JP2006003563A - アライメント接合方法、アライメント接合装置 - Google Patents

アライメント接合方法、アライメント接合装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 基板同士をアライメントして接着剤で接合するアライメント接合装置であって、高品質のアライメント接合方法及びアライメント接合装置を提供すること。
【解決手段】 アライメントを検出するアライメント検出手段22とウエハを固定するウエハチャック手段30と、ウエハチャックの温度を検出する温度検出手段31と、マスクを固定するマスク固定手段23と、ウエハチャック30を載置したステージ34を移動するステージ移動手段35と、前記温度検出手段31で検出された前記ウエハチャック30の温度を制御する温度制御手段32とを備えた。
【選択図】図2

Description

この発明は、アライメント接合方法及びアライメント接合装置に関する。
基板同士をアライメントして接着剤で接合するアライメント接合装置として従来、次のものがある。
(1) ウエハ基板とマスク基板の平行を規定する装置であって、基板を加圧保持する一方の加圧板を可とう性材料にして、弾性変形により一方の基板面に倣うようにした液晶パネル製造装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、接着剤等の粘性を有する液体を挟み、接着ギャップを制御する場合、可とう性材料の弾性変形量の制御が困難で、精密な接着ギャップ制御も困難である。さらに、高粘度の接着剤の場合ますます接着剤の反発力が大きくなり、可とう性材料の弾性変形量の制御が困難である。
(2) 基板同士をアライメントして接合するものではないが、アライメント精度を得るために、ウエハホルダとウエハテーブルにそれぞれ温度制御手段を設けることが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
具体的には、アライメントを行うための基準マークおよび位置計測のための移動鏡を設けたテーブルと露光基板を保持するウエハホルダとがステージに設けられた露光装置において、露光光のエネルギーを吸収してウエハの温度が上がり、ウエハホルダに熱伝達され、ウエハホルダ、ウエハテーブル、ステージ駆動系等が暖められ、温度上昇による、移動鏡および基準マークの位置関係が変化し露光時に正確なアライメントないし、位置決めができなくなる問題に対し、ウエハホルダとウエハテーブルにそれぞれ熱冷媒等を循環した温度制御手段を接触させ、露光時のウエハ温度上昇によるウエハホルダ側への熱の移動を制御することで、ウエハテーブルを熱的に安定化し、正確な露光動作を行うことができる露光装置を提案している。
しかしながら、露光時の温度上昇を予測して熱媒体の温度を変化させ、ウエハホルダの温度上昇を制御するものであり、制御プロセスが煩雑である。また、制御するウエハホルダとウエハテーブルとを熱媒体を接触させ温度制御するため、これら温度制御時に発生する微小な振動が露光精度を低下する等の問題が予想される。
(3) 2枚の基板を熱硬化材料をはさみ加熱接着する際、上下基板の温度を制御し、熱膨張差を小さくして基板の変形を防止し、微細パターンの接続を可能とするものである。具体的には、複数の第1の電極が配置された第1の基板と、この電極に対応させて第2の複数の電極が一面に配置した第2の基板に熱圧着して実装する方法および装置において、第1の基板を第2の基板の一面の所定位置上に、対応する第1の電極および第2の電極同士が対向するように位置決めして配置し、第1および第2の基板の接合部を第1の基板の他面側および第2の基板の他面側から挟み込むようにして加圧するとともに、第1および第2の基板を各熱膨張条件に応じてそれぞれ別個に温度調節しながら加熱するようにして基板の位置合わせ精度を確保する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、この装置は、加熱接着する基板の熱膨張率が等しくなるようにそれぞれ別個に温度制御するものであり、装置が複雑でコスト高である。
特開2001−209058号公報 特開平10−50588号公報 特開平9−186191号公報
本発明は、高品質のアライメント接合方法及びアライメント接合装置を提供することを課題とする。
この発明は、課題達成のため、以下のように構成した。
(1)基板同士をアライメントして接着剤で接合するアライメント接合装置であって、アライメントを検出するアライメント検出手段とウエハを固定するウエハチャック手段と、前記ウエハチャック手段の温度を検出する温度検出手段と、マスクを固定するマスク固定手段と、前記ウエハチャック手段を載置したステージを移動するステージ移動手段と、前記ウエハチャック手段の温度を制御する温度制御手段とを備えたものである。
