JP2006001769A - ガラス成形装置 - Google Patents

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Shigeru Fujiwara
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Abstract

【課題】 型の押付力をより正確に制御し、精密なガラス成形を行うことが可能なガラス成形装置を提供する。
【解決手段】 荷重検出器8dは、固定軸2aと上型4との間に取り付けられ、移動軸9はサーボモータ8cに直結されている。このため荷重検出器8dは移動軸9の移動に伴う影響を受けない。また、荷重検出器8dは成形室17内に配置され、成形室17の減圧に伴う影響も受けない。成形室17は、冷却部材31、フランジ32及び分離プレート54により、石英管16で囲まれ上型4及び下型11を収容する部分と、冷却チャンバ52で囲まれ荷重検出器8dを収容する部分とに区分され、荷重検出器8dの昇温を抑える。なお、冷却水配管34及びガス配管41は途中をループ状に曲げられ、荷重検出器8dの荷重測定に影響を及ぼさないようになっている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ガラス成形装置に係り、特に、精密なガラスレンズのような高い形状精度が要求されるガラス成形品の製造に適したガラス成形装置に関する。
図4に、従来のガラス成形装置の一例を示す。
固定軸2は、装置フレーム1の上部に固定され、下向きに伸びている。固定軸2の下端には、セラミックス製の断熱筒3を介して上型4(固定型)が取り付けられている。装置フレーム1の下部には、スクリュージャッキ8及びその駆動源となるサーボモータ8aが収容されている。移動軸9は、その下端部で荷重検出器8bを介してスクリュージャッキ8に接続され、固定軸2に対向するように上向きに伸びている。移動軸9の上端には、セラミックス製の断熱筒10を介して下型11(移動型)が取り付けられている。
上型4及び下型11は、金属製のダイプレート5、12、セラミックスまたは超合金製のコア6、13、及びこれらのコア6、13をダイプレート5、12に固定すると共に型の一部を構成する固定ダイ7及び移動ダイ14から構成されている。
固定軸2には、駆動装置(図示せず)により上下に移動される上部プレート15が気密状態を保って摺動可能に取り付けられている。上部プレート15には、上型4及び下型11の周囲を取り囲む透明石英管16が取り付けられ、成形室17を構成している。更に、上部プレート15には、透明石英管16の周囲を取り囲む外筒18が取り付けられ、外筒18には、その内壁に沿ってランプユニット19が設けられている。
ランプユニット19は、赤外線ランプ20、その後方に配置された反射ミラー21、反射ミラー21を冷却するための水冷パイプ22、及び透明石英管16の外周面に向けて冷却用の空気を噴出させるための空冷手段(図示せず)等から構成されている。
固定軸2及び移動軸9の内部には、成形室17の内部にNガス等の不活性ガスを充満させ、あるいは上型4及び下型11を冷却するためのガス供給路23、24が設けられている。また、上部プレート15にもガス供給路25が設けられ、成形室17の内部に不活性ガスが供給される。成形室17に供給された不活性ガスは、成形室17の下部を形成する中間プレート1aに形成された排気口26から排出される。
このガラス成形装置を用いて成形を行う際には、熱電対27で下型11(図示されていないが上型4についても同様)の温度を検出しつつ、制御装置28によりランプユニット19の出力を制御して上型4及び下型11及びガラス素材30を加熱し、この検出温度と関連させて制御装置28により、サーボモータ8aの速度、トルク及び回転量を制御して移動軸9を予め設定されたプログラムに従って移動させる。
このとき、上型4と下型11の間の押圧力の制御は、スクリュージャッキ8と移動軸9の間に取り付けられた荷重検出器8bを用いて、スクリュージャッキ8から移動軸9に伝達される荷重を検出し、その荷重が所定の値になるように行われる。
しかしながら、このようなガラス成形装置では、荷重検出器8bが、駆動源となるスクリュージャッキ8と移動軸9の間に配置されているため、移動軸9の移動に伴って荷重検出器8bの測定値が変動し、より正確な押付力を測定することができず、その結果、押付力の制御を正確に行うことができないという問題があった。
特開平8−208243号公報
