JP2006000033A - 米粒被覆装置 - Google Patents

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昌彦 野村
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良造 今西
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信夫 甘崎
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Abstract

【課題】 米粒を攪拌室形成部材の長手方向に沿って良好に搬送させることができるものでありながら、米粒の表面に被覆材溶液を被覆させることを良好に行うことが可能となる米粒被覆装置を提供する。
【解決手段】 横倒れ姿勢の筒状の攪拌室形成部材52に設けられて、米粒受入口53から受け入れた米粒を攪拌室形成部材52の長手方向に搬送して米粒排出口54から排出させる攪拌搬送手段55が、拌室形成部材52の長手方向に沿って螺旋状に延びる螺旋状搬送体58を、その径方向内方側に攪拌室形成部材52の長手方向に連なる内部空間Kを備えかつその螺旋状の搬送作用部の間が内部空間に連通するように開口される状態で、且つ、電動モータ59にて攪拌室形成部材52の長手方向に沿う軸芯周りで回転される状態で備えて構成され、攪拌室形成部材の内部を搬送されている米粒に被覆材溶液を被覆させるように構成される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、横倒れ姿勢の筒状の攪拌室形成部材と、その攪拌室形成部材の内部に設けられて米粒受入口から前記攪拌室形成部材の内部に受け入れた米粒を前記攪拌室形成部材の長手方向に搬送して米粒排出口から排出させる攪拌搬送手段と、被覆材供給口から前記攪拌室形成部材の内部に前記被覆材溶液を供給する被覆材溶液供給手段とが備えられて、前記攪拌室形成部材の内部を搬送されている前記米粒に前記被覆材溶液を被覆させるように構成されている米粒被覆装置に関する。
上記構成の米粒被覆装置は、例えば、米粒として糊粉層の全て又は略全てを除去した米粒を受け入れて、被覆材として澱粉溶液等を供給するようにして、糊粉層の全て又は略全てを除去した米粒の表面に被膜を形成して無洗米を製造する無洗米製造用として用いられるものであるが、このような米粒被覆装置において、従来では、次のように構成されたものがあった。
すなわち、横倒れ姿勢の筒状の攪拌室形成部材の内部に、前記攪拌搬送手段としてのスクリューが備えられ、そのスクリューを電動モータによって回転駆動させて攪拌室形成部材の内部において米粒を搬送させながら、搬送している米粒に被覆材供給口から攪拌室形成部材の内部に供給された被覆材溶液を被覆させるように構成したものがあった。説明を加えると、攪拌搬送手段としてのスクリューは、攪拌室形成部材の長手方向に沿うように設けられた軸体の外周部に、その軸体の軸芯方向に向かって板体を螺旋状に屈曲形成するように構成されたスクリュー羽根が固定される構成となっており、軸体の回転に伴ってスクリュー羽根により米粒を押し移動させながら搬送させる構成となっている(例えば、特許文献1参照。)(以下、第1の従来技術という)。
又、別の従来技術として、前記被覆装置が、横倒れ姿勢の筒状の攪拌室形成部材の内部に棒材を略L字型に屈曲させた複数の棒状の攪拌体を回転軸の外周部に適宜間隔をあける状態で備えさせた回転式の攪拌搬送体を備えて、その攪拌搬送体を電動モータによって回転駆動させて攪拌室形成部材の内部において米粒を搬送させながら、搬送している米粒に被覆材供給口から攪拌室形成部材の内部に供給された被覆材溶液を被覆させるように構成したものもあった(特許文献2参照。)(以下、第2の従来技術という)。
特開平5−137521号公報 特開平8−317763号公報
上記第1の従来技術においては、前記軸体の回転に伴って前記スクリュー羽根により米粒を押し移動させながら搬送させる構成となっていることから、米粒群を攪拌室形成部材の長手方向に沿って搬送させる機能は充分に発揮することができるが、米粒の表面に被覆材溶液を被覆させるために米粒を攪拌させる機能が充分ではないという不利な面があった。
説明を加えると、上記構成によれば、螺旋状の搬送作用部を構成する前記スクリュー羽根は、前記軸体との連結箇所すなわち径方向内方側端部から径方向外方側端部に至るまで板状となるものであり、螺旋状の搬送作用部は径方向内方側端部から径方向外方側端部に至るまで閉塞された状態となっている。従って、軸体が回転操作されると、米粒は前記スクリュー羽根によって軸芯方向にそのまま押し移動されるだけであり、米粒の一粒一粒は、ほぼ同じ姿勢のまま搬送されることが多く米粒を攪拌させる機能が充分ではなく、米粒の表面に被覆材溶液を被覆させることを良好に行うことができないおそれがあった。
又、上記第2の従来技術においては、米粒を攪拌させる機能は第1の従来技術の場合よりも高いものの、この第2の従来技術における攪拌搬送体は棒材を略L字型に屈曲させたものを回転軸の外周部に離散的に配置させたものであり、米粒を攪拌室形成部材の長手方向に沿って搬送させる機能が充分ではないので、米粒が長い時間にわたって攪拌室形成部材の内部において滞留して攪拌作用を受けることになり、一旦米粒の表面に付着した被覆材溶液が攪拌搬送体によって剥がれて斑になったり、又、棒状の攪拌搬送体によって米粒が損傷するおそれもあり、米粒の表面に被覆材溶液を被覆させることを良好に行うことができないおそれがあった。
本発明の目的は、攪拌室形成部材の内部に受け入れた米粒を攪拌室形成部材の長手方向に沿って良好に搬送させることができるものでありながら、米粒の表面に被覆材溶液を被覆させることを良好に行うことが可能となる米粒被覆装置を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、横倒れ姿勢の筒状の攪拌室形成部材と、その攪拌室形成部材の内部に設けられて米粒受入口から前記攪拌室形成部材の内部に受け入れた米粒を前記攪拌室形成部材の長手方向に搬送して米粒排出口から排出させる攪拌搬送手段と、被覆材供給口から前記攪拌室形成部材の内部に前記被覆材溶液を供給する被覆材溶液供給手段とが備えられて、前記攪拌室形成部材の内部を搬送されている前記米粒に前記被覆材溶液を被覆させるように構成されている米粒被覆装置であって、前記攪拌搬送手段が、前記攪拌室形成部材の長手方向に沿って螺旋状に延びる螺旋状搬送体を、その径方向内方側に前記攪拌室形成部材の長手方向に連なる内部空間を備えかつその螺旋状の搬送作用部の間が前記内部空間に連通するように開口される状態で、且つ、回転駆動手段にて前記攪拌室形成部材の長手方向に沿う軸芯周りで回転される状態で備えて構成されている点にある。
