JP2006002472A - 電動昇降窓装置 - Google Patents
電動昇降窓装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006002472A JP2006002472A JP2004181296A JP2004181296A JP2006002472A JP 2006002472 A JP2006002472 A JP 2006002472A JP 2004181296 A JP2004181296 A JP 2004181296A JP 2004181296 A JP2004181296 A JP 2004181296A JP 2006002472 A JP2006002472 A JP 2006002472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- chain
- guide rails
- connecting plate
- elevating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
【解決手段】 一対のガイドレール1と、これらのガイドレール1の上方に配置され、窓昇降駆動系の開閉機8で同期回転駆動される一対のスプロケット10と、このスプロケット10に噛合してガイドレール1内に垂下する左右の窓吊持チェーン11と、これらの窓吊持チェーン11で吊持されて前記両ガイドレール1間を昇降する昇降窓3と、前記窓吊持チェーン11の垂下端部に着脱可能に連結された最下部チェーン駒15Aと、前記昇降窓3の上部両側に取り付けられたチェーン連結板17とを備え、前記チェーン連結板17と最下部チェーン駒15Aとを、前記窓吊持チェーン11のリンクピンピッチよりも短いピッチ毎に前記チェーン連結板17の高さ方向へ選択的に連結するチェーン連結手段を設けたものである。
【選択図】 図4
Description
図1はこの発明の実施の形態1による電動昇降窓装置を示す正面図、図2は図1のA−A線に沿った断面矢視図、図3は図1のB−B線に沿った断面図、図4は昇降窓の吊り下げチェーン取付部を示す部分的な正面図、図5は図4の分解斜視図である。
図1および図2に示す電動昇降窓装置は、窓開閉用開口に所定の平行間隔で起立配置された左右一対の第1(室内側)のガイドレール1と、これらのガイドレール1の側面にそれぞれ並列状態に組み付け結合されて室外側に位置する第2のガイドレール2(図3参照)と、前記第1のガイドレール1間を昇降する昇降窓3と、前記第2のガイドレール2間に跨って当該ガイドレール2の上部に取り付け固定された第1,第2の固定窓4,5とを備えている。前記第1のガイドレール1と第2のガイドレール2は、図3に示すように、各対毎に両者を隣り合わせて締結したユニット構造となっており、それらのガイドレール1,2は、図2および図3に示すように、それぞれの対向面全長に縦溝1a,2aを有する中空柱状の押し出し又は引き抜き成形された型材からなっている。
第1のガイドレール1内に垂下し前記昇降窓3の上部両側を吊持している左右の窓吊持チェーン11とからなる巻上機ユニットを構成しているものである。なお、前記窓吊持チェーン11と昇降窓3との関連構成については後述する。前記回転軸9は、その両端部が前記左右のブラケット6に回転自在に支持されている。それらのブラケット6の外側において、前記回転軸9の両端部には前記スプロケット10が嵌着されている。また、前記開閉機8および当該開閉機8と前記回転軸9との間の動力伝達機構8aは前記ブラケット6の内側に配置されている。
まず、窓吊持チェーン11は、前記スプロケット10に噛合して第1のガイドレール1内に垂下しており、その垂下端部が前記チェーン連結板17に傾き調整可能に連結されている。また、前記窓吊持チェーン11の反対側端部(スプロケット10から開閉機7側に向かう端部)は、図2に示すようにブラケット6側に係留されている。ここで、前記窓吊持チェーン11において、前記チェーン連結板17との連結部となるチェーン垂下端部の1つのチェーン駒(以下、最下部チェーン駒という)15Aは着脱可能となっている。この最下部チェーン駒15Aは、図4および図5に示すように、前記通常のチェーン構成における左右一対の外側リンクプレート15a,15bのうち、その片方の外側リンクプレート15aにリンクピン14a,14bをカシメ等で一体突設し、それらのリンクピン14a,14bに跨って係脱可能に嵌め込み係合させる略U字形状のスナップ止め具18を備えた構成となっている。ここで、前記リンクピン14a,14bは、通常のチェーン構成における前記リンクピン14相互のピッチと同一ピッチに設定されている。
昇降窓3が左右のガイドレール1間の下限位置にある閉鎖状態において、開閉機8の起動により回転軸9両端のスプロケット10が図2中で時計回り方向に回転駆動されると、そのスプロケット10に噛合して第1のガイドレール1内に垂下していた窓吊持チェーン11が引き上げられることにより、昇降窓3が第1のガイドレール1に沿って上昇開放される。このとき、前記昇降窓3は固定窓4,5の裏側(室内側)に引き上げられ、前記昇降窓3の軒下と少なくとも下部固定窓4の軒下とが同じとなる位置もしくはそれ以上に上昇して停止する。その昇降窓3の開放状態において、前記スプロケット10が反時計回り方向に回転駆動されると、前記昇降窓3が前記ガイドレール1に沿って下降し下限位置で止まる。
