JP2006002674A - スロットルボデーのボデー成形型 - Google Patents

スロットルボデーのボデー成形型 Download PDF

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富治 磯貝
Masaji Ozeki
正司 尾関
Katsumi Ishida
克己 石田
Hiroshi Asanuma
博 浅沼
Takashi Tsuge
隆司 柘植
Hiroyuki Murayama
弘幸 村山
Mamoru Tateishi
守 立石
Toshiyuki Masui
俊之 増井
Naoto Miyauchi
直人 宮内
Koichi Suzuki
孝一 鈴木
Tsutomu Ikeda
勉 池田
Hideki Asano
英樹 浅野
Shigeru Suzuki
鈴木  茂
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Abstract

【課題】 型温度を所定温度に保持することにより、ボデー本体を精度良く樹脂成形することのできるスロットルボデーのボデー成形型を提供する。
【解決手段】 吸入空気が流れるボア7を開閉するバルブ体4をインサートした状態で、ボア7を形成するボデー本体3を樹脂成形するボデー成形型に、型温度を所定温度に保持するための温調手段(熱媒体流通路289,290,291,292,293,294)を備える。
【選択図】 図13

Description

本発明は、内燃機関(エンジン)の吸入空気量を制御するスロットルボデーを樹脂成形するスロットルボデーのボデー成形型に関する。
スロットルボデーは、吸入空気が流れるボアを形成するボデー本体と、そのボデー本体のボアを開閉するバルブ体とを備えている。
そして、ボデー本体を樹脂成形するボデー成形型は、例えば特許文献1等に記載されている。
特開平11−294203号公報
従来のボデー成形型では、ボデー本体に対応したキャビティの周辺部に樹脂成形による熱がこもりやすく、型温度を所定温度に保持することができなかった。このため、例えば、型温度が所定温度よりも高くなりすぎた場合には、ボデー本体の熱収縮の増大を招くおそれがあり、ボデー本体を精度良く樹脂成形することが困難であった。
本発明が解決しようとする課題は、型温度を所定温度に保持することにより、ボデー本体を精度良く樹脂成形することのできるスロットルボデーのボデー成形型を提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするスロットルボデーのボデー成形型により解決することができる。
すなわち、請求項1に記載されたスロットルボデーのボデー成形型によると、温調手段により型温度を所定温度に保持することができ、これによりボデー本体を精度良く樹脂成形することができる。
本発明のスロットルボデーのボデー成形型によれば、温調手段により型温度を所定温度に保持することにより、ボデー本体を精度良く樹脂成形することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例を参照して説明する。
本発明の実施例を図面にしたがって説明する。本実施例では、モータによりバルブ体を開閉制御する、いわゆる電子制御方式のスロットルボデーのボデー成形型について例示する。説明の都合上、スロットルボデーについて説明した後、ボデー成形型について詳述する。なお、図1はスロットルボデーを示す正面図、図2はスロットルボデーを示す下面図、図3は図2のA−A線矢視断面図、図4はカバー体を取外した状態のボデー本体を示す側面図である。また、図5はカバー体を取外した状態のスロットルボデーを示す正面図、図6は同じくスロットルボデーを示す側面図、図7は図6のB−B線矢視断面図、図8は図7のC−C線矢視断面図、図9は図7のD−D線矢視断面図である。また、図10はバルブサブアッセンブリを示す正面図、図11はバルブサブアッセンブリを示す側面図、図12は図10のE−E線矢視断面図である。なお、図5〜図7において、スロットルボデー2は、カバー体取付側を右方に向けた状態で示されている。また、図7及び図9においては、図3におけるスロットルボデー2から付属部品であるスロットルギヤ30、バックスプリング32、モータ33、キャップ150等が省略された状態で示されている。
図7〜図9に示すように、スロットルボデー2は、射出成形法により成形された樹脂製のボデー本体3と樹脂製のバルブ体4とを備えている。
図3及び図7に示すように、ボデー本体3には、ボア壁部5とモータ収容部6とが一体成形されている。
ボア壁部5は、図8に示すように、左右方向に貫通するボア7を形成するほぼ中空円筒状に形成されている。ボア壁部5は、その右から左方へ順に連続するストレートな円筒状の入口側接続筒部8、口径を次第に小さくする円錐筒状の円錐筒部9、ストレートな円筒状の主筒部10、口径を次第に大きくする逆円錐筒状の逆円錐筒部11、ストレートな円筒状の出口側接続筒部12を有している。なお、ボア壁部5の各筒部8,9,10,11,12の内壁面を、総称して「ボア壁面(符号、13を付す)」という。
図8に示すように、前記主筒部10の内周面には、バルブ体4(後述する)の外周のボアシール面15が面接触する環帯状のバルブシール面16が形成されている。
また、前記ボア壁部5の出口側接続筒部12の開口端部の外周面には、ほぼ三角形板状に張り出す締結用フランジ部18が連設されている(図7参照)。
図1及び図3に示すように、締結用フランジ部18の三角形の頂部には、締結ボルト204(図8参照)を挿通可能な金属製のブシュ19が圧入されている。
また、図示しないが、前記入口側接続筒部8には、その上流側に連通されるエアクリーナのダクトホース(図示省略)が嵌合により接続されかつクランプにより締付けられるようになっている。
また、図8に示すように、前記出口側接続筒部12には、その下流側に連通されるインテークマニホールド202が締結ボルト204による締結用フランジ部18の締結により接続されるようになっている。インテークマニホールド202には、締結ボルト204が螺合されるめねじ穴205が形成されている。また、締結用フランジ部18とインテークマニホールド202との間には、Oリング206が介在されている。
上記したように、前記ボア壁部5にエアクリーナ及びインテークマニホールド202が接続されることにより、エアクリーナから流れてくる吸入空気がボア7内を通じてインテークマニホールド202へ流れるようになっている。
また、ボデー本体3の入口側接続筒部8と円錐筒部9との接続部分の外周部には、ほぼ環状の周方向リブ部207(図6参照)が一体形成されている。なお、周方向リブ部207は、ボデー本体3の入口側接続筒部8に嵌装されるエアクリーナのダクトホースの嵌合を規制するストッパとしての機能も有する。
図7に示すように、前記ボア壁部5には、前記ボア7を径方向(図7において左右方向)に横切る金属製のスロットルシャフト20が配置されている。スロットルシャフト20の両端部に形成された左右の軸支部21が、ボア壁部5に一体形成された左右一対の軸受ボス部22内にインサートされた左右一対の軸受筒24を介して回転可能に支持されている。両軸支部21は、スロットルシャフト20のシャフト本体20a(図10参照)よりも大きい外径で形成されている。なお、スロットルシャフト20は、マグネットにより吸着可能な鉄系金属により形成されている。また、両軸受筒24は、金属製の円筒状ブシュにより形成されている。また、両軸受筒24の外周部は、それぞれ軸受ボス部22に鋳ぐるまれており、軸方向に関して位置決めされている。
