JP2006004830A - スイッチ装置及び携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 押下後の解放で孔の所定位置に復帰する操作ボタン構造を有し組み立て容易なスイッチ装置を得る。
【解決手段】 スイッチ部品25が配置された基板24と、この基板24上に配置される弾性シート23と、弾性シート23上に配置されるボタン19とを、ボタン19の表面が露出した状態で所定のケース12に収納して、ボタン19の押圧でスイッチ部品25を作動させる構成とした場合に、ボタン19の周縁でボタン19を押圧する上面に略直交する向きに、先端が略球面の円柱状の凸部19c(又はテーパ付きの凹部)を複数設け、ケースのボタンと接する面に、ボタンの円柱状の凸部19c(又はテーパ付きの凹部)と係合する、テーパ付きの凹部12c(又は先端が略球面の円柱状の凸部)を複数設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話端末装置などの電子機器に用いて好適な、押しボタン型のスイッチ装置、及びそのスイッチ装置を備えた携帯端末装置に関する。
携帯電話端末装置などの電子機器において、カーソル移動やダイヤル番号などの文字入力の操作に用いられるスイッチ装置の構造は、従来、ユーザが指で押す樹脂部品であるボタンと、配線基板上のスイッチ装置を作動させるための押し子となる突起が設けられた絶縁性のラバー部品とが接着固定され、携帯電話の筐体上面に露呈されている樹脂部品であるボタンの上面を押すと、その下に配されるラバー部品の突起(押し子)によって押圧されスイッチの接点が閉じるようにしていた。
図15〜図17は、このような従来のダイヤル番号などのために整列された文字入力用ボタンのスイッチ構造を模式的に示したものである。
図15及び図16A〜Cは携帯電話端末装置における操作ボタン部におけるスイッチ装置の構造の例を示し、図15は組み込み状態でのボタン操作部を示した図である。図16は、図15に示したボタン操作部を分解して示した図であり、図16Aはボタンが配設される上ケース、図16Bは弾性シートに整列固定されるボタン、図16Cは下ケースに組み込まれた接点を有する配線基板を示した図である。また、図17は、図15に示したスイッチ装置の動作を説明するための、図17Aはボタンの押下操作前、図17Bは押下後の断面模式図である。
図15において、50は携帯電話端末装置における操作ボタン部として複数配置された押しボタンを示し、上ケース51と下ケース52で構成される筐体内に複数のスイッチ装置が整列され、スイッチ装置を作動させるための操作部となる押しボタン50の上面50-1(図16B参照)が上ケース51から露呈される。
上ケース51は、図16Aに示すように、プラスチックの成形などにより形成され、複数の押しボタン50の上面50-1が露呈できる大きさで略矩形の孔51aが設けられる。
ボタン50は、例えば上部が透明なプラスチック樹脂によるもので形状が、図16Bに示すように、上面50-1が上ケース51の孔51aと略相似で小さい矩形とした略直方体で、この略直方体の底面50-2側で対向する2側面に段差を一体に設け、孔51aからボタン50が抜け出ないようになされる。そして、このボタン50を、絶縁性のラバー部品である弾性シート53に複数並べて設ける。なお、このボタン50の表面には、カナ,アルファベットなどの文字や数字が印刷、刻印などで表示させてある。
この弾性シート53は、絶縁性で弾性を有するシリコンゴムなどを成形し、裏面53-2に押し子53-3,…を設けた柔軟性を有する薄いシートであり、図16Bに示すように、弾性シート53の表面53-1にボタン50,…が整列され、接着剤53aにより固定される。
このとき、ボタン50の底面50-2の略中央に対応し、弾性シート53の裏面53-2に設けられる押し子53-3が配されるようになされる。また、弾性シート53に対してボタン50は、図16Aに示す上ケース51に組み込んだときにボタン50の上部と孔51aの側壁とが干渉しないよう所望の隙間をもって整列固定される。
そして、弾性シート53の裏面53-2の側には、図16Cに示すように、下ケース52の側に固定された配線基板54が配される。この配線基板54は、薄いプリント配線板やフレキシブル配線板などによるもので、上面54-1で、弾性シート53の裏面53-2の押し子53-3に対応する位置に接点54aが設けられる。
接点54aは、図17Aの断面図に示すように、例えば、配線基板54上に金属の薄板で形成したドーム部品55を複数設けたものであり、配線基板54の上面54-1に円環状の導電パッド54cとこの中心に円形パッド54dを形成し、ドーム部品55の円状の縁辺が、円環状の導電パッド54cの全周上で略接するように配設される。そして、図示しない絶縁性のフィルムで基板54の上面54-1の略全面を覆い、ドーム部品55を固定する。