第1特徴構成によれば、前記螺旋状搬送体が回転駆動手段にて攪拌室形成部材の長手方向に沿う軸芯周りで回転されると、その螺旋状の搬送作用部によって、米粒受入口から前記攪拌室形成部材の内部に受け入れた米粒を攪拌室形成部材の長手方向に搬送させる機能を充分に発揮することができる。説明を加えると、前記螺旋状搬送体が回転駆動されるに伴って、その螺旋状の搬送作用部によって米粒を攪拌室形成部材の長手方向に沿って押し移動させることになるが、そのとき、螺旋状搬送体における螺旋状の搬送作用部は攪拌室形成部材の長手方向に沿って螺旋状に延びるものであるから、前記長手方向の途中箇所で途切れて送り作用が無くなるものとは異なり、攪拌室形成部材の内部に位置する米粒を攪拌室形成部材の長手方向に沿って押し移動させる機能を充分に発揮させることが可能となるのである。しかも、螺旋状の搬送作用部は米粒に対して滑らかに押し操作することになり、被覆される被覆剤溶液を剥すおそれが少ない。
そして、前記螺旋状搬送体は、その径方向内方側に攪拌室形成部材の長手方向に連なる内部空間を備え、かつ、その螺旋状の搬送作用部の間が内部空間に連通するように開口されているので、米粒を攪拌させる機能が充分に発揮させ易いものとなる。すなわち、螺旋状の搬送作用部の近傍に位置する米粒は、螺旋状の搬送作用部によって攪拌室形成部材の長手方向に向けて移動するように押し操作されるが、そのとき、螺旋状の搬送作用部の間が前記内部空間に連通するように開口されているので、一部の米粒は螺旋状の搬送作用部によって内部空間に向けて移動するように押し操作されることになる。しかも、この内部空間は攪拌室形成部材の長手方向に連なるものであるから、内部空間に位置する米粒は螺旋状の搬送作用部による押し操作を受けないので、そのままの位置を維持しようとする。つまり、螺旋状の搬送作用部によって内部空間に向けて移動するように押し操作される米粒が内部空間に位置する米粒とぶつかって米粒の姿勢が反転する等、米粒の姿勢が変化することになり、このようなことが繰り返し行われることで搬送される米粒を攪拌させることができるのである。
従って、攪拌室形成部材の内部に受け入れた米粒を攪拌室形成部材の長手方向に沿って良好に搬送させることができるものでありながら、その搬送する米粒を攪拌させる機能を充分に発揮させ易いものとなり、米粒の表面に被覆材溶液を被覆させることを良好に行うことが可能となる米粒被覆装置を提供できるに至った。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記螺旋状搬送体が、丸棒材を螺旋状に屈曲形成したコイル状体にて構成されている点にある。
第2特徴構成によれば、螺旋状搬送体が、丸棒材を螺旋状に屈曲形成したコイル状体にて構成されているから、螺旋状搬送体は断面形状が丸くなるので、回転操作されて米粒を押し操作するときに、米粒の表面を傷つけたり付着している被覆材を剥したりする等の不利が生じ難く、米粒の攪拌作用を良好に行わせ易いものとなる。
しかも、丸棒材を螺旋状に屈曲形成することにより作製することができるので、従来構成のように、軸体の外周部に板体を螺旋状に屈曲形成するように構成されたスクリュー羽根が固定される構成のようなものに比べて、構造が簡単であり、加工成形が容易であって低コストにて作製することが可能となる。
本発明の第3特徴構成は、第1特徴構成又は第2特徴構成に加えて、前記螺旋状搬送体の径方向内方側に、回転軸が、その外周面と前記螺旋状搬送体との間に前記攪拌室形成部材の長手方向に連なる前記内部空間を形成する状態で設けられ、その回転軸に前記螺旋状搬送体の前記長手方向の両側端部夫々を一体回転自在に支持する支持部が形成され、前記回動駆動手段が、前記回転軸を回転駆動するように構成されている点にある。
第3特徴構成によれば、螺旋状搬送体の径方向内方側に設けられた回転軸に形成された支持部によって螺旋状搬送体の前記長手方向の両側端部夫々が一体回転自在に支持され、しかも、回動駆動手段が回転軸を回転駆動することによって、螺旋状搬送体が攪拌室形成部材の長手方向に沿う軸芯周りで回転されることになる。
このように螺旋状搬送体が長手方向の両側端部夫々において回転軸に形成された支持部にて支持されることにより、螺旋状搬送体を攪拌室形成部材の長手方向に沿って長く形成するようにしても、長手方向の中間部が撓み変形して攪拌室形成部材に干渉するおそれを回避させて、良好な回転操作状態を維持させ易いものにできる。しかも、前記長手方向の両側端部夫々を一体回転自在に支持するので、駆動操作手段による回転駆動力が加わっても螺旋状搬送体に無理な捩れ力がかかったりすることがなく耐久性に優れたものになる。その結果、螺旋状搬送体を耐久性に優れたものにして良好な攪拌搬送作用を長期にわたって発揮させることが可能なものとなった。
本発明の第4特徴構成は、第1特徴構成又は第2特徴構成に加えて、前記米粒排出口が前記攪拌室形成部材の長手方向に沿って長い長尺状に形成され、前記螺旋状搬送体における前記米粒排出口に対応する箇所に、前記攪拌室形成部材の内周面に近接させた状態で且つ前記攪拌室形成部材の長手方向に沿って直線状又は略直線状に延びる掻き出し作用部が設けられている点にある。
第4特徴構成によれば、螺旋状搬送体にて搬送される米粒は米粒排出口から排出されることになるが、螺旋状搬送体によって米粒排出口の近くまで搬送されてきた米粒は、米粒排出口から排出されることになる。そして、米粒排出口は攪拌室形成部材の長手方向に沿って長い長尺状に形成されているから、長尺状の米粒排出口から攪拌室形成部材の長手方向に沿って少しづつ米粒を排出させることにより、特定箇所に米粒が集中して排出される等の不利がなく、できるだけ均等に均した状態で米粒を排出させることが可能となる。
しかも、米粒排出口に対応する箇所に、攪拌室形成部材の内周面に近接させた状態で且つ攪拌室形成部材の長手方向に沿って直線状又は略直線状に延びる掻き出し作用部が設けられているから、米粒を掻き出し作用部による掻き出し作用によって適切に排出させることが可能であり、攪拌室形成部材の内部に米粒が滞留しない状態で米粒を排出させることが可能となる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
無洗米製造設備は、糊粉層の全て又は大部分を除去した米粒に被覆材溶液を添加付着させて乾燥させることにより、米粒表面を覆う被膜を形成して無洗米を製造するためのものであって、その構成を大別すると、図1に示すように、無洗米を製造する無洗米製造部A、その無洗米製造部Aにて製造された無洗米の検査、包装等を行う後処理部B、及び、設備各部の運転を予め設定された動作条件にて制御する表示操作パネル付きの制御部Cからなる。
先ず、無洗米製造部Aの構成について説明する。
この無洗米製造部Aは、その主要な設備として、被覆材としての澱粉並びに米粒の品質を向上させるための品質向上剤を水に溶かした被覆材溶液を生成する被覆材溶液生成装置1、精米処理が終了した後の米粒(精米)の糊粉層の全て又は大部分を除去して被覆対象米粒を生成する被覆対象米粒生成装置としての研米機2、その研米機2にて得られた被覆対象米粒を攪拌して搬送しながら前記被覆材溶液生成装置1にて生成された被覆材溶液を付着させて付着済み米粒を生成する攪拌搬送機3、その攪拌搬送機3から供給される付着済み米粒に付着された被覆材溶液を乾燥させて被覆対象米粒の表面に被膜を形成する乾燥装置4等を備えて構成される。
更に、無洗米製造部Aは、精米処理が終了した後に図示しない搬送機にて搬送される米粒が研米機2に供給されるようになっており、前記研米機2にて研米処理された米粒が攪拌搬送機3に供給され、攪拌搬送機3から排出された米粒が乾燥装置4に供給されるようになっている。又、乾燥装置4にて澱粉溶液の乾燥処理が終了した米粒は搬送装置7により後処理部Bに搬送する構成となっている。
前記後処理部Bは、前記搬送装置7にて搬送される米粒群の中の破砕粒や小径の異物を除去する異物除去装置8、その異物除去装置8にて異物除去処理された米粒を一時貯留する米粒タンク9、その米粒タンク9から落下供給される米粒から着色粒や屑米等の不良粒等を除去する不良物除去装置10、その不良物除去装置10にて不良物除去されてエアー搬送装置11にてエアー搬送される米粒について金属の混入物の存否を検査する金属検出器12、その金属検出器12にて検査処理された米粒を所定量づつ計量して排出する計量タンク13、その計量タンク13から所定量づつ排出される米粒を包装袋にて包装する包装装置14等を備えて構成されている。
次に、無洗米製造部Aの各部について説明を加える。
前記被覆材溶液生成装置1は、澱粉と水とを設定比率で混合してその澱粉水溶液を送り出す澱粉水溶液生成供給部15と、品質向上剤を貯留するとともにその貯留している品質向上剤を設定量だけ送り出す品質向上剤供給部16と、前記澱粉水溶液生成供給部15にて混合した澱粉水溶液と前記品質向上剤供給部16から供給される品質向上剤とを攪拌しながら高温蒸気(110℃程度)を噴霧して被覆材溶液を生成する高温溶液生成部17とを備える。
説明を加えると、澱粉水溶液生成供給部15は、固形粉状の澱粉を貯留する澱粉貯留用ホッパー18、その澱粉貯留用ホッパー18から振動フィーダ19にて単位時間あたりに設定量づつ送り出される澱粉と、給水路20を通して供給される水道水とを貯留する澱粉水溶液タンク21、その澱粉水溶液タンク21の重量を計測する吊り下げ式のロードセル22、前記澱粉水溶液タンク21内に設けられた攪拌羽根23aを電動モータ23bにより回転させて澱粉水溶液タンク21内の澱粉と水とを攪拌混合する攪拌装置23を備えて構成されている。
前記固形粉状の澱粉としては、架橋型の化工澱粉であるリン酸架橋澱粉を用いるようにしている。又、澱粉としてはこれ以外に、ヒドロキシプロピル澱粉のようなエーテル化型澱粉や酢酸澱粉のようなエステル化型澱粉などの他の種類の誘導体型の化工澱粉を用いてもよい。
又、前記給水路20には通流を断続する開閉弁24が備えられ、ロードセル22によって重量計測しながら水を供給して設定重量に達すると供給を停止させ、同様にしてロードセル22によって重量計測しながら澱粉を供給して、水と澱粉との比率が設定比率に対応する重量になると供給を停止させる構成としている。前記澱粉水溶液タンク21にて攪拌混合された澱粉と水との澱粉水溶液は、澱粉水溶液供給路25を通して高温溶液生成部17に供給される構成となっており、その澱粉水溶液供給路25には澱粉水溶液を供給する状態と供給を停止させる状態とに切り換え自在な断続弁26が設けられている。
前記品質向上剤供給部16は、固形粉状の品質向上剤を貯留する品質向上剤貯留用ホッパー27、その品質向上剤貯留用ホッパー27から単位時間あたりに設定量づつ品質向上剤を送り出して品質向上剤供給路28を通して高温溶液生成部17に供給するための振動フィーダ29等を備えて構成されている。
前記品質向上剤について説明すると、例えば、栄養を向上させるものや米の食味を向上させるもの、あるいは、無洗米を炊飯したときに例えば米につやの有無やふっくらとしているか否かといった炊き上がり具合を向上させるもの等がある。具体的に説明すると、品質としての栄養を向上させる品質向上剤としては、例えば、タンパク質、食物繊維、ミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛等)、フィチン酸、ビタミンB1,B2,B6、イノシトール等の各種の栄養補助剤がある。品質としての米の食味を向上させる品質向上剤としては、例えば、糖や糖アルコール等の米の食味を向上させる食味向上剤がある。又、品質としての上述したような炊き上がり具合を向上させる品質向上剤としては、例えば、植物性油脂や乳化剤等の炊飯向上剤がある。更に、品質向上剤としては、このようなものの他、摂取した食物の消化を遅延させてダイエット効果が得られるようなダイエット食品素材等を用いることもできる。
前記高温溶液生成部17は、澱粉水溶液生成供給部15から供給される澱粉水溶液及び品質向上剤供給部16から供給される品質向上剤を貯留する被覆溶液貯留タンク30、その被覆溶液貯留タンク30に蒸気供給路31を通して加熱用の蒸気を供給するボイラ32、前記ボイラ32に供給する水道水を軟水に調製する軟水器33、被覆溶液貯留タンク30内の高温の澱粉溶液を被覆材溶液供給路34を通して前記攪拌搬送機3に供給する送出用ポンプ35等を備えて構成されている。そして、蒸気供給路31から高温の蒸気を被覆溶液貯留タンク30内に噴出する噴出ノズル36を備えて、ボイラ32によって生成された高温の蒸気をその噴出ノズル36から被覆溶液貯留タンク30内に噴出させる構成となっている。
前記被覆溶液貯留タンク30内においては、前記噴出ノズル36から高温の蒸気が噴出されることで、澱粉と水との澱粉水溶液及び品質向上剤が蒸気の高温の熱エネルギーによって加熱されて澱粉及び品質向上剤が溶解して糊化されて高温の被覆材溶液が生成されることになる。又、このとき高温の蒸気による加熱だけでなく、高温の溶液が保有する熱によっても加熱されることになる。
そして、この被覆溶液貯留タンク30には、その底部付近に位置して底部に沈殿している澱粉あるいは沈殿しようとする澱粉を攪拌させて、澱粉と水(溶液)とがよく混ざり合って澱粉が充分に分散した状態にしてその状態を維持させる下部側攪拌羽根37が設けられている。又、被覆溶液貯留タンク30に貯留される溶液の表面付近に浮遊した状態で粉状のままで溜まり易い品質向上剤を攪拌させて溶液中に分散した状態を維持させる上部側攪拌羽根38が設けられている。これらの下部側攪拌羽根37及び上部側攪拌羽根38は、共通の電動モータ39によって回転駆動される構成となっている。但し、下部側攪拌羽根37は回転によって上方に向けて澱粉を移動させて分散させるように羽根の形状を設定して構成され、上部側攪拌羽根38は回転によって下方に向けて品質向上剤を移動させて分散させるように羽根の形状を設定して構成されている。
前記澱粉水溶液生成供給部15の澱粉水溶液タンク21は被覆溶液貯留タンク30の容量に比べて小さい容量のタンクにて構成され、澱粉水溶液生成供給部15から被覆溶液貯留タンク30に繰り返し澱粉水溶液を供給するように構成されている。具体的に説明すると、澱粉水溶液生成供給部15にて澱粉と水とを設定比率で混合した設定量の澱粉水溶液を被覆溶液貯留タンク30に供給することを複数回繰り返して、被覆溶液貯留タンク30内に所定量の澱粉水溶液が供給される。そして、所定量の澱粉水溶液が供給された後に蒸気が供給されて高温の被覆材溶液が生成される。溶液の温度が充分高くなったときに、前記品質向上剤供給部16から固形粉状の品質向上剤を設定量まとめて被覆溶液貯留タンク30に供給するのである。尚、下部側攪拌羽根37及び上部側攪拌羽根38は、澱粉水溶液生成供給部15から供給を開始したときから回転させるようにしている。ちなみに、被覆材の比率としては、例えば、水1リットルに対して澱粉の比率は40g、品質向上剤の比率は300gに設定される。
前記澱粉水溶液生成供給部15及び前記品質向上剤供給部16は、図2に示すように、被覆溶液貯留タンク30の上方に位置させて配備され、澱粉水溶液生成供給部15にて生成された澱粉水溶液及び品質向上剤供給部16から供給路28を通して供給される品質向上剤を被覆溶液貯留タンク30に供給する構成となっている。
前記被覆材溶液供給路34には、供給路を開閉自在な切換弁V1と被覆材溶液の流量を計測する流量計42が備えられ、この流量計42によって攪拌搬送機3への供給量を計測しながら、送出用ポンプ35の作動状態を制御する構成となっている。前記被覆材溶液供給路34の途中には流路切替弁43が設けられて、供給される被覆材溶液の全部を循環路44を通して被覆溶液貯留タンク30に戻すことができるようになっている。又、循環路44には、更に、被覆材溶液を被覆溶液貯留タンク30に戻す状態と、清掃用の循環水を更に下手側に流動させる状態とに切り換え自在な流路切替弁45と、その流動方向下手側には清掃用循環水を被覆溶液貯留タンク30に供給する状態と遮蔽する状態とに切り換わる切換弁V2と、清掃用循環水を排出させる状態と排水を停止させる状態とに切り換え自在な切換弁V3とが備えられている。尚、図中、48は作業終了時に配管内を清掃するための洗浄水を循環供給するための洗浄用ポンプ、V4〜V7は洗浄水の通流路を開閉するための各切換弁である。
そして、被覆材溶液を生成するときには、図1の一点鎖線にて示すように、設定時間が経過する間だけ循環路44を通して高温の溶液を循環させて配管の温度を上昇させる予備循環運転を実行するようにしている。又、被覆材溶液の生成並びに供給作業が終了した後には、図1の二点鎖線で示すように、洗浄用ポンプ48により循環路44を通して清浄水を循環供給させて被覆溶液貯留タンク30や配管の内部を清浄することができる構成となっている。尚、循環水の被覆溶液貯留タンク30への戻り部分は噴出ノズルとして構成されており、被覆溶液貯留タンク30の内面を清掃することができるようになっている。
前記研米機2は、構成について詳述はしないが、図2〜図4に示すように、図示しない供給装置により供給される精米処理済みの米粒を研米機ホッパ2aにて受け入れたのち、横送りスクリュー2bにより横送りして供給する構成となっており、米粒を上方に移送させながら研米する上方移送式のものを用いている。つまり、円筒状の研米処理筒2cの内部に研米処理室を形成して、研米処理筒2cの上部側に米粒を排出する排出シュート2dが備えられている。図示はしないが、研米処理筒2cの内部において、周囲にブラシを備えて電動モータによって縦軸芯周りで回転駆動される回転ロールとその外周部に位置する多孔状の筒部材との間を米粒を上方に移送させながら、ブラシによって米粒の表面に残留する糠すなわち糊粉層の全て又は大部分を除去して研米処理し、その研米処理後の米粒を排出シュート2dを通して排出する構成となっている。
前記研米機2は、上記したようなブラシによる掻き取り作用によって糊粉層を除去するものに代えて、回転ロールの周囲に砥石等の研削用部材を備えて、この研削用部材による削り取り作用等によって糊粉層を除去するように構成してもよい。更には、回転ロールの周囲に鉄製等の棒状の擦り用部材を備えて、この擦り用部材による擦り取り作用によって糊粉層を除去するように構成してもよい。
前記攪拌搬送機3は、横倒れ姿勢の筒状の攪拌室形成部材52と、その攪拌室形成部材52の内部に設けられて、米粒受入口53から攪拌室形成部材52内部に受け入れた被覆対象米粒を攪拌室形成部材52の長手方向に搬送して米粒排出口54から排出させる攪拌搬送手段55とを備えて構成されている。
説明を加えると、前記攪拌室形成部材52の長手方向一端側の上部側箇所に、研米機2から供給される米粒を受け入れる前記米粒受入口53が形成されており、この米粒受入口53の上部側には、ホッパー形式の研米タンク6が備えられて、研米機2から供給される米粒をこの研米タンク6にて受け入れて米粒受入口53から攪拌室形成部材52の内部に供給する構成となっている。攪拌室形成部材52の長手方向他端側箇所に、米粒を乾燥装置4に向けて排出させる米粒排出口54が形成されている。前記攪拌室形成部材52の長手方向中間位置であって米粒受入口53よりも少し搬送方向下手側に寄った箇所に被覆材供給口60が形成されている。
前記米粒排出口54は、図7に示すように、米粒搬送方向に長い長尺状に形成されており、攪拌室形成部材52の外周部に位置変更調節自在に装着された開度調節用部材64によって開度を変更調節自在な長尺状排出口部54aと、それよりも幅広に形成された終端排出口部54bとが夫々形成されている。
そして、後述するように攪拌室形成部材52に形成された被覆材供給口60に前記高温溶液生成部17における被覆材溶液供給路34を通して送出用ポンプ35による送り作用によって被覆材溶液が供給され、その被覆材供給口60から前記攪拌室形成部材52の内部に被覆材溶液が供給される構成となっている。
従って、被覆材溶液供給路34、送出用ポンプ35、及び、被覆材供給口60により、攪拌室形成部材52の内部に前記被覆材溶液を供給する被覆材溶液供給手段56が構成されており、この被覆材溶液供給手段56と攪拌搬送機3とによって、攪拌室形成部材52の内部を搬送されている被覆対象米粒に被覆材溶液を付着させて付着済み米粒を生成する米粒被覆装置Hが構成される。
前記攪拌搬送手段55は、攪拌室形成部材52の長手方向に沿って螺旋状に延びる螺旋状搬送体58を、その径方向内方側に前記攪拌室形成部材52の長手方向に連なる内部空間Kを備えかつその螺旋状の搬送作用部58aの間が前記内部空間Kに連通するように開口される状態で、且つ、回転駆動手段にて攪拌室形成部材52の長手方向に沿う軸芯周りで回転される状態で備えて構成されている。又、前記螺旋状搬送体58が、丸棒材を螺旋状に屈曲形成したコイル状体にて構成され、前記螺旋状搬送体58の径方向内方側に、回転軸57が、その外周面と前記螺旋状搬送体58との間に前記攪拌室形成部材52の長手方向に連なる前記内部空間Kを形成する状態で設けられ、その回転軸57に前記螺旋状搬送体58の前記長手方向の両側端部夫々を一体回転自在に支持する支持部Sが形成されている。すなわち、前記螺旋状搬送体58及び前記各支持部Sを備えた回転軸57により攪拌搬送手段55が構成される。
次に、前記攪拌搬送機3の具体構成について説明を加える。
図6及び図9に示すように、円筒形状に形成された攪拌室形成部材52の内部に、攪拌室形成部材52の長手方向の略全長にわたって一体的に形成される状態で延びる回転軸57と、その回転軸57の外周部に位置させてその回転軸57と一体回転自在な螺旋状搬送体58とが備えられており、回転軸57と螺旋状搬送体58とを回転駆動する回転駆動手段としての電動モータ59を備えている。つまり、詳細な支持構成については後述するが、攪拌搬送機全体を支持する部材である基端側支持部材79にてベアリングを介して回動自在に且つ軸芯方向での移動が阻止される状態で回転体57が支持され、基端側支持部材79に対して攪拌室形成部材52が連結支持される構成となっている。
そして、攪拌室形成部材52の内部において、丸棒材を螺旋状に屈曲形成したコイル状体にて構成されて攪拌室形成部材52の長手方向に沿って螺旋状に延びる螺旋状搬送体58が備えられ、その螺旋状搬送体58の径方向内方側に、前記回転軸57がその外周面と螺旋状搬送体58との間に攪拌室形成部材52の長手方向に連なる内部空間Kを形成する状態で設けられている。螺旋状搬送体58は、上述したようなコイル状体にて構成され、しかも、螺旋状搬送体58と回転軸57との間には内部空間が形成されるから、螺旋状搬送体58は、その搬送作用部の間が前記内部空間Kに連通する状態で設けられることになる。
前記回転軸57の攪拌室形成部材52の長手方向両端側箇所部には、前記螺旋状搬送体58を一体回転自在に支持する支持部Sを構成する筒状支持体62、63が夫々設けられている。このうち、電動モータ59配設側の筒状支持体62は、キー61によって回転軸57と一体回転する状態で回転軸57に外嵌装着されており、この筒状支持体62には、螺旋状搬送体58の一部を接触する状態で巻回支持する螺旋体保持部62aと、螺旋状搬送体58の一端部を周方向に係止して回転力を伝える係止部62bとが形成されている。一方、電動モータ59配設側とは反対側の筒状支持体63は、回転軸57に外嵌装着されて、その軸端側の段差部分63cが、回転軸57の軸端部に固定ネジ88で固定されるベアリングユニット89と回転軸57の端部との間で締め付け固定されて、回転軸57と一体回転する状態で設けられている。この筒状支持体63にも他方側のものと同様に、螺旋状搬送体58の一部を接触する状態で巻回支持する螺旋体保持部63aと、螺旋状搬送体58の一端部を周方向に係止して回転力を伝える係止部63bとが形成されている。
前記螺旋状搬送体58における前記米粒排出口54に対応する箇所に、攪拌室形成部材52の内周面に近接させた状態で且つ攪拌室形成部材52の長手方向に沿って直線状又は略直線状に延びる掻き出し作用部58bが設けられている。つまり、螺旋状搬送体58における米粒排出口54の終端側箇所に対応する箇所に、螺旋状に屈曲している螺旋状の搬送作用部58aの端部から一体的に連なる状態で、棒材を攪拌室形成部材52の内周面に近接させた状態で直線状又は略直線状に延びるように形成して掻き出し作用部58bを構成している。そして、この掻き出し作用部58bを前持筒状支持体63における螺旋体保持部63aにて受け止めて径方向外方への移動を阻止するようになっており、掻き出し作用部58bの端部を筒状支持体63における係止部63bに係止させる構成となっている。
次に、上述のように構成された攪拌搬送機3の作用について説明する。
前記米粒受入口53から前記攪拌室形成部材52の内部に受け入れられた米粒は、回転駆動される螺旋状搬送体58により米粒排出口54側に向かって攪拌されながら搬送され、そのように攪拌搬送される米粒に対して、被覆材供給口60から被覆材溶液が供給され、米粒がその被覆材溶液供給位置から更に攪拌搬送される過程で、米粒の表面の全体にわたる状態で被覆材溶液が付着して、米粒の表面の全体にわたる状態で被覆材溶液にて被覆されることになる。このとき、螺旋状搬送体58の螺旋状の搬送作用部58aにて押し移動される米粒は、搬送方向下手側に移動すると同時に螺旋状搬送体58と回転軸57との間の内部空間に向けて移動することになる。その結果、内部空間に位置している米粒を押しながら米粒同士がぶつかって米粒の姿勢が反転する。そして、このようなことを繰り返しながら、搬送方向下手側に向けて米粒を搬送しながら充分に攪拌させることができるのである。
そして、米粒が米粒排出口54の長尺状排出口部54aに達すると、米粒搬送方向に沿う方向の広い範囲にわたって偏りの少ない状態で満遍なく排出され、その長尺状排出口部54aを通過した米粒は、掻き出し作用部58bにより掻き出される状態で終端排出口部54bから排出される。
前記乾燥装置4は、図2に示すように、前記攪拌搬送機3の米粒排出口54から落下排出される米粒を受けて載置搬送する複数の載置搬送部65を備えており、前記攪拌搬送機3にて被覆材溶液が被覆されて米粒排出口54から落下排出される米粒を載置搬送部65にて受けて載置搬送しながら乾燥させることにより、米粒表面に被膜を形成するようになっている。前記載置搬送部65は、外周形状が円形状に形成されて乾燥用電動モータ66にて上下軸心周りで回転駆動される多孔状体にて構成され、上方より供給される米粒を受け止めて載置搬送したのちに下方に落下排出するように構成されている。このような載置搬送部65の複数を、上方側のものから落下排出される米粒を下方側のものが受け取る形態で上下方向に複数並べて設けている。これらの複数の載置搬送部65は略円筒状の乾燥装置ケーシング67に収納される構成となっている。
更に、最下部の載置搬送部65の排出箇所の下方には、その最下部の載置搬送部65から落下排出される米粒を受けて装置外に排出する排出シュート68が乾燥装置ケーシング67から外部に突出する状態で設けられ、この排出シュート68から外部に排出した米粒は後処理部Bに向けて搬送される。又、乾燥装置ケーシング67内において、最上部の載置搬送部65よりも上方側に位置させて電気ヒータ69を備えて、乾燥装置ケーシング67の上部に乾燥装置4内部に乾燥用空気を給気する乾燥用送風機70を備えている。外部の吸引装置によって吸引することにより、乾燥装置4内部の空気が外部に排気される構成となっている。ちなみに、乾燥装置ケーシング67における外周側壁部のうち電気ヒータ69よりも上方側に位置する部分は多孔状のパンチングメタルにて構成され、電気ヒータ69よりも下方側箇所は無孔板材にて構成されている。
つまり、前記攪拌搬送機3の米粒排出口54から、被覆材溶液が付着した付着済み米粒が最上部の載置搬送部65上に落下排出され、その米粒が各載置搬送部65にて載置搬送されながら順次下方側の載置搬送部65に落下排出されて最下部の載置搬送部65まで移送されて、排出シュート68から装置外に排出されるようになっており、そのように米粒が各載置搬送部間を移送される過程で、電気ヒータ69の輻射熱により、最上部の載置搬送部65にて載置搬送される米粒を乾燥し、並びに、乾燥装置ケーシング67の上部から吸気又は吸引された乾燥用空気を電気ヒータ69にて加熱した後上下に並ぶ各載置搬送部65を下方側に通過させて装置外に排出するように通風させて、米粒に付着した被覆材溶液を乾燥するようになっている。つまり、電気ヒータ69による輻射熱及び乾燥用空気の通風による協働乾燥作用により付着済み米粒を乾燥して皮膜を形成することになる。
この無洗米製造設備においては、軟水器33を除いた被覆材溶液生成装置1、研米機2、攪拌搬送機3、乾燥装置4、及び、制御部Cを一体的に組み付けて、無洗米製造部ユニットUを構成している。この無洗米製造部ユニットUは、図に示すように、前記乾燥装置ケーシング67と、その乾燥装置ケーシング67よりも高さが低く且つ概ね直方体形状に組み立てられた基枠73とを横方向に並べて連結し、前記基枠73に、前記研米機2、前記攪拌搬送機3及び前記制御部C等を組み付けて構成している。尚、図示しないが清掃用の配管類等も組み付けられることになる。
前記攪拌搬送機3は、前記攪拌室形成部材52における前記米粒排出口54が位置する長手方向一端側部分を平面視で前記乾燥装置4に重複させかつ前記攪拌室形成部材52における前記米粒受入れ口53が位置する長手方向他端側部分を前記乾燥装置4の横側外方に突出させる状態を作業位置として設置され、且つ、乾燥装置4の横外側方に位置する旋回支点周りでの旋回により、前記作業位置と、前記攪拌室形成部材52の全体を前記乾燥装置4の横側外方に突出させるメンテナンス位置とに切換自在に構成されている。
そして、前記作業位置にある前記攪拌室形成部材52の長手方向と交差する方向に沿う作業用通路74が、前記旋回支点位置よりも前記乾燥装置4が存在する側とは反対側に位置させて形成されている。すなわち、作業用通路74は直方体形状の通路形成用枠体74aの上部に載置台を形成して構成してあり、作業者がその載置台上に載置した状態で作業を行えるようになっている。この作業用通路74は、基枠73に対して乾燥装置4とは反対側に位置させて、その基枠73に連なるように固定連結されており、作業用通路74、基枠73、及び、乾燥装置ケーシング67がその順序で横方向に並べて一体的に連結して無洗米製造部ユニットUが構成されている。
又、前記乾燥装置4と前記作業用通路74との間に、研米機2、攪拌搬送機3、ボイラ32、制御部C等が設けられている。そして、前記作業用通路74に対して前記攪拌室形成部材52が位置する側とは反対側箇所に、被覆材を投入するための被覆材投入部Tとしての澱粉水溶液生成供給部15及び品質向上剤供給部16が備えられ、それらの下方側に被覆溶液貯留タンク30等が設けられている。
前記澱粉水溶液生成供給部15と前記品質向上剤供給部16との組み付け構成について説明すると、図2及び図5に示すように、澱粉水溶液生成供給部15と品質向上剤供給部16とは、通路形成用枠体74aに連結された略矩形状の機枠75によって支持され、作業用通路74上に作業者が載置している状態で固形粉状の被覆材(澱粉、品質向上剤)を投入し易い高さに澱粉貯留タンク18と品質向上剤貯留タンク27とが夫々配備されており、被覆材を投入するための被覆材投入部Tが形成されている。そして、澱粉貯留タンク18の下方側には上述したような振動フィーダ19、澱粉水溶液タンク21、ロードセル22等が配備されており、品質向上剤貯留タンク27の下方側には振動フィーダ29等が配備されている。尚、図5に記載される符号78は、澱粉貯留タンク18及び品質向上剤貯留タンク27の内部で澱粉や品質向上剤が滑らかに繰り出されるように攪拌させる攪拌体を低速回転させる減速機付き電動モータである。
前記攪拌搬送機3は、攪拌室形成部材52並びに螺旋状搬送体58の夫々が基端側支持部材79に対して各別に取り外し可能に構成されている。更に、攪拌室形成部材52が攪拌室形成部材52の長手方向に沿って複数の分割単位体に分離した状態で基端側支持部材79に対して取り外し可能に連結されている。
又、攪拌室形成部材52の前記複数の分割単位体52A,52Bの夫々に接続用のフランジ部80が形成され、複数の分割単位体52A,52B同士を、その接続箇所において、着脱自在なクランプ部材81により各フランジ部80同士を挟み込んで連結するように構成されている。
すなわち、図9に示すように、前記基端側支持部材79は、機枠75に位置固定状態で立設された固定ピン82に縦軸芯Y周りで回動自在に外嵌装着される枢支ボス部79aと、この枢支ボス部79aの上部に位置する横向き筒部79bとを一体形成して構成され、この横向き筒部79bにて攪拌室形成部材52、回転軸57、螺旋状搬送体58等を片持ち状に支持する構成となっている。従って、基端側支持部材79は、前記固定ピン82における縦軸芯Y周りで回動自在に攪拌室形成部材52並びに回転軸57及び螺旋状搬送体58を片持ち状に支持する構成となっている。
この基端側支持部材79には回転軸57及び螺旋状体58を一体的に回動駆動する駆動手段としての減速機付き電動モータ59が固定状態で取り付けられる。前記横向き筒部79bの内部において前記回転軸57がベアリング83にて回転自在に支持され、電動モータ59の出力軸59aとこの回転軸57とをカプリング84にて直結して一体回転自在に連結している。又、横向き筒部79bの端部には、攪拌室形成部材52の一端部が外嵌装着されて複数箇所を連結ネジ85によって連結して支持する構成となっており、この連結ネジ85を外すと攪拌室形成部材52の全体を取り外すことができるようになっている。
又、前記攪拌室形成部材52は、長手方向の中間位置において分割される構成となっており、それらの各分割単位体52A,52Bの接続箇所において、接続用のフランジ部80が形成され、複数の分割単位体同士52A,52Bを、その接続箇所において、着脱自在なクランプ部材81により各フランジ部80同士を挟み込んで連結する構成となっている。前記各フランジ部80の合わせ面部分には周方向の位相が一定になるように嵌り合う位置決めピン86が設けられている。
図8に示すように、クランプ部材80は蝶ネジ87を調節することでフランジ部80を締め付けたり緩めたりすることが可能な構成であり、簡単な操作で着脱を行えるようになっている。尚、攪拌室形成部材52の揺動端部側は、回転軸57に固定用ネジ88によって締め付け固定されているベアリングユニット89によって受け止め保持される構成となっている。
つまり、攪拌室形成部材52を取り外す場合は、図10に示すように、前記固定用ネジ88を緩めてベアリングユニット89を外した後、中間位置のクランプ部材81を外して揺動端側に位置する分割単位体52Bを外し、その後、連結ネジ85を外すことによって基端側に位置する分割単位体52Aを外すことができる。又、攪拌室形成部材52は、研米ホッパー2aや被覆材供給口60に接続される被覆材溶液供給路34との接続箇所においても、同様に、着脱自在なクランプ部材81により各フランジ部80同士を挟み込んで連結する構成となっている。
そして、攪拌室形成部材52を取り外した状態では、前記螺旋状搬送体58全体が露出されることになるので、この螺旋状搬送体58を筒状支持体62、63に対する係止状態を解除することで容易に取り外すことができる。
前記攪拌室形成部材52が、前記作業位置において、前記長手方向一端側部分を前記乾燥装置4の側壁部92を通して前記乾燥装置4の内部に入り込ませるように構成され、前記乾燥装置4の前記側壁部92に、前記攪拌室形成部材52が前記作業位置と前記メンテナンス位置との切換のために通過する開口93が形成され、その開口93を閉塞する閉状態と前記開口93を開放する開状態とに切り換え自在な扉部材94が設けられ、前記閉状態にある前記扉部材94によって前記攪拌室形成部材52を前記作業位置に保持するように構成されている。
説明を加えると、図3及び図12に示すように、略円筒状に形成される乾燥装置ケーシング67における側壁部92において、攪拌室形成部材52が出入りするための開口93が形成され、その開口93を覆う状態と開口93を開放させる状態とにわたり、縦軸芯Y2周りで揺動開閉自在な扉部材94が設けられている。そして、この扉部材94の揺動端縁は攪拌室形成部材52の外周部に沿うように円弧状に形成してパッキン95を付設しており、攪拌室形成部材52が接当する開口93の内縁部も同様に、攪拌室形成部材52の外周部に沿うように円弧状に形成してパッキン95を付設している。つまり、扉部材94を閉状態に切り換えると、この扉部材94によって攪拌室形成部材52に接当して作業位置に位置保持させる構成であり、しかも、攪拌室形成部材52の外周部と乾燥装置ケーシング67の側壁部93との間に大きな隙間が生じないようにしている。
そして、前記攪拌室形成部材52は、清掃等のメンテナンス作業を行うときは、扉部材94を開状態に切り換えて開口93を開放させ、図3の仮想線で示すメンテナンス位置にまで前記縦軸芯Y1周りで揺動して旋回させることができる。そして、このメンテナンス位置にまで旋回すると、前記基端側支持部材79の枢支ボス部79aに一体的に形成されている接当部96(図9参照)が機枠75に設けられた規制部97に接当してそれ以上の揺動を規制する構成となっている。このメンテナンス位置においては、図3に示すように、攪拌室形成部材52の全体が作業用通路74に近づいた状態となっており、メンテナンス作業を作業用通路74から近い位置で容易に行うことができる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を列記する。
(イ)上記実施形態では、前記螺旋状搬送体58の径方向内方側に、攪拌室形成部材52の長手方向のほぼ全長にわたる長尺の回転軸57を設けて、その回転軸57の長手方向の両側端部夫々に螺旋状搬送体58を一体回転自在に支持する支持部を設けて、回動駆動手段としての電動モータにより回転軸57を回転駆動する構成としたが、このような構成に代えて、次のように構成してもよい。
例えば、上記したような攪拌室形成部材52の長手方向のほぼ全長にわたる長尺の回転軸57を設けることなく螺旋状搬送体58だけを設ける構成としてもよい。この場合、螺旋状搬送体58の一端側を電動モータ59に連動連結して回転駆動させる構成として、螺旋状搬送体58の他端側を自由状態にする構成としてもよく、螺旋状搬送体58の他端側を径方向での位置が変動しないように位置保持させる構成、例えば、ベアリングにより回転自在に支持された回動部材に螺旋状搬送体58を支持させる構成としてもよい。
(ロ)上記実施形態では、前記螺旋状搬送体58が、丸棒材として、断面形状が円形の棒材を螺旋状に屈曲形成したコイル状体にて構成されているものを例示したが、このような構成に限らず、丸棒材としては、断面形状が楕円形状の棒材あるいは断面形状が角形形状のものであってその角部を丸く滑らかな形状にした棒材等を用いる構成としてもよい。
(ハ)上記実施形態では、前記攪拌室形成部材を横倒れ姿勢の一例として長手方向が水平方向又はほぼ水平方向に沿う姿勢で設けられる構成を例示したが、このような構成に限らず、横倒れ姿勢としては、長手方向が水平方向に対して傾斜した状態、例えば、長手方向における米粒受入口が上方側に位置し、米粒排出口が下方側に位置するように傾斜した姿勢としてもよい。具体的には、攪拌室形成部材の長手方向が水平方向に対して約30度程度傾斜したような姿勢で設ける構成としてもよい。
(ニ)上記実施形態では、前記攪拌室形成部材を2個の分割単位体に分割する構成とし、複数の分割単位体の夫々に接続用のフランジ部が形成され、複数の分割単位体同士を、その接続箇所において、着脱自在なクランプ部材により前記各フランジ部同士を挟み込んで連結する構成を示したが、このような構成に限らず、複数の分割単位体として2個に分割する構成に限らず、3個以上に分割させる構成としてもよく、前記各フランジ部同士をネジ止め固定によって連結させる構成とする等、他の連結構成を用いてもよい。
又、前記攪拌室形成部材52を複数の分割単位体に分割する構成に限らず、全体を一体的に形成した構成のものとしてもよい。
(ホ)上記実施形態では、供給される被覆材と供給される水とから被覆材溶液を生成する被覆材溶液生成装置として、澱粉と水とを設定比率で混合してその澱粉水溶液を送り出す澱粉水溶液生成供給部15と、品質向上剤を貯留するとともにその貯留している品質向上剤を設定量だけ送り出す品質向上剤供給部16と、前記澱粉水溶液生成供給部15にて混合した澱粉水溶液と前記品質向上剤供給部16から供給される品質向上剤とを攪拌しながら高温蒸気を噴霧して高温の被覆材溶液にする高温溶液生成部17とを備える構成としたが、このような構成に限らず、前記澱粉水溶液生成供給部15と前記品質向上剤供給部16のうちのいずれか一方だけを備える構成としてもよい。
又、このような構成に代えて、前記澱粉水溶液生成供給部15及び前記品質向上剤供給部16のいずれも備えない構成としてもよい。このように前記澱粉水溶液生成供給部15及び前記品質向上剤供給部16のいずれも備えない構成のものでは、高温溶液生成部17における被覆溶液貯留タンク30に対して、澱粉と水を予め設定した比率で混合したもの及び設定量の品質向上剤の夫々を作業者が手作業で供給する構成となる。
(ヘ)前記乾燥装置の具体構成は、上記の実施形態において例示した構成に限定されるものではない。例えば、前記載置搬送部として無端回動ベルトや振動コンベア式に構成しても良い。
無洗米製造設備の全体構成を示すブロック図 無洗米製造部ユニットの正面図 無洗米製造部ユニットの平面図 研米機配設部の側面図 澱粉水溶液生成供給部及び品質向上剤供給部の構成を示す図 攪拌搬送機の側面図 米粒排出口を示す図 クランプ部材を示す図 攪拌搬送機の断面図 攪拌搬送機の分解状態を示す説明図 攪拌搬送機の分解状態を示す説明図 乾燥装置の開口形成部を示す図
符号の説明
52 攪拌室形成部材
53 米粒受入口
54 米粒排出口
55 攪拌搬送手段
56 被覆材溶液供給手段
57 回転軸
58 螺旋状搬送体
58a 螺旋状の搬送作用部
58b 掻き出し作用部
59 回転駆動手段
60 被覆材供給口
K 内部空間
S 支持部

Claims (4)

  1. 横倒れ姿勢の筒状の攪拌室形成部材と、その攪拌室形成部材の内部に設けられて米粒受入口から前記攪拌室形成部材の内部に受け入れた米粒を前記攪拌室形成部材の長手方向に搬送して米粒排出口から排出させる攪拌搬送手段と、被覆材供給口から前記攪拌室形成部材の内部に前記被覆材溶液を供給する被覆材溶液供給手段とが備えられて、
    前記攪拌室形成部材の内部を搬送されている前記米粒に前記被覆材溶液を被覆させるように構成されている米粒被覆装置であって、
    前記攪拌搬送手段が、
    前記攪拌室形成部材の長手方向に沿って螺旋状に延びる螺旋状搬送体を、その径方向内方側に前記攪拌室形成部材の長手方向に連なる内部空間を備えかつその螺旋状の搬送作用部の間が前記内部空間に連通するように開口される状態で、且つ、回転駆動手段にて前記攪拌室形成部材の長手方向に沿う軸芯周りで回転される状態で備えて構成されている米粒被覆装置。
  2. 前記螺旋状搬送体が、丸棒材を螺旋状に屈曲形成したコイル状体にて構成されている請求項1記載の米粒被覆装置。
  3. 前記螺旋状搬送体の径方向内方側に、回転軸が、その外周面と前記螺旋状搬送体との間に前記攪拌室形成部材の長手方向に連なる前記内部空間を形成する状態で設けられ、
    その回転軸に前記螺旋状搬送体の前記長手方向の両側端部夫々を一体回転自在に支持する支持部が形成され、
    前記回動駆動手段が、前記回転軸を回転駆動するように構成されている請求項1又は2記載の米粒被覆装置。
  4. 前記米粒排出口が前記攪拌室形成部材の長手方向に沿って長い長尺状に形成され、
    前記螺旋状搬送体における前記米粒排出口に対応する箇所に、前記攪拌室形成部材の内周面に近接させた状態で且つ前記攪拌室形成部材の長手方向に沿って直線状又は略直線状に延びる掻き出し作用部が設けられている請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の米粒被覆装置。
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