JP2006000396A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 特別役と小役との双方が入賞し得ると判別したときには、遊技者の停止操作のタイミングに基づいて小役に対応した図柄の組み合せを有効ラインに停止させる。
【選択図】 図7
Description
遊技者の操作に基づいて回転又は停止し、かつ、複数種類の図柄が各々に付された複数のリールを含むスロットマシンであって、
遊技者の操作に基づいて前記複数のリールの回転又は停止を制御するリール制御手段と、
遊技者の操作に応じて前記リール制御手段に停止信号を発するストップスイッチと、
前記停止信号に基づいて有効ライン上に位置し得る前記図柄の種類を検出する図柄検出手段と、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役と、前記特別遊技に移行させない小役とを含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記図柄検出手段が検出した図柄の種類に基づいて、前記役の入賞の可能性を示す可能性情報を記憶する可能性情報記憶手段と、
前記役抽選手段によって前記特別役に当選してから、有効ラインに停止した前記図柄の組合せが前記特別役に対応した図柄の組合せと一致するまで、前記特別役に当選したことを持ち越す特別役当選持ち越し手段と、
前記特別役当選持ち越し手段によって、前記特別役に当選したことが持ち越されているとともに、前記役抽選手段によって前記小役に当選したときに、前記可能性情報記憶手段に記憶された可能性情報に基づいて、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得るか否かを判断する入賞判断手段と、
前記入賞判断手段が、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得ると判別したときには、前記リール制御手段は、遊技者の停止操作のタイミングに基づいて前記小役に対応した図柄の組み合せを前記有効ラインに停止させることを特徴とする。
前記複数のリールのうちの1つのリール以外のリールが停止し、かつ、前記複数の停止ラインのうちの一に停止した図柄が前記特別役に対応した図柄であるととともに、前記複数の停止ラインのうちの他に停止した図柄が前記小役に対応した図柄であるときに、前記入賞判断手段が、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得ると判別した場合には、前記リール制御手段は、前記特別役が入賞せずかつ前記小役が入賞するように、前記1つのリールを停止させるものが好ましい。
前記複数のリールのうちの1つのリールが停止して、前記有効ラインに停止した図柄が前記特定図柄であるときには、前記リール制御手段は、前記特別役が入賞しないように、前記1つのリール以外のリールを停止させることが望ましい。
また、前記可能性情報記憶手段は、前記役に入賞し得る図柄の種類を記憶することがより好ましい。
さらに、前記可能性情報記憶手段は、前記役に入賞し得る有効ラインの情報を記憶することがより好ましい。
<<スロットマシン10の構成>>
図1は、本実施形態に係るスロットマシン10の前面を示す正面図である。また、図2は、スロットマシン10の内部構造を示す図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン10は、箱形形状の基体部20と、前面扉40と、を含む。前面扉40は、基体部20の左側側部で枢支されて、基体部20の前面側で開閉可能に設けられている。図1は、前面扉40を基体部20に対して閉じた状態を示し、図2は、前面扉40を基体部20に対して略180度開放した状態を示す。
前面扉40は、閉じられたときに基体部20の前面を覆うように、基体部20に開閉可能に取り付けられている。図1に示すように、前面扉40の前面には、主に、操作に関する部材と、表示に関する部材とが設けられている。また、前面扉40の背面には、主に、制御用の回路が設けられている。
図1に示すように、前面扉40の前面側(遊技者側)の略中央には、水平方向に伸長する操作パネル41が設けられている。操作パネル41の前面側には、スタートスイッチ42や、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cが設けられている。また、操作パネル41の上面側には、1−ベットスイッチ62、2−ベットスイッチ64及び最大ベットスイッチ66や、メダル投入口46が設けられている。尚、前面扉40の下部には、メダル受け皿48も設けられている。
尚、1−ベットスイッチ62、2−ベットスイッチ64及び最大ベットスイッチ66の機能については後述する。
図1及び図2に示すように、前面扉40の前面の略中央部には、リール表示窓50が形成されている。図2に示すように、リール30L〜30Rは、前面側が開放されたリールユニット28内に回転可能に収容されおり、リールユニット28は、基体部20に固定された支持板26によって支持されている。前面扉40が閉じられたときには、リール表示窓50は、リールユニット28の開放された前面に位置し、遊技者は、リール表示窓50を介してリール30L〜30Rに描かれている図柄の種類を視認することができる。