ボタン操作部は、図16Bに示す押しボタン50が接着固定された弾性シート53を、図16Cに示す配線基板54が固定された下ケース52に載置した状態で上方から図16Aに示す上ケース51をケース51の孔51aからボタン50が露呈するように被せ、この上下ケース51,52を接着剤やねじなどで固定して組み立てる。
このとき、図17Aに示すように、上ケース51と下ケース52との間に組み込まれたボタン50、弾性シート53、及びドーム部品55を設けた配線基板54に上下方向のがたがないようになされる。
なお、組立作業や押しボタン50の操作で弾性シート53と配線基板54が上ケース51と下ケース52との間で位置ずれすることがないように、例えば図17Aに示すように、弾性シート53には凸部53-4、配線基板54には孔54-2、上ケース51には凹部51-2、下ケース52には突起52-1を設け、凸部53-4と凹部51-2、また孔54-2と突起52-1とを係合させるようになされる。
このような構成のスイッチ装置の動作は、図17Aに示す押しボタン50の押下操作前の状態からボタン50を押下し、図17Bに示す状態にすると、押しボタン50により弾性シート53が押されて変形し下方向に撓むとともに押し子53-3がドーム部品55の頭頂部を押し下げて変形させる。そして、ドーム部品55の頭頂部内面を配線基板54の円形パッド54dに押し付けることにより、円環状の導電パッド54cと円形パッド54dとを導通させて接点を閉にするとともに、ドーム部品55が変形するときのクリック感を操作する指に感じさせるようにしている。
また、押しボタン50を押下している力を解放すると、ドーム部品55と弾性シート53の復元力により図17Bの状態から図17Aに示す元の状態に復帰する。
なお、携帯電話端末装置のこの種のスイッチ装置としては、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。
特開平6−309992号公報(第2頁、図4)
しかしながら、図15〜図17例のスイッチ装置では、弾性シート53に固定された押しボタン50は上ケース51の孔51aに対して傾きや片寄りがないように組み込むことが必要であるため、携帯電話の押しボタン部の組立てのとき、ボタン50あるいは弾性シート53を単体で購入してそれぞれを組み込むことは難しく、従来、押しボタン50が弾性シート53の所望の位置に固定された状態で購入しなければならなかった。
すなわち、ボタン50を柔軟な弾性シート53に固定させて組み立てるためには、接着剤の硬化条件による挙動や弾性シートへの影響などを加味して硬化後の位置精度を確保することが必要であり、接着組み立てに要する手間が多大であり、部品単価が高い問題があった。
また、従来のこの種のスイッチ装置は、1個1個が独立した単純な押しボタンとして機能するスイッチであり、より高度な入力操作が行えるスイッチを、簡単な構成で実現させることが要請されていた。
本発明はかかる点に鑑み、簡単な構造で高度な入力操作が行えるこの種のスイッチを提案することを目的とする。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明はスイッチ装置あるいはスイッチ装置を備えた携帯電話端末において、押下操作に応じてスイッチ部品を作動させるボタンと、少なくとも押下面を露出させた状態でボタンを収納するケースと、ボタンとケースの位置を定置する位置決め手段とを備え、この位置決め手段は、ボタンの周縁に設けられた第1の位置決め部、及びケースのボタンと接する面のうち第1の位置決め部に対応する位置に設けられた第2の位置決め部を有し、第1及び第2の位置決め部が互いに係合することによりケースに対しボタンの位置が定置されるものである。
このように構成したことで、ケースから露出したボタンの押下面を押下操作したとき、このボタン側の第1の位置決め部が、この第1の位置決め部と係合するケース側の第2の位置決め部に対し下降しスイッチ部品を作動させるものとなる。
また、本発明は、上記記載のスイッチ装置において、スイッチ部品が配置された基板と、この基板上に配置される弾性シートと、この弾性シート上に配置されるボタンとを備え、ボタンの周縁で押下面に略直交する向きに、凸部又はテーパ付きの凹部を複数設け、ケースのボタンと接する面に、ボタンの凸部又はテーパ付きの凹部と係合する、テーパ付きの凹部又は凸部を複数設けたものである。
このように構成したことで、ケース側の凸部又はテーパ付きの凹部と、ボタン側の凸部又はテーパ付きの凹部との係合で、ボタンの位置が定まり、ボタンを弾性シートに接着する必要がない。そして、ボタンが押されてケースとボタンに配設され係合していたテーパ付きの凹部と凸部との間に、隙間によるがたが生じても、ボタンへの押下力を解放すると弾性シートなどの弾性による復元力で一方の凸部が他方の凹部のテーパにならい、ボタンの押下面を露出するケースの孔に対して常に元のがたのない、センタリングされた位置に戻すことができ、ボタンを偏った状態で押し下げて操作できるようになる。
