JP2006001233A - 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 現在使用中の給紙トレイの記録材がなくなったとき、他の給紙トレイに切り替えるときに良好な画質が継続でき、記録材束の手触りに違和感を覚えることのない画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供すること。
【解決手段】 画像形成中、給紙トレイの記録材がなくなったとき、記録材のサイズ、紙種、斤量に基づいて他の給紙トレイを選択し、選択された給紙トレイに切り替えて給紙動作を行う。切り替えられた給紙トレイの記録材上に継続して画像形成する。
【選択図】 図7
【解決手段】 画像形成中、給紙トレイの記録材がなくなったとき、記録材のサイズ、紙種、斤量に基づいて他の給紙トレイを選択し、選択された給紙トレイに切り替えて給紙動作を行う。切り替えられた給紙トレイの記録材上に継続して画像形成する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、画像形成装置及び画像形成装置の制御方法に関する。
従来の画像形成装置として、給紙トレイより給紙される記録材に対して画像を形成するものが提供されている。より具体的には、プラテンガラス上に原稿を載置ないしは供給し、この原稿に描かれた文字列若しくは絵柄またはこれらの結合等の画像を上記記録材に複写する複写機や、例えばパソコン等で作成された上記と同様な画像を記録材に印刷するプリンタ、また、通信回線等を介して送信されてくる上記と同様な画像を印刷するファクシミリ等が、画像形成装置として認識されるものである。
このような画像形成装置においては、上記給紙トレイが存在することにより、記録材を当該給紙トレイ内に予め複数枚準備しておくことが可能となるから、外部から一々記録材を供給する必要がないばかりか、比較的大量の記録材に上記画像を連続して形成することも可能となる。
また、複数の給紙トレイを有する画像形成装置において、現在給紙している給紙トレイ内の記録材がなくなった場合、自動的に他の給紙トレイに切り替えて給紙動作、すなわち画像動作を継続するようにしたものは従来より広く知られている。この場合、同一のサイズの記録材に切り替えるのが最も都合がよいことから、同一のサイズの記録材が収容された給紙トレイに切り替えるようにするのが一般的である。
近年、記録材の種類が増え記録材サイズ以外に多様な紙種の記録材を印刷の対象としている画像形成装置が提供されている。(例えば、特許文献1)。
しかしながら、記録材の多様化は益々進み、同じ紙種でもその厚さ(斤量)が異なる記録材上に印刷する要求が出てきている。(例えば、特許文献2)
特開2003−81466号公報
特開2004−38087号公報
従来、紙種の中では斤量に基づく種類は厚紙、普通紙程度の分類であったが紙種が増えた上にその厚さも種類が増えてきている。そのためサイズと紙種のみの記録材束の条件で給紙トレイを切り替えた場合、印刷された画質が著しく悪かったり、記録材の厚さが途中で異なるため、手触りに違和感を覚える印刷物の作成が行われるおそれがあった。
そこで本発明は、現在使用中の給紙トレイの記録材がなくなったとき、他の給紙トレイに切り替えるときに良好な画質が継続でき、記録材束の手触りに違和感を覚えることのない画像形成装置及び画像形成装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の目的は、下記構成により達成することができる。
請求項1に記載の発明は、
記録材上に画像を形成する画像形成手段と、前記記録材を収納する複数の記録材収納手段と、
前記記録材収納手段に収納された記録材を前記画像形成手段に搬送する記録材搬送手段と、
前記画像形成手段が画像形成中に前記記録材収納手段のうちの1つに収納された記録材がなくなったとき、他の記録材収納手段を選択し、当該選択された記録材収納手段に収納された記録材を、前記記録材搬送手段に搬送させる給紙切換制御を行う制御手段とを有する画像形成装置において、
前記記録材収納手段と前記記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて記憶する記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記給紙切換制御を行うときに、前記記憶手段に記憶された記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択することを特徴とする画像形成装置である。
記録材上に画像を形成する画像形成手段と、前記記録材を収納する複数の記録材収納手段と、
前記記録材収納手段に収納された記録材を前記画像形成手段に搬送する記録材搬送手段と、
前記画像形成手段が画像形成中に前記記録材収納手段のうちの1つに収納された記録材がなくなったとき、他の記録材収納手段を選択し、当該選択された記録材収納手段に収納された記録材を、前記記録材搬送手段に搬送させる給紙切換制御を行う制御手段とを有する画像形成装置において、
