JP2005537896A - スペクトロスコピック・イメージ撮像方法、その方法を実行する手段を備えた装置、並びにその方法の材料特性分析における利用 - Google Patents

スペクトロスコピック・イメージ撮像方法、その方法を実行する手段を備えた装置、並びにその方法の材料特性分析における利用 Download PDF

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Abstract

スペクトロスコピック・イメージの撮像を高速化するための改良SSFPシーケンスおよびその方法を実行するための装置、並びにその方法の材用特性分析における利用の提案である。

Description

本発明は定常自由歳差(SSFP)HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像(SI)方法、その方法を実行するための装置、並びにその方法を材料特性分析に使用する方法に関するものである。
非特許文献1にSSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたリン原子のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法が記載されている。この方法において信号が評価され、1つの測定パス信号の非常に狭い周波数範囲における自由誘導減衰(FID)類似信号S1とSSFPエコーS2(エコー類似信号とも呼ぶ)とを重畳した結果を評価することができる。この方法においては、幾つかの信号を同時に測定できず逐次的にのみ測定が行われるため、これらの信号の最小測定時間が長くなり、信号対雑音比(SNR)が低下するという欠点がある。
"FAST 31P Chemical Shift Imaging Using SSFP Method"、Oliver Speck、Klaus Scheffler、Juergen Hennig著、Proc. Intl. Soc. Mag. Reson. Med. 10 (2002)
従って、本発明の課題は最小測定時間を短縮することができる前記方式のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法および装置を提供することである。
本発明によれば、前記課題は第1の態様によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法によって解決される。この方法はSSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
フリップ角を有する繰返し時間または時間繰返し(TR)HF励起パルスを検査対象に照射し、
前記HF励起パルス照射間における第1読出しウィンドウにおいて傾斜磁場をかけない状態でFID類似SSFP信号S1を読み出し、第1読出しウィンドウとは別の第2読出しウィンドウにおいて傾斜磁場をかけない状態でエコー類似SSFP信号S2を読み出す方法において、
前記第1読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを行い、次のHF励起パルスを照射する前に、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを消去することを特徴とする方法である。位相コーディング傾斜磁場を用いて空間コーディングまたは空間分解が行われる。
前記課題は第2の態様によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法によって解決される。この方法はSSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
フリップ角を有する繰返し時間(TR)HF励起パルスを検査対象に照射し、
前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて、傾斜磁場をかけない状態で1つのFID類似SSFP信号S1のみを読み出す方法において、
前記読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを行い、
次のHF励起パルスを照射する前に、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記位相コーディングを消去することを特徴とする方法である。
また、前記課題は第3の態様によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法によって解決される。この方法はSSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
フリップ角を有する繰返し時間(TR)HF励起パルスを検査対象に照射し、
前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて傾斜磁場をかけない状態で1つのエコー類似SSFP信号S2のみを読み出す方法において、
前記読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを行い、
次のHF励起パルスを照射する前に、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記位相コーディングを消去することを特徴とする方法である。
第4の態様によれば、前記課題はSSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
フリップ角を有する繰返し時間(TR)HF励起パルスを検査対象に照射し、
前記HF励起パルス照射間における第1読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1を読み出し、第1読出しウィンドウとは別の第2読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下でエコー類似SSFP信号S2を読み出すことを特徴とする方法によって解決される。振動読出し傾斜磁場を用いて空間コーディングまたは空間分解が行われる。
本発明の第5の態様によれば、前記課題はSSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
フリップ角を有する繰返し時間(TR)HF励起パルスを検査対象に照射し、
前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下で1つのFID類似SSFP信号S1を読み出すことを特徴とする方法によって解決される。
本発明の第6の態様によれば、前記課題はSSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
フリップ角を有する繰返し時間(TR)HF励起パルスを検査対象に照射し、
前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下で1つのエコー類似SSFP信号S2のみを読み出すことを特徴とする方法によって解決される。