上述した操作パネル41のメダル投入口46に規定枚数以上のメダルが投入されると、メダルカウンタ(図示せず)により投入されたメダルの枚数が計数され、その枚数はクレジット数として記憶される。上述した1−ベットスイッチ62は、記憶されたクレジット数のうちの1枚のメダルを遊技の賭けの対象とするためのスイッチである。また、2−ベットスイッチ64は、クレジット数のうちの2枚のメダルを遊技の賭けの対象とするためのスイッチであり、最大ベットスイッチ66は、クレジット数のうちの3枚のメダルを遊技の賭けの対象とするためのスイッチである。
尚、以下では、有効化された入賞ラインを有効ラインと称する。
図2に示す基体部20は、木材等によって組み立られて、前面が開口された箱形に形成されている。基体部20の内部の下部には、スロットマシン10に搭載された種々の装置に電源を供給する電源ユニット22、及びメダルを貯留しておくホッパーを含むメダル払出し装置24が設けられている。また、これらの電源ユニット22及びメダル払出し装置24の上方には、支持板26が設けられている。この支持板26によって、リール30L、30C及び30Rを回転可能に収容するリールユニット28が支持されている。さらに、基体部20の内部の上部には、スロットマシン10で行われる遊技を全体的に制御するメイン制御基板32が設けられている。
メイン制御基板32は、3つのリール30L、30C及び30Rの回転の開始及び停止制御をするとともに、スロットマシン10で行われる遊技の進行等の遊技全体を制御するための制御基板である。メイン制御基板32は、演算等を行うCPU(中央処理装置)(図示せず)、遊技プログラムを記憶したROM(リードオンリーメモリー)(図示せず)、及び各データを一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリー)(図示せず)等を含む。これらのCPU、ROM及びRAMは、入出力バスによって電気的に接続されており、データ信号やアドレス信号が入出力できるようになされている。
スロットマシン10における遊技は、停止した複数のリール30L、30C又は30Rの停止位置により定まる図柄の組合せによって遊技結果が定まる遊技である。また、この遊技は、スタートスイッチ42を遊技者が操作する度に行われ、複数のリール30L、30C又は30Rの回転開始から回転停止までを単一の行程として繰り返され得る遊技である。
上述したリール表示窓50を拡大した正面図を図3(a)に示す。図3(a)に示した図は、3つのリール30L〜30Rの全てが停止して、所定の停止位置に図柄が停止しているときの状態を示す。上述したように、3つのリール30L〜30Rの各々には、複数種類の図柄が複数個付されている。本実施の形態においては、3つのリール30L〜30Rの全てが停止したときには、1つのリールについて3つの図柄が停止表示されて、リール表示窓50の全体では9つの図柄が停止表示される。
上述したように、リール表示窓50は、透明な部材からなり、図1及び図3に示すように、リール表示窓50には、5つの入賞ラインL1〜L5が描かれている。
入賞ラインL1は、中段の水平に延びる直線であり、入賞ラインL2は、上段の水平に延びる直線であり、入賞ラインL3は、下段の水平に延びる直線である。また、入賞ラインL4は、左上から右下へ向かって延びる直線であり、入賞ラインL5は、左下から右上へ向かって延びる直線である。
例えば、図3(a)に示した例では、入賞ラインL1には、左から順に、図柄「チェリー」−「ベル」−「スイカ」が停止している。また、入賞ラインL2には、左から順に、図柄「プラム」−「BAR」−「7」が停止している。さらに、入賞ラインL3には、左から順に、図柄「スイカ」−「プラム」−「ベル」が停止している。
また、入賞ラインL4には、左から順に、図柄「スイカ」−「ベル」−「7」が停止し、入賞ラインL5には、左から順に、図柄「プラム」−「ベル」−「ベル」が停止している。
上述したようにベットスイッチ62〜66を遊技者が操作することにより、入賞ラインL1〜L5を有効化する選択手段として機能する。1−ベットスイッチ62を遊技者が操作したときには、入賞ラインL1が有効化され、2−ベットスイッチ64を操作したときには、入賞ラインL1、L2及びL3が有効化され、最大ベットスイッチ66を操作したときには、入賞ラインL1〜L5の全てが有効化される。上述したように、有効化された入賞ラインを有効ラインと称する。有効ライン上に停止した図柄の組合せによって入賞したか否かの判断と対象となる。
図4は、スロットマシン10における主要な制御機能の概略を示す機能ブロック図である。図4に示すように、スロットマシン10は、主に、操作手段500と、メイン制御手段100と、図柄表示手段400と、を含む。