前記記録材収納手段と前記記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて記憶する記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記給紙切換制御を行うときに、前記記憶手段に記憶された記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択することを特徴とする画像形成装置である。
本発明の記録材収納手段とは給紙トレイ(トレイ)を表す。また、斤量とは1m2あたりの記録材の重量を指す、単位はg(グラム)を表す。
上記の発明によれば、予め、前記記録材収納手段にサイズ、紙種及び斤量を対応付けておき、給紙切換制御を行うとき、許容されるサイズ、紙種及び斤量を有する記録材を収納した記録材収納手段に切り替えることが可能となる。
一方、前記給紙切換制御を行うとき、サイズ、紙種、斤量のうちいずれかが許容されない場合は画像形成動作を中止することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、
記録材収納手段と、該記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて設定する設定手段を有し、
前記記憶手段は、前記設定手段で設定された記録材のサイズ、紙種及び斤量を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
記録材収納手段と、該記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて設定する設定手段を有し、
前記記憶手段は、前記設定手段で設定された記録材のサイズ、紙種及び斤量を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
また、本発明の記憶手段は不揮発性のメモリを備え、一度記憶すると画像形成装置の電源をOFFしても再度電源ONした場合書き込まれた内容は消去されない。サイズ、紙種及び斤量の記憶はメモリへの上書きで行う。
請求項3に記載の発明は、
記録材を収納する複数の記録材収納手段を有し、記録材収納手段に収納された記録材上に画像を形成する画像形成装置の制御方法において、
第1の記録材収納手段の記録材切れを検知する記録材切れ検知工程と、記録材切れ検知工程で検知された記録材に対応する記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択する収納手段選択工程と、
前記収納手段選択工程で選択された記録材収納手段に収納された記録材上に画像を形成する画像形成工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
記録材を収納する複数の記録材収納手段を有し、記録材収納手段に収納された記録材上に画像を形成する画像形成装置の制御方法において、
第1の記録材収納手段の記録材切れを検知する記録材切れ検知工程と、記録材切れ検知工程で検知された記録材に対応する記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択する収納手段選択工程と、
前記収納手段選択工程で選択された記録材収納手段に収納された記録材上に画像を形成する画像形成工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法である。
上記の発明によれば、予め、前記記録材収納手段にサイズ、紙種及び斤量を対応付けておき、収納手段選択工程で、許容されるサイズ、紙種及び斤量を有する記録材を収納した記録材収納手段を選択することが可能となる。
一方、前記収納手段選択工程において、サイズ、紙種、斤量のうちいずれかが設定値と異なる場合は画像形成動作を中止することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、
記録材収納手段と、該記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて設定する設定工程と、
前記設定工程で設定された記録材のサイズ、紙種及び斤量を記憶する記憶工程とを含み、
前記収納手段選択工程は、前記記憶工程で記憶された記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の制御方法である。
記録材収納手段と、該記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて設定する設定工程と、
前記設定工程で設定された記録材のサイズ、紙種及び斤量を記憶する記憶工程とを含み、
前記収納手段選択工程は、前記記憶工程で記憶された記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の制御方法である。