本発明は、上記のような従来のガラス成形装置における問題点を解決するために成されたものであり、本発明の目的は、型の間に加えられる押圧力の測定精度を高め、それによって、より精密なガラス成形を行うことができるガラス成形装置を提供することにある。
本発明のガラス成形装置は、
成形室と、
この成形室内に互いに対向するように配置された固定型及び移動型と、
前記固定型をその背面側から支持する固定軸と、
前記移動型をその背面側から支持する移動軸と、
この移動軸を、予め設定されたプログラムに従って速度、荷重または位置制御により、前記固定型に対して移動させるための駆動装置と、
前記固定型、前記移動型及びこれらの間に投入されたガラス素材を加熱するための加熱装置と、
前記成形室内に不活性ガスを供給するためのガス供給手段と、
前記成形室内を減圧するための真空排気装置と、
前記固定型と移動型との間に作用する押圧力を検出するための荷重検出器と、
を備えたガラス成形装置において、
前記荷重検出器は、前記固定軸側に取り付けられていることを特徴とする。
本発明のガラス成形装置によれば、荷重検出器が固定軸側に取り付けられているので、移動軸を駆動したとき、その影響が荷重検出器の出力に現れることがない。従って、上型と下型の間の押圧力の測定精度を高めることができる。
好ましくは、前記荷重検出器は、前記固定軸と前記固定型との間に取り付けられ、且つ、前記成形室内に配置される。このようにすれば、成形室内の圧力変動が荷重検出器の出力に影響を与えることがないので、上型と下型の間の押圧力の測定精度を高めることができる。
好ましくは、前記固定型と前記荷重検出器の間に冷却部材を挿入し、この冷却部材の内部に冷却水が循環する経路を形成する。このように構成することにより、前記固定型から前記荷重検出器への熱の流入を抑えることができる。
好ましくは、前記固定軸と前記冷却部材の間を冷却水配管で結び、この冷却水配管を介して、冷却水を、前記固定軸の中に設けられた冷却水流路から、前記冷却部材の内部に導入する。その場合、好ましくは、前記冷却水配管の途中をループ状に形成し、それによって前記固定軸と前記冷却部材の間の距離の変動を、当該冷却水配管内に大きな反力を発生させることなく、吸収できるようにする。
好ましくは、この冷却水の供給圧力及び流量の変動を抑えるための冷却水安定化手段を更に設ける。
好ましくは、前記固定型と前記冷却部材の間にフランジを挿入し、このフランジの内部に不活性ガスが流れる経路を設けるとともに、不活性ガスを、前記固定軸の中に設けられたガス流路から、前記フランジの内部に導入するためのガス配管を設ける。その場合、不活性ガスを、前記固定軸の中に設けられた前記ガス流路、前記ガス配管、及び前記フランジ内部の前記経路を介して前記成形室内へ導入するように、前記ガス供給手段を構成する。
その場合にも、好ましくは、前記ガス配管の途中をループ状に形成し、それによって前記固定軸と前記冷却部材の間の距離の変動を、当該ガス配管内に大きな反力を発生させることなく、吸収できるようにする。
好ましくは、前記冷却部材の内部に供給される不活性ガスの供給圧力及び流量を徐々に上げる勾配制御により増加させるための圧力流量制御弁を更に設ける。
好ましくは、前記成形室を、前記固定型及び移動型を収容する第一の部分と前記荷重検出器を収容する第二の部分とに区分し、前記加熱装置を、第一の部分にみに配置する。このように構成することにより、前記荷重検出器への熱の流入を更に抑えることができる。
更に好ましくは、前記成形室を、前記第二の部分において、その壁面の冷却ができるように構成する。
好ましくは、前記成形室の前記第一の部分と前記第二の部分を、それぞれ別個に不活性ガスが供給されるように構成する。
本発明によれば、上述のように荷重検出器が固定軸側に取り付けられているので、荷重検出器は移動軸の駆動の影響を受けない。このため、型の押付力をより正確に測定してより正確に制御することが可能となり、微小なガラスレンズ等の精密なガラス成形を行うことができる。
次に、本発明について図面を用いて説明する。
図1は、本発明に基づくガラス成形装置の一例を示す概略構成図である。図中、2aは固定軸、9は移動軸、4は上型(固定型)、11は下型(移動型)、8cはサーボモータ(駆動装置)、8dは荷重検出器、17は成形室、19はランプユニット(加熱装置)、31は冷却部材、32はフランジ、34、35は冷却水配管、38は圧力流量制御弁(冷却水安定化手段)、41はガス配管、43は圧力流量制御弁、58は真空排気装置、を表わす。
図1の中で、上型4及び下型11、断熱筒3、10、移動軸9、ランプユニット19及び熱電対27は、先に、図4に示したものと同一であるので、その説明を省略する。
