JP2005539431A - 適応的周波数方式を利用した無線データ伝送方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、近距離無線データ伝送システムに関するもので、特に干渉のないチャンネル周波数を探して実時間無線データを伝送することのできる方法及び装置に関するものである。
2.4GHz ISM(Industrial Scientific Medical)周波数帯域を利用するブルートゥースと無線ラン技術が使用するスペクトロム拡散方法には、周波数ホーピング方式(Frequency Hopping Spread Spectrum : FHSS)と、直接拡散方式(Direct Sequence Spread Spectrum : DSSS)とがある。
従って、本発明の目的は、間欠的な干渉によるデータ損失を復元し、持続的な干渉の影響からは回避することによって、実時間データの無線伝送品質を向上させることができるように、適応的に干渉のないチャンネル周波数を探して無線データを伝送することのできる方法及び装置を提供することにある。
設定時間の間に検出されたアクセスコードの不一致ビート累積値を臨界値と比較してチャンネル干渉可否を検出するチャンネル干渉検出部と;
デバイスアドレスとクラックとを入力してランダムなホーピング周波数を発生するホーピング周波数発生器と;
ランダムな前記ホーピング周波数の中、チャンネル干渉のない一つのチャンネルを探索して代替チャンネルとして貯蔵し、設定チャンネルと代替チャンネルとを介して交番的にデータ伝送しながら、前記チャンネル干渉検出部で持続的干渉が検出されたら、前記代替チャンネルを設定チャンネルに変更したり、新しい代替チャンネルを探索して貯蔵する送/受信コントローラー;とを含むことを特徴とする。
データ伝送のために設定された設定チャンネルとはちがう周波数を有する干渉のない代替チャンネルを探して貯蔵する段階と;
前記設定チャンネルと貯蔵された代替チャンネルとを介して交番的にデータ伝送しながら、各チャンネルのチャンネル干渉存在有無を検査する段階と;
前記設定チャンネルに持続的なチャンネル干渉存在時、貯蔵されている代替チャンネルを新しい設定チャンネルに変更してデータ伝送する段階;とを含むことを特徴とする。
図1は、本発明の実施例による無線データ伝送装置のブロック構成図。
以下、本発明の好ましい実施例を添付の図面を参照に詳細に説明する。本発明を説明するにおいて、係る公知機能、あるいは構成に関する具体的な説明が、本発明の要旨を不要に不明にする可能性があると判断される場合、それに関する詳細な説明は省略することにする。
まず、マスターの送/受信コントローラ16は、代替チャンネル周波数F2を設定(80段階)する。この場合、現在のデータ伝送用に使用しているチャンネル周波数はF1と仮定することができる。そして、新しく設定される前記代替チャンネル周波数F2は臨時代替チャンネル周波数と仮定することができる。前記設定される臨時代替チャンネル周波数F2は、ホーピング周波数発生器48からランダムに発生される周波数を利用すればよい。このように、ホーピング周波数発生器48から発生されるいずれか一つのホーピング周波数を代替チャンネル周波数F2に設定した送/受信コントローラ16は、スレーブにチャンネル周波数F2の変更を要請(82段階)する。このようなチャンネル周波数の変更要請は、現在の設定チャンネルF1を介して行なわれる。すると、スレーブ側の送/受信コントローラでは、チャンネル変更要請に応答(84段階)する。このように、設定チャンネルF1から臨時代替チャンネルF2にチャンネル変更する場合、スレーブは、今まで設定チャンネルF1を介してマスターから受けた実時間データとアクセスコードのビートエラー累積値がほとんどない場合、チャンネル変更要請に応答しなければならない。なぜなら、今までの実時間データを正常的に受信したとしても、代替チャンネルF2に変更した後受信されたデータが損失された状態で、再び設定チャンネルに復旧された場合、損失された代替チャンネル区間の間のデータを復旧するためには、設定チャンネルF1に復旧した後も、一定期間データの損失がないようにしなければインターリビングの効果を得ることができないためである。
まず、設定チャンネルにデータを伝送中の送/受信コントローラ16は、設定チャンネルに間欠的にチャンネル干渉が存在したり、間欠的チャンネル干渉さえもなければ58段階に進み、代替チャンネルの存在有無を検査する。検査結果、図4で説明した方法で代替チャンネルが探索されて貯蔵されているなら60段階に進み、代替チャンネル干渉有無チェック時間であるかを検査する。干渉有無チェック時間は、スーパーフレームSn周期ごとに一回ずつ周期的であり、スーパーフレームの大きさは、インターリビングの大きさに依る。
上述したように、本発明は、現在設定されたチャンネルに持続的な干渉が存在する場合に備えて、予備チャンネルである代替チャンネル周波数を事前に探索しておくことによって、仮に設定チャンネルに干渉が持続的に発生するとしても、探索しておいた代替チャンネルへの変更が容易であるため、持続的なチャンネル干渉による実時間データの損失を最小化することができるという利点がある。
Claims (12)
- マスターとスレーブで周波数変更の可能な方式によって無線データを近距離伝送する装置において、
データ伝送のために設定された設定チャンネルとはちがう周波数を有する干渉のない代替チャンネルを探して貯蔵する段階と;
前記設定チャンネルと貯蔵された代替チャンネルとを介して交番的にデータ伝送しながら、各チャンネルのチャンネル干渉存在有無を検査する段階と;
前記設定チャンネルに持続的なチャンネル干渉存在時、貯蔵されている代替チャンネルを新しい設定チャンネルに変更してデータ伝送する段階;とを含むことを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。 - 請求項1において、前記代替チャンネルに持続的なチャンネル干渉存在時、貯蔵された代替チャンネル情報を廃棄し、干渉のない新しい代替チャンネルを探索して貯蔵する段階;を更に含むことを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。
- 請求項1または請求項2において、前記スレーブは、貯蔵された代替チャンネルを介してデータを送受信しながら発生したチャンネル干渉存在有無をマスターに報告する段階;を更に含むことを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。
- 請求項3において、前記チャンネル干渉の存在有無検査は;
送受信パケットに挿入されたアクセスコードの一致可否で検査することを特徴とする適応的周波数変更を介した無線データ伝送方法。 - 請求項3において、前記チャンネル干渉の存在有無検査は;
送受信パケットに挿入された実時間データのRSデコーダのビートエラー数、あるいはマスターとスレーブとが知っている非実時間データのビートエラー数で検査することを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。 - 請求項4または請求項5において、前記チャンネル干渉の持続性可否検査は;
決まった区間の間、前記実時間あるいは非実時間データのビートエラー数の累積値、あるいはアクセスコードの不一致ビート累積値と、予め貯蔵された各臨界値との比較を介して行なわれることを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。 - 請求項1または請求項2において、前記代替チャンネルを介したデータ伝送区間の長さは;
前記スレーブ側で代替チャンネルに変更される前に受信したデータと、設定チャンネルに回帰した後に受信したデータとを取り合わせデインターリビングして、代替チャンネルを介して伝送されたデータの損失分を復旧することのできる長さに設定することを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。 - マスターとスレーブで周波数変更の可能な方式によって無線データを近距離伝送する装置において、
設定チャンネルを介してデータを送受信する第1段階と;
貯蔵された代替チャンネルがなければ、設定チャンネルとはちがう周波数を有するいずれか一つのチャンネルを臨時代替チャンネルに設定した後、データを送受信しながらチャンネル干渉が存在するかを検査する第2段階と;
チャンネル干渉が存在しない場合、前記臨時代替チャンネルを代替チャンネルに貯蔵した後、前記設定チャンネルに復帰する第3段階と;
前記設定チャンネルと貯蔵された代替チャンネルとを介して交番的にデータ伝送をしながら、各チャンネルのチャンネル干渉存在有無を検査する第4段階と;
前記設定チャンネルに持続的なチャンネル干渉存在時、貯蔵された代替チャンネルを新しい設定チャンネルに変更してデータ伝送をする第5段階;とを含むことを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。 - 請求項8において、貯蔵された前記代替チャンネルに持続的なチャンネル干渉存在時、貯蔵された代替チャンネル情報を廃棄し、前記第2段階に戻ることを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送方法。
- 送信しようとしているデータに、少なくともエラー復元のためのリダンダンシーとCRCとを追加した後、インターリビングして出力する送信データ生成部と;生成された送信データにアクセスコードを付与してパケット化するアクセスコード発生器と;受信パケットからアクセスコードを検出するアクセスコード検出器と;受信パケットのデータからCRCチェックしてエラー発生可否を検査し、デインターリビングされたデータをRSデコーディングしてデータ損失復旧する受信データ復元部とを具備する周波数ホーピング方式無線データ伝送装置において、
設定時間の間に検出されたアクセスコードの不一致ビート累積値を臨界値と比較してチャンネル干渉可否を検出するチャンネル干渉検出部と;
デバイスアドレスとクラックとを入力してランダムなホーピング周波数を発生するホーピング周波数発生器と;
ランダムな前記ホーピング周波数の中、チャンネル干渉のない一つのチャンネルを探索して代替チャンネルとして貯蔵し、設定チャンネルと代替チャンネルとを介して交番的にデータ伝送しながら、前記チャンネル干渉検出部で持続的干渉が検出されたら、前記代替チャンネルを設定チャンネルに変更したり、新しい代替チャンネルを探索して貯蔵する送/受信コントローラー;とを含むことを特徴とする適応的チャンネル変更を介した無線データ伝送装置。 - 請求項10において、前記チャンネル干渉検出部は;
前記受信パケットのデータビートエラー数を累積し、これをまたちがう臨界値と比較してチャンネル干渉可否を検出することを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送装置。 - 請求項10において、前記送/受信コントローラーは;
前記ジェネレーターからランダムに発生するいずれか一つのホーピング周波数でデータ送受信がなされるようにスレーブに要請する段階と;
要請したチャンネル周波数を介してデータ送受信する段階と;
チャンネル干渉が存在しない場合、該当ホーピング周波数を代替チャンネル情報として貯蔵する段階;とを順次遂行するプログラムデータの貯蔵された内部メモリーを具備して、チャンネル干渉のないチャンネルを探索することを特徴とする適応的周波数選択を介した無線データ伝送装置。
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