本発明によれば、ボタンに設けられた第1の位置決め部と、ケースに設けられた第2の位置決め部との係合により、ボタンをケースに対して所定の位置とする、位置合わせ機能を付与することができる。
この場合、ボタンが円板状をなし、先端が略球面の円柱状の凸部及び/又はテーパ付きの凹部を、ボタンの中心に対して略90°ピッチで4箇所設けるとともに、ケースの孔の周辺の4箇所に、凸部及び/又は凹部を設け、ボタン中心に対して凸部又は凹部から略45°ずらして略90°ピッチで4個のスイッチ部品を配置することで、4個のスイッチ部品を1個のボタンで操作できる多機能化されたスイッチ装置が構成できる。
また、本発明によれば、位置合わせ機能を有し弾性シートによりボタンをがたなくケースに収納するものとなり、ボタンへの押下力を解放したとき、弾性シートによりボタンをケースに対して元のがたのない位置に戻るように構成することができるので、ボタンを弾性シートに位置決め固定させる必要がなくなり、ボタンと弾性シートを接着固定する必要がなくなり、それだけ製造コストを低減させることができる。
この場合、ボタンが円板状をなし、先端が略球面の円柱状の凸部及び/又はテーパ付きの凹部を、ボタンの中心に対して略90°ピッチで4箇所設けるとともに、ケースの孔の周辺の4箇所に、凸部及び/又は凹部を設け、ボタン中心に対して凸部又は凹部から略45°ずらして略90°ピッチで4個のスイッチ部品を配置することで、4個のスイッチ部品を1個のボタンで操作でき、押下操作力を解放したときボタンが元の押下操作前の状態に自動復帰する、多機能化されたスイッチ装置が構成できる。
以下、本発明の一実施の形態の例を、図1〜図14を参照して説明する。
図1は本例のスイッチ装置を表示画面の下側に備えた携帯電話端末装置の外観の一例を示す斜視図である。図2は本例のスイッチ装置の要部を拡大し一部断面した斜視図である。図3は本例のスイッチ装置の構造を説明する分解斜視図である。図4は図2のI−I線に沿う断面図である。図5は本例のスイッチ装置の方向入力ボタンの裏面からの斜視図である。図6は本例のスイッチ装置に組込まれるセンターボタンの上方からの斜視図であり、図7はセンターボタンを反転し底面からの斜視図である。図8は本例のスイッチ装置の方向入力ボタンが組込まれるケース裏面の孔部を切り出して示す斜視図である。図9は本例のスイッチ装置の弾性シートの斜視図である。図10は本例のスイッチ装置の接点を有する配線基板を切り出して示す斜視図である。図11は本例のスイッチ装置の接点の構造を説明する断面模式図である。図12は本例のスイッチ装置の組み立て順を説明する分解斜視図である。図13は本例のスイッチ装置の動作を説明に供する、図13Aは押下操作前、図13Bは押下後の断面模式図である。図14はスイッチ装置の押下操作における係合状態の説明図である。
図1において、10は携帯電話端末装置全体を示し、携帯電話端末装置10は、ダイヤルボタン部ケース11と表示部ケース12から構成され、ダイヤルボタン部ケース11には、電話番号や文字・記号などを入力するための複数のボタンからなるダイヤルボタン13、送話口14、アンテナ部15、着信ランプ16、さらに図示しないバッテリやメモリカードなどを有している。一方、表示部ケース12は、液晶表示パネルなどによるディスプレイ17、受話口18、ディスプレイ17上に表示されたカーソルなどを移動させるための方向入力ボタン19、カーソルで選択した項目を決定するセンターボタン26及び4つの特殊入力キー20などを備え、これらが表パネル12-1と裏パネル12-3から構成される外筐に収納される。
以下、本例のスイッチ装置を、図1に示す方向入力ボタン19に適用した例で説明する。
先ず、図2〜図3を参照して本例のスイッチ装置の概略構造を説明する。図2は、図1に示す表示部ケース(以下、単にケースと述べる)12のディスプレイ17の下方に配されている方向入力ボタン19の周辺を切り取り斜めから拡大して見たものである。方向入力ボタン19は、図2に示すように、その中央にボタン状のセンターボタン26が配されるため、円環状をなして形成され、ケース12の表パネル12-1(図1参照)に設けられた円形の孔12aから上面19-1が露呈されるようになされる。
そして、方向入力ボタン19とセンターボタン26は、図3に示すように、配線基板24の上に5つの接点24aの配設領域を覆うように布設した弾性シート23の上に載置され、この状態でケース12に組み込まれる。配線基板24上の5つの接点24aの配設領域は、それぞれが上からの押圧でオン状態になるスイッチ部品として構成されている。なお、この組み込み状態では、図4の右側に示すように、方向入力ボタン19の方向マーク21-4の直下には弾性シート23の押し子23a-4が配設される。