ここで、前記温度制御手段が、加熱源とこの加熱源に接触するペルチェ素子を含むこととした(請求項2)。また、前記温度制御手段における加熱源をヒータとした(請求項3)。さらに、前記温度制御手段を構成する前記加熱源と前記ペルチェ素子を、ウエハを載置するウエハチャック手段と非接触にて構成した(請求項4)。また、前記温度制御手段が、接着剤を塗布する前に、あらかじめ設定した温度になるように設定されている接合シーケンスプログラムを含むものとした(請求項5)。
(2) 請求項6記載の発明では、基板同士をアライメントして接着剤で接合するアライメント接合方法において、アライメントマークを備えた下基板をウエハチャック手段上にセットする工程と、アライメントマークを備えた上基板をマスクホルダ部にセットする工程と、上下基板の接着面間の平行と空隙の量を規定する工程と、上下基板のアライメントマークを位置合わせする工程と、上下基板間に接着剤を介在させる工程と、前記ウエハチャック手段の温度を制御する工程と、接着剤を広げる工程と、光を照射する工程とを有することとした。
ここで、前記上下基板を載置固定するウエハチャック手段とマスクホルダ部間に、寸法が既知の小片を挿入し、アライメント接着基板間の平衡と接着層厚みを規定することとした(請求項7)。また、前記接着剤は温度により粘度が変化する接着剤とした(請求項8)。さらに、前記接着剤は光照射により硬化する接着剤とした(請求項9)。
この発明では、温度検出手段で検出されたウエハチャック手段の温度を制御する手段或いは工程を備え、温度により粘度が変化する接着剤を用いることで、接着剤の粘度を制御可能となり、気泡などの巻き込みのない高品質なデバイス製造が可能である。
以下に、この発明の実施の形態を説明する。
[1]第1の実施の形態
(偏光ホログラム)
基板同士をアライメントして接着剤で接合するアライメント接合方法及び装置の例を以下に説明する。以下の例は、2つの基板間に有機複屈折膜を介在させて接着剤で接合して製造した偏光ホログラムに関する。
図1に偏光ホログラム素子11を示す。この偏光ホログラム素子11の基本構造は、2枚のBK−7基板1と5の間に有機複屈折膜6を挟むサンドイッチ構造である。BK−7基板1と有機複屈折膜6との間には接着剤10が介在している。BK−7基板5と有機複屈折膜6との間には紫外線硬化型接着剤7が介在している。図1中、BK−7基板1の上面にアライメントマーク3a、回折格子2aが形成されている。また、有機屈折膜6の上面にもアライメントマーク3b、回折格子2bが形成されている
具体的には、
(1)直径100mm、厚さ1.00mmのショット製光学ガラスBK-7基板1に回折格子2aとアライメントマーク3aを形成してなる上基板4と、
(2)直径100mm、厚さ1.00mmのショット製光学ガラスBK-7基板5に直径80mm、厚さ0.10mmの有機複屈折膜6をこの有機複屈折膜6と同じ屈折率の紫外線硬化型接着剤7で中心を合わせて接着することで下基板9を得て、
(3)この下基板9の有機複屈折膜6上に回折格子2bとアライメントマーク3bを形成し、
(4)上基板4と下基板9との間、また、回折格子2bの溝を接着剤10で充填して上基板4と下基板9とを接合し、偏光ホログラム素子11となしたものである。
具体的な製法を以下に説明する。
(a) 初めに,直径100mm、厚さ1.00mmのショット製光学ガラスBK-7からなる透明な基板5を図示しない回転塗布装置の基板固定テーブルに載せ、真空吸着し、固定する。その後、基板固定テーブルを10〜50rpmで回転させながら、基板5の中央部にディスペンサーを用いて屈折率1.52、粘度500cps(25℃)のエポキシ樹脂系紫外線硬化型接着剤7を約10g滴下した。
(b) その後、基板固定テーブルを300〜500rpmで回転させ、基板5の全面に紫外線硬化型接着剤7を広げ、基板固定テーブルの回転を停止した。
(c) その後、直径80mm、厚さ100μmの有機複屈折膜6の中心を基板5中心に合わせ載置装置を用いて基板5上の接着剤(エポキシ樹脂系紫外線硬化型接着剤7)面に載せた。
(d) その後、基板固定テーブルを1000〜2000rpmで回転させ、紫外線硬化型接着剤7を振り切り、接着層厚さを基板5面内で一定にして有機複屈折膜6表面を平坦化した。
(e) その後、基板固定テーブルの回転を停止し、有機複屈折膜6側から高圧水銀灯を用いて紫外線を照射し、紫外線硬化型接着剤7を硬化した。このときの硬化後の接着厚みは20μmであった。