図3に示すように、一方(図3において上側)の軸受ボス部22には、その開口端面を密封する樹脂製のキャップ150が溶着により密閉状態に結合されている。
また、スロットルシャフト20の他端部(図3において下端部)は、当該軸受ボス部22を貫通して他方(図3において下方)へ突出されている。その軸受ボス部22内には、開口側(図3において下側)からゴム製のシール材27が嵌着されている。シール材27の内周部は、スロットルシャフト20の外周面に形成された周方向に環状をなす環状溝28(図10参照)に摺動可能に嵌合されている。このシール材27により、ギヤ収容空間29(後述する)からボア7(図8及び図9参照)内への空気洩れ及びボア7内からギヤ収容空間29への空気洩れが防止されている。
図7〜9に示すように、前記スロットルシャフト20をインサートして、ほぼ円板状のバルブ体4が一体形成されている。バルブ体4は、スロットルシャフト20と一体で回転することによりボア7(図8参照)を開閉し、そのボア7を流れる吸入空気量を制御する。なお、バルブ体4は、図8に実線4で示す状態が閉状態であり、その状態より図8において左回り方向(図8中、矢印「O(オー)」方向参照)へ回動されることによりボア7を開く(図8中、二点鎖線4参照)。また、その開いた状態のバルブ体4は、図8において右回り方向(図8中、矢印「S」方向参照)へ回動されることによりボア7を閉じる(図8中、実線4参照)。
図3に示すように、前記他方(図3において下方)の軸受ボス部22から突出された前記スロットルシャフト20の端部には、例えば樹脂製の扇形ギヤからなるスロットルギヤ30が一体的に設けられている。
また、スロットルギヤ30と前記ボデー本体3との間には、ほぼ同一軸線L上に位置するバックスプリング32が介装されている。バックスプリング32は、常にスロットルギヤ30を全閉位置より所定角度開いた位置(オープナー開度位置という。)に弾性的に保持している。
前記ボデー本体3のモータ収容部6は、前記スロットルシャフト20の回転軸線Lに平行しかつ図3において下方に開口するほぼ有底円筒状に形成されている。モータ収容部6内には、例えばDCモータ等からなるモータ33が配置されている。モータ33の外郭を形成するモータハウジング34に設けられた取付フランジ35は、ボデー本体3に対してスクリュ210により固定されている(図4参照)。
図3に示すように、モータ33のモータシャフト36には、例えば樹脂製のモータピニオン37が一体的に設けられている(図4参照)。
図3に示すように、前記ボデー本体3と、その開放端面(図3において下側の開放端面)を塞ぐカバー体40(後述する)との間には、スロットルシャフト20の回転軸線Lに平行するカウンタシャフト38が設けられている。カウンタシャフト38は、例えば金属製の中実円柱状をなしており、ボデー本体3とカバー体40との対向面間に跨って架設されている。
そして、カウンタシャフト38には、例えば樹脂製のカウンタギヤ39が回転可能に支持されている。カウンタギヤ39は、ギヤ径の異なる大径側のギヤ部43及び小径側のギヤ部44を有している。大径側のギヤ部43が前記モータピニオン37に噛み合わされ、また小径側のギヤ部44が前記スロットルギヤ30に噛み合わされている(図4参照)。
なお、スロットルギヤ30とモータピニオン37とカウンタギヤ39とにより、減速ギヤ機構45が構成されている。この減速ギヤ機構45は、ボデー本体3とカバー体40との間に形成されるギヤ収容空間29内に収容されている(図3参照)。
図4に示すように、前記バックスプリング32は、前記ボデー本体3に設けられたオープナー開度調整スクリュTOSに当接可能な中間当接部170を有している。モータ33の無通電時、バックスプリング32のばね力によってその中間当接部170がオープナー開度調整スクリュTOSに押圧され、スロットルギヤ30はバルブ体4(図96参照)を全閉位置より所定角度開いたオープナー開度位置に保持される。なお、スロットルギヤ30は、オープナ開度位置より閉じられたりあるいは開かれたりする。
図3に示すように、前記ボデー本体3の一側面(図3において下側面)には、例えば樹脂製のカバー体40が、例えば溶着により結合されている。これにより、ボデー本体3とカバー体40との間にギヤ収容空間29が形成されている。
また、図1及び図2に示すように、カバー体40にはコネクタ部48が一体成形されている。コネクタ部48には、制御装置52(後述する)に電気的につながる外部コネクタ(図示省略)が接続可能となっている。このコネクタ部48内には、前記モータ33(図3参照)及びスロットルポジションセンサ50(後述する)につながるターミナル51a〜f(図1参照)が配置されている。
前記モータ33(図3参照)は、自動車のエンジンコントロールユニットいわゆるECU等の制御装置52(図2参照)によって、アクセルペダルの踏み込み量に関するアクセル信号やトラクション制御信号,定速走行信号,アイドルスピードコントロール信号に基づいて駆動制御される。
また、モータ33のモータシャフト36の駆動力が、モータピニオン37からカウンタギヤ39、スロットルギヤ30を介してスロットルシャフト20に伝達される(図3参照)。これのスロットルシャフト20に一体化されたバルブ体4が回動される結果、ボア7(図8参照)が開閉される。
図3に示すように、前記スロットルギヤ30には、前記スロットルシャフト20の回転軸線Lと同一軸線上に位置するリング状の磁性材料からなるヨーク53が一体的に設けられている。ヨーク53の内周面には、磁界を発生する一対の磁石54,55が一体化されている。両磁石54,55は、例えばフェライト磁石からなり、両者間に発生する磁力線すなわち磁界が平行をなすように平行着磁されており、ヨーク53内の空間にほぼ平行な磁界を発生させる。
また、前記カバー体40の内側面には、磁気抵抗素子を内蔵するセンサIC(図示省略)を備えた回転角センサいわゆるスロットルポジションセンサ50が配置されている。スロットルポジションセンサ50は、前記スロットルシャフト20の回転軸線L上において、前記両磁石54,55の相互間に所定の間隔を隔てた位置に配置されている。スロットルポジションセンサ50のセンサIC(図示省略)は、磁気抵抗素子からの出力を計算して、前記ECU等の制御装置52(図2参照)に磁界の方向に応じた出力信号を出力することにより、磁界の強度に依存することなく、磁界の方向を検出できるように構成されている。
上記したスロットルボデー2(図1〜図4参照)において、エンジンが始動されると、ECU等の制御装置52(図2参照)によってモータ33(図3参照)が駆動制御される。これにより、前にも述べたように、減速ギヤ機構45(図3参照)を介してバルブ体4が開閉される結果、ボデー本体3のボア7(図8及び図9参照)を流れる吸入空気量が制御される。
そして、スロットルシャフト20の回転にともなって、図3に示されるスロットルギヤ30とともにヨーク53及び両磁石54,55が回転すると、その回転角に応じてスロットルポジションセンサ50のセンサIC(図示省略)に交差する磁界の方向が変化する。これにより、スロットルポジションセンサ50のセンサICの出力信号が変化する。そのセンサICの出力信号が出力される前記ECU等の制御装置52(図2参照)では、スロットルポジションセンサ50のセンサICの出力信号に基づいて、スロットルシャフト20の回転角すなわちバルブ体4の開度が算出される。