図3に示す方向入力ボタン19は、プラスチックを成形して形成され、図2に示すように、中央に円孔19aを有する円板で、円孔19aの上面19-1の側は大きく面取りされる。また、底面19-2の側から見た図5に示すように、円板の側面19-3の底面19-2側には幅の狭いフランジ部19bを設け、円孔19a中心に対して略90°のピッチでこのフランジ19bの4箇所の外側に膨らみ部を設け、この膨らみ部の上面に先端が略球面をなす円柱の凸部19c-1〜19c-4を4つ設ける。
また、方向入力ボタン19の中央の円孔19aには、図2を反転して見た図5に示すように、底面19-2の側から円孔19aと同心で円孔19aより大きく座ぐり状に孔加工がなされ、円孔19aの上面19-1の側に段差部19-4を設けるようにする。
また、円孔19aの内周面19-7と円板の側面19-3との間に、スイッチの操作子となる4箇所のリブ19d-1〜19d-4を残して溝を4箇所形成する。このリブ19d-1〜19d-4は、図5に示すように、円孔19aの中心に対し、円板のフランジ部19bに設けた4箇所の円柱の凸部19c-1〜19c-4の配設方向を基準にして略45°ずらして設ける。
さらに、方向入力ボタン19の上面19-1には、図2〜図4に示すように、大まかな押下操作の位置を明示する棒状の方向マーク21-1〜21-4が4箇所のリブ19d-1〜19d-4の位置に対応して埋設される。
なお、図3に示すセンターボタン26は、斜め上から見た図6及び反転して見た図7に示すように、プラスチックで成形されたボタン状の部品で、図6に示す中心軸を通る断面が略台形の円板であり、側面26-3下方の底面26-2(図7参照)側にフランジ部26aを設ける。また、図7に示す底面26-2側に断面が略矩形の溝26bが円環状に設けられる。このとき、センターボタン26の側面26-3の径は、図5に示す方向入力ボタン19の内周面19-6の径よりも小さく、また、センターボタン26のフランジ部26aの側面26-4の径は、図5に示す方向入力ボタン19の内周面19-7の径よりも小さく形成する。
図3に示す方向入力ボタン19を露呈するケース12の表パネル12-1は、その裏面12-2側から見た図8に示すように、方向入力ボタン19の外周面19-3(図5参照)より大きくフランジ19bの外径より小さい円形の孔12aが穿たれる。そして、孔12aの周縁の全周に所定幅と高さを有する円形の壁部12bを設け、この壁部12b周辺の4箇所にテーパ付きの凹部12c-1〜12c-4を設ける。
このテーパ付きの凹部12c-1〜12c-4は、図8に示すように、壁部12bの外側で孔12aの中心に対して略90°のピッチで、表パネル12-1の裏面12-2上に一体に形成されるものであり、壁部12bの外周の4箇所にほぼ接するように円柱を配設したのちに、壁部12bと滑らかな面でつなぎ、この4本の円柱の上方から、内周面に傾斜(テーパ)角を有するすり鉢状に穴加工してテーパ付きの凹部12c-1〜凹部12c-4を形成する。
このとき、テーパ付きの凹部12c-1〜凹部12c-4は、図4に示す中心軸から左側の断面に示すように、ケース12の表パネル12-1の孔12aの中心軸から4つの凹部12c-1〜12c-4の穴の中心軸までの距離と、方向入力ボタン19の中心軸から4つの凸部19c-1,…19c-4の半球中心軸までの距離とが略同じとなる位置に設けられる。
そして、テーパ付きの凹部12c-1〜12c-4が形成される円柱の孔12aに近い側は、図8に示すように、壁部12bの上面12-4と略同じ高さまで切り取り、円柱の孔12aから遠い側に壁12d-1〜12d-4を残すようにする。これにより、表パネル12-1の裏面12-2の壁部12b上の面と上述の方向入力ボタン19のフランジ部19bの面19-5とが近接して配置できるようにされるとともに、テーパ付きの凹部12c-1〜12c-4の上部の壁12d-1〜12d-4によって方向入力ボタン19の凸部19c-1,…19c-4が大きく外れることがないように規制する。
図3に示す弾性シート23は、反転した見た図9に示すように、絶縁性で弾性を有するシリコンゴムなどを略円形に成形した薄いシートであり、周縁を裏面23-2の側に折り返してはかま(袴)状にするとともに押し子23a-1〜23a-4及び23bを設け、表面23-1の側に円筒23cを一体に設ける。
押し子23bは、図9に示すように、弾性シート23の略中央に円形の台座を介して設けられ、この押し子23bの周りに配される4つの押し子23a-1〜23a-4が、押し子23bの中心に対して略90°のピッチで、図5に示す方向入力ボタン19の4つのリブ19d-1〜19d-4の略中央で押圧される位置に対応するように配設される(図4の中心軸から右側の断面を参照)。