操作手段500は、遊技者によって操作されるもので、遊技者の操作に基づいて操作された旨の信号を後述するメイン制御手段100に発する。操作手段500からメイン制御手段100へ発せられた信号によって、遊技の開始や終了の契機が定められる。操作手段500は、遊技者の四肢の動作を検出して作動するものや、遊技者が発した音声を検出して作動するもの等、遊技者によって操作されるものであればよい。操作手段500は、好ましくは、上述したスタートスイッチ42や、3つのストップスイッチ44a、44b及び44cからなる。スタートスイッチ42から発せられる信号によって、遊技の開始の契機が定められ、ストップスイッチ44a、44b又は44cから発せられる信号によって、遊技の終了の契機が定められる。
メイン制御手段100には、上述した操作手段500のほか、後述する図柄表示手段400が接続されている。メイン制御手段100は、遊技の進行等の遊技全体を制御して、図柄表示手段400に制御信号を発する。
役抽選手段120は、予め定められている役の抽選を行うものである。ここで、役には、特別役、小役、及びリプレイが挙げられる。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる、遊技者にとって有利となる遊技)に移行させる役である。特別役としては一般に、BB(ビックボーナス)及びRB(レギュラーボーナス)が挙げられる。なお、BB及びRBは、それぞれ、特別遊技の1つであるBB遊技及びRB遊技に移行させる役である。また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役である。小役の種類に応じて、メダルの払出し枚数が異なるように設定されている。さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技でのメダルの投入枚数(ベット枚数)を維持した再遊技が行えるようにした役である。
尚、この役抽選の処理は、後述する図5のステップS12において実行される。
リール制御手段130は、リール回転制御手段132とリール停止制御手段140とからなる。
リール回転制御手段132は、上述した操作手段500、好ましくはスタートスイッチ42から発せられた始動操作信号を検出したときには、3つのリール30L〜30Rを回転させるためのモータ86a、86b及び86cに駆動信号を発する。この駆動信号により、3つのリール30L〜30Rは、回転を開始する。この処理は、後述する図5のステップS14で実行される。
リール停止制御手段140は、上述した操作手段500、好ましくはストップスイッチ44a〜44cから発せられた停止操作信号を検出したときには、3つのリール30R〜30Lを停止させるためのモータ86a、86b及び86cに駆動信号を発する。
図柄検出手段150は、操作手段500から発せられた停止信号に基づいて有効ライン上に位置し得る図柄の種類を検出する。
後述するように、回転角度センサ83a〜83cは、リール30L〜30Rが所定の位置にあるときを原点として、リール30L〜30Rがその原点から変位した角度に相当する信号を発する。この信号を得ることで、リール30L〜30Rが原点から変位した位置を得ることができる。
この図柄検出手段150によって図柄の種類を取得することで、後述する制御コマ範囲内に入賞する可能性のある図柄が存在するか否かを判断することができる。この判断処理は、後述する図6若しくは図12のステップS25、又は図7のステップS31において実行される。
可能性情報記憶手段160は、図柄検出手段150が検出した図柄の種類に基づいて、役の入賞の可能性を示す可能性情報を記憶する。この可能性情報記憶手段160は、後述する第1の実施の形態では、入賞可能性情報テーブルであり、第2の実施の形態では、入賞ラインテーブルである。
特別役当選持ち越し手段170は、役抽選手段120によって特別役に当選してから、有効ラインL1〜L5のいずれかに停止した図柄の組合せが特別役に対応した図柄の組合せと一致するまで、特別役に当選したことを持ち越す。
入賞判断手段180は、特別役当選持ち越し手段170によって、特別役に当選したことが持ち越されているとともに、役抽選手段120によって小役に当選したときに、可能性情報記憶手段160に記憶された可能性情報に基づいて、特別役と小役との双方が入賞し得るか否かを判断する。
さらに、入賞判断手段180は、特別役と小役との双方に当選した場合のみならず、特別役や小役等の所定の単一の役に当選しているときには、可能性情報記憶手段160に記憶された可能性情報に基づいて、当選したその所定の役が入賞し得るか否かを判断する。
図柄表示手段400は、リール30L、30C及び30Rを含む。リール30L、30C及び30Rの各々には、複数の図柄がリールの回転方向に沿って付されている。
リール30Lは、リール30Lを回転駆動するためのモータ86aと、リール30Lの回転角度を検出するための回転角度センサ83aとからなる。リール30Cは、リール30Cを回転駆動するためのモータ86bと、リール30Cの回転角度を検出するための回転角度センサ83bとからなる。リール30Rは、リール30Rを回転駆動するためのモータ86cと、リール30Rの回転角度を検出するための回転角度センサ83cとからなる。