前記課題は請求項1〜49いずれか1項記載の方法を実行する手段を有する装置によっても解決される。
第1の態様によるイメージ撮像方法において、FID類似SSFP信号S1とエコー類似SSFP信号S2との間において、第1スポイラー傾斜磁場が反転され、第1読出しウィンドウと第2読出しウィンドウとが分離される。
HF励起パルスを層選択的に照射することもできる。これは、例えば、HF励起パルスの照射と同時に層選択傾斜磁場を反転することによって達成できる。HF励起パルスを空間および層選択的に照射することにより、空間コーディングまたは空間分解が行われる。
FID類似SSFP信号S1とエコー類似SSFP信号S2との間において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることが好ましい。一般に、干渉信号は水のような主要な溶媒の信号である。
第1読出しウィンドウの後、第2読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが消去され、次いで、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが行われることが好ましい。
本発明の別の実施の形態において、HF励起パルスは周波数選択的である。HF励起パルスが周波数選択的であることにより、例えば、一般に主要な干渉信号である水信号をまったく励起しないかまたは励起しても僅かであり、および/またはまったくリフォーカスしないか、またはしても僅かであることが好ましい。このような周波数選択励起および/またはリフォーカシングは、特に、振幅変調および/または周波数変調HFパルス、または一群のハードHF励起パルスによって可能である。
第2の態様によるイメージ撮像方法において、読出しウィンドウの後において、スポイラー傾斜磁場が反転されることが好ましい。
これは、特に、HF励起パルスが層選択的に照射される場合に行われる。
本発明の別の特別な実施の形態によれば、読出しウィンドウの後において、第2スポイラー傾斜磁場を反転することができ、第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射される。
別の方法として、HF励起パルスを周波数選択的にすることができる。
第3の態様によるイメージ撮像方法において、読出しウィンドウの前において、第1スポイラー傾斜磁場を反転することができる。
特に、HF励起パルスを層選択的に照射することができる。
読出しウィンドウの前において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることが好ましい。
別の方法として、HF励起パルスを周波数選択的にすることができる。
第1の態様によるイメージ撮像方法において、第1読出しウィンドウの前において2つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、2つの空間方向の位相コーディングを行い、次のHF励起パルスを照射する前に、2つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記2つの空間方向の位相コーディングを消去することができる。これにより、選択された層における二次元の分解能が得られる。
第1読出しウィンドウの前において、3つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、3つの空間方向の位相コーディングを行い、次のHF励起パルスを照射する前に、3つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記3つの空間方向の位相コーディングを消去することができる。これにより、選択された層における三次元の分解能が得られる。
第1の態様によるイメージ撮像方法において、第1読出しウィンドウの後、第2読出しウィンドウの前において、2つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、2つの空間方向の位相コーディングを消去し、次いで2つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、2つの空間方向の位相コーディングを行うことができる。
第1読出しウィンドウの後、第2読出しウィンドウの前において、3つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、3つの空間方向の位相コーディングを消去し、次いで3つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、3つの空間方向の位相コーディングを行うこともできる。
第2の態様によるイメージ撮像方法において、読出しウィンドウの前において、2つの空間方向の2つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、次のHF励起パルスを照射する前に、2つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記2つの空間方向の位相コーディングを消去することができる。
また、読出しウィンドウの前において、3つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、3つの空間方向の位相コーディングを行い、次いで、次のHF励起パルスを照射する前に、3つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記3つの空間方向の位相コーディングを消去することができる。
第4の態様によるイメージ撮像方法において、振動している1つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1およびエコー類似信号S2をそれぞれ読み出すことができる。第1読出しウィンドウの前において、1つまたは2つの位相傾斜磁場を反転し、1つまたは2つの空間方向の位相コーディングを行い、次のHF励起パルスを照射する前に、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記1つまたは2つの空間方向の位相コーディングを消去することができる。振動読出し傾斜磁場により既に選択層における1つの次元の分解能が得られ、1つの位相傾斜磁場により第2次元の分解能が得られ、別の位相傾斜磁場により第3次元の分解能が得られる。
本発明の特別な実施の形態によれば、異なる空間方向に振動している2つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1およびエコー類似信号S2を読み出すことができる。第1読出しウィンドウの前において、1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、1つの空間方向の位相コーディングを行い、次のHF励起パルスを照射する前に、1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記1つの空間方向の位相コーディングを消去することができる。