また、弾性シート23の表面23-1の側に配される円筒23cは、その中心を押し子23bの中心と略一致させ、図7に示すセンターボタン26の矩形断面の溝26bにがたがない状態で装着できるように、内外径と長さが決められる。
この5つの押し子23a-1〜23a-4及び23bの裏面23-2からの高さは、弾性シート23を後述する配線基板24、方向入力ボタン19及びセンターボタン26とともにケース12の表パネル12-1に組み込み、図4に示す状態としたとき、上下方向へのがた(遊び)を生じさせず、また配線基板24上の接点を作動させることがないように決められる。
図3に示す配線基板24は、方向入力ボタン19に対応する部分を切り出して示した図10のように、フレキシブル配線基板などの柔軟性(可撓性)を有する多層配線基板その他のプリント回路基板であり、方向入力ボタン19が配設される領域において配線基板24の上面24-1に5つの接点24a-1〜24a-4および24bが設けられ、その位置を弾性シート23の裏面23-2の押し子23a-1〜23a-4及び23bに対応するようになされる。
この接点24a-1〜24a-4および24bは、図11に示すように、配線基板24上に金属の薄板で形成したドーム部品25を設けたものであり、配線基板24の上面24-1に円環状の導電パッド24cとこの中心に円形パッド24dを形成し、ドーム部品25の円状の縁辺が、円環状の導電パッド24cの全周上で略接するように配設される。そして、図示しない絶縁性のフィルムで基板24の上面24-1の略全面を覆い、ドーム部品25を固定する。
そして、ドーム部品25の頭頂部を押し下げて変形させ、頭頂部の内面を配線基板24の円形パッド24dに押し付けることにより、円環状の導電パッド24cと円形パッド24dとを導通させて接点を閉にするとともに、ドーム部品25が変形するときのクリック感を操作する指に感じさせるようにしている。なお、配線基板24上に配置される、接点24a-1〜24a-4やドーム部品25等で構成されるスイッチ部品の構成については一例を示したものであり、その他の構成のスイッチ部品を使用してもよい。
このように構成されたスイッチは、図12に示すように、先ずケース12の表パネル12-1の裏面12-2の側を上に向けて載置してから、表パネル12-1の孔12aの周辺の4箇所に設けられたテーパ付きの凹部12c-1〜12c-4内に、4つの略球面状の凸部19c-1〜19c-4を載置し、方向入力ボタン19を配設する。
そして、方向入力ボタン19の中央の円孔19aの段差部19-4にセンターボタン26のフランジ部26aを載置してから、弾性シート23の表面23-1の円筒23cをセンターボタン26の溝26cに嵌め込む。
そして、表示部ケース12の裏パネル12-3(図2参照)と図示しない手段でずれないように位置決めされている配線基板24を上方から被せて組み込みが完了し、その後反転させ図2及び図4に示す組み込み状態とする。
このように構成されたスイッチ装置の動作は、図13Aに示す方向入力ボタン19を押下操作前では、方向入力ボタン19は、配線基板24上のドーム部品25-1〜-5(図10参照)の付勢力と弾性シート23と押し子23a-1〜23a-4及び23bによる弾性力で押し上げられ、ケース12の表パネル12-1の裏面12-2のテーパ付きの凹部12c-1〜-4に方向入力ボタン19の凸部19c-1〜19c-4が落とし込まれ、位置決めされた状態となっている。なお、図13A及びBは図2のI−I断面を示すものである。
次に、方向入力ボタン19の図13Aに示す方向マーク21-4上を矢印の方向に押下すると(図2参照)、図13Bに示すように、図13Aの状態に比べ方向入力ボタン19は、上面19-1が押下側に所定角度θだけ傾くとともに全体として高さδだけ下降する。これに伴い、リブ19d-4の下方に配される弾性シート23を変形させながらその押し子23a-4を押し下げ、押し子23a-4でドーム部品25-4を押圧変形させ、ドーム部品25-4内面を配線基板24側の円形パッド24d-4に押し付け、円形パッド24d-4と円環状の導電パッド24c-4と導通させることで接点を閉じるとともにクリック感を指に与えることができる。
このとき、押下操作前には、係合し位置決めされていた表示部のケース12の表パネル12-1の孔12a周辺のテーパ付きの凹部12c-1〜12c-4と方向入力ボタン19の凸部19c-1〜19c-4との間に、図13Bに示すように、押下操作により間隙が生じることとなる。すなわち、図13Bに示すD部の拡大図である図14に示すように、押下操作前の2点鎖線の状態(図13Aの状態)から押下操作により方向入力ボタン19が上下方向だけでなく横方向にもずれてしまい(図14に示す距離S)、凸部19cがテーパ付凹部12cから外れ元の位置に復帰できないおそれが生じるが、本例ではテーパ付きの凹部12c-1〜12c-4は、外周部で高く壁12d-1〜12d-4を残すように加工してあるため、凹部12c-1〜12c-4から凸部19c-1〜19c-4が外れるようなことはない。