回転角度センサ83a〜83cから発せられた信号によってリールの回転角度位置を得る処理は、後述する図6又は図12のステップS21において実行される。
以下に、上述したメイン制御手段100(メイン制御基板32)において行われる制御について説明する。以下においては、スロットマシン10は予め起動されており、上述したメイン制御手段100においては、制御に用いられる種々の変数の初期化等の起動処理を終えて、スロットマシン10は定常動作しているものとする。尚、これらの図5〜図7に示すフローチャートは、メイン制御手段100における制御処理を実行するための1つの例を示したにすぎず、この処理手順には限られない。また、以下においては、遊技者の最初の停止操作によって停止されるリールを第1リールと称し、2番目の停止操作によって停止されるリールを第2リールと称し、三番目の、即ち最後の停止操作によって停止されるリールを第3リールと称する。従って、常に、第1リールが左リール40Lに対応し、第2リールが中リール40Cに対応し、第3リールが右リール40Rに対応するわけでなく、遊技者が操作した順番に従って、第1リール〜第3リールが定まる。
図5は、本実施の形態において、メイン制御手段100における制御の流れを示すフローチャートである。
最初に、スタートスイッチ42が遊技者によってオンにされたか否かを判断する(ステップS11)。スタートスイッチ42がオンにされていないと判別したときには、ステップS11の処理を繰り返す。一方、スタートスイッチ42がオンにされたと判別したときには、上述した役抽選手段120によって役抽選処理を実行し、役に当選したときには、その役に当選したことを示す当選役フラグの値を1に設定する(ステップS12)。この役抽選処理は、上述したように、特別役、小役、及びリプレイ等の役を抽選する処理である。当選役フラグは、当選役の種類の各々毎に定められており、当選した役の種類に応じて、その役の種類に対応したフラグの値を1に設定する。
図6は、上述した図5のステップS16で呼び出されて実行されるリールの停止制御を処理するサブルーチンである。
最初に、3つのリール30L〜30Rのうち、遊技者によって操作されたストップスイッチに対応するリールの回転角度位置を検出する(ステップS21)。上述したように、左リール30Lは、左側のストップスイッチ44aに対応し、中リール30Cは、中央のストップスイッチ44bに対応し、右リール30Rは、右側のストップスイッチ44cに対応する。また、左リール30Lは、回転角度センサ83aに対応し、中リール30Cは、回転角度センサ83bに対応し、右リール30Rは、回転角度センサ83cに対応する。従って、上述したステップS21の処理では、遊技者によって左側のストップスイッチ44aが操作されたときには、回転角度センサ83aから発せられる信号に基づいて左リール30Lの回転角度位置を検出し、中央のストップスイッチ44bが操作されたときには、回転角度センサ82bから発せられる信号に基づいて中リール30Cの回転角度位置を検出し、右側のストップスイッチ44cが操作されたときには、回転角度センサ83cから発せられる信号に基づいて右リール30Rの回転角度位置を検出する。
次に、図5のステップS12の役抽選処理によって設定された当選役フラグの値が1であるか否かを判断する(ステップS22)。上述したように、当選役フラグは、当選役の種類の各々毎に定められており、このステップS22の処理は、当選役の種類に対応する当選役フラグの各々の値が1であるか否かを、当選役の種類の全てについて判断する処理である。
図7は、上述した図6のステップS29で呼び出されて実行される第3リールの停止制御を処理するサブルーチンである。ここで、第3リールとは、遊技者によって最後に停止されるリールを意味する。
図8〜図11は、3つのリール30L〜30Rの回転又は停止の状態を上側に示し、上述した入賞可能性情報テーブルに記憶された役の各々の値を示す表を下側に示す。尚、3つのリール30L〜30Rの状態は、リール30L〜30Rが回転していることを示す場合には、そのリールについては「回転中」と示し、リール30L〜30Rが停止しているとき、又は仮想的に停止したものとして示すときには、上述した図3(c)で説明した簡略化した表示で図柄を示す。
図8(b−1)は、左リール30Lと中リール30Cとは回転しており、右リール30Rのみが停止されたときに、停止した右リール30Rの図柄「7」が中央の位置P32で停止した状態を示す。このような場合には、上述した図6のステップS28が実行されると、右リール30Rの図柄「7」が位置P32に停止したことにより、特別役BBに入賞する可能性があるとして、図8(a−1)に示すように、入賞可能性情報テーブルの「BB」の欄の値が1に設定される。
図9(b−1)は、左リール30Lと中リール30Cとは回転しており、右リール30Rのみが停止されたときに、停止した右リール30Rの図柄「7」が中央の位置P32で停止した状態を示す。