本発明によれば、現在使用中の給紙トレイの記録材がなくなったとき、他の給紙トレイに切り替える条件を記録材のサイズ、紙種と斤量とし、きめ細かに記録材を選択することにより、画質不良がなく、違和感のない印刷後の記録材の出力が可能となる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
本発明の画像形成装置の制御方法の実施の形態の説明に先立って、本発明の画像形成装置の一例であるカラー複写機の構成を図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の構成図である。
この画像形成装置は、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部9Y,9M,9C,9Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙搬送手段及び定着装置14と記録材収納部10とからなる。
なお、画像形成部9Y,9M,9C,9K,中間転写体6及び定着装置14が本発明の画像形成手段に相当する。記録材収納部10は本発明の記録材収納手段に相当する。給紙搬送手段111,112,113,114が本発明の記録材搬送手段に相当する。
イエロー色の画像を形成する画像形成部9Yは、像担持体1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、像露光装置3Y、現像装置4Y、クリーニング手段8Yを有する。マゼンタ色の画像を形成する画像形成部9Mは、像担持体1M、帯電手段2M、像露光装置3M、現像装置4M、クリーニング手段8Mを有する。シアン色の画像を形成する画像形成部9Cは、像担持体1C、帯電手段2C、像露光装置3C、現像装置4C、クリーニング手段8Cを有する。黒色画像を形成する画像形成部9Kは、像担持体1K、帯電手段2K、像露光装置3K、現像装置4K、クリーニング手段8Kを有する。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。
画像形成部9Y,9M,9C,9Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に一次転写手段7Y,7M,7C,7Kにより逐次転写されて、合成されたカラー画像が形成される。
記録材収納部10には、記録材Pを積層状態で収納する給紙トレイ101,102,103と手差しトレイ104が上下方向に配列してあり(記録材Pは給紙トレイ101においてのみ図示)、給紙搬送手段111,112,113,114により給紙され、中間ローラ12A,12B,12C,12D、レジストローラ13を経て、二次転写手段7Aに搬送され、記録材P上にカラー画像が転写される。カラー画像が転写された記録材Pは、定着装置14により定着処理され、排紙ローラ15に挟持されて機外の排紙皿16上に載置される。
記録材有無検知センサ131,132,133,134は、給紙トレイ101,102,103、手差しトレイ104それぞれに設けられ、各トレイに収納された記録材の有無を検知する。
二次転写手段7Aにより記録材Pにカラー画像を転写した後、記録材Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
5Y,5M,5C,5Kは、現像装置4Y,4M,4C,4Kにそれぞれ新規トナーを補給するトナー補給手段である。
図2は、図1に示した画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。
画像形成装置は、制御部21、記憶部22、印刷部23、給紙部24、通信部25、操作部27、からなり、各部はシステムバス26により接続されている。
制御部21は、図示しないCPU(中央処理装置)、制御プログラムを記憶しているROMやワークメモリ等から構成され、システムバス26に接続される各部を総括的に制御する。
操作部27は本発明の設定手段に相当し、図示しないスイッチやLCD表示器などが配されており、記録材情報などを入力することが可能である。
記憶部22は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−OnlyMemory)等の不揮発性の半導体メモリで構成される記憶手段からなり、操作部27やホストコンピュータ(不図示)から入力される各種設定情報や記録材情報等が記憶される。
印刷部23は、記録材上に画像を形成する画像形成手段であり、図1に示した画像形成部9Y,9M,9C,9K、中間転写体6及び定着装置14がこれに相当する。
給紙部24は、記録材を収納する記録材収納手段、記録材収納手段に収納された記録材を画像形成手段に搬送する記録材搬送手段であり、図1に示した記録材収納部10及び給紙搬送手段111,112,113,114がこれに相当する。
通信部25は、双方向性通信媒体(不図示)を介してホストコンピュータ(不図示)との通信処理が可能となっており、ホストコンピュータから送信される各種設定情報や記録材情報等を受信する。
なお、制御部21は、給紙切換制御手段211としての機能を有する。
給紙切換制御手段211は前記画像形成手段が画像形成中、選択された記録材収納手段のうちの1つに収納された記録材がなくなったとき、他の記録材収納手段に給紙切換制御を行う。