また、ECU等の制御装置52(図2参照)は、スロットルポジションセンサ50のセンサIC(図示省略)から出力されかつ一対の磁石54,55(図3参照)の磁気的物理量としての磁界の方向によって検出されたスロットル開度と、車速センサ(図示省略)によって検出された車速と、クランク角センサによるエンジン回転数と、アクセルペダルセンサ、O2センサ、エアフローメータ等のセンサからの検出信号等に基づいて、燃料噴射制御、バルブ体4の開度の補正制御、オートトランスミッションの変速制御等の、いわゆる制御パラメータを制御する。
図9に示すように、前記スロットルシャフト20と一体形成されたバルブ体4の樹脂は、スロットルシャフト20のシャフト本体20aの周りを鋳ぐるんでいる。このスロットルシャフト20とバルブ体4とにより、バルブサブアッセンブリ60が構成されている。また、バルブ体4により鋳ぐるまれるスロットルシャフト20のシャフト本体20aの中央部には、径方向に貫通する貫通孔58が形成されている。
図10に示すように、前記バルブ体4は、シャフト被覆部61と架橋部62と一対の半円形状の板状部63と軸受当接部64とリブ部65,218とを備えてスロットルシャフト20に一体成形されている。シャフト被覆部61は、前記スロットルシャフト20のシャフト本体20aを鋳ぐるむようにほぼ円筒状に形成されている(図12参照)。また、架橋部62は、スロットルシャフト20の貫通孔58内を貫通するようにしてシャフト被覆部61の中央部の対向面間に架設されている(図12参照)。また、板状部63は、1枚の円板状をなすように、シャフト被覆部61から相反方向に向けて突出されている(図10〜図12参照)。その両板状部63の外周面によりボアシール面15が形成されている(図11及び図12参照)。
図11に示すように、前記両板状部63のボアシール面15は、軸線Lを中心とする点対称状のテーパ状面により形成されている。また、ボアシール面15は、バルブ体4の樹脂成形時に形成され、前記ボデー本体3のバルブシール面16に対して面接触状をなしている。
また、図8に示すように、前記ボデー本体3のボア壁面13、詳しくは主筒部10の内周面には、前に述べたように、バルブ体4のボアシール面15に対して面接触状をなすバルブシール面16が形成されている。
図10に示すように、前記軸受当接部64は、シャフト被覆部61の両端部に対して環状に膨出されており、両板状部63に跨っている。なお、スロットルシャフト20の両軸支部21とバルブ体4の両軸受当接部64とは所定間隔を隔てて形成されており、その軸支部21と軸受当接部64との間において軸支部21に比べて小径をなすシャフト本体20a部分が溝状に露出されている。
また、図11及び図12に示すように、前記リブ部65は、シャフト被覆部61に連続する状態で板状部63の表裏面に相互に所定間隔を隔てて複数本突出されている。リブ部65の稜線は、板状部63の外端部近くからシャフト被覆部61の外周面に接線状に延びている。
図10に示すように、前記リブ部218は、前記バルブ体4の軸方向の中央部において、前記リブ部65と同様に形成されている。しかして、リブ部218の肉厚(バルブ体4の軸方向の幅)218tは、リブ部65の肉厚65tに比べて、大きく設定(例えば、約3倍程度大きく設定)されている。このリブ部218は、後述するボデー成形型220の固定型224及び可動型228(図13及び図14参照)に対する位置決めをなすものであるから、位置決めリブ部という。
また、図10に示すように、前記実施例におけるバルブサブアッセンブリ60のバルブ体4の板状部63の外周部には、所定幅(図10中、100w参照)の平板部100が形成されている。なお、平板部100の所定幅100wは、例えば2〜5mm程度である。
なお、図3に示すように、前記したバルブ体4と一対の両軸受筒24とは、線対称状に構成されているから、その一側部分(例えば、上側部分)について説明し、その他側部分についてはその説明を省略する。
図20に示すように、バルブ体4と軸受筒24との対向端面の摺動接触により、バルブ体4のスラスト方向(図20において左右方向)の移動量が規定されるようになっている。軸受筒24に対するバルブ体4の軸受当接部64側の端面を軸受摺動面67といい、その軸受摺動面67に対する軸受筒24の端面をバルブ摺動面69という。この軸受摺動面67とバルブ摺動面69は回転軸線L(図3参照)に直交する平面により形成されており、両摺動面67,69の間にはバルブ体4の開閉にかかる作動性を向上するために所定の隙間(クリアランス)217が確保されている。
しかして、前記金属製の軸受筒24は、円筒状の筒本体70と、その筒本体70のバルブ側端部に環状に膨出されたフランジ部71とを有している。フランジ部71の外端部(詳しくは、外周面及び外端面(図7において右側端面)は、前記ボデー本体3の軸受ボス部22に鋳ぐるまれている。また、軸受筒24のバルブ摺動面69は、フランジ部71を含む筒本体70の当該端面により形成されている。
図3に示すように、前記カバー体40の内面側には、モータシャフト用軸受77が配置されている。一方、前記モータ33のモータシャフト36の先端部が、モータピニオン37から突出され、その突出端部36a1がモータシャフト用軸受77に回転可能に支持されている。
また、モータ33のモータシャフト36の基端部36bは、モータハウジング34の有底円筒状のハウジングエンド78に、軸受79を介して回転可能に支持されている。なお、ハウジングエンド78は、前記モータ収容部6の底壁部80に形成された開口孔81(図7参照)に臨む状態で、Oリングからなる支持リング82を介してシール状態で弾性的に支持されている。なお、シール性確保のための支持リング82により支持されるモータ33の支持部としては、ハウジングエンド78に限定されるものではなく、モータハウジング34の外筒部を設定することが可能である。
次に、上記したスロットルボデー2の製造方法について説明する。この製造方法は、バルブ体4の成形工程とボデー本体3の成形工程からなる。
まず、バルブ体4の成形工程では、バルブ体4がバルブ成形型(金型)を使用して樹脂射出成形により成形される。このとき、スロットルシャフト20をバルブ成形型内にインサートした状態で、バルブ体4に対応する成形空間いわゆるキャビティ内に樹脂を射出することにより、スロットルシャフト20にバルブ体4を一体化したバルブサブアッセンブリ60(図10及び図11参照)が成形される。
次に、ボデー本体3の成形工程では、ボデー本体3がボデー成形型(金型)を使用して樹脂射出成形により成形される。このとき、前工程で成形されたバルブサブアッセンブリ60、及び、軸受筒24等をインサートした状態で、ボデー本体3に対応する成形空間いわゆるキャビティ内に樹脂を射出することにより、バルブサブアッセンブリ60を組込んだボデー本体3が成形される。このとき、バルブ体4のボアシール面15に沿って、樹脂が充填されることにより、ボデー本体3にボアシール面15に倣うバルブシール面16が形成される(図8参照)。
上記の製造方法により成形されたスロットルボデー2に対して、シール材27、バックスプリング32、モータ33、減速ギヤ機構45、カバー体40、キャップ150等(図3参照)が組付けられることにより、スロットルボデー2(図1〜図3参照)が完成する。
なお、前記したボデー本体3及びバルブ体4に用いる樹脂材料としては、合成樹脂を母材(マトリクス)とする複合材料を用いることができる。そして、合成樹脂の母材としては、例えば、ポリエチレンテフタレート,ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂、ポリエチレン,ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリアミド6,ポリアミド66,芳香族ポリアミド等のポリアミド系樹脂、ABS、ポリカーボネート,ポリアセタール等の汎用樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンサルファイド,ポリエーテルサルホン,ポリエーテルエーテルケトン,ポリエーテルニトリル,ポリエーテルイミド等のスーパーエンジニアリングプラスチック、フェノール樹脂,エポキシ樹脂,不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化性樹脂、シリコーン樹脂、テフロン(登録商標)樹脂等の合成樹脂等を採用することができる。
また、前記複合材料には、繊維材料や充填材料が含まれるもので、例えば、ガラス繊維,炭素繊維,セラミックス繊維,セルロース繊維,ビニロン繊維,黄銅繊維,アラミド繊維等の繊維類、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、アルミナ、シリカ、水酸化マグネシウム、タルク、珪酸カルシウム、マイカ、ガラス、炭素、黒鉛、熱硬化性樹脂粉末、カシューダスト等を採用することができる。また、場合によっては、複合材料に難燃剤、紫外線防止剤、酸化防止剤、滑剤等を配合してもよい。
次に、前記バルブサブアッセンブリ60をインサートした状態で前記ボデー本体3を樹脂成形するボデー成形型(金型)220について説明する。図13はボデー成形型を型閉じ状態で示す断面図、図14は図13のF−F線矢視断面図である。
図13及び図14に示すように、ボデー成形型220は、横型射出成形機に用いられるもので、固定側部材221と、その固定側部材221に対して左右方向へ移動可能に設けられた可動側部材222とを備えている。
前記固定側部材221には、ほぼ円柱状の固定型224が固定されている。固定型224内には、固定側部材221により閉塞されるほぼ中空円筒状の入子用凹所225が形成されている。その入子用凹所225内には、ほぼ円柱形状の固定型用入子226が嵌合されかつ固定側部材221により抜け止めされている。
また、前記可動側部材222には、ほぼ円柱状の可動型228が固定されている。可動型228内には、可動側部材222により閉塞されるほぼ中空円筒状の入子用凹所229が形成されている。その入子用凹所225内には、ほぼ円柱形状の可動型用入子230が嵌合されかつ可動側部材222により抜け止めされている。
前記可動側部材222の固定側部材221側には、上下左右の計4つのスライド部材231,232,233,234が、それぞれ可動型228を中心として径方向にスライド可能に設けられている。各スライド部材231,232,233,234には、それぞれ側面型241,242,243,244が固定されている。
前記固定側部材221には、前記可動側部材222に向けて相互間の間隔を次第に広くするように傾斜する計4本のアンギュラピン251,252,253,254が固定されている。各アンギュラピン251,252,253,254には、前記各スライド部材231,232,233,234のガイド孔231a,232a,233a,234aがそれぞれスライド可能に嵌合されている。
したがって、ボデー成形型220の型開き状態から、固定側部材221に向けて可動側部材222が閉じられていくにともない、可動側部材222とともに各側面型241,242,243,244が固定側部材221に向けて移動される。これとともに、各スライド部材231,232,233,234が、アンギュラピン251,252,253,254によってそれぞれガイドされることにより、可動側部材222に対して各側面型241,242,243,244が径方向内方へスライドされていく。このようにして、固定型224、可動型228、各側面型241,242,243,244が型閉じされる(図13及び図14参照)。なお、上側に位置する側面型241を「上側面型」、下側に位置する側面型242を「上側面型」、左側に位置する側面型243を「左側面型」、右側に位置する側面型244を「右側面型」という。
図13に示すように、前記上側面型241には、サイドゲート方式の樹脂射出ゲート256が形成されている。樹脂射出ゲート256は、前記固定側部材221に形成されたスプール257と一連状をなしかつ可動型228に向かって延びるスプール258と、そのスプール258に連通するランナー259と、そのランナー259に連通しかつキャビティ(詳しくは、ボデー本体3の締結用フランジ部18に対応する空間部)に連通するゲート260とにより構成されている。
また、上側面型241のスプール258、ランナー259及びゲート260は、その側面型241の一側面に溝状に形成されており、ボデー成形型220の型閉じによりその開口面が左側面型243(あるいは右側面型244)により閉鎖されるとともに、固定側部材221のスプール257に一連状をなすように連通される。
図15はボデー成形型のバルブ体の周辺部を示す断面図、図16は図15のG−G線矢視断面図である。
図15に示すように、前記固定型224及び前記可動型228の対向面の外周部には、ほほ円筒状のストレート筒部262,263が対向状に突出されている。両ストレート筒部262,263は、型締め時において前記バルブサブアッセンブリ60におけるバルブ体4の両板状部63の平板部100(図10及び図12参照)を挟持可能に形成されている。
前記固定型224のストレート筒部262内には、前記バルブ体4のシャフト被覆部61及びリブ部65,218(図10〜図12参照)等を所定の空隙267をもって収容可能な収容凹部268が形成されている。
また、前記可動型228のストレート筒部263内には、バルブ体4のシャフト被覆部61及びリブ部65等を所定の空隙269をもって収容可能な収容凹部270が形成されている。
前記可動型228の収容凹部270における底面には、ほぼ四角形状の凹所272が形成されている。凹所272内には、ほぼ四角形板状のマグネット273(図10及び図12中、二点鎖線273参照)が取付けられている。マグネット273は、その磁力により前記バルブサブアッセンブリ60のスロットルシャフト20(図10及び図12参照)を吸着可能であって、その吸着によりバルブ体4をその平板部100が可動型228のストレート筒部263の端面に当接する状態に保持する。
また、固定型224の収容凹部268及び可動型228の収容凹部270には、計4つの位置決め突起274が対向状に突出されている。各位置決め突起274は、前記バルブ体4における位置決めリブ部218とそのリブ部218の両隣に位置するリブ部65との間に嵌合可能に形成されている(図10及び図12中、二点鎖線274参照)。
図16に示すように、前記左側面型243及び右側面型244には、左右一対の位置決めピン276,278がスライド部材233,234で抜け止めされた状態に配置されている。
右側(図16において上側)の位置決めピン278は、その先端部すなわち左端部に突出する円筒状の位置決め筒部279を有している。位置決め筒部279は、前記スロットルギヤ30(図3参照)側に位置する軸受筒24に面接触状に当接することにより、その軸受筒24を位置決めする。また、位置決め筒部279は、前記スロットルシャフト20の当該端部を受入可能に形成されている。位置決め筒部279は、スロットルシャフト20の位置決め軸部280側の端部を軸方向にスライド可能にかつ径方向に関して位置決めした状態で受入可能に形成されている。なお、スロットルシャフト20の位置決め軸部280は、図10に示すように、スロットルシャフト20の環状溝28と、スロットルギヤ30用の取付軸部(符号、284を付す)との間に形成されている。
図16に示すように、前記左側(図16において下側)の位置決めピン276は、ほぼ円筒状に形成されている。位置決めピン276の先端面は、前記キャップ150(図3参照)側に位置する軸受筒24に当接することにより、その軸受筒24を位置決めする。また、位置決めピン276は、スロットルシャフト20のキャップ150側の軸支部21の外端部を軸方向にスライド可能にかつ径方向に関して位置決めした状態で受入可能に形成されている。
さらに、位置決めピン276内には、スライドピン286が軸方向にスライド可能に設けられている。スライドピン286は、コイルばね等からなる弾性部材288によって突出方向(図16において上方)へ付勢されている。これにより、スロットルシャフト20ひいてはバルブサブアッセンブリ60が一方(図16において上方)へ付勢されることにより、固定型224及び可動型228の当該位置決め突起274にバルブ体4の位置決めリブ部218が位置決めされる(図10,図12及び図15参照)。これにともない、右側(図16において上側)の位置決めピン278により位置決めされている軸受筒24に対して、バルブ体4の当該軸受当接部64(図10参照)が当接した状態に位置決めされる。
図13及び図14に示すように、前記ボデー成形型220の固定型224、可動型228及び各側面型241,242,243,244には、その型温度を所定温度に保持するための熱媒体(例えば、油)が流れる熱媒体流通路289,290,291,292,293,294が備えられている。なお、熱媒体流通路289,290,291,292,293,294は、本明細書でいう「温調手段」を構成するものである。
図17は図15のH−H線矢視断面図、図18は図15のI−I線矢視断面図である。
前記固定型224の熱媒体流通路289を説明する。図17に示すように、固定型224と固定型用入子226との間には、その円筒状の接合面に形成された直線状の条溝296の組合せにより形成された2本の流通路297が形成されている。さらに、図18に示すように、固定型用入子226の先端部(図13において右端部)には、円筒状の接合面に形成された円環状の環状条溝300の組合せにより形成されかつ両流通路297の先端部を連通する連通路301が形成されている。また、図13に示すように、固定側部材221には、両流通路297の基端部にそれぞれ連通する管路302,303が形成されている。なお、両流通路297、連通路301及び両管路302,303により、熱媒体流通路289が構成されている。
なお、図示は省略するが、一方の管路302には、温調装置により、所定温度(例えば、ボデー本体3及びバルブ体4がポリフェニレンサルファイド(PPS)の場合で、150±10℃)に温度制御された燃媒体(例えば、油)が供給される媒体供給路が連通されている。また、他方の管路303には、熱媒体を前記温調装置に戻す媒体戻し路が連通されている。
また、温調装置は、熱媒体を貯留するタンクと、タンク内の熱媒体を媒体供給路へ送給するポンプと、熱媒体を加熱可能なヒータ等の加熱手段と、熱媒体を冷却可能なクーラー等の冷却手段と、熱媒体の温度制御を行う制御装置とを備えている。熱媒体は、温調装置のポンプによる送給によって、タンク内から媒体供給路を経て一方の管路302から固定型用入子226を取り囲むように連通路301に分岐した後に合流して他方の管路303へ流れ、さらに媒体戻し路から温調装置に戻る循環回路(温調回路ともいう。)を循環する。
また、前記熱媒体流通路289には、熱媒体の温度を検出する温度センサが配設されている。前記制御装置は、各温度センサからの検出信号に基づいて、温調装置の加熱手段及び冷却手段を制御することにより、熱媒体の温度を所定温度に維持するフィードバック制御を行なう。
また、前記可動型228における熱媒体流通路290は、前記固定型224の熱媒体流通路289と同様の構成であるから、その説明を省略する。
次に、前記上側面型241における熱媒体流通路291を説明する。上側面型241には、その型241内を経由する流通路310が形成されている。この流通路310にも、前記と同様に、フィードバック制御を行う温調装置により、所定温度に温度制御された燃媒体(例えば、油)が循環されるようになっている。なお、熱媒体流通路291は、流通路310を主体として構成されている。
また、その他の側面型242,243,244における熱媒体流通路292,293,294についても、前記上側面型241の熱媒体流通路291と同様の構成であるから、その説明を省略する。
上記したボデー成形型220により、バルブサブアッセンブリ60をインサートした状態でボデー本体3を樹脂成形する場合を説明する。
ボデー成形型220の型開き状態において、可動型228にバルブサブアッセンブリ60をセットする。このとき、可動型228内に設けられたマグネット273(図15参照)によりスロットルシャフト20が吸着されることにより、可動型228にバルブサブアッセンブリ60(詳しくは、バルブ体4)が保持される。また、可動型228の位置決め突起274が、バルブ体4の面する位置決めリブ部218とそのリブ部218の両隣に位置するリブ部65との間に相対的に嵌合される(図10及び図12参照)。これとともに、可動型228のストレート筒部263の端面にバルブ体4の平板部100が面接触状に当接される。また、バルブサブアッセンブリ60のスロットルシャフト20の両軸支部21にはそれぞれ軸受筒24が嵌合される。
次に、固定側部材221に対して可動側部材222を近づける方向に移動させる。すると、可動側部材222の移動にともない各スライド部材231,232,233,234が、可動側部材222とともに固定側部材221に向けて移動される。これとともに、各スライド部材231,232,233,234が固定側部材221のアンギュラピン251,252,253,254によってガイドされることにより、可動側部材222に対して各側面型241,242,243,244が径方向内方へスライドされてゆく。
そして、型閉じ途中の段階では、右側面型244における位置決めピン278の位置決め筒部279内にスロットルシャフト20の当該端部が相対的に挿入される。これにともない、その位置決めピン278内に、スロットルシャフト20の位置決め軸部280が相対的に嵌入され、径方向に関して位置決めされる。
その後、図13及び図14に示すように、固定型224に可動型228及び各側面型241,242,243,244が型締めされることにより、ボデー成形型220内に所定のキャビティ265が画定される。これにともない、右側の位置決めピン278における位置決め筒部279が一方(スロットルギヤ30側)の軸受筒24に面接触状に当接することにより、その軸受筒24が位置決めされる。また、左側の位置決めピン276が、他方の軸受筒24に面接触状に当接することにより、その軸受筒24が位置決めされる。
また、左側の位置決めピン276内には、前記スロットルシャフト20の一方(スロットルギヤ30側)の軸支部21の外端部が受入れられるとともに、弾性部材288の弾性により付勢されたスライドピン286により、スロットルシャフト20ひいてはバルブサブアッセンブリ60が右方へ付勢される。これにより、その付勢方向前方(右方)に位置する固定型224及び可動型228の位置決め突起274に対して位置決めリブ部218が当接した状態に位置決めされるととももに、その付勢方向前方に位置する位置決めピン278により位置決めされている軸受筒24に対してバルブ体4の軸受当接部64が当接した状態に位置決めされる。
また、固定型224の位置決め突起274が、バルブ体4の面する位置決めリブ部218とそのリブ部218の両隣に位置するリブ部65との間に相対的に嵌合される(図10及び図12参照)。
上記のようにして、ボデー成形型220内にバルブサブアッセンブリ60が精度良く位置決めされる。