図10(b−1)は、中リール30Cと右リール30Rとは回転しており、左リール30Lのみが停止されたときに、停止した左リール30Lの図柄「7」が中央の位置P12で停止するとともに、図柄「チェリー」が上段の位置P13で停止した状態を示す。このような場合には、上述した図6のステップS28が実行されると、図柄「7」が中央の位置P12で停止するとともに図柄「チェリー」が上段の位置P13で停止したことにより、特別役「BB」と「チェリー」とに入賞する可能性があるとして、図10(a−1)に示すように、入賞可能性情報テーブルの「BB」の欄の値と「チェリー」の欄の値とが1に設定される。
さらにまた、図11(b−1)は、中リール30Cと右リール30Rとは回転しており、左リール30Lのみが停止されたときに、停止した左リール30Lの図柄「7」が中央の位置P12で停止するとともに、図柄「チェリー」が上段の位置P13で停止した状態を示す。このような場合には、上述した図6のステップS28が実行されると、図柄「7」が中央の位置P12で停止するとともに図柄「チェリー」が上段の位置P13で停止したことにより、特別役「BB」と「チェリー」とに入賞する可能性があるとして、図11(a−1)に示すように、入賞可能性情報テーブルの「BB」の欄の値と「チェリー」の欄の値とが1に設定される。
以下、本発明の第2の実施の形態に係るスロットマシンについて説明する。
尚、この第2の実施の形態に係るスロットマシンにおいては、上述した第1の実施の形態に係るスロットマシンの外観は図1と同様でありまた、内部構造は、図2に示すものと同様である。また、機能の概略についても、図4に示したブロック図と同様である。さらに、メイン制御手段100で実行される図5のサブルーチンも同様である。
図12は、図5のステップS16で呼び出されて実行されるリールの停止制御を処理するサブルーチンである。尚、この図12に示したサブルーチンにおいて、図6に示したサブルーチンと同様の処理を行うステップについては同じ符号を付した。
図12に示すように、ステップS23、S26、S27又はS29の処理を実行したときには、直ちに本サブルーチンを終了する。
図13は、上述した図12のステップS29で呼び出されて実行される第3リールの停止制御を処理するサブルーチンである。尚、上述した第1の実施の形態の図7のサブルーチンと同様の処理を行うステップについては同じ符号を付した。ここで、第3リールとは、第1の実施の形態と同様に、遊技者によって最後に停止されるリールを意味する。
以下、図14(a)に示す例を用いて、仮想移動コマ数について説明する。尚、この図14(a)に示す例は、最後に停止させるリールが左リール30Lである場合を示し、左リール30Lのみが回転しているときに、ストップスイッチ44aが操作された瞬間の状態を示す。この図14(a)に示した例では、図柄「ベル」を停止位置P12で停止させることができず、図柄「7」、「チェリー」、「ベル」、「スイカ」又は「プラム」を停止位置P12で停止させることができる。従って、この場合には、5個の制御コマ数を構成する図柄は、図柄「7」が1コマ目であり、「チェリー」が2コマ目であり、「ベル」が3コマ目であり、「スイカ」が4コマ目であり、「プラム」が5コマ目である。
図16は、最後に停止させるリールが右リール30Rであるときの例を示す。尚、この図16に示した例は、図14(a)に示したものと同様であり、左列が左リール30Lを示し、中列が中リール30Cを示し、右列が右リール30Rを示す。尚、この図16に示す例は、最後に停止させるリールが右リール30Rである場合を示し、右リール30Rのみが回転しているときに、ストップスイッチ44cが操作された瞬間の状態を示す。この図16に示した例では、図柄「スイカ」を停止位置P32で停止させることができず、図柄「7」、「ベル」、「プラム」、「スイカ」又は「プラム」を停止位置P12で停止させることができる。従って、この場合には、5個の制御コマ数を構成する図柄は、図柄「7」が1コマ目であり、「ベル」が2コマ目であり、「プラム」が3コマ目であり、「スイカ」が4コマ目であり、「プラム」が5コマ目である。
さらに、仮想移動コマ数を3としたときには、3コマ目の図柄が停止位置P32に移動させたことを意味する。即ち、仮想移動コマ数を3としたときには、図17(b−3)に示すように、右リール30Rについて、停止位置P31には、図柄「ベル」が仮想的に停止し、停止位置P32には、図柄「プラム」が仮想的に停止し、停止位置P33には、図柄「スイカ」が仮想的に停止したとする。
30L、30C、30R リール
44a,44b,44c ストップスイッチ(操作手段)
120 役抽選手段
130 リール制御手段
150 図柄検出手段
160 可能性情報記憶手段
170 特別役当選持ち越し手段
180 入賞判断手段
Claims (7)
- 遊技者の操作に基づいて回転又は停止し、かつ、複数種類の図柄が各々に付された複数のリールを含むスロットマシンであって、
遊技者の操作に基づいて前記複数のリールの回転又は停止を制御するリール制御手段と、
遊技者の操作に応じて前記リール制御手段に停止信号を発するストップスイッチと、