また、制御部21は、操作部27やホストコンピュータ(不図示)から入力された記録材情報を取り込み、データチェックを行い、予め決められたフォームに変換後、記憶部22に保存する機能を有する。なお、記録材のサイズの設定は、操作部27からの入力に代えて、図示しない記録材サイズ検知手段により、給紙トレイ101,102,103、手差しトレイ104それぞれに収納された記録材のサイズを検知して記憶部22に書き込むようにすることも可能である。
次に、記憶部22に記憶された記録材情報について説明する。
図8は、図2の記憶部22に記憶された各トレイの記録材情報を概念的に示した一覧表である。一覧表の各列はトレイの種類を示し、各行は記録材情報の詳細を示す。
図8では、図1に示した給紙トレイ101(トレイ1)の記録材情報(H013)、給紙トレイ102(トレイ2)の記録材情報(H014)、給紙トレイ103(トレイ3)の記録材情報(H015)、手差しトレイ104(手差し)の記録材情報(H016)、図1には示さなかったLCT(Large Capacity Tray)の記録材情報(H017)の5種類のトレイの記録材情報が含まれている。
記録材情報のうち、サイズ(H021)は各トレイに収納されている記録材のサイズを表す。例えば、「トレイ1」にはA4サイズの記録材が収納されていることになる。
紙種(H031)は、各トレイに収納されている記録材の紙種を表す。本実施の形態では、紙種は厚紙から剥離紙まで10種類あり、これらのうちから1種類のみが選択される。例えば、「トレイ1」では普通紙が収納されていることになる。
斤量(H131)は、各トレイに収納されている記録材の斤量を表す。本実施の形態では(64〜74)gから(163〜169)gの5種類あり、これらのうちから1種類のみが選択される。例えば、「トレイ1」には(75〜79)gの記録材が収納されていることになる。
図2の記憶部22に記憶されたATS設定情報を図9を用いて説明する。
図9は、図2の記憶部22に記憶された各トレイのATS設定情報を概念的に示した一覧表を表している。一覧表の各列はトレイの種類を示し、各行はATS設定情報の詳細を示す。
図9では、図8と同様に図1に示した給紙トレイ101(トレイ1)〜LCT(LCT)の5種類のトレイのATS設定情報が含まれている。
ここで、ATS(Auto Tray Switching )とは、例えば、あるトレイにつき、記録材を画像形成動作中に消費し尽くした場合に、ある条件(サイズとか紙種など)の記録材を積載したトレイへと自動的に給紙切り替えが行われる機能のことである。
ATS設定情報のうち、ATS有無(H181)は、各トレイに収納された記録材を画像形成動作中に消費し尽くした場合、別のトレイに切り替わることを許可するか否かの情報である。本実施の形態では許可または不許可が設定される。図9では給紙トレイ101(H113)〜給紙トレイ103(H015)はATSを許可し、手差しトレイ104(H016)とLCTは(H017)はATSを不許可としている。
許容紙種(H191)は印刷中、トレイの記録材がなくなった場合、別のトレイへATSする紙種としての条件を表す。設定される紙種は、図8で説明した紙種と同じだが、1つのトレイにつき、複数の許容紙種の設定が可能である。また「全て選択」が設定に追加されている。例えば、トレイ1の場合、厚紙、普通紙、再生紙に○印が記入されているので、ATSで切り替えられる代替トレイの紙種は厚紙、普通紙、再生紙のいずれかであればよいことになる。またトレイ3の場合は「全て選択」に○印があるので、ATSで切り替える紙種条件はどの紙種に切り替えてもよいことになる。
許容斤量(H301)は印刷中、トレイ内の記録材がなくなった場合、別のトレイへATSをする斤量としての条件を表す。設定される斤量は、図8で説明した斤量と同じだが、1つのトレイにつき、複数の許容斤量の設定が可能である。また、前述の紙種同様「全て選択」が追加されている。例えば、トレイ1の場合ATSで切り替えられる代替トレイに収納される記録材の斤量は(80〜105)g、(106〜162)g、(163〜169)gのいずれでもよいことになる。またトレイ3の場合は「全て選択」(H305)に○印があるので、ATSで切り替える斤量条件はどの斤量に切り替えてもよいことになる。
記録材情報の設定手順について図3〜図6を用いて説明する。
図3〜図6は操作部27の図示しないLCD表示器に表示されている画面の表示例を表している。スイッチはタッチパネル方式で各画面のボタン表示にタッチすることで入力されるようになっている。
図3はメニュー画面である。
操作部27の通常画面(不図示)において設定ボタン(不図示)をタッチすると図3のメニュー画面が表示される。
「6 トレイ紙種類/斤量設定」では給紙部24に接続されているトレイの紙種及び斤量を設定する。すなわち、前述した図8に示した記録材情報のうち、紙種及び斤量を設定することになる。
なお、サイズについては前述したように画像形成装置の電源ON時やトレイを差し替えたときに自動的にトレイに設定されているサイズ情報を読みとり、記憶部22に書き込む。