次に、図13Bに示す押下操作している状態から、操作力を解放したとき、ドーム部品25-1〜25-4と弾性シート23のもつ復元力により図13Bの状態から図13Aに示す状態に復帰する。すなわち、図14に示すように、方向入力ボタン19に設けられる凸部19cの略球面状の先端が、ケース12の表パネル12-1裏面12-2の凹部12cの傾斜角Eのテーパ面に接触しながら倣い、押下前の所定の状態となる図13Aあるいは図14の2点鎖線で示す元の位置に方向入力ボタン19がセンタリングするようになされる。
なお、ここで凹部12c-1〜12c-4の内壁の傾斜角Eは、例えば凹部12c-1〜12c-4の穴の中心軸に対して10〜20°となるように形成される。
このような操作は、図1及び図2に示す方向入力ボタン19の他の方向マーク21-1〜21-3を押下しても同様に行うことができ、方向入力ボタン19を図1で示す下方向(方向マーク21-1を押下操作)に傾けて接点24a-1、上方向(方向マーク21-3を押下操作)に傾けて接点24a-3、左方向(方向マーク21-2を押下操作)に傾けて接点24a-2を作動させることができる。
なお、例えば方向入力ボタン19のリブ19-4に対応する上面19-1の方向マーク21-4を押下する操作(図13A参照)を行うと上述のように、方向入力ボタン19は全体として高さδだけ下降するとともに上面19-1を押下の側に角度θだけ傾け、この結果、リブ19-4の真下に配される押し子23a-4だけでなく、押し子23a-1,23a-3あるいは23a-2も下降することになる。しかし、これら押し子23a-1〜23a-3の下降量は、対応するドーム部品25-1〜25-3を変形させ接点を閉じるには不十分なストロークであるため、接点24a-1〜-3を作動させることはない。
また、センターボタン26は、図2及び図13Aに示すように、方向入力ボタン19とともに弾性シート23の上に配されているものの、方向入力ボタン19の押下操作によるセンターボタン26への影響は弾性シート23の柔軟性により切り離されるため、中央の接点24bに何ら力を及ぼすことがなく、同様にセンターボタン26の押下操作による方向入力ボタン19への影響も切り離されるため、方向入力ボタン19とセンターボタン26はそれぞれ単独の操作を行うことができる。
そして、例えば方向入力ボタン19でカーソルを移動して「選択」したメニューの項目をセンターボタン26で「決定」する操作を行うことができる。また、本例のスイッチ装置では方向入力ボタン19の4点とセンターボタン26の1点からなる5接点の入力スイッチ装置としても用いることもできる。
本例のスイッチ装置によれば、ボタンの一例の方向入力ボタン19の上面19-1の方向マーク21-1〜21-4のいずれかの上を押下すると、裏面19-2の4箇所に設けたリブ19d-1〜-4により、弾性シート23の裏面23-2の押し子23a-1〜-4の内のいずれかを選択的に押し、1つの円環状の方向入力ボタン19で基板上の4個の接点のうちの所望の1接点を作動させることができる。
また、方向入力ボタン19を弾性シート23に固定しなくても、方向入力ボタン19の押下操作及び解放の繰り返しによって、表パネル12-1の孔12aに対して方向入力ボタン19戻りの位置がずれることがない。すなわち、押下力の解放により、方向入力ボタン19の先端が略球面の凸部19c-1〜19c-4がケース12の表パネル12-1のテーパ付きの凹部12c-1〜12c-4の内壁のテーパ面に沿って元の位置である、センタリングされた位置に戻すことができ、ケース12の孔12aと方向入力ボタン19の外周面19-3が所望の隙間を持った状態に常に復帰するようになされる。
そして、ボタンの一例である方向入力ボタン19を弾性シート23に位置決め固定しなくても、押下操作後の解放によりケース12の孔12aと方向入力ボタン19との間に常に所望の隙間が形成されるため、方向入力ボタン19と弾性シート23とを接着固定しない状態で、ケース12内に重ね合わせるようにして組み込んでも、スイッチとして良好に機能する。
このため、方向入力ボタン19と弾性シート23とを接着固定する必要がなくなり、組み立て作業コストを低減させることができる。
なお、本例ではスイッチ装置の操作ボタンとしての方向入力ボタン19側に先端が略球面の凸部19cを設け、ケース12の表パネル12-1の裏面12-2の孔12aの周辺にテーパ付きの凹部12cを設けた例で説明したが、これに限らず、ケース12側に凸部を設けボタンの側にテーパ付きの凹部を設けてもよく、さらには方向入力ボタン19側とケース12の孔12aの周辺のそれぞれに、例えば互い違いに凸部と凹部を設けるようにしてもよいのは勿論である。