異なる空間方向に振動している3つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1およびエコー類似信号S2をそれぞれ読み出すことができる。
FID類似SSFP信号S1とエコー類似信号S2との間において、第1スポイラー傾斜磁場が反転され、第1読出しウィンドウと第2読出しウィンドウとが分離されることが好ましい。
HF励起パルスを層選択的に照射することもできる。
FID類似SSFP信号S1とエコー類似信号S2との間において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場の間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることが好ましい。
第1読出しウィンドウの後、第2読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが消去され、次いで、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが行われることが好ましい。
本発明の別の実施の形態によれば、HF励起パルスは周波数選択的である。
第5の態様によるイメージ撮像方法において、1つの空間方向に振動している1つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1が読み出され、読出しウィンドウの前において、1つまたは2つの位相傾斜磁場が反転され、1または2つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが消去されることが好ましい。
特に、異なる空間方向に振動している2つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1を読み出すことができ、読出しウィンドウの前において、1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、1つの空間方向の位相コーディングを行い、次のHF励起パルスを照射する前に、1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記空間方向の位相コーディングを消去することができる。
異なる空間方向に振動している3つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1を読み出すこともできる。
読出しウィンドウの後において、第1スポイラー傾斜磁場が反転されることが好ましい。
HF励起パルスを層選択的に照射することもできる。
読出しウィンドウの後、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場の間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることが好ましい。
別の実施の形態において、HF励起パルスが周波数選択的である。
本発明の第6の態様によるイメージ撮像方法において、1つの空間方向に振動している1つの読出し傾斜磁場の下でエコー類似SSFP信号S2が読み出される。読出しウィンドウの前において1つまたは2つの位相傾斜磁場が反転され、1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが消去される。
本発明の別の特別な実施の形態によれば、異なる空間方向に振動している2つの読出し傾斜磁場の下でエコー類似SSFP信号S2が読み出される。読出しウィンドウの前において1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、1つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記空間方向の位相コーディングが消去される。
異なる空間方向に振動している3つの読出し傾斜磁場の下でエコー類似SSFP信号S2を読み出すこともできる。
読出しウィンドウの後において、第1スポイラー傾斜磁場が反転されることが好ましい。
HF励起パルスを層選択的に照射することもできる。
読出し傾斜磁場の後において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることが好ましい。
別の実施の形態において、HF励起パルスを周波数選択的にすることができる。
信号S1および/またはS2を1つのHFコイルによって検出することもできる。
別の方法として、空間的に異なる感度プロフィールを有する少なくとも2つのHFコイルによって信号S1および/またはS2を検出することができる。これにより、明確に規定されたボクセル・サイズおよびボクセル数(パラレル・イメージング)を得るための位相コーディング・ステップ数を低減することできる。詳細については、K. Pruessmann, M. Weiger、 M.B. Scheidegger、 P.Boesiger 著「SENSE: Sensitivity encoding for fast MRI」、Magn. Reson. Med. 42、 952-962 (1999) を参照されたい。前記引用により、前記文献の内容が本明細書に組み込まれたものとする。
本発明の装置は磁気共鳴装置、特に、核スピン・トモグラフィー装置、核スピン・スペクトロスコピー装置、またはその組合せであってよい。
請求項1〜49いずれか1項記載の方法を材料の特性分析に使用する方法も提案する。
また、請求項1〜49いずれか1項記載の方法を老化プロセスの分析に使用する方法も提案する。
本発明は、本発明のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法に磁気共鳴画像法(MRI)のSSFPシーケンスを用いることにより、特に、最小測定時間(即ち、完全なデータ・セットを記録するのに要する時間)の短縮および高SNRが得られるという意外な発見に基づいている。振動読出し傾斜磁場の下で信号を読み出すことにより、最小測定時間が特に短縮される。この最小測定時間は、現在利用可能な臨床核スピン画像装置におけるパルス・シーケンスの全測定時間を遥かに下回るものである。また、本発明のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法を臨床および/またはその他の核スピン・トモグラフィー装置(例えば、動物実験用の小形システム、材料試験等)に幅広く利用できる可能性がある。
本発明のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法は軽微なハードウェアの変更(傾斜磁場(B0)、HFパワー等)のみで、高磁場強度下において測定が行われる場合には小型化が可能である。臨床および/またはその他の分野における核スピン・トモグラフィー装置/スペクトロスコピー装置に高強度の磁場が用いられることは今日の動向である。
本発明のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の別の効果には次のようなものがある。