なお、サイズについては前述したように画像形成装置の電源ON時やトレイを差し替えたときに自動的にトレイに設定されているサイズ情報を読みとり、記憶部22に書き込む。
まず図8に示した各トレイの記録材情報の設定手順について説明する。
図3の「6 トレイ紙種類/斤量設定」ボタン301をタッチすると図4の画面が表示される。LCD表示器には図8に示した記録材情報の内容が読み出されるので、前回にこの画面で設定された記録材情報が表示される。
図4において、まず、「トレイ1」ボタン401〜「LCT」ボタン405のうちから設定したいトレイボタンがユーザによりタッチされる。タッチされたトレイボタンは太枠表示され、設定されるトレイが選択されたことがわかる。ここで、画面の紙種の欄406と斤量の欄407には記憶部22から読み出された記録材情報であるトレイ1の紙種と斤量が太枠表示される。
次に紙種が入力される。ユーザは、選択されたトレイに現在収納されている記録材の紙種と同じ紙種ボタンを紙種欄406から選んでタッチする。図4ではトレイ1に普通紙の入力がされた状態を示している。
斤量の設定も紙種の設定と同様に、現在トレイに収納されている記録材の斤量と同じ斤量ボタンが斤量欄407の中から選ばれてタッチされる。残りの他のトレイについても同様の操作で、紙種及び斤量が設定される。図4では、トレイ1に(80〜105)g紙の斤量が入力された状態を示している。
なお、図4の設定画面において、トレイ、紙種、斤量ボタンはすべてラジオボタンになっており、それぞれで1つの設定しか選択できないようになっている。
設定したいすべてのトレイの紙種、斤量が入力された後、「OK」ボタン408がタッチされると記憶部22に記憶されている記録材情報の内容が更新されて画面は図3に戻る。また、図4で「キャンセル」ボタン409がタッチされると記憶部22の内容は変わらない。次に、図9に示したATS有無(H181)、許容紙種(H191)と許容斤量(H301)の設定手順について説明する。
図3で「10 トレイ(ATS/APS)設定」ボタン302がタッチされると図5に表示は移る。図5の中で、まず、ATS/APSスイッチ303の中の「トレイ1」ボタン305〜「LCT」ボタン309のうちどれかがタッチされてATS設定を行うトレイが選択される。選択されたトレイは太枠表示される。次にATS有りの場合は「ON」ボタン310、無しの場合は「OFF」ボタン311がタッチされる。他のトレイのATS有無の入力も同様に行われる。
トレイ優先順位304とは、ATSが行われるときに代替トレイが2つ以上あった場合の代替トレイの優先順位のことである。制御部21でATS条件(サイズ、紙種や斤量)を判定して該当するトレイが複数あった場合、優先順位の高い方のトレイに切り替わる。
設定の方法は、まず図5でトレイ優先順位304の中から順位を変更したい「トレイ」のボタンがタッチされる。指定されたトレイは太枠表示される。次に、優先順位を上げたいときは「UP」ボタン312をタッチすると、太枠表示したトレイとその上のトレイの表示が入れ替わる。続けて「UP」ボタン312をタッチすると太枠表示したトレイは順次上のトレイと表示が入れ替わる。「DOWN」ボタン313をタッチすると逆に下のトレイと表示が入れ替わる。別のトレイの順位を入れ替える場合は入れ替えたい「トレイ」ボタンをタッチして同じ操作をする。
ATS有無(H191)を設定した後、「指定したトレイの詳細設定」ボタン314がタッチされると図6に画面は変わる。この画面で許容紙種、許容斤量が設定される。まず、設定する「トレイ」ボタンがタッチされてトレイが指定される。次に、ATSが許容される紙種欄320の中のボタン(「全て選択」322〜「剥離紙」332)と斤量欄321の中のボタン(「全て選択」334〜「(163〜169)g」339)が選択的にタッチされる。ここでは紙種、斤量ともに複数の指定ができる。また「全て選択」ボタン322、334を指定することは、どの紙種またはどの斤量の記録材に対してもATSが許容されることを示している。さらに、他の「トレイ」ボタンがタッチされて前述と同様に許容紙種、許容斤量が設定される。なお、許容紙種、許容斤量の指定を解除するには、太枠表示されているボタンがタッチされると太枠表示は正常表示に変わって非指定になる。
図6ではトレイ1の許容紙種が厚紙,普通紙,再生紙の3種類、許容斤量が(75〜97)gと(80〜105)gの2種類に設定された状態を表示している。
記憶部22への書き込みは「OK」ボタン340がタッチされることでなされる。また、「OK」ボタン340がタッチされると同時に図5に表示画面は戻る。「キャンセル」ボタン341がタッチされると指定した設定は記憶部22に書き込まれずに図5へ表示画面が戻る。
図5に戻った後、「OK」ボタン315がタッチされるとATS有無設定とトレイ優先順位が記憶部22に書き込まれて図3に表示画面が戻る。「キャンセル」ボタン316がタッチされると前述されたATS有無設定とトレイ優先順位は記憶部22に書き込まれず図3に表示画面が戻る。