また、スイッチ装置の操作ボタンとして円環状の4方向入力ボタン19の例で説明したが、これに限らずカナ,アルファベットなどの文字や数字の入力に用いる1入力の押しボタンに適用してもよいのは勿論である。
また、凸部19cを方向入力ボタン19の中心に対し略90°ピッチ、テーパ付きの凹部12cを表パネル12-1の孔12aの中心に対して略90°ピッチに4箇所設けた例で説明したが、これに限らず、凹部及び凸部による係合箇所では押下したボタンの復帰位置を所定のものとするものであるため、これら係合部を2箇所設ければ横ずれが改善され、3箇所設ければ復帰のときボタン上面の傾きを改善でき、凹部及び凸部による係合箇所の数は形状、大きさ、押下ストロークなど必要とされるボタンの形態により適宜の数だけ設けることができる。
また、方向入力ボタン19と接点24a-1〜-4を設けた配線基板24の間に、押し子23a-1〜-4を設けた弾性シート23を配設した例で説明したが、方向入力ボタンがケース内で僅かながたをもってもよい場合には、例えば方向入力ボタンの接点側に接点押圧のための突起を設け、押し子付きの弾性シートを介さずに配線基板上の接点を突起で直接押下し作動させるようにしてもよい。このとき、配線基板にフレキシブル配線板等の可撓性のものを用いその下に平らな絶縁性弾性シートを配せば、弾性シートに特殊な成型加工を施さず簡便に、がたのないスイッチ装置を構成することができる。
また、上述した実施の形態では、携帯電話端末装置の入力ボタンに適用した例としたが、その他の電子機器、例えば、ポータブル型電子機器、あるいは電子機器のリモートコントロール装置の操作ボタンなどにも適用できるものである。
本発明の一実施の形態による携帯電話の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態による構成の要部を拡大し一部断面して示した一部断面斜視図である。 本発明の一実施の形態による構成の要部の分解斜視図である。 図2のI−I線に沿う断面図である。 本発明の一実施の形態の例の方向入力ボタンを裏面から見た斜視図である。 本発明の一実施の形態の例のセンターボタンの例を上方からの斜視図である。 本発明の一実施の形態の例のセンターボタンの例を反転し底面からの裏面の斜視図である。 本発明の一実施の形態の例の方向入力ボタンが組込まれるケース裏面の孔部を切り出して示す斜視図である。 本発明の一実施の形態の例の弾性シートの斜視図である。 本発明の一実施の形態の例による基板を切り出して示す斜視図である。 本発明の一実施の形態の例の接点の構造を説明する断面模式図である。 本発明の一実施の形態の例の組み立て順を説明する分解斜視図である。 本発明の一実施の形態の例の操作状態を示す断面図であり、Aは押下操作前、Bは押下後を示す。 本発明の一実施の形態の例の押下操作における係合状態の説明図である。 従来の携帯電話端末装置におけるスイッチ装置のボタン操作部構造の例を示す斜視図である。 図15の例のスイッチ装置を構成する部材を分解して示す斜視図であり、Aは上ケース、Bは弾性シートに固定されたボタン、Cは下ケースに固定された接点を有する配線基板を示す。 従来の携帯電話端末装置におけるスイッチ装置の構成例を示す断面図であり、Aは押下操作前、Bは押下後である。
符号の説明
12…ケース、12-1…表パネル、12-2…裏面、12a…孔、12c-1〜12c-4…凹部、12d-1〜-12d-4…壁部、19…操作ボタン(方向入力ボタン)、19-2…底面、19c-1〜19c-4…凸部、23…弾性シート、23a-1〜23a-4…押し子、24…配線基板、24a-4…接点

Claims (16)

  1. 押下操作に応じてスイッチ部品を作動させるボタンと、
    少なくとも押下面を露出させた状態で前記ボタンを収納するケースと、
    前記ボタンと前記ケースの位置を定置する位置決め手段とを備え、
    前記位置決め手段は、前記ボタンの周縁に設けられた第1の位置決め部、及び前記ケースの前記ボタンと接する面のうち前記第1の位置決め部に対応する位置に設けられた第2の位置決め部を有し、前記第1及び第2の位置決め部が互いに係合することにより前記ケースに対し前記ボタンの位置が定置されることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 請求項1記載のスイッチ装置において、
    前記第1の位置決め部は、前記ボタンの周縁に設けられた凸部又は凹部であり、
    前記第2の位置決め部は、前記ボタンの凸部又は凹部に各々対応する位置に設けられた凹部又は凸部により構成されることを特徴とするスイッチ装置。
  3. 請求項2記載のスイッチ装置において、
    前記第1の位置決め部又は前記第2の位置決め部における凹部は、テーパ付きの凹部で構成されることを特徴とするスイッチ装置。
  4. 請求項2又は3記載のスイッチ装置において、