図7はこの発明の実施の形態2による電動昇降窓装置の要部を示す断面図である。この実施の形態2では、前記実施の形態1による窓ユニットU1と、これと同一構成の他の窓ユニットU2とを同列に配置し、その配置時における窓ユニットU1とU2との位置決めを容易に行える構成としたものである。すなわち、窓ユニットU1,U2は前述のように同一構成をなしてそれぞれのガイドレール1,2(図7では第2のガイドレール2を省略している)の外壁背面側には位置決め用の突起部1b,2b(突起部2bについては図3参照)が縦方向に一体形成されているため、窓ユニットU1のガイドレール1,2の突起部1b,2bと窓ユニットU2のガイドレール1,2の突起部1b,2bとをすれ違い状に当接(面接合)させ、その状態で窓ユニットU1側の突起部1b,2bと、これに隣り合う窓ユニットU2側の突起部1b,2bとを止めネジ23で締結することにより、窓ユニットU1のガイドレール1,2と窓ユニットU2のガイドレール1,2とを同列状に組み付け合体させたものである。
この実施の形態3では、前記実施の形態1における第2のガイドレール2において、固定窓4,5が嵌着されていない部分の露出縦溝2aを、前記実施の形態2のカバー部材24と同一断面形状のカバー部材(図示せず)で塞ぐように構成したものである。このように、前記露出縦溝2aをカバー部材で塞ぐことにより、前記露出縦溝2a内に塵埃等の異物が侵入堆積するのを防止できると共に、その露出縦溝2aに嵌着されたカバー部材によって固定窓4,5を下側から支える支持機能を得ることもできるという効果がある。
図8はこの発明の実施の形態4による電動昇降窓装置の片側正面図、図9は図8の斜視図、図10は図9の要部断面図である。
この実施の形態4では、前記実施の形態1による窓ユニットU1と、これと同一構成の他の窓ユニットU2とを直角方向に連装配置したものであり、図1から図7と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態4では、一方の窓ユニットU1のガイドレール1,2と他方の窓ユニット2のガイドレール1,2とでは高さを異ならせており、それぞれの第1のガイドレール1の上端部に窓駆動装置7の収納ボックスB1,B2を一体的に搭載し、前記両窓ユニットU1,U2の直角連装施工時に前記両方の収納ボックスB1,B2が上下方向に位置して直角方向に交差する配置となるように構成したものである。
図11はこの実施の形態5による電動昇降窓装置の要部を示す構成説明図であり、図1及び図2と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
この実施の形態5では、前記各実施の形態で適用した窓吊持チェーン11における昇降窓3の吊持側とは反対側のチェーン端部11aを、スプロケット10の軸方向から見て当該スプロケット10と窓駆動装置7(各実施の形態の開閉機8を含む)との間における前記スプロケット10の外周上端よりも上方位置でブラケット6側に固定したものである。そして、前記窓吊持チェーン11のチェーン端部11aの固定点と前記スプロケット10との間には、昇降窓3の昇降開放動作時に前記スプロケット10から窓吊持チェーン11がスムーズに垂れ下がるような遊び間隔を設定している。
この実施の形態6では、図11に示すように、前記実施の形態5における窓吊持チェーン11のチェーン端部11aの固定点とスプロケット10との間の下方にチェーン受け皿25を配置したものである。このチェーン受け皿25は、昇降窓3の引き上げ時にスプロケット10から垂れ下がる窓吊持チェーン11の垂れ下がり余剰部分を受け入れ収納するもので、その収納時に前記窓吊持チェーン11の屈曲を規制するように構成されている。その屈曲規制手段として、前記チェーン受け皿25は、これに収納される窓吊持チェーン11が二重に絡まないように左右の長さが最小限に抑えられており、好ましくは、前記窓吊持チェーン11のチェーン幅の1倍以上2倍以下の幅寸法に設定され、これにより、前記窓吊持チェーン11の屈曲を規制しながら収納することができるものである。なお、前記チェーン受け皿25は、これに収納される窓吊持チェーン11を緩衝することが可能な弾性を有する構成とすることもできる。
この実施の形態7では、前記各実施の形態の窓吊持チェーン11において、前記スプロケット10との噛合部およびチェーン屈曲規制部21との接触部分を樹脂やゴム等の吸音部材(図示せず)で被覆するように構成したものである。このような構成とすることにより、スプロケット10と窓吊持チェーン11との噛合による金属音、および窓吊持チェーン11とチェーン屈曲規制部21との接触による金属音の発生を防止することができるという効果がある。なお、この実施の形態7においては、窓吊持チェーン11のチェーンローラ13を樹脂やゴム等の吸音材で形成してもよく、この場合も同様の消音効果が得られる。
1a,2a 縦溝
1b,1c,1d,2b 突起部
3 昇降窓
4,5 固定窓
6 ブラケット
7 窓駆動装置
8 開閉機(モータ)
8a 動力伝達機構
9 回転軸
10 スプロケット
11 窓吊持チェーン
11a チェーン端部
12 内側リンクプレート(内側チェーン駒)
13 チェーンローラ
14,14a,14b リンクピン
15 外側リンクプレート(外側チェーン駒)
15A 最下部チェーン駒
16 チェーン押え部材
17 チェーン連結板
18 スナップ止め具
20 封止材
21 チェーン屈曲規制部
21a チェーンガイド
21b 屈曲規制片部
22 封止材
23 止めネジ
24 カバー部材
24a 両側片部
24b 係合爪
25 チェーン受け皿
30 ガラス面板(透明面板)
31 面板保持枠
32 縦框
33,34 横框
35 座板
40 面板(不透明面板)
41 面板保持枠
42 縦框
43 ,44横框
51 面板保持枠
52 縦框
53,54 横框
B1,B2 収納ボックス
U1,U2 窓ユニット
Claims (2)