(f) 次に,有機複屈折膜6を接着した基板5を基板固定テーブルから外し、有機複屈折膜上にポジレジストを1.1μmの厚さに塗布し、90°C30分のプリベークを行った。ここでは、基板5、有機複屈折膜6、エポキシ樹脂系紫外線硬化型接着剤7を合わせて下基板9と称している。
(g) その後、下基板9を縮小投影露光装置(NA=0.45、σ=0.6、波長;i線)に装着し、1000周期あるduty1.0の2.0μmラインアンドスペースのデバイスパターンとライン幅30μm、長さ130μmの十字形状アライメントパターンのレチクルを用いて露光を行い、現像液NMD-3を用いて現像を行い、100°C30分のポストベークを行い、周期的なレジストパターンを完成させた。
(h) その後、スパッタ法によって前記のレジストパターン上にAlを蒸着し、引き続きアセトンを用いてレジストを溶解してAlのリフトオフを行い、レジストパターンを反転させたAlパターンを完成させた後、日本真空技術製 NLD-800エッチング装置を用い基板バイアス200W,アンテナ電力1KW,酸素ガス40SCCM、基板温度-30℃のエッチング条件で、前記のAlパターンを金属マスクにして有機複屈折膜6を深さ4μmエッチングした。その後、リン酸系のAlエッチング液を用いてAlパターンを除去し、1000周期ある凹凸格子(回折格子2b)と凹凸形状のアライメントマーク3bとを完成させた。
一方の、直径100mm、厚さ1.00mmのショット製光学ガラスBK-7基板1からなる上基板4は、
(A) 初めに、上基板4上にポジレジストを1.1μmの厚さに塗布し、
(B) 次に、90°Cで30分のプリベークを行った。
(C) その後、上基板4を縮小投影露光装置(NA=0.45、σ=0.6、波長;i線)に装着し、1000周期ある5μmラインアンドスペースduty1.0のデバイスパターンとライン幅20μm、長さ110μmの十字形状アライメントパターンのレチクルを用いて露光を行い、現像液NMD-3を用いて現像を行い、100°C30分のポストベークを行い、周期的なレジストパターンを完成させた。その後、日本真空技術製 NLD-800エッチング装置を用い基板バイアス200W,アンテナ電力1.5KW,CF4ガス60SCCM、基板温度-30°Cのエッチング条件で、前記のレジストパターンをマスクにして深さ0.5μmまでエッチングした。
(アライメント接着装置)
図2にアライメント接着装置の部分断面を示す。図中、装置の中央上部に紫外光照射装置21が位置している。図示されない移動手段により移動可能にアライメントを検出するアライメント検出手段としてのアライメントマーク検出光学装置22が設けられている。紫外光照射装置21の下方にマスクを固定するマスク固定手段としてのマスクホルダ23が位置している。マスクホルダ23の下面には上基板吸着溝23Sが形成されていて、この上基板吸着溝23Sは真空排気口23Hと連通し、エアを吸引するようにしてある。
マスクホルダ23の下方には該マスクホルダ23と間隔をおいて、ウエハを固定するウエハチャック手段としてのウエハチャック30が位置している。ウエハチャック30の下面に近接(非接触)状態で加熱用のヒータ24が位置し、該ヒータ24の裏面にはペルチェ素子25が密着固定され、ペルチェ素子25は放熱器兼温度制御装置保持台28上に支持されている。
温度制御の手段である加熱源としてヒータとこのヒータに接触するペルチェ素子とをウエハチャックに非接触で構成し、非接触で温度制御可能にしたことで、熱源からの振動をウエハチャックに伝達されるのを防止でき、高精度でアライメントが可能となった。
ウエハチャック30の上面には、下基板吸着溝30Sが形成されていて、この下基板吸着溝30Sは真空排気口30Hと連通し、エアが吸引されるようになっている。ウエハチャック30は断熱材27を介してステージ34上に載置されている。ステージ34はウエハチャック30を載置してステージ移動手段としてのステージX、Y、θ移動装置35により移動させられる。その移動の種類は、左右(X)の移動、前後(Y)の移動、そして、例えば中心軸O―Oを中心とする回転(θ)である。また、ステージ34はZ軸移動装置36により上下方向に移動可能に構成されている。ウエハチャック30の中心部にはウエハチャック30の温度を検出するための温度検出手段としての熱電対31が位置している。ヒータ24とペルチェ素子25とは一体的に組み立てられて温度制御器26を構成している。
これら、熱電対31、ヒータ24、ペルチェ素子25のそれぞれからは導線が温度制御回路32に導かれていて、温度制御回路32等に導かれている。温度制御回路32はCPUなどを含む構成であり、熱電対31からの温度情報を得てヒータ24、ペルチェ素子25を制御する。温度制御回路32は電源33により駆動される。以上述べた諸構成部材は図示しない接着剤滴下装置を含めてベース37上に組み立てられている。