    前記第1の位置決め部又は前記第2の位置決め部における凸部は、先端が略球面の柱状の凸部で構成されることを特徴とするスイッチ装置。
  5. 請求項1記載のスイッチ装置において、
    前記スイッチ部品が配置された基板をさらに備え、
    前記ボタンは円板状をなし、前記ボタンの前記第1の位置決め部を、前記ボタンの中心に対して略90°ピッチで4箇所設けるとともに、前記ケースの前記第2の位置決め部についても略90°ピッチで4箇所設け、
    前記スイッチ部品を、前記ボタンの各凸部又は凹部から略45°ずらした前記基板上の4箇所に配置したことを特徴とするスイッチ装置。
  6. 請求項1記載のスイッチ装置において、
    前記スイッチ部品が配置された基板と、
    前記基板上に配置される弾性シートと、
    前記弾性シート上に配置される前記ボタンとを備え、
    前記ボタンの周縁で前記押下面に略直交する向きに、凸部又はテーパ付きの凹部を複数設け、前記ケースの前記ボタンと接する面に、前記ボタンの凸部又はテーパ付きの凹部と係合する、テーパ付きの凹部又は凸部を複数設けたことを特徴とするスイッチ装置。
  7. 請求項6記載のスイッチ装置において、
    前記凸部は、円柱状をなし先端が略球面で構成されることを特徴とするスイッチ装置。
  8. 請求項6又は7記載のスイッチ装置において、
    前記ボタンは円板状をなし、前記ボタンの凸部又は凹部を、前記ボタンの中心に対して略90°ピッチで4箇所設けるとともに、前記ケースの凹部又は凸部についても略90°ピッチで4箇所設け、
    前記スイッチ部品を、前記ボタンの各凸部又は凹部から略45°ずらした前記基板上の4箇所に配置したことを特徴とするスイッチ装置。
  9. 少なくとも押下面を露出させた状態でボタンを収納するケースと、
    前記ボタンと前記ケースの位置を定置する位置決め手段とを備え、前記ボタンの押下操作に応じてスイッチ部品を作動させる携帯端末装置において、
    前記位置決め手段は、前記ボタンの周縁に設けられた第1の位置決め部、及び前記ケースの前記ボタンと接する面のうち前記第1の位置決め部に対応する位置に設けられた第2の位置決め部を有し、前記第1及び第2の位置決め部が互いに係合することにより前記ケースに対し前記ボタンの位置が定置されることを特徴とする携帯端末装置。
  10. 請求項9記載の携帯端末装置において、
    前記第1の位置決め部は、前記ボタンの周縁に設けられた凸部又は凹部であり、
    前記第2の位置決め部は、前記ボタンの凸部又は凹部に各々対応する位置に設けられた凹部又は凸部により構成されることを特徴とする携帯端末装置。
  11. 請求項10記載の携帯端末装置において、
    前記第1の位置決め部又は前記第2の位置決め部における凹部は、テーパ付きの凹部で構成されることを特徴とする携帯端末装置。
  12. 請求項10又は11記載の携帯端末装置において、
    前記第1の位置決め部又は前記第2の位置決め部における凸部は、先端が略球面の柱状の凸部で構成されることを特徴とする携帯端末装置。
  13. 請求項9記載の携帯端末装置において、
    前記スイッチ部品が配置された基板をさらに備え、
    前記ボタンは円板状をなし、前記ボタンの前記第1の位置決め部を、前記ボタンの中心に対して略90°ピッチで4箇所設けるとともに、前記ケースの前記第2の位置決め部についても略90°ピッチで4箇所設け、
    前記スイッチ部品を、前記ボタンの各凸部又は凹部から略45°ずらした前記基板上の4箇所に配置したことを特徴とする携帯端末装置。
  14. 請求項9記載の携帯端末装置において、
    前記スイッチ部品が配置された基板と、
    前記基板上に配置される弾性シートと、
    前記弾性シート上に配置される前記ボタンとを備え、
    前記ボタンの周縁で前記押下面に略直交する向きに、凸部又はテーパ付きの凹部を複数設け、前記ケースの前記ボタンと接する面に、前記ボタンの凸部又はテーパ付きの凹部と係合する、テーパ付きの凹部又は凸部を複数設けて前記位置決め手段を具えるようにしたことを特徴とする携帯端末装置。
  15. 請求項14記載の携帯端末装置において、
    前記凸部は、円柱状をなし先端が略球面で構成されることを特徴とする携帯端末装置。
  16. 請求項14又は15記載の携帯端末装置において、
    前記ボタンは円板状をなし、前記ボタンの凸部又は凹部を、前記ボタンの中心に対して略90°ピッチで4箇所設けるとともに、前記ケースの凹部又は凸部についても略90°ピッチで4箇所設け、
    前記スイッチ部品を、前記ボタンの各凸部又は凹部から略45°ずらした前記基板上の4箇所に配置したことを特徴とする携帯端末装置。
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