前記停止信号に基づいて有効ライン上に位置し得る前記図柄の種類を検出する図柄検出手段と、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行させるための特別役と、前記特別遊技に移行させない小役とを含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記図柄検出手段が検出した図柄の種類に基づいて、前記役の入賞の可能性を示す可能性情報を記憶する可能性情報記憶手段と、
前記役抽選手段によって前記特別役に当選してから、有効ラインに停止した前記図柄の組合せが前記特別役に対応した図柄の組合せと一致するまで、前記特別役に当選したことを持ち越す特別役当選持ち越し手段と、
前記特別役当選持ち越し手段によって、前記特別役に当選したことが持ち越されているとともに、前記役抽選手段によって前記小役に当選したときに、前記可能性情報記憶手段に記憶された可能性情報に基づいて、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得るか否かを判断する入賞判断手段と、
前記入賞判断手段が、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得ると判別したときには、前記リール制御手段は、遊技者の停止操作のタイミングに基づいて前記小役に対応した図柄の組み合せを前記有効ラインに停止させることを特徴とするスロットマシン。 - 前記複数のリールのうちの1つのリール以外のリールが停止し、かつ、前記有効ラインに停止した図柄が前記特別役に対応した図柄であるときに、前記入賞判断手段が、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得ると判別した場合には、前記リール制御手段は、前記特別役が入賞せずかつ前記小役が入賞するように、前記1つのリールを停止させる請求項1記載のスロットマシン。
- 前記有効ラインは複数の停止ラインからなり、
前記複数のリールのうちの1つのリール以外のリールが停止し、かつ、前記複数の停止ラインのうちの一に停止し得る図柄が前記特別役に対応した図柄であるととともに、前記複数の停止ラインのうちの他に停止し得る図柄が前記小役に対応した図柄であるときに、前記入賞判断手段が、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得ると判別した場合には、前記リール制御手段は、前記特別役が入賞せずかつ前記小役が入賞するように、前記1つのリールを停止させる請求項1記載のスロットマシン。 - 前記複数種類の図柄には、前記複数のリールのうちの1つのリールが停止して前記有効ラインに停止したときには、前記1つのリール以外のリールが停止したときの図柄の種類にかかわらず入賞したとされる特定図柄を含み、かつ、
前記複数のリールのうちの1つのリールが停止して、前記有効ラインに停止した図柄が前記特定図柄であるときには、前記リール制御手段は、前記特別役が入賞しないように、前記1つのリール以外のリールを停止させる請求項1記載のスロットマシン。 - 前記入賞判断手段が、前記特別役と前記小役との双方が入賞し得ると判別し、かつ、前記小役に対応した図柄の組み合せのみを前記有効ラインに停止させることができないときには、前記リール制御手段は、前記特別役に対応した図柄の組み合せと前記小役に対応した図柄の組み合せとの双方が前記有効ラインに停止しないように、前記リールを停止させる請求項1記載のスロットマシン。
- 前記可能性情報記憶手段は、前記役に入賞し得る図柄の種類を記憶する請求項1記載のスロットマシン。
- 前記可能性情報記憶手段は、前記役に入賞し得る有効ラインの情報を記憶する請求項1記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
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Cited By (2)
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JP2014100480A (ja) * | 2008-04-30 | 2014-06-05 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
2004
- 2004-06-17 JP JP2004180002A patent/JP2006000396A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014100480A (ja) * | 2008-04-30 | 2014-06-05 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2016005650A (ja) * | 2008-04-30 | 2016-01-14 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2014100479A (ja) * | 2013-10-11 | 2014-06-05 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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