− 標準測定時間におけるSNR(SNRt)
カップリングしていない信号を検出する別の周知のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法と比較し、高いSNRtを得ることができる。また、Jカップリングしている信号の検出を最適化することができる(繰返し時間TRをT2(スピン−スピン緩和時間)およびJカップリングの関数とする)。
−空間分解能
位相コーディング傾斜磁場を用いて空間情報を位相コーディングする場合、例えば、U−FLAREまたはRARE(Rapid Acquisition with Relaxation Enhancement)に基づくシーケンスにおいて発生するT2またはT2(実効横緩和時間)に伴う信号ドロップに起因する空間分解能ロスが回避される。
また、FID信号S1を排他的に読み出すことにより、短いT2を有する信号、従ってエコー類似SSFP信号S2に寄与しないか、または寄与しても強度が限定でされている信号を検出することができる。T2が短いことにより、エコー類似SSFP信号S2よりSNRが高くなる。また、信号を励起した直後にS1の検出が開始され(一般に、数ms後)、位相変調されたJカップリング信号が読み出されるため、多重線信号の信号ロスが非常に少ない。
SSFP信号S2を排他的に読み出すことにより、短いT2を有する信号ではなく、長いT2を有する信号が検出される。Jカップリング信号はもとより、(Jカップリングしていない)一重線信号を読み出すこともできる。一重線信号強度はHF励起パルス間隔に大きく影響される。従って、HF励起パルス間隔を関数として、Jカップリング信号を高SNRで検出することも、(例えば、別の信号との重複を避けるため)意図的に抑圧することもできる。干渉信号(例えば、1H−NMRにおける水および脂質信号)の抑圧が簡単であり抑圧度が大きいほど有益である。これは異なるT2による影響のみならず、周波数選択HF励起パルスを用いることによって達成される。この理由は、周波数選択励起および(1回または数回の)周波数選択信号のリフォーカシングにより、干渉信号を更に抑圧できるからである。
隣接読出しウィンドウにおいて信号S1およびS2を読み出すことにより、特定のS1およびS2を排他的に読み出すスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の効果を活用することができるが、排他的読出しと比較してそれぞれの信号S1およびS2読み出すための所定のHF励起パルスの繰返し時間における読出し時間が短くなるという欠点につながる。
また、特定のアポディゼーションを適用した後(データ処理後)および/または測定時間信号にデータ外挿法を適用した後の周波数範囲(例えば、フーリエ変換による再構成)または時間範囲の分析(モデル機能の適用)により測定時間の評価ができるよう繰返し時間TRを最適化することができる。適切なスペクトラル分解能とSNRが得られる。最適繰返し時間TRはT1(スピン−格子緩和時間)、T2、T2、および必要または望ましいスペクトラム幅および分解能に依存する。具体的には、繰返し時間TRを多重線構造およびJカップリング定数の関数として選択することにより、Jカップリングしているスピン信号の検出を最適化することができる。本発明のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の特別な実施の形態において、一般に水信号のような干渉信号が支配的な信号(D1、D2)が抑圧される。これにより、現在臨床分野の用途において最も大きな割合を占めているプロトン・スペクトロスコピー(1H)−SIに本発明の方法を用いることができる。
本発明の更なる特徴および効果は特許請求の範囲、以下に述べる幾つかの実施の形態、および添付図面によって明らかになる。
図において、励起パルスおよび傾斜グラフは図式的なものであって実寸を示すものではない。また、幾つかの連続した傾斜磁場を同時に用いることができるが、理解を容易にするため図示してない。それぞれの図において、7つのトレース(RF(HF励起パルスおよび信号)、Gpe1、Gpe2、Gpe3、Gスポイラー、Gスライス、Gリード)が示されているが、そのうちの幾つかは使用されていない。実際には、6つの傾斜磁場トレースが3つの物理的傾斜(Gx、Gy、Gz)に重畳される。
更に、層選択HF励起パルスを使用する場合には、第3位相コーディング傾斜磁場の使用は任意である。
図示してないが、位相コーディングの空間方向、層選択、および読出し傾斜磁場はペアー毎に直交していることが好ましい。スポイラー傾斜磁場は幾つかの傾斜磁場(x、y、z)の総和であるため別の角度を成すことができる。
破線で示す囲いは読出しウィンドウである。
図1の励起パルスおよび傾斜グラフは、Fast Aquisition Double Echo(FADE)−SSFPシーケンスに基づく本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法を示している。(FADEの詳細については“FADE − A New Fast Imaging Sequence” T.W.Redpath、R.A. Jones 著、Magnetic Resonance in Medicine 6、 pp 224〜234、1988 を参照されたい。)層選択傾斜磁場GL1の下で、フリップ角を有するHF励起パルスを検査対象に照射すると層選択励起が生じる。
選択された層の三次元空間の分解能を得るため、第1読出しウィンドウ10の前において、位相コーディング傾斜磁場GP11、GP21およびGP31が反転され、第2読出しウィンドウ20の後において位相コーディング傾斜磁場GP14、GP24およびGP34によって位相コーディングが消去される。
FID信号S1およびSSFP信号S2の読出し中、空間分布信号を除き傾斜磁場が存在していないため、化学シフト(スペクトラル分布)に関する情報も取得される。
FID類似信号S1とSSFPエコーS2との間において、第1スポイラー傾斜磁場GS1を反転することにより、第1ウィンドウ10と第2ウィンドウ20とが分離される。また、FID類似信号S1とSSFPエコーS2との間において、第2スポイラー傾斜磁場GS2が反転され、第1スポイラー傾斜磁場GS1と第2スポイラー傾斜磁場GS2との間において、干渉信号、この場合、水信号を抑圧する周波数選択飽和パルスSatが照射される。
安全上の理由から、第1読出しウィンドウの後において、位相コーディング傾斜磁場GP12、GP22およびGP32が反転され、GP11、GP21およびGP31の位相コーディング傾斜磁場が消去され、第2読出しウィンドウの前において位相コーディング傾斜磁場GP13、GP23およびGP33が反転され、別の位相コーディングが行われる。
ファントム(モデル・ソリューション)またはラットの脳の測定に用いられる一般的な磁場強度であり、本実施の形態の磁場強度でもあるB0=4.7Tにおける繰返し時間TRは60〜120msである。飽和パルスSatのパルス長は10〜15msである。測定に先立ち、動態平衡(SSFP状態)を取るため、ダミー測定サイクルが繰り返される。一般に、ダミー測定のサイクル数は64〜128である。撮像領域(FOV)のサイズは48mm×48mm×48mm、または32mm×32mm×32mmであるが、x、yおよびz軸方向の大きさが必ずしも同じである必要はない。