温度制御手段回路32及び電源33はベース37外に設けられる。なお、上記したとおり、ヒータ24と温度制御装置とウエハチャック30の裏面とはわずかな隙間を介した、非接触状態で構成されている。マスクホルダ23及びウエハチャック30にそれぞれ形成された基板吸着用溝23S、30Sはここから空気が吸引されて基板を吸着保持することができる。
このように、温度検出手段で検出されたウエハチャック手段の温度を制御する手段を備え、温度により粘度が変化する接着剤を用いたことで、接着剤の粘度を制御可能で、気泡などの巻き込みのない高品質なデバイス製造が可能となった。
(温度制御器の構成)
図3(a)、図(b)に従い温度制御器26の具体的な構成を説明する。
外径がφ110mmのアルミナセラミックス基板40上に、ビスマス・アンチモン・テルル化合物材料でできたP型半導体素子41とN型半導体素子42をφ30mm、φ70mmの位置に同心円状に載置して、直列に2つの電極43を接続しペルチェ素子25とした。
このペルチェ素子25への投入電力は最大100W(最大電流5A)である。このペルチェ素子25上にφ110mm電力200Wのセラミックヒータ24を接合し、さらに熱伝達用アルミニウム板46を取り付けてある。
このアルミニウム板46の外径はφ110mm、板厚8mmで、中央部に白金-白金ロジウム熱電対47を埋め込んだ。アルミニウム板46は放熱面となる表面を#320のビーズブラスト処理を施した後、ブラックアルマイト(陽極酸化)している。セラミックヒータ24への取り付け面はアルマイト処理のみとした。ペルチェ素子25の反対面(図中の下面)に放熱器45を接合し、放熱器兼温度制御装置保持台28を介してベース37に設置した。
セラミックヒータ24、熱電対47とペルチェ素子25から取り出された導線は温度制御手段32に接続され、ウエハチャック30の中央部に埋め込まれた熱電対31からの信号と温度制御回路32に含まれているCPUにあらかじめ組み込まれた温度プログラムとの差分を補償するようにそれぞれの投入電力を制御している。温度制御回路32は電源33と接続されている。こうして、接着剤を塗布する前に、あらかじめ設定した温度になるように設定した接合シーケンスプログラムを温度制御回路32に組み込んだことで、安定な接合プロセスが可能となり、接合品質を安定できた。
なお、ペルチェ素子25及び加熱源を設けまたこの加熱源としてヒータ24を設けたので、高精度な温度制御が可能となり、その結果、接着剤の粘度を精度よく制御可能である。また、温度制御機構の加熱源をヒータとこのヒータに接触するペルチェ素子とで構成し、加熱と冷却のバランスでウエハチャックの温度制御したことで、高精度な温度制御が可能となり、その結果、接着剤の粘度を精度よく制御できた。
(基板同士の接合工程)
(工程1)
図2により、接合工程を説明する。初めに、前述した方法で作った直径100mm、厚さ1.000mmのBK-7上基板1を真空吸着によりマスクホルダ23に固定し、次に、前述した方法で作った直径100mm、厚さ1.000mmのBK-7下基板9をウエハチャック30に真空吸着により固定する。つまり、アライメントマークを備えた下基板をウエハチャック上にセットする。その後、Z軸移動装置36でステージ34を上昇させて、上基板4と下基板9とを密着させる。
(工程2)
次に、ウエハチャック30に設けた熱電対31からの温度をモニタし、ウエハチャック30の温度が30°Cになるようにセラミックヒータ24を加熱し、その一方で、セラミックヒータ24に接触する面が冷却面となるようペルチェ素子25に電流を印加して、ヒータ24による加熱とペルチェ素子25による冷却のバランスでウエハチャック30の温度を制御した。たとえば、温度が低い場合、加熱と冷却のバランスにおいて加熱を多く、温度が高い場合、ペルチェ素子25への印加電力を増やし冷却のバランスを多くしている。このように高精度で精密な温度制御が可能となった。また、ペルチェ素子25のみで電流印加方向を変えて温度制御することも可能である。これにより、塗布した接着剤の粘度を精密にコントロールできる。
(工程3)
次に、ウエハチャック30の温度が30°Cで一定になった時点で、アライメントマーク検出光学装置(画像記憶装置付顕微鏡)22により上基板4のアライメントマーク3aを検出し、アライメントマーク検出光学装置22を固定し、アライメントマーク3aを十字線で挟み込み、この画像を記憶した。
(工程4)
