JP2006002476A - 引き戸ユニットおよび引き戸ユニットの組立方法 - Google Patents
引き戸ユニットおよび引き戸ユニットの組立方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 左右一対の戸先側縦枠21および戸尻側縦枠22と上下の横枠とから方形枠状に形成された外枠と、この外枠の前後方向両側に接合される一対の中枠3,3と、この中枠3の戸先側面(補強材取付部32)に中枠3に沿って取り付けられる補強材4と、外枠内を摺動する引き戸5と、を有し、戸尻側縦枠22から中枠3までの外枠内空間に戸袋7を形成し、補強材4から戸先側縦枠21までに出入口8としての開口部を形成する引き戸ユニット1であって、中枠3と戸先側縦枠21までの間隔L1が引き戸5の横長さ以上であり、補強材4は、引き戸5の戸先5aが戸先側縦枠21に当接した状態にあるとき、引き戸5の戸尻5bを被覆していることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
一般に、引き戸ユニットには、引き戸の片面側にのみ壁ボードを設置し、その反対側は開放した片面タイプの戸袋を有するものがあるほか、引き戸の両面側を壁ボードで覆う両面タイプの戸袋を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。両面タイプの戸袋を有する引き戸ユニットは、片側に戸袋が露出することがないことからデザイン性も良く、また、戸袋の向きによる使い勝手の制約もないことから、各部屋の間仕切りとして活用されつつある。
この点、設置に関しては、予め引き戸を設置した状態の引き戸枠を建物に取り付ける方法も考えられる。しかし、引き戸枠を建物に取り付けてからでないと壁ボードを貼り付けられない関係上、この方法では、引き戸枠に壁ボードを貼り付ける作業中に引き戸を傷つけるおそれがあった。
また、前記従来技術の引き戸ユニットでは、引き戸ユニットに貼る壁ボードの出っ張りを防止すべく、壁ボードの厚みを薄くしているが、薄くした分の強度対策がされておらず、強度不足の問題があった。
まず、外枠と中枠が設けられていることで、この中枠と戸尻側縦枠間を連結するように戸袋用の壁ボードを貼り付けることができる。
そして、中枠と補強材は別々に構成されているので、この補強材を中枠に取り付ける前、つまり、補強材が取り付けられていない分、出入口側に引き戸の横長さ以上の開口があるときに、引き戸を開口部正面に向けた状態で外枠内に設置することができる。また、その後、補強材を中枠に取り付けて、引き戸の戸先が戸先側縦枠に当接した状態にあるとき、つまり、引き戸が閉じられているときに、引き戸の戸尻を被覆して、補強材と戸先側縦枠間に形成される出入口の開口部を適度に調節している。
従って、壁ボードの貼り付け等内装作業後に引き戸を設置できるので、引き戸を傷つけることがない。また、引き戸を正面に向けて取り付けることができるので、取付作業を容易にすることができる。さらに、補強材を取り付けることで、外枠の補強をすることができるため、貼り付ける壁ボードの壁厚を薄くできる。また、出入口の開口部を適度に調節できる。そして、中枠から補強材を取り外すことで、出入口の開口部が大きくなるので、引き戸の取り外し、メンテナンスも容易にできる。
なお、中枠に補強材を取り付ける手段としては、両面テープ、接着剤等の手段がある。
従って、壁ボードの貼り付け等内装作業後に引き戸を設置できるので、引き戸を傷つけることがない。また、引き戸を正面に向けて取り付けることができるので、取付作業を容易にすることができる。さらに、補強材を取り付けることで、外枠の補強をすることができるため、貼り付ける壁ボードの壁厚を薄くできる。また、出入口の開口部を適度に調節できる。そして、中枠から補強材を取り外すことで、出入口の開口部が大きくなるので、引き戸の取り外し、メンテナンスも容易にできる。
なお、中枠に補強材を取り付ける手段としては、両面テープ、接着剤等の手段がある。
戸先側縦枠21は、鉛直に立設される長尺角パイプ状の下地材21aと、この下地材21aに外嵌するコ字状部材21bと、下地材21aの引き戸5側に固定されるドア枠21cとから構成され、下地材21aおよびコ字状部材21bの正面側および背面側には壁ボード6A,6Aが取り付けられる。また、ドア枠21cの幅方向中央から少しずれた位置に、ドア枠21cと段差を有する光漏れ防止部材21dがドア枠21cの全長に亘って取り付けられており、引き戸5がドア枠21cに当接したとき、引き戸ユニット1で仕切られた各部屋に互いの光が漏れないようになっている。なお、下地材21aの正面側および背面側には、壁ボード6A,6Aが取り付けられている。
図3に示すように、上横枠23は、断面略コ字状の下地材23aと、下地材23aの下部に強固に溶接される取付部材23bとから構成される。下地材23aは開口側が上を向くように、図示しない建物の天井側に取り付けられている。そして、取付部材23bの下部にはレール23cが公知の手段で取り付けられ、このレール23cに沿って後記する引き戸5が摺動できるようになっている。
まず、図1に示す中枠3が接合された外枠2を、図示しない建物の開口部に取り付けて固定する。また、同時に、レール23cを上横枠23に公知の手段で取り付ける。そして、図2に示すように、壁ボード6,6を中枠3の補強材取付部32と若干の隙間を設け、接合部31および戸尻側縦枠22間を覆うように、両面テープ、ビスV等を介して外枠2に取り付ける。これにより、壁ボード6,6間に戸袋7を形成することができる。そして、接合部31に壁ボード6が貼り付けられた後、外枠2内に引き戸5を設置する。このとき、補強材4が未設置である分、出入口8の開口部の方が引き戸5の横長さより長いため、引き戸5を出入口8に対して正面に向けた状態で外枠2内に取り付けることができる。つまり、従来のように、戸袋7に対して斜めに挿入しながらの取付方法ではないため、中枠3や補強材4に引き戸5を引っ掛けて傷つけることがない。
まず、壁ボード6を外枠2に固定した後、引き戸5を設置することができるため、引き戸5を施工中に傷つけることなく、外枠2や中枠3の養生も不要であるため、ローコストの施工が可能になる。