この例においては、1空間方向当たりのコーディング・ステップ数は8、16または32である(必ずしも2の倍数である必要はなく、空間方向によって異なっていてもよく、1空間方向におけるステップ数を別の方向のインデックスに依存させることができる)。
図2の励起パルスおよび傾斜グラフは、Furier Acquired Steady State(FAST)−SSFPシーケンスをベースとした本発明の別の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法によるものである。FASTは、Fast Imaging with Procession (FISP)、またはGRAdient−Recalled Steady State(GRASS)としても知られ、詳細については“Fast Field Echo Imaging:In Overview and Contrast Calculations”P. vulon der Meulen、 J.P. Groen、A.M.C. Tinus、G. Bruntink 著、Magnetic Resonance Imaging, Vol. 6、pp 355 〜368、1988 を参照されたい。図1の実施の形態同様、フリップ角を有する層選択HF励起パルスが検査対象に照射される。単一の読出しウィンドウ15の前で位相コーディング傾斜磁場GP11、GP21、GP31が反転され三次元位相コーディングが行われ、次のHF励起パルス(図示せず)が照射される前に、位相コーディング傾斜磁場GP14、GP24およびGP34によって消去される。
エコー類似SSFP信号S2は読出しウィンドウ15の後において、第1スポイラー傾斜磁場GS1が反転されることにより抑圧される。また、読出しウィンドウ15の後において第2スポイラー傾斜磁場GS2が反転され、第1スポイラー傾斜磁場GS1と第2スポイラー傾斜磁場GS2との間において、水信号を抑圧する周波数選択飽和パルスSatが照射される。周波数選択飽和パルスSatの照射は任意である。このパルスが用意されていない場合、スポイラー傾斜磁場GS1およびGS2の組合せによりSSFPエコーS2を抑圧することができる。FID類似SSFP信号S1が単一の読出しウィンドウ15において傾斜磁場をかけない状態で読み出される。
図3はContrast Enhanced FAST(CE−FAST)またはTime Reversed FISP(PSIF)−SSFPシーケンスをベースとした本発明の別の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の励起パルスおよび傾斜グラフを示している。
図1および図2の実施の形態同様、フリップ角を有する層選択HF励起パルスが検査対象に照射される。図1および図2の実施の形態同様、単一の読出しウィンドウ25の前において三次元位相コーディングが行われ、読出しウィンドウ25の後において位相コーディング傾斜磁場GP14、GP24およびGP34が反転されることにより位相コーディングが消去される。読出しウィンドウ25の前において、第1スポイラー傾斜磁場GS1が反転されることによりFID信号S1が抑圧される。更に、読出しウィンドウ25の前において、第2スポイラー傾斜磁場GS2が反転され、第1スポイラー傾斜磁場GS1と第2スポイラー傾斜磁場GS2との間において、水信号を抑圧する周波数選択飽和パルスSatが照射される。エコー類似SSFP信号S2が単一の読出しウィンドウ15において傾斜磁場をかけない状態で読み出される。
図4は本発明の別の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の励起パルスおよび傾斜グラフを示している。この実施の形態は、層選択HF励起パルスの代わりに、ハード・パルス状の周波数選択HF励起パルスが用いられ、飽和パルスSatによって1H−NMRの水信号を抑圧する必要がない点が図1の実施の形態と異なっている。従って、1つのスポイラー傾斜磁場GS1によって2つの読出しウィンドウ10と20とを分離することができる。また、位相コーディング傾斜磁場GP12、GP22およびGP32、並びにGP13、GP23およびGP33を反転する必要もない。
最適化されたハードHF励起パルス・グループによる周波数選択(化学シフト選択)励起/リフォーカシングにより、代謝体信号が励起/リフォーカスされ、水信号は励起/リフォーカスされない(または僅かしか励起/リフォーカスされない)。本実施の形態においてファントムまたはラットの脳の測定に用いられる磁場強度であるB0=4.7Tにおける繰返し時間TRは30〜120msである。測定に先立ち、動態平衡を取るため、ダミー測定サイクルが繰り返えされる。一般に、ダミー測定のサイクル数は64〜128である。FOVの大きさは48mm×48mm×48mm、または32mm×32mm×32mmであるが、x、yおよびz軸方向の大きさが必ずしも同じである必要はない。1空間方向当たりのコーディング・ステップ数は8、16または32である(必ずしも2の倍数である必要はなく、空間方向によって異なっていてもよく、方向数をいずれか1つの方向のインデックスに依存させることができる)。
図5は本発明の別の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の励起パルスおよび傾斜グラフを示している。この実施の形態は、層選択HF励起パルスの代わりに、周波数選択HF励起パルスが用いられ、飽和パルスを照射する必要がないこと、およびスポイラー傾斜磁場GS2を必要としない点が図2の実施の形態と異なっている。エコー類似SSFP信号S2はスポイラー傾斜磁場GS1が反転されることにより抑圧される。
図6は本発明の別の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の励起パルスおよび傾斜グラフを示している。この実施の形態は、層選択HF励起パルスの代わりに、ハード・パルス状の周波数選択HF励起パルスが用いられ、水信号を抑圧する飽和パルスSatおよびスポイラー傾斜磁場GS2を必要としない点が図1の実施の形態と異なっている。FID類似SSFP信号S1はスポイラー傾斜磁場GS1が反転されることにより抑圧される。
図7は本発明の別の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法の励起パルスおよび傾斜グラフを示している。この実施の形態は、読出しウィンドウ15の前で2つの位相コーディング傾斜磁場GP11およびGP21のみが反転され、読出しウィンドウ15の後において位相コーディング傾斜磁場GP14およびGP24が反転されることにより位相コーディングが消去される点が図2の実施の形態と異なっている。