図1において、移動軸9は、下端部でサーボモータ8cに直結されている。サーボモータ8cは、先に図4に示したサーボモータ8aと同様に、制御装置28aにより予め設定されたプログラムに従って速度、トルク及び回転量が制御され、移動軸9を移動させる。
固定軸2aの下端には、例えばS字型のロードセルのような荷重検出器8dが取り付けられている。荷重検出器8dの下端は、冷却部材31及びフランジ32を介して断熱筒3に連結されている。
冷却部材31は、図2にその平面図を示すように、円板の2箇所を切り欠いた形状であり、内部に冷却水流路33を有している。この冷却水流路33の入口と出口には、冷却水配管34、35の一端がそれぞれ接続されている。これらの冷却水配管34、35は、図3に示すように、途中をループ状に曲げられ、これらの冷却水配管34、35の他端は、固定軸2a内を上下に貫通する冷却水流路(図示せず)の下端にそれぞれ接続されている。
固定軸2a内の冷却水流路の上端には、入口冷却水配管36と出口冷却水配管37がそれぞれ接続されている。入口冷却水配管36には、冷却部材31へ供給する冷却水の圧力と流量の変動を抑えて安定化させるための圧力流量制御弁38が接続されている。この圧力流量制御弁38は、その設定値を制御装置28aにより制御するように構成することができる。なお、圧力流量制御弁38の代わりに、バッファタンク等を用いて冷却水の圧力と流量の変動を抑えることもできる。
フランジ32は、冷却部材31と断熱筒3の間に挿入され、内部にガス供給路40が設けられている。このガス供給路40は、図1に示すように、一端を断熱筒3の内部空間に開口し、他端を冷却部材31の切欠き部(図2参照)に開口している。このガス供給路40の他端には、図3に示した冷却水配管34、35と同様に、途中をループ状に曲げられたガス配管41の一端が接続され、このガス配管41の他端は、固定軸2a内に上記冷却水流路と平行して設けられたガス供給路(図示せず)の下端に接続されている。固定軸2a内のガス供給路の上端には、不活性ガス供給配管42が接続されている。
不活性ガス供給配管42には、圧力流量制御弁43が接続されている。この圧力流量制御弁43は、制御装置28aからの指令により動作し、不活性ガスの供給停止及び供給圧力流量をプログラムに従って制御すると共に、不活性ガスの供給開始時には、いわゆるソフトスタートとなるように不活性ガスの供給圧力及び流量を勾配制御により増加させるように構成されている。
なお、固定軸2aには、上述した2つの冷却水流路(図示せず)及び1つのガス供給路(図示せず)の他に、固定軸2aを冷却するための冷却水の循環流路(図示せず)が設けられている。
固定軸2aには、駆動装置50により上下に移動される上部プレート51が気密状態を保って摺動可能に取り付けられている。上部プレート51には、図1に示すように、後述の成形室17を閉じた状態にあるとき、荷重検出器8dの外周を取り囲み、下端が冷却部材31の外周を囲む位置に達する円筒状の冷却チャンバ52が気密に取り付けられている。この冷却チャンバ52には冷却水循環路53が設けられている。
冷却チャンバ52の下端には、この下端から外方へ広がるリング状の分離プレート54が気密に取り付けられている。分離プレート54には、上型4及び下型11の周囲を取り囲むように透明石英管16が取り付けられている。透明石英管16の下端は、中間プレート1aに取り付けられたベースリング55の上面に気密に押し付けられ、成形室17を形成している。
この成形室17は、フランジ32及び分離プレート54より、上方にある冷却チャンバ52の内部空間に連通しており、この冷却チャンバ52の内部空間を成形室17内の圧力と同一に保つように形成されている。以下、この冷却チャンバ52の内部空間は、成形室17の一部であるとする。即ち、成形室17は、透明石英管16で囲まれ上型4及び下型11を収容する部分と、冷却チャンバ52で囲まれ加重検出器8dを収容する部分とに区分されている。なお、ベースリング55の内部には冷却水循環路56が設けられ、ランプユニット19は、上記分離プレート54に取り付けられている。
ベースリング55には排気口57が設けられ、成形室17を真空排気装置58に接続している。また、上部プレート51には、冷却チャンバ52で囲まれ荷重検出器8dを収容する部分に、不活性ガスを供給するためのガス供給路59が設けられ、冷却チャンバ52には、同部分から真空排気装置58により不活性ガスを排出するための排気口60が設けられている。