次に、Z軸移動装置36でステージ34を所定位置(少なくとも、後述する小片を挿入可能な位置で、ジルコニア円柱の移動が可能な位置で、ここでは上側基板面から50mm下がった位置)まで下降した後、ウエハチャック30とマスクホルダ23間に、寸法が既知の小片、すなわち、φ5mm、高さ5.000mm、平行度0.001mm、表面粗さRa<10nmのジルコニア円柱を図示しない支持アームの移動により120°等分の位置に3個挿入した後、Z軸制御用のステージ34によりウエハチャック30を上昇させて、ウエハチャック30とマスクホルダ23間にジルコニア円柱を挟み、1N/個で加圧、停止した点をギャップ5.000mmおよび平行面として記憶・固定し、その後、Z軸制御用のステージ34によりウエハチャック30を下降し、ジルコニア円柱を基板外へ移動した。
上下基板を載置固定するウエハチャックとマスクホルダ部間に、既知の寸法の小片(同一寸法の平板、もしくは、球、円柱など)を挿入し、アライメント接合基板間の平衡と接合厚み(空隙の量)を規定したことで、接合品質を向上できた。
(工程5)
次に、下基板9を図2中、左の方向に押し出し、下基板9の中央に図示しないディスペンサーを用い、オーテックス製紫外線硬化型のエポキシ樹脂系接着剤 EX1500-1粘度2100cps(23℃)を0.3mL滴下し下基板9を図で右の方向に戻し、60秒間保持した後、接着層厚み100μm以上を確保するギャップまでZ軸制御用ステージ34によりウエハチャック30を上昇した。このように、接着剤は紫外線光照射により硬化する接着剤着剤を用いたことで、工程短縮が可能となり、デバイスの低コスト化が可能となった。
(工程6)
次に、アライメントマーク検出光学装置22(画像記憶装置付顕微鏡)の顕微鏡の焦点位置を下基板9の有機複屈折膜6上に合わせ、有機複屈折膜6上のアライメントマーク3bを検出し、あらかじめ記憶しておいた上基板4のアライメントマーク3aの画像と、検出されたアライメントマーク3bとのエラー(画像を記憶した十字線とのズレ)をステージX、Y、θ移動装置35により、ウエハチャック30をX、Y、θ移動させる事により補正した。これを基板面内で同一線上の50mm離れた少なくとも2点で実施した。
(工程7)
その後、最終接着剤厚み50μmを確保するため、再度、Z軸制御用のステージ34によりウエハチャック30を上昇させ、接着剤を基板全体に押し広げ、ギャップ2.750mmの位置(内訳は上基板4の厚み1.000mm、保護板付き下基板9の厚みが1.700mm、接着層厚みが0.050mm )の位置で停止し、接着剤の広がりが十分行われる間、この状態を2分間保持した。このときの接着剤は30°Cに加熱されているので、粘度が1000cpsまで低下しているため、容易に格子の溝部を充填することができた。その後、ウエハチャックの温度を23°Cにし、接着剤の粘度を高め、基板外部への接着剤の流れ出しを防止した。
(工程8)
次に、図4に示すように、アライメントマーク検出光学装置22を図示しない移動装置により紫外光照射装置21による光照射範囲外へ移動した後、接着剤全面に波長365nm、光強度40mW/cm2の紫外線を紫外線光照射装置21により、250秒間照射し、接着剤を硬化した。
(工程9)
次に、温度制御回路32による温度制御を停止し、マスクホルダ23の真空吸着を切り、上基板4の真空吸着固定を解除する。次にZ軸制御用のステージ34を下降した後、ウエハチャック30の真空吸着を切り、接着した基板を取り出した。
(工程10)
図5に示すようにアライメント接合装置20から取り出された接合済みの基板は偏光ホログラム素子11である。これをダイシングソー50により5mm□に切断して切り出し、偏光分離素子11aを得た。
本例では比較的低い温度での制御を目的としているので、ペルチェ素子25として、ビスマス・アンチモン・テルル化合物のペルチェ素子を用いているが、他の材料系でも同様な効果が期待できる。
本例では下基板9の有機複屈折膜6に形成した回折格子2bに屈折率等の光学特性を重視し、高粘度のものを用いたが、中粘度の接着剤であっても温度により粘度が変化するものであればよく、格子パターンも本例の寸法に限定するものではなく、更なる微細パターンたとえば、ライン幅が1μm以下、溝深さ2μm以上、また、アスペクト5以上の深溝パターンへの応用も可能である。
また、従来は基板の平行出しとアライメントギャップ基準出しは基板同士を全面接触させて実施していたが、この発明の例では、基板から外れた面に基準と成るジルコニア円柱を挿入することで、基板表面に形成したレジストパターンやデバイス等へのダメージを防止できた。