また、図7の実施の形態は測定ウィンドウ15のFID類似SSFP信号S1が振動している読出し傾斜Gリードの下で読み出される点が図2の実施の形態と異なっている。二次元位相コーディングと併せ、これにより選択された層の三次元分解能が得られる。
図8は図1のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法による1000mMのNAAを満たした球状ファントムの測定結果を示している。図8aはFID類似SSFP信号S1の評価結果に基づくスペクトラル、図8bはエコー類似SSFP信号S2(TR=69ms、16×16PEステップ、Tメジャメント=17s)の評価結果に基づくスペクトラル、図8cはエコー類似SSFP信号S2(TR=69ms、32×32PEステップ、Tメジャメント=68s)によって得られたNAAのCH3信号の結像をそれぞれ示している。
図9a〜9cは“一般的”パラメータ、即ち、4.7テスラのトモグラフィー装置による測定において脳の代謝体が示す値に対応する緩和時間T1=1.5ms、T2=250msを用いたコンピュータ・シミュレーション結果を例示したものである。図9aはSNRtの依存関係(この場合、繰返し時間TRおよびSSFP信号S1のフリップ角または傾斜角のS1/TR<<)を示している。同様に、図9bはSSFP信号S2のSNRtを示している。図9cは繰返し時間65msおけるS1/TR<<およびS2/TR<<をフリップ角の関数としてプロットしたものである。また、比較として従来技術によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法(TR=65ms、TR=6sにて完全緩和)における対応値もプロットしてある。図9cは、本発明の特別な実施の形態によるSSFPをベースとした方法を用いた場合、全体の測定時間が短縮されるたけでなく、従来のSIと比較してSNRtに関し有利であり、Pohman 他による文献(J. Mag. Reson. 129、 145-160、1977)に記載されている、従来のスペクトロスコピック・イメージ撮像方法は感度に関する“ゴールド・スタンダード”であるという記述がもはや当てはまらないことを示している。
本発明の少なくとも特別な実施の形態による最小測定時間の短縮は次の理由によるものである。
−Speck他による方法と比較し、少なくともより多くの共鳴線を同時に検出することができ、逐次検出と比較して最小測定時間を短縮できると共に信号対雑音比を向上させることができる。
−SSFPをベースとしないスペクトロスコピック・イメージ撮像方法のシーケンスと比較し、SSFPをベースとするシーケンスは本質的に繰返し時間TRが短いため、最小測定時間を短縮できると共に、SSFPシーケンスの特性により、更に信号対雑音比を向上させることができる。
本明細書、添付図面、および特許請求の範囲に開示されている本発明の特徴は、単独または任意の組合せにおいて本発明の別の様々な実施の形態を実行する上における本質的要素である。
本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法における励起パルス、傾斜磁場ダイアグラムまたはグラフ、および信号を示す図。 本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法における励起パルス、傾斜磁場ダイアグラムまたはグラフ、および信号を示す図。 本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法における励起パルス、傾斜磁場ダイアグラムまたはグラフ、および信号を示す図。 本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法における励起パルス、傾斜磁場ダイアグラムまたはグラフ、および信号を示す図。 本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法における励起パルス、傾斜磁場ダイアグラムまたはグラフ、および信号を示す図。 本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法における励起パルス、傾斜磁場ダイアグラムまたはグラフ、および信号を示す図。 本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法における励起パルス、傾斜磁場ダイアグラムまたはグラフ、および信号を示す図。 本発明の特別な実施の形態によるスペクトロスコピック・イメージ撮像方法によって得られた測定結果の例を示す図。 SSFPをベースとしたスペクトロスコピック・イメージ撮像および従来技術によるスペクトロスコピック・イメージ撮像によって得られる標準測定時間当たりの信号対雑音比(SNRt)のコンピュータ・シミュレーション結果を示す図。
符号の説明
10 第1読出しウィンドウ
20 第2読出しウィンドウ
15、25 読出しウィンドウ

Claims (54)

  1. SSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
    フリップ角を有する繰返し時間HF励起パルスを検査対象に照射し、
    前記HF励起パルス照射間における第1読出しウィンドウにおいて傾斜磁場をかけない状態でFID類似SSFP信号S1を読み出し、第1読出しウィンドウとは別の第2読出しウィンドウにおいて傾斜磁場をかけない状態でエコー類似SSFP信号S2を読み出す方法において、
    前記第1読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを行い、次のHF励起パルスを照射する前に、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを消去することを特徴とする方法。
  2. 前記FID類似SSFP信号S1とエコー類似SSFP信号S2との間において、第1スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1ウィンドウと第2ウィンドウとが分離されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記HF励起パルスが層選択的に照射されることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 前記FID類似SSFP信号S1とエコー類似SSFP信号S2との間において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 前記第1読出しウィンドウの後、前記第2読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが消去され、次いで、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが行われることを特徴とする請求項3または4記載の方法。
  6. 前記HF励起パルスが周波数選択的であることを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  7. SSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
