上記視聴情報の送信に所定時間以上を要すると判断した場合に、上記操作手段に対する操作が行われた時刻を示す時刻情報を、上記視聴情報にさらに含め、上記第1の通信手段による通信が正常状態に復帰したら、該時刻情報を含めた該視聴情報を送信するようにしたことを特徴とする端末装置。
  32. 請求項29に記載の端末装置において、
    上記受信手段による上記テレビジョン放送の受信状態を検出する検出手段をさらに有し、
    上記送信手段は、上記検出手段による検出結果に基づき、上記受信手段で上記テレビジョン放送が正常に受信されていないと判断されたタイミングで、上記視聴情報を自動的に送信することを特徴とする端末装置。
  33. 請求項32に記載の端末装置において、
    上記送信手段は、上記第1の通信手段による上記視聴情報の送信に所定時間以上を要すると判断した場合に、上記検出手段により上記判断がなされた時刻を示す時刻情報を、上記視聴情報にさらに含め、上記第1の通信手段による通信が正常状態に復帰したら、該時刻情報を含めた該視聴情報を送信するようにしたことを特徴とする端末装置。
  34. 請求項32に記載の端末装置において、
    上記送信手段は、上記検出手段による検出結果に基づき、上記受信手段で上記テレビジョン放送が正常に受信されていないと判断された後に、上記受信手段で上記テレビジョン放送が正常に受信されていると判断されたら、受信状態が復帰した旨の情報を上記映像提供装置に向けて送信することを特徴とする端末装置。
  35. テレビジョン放送を受信する受信のステップと、
    通信網を介して通信を行う通信のステップと、
    少なくとも、個体を識別する識別情報と上記受信のステップで受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記通信手段により送信する送信のステップと
    を有し、
    テレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録された記録媒体から、上記視聴情報に応じて上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記通信網を介して上記端末装置に向けて送信するようにした映像提供装置に向けて、上記送信のステップにより上記視聴情報を送信し、該視聴情報に応じて上記映像提供装置から送信された上記映像データを上記通信のステップで受信するようにしたことを特徴とする映像要求方法。
  36. テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記第1の受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、
    テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、上記第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、上記通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、上記端末装置から送信され上記第2の通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置と
    を備え、
    上記映像提供装置の運用部は、上記端末装置に対して課金し、課金された該端末装置から上記映像提供装置に対して送信された上記視聴情報に応じて上記映像提供装置から上記映像データを該端末装置に送信可能とし、
    上記映像提供装置の運用部は、上記テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対して上記テレビジョン放送による映像データの利用許諾料を支払うようにしたことを特徴とする映像供給システム。
  37. テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記第1の受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、
    テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、上記第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、上記通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、上記端末装置から送信され上記第2の通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置と
    を備え、
    上記映像提供装置の運用部は、上記テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対して課金して、上記放映権所有部が主体的に上記映像提供装置を利用することを可能とし、
    上記放映権所有部は、上記端末装置に対して課金し、課金された該端末装置から上記映像提供装置に対して送信された上記視聴情報に応じて上記映像提供装置から上記映像データを該端末装置に送信可能としたことを特徴とする映像供給システム。
  38. テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記第1の受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、
    テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、上記第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、上記通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、上記端末装置から送信され上記第2の通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データを上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置と
    を備え、
    上記テレビジョン放送を放送する放映権所有部は、上記映像提供装置を運用すると共に、上記端末装置に対して課金し、課金された該端末装置から上記映像提供装置に対して送信された上記視聴情報に応じて上記映像提供装置から上記映像データを該端末装置に送信可能としたことを特徴とする映像供給システム。
  39. テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記第1の受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、
    テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、上記第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、上記通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、上記端末装置から送信され上記第2の通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置と
    を備え、
    上記映像提供装置の運用部は、上記テレビジョン放送を放送する放映権所有部から上記コマーシャル映像または上記コマーシャル画像の提供部から該放映権所有部に対して支払われる広告媒体料の一部を支払われることにより、上記映像データに対して上記コマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して、上記映像提供装置から上記端末装置に送信し、
    上記端末装置は、上記映像提供装置の運用部または上記放映権所有部から課金されること無しに、該端末装置から上記映像提供装置に対して送信した上記視聴情報に応じた上記映像データを、上記映像提供装置から送信されることを特徴とする映像提供システム。
  40. テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記第1の受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、
    テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、上記第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、上記通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、上記端末装置から送信され上記第2の通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置と
    を備え、
    上記映像提供装置の運用部は、上記テレビジョン放送を放送する放映権所有部に対して課金して、上記放映権所有部が主体的に上記映像提供装置を利用することを可能とし、
    上記放映権所有部は、上記コマーシャル映像または上記コマーシャル画像の提供部から広告媒体料を支払われ、
    上記端末装置は、上記映像提供装置の運用部または上記放映権所有部から課金されること無しに、該端末装置から上記映像提供装置に対して送信した上記視聴情報に応じた上記映像データを、上記映像提供装置から送信されることを特徴とする映像提供システム。
  41. テレビジョン放送を受信する第1の受信手段と、通信網を介して通信を行う第1の通信手段と、少なくとも、個体を識別する識別情報と上記第1の受信手段で受信中の上記テレビジョン放送の放送局情報とからなる視聴情報を、所定のタイミングで上記第1の通信手段により送信する送信手段とを有する端末装置と、
    テレビジョン放送を受信する第2の受信手段と、上記第2の受信手段で受信されたテレビジョン放送による映像データを、放送された時刻を示す放送時刻情報と対応付けて継続的に記録媒体に記録する記録手段と、上記通信網を介して通信を行う第2の通信手段と、上記端末装置から送信され上記第2の通信手段で受信された上記視聴情報に応じて、上記記録媒体から上記放送時刻情報により所定範囲を指定して上記映像データを読み出し、読み出された上記映像データに対してコマーシャル映像またはコマーシャル画像を付加して上記第2の通信手段で上記端末装置に向けて送信する制御手段とを有する映像提供装置と
    を備え、
    上記テレビジョン放送を放送する放映権所有部は、上記映像提供装置を運用すると共に、上記コマーシャル映像または上記コマーシャル画像の提供部から広告媒体料を支払われ、
    上記端末装置は、上記放映権所有部から課金されること無しに、該端末装置から上記映像提供装置に対して送信した上記視聴情報に応じた上記映像データを、上記映像提供装置から送信されることを特徴とする映像提供システム。
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