次に、この装置の運転手順について説明する。まず、成形室17内を一旦真空排気し、その後、高純度のNガスにてパージする。これにより、連続して行う加熱時に生じる金型の酸化を防止する。Nガスにてパージ後、ランプユニット19で上型4、下型11及びガラス素材30を成形可能な温度域まで加熱する。所定の温度の達した後、ランプユニット19の出力は、前記所定温度を保持するよう、熱電対27の出力結果を元に制御装置27aによりコントロールされる。上記の間、下型と上型は物理的に分離されている。
ここで、真空成形ついて説明する。これは、金型から成形品への転写精度を向上させるために実施するプロセスである。通常のようにN雰囲気中で成形すると、ガラス素材30とコア6、13の間にNガス溜まりが形成されてしまい、凸レンズの場合、レンズ頂点に前記ガス溜まりができてしまう。これを防止するために真空中で成形を行うのが、上記真空成形である。真空排気は、ガラス素材30が上下コア6、13に挟まれた状態で行われる。成形時は勿論荷重検出器8dからの情報を元に、一定のプレス力が印加されるようサーボモータ8cの出力がコントロールされる。
ところが、真空排気時、成形室内外の圧力差により、下軸9は上方へ、上軸2a(2)は下方へ向かう力が加わる。
ここで、荷重検出器8bが図4内に示された位置にある場合、下軸が上方へ引き込まれることで検出される荷重値は、実際にガラス素材30に印加されている力より小さくなる。
すなわち、サーボモータは、下軸9をさらに上方へ移動するよう働くこととなる。
しかし、実際には、ガラス素材には上記下軸を上方へ引き上げる力が働いているため、荷毎が余分に掛かっており、逆に軸を下げる方向に働かなくてはならない。
ところが、荷重検出器8dが図1に示す位置にあれば、上記下軸を上方へ持ち上げる力を前記検出器8dが検知し、荷重を下げる(軸を下げる)方向ヘサーボモータを誘導することとなる。従って、従来に比して非常に正確にガラス素材そのものに掛かるブレス力を測定・制御できるようになる。
また、真空成形の場合、成形終了後、ガラス素材30を上下金型で挟んだ状態で、成形室内にNガスを導入し、冷却と成形室内のパージを実施する。このときは、上下軸は各々上方と下方へ押出されることとなる。これによりガラス素材に印加するブレスカは、大きくしなくてはならないが、検出器が図4中8bの位置にあると、冷却時測定値は大きくなり、プレスカを下げる方向にサーボモータを制御してしまう。
これにより、ガラス素材に印加される力はさらに小さくなってしまい、現実とは全くかけ離れた成形となってしまう。
しかし、荷重検出器8dは、成形室17内に配置されることにより熱の影響を受け易くなる。しかしながら、これは、分離プレート54、フランジ32及び冷却部材31により赤外線ランプ20の影響を抑えたり、冷却部材31により型組み立て4からの伝熱を阻止したり、更に冷却チャンバ52により荷重検出器8dの周囲の温度を抑えたり、更にガス供給路59からNガス等の不活性ガスを供給したりすることにより、荷重検出器8dの昇温を防ぐことができ、これにより、温度に敏感な感度の高い荷重検出器8dを用いてより精緻な押圧力制御を達成することが可能である。
なお、冷却水配管34、35及びガス配管41は、途中をループ状に曲げることによって、荷重検出器8dの荷重測定に悪影響を及ぼすことを抑えることができる。
また、冷却水配管34、35を通して冷却部材31へ給排される冷却水の圧力及び流量の変化は、荷重検出器8dの出力に悪影響を及ぼし、更に、ガス配管41、フランジ32等を通して成形室17へ供給される不活性ガスの供給が急激であると、これも荷重検出器8dの出力に悪影響を及ぼす。これらは、入口冷却水配管36に設けた圧力流量制御弁38により冷却部材31へ供給する冷却水の圧力と流量の変動を抑えて安定化させ、更に、不活性ガス供給配管42に設けた圧力流量制御弁43により不活性ガスの供給圧力及び流量を制御して、いわゆるソフトスタートさせることにより解消される。
図1に示した例では、成形室17内の減圧による影響を解消するため、荷重検出器8dを固定軸2aと上型4との間に設けて成形室17内に配置した例を示したが、この発明は、これに限定されるものではなく、荷重検出器8dは固定軸2aの後端等に配置して成形室17の外に置く構成としてもよい等、種々変形実施可能である。
本発明に基づくガラス成形装置の例を示す概略構成図。 図1における冷却部材の平面図。 図1における冷却水配管の左側面図。 従来のガラス成形装置を示す概略構成図。
符号の説明