次に、前記ボデー成形型220内のキャビティ265内に、樹脂射出ゲート256(図13参照)から樹脂材料(溶融樹脂)を射出してボデー本体3を樹脂成形する。そして、ボデー本体3の硬化後において、前記と逆順により、ボデー成形型220を型開きしてから、成形品を取り出せばよい。
上記したように、バルブサブアッセンブリ60のバルブ体4をインサートした状態でボデー本体3を樹脂成形するボデー成形型220の固定型224、可動型228及び各側面型241,242,243,244に、型温度を所定温度に保持するための熱媒体が流れる熱媒体流通路289,290,291,292,293,294を備えていることにより、固定型224、可動型228及び各側面型241,242,243,244の型温を所定温度に保持することができる。
このため、例えば、固定型224、可動型228及び各側面型241,242,243,244の型温が所定温度以上に高くなりすぎた場合のボデー本体3の熱収縮の増大を抑制することができる。また、固定型224、可動型228及び各側面型241,242,243,244の型温が所定温度以下に低くなりすぎた場合の成形歪の増大を抑制することができる。
したがって、ボデー本体3を精度良く樹脂成形することができる。
また、固定型224及び可動型228にそれぞれ入子226,230を設けることにより、熱媒体流通路289,290を構成する両流通路297及び連通路301を形成している。このため、固定型224及び可動型228の型温を速やかに所定温度に調整することができる。このことは、ボデー本体3の成形精度の向上に有効である。
また、左側面型243及び右側面型244にそれぞれ設けた位置決めピン276,278(図16参照)により、バルブサブアッセンブリ60のスロットルシャフト20及び両軸受筒24を精度良く位置決めした状態に保持することができる。このため、バルブサブアッセンブリ60をボデー成形型220内に精度良くインサートすることができる。
また、左側の位置決めピン276内に設けたスライドピン286が弾性部材288の弾性によって右方に付勢される。これにより、スロットルシャフト20ひいてはバルブサブアッセンブリ60が同方向付勢されることにより、その付勢方向に位置する固定型224及び可動型228の位置決め突起274に対してバルブ体4の位置決めリブ部218が当接した状態に位置決めされる。これとともに、右側の位置決めピン278により位置決めされている軸受筒24に対してバルブ体4の軸受当接部64が当接した状態に位置決めされる。このため、バルブサブアッセンブリ60をボデー本体3に一層精度良くインサートすることができる。
また、ボデー成形型220の型開き状態において、可動型228にバルブサブアッセンブリ60をセットする際、可動型228に設けたマグネット273の磁力によりスロットルシャフト20が吸着される。このため、バルブサブアッセンブリ60を可動型228に容易に保持させることができる。このことは、横型射出成形機の場合に有効である。
また、バルブサブアッセンブリ60のバルブ体4に肉厚218tの厚い位置決めリブ部218を形成し、可動型228に位置決めリブ部218の位置決めをなす位置決め突起274が設けられている。これにより、ボデー成形型220の型開き状態において、可動型228にバルブサブアッセンブリ60をセットする際、可動型228にバルブサブアッセンブリ60を容易に位置決めすることができる。
また、バルブサブアッセンブリ60のバルブ体4を挟持する固定型224及び可動型228に、バルブ体4のシャフト被覆部61及びリブ部65等を所定の隙間をもって収容可能な収容凹部268,270が形成されている。このため、固定型224及び可動型228とバルブ体4との間に空隙267,269が形成されることにより、固定型224及び可動型228からバルブ体4への熱伝導を妨くことができ、バルブ体4の温度上昇を抑制することができる。したがって、固定型224及び可動型228からバルブ体4への熱伝導によるボデー本体3へのバルブ体4の溶け込みを防止あるいは低減することができる。
次に、変更例を説明する。本変更例は、前記実施例の一部に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。図19はボデー成形型220の要部を示す断面図である。
本実施例は、図19に示すように、前記実施例におけるボデー成形型220の左右のスライド部材233,234に、超音波振動を発生しかつその超音波振動を各位置決めピン276,278に付与する超音波振動装置315を備えたものである。
前記ボデー本体3の樹脂成形時における樹脂注入時において、両超音波振動装置315により両位置決めピン276,278に超音波振動を付与すると、両位置決めピン276,278に当接している両軸受筒24が超音波振動を起こす。この軸受筒24の超音波振動により、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間の隙間217への樹脂材料(溶融樹脂)の侵入を防止あるいは低減することができる。
これにより、図21に先行技術のスロットルボデーの要部を示すように、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間における樹脂のバリ318(図21参照)の発生を防止あるいは低減し、バルブ体4の作動性を向上することができる。すなわち、軸受筒24とバルブ体4との間の樹脂バリ318による「かじり」を回避し、バルブ体4と軸受筒24との間に必要な隙間217を確保することができるので、バルブ体4をスムーズに回動することができる(図20参照)。
詳しく述べると、例えば、図21に示すように、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間の隙間217へ樹脂材料(溶融樹脂)が侵入すると、その侵入した樹脂によりバルブ体4の作動性の妨げになるバリ318が発生する。
これに対し、前に述べたように、ボデー本体3の樹脂成形時に超音波振動装置315(図19参照)より位置決めピン276,278を介して軸受筒24に超音波振動を付与することによって、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間の隙間217への樹脂の侵入を防止あるいは低減することができる。したがって、図20に示すように、前記隙間217における樹脂のバリ318(図21参照)の発生を防止あるいは低減し、バルブ体4の作動性を向上することができる。
また、前記変更例に代えて、図22に示すように、ボデー本体3の樹脂材料の溶融粘度を限定することによっても、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間の隙間217への樹脂材料(溶融樹脂)の侵入を防止あるいは低減することができる。例えば、ボデー本体3の樹脂材料として、200Pa・S以上の溶融粘度いわゆる高い溶融粘度を有するポリフェニレンサルファイド(PPS)を使用する。なお、隙間217に侵入しようとする樹脂材料は、その隙間217に対して緩やかな曲面状の壁面(符号、319を付す)を形成する。
この変更例によっても、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間における樹脂のバリ318(図21参照)の発生を防止あるいは低減し、バルブ体4の作動性を向上することができる。すなわち、軸受筒24とバルブ体4との間の樹脂バリ318による「かじり」を回避し、バルブ体4と軸受筒24との間に必要な隙間217を確保することができるので、バルブ体4をスムーズに回動することができる(図22参照)。