本発明に係る画像形成装置の画像形成動作の一例を図7を用いて説明する。
図7は本発明に係る画像形成処理を示すフローチャートである。
なお、図7の処理が開始される前に画像形成するためのモード設定(記録材選択、濃度選択、拡大縮小など)などの処理は既に終了しているものとする。
ステップS1では、図1の記録材有無検知センサ131により、給紙中のトレイに収納された記録材切れが検知される。記録材切れが検知されると(ステップS1;YES)、ステップS3の処理を実行し、記録材切れが検知されないと(ステップ2;NO)、ステップS2の処理を実行する。
ステップS2では、給紙中トレイについて図9に示したATS設定情報のうちATS有無(H181)の有り/無しを識別する。ATS有無(H181)が有り(○印)の場合(ステップS2;YES)はステップS3の処理を実行し、ATS有無(H181)がなし(×印)の場合(ステップS2;NO)はステップS8の処理を実行する。
ステップS3では、図8に設定されたサイズ(H021)情報について、給紙中トレイに設定されたサイズと一致するトレイを探す。サイズが一致するトレイがあれば(ステップS3;YES)、ステップS4の処理を実行し、サイズが一致するトレイが見つからない(ステップS3;NO)とステップS8の処理を実行する。
例えば、図8に示した記録材情報が記憶されていた場合、給紙中トレイがトレイ1(H013)であった場合、サイズはA4なのでそれに一致するトレイはトレイ3とLCTがあり、2つトレイが代替される候補としてステップS4の処理を実行する。
ステップS4では、紙種についての判定が行われる。ステップS3でサイズが一致したトレイの中から、その紙種情報(図8のH031)が給紙中トレイの許容紙種(図9のH191)情報に含まれるトレイを探す。含まれるトレイがあれば(ステップS4;YES)ステップS5の処理を実行し、一致するトレイがない場合(ステップS4;NO)はステップS8の処理を実行する。
なお、前述しているように1つのトレイに対して記録材情報として紙種は1種類のみ、ATS設定情報としての許容紙種は複数の紙種の設定が可能である。紙種が許容紙種のどれか1種類に一致すればここでの判定はYESとなる。
例えば、図8に示した記録材情報及び図9に示したATS設定情報が記憶されていた場合、ステップS4で判定されるトレイはトレイ3とLCTである。トレイ1の許容紙種は厚紙、普通紙及び再生紙であり、トレイ3の紙種は再生紙、LCTの紙種は再生紙なのでトレイ3、LCTともに代替される候補としてステップS5の処理を実行する。
ステップS5では、斤量についての判定が行われる。前述ステップS4と同様の手順で斤量の一致が判定される。一致するトレイがあれば(ステップS5;YES)ステップS6の処理を実行し、一致するトレイがない場合(ステップS5;NO)はステップS8の処理を実行する。
例えば、図8に示した記録材情報及び図9に示したATS設定情報が記憶されていた場合、ステップS5で判定されるトレイはトレイ3とLCTである。トレイ1の許容斤量は(64〜74)gと(75〜79)gであり、トレイ3の斤量は(75〜79)g、LCTの斤量は(80〜105)gであるのでトレイ3は代替される候補としてステップS6の処理を実行する。
ステップS6では、給紙中トレイに代替される候補のトレイが2つ以上あった場合、その中で前述したトレイ優先順位に従って代替トレイを探し、ステップS7の処理を実行する。
例えば、図8に示した記録材情報及び図9に示したATS設定情報が記憶されていた場合、トレイ3のみが代替候補として残る。
ステップS7では、ステップS6で探した中で優先順位の最も高いトレイが代替トレイに決定された後、ステップS9の処理を実行する。
ステップS10では、印刷枚数のカウントを行い、所定の枚数の印刷を行ったかの判定をする。所定枚数の印刷が行われたとき(ステップS10;YES)は画像形成動作を終了する。所定枚数の印刷を未了のとき(ステップS10;NO)は再びステップS1の処理に戻り画像形成動作を継続する。
一方ステップS8では、代替トレイがなかったと判断されて画像形成動作を中止する。
なお、本実施の形態において、画像形成装置としてカラー複写機を例にとり説明したが、プリンタ、画像形成手段を有する情報処理装置(例えばキオスク端末)等の画像形成装置に対しても適用可能である。
さらに、本発明の目的は前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPU若しくはMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
その他、画像形成装置を構成する各構成の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
101 給紙トレイ
102 給紙トレイ
103 給紙トレイ
104 手差しトレイ
111,112,113,114 給紙搬送手段
131,132,133,134 記録材有無検知センサ
9Y,9M,9C,9K 画像形成部
6 中間転写体
14 定着装置
21 制御部
22 記憶部
23 印刷部
24 給紙部