さらに、引き戸ユニット1は、補強材4で強度を確保できるため、薄い壁ボード6,6を用いることができ、全体として薄型に仕上げることができる。そのため、デザイン性、機能性に優れる。
例えば、本実施形態では、上吊式の引き戸5として説明したが、下部にローラを有する戸車式の引き戸にも対応することができる。
本実施形態では、引き戸5の戸先側縦枠25に凹部25dが設けられているため、補強材4を中枠3に取り付けた後であっても、引き戸5をこの凹部25dに挿入しながら外枠内に設置することができる。
また、引き戸5を設置した後、凹部25dに嵌入部材26を装着することで、引き戸5の戸先5a側が嵌入部材26に当接するときは、出入口8の開口部を必ず覆うようにすることができる。
さらに、引き戸5のメンテナンス時は、嵌入部材26を取り外し、凹部25dに引き戸5を挿入しながら、戸尻5b側を外側に引き出すことで、引き戸5を外枠内から取り外すことが容易にできる。
第2の実施形態は、以下のように変形して実施することもできる。図6は、第2の実施形態における中枠部分の変形例を示す平面断面図である。
2 外枠
3 中枠
4 補強材
5 引き戸
5a 戸先
5b 戸尻
6 壁ボード
7 戸袋
8 出入口
9 カバー部材
21 戸先側縦枠
22 戸尻側縦枠
23 上横枠
24 下横枠
25 戸先側縦枠
25d 凹部
26 嵌入部材
L1 間隔
L2 間隔
Claims (4)
- 左右一対の戸先側縦枠および戸尻側縦枠と上下の横枠とから方形枠状に形成された外枠と、
この外枠の前後方向両側に接合される一対の中枠と、
この中枠の戸先側面に前記中枠に沿って取り付けられる補強材と、
前記外枠内を摺動する引き戸と、を有し、
前記戸尻側縦枠から前記中枠までの前記外枠内空間に戸袋を形成し、前記補強材から前記戸先側縦枠までに出入口としての開口部を形成する引き戸ユニットであって、
前記中枠と前記戸先側縦枠までの間隔が前記引き戸の横長さ以上であり、前記補強材は、前記引き戸の戸先が前記戸先側縦枠に当接した状態にあるとき、前記引き戸の戸尻を被覆していることを特徴とする引き戸ユニット。 - 前記補強材および前記中枠に嵌合するカバー部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の引き戸ユニット。
- 左右一対の戸先側縦枠および戸尻側縦枠と上下の横枠とから方形枠状に形成された外枠と、
この外枠の前後方向両側に接合される一対の中枠と、
この中枠の戸先側面に前記中枠に沿って取り付けられる補強材と、
前記外枠内を摺動する引き戸と、を有し、
前記戸尻側縦枠から前記中枠までの前記外枠内空間に戸袋を形成し、前記補強材から前記戸先側縦枠までに出入口としての開口部を形成する引き戸ユニットであって、
前記戸先側縦枠は、前記引き戸の戸先が当接する側に形成される凹部と、この凹部に着脱自在な嵌入部材とを有し、前記凹部から前記補強材までの間隔が前記引き戸の横長さ以上であり、前記凹部に嵌入された嵌入部材と前記補強材までの間隔が前記引き戸の横長さ以下であることを特徴とする引き戸ユニット。 - 左右一対の戸先側縦枠および戸尻側縦枠と上下の横枠とから方形枠状に形成された外枠と、この外枠の前後方向両側に接合される一対の中枠と、この中枠の戸先側面に前記中枠に沿って取り付けられる補強材と、前記外枠内を摺動する引き戸と、を有し、前記戸尻側縦枠から前記中枠までの前記外枠内空間に戸袋を形成し、前記補強材から前記戸先側縦枠までに出入口としての開口部を形成し、前記中枠と前記戸先側縦枠までの間隔が前記引き戸の横長さ以上であり、前記補強材は、前記引き戸の戸先が前記戸先側縦枠に当接した状態にあるとき、前記引き戸の戸尻を被覆する引き戸ユニットの組立方法であって、
前記外枠に前記中枠を接合する工程と、
前記戸尻側縦枠から前記中枠まで壁ボードを連結する工程と、
前記開口部に対して正面を向けた状態で前記引き戸を前記外枠内に設置する工程と、
前記中枠の戸先側面に前記中枠に沿って補強材を取り付ける工程と、
を有することを特徴とする引き戸ユニットの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004181374A JP4308093B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 引き戸ユニット |
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Family Applications (1)
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JP2004181374A Expired - Lifetime JP4308093B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 引き戸ユニット |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007247150A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Eidai Co Ltd | 引戸構造施工方法及び引戸構造 |
JP2010116710A (ja) * | 2008-11-12 | 2010-05-27 | Nippon Flash Kk | 引戸装置 |
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US9701177B2 (en) | 2009-04-02 | 2017-07-11 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Ceramic coated automotive heat exchanger components |
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2004
- 2004-06-18 JP JP2004181374A patent/JP4308093B2/ja not_active Expired - Lifetime
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