1・・・装置フレーム、2、2a・・・固定軸、3、10・・・断熱筒、4・・・上型(固定型)、11・・・下型(移動型)、5、12・・・ダイプレート、6、13・・・コア、7・・・固定ダイ、14・・・移動ダイ、8a、8c・・・サーボモータ、8b、8d・・・荷重検出器、9・・・移動軸、15・・・上部プレート、16・・・透明石英管、17・・・成形室、18・・・外筒、19・・・ランプユニット(加熱装置)、20・・・赤外線ランプ、21・・・反射ミラー、22・・・水冷パイプ、23、24、25・・・ガス供給路、26・・・排気口、27・・・熱電対、28、28a・・・制御装置、30・・・ガラス素材、31・・・冷却部材、32・・・フランジ、33・・・冷却水流路、34、35・・・冷却水配管、36・・・入口冷却水配管、37・・・出口冷却水配管、38・・・圧力流量制御弁(冷却水安定化手段)、40・・・ガス供給路、41・・・ガス配管、42・・・不活性ガス供給配管、43・・・圧力流量制御弁、50・・・駆動装置、51・・・上部プレート、52・・・冷却チャンバ、53・・・冷却水循環路、54・・・分離プレート、55・・・ベースリング、56・・・冷却水循環路、57・・・排気口、58・・・真空排気装置、59・・・ガス供給路、60・・・排気口。

Claims (11)

  1. 成形室と、
    この成形室内に互いに対向するように配置された固定型及び移動型と、
    前記固定型をその背面側から支持する固定軸と、
    前記移動型をその背面側から支持する移動軸と、
    この移動軸を、予め設定されたプログラムに従って速度、荷重または位置制御により、前記固定型に対して移動させるための駆動装置と、
    前記固定型、前記移動型及びこれらの間に投入されたガラス素材を加熱するための加熱装置と、
    前記成形室内に不活性ガスを供給するためのガス供給手段と、
    前記成形室内を減圧するための真空排気装置と、
    前記固定型と移動型との間に作用する押圧力を検出するための荷重検出器と、
    を備えたガラス成形装置において、
    前記荷重検出器は、前記固定軸側に取り付けられていることを特徴とするガラス成形装置。
  2. 前記荷重検出器は、前記固定軸と前記固定型との間に取り付けられ、且つ、前記成形室内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス成形装置。
  3. 冷却水が循環する経路が内部に形成された冷却部材が、前記固定型と前記荷重検出器の間に挿入されていることを特徴とする請求項2に記載のガラス成形装置。
  4. 前記冷却水を、前記固定軸の中に設けられた冷却水流路から、前記冷却部材の内部に導入するための冷却水配管を備え、この冷却水配管は、途中がループ状に形成され、それによって前記固定軸と前記冷却部材の間の距離の変動を吸収できるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載のガラス成形装置。
  5. 前記冷却水の供給圧力及び流量の変動を抑えるための冷却水安定化手段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載のガラス成形装置。
  6. 前記固定型と前記冷却部材の間に挿入され、不活性ガスが流れる経路が内部に形成されたフランジと、
    不活性ガスを、前記固定軸の中に設けられたガス流路から、前記フランジの内部に導入するためのガス配管とを備え、
    前記ガス供給手段は、不活性ガスを、前記固定軸の中に設けられた前記ガス流路、前記ガス配管、及び前記フランジ内部の前記経路を介して、前記成形室内へ導入するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のガラス成形装置。
  7. 前記ガス配管は、途中がループ状に形成され、それによって前記固定軸と前記冷却部材の間の距離の変動を吸収できるように形成されていることを特徴とする請求項6に記載のガラス成形装置。
  8. 前記冷却部材の内部に供給される不活性ガスの供給圧力及び流量を勾配制御により増加させるための圧力流量制御弁を更に備えたことを特徴とする請求項7に記載のガラス成形装置。
  9. 前記成形室は、前記固定型及び前記移動型を収容する第一の部分と前記荷重検出器を収容する第二の部分とに区分され、前記加熱装置は、第一の部分にみに配置されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス成形装置。
  10. 前記成形室は、前記第二の部分において、その壁面が冷却可能に構成されていることを特徴とする請求項9に記載のガラス成形装置。
  11. 前記成形室の前記第一の部分と前記第二の部分は、それぞれ別個に不活性ガスが供給されるように構成されていることを特徴とする請求項9に記載のガラス成形装置。
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