また、上下基板の接触→ウエハチャック加熱・温度制御→プリアライメント→平行規定と空隙量規定→接着剤塗布→本アライメント→接着剤格子部への充填→空隙保持→紫外線照射→温度制御停止→基板取り出しの一連の工程は温度制御を含めた基板接合プログラムにより実施される。なお、設定温度は本例の温度に制約されるものではなく、用いる接着剤の粘度特性や、格子の幅、溝深さにより適宜変更設定されるものである。
また、上下基板のアライメントマークを検出するのに、アライメントマーク検出光学装置(顕微鏡)の焦点を移動する例を示したが、顕微鏡を固定し、それぞれの基板を所定の焦点位置まで移動してアライメントする方法でもよい。
なお、上下基板はホウ酸クラウンガラス(BK-7)に限定されるものではなく, 石英ガラス、ホウ珪酸ガラス、フッケイ・クラウンガラス、バリウムクラウンガラス、クラウンガラス,等の透明なガラス基板、ポリエステルや、アクリル等の高分子フィルム、シート、板等を用いても良い。また、接着剤は紫外線硬化型のエポキシ樹脂系接着剤を用いたがアクリル樹脂系の接着剤でもよい。
また、本例で、ジルコニア製円柱を用いたが、ジルコニア製ボールであっても良く,また、材質はアルみな、 窒化アルミナ、炭化ケイ素、窒化ケイ素、WC,c-BN,TiN,ZrSiO4等のセラミクスやWC-Co合金,WC-TiC-Co合金、所謂、超硬合金を用いてもよい。
また、本例では厚み、直径を夫々5mmとしたが、5mmに限定するものではなく、用いる基板厚、狙いの接着層厚み等により変えて用いても良い。
同様に,断面形状を丸としているが、この形状に限定するものではなく、多角形や丸、楕円等でも良い。また、装置との接触を考慮し、角部を面取り(例えば,0.3Rや0.3C)することが望ましい。
本例の方法と従来方法で接着した試料のφ80mm範囲の格子溝部への接着剤充填度合いを断面SEM観察で評価した結果、溝底部にボイド等がなく接着剤が充填できていた。さらには、ウエハチャックを加熱した本例方式の場合、従来、接着剤を広げる際に発生していた、格子の倒れが見られなかった。さらには、接着剤が基板の外周部へ流れ出すことなく接着ができた。
[2]第2の実施の形態
この例は、上基板、および、有機複屈折膜付下基板(以下、下基板)は第1の実施の形態で説明したのと同じ方法で作製しており、詳細を省く。異なるのは温度制御器26の構成である。上下基板の具体的な製法についても第1の実施の形態で述べた内容と同じであるので省略する。
図6を参照してこの例による温度制御器260の具体的な構成を説明する。
外径がφ110mmのアルミナセラミックス基板400のφ30mm、φ70mm上に、P型半導体素子41とN型半導体素子42を同心円状に2列載置している。実施の形態1における図3に示した例でも、P型半導体素子41とN型半導体素子42を同心円状に2列載置していたが、これら2列を直列に接続していたので、2つの電極43を接続し1つのペルチェ素子25だけを構成していた。
これに対して、本例では同心円状に2列載置されたP型半導体素子41とN型半導体素子42とは独立しており、外側の同心円状の素子配置については電極430A、内側の同心円状の素子配置においては電極430Bがそれぞれ設けられていることにより、それぞれ個別に温度制御が可能な2組のペルチェ素子250A(250B)が構成される。
これら2組のペルチェ素子250A(250B)から取り出した電極430Aおよび電極430Bを通して、それぞれのペルチェ素子250A(250B)により単独に温度制御可能な装置としている。
それぞれのペルチェ素子250A(250B)の投入電力は最大35W(最大電流3A)である。これらの素子上にφ110mm電力200Wのセラミックヒータ240を接合し、さらに熱伝達用アルミニウム板460を取り付けた。このアルミニウム板460の外径はφ110mm、板厚8mmで、中央部と外周近傍に白金-白金ロジウム熱電対470、471を埋め込んだ。
アルミニウム板460は放熱面となる表面を#320のビーズブラスト処理を施した後、ブラックアルマイト(陽極酸化)している。セラミックヒータ240への取り付け面はアルマイト処理のみとした。セラミックヒータ240とペルチェ素子250A(250B)から取り出された電極は図2に示した構成の温度制御用回路32に準じて構成された温度制御回路に接続され、ウエハチャック中央部と周辺部の2箇所に埋め込まれたそれぞれの熱電対からの信号とあらかじめ組み込んだ温度プログラムとの差分を補償するように温度制御回路により演算処理され、それぞれの投入電力を制御している。温度制御用回路は電源と接続されている。