また、ボデー本体3の樹脂材料の成形収縮率を限定することによっても、前記変更例(図22参照)と同様に、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間の隙間217への樹脂材料(溶融樹脂)の侵入を防止あるいは低減することができる。例えば、ボデー本体3の樹脂材料として、成形収縮率の小さいポリエーテルイミド(PEI)系樹脂を使用する。この場合も、前記変更例(図22参照)と同様に、バルブ体4の軸受摺動面67と軸受筒24のバルブ摺動面69との間における樹脂のバリ318(図21参照)の発生を防止あるいは低減し、バルブ体4の作動性を向上することができる。
また、インサートするバルブサブアッセンブリ60のバルブ体4、軸受筒24の温度が上昇する前に、ボデー本体3の成形のための樹脂材料を射出することで、軸受筒24とバルブ体4との間に入り込む樹脂の量を抑制する。これにより、ボデー本体3の収縮(軸受ボス部22の収縮)時に樹脂を押し広げる量を抑制し、ボデー本体3とバルブ体4との間のかじりを抑制することができる。
[関連技術1]
次に、関連技術1を説明する。関連技術1を含む以降の関連技術については、前記実施例または先行する関連技術の一部に変更を加えたものであるから、その変更部分について説明し、重複する説明は省略する。また、図面において、前記実施例と同一もしくは実質的に同一構成と考えられる部分には同一符号が付されている。
図23はバルブサブアッセンブリ60を示す断面図である。
本関連技術は、バルブインサート方式のボデー本体3の樹脂成形時において、ボデー成形型220(図13及び図14参照)へのバルブサブアッセンブリ60のセットに際して、予め加熱することにより膨張させたバルブ体4(図23の二点鎖線4X参照)を、ボデー成形型220にセットして、そのバルブ体4の膨張状態のまま、ボデー本体3を樹脂成形するものである。
上記のように、バルブインサート成形方式のボデー本体3の樹脂成形時において、バルブ体4を熱膨張させた状態(図23の二点鎖線4X参照)でボデー本体3を成形することにより、成形後のボデー本体3(詳しくはボア壁部5)の成形収縮による寸法変化をバルブ体4の熱収縮によって吸収することができる。これにより、バルブ体4の作動性の悪化を防止あるいは低減することができる。なお、バルブ体4の加熱温度は、ボデー本体3へバルブ体4が溶け込まない程度の温度とする。
また、バルブ体4を熱膨張させるのに代えて、成形直後の余熱状態にあるバルブ体4であっても、熱膨張状態と同じ形状(図23の二点鎖線4X参照)を呈するため、ボデー成形型220にセットしてボデー本体3を樹脂成形することにより、前記と同様の作用・効果を得ることができる。この場合、バルブ体4を加熱する必要がないので好都合である。
[関連技術2]
次に、関連技術2を説明する。図24はボデー矯正型を示す説明図、図25は図24のA−A線矢視断面図である。
本関連技術は、バルブインサート方式のボデー本体3の成形後、その製品(成形品)をボデー成形型220(図13及び図14参照)から取り出し、図24及び図25に示すように、バルブ体4を開状態においた状態で、ボデー本体3のボア壁部5の主筒部10にボデー矯正型320を宛がった状態でアニーリングを行なうものである。
ボデー矯正型320は、図25に示すように、主筒部10のボア壁面13に対応する矯正面322を有する一対の矯正部材321と、両矯正部材321をくさび作用により相反方向に付勢する楔形状の押圧部材323と、両矯正部材321を押し広げる方向へ押圧部材323を所定の付勢力をもって付勢する付勢手段(図示省略)とにより構成されている。
両矯正部材321は、バルブ体4とボア壁部5との間に挿入され、その矯正面322が主筒部10のボア壁面13に面接触状に宛がわれる。そして、楔形状の押圧部材323を両矯正部材321間に配置し、その押圧部材323を付勢手段により対向方向へ所定の付勢力及び付勢量をもって付勢する。これにより、両矯正部材321が相反方向へ所定の押圧力で所定量押し広げられた状態に保持されるため、主筒部10の成形収縮による寸法変化が抑制され、その寸法を精度良く安定化することができる。そして、アニーリング後は、ボデー矯正型320を撤去すればよい。
本関連技術によれば、バルブ体4の全閉状態でのシール性を一層向上させることができる。
また、ボデー矯正型320は、図26に示すように、複数(例えば各3個計6個)の矯正部材321の組合せにより構成し、各矯正部材321を径方向外方へ付勢するように構成することができる。このようにすると、バルブ体4の全閉状態でのシール性をより一層向上させることができる。
[関連技術3]
次に、関連技術3を説明する。図27はボデー本体3を示す側断面図、図28は図27のA−A線矢視断面図である。
本関連技術は、図27及び図28に示すように、ボデー本体3のボア壁部5の外周面に、締結用フランジ部18と周方向リブ部207との間に亘って直線状に延びる適数本(図28では計7本を示す。)の補助リブ部326を一体形成したものである。図28には、ボデー成形型220(後述する)における計4個の側面型の型抜き方向が矢印Y1,Y2,Y3,Y4で示されている。また、各側面型は、各パーティングラインPLにおいて分割されている。そして、スロットルシャフト20の径方向外方(図28中、矢印Y1,Y2参照)へ型抜きされる両側面型(図示省略)に対応する適数本(図28では左側の1本と右側の2本の計3本を示す。)の補助リブ部326(符号、(1)を追記する。)は、ボア壁部5の外周面からスロットルシャフト20の径方向外方に向けて平行状に突出されている。また、スロットルシャフト20の軸方向外方(とくに、図28中、矢印Y3参照)へ型抜きされる側面型(図示省略)に対応する適数本(図28では左右2本ずつの計4本を示す。)補助リブ部326(符号、(2)を追記する。)は、ボア壁部5の外周面からスロットルシャフト20の軸方向外方に向けて平行状に突出されている。
なお、図28には、前記モータ33の取付フランジ35を固定するスクリュ210が螺合されるナット328Cが示されている。ナット328は、ボデー本体3に圧入されている。
本関連技術によると、ボデー本体3のボア壁部5の外周面において締結用フランジ部18と周方向リブ部207との間に亘って一体形成した補助リブ部326によりボア壁部5が強化されている。
これにより、インテークマニホールド202に対する締結ボルト204(図8参照)204による締結用フランジ部18の締結いわゆる締付け、及び、ボデー本体3の入口側接続筒部8に対するエアクリーナ(詳しくは、ダクトホース)の接続にともなうクランプの締付けによるボア壁部5の歪みを抑制することができる。したがって、前記締付けによるボア壁部5の変形を防止あるいは低減し、全閉時の吸入空気の洩れ量の増加を防止あるいは低減することができる。
[関連技術4]
次に、関連技術4を説明する。図29はスロットルボデーを一部破断して示す正面図である。
本関連技術は、図29に示すように、スロットルシャフト20を支持する一方(図29において左側)の軸受筒24(符号、Aを付記する。)と、締結用フランジ部18のブシュ19(符号、Bを付記する。)と、モータ33の取付フランジ35を固定するスクリュ210が螺合されるナット328(符号、Cを付記する。)とを、ボデー本体3に二材成形により樹脂成形したものである。
このように、ボデー本体3に二材成形により軸受筒24A、ブシュ19B、ナット328Cを樹脂成形することにより、インサート部材(例えば、前記実施例(図7参照)における軸受筒24)や圧入部材(例えば、前記ブシュ19(図3参照)及びナット328(図28参照))を廃止することができる。この場合、軸受筒24A、ブシュ19B、ナット328Cには、ボデー本体3の樹脂材料よりも強度に優れた樹脂材料を用いることが望ましい。
次に、前記一方(図29において左側)の軸受筒24Aを二材成形するボデー成形型330について説明する。本関連技術における軸受筒24Aは、コアバック式射出成形方法を適用して成形されるものである。図30は一次成形時におけるボデー成形型を示す説明図、図31は二次成形時におけるボデー成形型を示す説明図である。なお、本関連技術のボデー成形型330の基本的構成については、前記実施例で説明したボデー成形型220(図13及び図14参照)と同様の構成であるから、異なる構成部分について説明することにする。また、図30及び図31において、ボデー本体3は、カバー体取付側を左方に向けた状態で示されている。
図30に示すように、ボデー成形型330には、ピンゲート方式の樹脂注入ゲート(これを一次射出用ゲートという。)332が設けられている。一次射出用ゲート332は、ランナー333から放射状に分岐された適数本(図30では2本を示す。)の副ランナー333aの先端部から延びるピンゲート334が、ボデー本体3のボア壁部5の上端面に対応して等間隔で配置されている。
前記ボデー成形型330には、前記軸受筒24A(図31参照)の成形にかかるスライド型構造335が左右対称状に設けられている。スライド型構造335は、アウタスライドコア336と、インナスライドコア337とを備えて構成されている。
アウタスライドコア336は、前記ボデー本体3における軸受ボス部22の外端面に対応する成形面を有する円筒状に形成されており、図示しない駆動手段により軸方向(図30において左右方向)にスライド可能に設けられている。アウタスライドコア336は、一次成形時(図30参照)には進出位置に移動され、また二次成形時(図31参照)には所定量後退した位置に移動されるようになっている。また、二次成形時においては、アウタスライドコア336とボデー本体3の軸受ボス部22との間に連通口344が形成されるようになっている。
また、インナスライドコア337は、アウタスライドコア336内に配置されており、図示しない駆動手段により軸方向(図30において左右方向)にスライド可能に設けられている。インナスライドコア337は、ほぼ円柱状をなしており、その先端部に前記スロットルシャフト20の軸端部を位置決め可能に受入れる位置決め孔340を有している。インナスライドコア337の先端外周部には、二次成形時のゲート(符号省略)を形成するための段付き状のゲート形成溝343が形成されている。インナスライドコア337は、一次成形時(図30参照)には進出位置に移動され、また二次成形時(図31参照)には所定量後退して前記連通口344に連通するゲート及び軸受筒24Aに対応するキャビティが形成されるようになっている。
また、図31に示すように、前記ボデー成形型330には、前記一次射出用ゲート332に準じるピンゲート方式の樹脂注入ゲート(これを二次射出用ゲート)346が設けられている。二次射出用ゲート346は、ランナー347の副ランナー347aの先端部から延びるピンゲート348が、前記連通口344に連通可能に形成されている。
前記ボデー成形型330において、まず、図30に示すように、バルブサブアッセンブリ60をインサートして型閉じした状態で形成されたキャビティ内に、一次射出用ゲート332を通じて樹脂材料(溶融樹脂)を注入する一次射出成形が行なわれる。この状態で、キャビティ内の樹脂すなわちボデー本体3が所定の硬化状態(半硬化状態を含む。)に硬化される。
次に、前記ボデー成形型330の型締め状態で、図31に示すように、アウタスライドコア336及びインナスライドコア337が所定位置にそれぞれ後退される。これにより形成されたキャビティ内に、二次射出用ゲート346から連通口344及びゲート形成溝343によるゲートを通じて樹脂材料(溶融樹脂)を注入する二次射出成形いわゆる二材成形が行なわれる。このキャビティ内の樹脂により、軸受筒24Aを形成することができる。なお、軸受筒24Aの成形に並行して、ブシュ19B及びナット328Cを同様に二次成形することが可能である。
その後、ボデー本体3を型開きすることにより、図29に示される成形品(スロットルボデー)を取り出せばよい。
上記のボデー成形型330(図30参照)により、二材成形によりボデー本体3に軸受筒24Aを樹脂成形することができ、これにより、インサート部材(例えば、前記軸受筒24(図7参照))を廃止することができる。
また、上記と同様に、二材成形によりボデー本体3にブシュ19B及びナット328Cを樹脂成形することにより、圧入部材(例えば、ブシュ19及びナット328(図8及び図28参照))を廃止することができる。
本発明は前記実施例及び関連技術に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。
本発明の一実施例にかかるスロットルボデーを示す正面図である。 スロットルボデーを示す下面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 カバー体を取外した状態のボデー本体を示す側面図である。 カバー体を取外した状態のスロットルボデーを示す正面図である。 カバー体を取外した状態のスロットルボデーを示す側面図である。 図6のB−B線矢視断面図である。 図7のC−C線矢視断面図である。 図7のD−D線矢視断面図である。 バルブサブアッセンブリを示す正面図である。 バルブサブアッセンブリを示す側面図である。 図10のE−E線矢視断面図である。 ボデー成形型を型閉じ状態で示す断面図である。 図13のF−F線矢視断面図である。 ボデー成形型のバルブ体の周辺部を示す断面図である。 図15のG−G線矢視断面図である。 図15のH−H線矢視断面図である。 図15のI−I線矢視断面図である。 変更例にかかるボデー成形型の要部を示す断面図である。 スロットルボデーの要部を示す断面図である。 先行技術にかかるスロットルボデーの要部を示す断面図である。 変更例にかかるスロットルボデーの要部を示す断面図である。 関連技術1にかかるバルブアッセンブリを示す断面図である。 関連技術2にかかるボデー矯正型を示す説明図である。 図24のA−A線矢視断面図である。 ボデー矯正型の別例を示す説明図である。 関連技術3にかかるボデー本体を示す側断面図である。 図27のA−A線矢視断面図である。 関連技術4にかかるボデー本体を一部破断して示す正面図である。 一次成形時におけるボデー成形型を示す説明図である。 二次成形時におけるボデー成形型を示す説明図である。
符号の説明
2 スロットルボデー
3 ボデー本体
4 バルブ体
7 ボア
20 スロットルシャフト
220 ボデー成形型
265 キャビティ
291,292,293,294 熱媒体流通路(温調手段)

Claims (1)

  1. 吸入空気が流れるボアを開閉するバルブ体をインサートした状態で、前記ボアを形成するボデー本体を樹脂成形するスロットルボデーのボデー成形型であって、
    型温度を所定温度に保持するための温調手段を備えたことを特徴とするスロットルボデーのボデー成形型。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008308117A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Jtekt Corp 電動パワーステアリング装置

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