    フリップ角を有する繰返し時間HF励起パルスを検査対象に照射し、
    前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて、傾斜磁場をかけない状態で1つのFID類似SSFP信号S1のみを読み出す方法において、
    前記読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを行い、
    次のHF励起パルスを照射する前に、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記位相コーディングを消去することを特徴とする方法。
  8. 前記読出しウィンドウの後において、第1スポイラー傾斜磁場が反転されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 前記HF励起パルスが層選択的に照射されることを特徴とする請求項7または8記載の方法。
  10. 前記読出しウィンドウの後において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記HF励起パルスが周波数選択的であることを特徴とする請求項7または8記載の方法。
  12. SSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
    フリップ角を有する繰返し時間HF励起パルスを検査対象に照射し、
    前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて傾斜磁場をかけない状態で1つのエコー類似SSFP信号S2のみを読み出す方法において、
    前記読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングを行い、
    次のHF励起パルスを照射する前に、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場を反転し、前記位相コーディングを消去することを特徴とする方法。
  13. 前記読出しウィンドウの前において、第1スポイラー傾斜磁場が反転されることを特徴とする請求項7記載の方法。
  14. 前記HF励起パルスが層選択的に照射されることを特徴とする請求項7または8記載の方法。
  15. 前記読出しウィンドウの前において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  16. 前記HF励起パルスが周波数選択的であることを特徴とする請求項7または8記載の方法。
  17. 前記第2読出しウィンドウの前において、2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、2つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記2つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の方法。
  18. 前記第1読出しウィンドウの前において、3つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、3つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、3つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記3つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の方法。
  19. 前記第1読出しウィンドウの後、前記第2読出しウィンドウの前において、2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、2つの空間方向の位相コーディングが消去され、次いで、2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、2つの空間方向の位相コーディングが行われることを特徴とする請求項5に従属する請求項17記載の方法。
  20. 前記第1読出しウィンドウの後、前記第2読出しウィンドウの前において、3つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、3つの空間方向の位相コーディングが消去され、次いで、3つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、3つの空間方向の位相コーディングが行われることを特徴とする請求項5に従属する請求項18記載の方法。
  21. 前記読出しウィンドウの前において、2つの空間方向の2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、次のHF励起パルスが照射される前に、2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記2つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項7〜16いずれか1項記載の方法。
  22. 前記読出しウィンドウの前において、3つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、3つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、3つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記3つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項7〜16いずれか1項記載の方法。
  23. SSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
    フリップ角を有する繰返し時間HF励起パルスを検査対象に照射し、
    前記HF励起パルス照射間における第1読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下でFID類似SSFP信号S1を読み出し、第1読出しウィンドウとは別の第2読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下でエコー類似SSFP信号S2を読み出すことを特徴とする方法。
  24. 振動している1つの読出し傾斜磁場の下で前記FID類似SSFP信号S1およびエコー類似信号S2がそれぞれ読み出され、前記第1読出しウィンドウの前において、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項23記載の方法。