本例では、図2、図3に示したアライメント接合装置20と同じ構成で、但し、温度制御器26に代えて、図6で説明した温度制御器260を用いる。同様に、温度制御回路32に代えて温度制御回路320を使用する。以下では、図1〜図5における例で、ただ、温度制御器と温度制御回路が上記のようにおき代えられたものとしてこれら図1〜図5を参照しつつ説明する。
以下に、本装置を用いた接合工程を説明する。
(工程1')
初めに、前述した方法で作った直径100mm、厚さ1.000mmのBK-7上基板1を真空吸着によりマスクホルダ23に固定し、次に、前述した方法で作った直径100mm、厚さ1.000mmのBK-7下基板9をウエハチャック30に真空吸着により固定した後、Z軸移動装置36でステージ34を上昇させて、上基板4と下基板9とを密着させる。
(工程2')
次に、ウエハチャック30に設けた中央部の熱電対30からの温度をモニタし、ウエハチャック30の温度が30°Cになるようにセラミックヒータ240を加熱し、設定温度近傍になった時点で残りの2個の熱電対470、471の信号を取り入れ、あらかじめ組み込んだ温度プログラムとの差分を補償するように温度制御回路260により演算処理し、2組のペルチェ素子250A、250Bにそれぞれ制御電流を印加してセラミックヒータ240に接触する面を冷却し、ヒータ240の加熱とペルチェ素子250A、250Bの冷却のバランスでウエハチャック30温度を制御した。たとえば、温度が低い場合、加熱と冷却のバランスにおいて加熱を多く、温度が高い場合、ペルチェ素子250A、250Bの電力を増やし冷却のバランスを多くしている。このようにすることにより基板全面において、高精度で精密な温度制御が可能となった。また、ヒータを用いずにペルチェ素子250A、250Bのみで電流印加方向を変えて温度制御することも可能である。
(工程3')
次に、ウエハチャック30の温度が30°Cで一定になった時点で、アライメントマーク検出光学装置(画像記憶装置付顕微鏡)22により上基板4のアライメントマーク3aを検出し、アライメントマーク検出光学装置22を固定し、アライメントを十字線で挟み込み、この画像を記憶した。
(工程4')
次に、Z軸移動装置36でステージ34を、少なくとも20mm以上下降した後、ウエハチャック30とマスクホルダ23間に、寸法が既知の小片、すなわち、φ5mm、高さ5.000mm、平行度0.001mm、表面粗さRa<10nmのジルコニア円柱を図示しない支持アームの移動により120°等分の位置に3個挿入した後、Z軸制御用のステージ34によりウエハチャック30を上昇させて、ウエハチャック30とマスクホルダ23間にジルコニア円柱を挟み、1N/個で加圧、停止した点をギャップ5.000mmおよび平行面として記憶・固定し、その後、Z軸制御用ステージ34によりウエハチャック30を下降し、ジルコニア円柱を基板外へ移動した。
(工程5')
次に、下基板9を図2中、左の方向に押し出し、下基板9の中央に図示しないディスペンサーを用い、オーテックス製紫外線硬化型のエポキシ樹脂系接着剤 EX1500-3粘度1000cps(23℃)を0.3mL滴下し下基板9を図で右の方向に戻し、60秒間保持した後、接着層厚み100μm以上を確保するギャップまでZ軸制御用ステージ34によりウエハチャック30を上昇した。
(工程6')
次に、アライメントマーク検出光学装置22(画像記憶装置付顕微鏡)の顕微鏡の焦点位置を下基板9の有機複屈折膜6上に合わせ、有機複屈折膜6上のアライメントマーク3bを検出し、あらかじめ記憶しておいた上基板4のアライメントマーク3aの画像と、検出されたアライメントマーク3bとのエラー(画像を記憶した十字線とのズレ)をステージX、Y、θ駆動装置35により、ウエハチャック30をX,Y,θ移動させる事により補正した。これを基板面内で同一線上の50mm離れた少なくとも2点で実施した。
(工程7')
その後、最終接着剤厚み50μmを確保するため、再度、Z軸制御用のステージ34によりウエハチャック30を上昇させ、接着剤を基板全体に押し広げ、ギャップ2.750mmの位置(内訳は上基板厚み1.000mm、保護板付き下基板厚みが1.700mm、接着層厚みが0.050mm)の位置で停止し、接着剤の広がりが十分行われる間、この状態を2分間保持した。このときの接着剤は30°Cに加熱されているので、粘度が600cpsまで低下しているため、容易に格子の溝部を充填することができた。その後、ウエハチャックの温度を23°Cにし、接着剤の粘度を高め、基板外部への接着剤の流れ出しを防止した。
(工程8')
次に、アライメントマーク検出光学装置22を図示しない移動装置により紫外光照射装置21による光照射範囲外へ移動した後、接着剤全面に波長365nm、光強度40mW/cm2の紫外線を紫外線光照射装置21により、250秒間照射することで接着剤を硬化させた。