27 操作部
102 給紙トレイ
103 給紙トレイ
104 手差しトレイ
111,112,113,114 給紙搬送手段
131,132,133,134 記録材有無検知センサ
9Y,9M,9C,9K 画像形成部
6 中間転写体
14 定着装置
21 制御部
22 記憶部
23 印刷部
24 給紙部
27 操作部
Claims (4)
- 記録材上に画像を形成する画像形成手段と、
前記記録材を収納する複数の記録材収納手段と、
前記記録材収納手段に収納された記録材を前記画像形成手段に搬送する記録材搬送手段と、
前記画像形成手段が画像形成中に前記記録材収納手段のうちの1つに収納された記録材がなくなったとき、他の記録材収納手段を選択し、当該選択された記録材収納手段に収納された記録材を、前記記録材搬送手段に搬送させる給紙切換制御を行う制御手段とを有する画像形成装置において、
前記記録材収納手段と前記記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて記憶する記憶手段を有し、
前記制御手段は、前記給紙切換制御を行うときに、前記記憶手段に記憶された記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択することを特徴とする画像形成装置。 - 記録材収納手段と、該記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて設定する設定手段を有し、
前記記憶手段は、前記設定手段で設定された記録材のサイズ、紙種及び斤量を記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 記録材を収納する複数の記録材収納手段を有し、記録材収納手段に収納された記録材上に画像を形成する画像形成装置の制御方法において、
第1の記録材収納手段の記録材切れを検知する記録材切れ検知工程と、記録材切れ検知工程で検知された記録材に対応する記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択する収納手段選択工程と、
前記収納手段選択工程で選択された記録材収納手段に収納された記録材上に画像を形成する画像形成工程とを含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 記録材収納手段と、該記録材収納手段に収納された記録材のサイズ、紙種及び斤量を対応付けて設定する設定工程と、
前記設定工程で設定された記録材のサイズ、紙種及び斤量を記憶する記憶工程とを含み、
前記収納手段選択工程は、前記記憶工程で記憶された記録材のサイズ、紙種及び斤量に基づいて他の記録材収納手段を選択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004182280A JP2006001233A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004182280A JP2006001233A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006001233A true JP2006001233A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35770021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004182280A Pending JP2006001233A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006001233A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007098841A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびその方法 |
JP2012254635A (ja) * | 2006-06-30 | 2012-12-27 | Canon Inc | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム |
-
2004
- 2004-06-21 JP JP2004182280A patent/JP2006001233A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007098841A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置およびその方法 |
JP2012254635A (ja) * | 2006-06-30 | 2012-12-27 | Canon Inc | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム |
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