  25. 異なる空間方向に振動している2つの読出し傾斜磁場の下で前記FID類似SSFP信号S1およびエコー類似信号S2がそれぞれ読み出され、前記第1読出しウィンドウの前において、1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、1つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項23記載の方法。
  26. 異なる空間方向に振動している3つの読出し傾斜磁場の下で前記FID類似SSFP信号S1およびエコー類似信号S2がそれぞれ読み出されることを特徴とする請求項23記載の方法。
  27. 前記FID類似SSFP信号S1とエコー類似SSFP信号S2との間において、第1スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1ウィンドウと第2ウィンドウとが分離されることを特徴とする請求項23〜26記載の方法。
  28. 前記HF励起パルスが層選択的に照射されることを特徴とする請求項23〜27記載の方法。
  29. 前記FID類似SSFP信号S1とエコー類似SSFP信号S2との間において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることを特徴とする請求項28記載の方法。
  30. 前記第1読出しウィンドウの後、前記第2読出しウィンドウの前において、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが消去され、次いで、少なくとも1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、少なくとも1つの空間方向の位相コーディングが行われることを特徴とする請求項28または29記載の方法。
  31. 前記HF励起パルスが周波数選択的であることを特徴とする請求項23〜27いずれか1項記載の方法。
  32. SSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
    フリップ角を有する繰返し時間HF励起パルスを検査対象に照射し、
    前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下で1つのFID類似SSFP信号S1を読み出すことを特徴とする方法。
  33. 1つの空間方向に振動している1つの読出し傾斜磁場の下で前記FID類似SSFP信号S1が読み出され、前記読出しウィンドウの前において、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項32記載の方法。
  34. 異なる空間方向に振動している2つの読出し傾斜磁場の下で前記FID類似SSFP信号S1が読み出され、前記読出しウィンドウの前において、1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、1つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項32記載の方法。
  35. 異なる空間方向に振動している3つの読出し傾斜磁場の下で前記FID類似SSFP信号S1が読み出されることを特徴とする請求項32記載の方法。
  36. 前記読出しウィンドウの後において、第1スポイラー傾斜磁場が反転されることを特徴とする請求項32〜35いずれか1項記載の方法。
  37. 前記HF励起パルスが層選択的に照射されることを特徴とする32〜36いずれか1項記載の方法。
  38. 前記読出しウィンドウの後において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることを特徴とする請求項37記載の方法。
  39. 前記HF励起パルスが周波数選択的であることを特徴とする請求項32〜36いずれか1項記載の方法。
  40. SSFP−HF励起パルス・シーケンスを用いたスペクトロスコピック・イメージ撮像方法であって、
    フリップ角を有する繰返し時間HF励起パルスを検査対象に照射し、
    前記HF励起パルス照射間における単一の読出しウィンドウにおいて、1つの空間方向に振動している少なくとも1つの読出し傾斜磁場の下で1つのエコー類似SSFP信号S2を読み出すことを特徴とする方法。
  41. 1つの空間方向に振動している1つの読出し傾斜磁場の下で前記エコー類似SSFP信号S2が読み出され、前記読出しウィンドウの前において、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つまたは2つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つまたは2つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項40記載の方法。
  42. 異なる空間方向に振動している2つの読出し傾斜磁場の下で前記エコー類似SSFP信号S2が読み出され、前記読出しウィンドウの前において、1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、1つの空間方向の位相コーディングが行われ、次のHF励起パルスが照射される前に、1つの位相コーディング傾斜磁場が反転され、前記1つの空間方向の位相コーディングが消去されることを特徴とする請求項40記載の方法。
  43. 異なる空間方向に振動している3つの読出し傾斜磁場の下で前記SSFPエコー信号S2が読み出されることを特徴とする請求項40記載の方法。
  44. 前記読出しウィンドウの後において、第1スポイラー傾斜磁場が反転されることを特徴とする請求項40〜43いずれか1項記載の方法。
  45. 前記HF励起パルスが層選択的に照射されることを特徴とする請求項40〜44いずれか1項記載の方法。
  46. 前記読出しウィンドウの後において、第2スポイラー傾斜磁場が反転され、前記第1スポイラー傾斜磁場と第2スポイラー傾斜磁場との間において、干渉信号を抑圧する周波数選択飽和パルスが照射されることを特徴とする請求項45記載の方法。
  47. 前記HF励起パルスが周波数選択的であることを特徴とする請求項40〜44いずれか1項記載の方法。
  48. 前記信号S1および/またはS2が1つのHFコイルによって検出されることを特徴とする請求項1〜47いずれか1項記載の方法。
  49. 前記信号S1および/またはS2が空間的に異なる感度プロフィールを有する少なくとも2つのHFコイルによって検出されることを特徴とする請求項1〜47いずれか1項記載の方法。
  50. 請求項1〜49いずれか1項記載の方法を実行するための手段を備えた装置。
  51. 磁気共鳴装置であることを特徴とする請求項50記載の装置。
  52. 核スピン・トモグラフィー装置、核スピン・スペクトロスコピー装置、またはその組合せであることを特徴とする請求項51記載の装置。
  53. 請求項1〜49いずれか1項記載の方法を材料の特性分析に使用する方法。
  54. 請求項1〜49いずれか1項記載の方法を老化プロセスの分析に使用する方法。
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