(工程9')
次に、温度制御回路320による温度制御を停止し、マスクホルダ23の真空吸着を切り、上基板4の真空吸着固定を解除する。次にZ軸制御用のステージ34を下降した後、ウエハチャック30の真空吸着を切り接着した基板を取り出した。
(工程10')
図5に示したように、アライメント接合装置20から取り出された接合済みの基板は偏光ホログラム素子11である。これをダイシングソー50により5mm□に切断し、偏光分離素子11aを得た。
本方法と従来方法で接着した試料のφ80mm範囲の格子溝底部にボイド等なく接着剤が充填できていた。さらには、ウエハチャック30を加熱した本方式の場合、従来、接着剤を広げる際に発生していた、格子の倒れが見られなかった。さらには、接着剤が基板の外周部へ流れ出すことなく接着ができた。
偏光ホログラム素子の構造を説明した断面図である。 アライメント接合装置の概略構成を説明した断面図である。 図3(a)は温度制御器の平面図、図3(b)は温度制御器の要部断面図である。 アライメント接合装置の概略構成を説明した断面図である。 偏光分離素子の切り出しの様子を説明した斜視図である。 図6(a)は温度制御器の平面図、図6(b)は温度制御器の要部断面図である。
符号の説明
4 上基板
9 下基板
20 アライメント接合装置
23 マスクホルダ
24 ヒータ
25 ペルチェ素子
31 熱電対
35 ステージX、Y、θ移動装置
32、320 温度制御回路
36 Z軸移動装置

Claims (9)

  1. 基板同士をアライメントして接着剤で接合するアライメント接合装置であって、アライメントを検出するアライメント検出手段とウエハを固定するウエハチャック手段と、前記ウエハチャック手段の温度を検出する温度検出手段と、マスクを固定するマスク固定手段と、前記ウエハチャック手段を載置したステージを移動するステージ移動手段と、前記ウエハチャック手段の温度を制御する温度制御手段とを備えたことを特徴とするアライメント接合装置。
  2. 請求項1記載のアライメント接合装置において、前記温度制御手段が、加熱源とこの加熱源に接触するペルチェ素子を含むことを特徴とするアライメント接合装置。
  3. 請求項2記載のアライメント接合装置において、前記温度制御手段における加熱源が、ヒータであることを特徴とするアライメント接合装置。
  4. 請求項2または3記載のアライメント接合装置において、前記温度制御手段を構成する前記加熱源と前記ペルチェ素子を、ウエハを載置するウエハチャック手段と非接触にて構成したことを特徴とするアライメント接合装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のアライメント接合装置において、前記温度制御手段が、接着剤を塗布する前に、あらかじめ設定した温度になるように設定されている接合シーケンスプログラムを含むものであることを特徴とするアライメント接合装置。
  6. 基板同士をアライメントして接着剤で接合するアライメント接合方法において、
    アライメントマークを備えた下基板をウエハチャック手段上にセットする工程と、
    アライメントマークを備えた上基板をマスクホルダ部にセットする工程と、
    上下基板の接着面間の平行と空隙の量を規定する工程と、
    上下基板のアライメントマークを位置合わせする工程と、
    上下基板間に接着剤を介在させる工程と、
    前記ウエハチャック手段の温度を制御する工程と、接着剤を広げる工程と、
    光を照射する工程とを有することを特徴とするアライメント接合方法。
  7. 請求項6記載のアライメント接合方法において、前記上下基板を載置固定するウエハチャック手段とマスクホルダ部間に、寸法が既知の小片を挿入し、アライメント接着基板間の平衡と接着層厚みを規定することを特徴とするアライメント接合方法。
  8. 請求項6又は7記載のアライメント接合方法において、
    前記接着剤は温度により粘度が変化する接着剤であることを特徴とするアライメント接合方法。
  9. 請求項6乃至8の何れかに記載のアライメント接合方法において、
    前記接着剤は光照射により硬化する接着剤であることを特徴とするアライメント接合方法。
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CN111324021A (zh) * 2018-12-13 2020-06-23 夏泰鑫半导体(青岛)有限公司 光刻胶剥离设备及晶圆处理方法

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