- 一対のガイドレールと、これらのガイドレールの上方に配置され、窓昇降駆動系の開閉機で同期回転駆動される一対のスプロケットと、このスプロケットに噛合して前記ガイドレール内に垂下する左右の窓吊持チェーンと、これらの窓吊持チェーンで吊持されて前記両ガイドレール間を昇降する昇降窓と、前記窓吊持チェーンの垂下端部に着脱可能に連結された最下部チェーン駒と、前記昇降窓の上部両側に取り付けられたチェーン連結板とを備え、前記チェーン連結板に対して前記最下部チェーン駒を、前記窓吊持チェーンのリンクピンのピッチよりも短いピッチ毎に前記チェーン連結板の高さ方向へ選択的に連結するチェーン連結手段を設けたことを特徴とする電動昇降窓装置。
- チェーン連結手段は、最下部チェーン駒の片側リンクプレートに窓吊持チェーンのリンクピンと同一ピッチで一体突設された上下のリンクピンと、チェーン連結板に設けられ、当該チェーン連結板の高さ方向に前記上下のリンクピンピッチよりも短い間隔で列する複数のピン穴と、これらのピン穴のいずれかに前記上下のリンクピンの少なくとも下部リンクピンを選択的に挿入後、前記両リンクピンに跨って係脱可能に嵌め込み係合されるスナップ止め具とからなっていることを特徴とする請求項1記載の電動昇降窓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181296A JP4118838B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 電動昇降窓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004181296A JP4118838B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 電動昇降窓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006002472A true JP2006002472A (ja) | 2006-01-05 |
JP4118838B2 JP4118838B2 (ja) | 2008-07-16 |
Family
ID=35771095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004181296A Expired - Fee Related JP4118838B2 (ja) | 2004-06-18 | 2004-06-18 | 電動昇降窓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4118838B2 (ja) |
-
2004
- 2004-06-18 JP JP2004181296A patent/JP4118838B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4118838B2 (ja) | 2008-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100943523B1 (ko) | 전동식 루버 시스템 | |
EP1959090B1 (en) | Foldable screen device | |
US7562688B2 (en) | Bearing cradle | |
JP4118838B2 (ja) | 電動昇降窓装置 | |
JP4368745B2 (ja) | 電動昇降窓装置 | |
JP4381899B2 (ja) | 電動昇降窓装置 | |
JP4260692B2 (ja) | 電動昇降窓装置 | |
JP4494093B2 (ja) | 電動昇降窓装置 | |
KR20100061044A (ko) | 미닫이식 도어 | |
JP5768481B2 (ja) | ブラインド装置 | |
JP6370661B2 (ja) | シャッターカーテンの開放防止構造 | |
JP4759501B2 (ja) | 建具 | |
JP5048357B2 (ja) | 開閉装置 | |
JP7097779B2 (ja) | 窓用のシャッター装置 | |
JP4032341B2 (ja) | 電動式シャッター | |
JP5292041B2 (ja) | シャッター装置の収納部の構造 | |
JP6342630B2 (ja) | 開閉体収容ケース | |
JPH11311074A (ja) | シャッター | |
JP3612466B2 (ja) | シャッター | |
JP2561769Y2 (ja) | パネルシャッターのガイドレール取付装置 | |
JP2023072881A (ja) | 電動シャッター | |
JP2016094697A (ja) | シャッターボックス | |
JP7340993B2 (ja) | シャッター軸受の取付方法 | |
JPH05295973A (ja) | 巻上げ式シャッターの補修時に於けるスラットの着脱方法及び巻上げ式シャッター用ガイドレール | |
JP2546990Y2 (ja) | シヤツターカーテンにおけるスラツトの補強構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070418 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080229 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080325 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4118838 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110502 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140502 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |