JP2005537777A - 4/6極共通巻線を有し且つ付加4極巻線を有するpscモータ - Google Patents
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Abstract
4/6極PSC(パーマネント・スプリット・キャパシタ)モータは、主巻線配列および補助巻線配列を有する。複数の共通の巻線は、その主巻線配列および補助巻線配列の両方に対して4極配列および6極配列の両方で付勢される。付加巻線は、4極配列においてのみ付勢される。それによって、4極配列の空隙の磁束レベルは、付加巻線の配列を変化させることによって、6極配列の空隙の磁束レベルに実質的とは無関係に変化させることができる。
Description
本発明は、一般的にはパーマネント・スプリット・キャパシタ(permanent-split capacitor:PSC)モータに関するものであり、特に4極配列(形態:configuration)と6極配列(形態:configuration)に共通の巻線を有し、また4極配列においてのみ付加巻線を有する可逆性の(reversible)4極/6極モータに関するものである。
単相誘導電動機の一種としてのPSCモータは、種々の多数の配列(形態:configuration)および種々の極配列(pole configuration)をもったものになり始めている。例えば、PSCモータは、しばしば衣服用洗濯機を駆動するために使用される。特に、4極PSCは縦軸インペラー(vertical axis impeller:縦軸羽根車)ウォッシャー(洗濯機)で使用されている。“しかし、このようなインペラー・ウォッシャーは繊細なウォッシング(洗濯)サイクル用の低速を具えていない。繊細なウォッシング・サイクル用の低速で動作することができる可変速度のモータを実現するために、或る幾つかの配列(構成、形態)では、PSCモータの代わりに電気的制御装置との組合せで、ブラシレス(ブラシの無い)永久磁石モータ、切換え形リラクタンス・モータ、または3相誘導電動機が使用されてきた。”しかし、このような配列(構成、形態)は製造費用が高くなる。
このような問題の1つの解決法が、本願と同じ者の発明で、本願と同じく譲渡された米国特許第5,825,111号、発明の名称“SINGLE-PHASE INDUCTION MOTOR 4/6 POLE COMMON WINDING CONNECTION WITH MAGNETIC MOTIVE FORCE SYMMETRICALLY DISTRIBUTED(対称に分布した起磁力を用いた4/6極共通巻線接続を有する単相誘導電動機)”の明細書中に開示されている。このすべての開示内容は本明細書に組み込む。この特許には、4極および6極配列に対して完全に共有される1つの巻線が設けられ対称分布の起磁力(MMF)を与える4/6極PSCモータが開示されている。しかし、このモータの4極配列の空隙(エアー・ギャップ)磁束密度は、6極配列の空隙磁束密度よりも約18%高い。さらに、順方向動作時に付勢される主巻線の抵抗に比して逆方向動作時に付勢される巻線の抵抗が高いので、4極順方向および逆方向配列は異なる停動トルク(ブレークダウン・トルク、破壊トルク、最大トルク)(BDT)を有する。
米国特許第5,825,111号
より低コストでより高い性能をもったインペラー・ウォッシャーに対する需要が高まるにつれて、通常のウォッシング・サイクルで駆動する高速で動作することができ、また繊細な(delicate)ウォッシング・サイクルで駆動する低速でも動作することができるPSCモータに対するニーズ(要求)がある。特に、両方の速度の配列(形態)の空隙磁束密度がそれぞれ互いに実質的に独立して変化することができる、高速配列(形態)と低速配列(形態)を有する可逆性2速PSCモータのニーズがある。両方の速度でモータの回転子(ロータ)と固定子(ステータ)との間の空隙の周りに対称に分布する起磁力を発生することができる可逆性2速モータに対するニーズもある。
発明の概要
両方の速度で独立して調整可能な空隙磁束密度を与えるために、本発明は新しい巻線配列(形態)を採用している。この新しい巻線配列では、4極配列は6極配列では付勢されない付加巻線を有する。この配列を用いることにより4極および6極の両方で非常に良好な性能を実現することができる。付加巻線は6極配列では動作に影響を与えることはなく、4極配列での動作に対する飽和レベルを低減し、それによって4極配列における順方向動作は6極配列に無関係な(独立な)所望の飽和レベルをもっている。米国特許第5,825,111号に開示されたモータでは、主巻線のワイヤの寸法が小さく、主巻線が高抵抗をもっているため、4極配列における逆方向動作は、4極配列における順方向動作よりも相当(実質的に)低い飽和および停動トルク(BDT)をもっている。本発明のモータでは、4極配列の逆方向動作期間中のBDTは、補助巻線のターン数(巻回数)の増加によって、充分(実質的に)大きくなる。
両方の速度で独立して調整可能な空隙磁束密度を与えるために、本発明は新しい巻線配列(形態)を採用している。この新しい巻線配列では、4極配列は6極配列では付勢されない付加巻線を有する。この配列を用いることにより4極および6極の両方で非常に良好な性能を実現することができる。付加巻線は6極配列では動作に影響を与えることはなく、4極配列での動作に対する飽和レベルを低減し、それによって4極配列における順方向動作は6極配列に無関係な(独立な)所望の飽和レベルをもっている。米国特許第5,825,111号に開示されたモータでは、主巻線のワイヤの寸法が小さく、主巻線が高抵抗をもっているため、4極配列における逆方向動作は、4極配列における順方向動作よりも相当(実質的に)低い飽和および停動トルク(BDT)をもっている。本発明のモータでは、4極配列の逆方向動作期間中のBDTは、補助巻線のターン数(巻回数)の増加によって、充分(実質的に)大きくなる。
本発明の目的は、4極配列および6極配列の両方に共通の主巻線を有し、また4極配列においてのみ付加巻線を有し、2つの異なる速度で効率的に動作するモータを提供し、また大幅な再加工や再設計を必要とすることなく製造することができる、4極/6極PSCモータを提供することである。
1つの形態では、本発明の4/6極PSCモータは、主巻線配列(形態)および補助巻線配列(形態)を有し、その主巻線配列および補助巻線配列の両方に対して、4極配列および6極配列の両方で付勢される複数の共通の巻線を有する。付加巻線は4極配列においてのみ付勢される。その結果、4極配列の空隙(エアー・ギャップ)の磁束レベルは、その付加巻線の配列(形態)を変化させることによって6極配列の空隙の磁束レベルに実質的に無関係に変化させることができる。
他の形態では、本発明のモータは、固定子(ステータ)コアと、その固定子コアと回転関係で配置された回転子(ロータ)と、その固定子コア上に巻回された複数の巻線要素と、その固定子コア上に巻回された付加巻線要素とを含む。巻線要素は、モータを複数の巻線要素と付加巻線要素とが付勢される4N極配列(ここでNは1に等しいかそれより大の整数である)で動作するように選択的に付勢されるように配列されている。巻線要素は、モータを複数の巻線要素のみが付勢される6N極配列で動作させるように、選択的に付勢されるように配列されている。付加巻線要素は、6N極配列では付勢されず、この付加巻線は4N極配列においてのみ付勢される。
さらに他の形態では、本発明は、外部電源に接続するための1対のライン端子と、固定子コアと、そのコアと磁気的結合関係で配置された4組のコイルを含む第1の巻線コイル群と、そのコアと磁気的結合関係で配置された4組のコイルを含む第2の巻線コイル群と、そのコアと磁気的結合関係で配置された4組のコイルを含む第3の巻線コイル群と、そのコアと磁気的結合関係で配置された複数組の付加コイルを含む付加巻線コイルと、スイッチ・アセンブリとを含む電気モータ・システムである。スイッチ・アセンブリ(組立体)は、その第1、第2および第3の巻線コイル群に動作上(operatively、動作によって、動作に応じて)接続され、またその付加巻線コイルに動作上接続され、それによって付加巻線コイルが付勢される1つの接続状態で4極配列、および付加巻線コイルが付勢されない別の接続状態で6極配列を与えるようにそのコイルの組の選択された組に流れる電流の方向を変化させる。
本発明の他の目的および特徴は、一部明らであり、一部は以下の説明で指摘して説明する。
図面全体を通して、対応する参照番号は対応する部分を示している。
図1を参照すると、これには本発明による4極/6極パーマネント・スプリット・キャパシタ(permanent-split capacitor:PSC)単相誘導電動機100の1つの好ましい実施形態の電気回路が概略図の形で示されている。特に、図1はコア(図示せず)と磁気的結合関係で配置された第1の巻線コイル群110を示している。第1の巻線コイル群110は図示のように4個のコイルの組を含んでいる。また、図1はコア(図示せず)と磁気的結合関係で配置され、同様に図示のように4個のコイルの組(4組のコイル)を含む第2の巻線コイル群120を示している。また、図1はコア(図示せず)と磁気的結合関係で配置され、同様に図示のように4個のコイルの組を含む第3の巻線コイル群130を示している。本発明の1つの特徴によれば。また、図1はコアと磁気的結合関係で配置された付加巻線コイル140を示している。
図1のモータはスイッチ・アセンブリ(組立体)を含んでいる。便宜上、スイッチ・アセンブリの様々なスイッチが図1の概略図中に示されている。しかし、その様々なスイッチは一体化されたアセンブリの一部分であってもよいと考えられる。いずれの場合も、スイッチの数は、例えば米国特許第5,825,111号中に開示されているような、他の4/6極モータで使用されるものと同じであることに留意されたい。特に、スイッチ112は、4極(4P)と6極(6P)配列においてその配列を制御するために第1の巻線コイル群110に対応付けて設けられている。スイッチ112は、図示のようにモータ・アセンブリに接続されるであろう端子T3、T1およびT10を含んでいる。第2のコイル巻線群120に対応付けて設けられているスイッチ122は4Pおよび6P配列においてその配列(形態)を制御する。スイッチ122は、図示のようにモータ・アセンブリに接続されるであろう端子T4、T5およびT11を含んでいる。複数のスイッチ132、134および136は4Pおよび6P配列においてその配列を制御するために第3の巻線コイル群130に接続されている。スイッチ132は端子T8およびT10を有し、これらの端子は図示のようにモータ・アセンブリに結合されており、スイッチ134は端子T7、T10およびT9を有し、これらの端子は図示のようにモータ・アセンブリに結合されており、スイッチ136は端子T5、T9およびT7を有し、これらの端子は図示のようにモータ・アセンブリに結合されている。各スイッチは、1つの接続形態において、付加巻線コイル140が付勢される(エネルギを与えられる)4極配列を形成するように上述のコイルの組の中の選択された巻線中を流れる電流の方向を変化させるために選択的に配置される。さらに、各スイッチは、別の接続形態において、付加巻線コイル140が付勢されない6極配列を形成するようにコイル群の中の選択されたコイル中を流れる電流を変化させるように選択的に配置されている。特にスイッチ142は4極配列で閉じられ、一方、6極配列では開かれ、それによって付加巻線コイル140は4極配列では閉回路になり、6極配列では開回路になる。
図1は、図1のモータの順方向動作と逆方向動作を選択するためのスイッチ150を示している。スイッチ150の1つの端子は図示のようにモータ・アセンブリの端子T1に接続されている。また、図1は外部電源に接続するための1対のライン端子160、170を示している。従って、図1は、各スイッチが4P配列の形態にあるときは付加巻線コイル140が付勢される4極配列で付勢される巻線を有する4/6極PSCモータ100を示している。さらに、図1は、各スイッチが6P配列の形態にあるときは付加巻線コイル140が付勢されない6極配列の形式の巻線を有するモータ100を示している。
図2を参照すると、4極配列にある複数のコイルの組の相互接続を示す図1のモータの電気回路の概略回路図が示されている。4極配列では、巻線コイルの群110、120および130はそれぞれ並列に接続された複数のコイルの組を含んでいる。さらに、付加巻線コイル140は、第1の巻線コイル群110と第2の巻線コイル群120の間に接続された複数のコイルの組である。
次に図3Aを参照すると、第1の巻線コイル群110が直列に接続された複数のコイルの組を有し、第2の巻線コイル群120が直列に接続された複数のコイルの組を有する6極配列が示されている。第3の巻線コイル群130は2個の並列コイルの組として構成されており、付加巻線コイル140は開回路である。図3Aは図4Aに示された巻線配列に対応する。垂直軸インペラー・ウォッシャーを駆動するために図4Aの巻線配列で使用されるとき、4極配列は、スイッチ150の位置を変えることによって可逆性になる。スイッチ150の位置を変えることによって6極配列も可逆性モードで使用される。図4Aの巻線配列では、6極配列は4極配列と逆方向に回転し、そのため4極配列と6極配列の両方でモータを同じ方向に回転させるためにはスイッチ150の位置を変えなければならない。特に、図2と3Aを比較すると、図2に示すように4極配列で順方向に回転させるためにはスイッチ150を“上側”の位置にしなければならない。一方、図3Aに示すように6極配列で順方向に回転させるためにはスイッチ150を“下側”の位置にしなければならない。4極配列で一方の方向(例えば、順方向)に動作させるときには、主巻線は第1の巻線コイル群110、第2の巻線コイル群120および付加巻線コイル群140を含み、補助巻線は第3の巻線コイル群130を含んでいる。4極配列で他方の方向(例えば、逆方向)に動作させるときには、主巻線は第3の巻線コイル群130を含み、補助巻線は第1の巻線コイル群110、第2の巻線コイル群120および付加巻線コイル群140を含んでいる。6極配列で同じ一方の方向(例えば、順方向)に動作させるときには、主巻線は第1の巻線コイル群110と第3のコイル群130の右側とを含み、補助巻線は第2の巻線コイル群120と第3の巻線コイル群130の左側とを含んでいる。6極配列で他方の方向(例えば、逆方向)に動作させるときには、主巻線は第2の巻線コイル群120と第3のコイル群130の左側とを含み、補助巻線は第1の巻線コイル群110と第3の巻線コイル群130の右側とを含んでいる。
ここで図示し、説明した本発明によるモータ100は幾つかの利点を有する。付加巻線コイル140がなければ、4極配列の有効ターン数(巻回数)は6極配列の有効ターン数と異なる。許容できる空隙磁束密度(air-gap flux density)をもつように6P巻線を設計したとき、4極配列の有効ターン数は6極配列の有効ターン数の約1.5/1.18になる。従って、付加巻線コイル140がなければ、4極配列は6極配列の空隙磁束密度よりも18%高い空隙磁束密度をもつようになり、固定子のコアは特に固定子のヨーク領域で飽和する可能性がある。本発明による付加巻線コイル140を用いると、コイル140は4極順方向動作時に主巻線と直列になり、それによって主巻線の有効ターン数が増加する。特に、コイル140は有効ターン数を18%だけ増加させるように構成してもよい。その結果、モータ100の4極配列は、6極配列と同じ空隙磁束密度をもつようになる。換言すれば、付加巻線コイル140を用いると、4極配列の有効ターン数が6極配列の有効ターン数の1.5倍であれば、4極配列と6極配列の両方で同じ空隙磁束レベルをもつようになる。付加巻線コイル140のターン数を調整または変化させることによって、モータ100の4極配列の空隙磁束密度を任意の所望の値にすることができる。6極配列の空隙磁束密度は付加巻線140と無関係がなくなり、この付加巻線140は6極配列では開回路になる。
要約すれば、本発明のモータ100は、6極配列における空隙磁束密度に無関係な4極配列における空隙磁束密度を有する。その理由は、6極配列ではコイル140は付勢されないので、6極配列の空隙磁束密度に影響を与えることなく付加巻線コイル140のターン数を変えることによって、4極配列の空隙磁束密度レベルを変化させることができるからである。その結果、4極配列と6極配列の空隙磁束密度を実質的に同じになるように構成することができる。
この点は、4極配列と6極配列の空隙磁束密度が固定された一定の比で互いに拘束されている米国特許第5,825,111号に示されているような従来技術の4/6極モータとは対照的である。(付加巻線コイル140が存在しない)米国特許第5,825,111号に記載の発明によるこの従来の設計では、6極配列の有効ターン数は4極配列の有効ターン数によって決定される。従って、もし4極配列の有効ターン数が好ましい空隙磁束密度を与えるように選択されていると、6極配列の有効ターン数は多くなり過ぎる傾向があり、その結果、6極配列の磁束密度は低くなり、好ましい値よりも小さくなる。これに対して、もし6極配列の有効ターン数が好ましい磁束密度レベルとなるように選択されていると、4極配列の有効ターン数は好ましい値よりも小さくなり、その結果、4極配列の磁束密度は好ましい値よりも大きくなる。本発明によるモータ100に付加巻線コイル140を加えることによって、4極配列または6極配列のいずれの空隙磁束密度も、6極配列の有効ターン数および付加巻線コイル140の各ターン数を選択することによって、モータの動作に応じて必要とされるように互いに独立に選定することができる。
付加巻線コイル140が使用されているため、逆方向動作時において、停動トルク(breakdown torque)はコイル140によって与えられるターン数だけ増大する。その結果、4極配列における順方向および逆方向の両方の最大トルクは殆ど同じになる。また、両方向の動作でモータの温度が上昇したとき、温度は殆ど同じになり、好ましい範囲内に維持することができる。
付加巻線コイル140は6極配列におけるモータ100の動作には実質的で本質的な影響を及ぼさないが、4極順方向配列に対する飽和レベルを引き下げ、それによって6極配列の動作に関係なく4極順方向配列の動作は所望の飽和レベルをもつことになる。4極配列の逆方向動作は順方向動作よりも充分低い飽和レベルになる。その理由は、この場合の主巻線である巻線130は、補助巻線である巻線110、120および140よりも小さい断面積、高い抵抗をもっているからである。これに対して、米国特許第5,825,111号のモータでは、小さな断面積の主巻線(巻線130)は高い電流密度を生じさせる。しかし、本発明のモータ100では、付加巻線コイル140が存在するので、第3の巻線コイル群130中の電流密度は同じ負荷トルクに対して充分減少するが、補助巻線の電流密度は増加する。
次に図3Bを参照する。これには巻線コイル群が図3Aと同様な配列をもった6極配列が示されている。特に、第1の巻線コイル群110は直列に接続された複数のコイルの組を有し、また第2の巻線コイル群120は直列に接続された複数のコイルの組を有する。第3の巻線コイル群130は2個の並列コイルの組として配列されており、付加巻線コイル140は開回路になっている。図3Bは図4Bに示された巻線配列に対応する。垂直軸インペラー・ウォッシャーを駆動するために図4Bの巻線配列で使用されるとき、4極配列はスイッチ150の位置を変えることによって可逆性になる。スイッチ150の位置を変えることによって、6極配列も同様に可逆性モードで使用することができる。図4Bの巻線配列において、6極配列は4極配列と同じ方向に回転し、従ってスイッチ150は、モータを4極配列と6極配列の両方で同じ方向に回転させるためには、変化させないようにする。特に、図2と3Bを比較すると、スイッチ150は図2に示すように4極配列で順方向に回転させるためには“上側”位置になければならず、また図3Bに示すように6極配列で順方向に回転させるためには“上側”位置になければならない。従って、図3Aおよび4Aに示されている配列と図3Bおよび4Bの配列との間の違いは、図3Aおよび4Aの配列では4極配列と6極配列で同じ方向に回転させるためにスイッチ150の位置を変化させる必要があるのに対し、図3Bおよび4Bの配列では4極配列と6極配列で同じ方向に回転させるためにスイッチ150の位置を同じ位置に維持する必要がある点である。図3Aの配列を用いた場合と同様に、4極配列で一方の方向(例えば、順方向)に動作させるときには、主巻線は第1の巻線コイル群110、第2の巻線コイル群120および付加巻線コイル群140を含み、補助巻線は第3の巻線コイル群130を含んでいる。図3Aの配列を用いた場合と同様に、4極配列で他方の方向(例えば、逆方向)に動作させるときには、主巻線は第3の巻線コイル群130を含み、補助巻線は第1の巻線コイル群110、第2の巻線コイル群120および付加巻線コイル群140を含んでいる。6極配列で同じ一方の方向(例えば、順方向)に動作させるときには、主巻線は第1の巻線コイル群110と第3のコイル群130の右側とを含み、補助巻線は第2の巻線コイル群120と第3の巻線コイル群130の左側とを含んでいる。6極配列で他方の方向(例えば、逆方向)に動作させるときには、主巻線は第2の巻線コイル群120と第3のコイル群130の左側とを含み、補助巻線は第1の巻線コイル群110と第3の巻線コイル群130の右側とを含んでいる。
図4Aは本発明によるモータの1つの好ましい実施形態の巻線分布を線図的に示した図であり、ここでは4極配列と6極配列はスイッチ150の位置が変えられないと反対方向に回転する。図4Aは図3Aの概略図に対応する。巻線の組140A、140B、140Cおよび140Dは本発明による付加巻線コイル140を構成する。
図4Bは本発明によるモータの別の好ましい実施形態の巻線分布を示す線図的に示した図であり、ここでは4極配列と6極配列はスイッチ150の位置が変えられないと同じ方向に回転する。図4Bは図3Bの概略図に対応する。図4Aを用いたときと同様に、巻線の組140A、140B、140Cおよび140Dは本発明による付加巻線コイル140を構成する。
インペラー・ウォッシャー(または他の2速度アプリケーション)を駆動するモータ用に図3Bおよび図4Bの巻線配列を使用することにより2つの利点が得られる。たいていのインペラー・ウォッシャーは一方向にのみ回転するようにされている。4極および6極配列はスイッチ150の位置を変化させることなく同じ方向に動作するので、モータをスイッチ150の位置を変えることなく低速回転モードと高速回転モードの両方で動作させるために使用することができる。これによって、その機械の制御がより簡単になる。例えば、モータを、ウォッシング・モード(6極順方向および逆方向動作)の動作に加えて低速回転モード(6極順方向動作)および高速回転モード(4極順方向動作)の両方で動作させるために使用することができる。さらに、4極動作と6極動作の間の切換えにリレーを使用することもできる。特に、リレーはスイッチ112、122、132、134、136および142を動作させるであろう。リレー制御コイルが、リレーによって4極配列から6極配列へあるいはその逆に位置を変化させる電力を解放した場合も、モータの回転方向は反転しない。これに対して、図3Aおよび4Aの巻線配列では、4極動作と6極動作の切換えにリレーが使用されていると、リレー制御コイルが電力を解放した場合には、モータはその回転方向を反転することになるであろう。急激な反転はモータの軸(シャフト)を破損する可能性がある。
図5は、水平x軸に沿う極をもった本発明によるモータの1つの好ましい実施形態の起磁力および垂直y軸に沿って示された起磁力を示すグラフである。図5において、実線は順方向動作に対する主巻線のMMFを示し、破線は順方向動作に対する補助巻線のMMFを示す。図5は、4極配列と6極配列の両方で、発生された起磁力がモータの回転子と固定子の間の空隙の周りで(about、近傍で)対称に分布するという本発明の1つの特徴を表している。図5において、“主 1”は巻線110および120によって発生されたMMFを表し、“主 2”は付加巻線140によって発生されたMMFを表している。
本発明は4/6極モータ以外のモータにも適用できると考えられる。例えば、本発明のモータ100は固定子コアと、その固定子コアと回転関係をもって配置された回転子とからなるものでもよい。付加巻線要素(140)を含む複数の巻線要素(110、120、130)が固定子コア上に巻回されている。本発明の1つの特徴によれば、巻線要素はモータを4N極配列で動作させるように選択的に付勢されるように配列(構成)されている。ここで、Nは1または1より大きい整数である。4N極配列では、複数の巻線要素および付加巻線要素が付勢される。さらに、巻線要素はモータを、複数の巻線要素のみが付勢される6N極配列で動作させるように選択的に付勢されるように配列されている。その結果、6N極配列では付加巻線は付勢されず、付加巻線は4N極配列においてのみ付勢される。図1〜5はN=1の場合のこのモータの特定の例に関するものである。しかし、Nは任意の整数でよく、例えばNは8/12極モータ用に2に等しくてもよい。
本発明の要素、またはその好ましい実施形態を紹介するに当たって、それらは1個の要素からなる場合、またはそれ以上の要素からなる場合も含み得ることを意図している。また、“含む(含み)”、“有する(有し)”の用語は含み得ることを意味しており、ここで示した要素以外の別の要素も可能であることを意図している。
上の説明により、本発明の幾つかの目的が達成され、また他の利点が得られることが理解できよう。
本発明の範囲から逸脱しない範囲内で上述の構成、製品および方法について種々の変更が可能であり、上述の説明に含まれているすべての事項および添付の図面に示されたいるすべての事項は説明的実例であって、発明がそれらに限定されるものではないことを理解されたい。
Claims (24)
- 主巻線配列および補助巻線配列を有し、前記主巻線配列および補助巻線配列の両方に対して4極配列および6極配列の両方で付勢される共通の巻線を有し、
前記4極配列においてのみ付勢される付加巻線を含み、それによって前記4極配列の空隙の磁束レベルが、前記付加巻線の配列を変化させることによって前記6極配列の空隙の磁束レベルに実質的に無関係に変化することができるように改良された、4/6極PSCモータ。 - 第1の巻線、第2の巻線および第3の巻線を有し、
前記4極配列は可逆性であり、
前記4極配列で或る1つの方向に動作するとき、前記主巻線は前記第1の巻線、第2の巻線および付加巻線を含み、前記補助巻線は前記第3の巻線を含み、
前記4極配列で他の方向に動作するとき、前記主巻線は第3の巻線を含み、前記補助巻線は前記第1の巻線、第2の巻線および付加巻線を含むものである、
請求項1に記載のモータ。 - 前記付加巻線は、前記4極配列の有効ターン数が前記6極配列の有効ターン数の実質的に1.5倍であるような配列を有し、それによって前記4極配列と6極配列の空隙磁束密度のレベルが実質的に同じになるものである、請求項1に記載のモータ。
- 前記主巻線および付加巻線は、前記4極配列と6極配列の両方で付勢されると、前記モータの回転子と固定子の間の空隙の周りに対称に分布する起磁力を発生させるように配列されるものである、請求項3に記載のモータ。
- 第1の巻線、第2の巻線および第3の巻線を有し、
前記4極配列は可逆性であり、
前記4極配列で或る1つの方向に動作するとき、前記主巻線は第1の巻線、第2の巻線および付加巻線を含み、前記補助巻線は前記第3の巻線を含み、
前記4極配列で他の方向に動作するとき、前記主巻線は前記第3の巻線を含み、前記補助巻線は前記第1の巻線、第2の巻線および付加巻線を含むものである、
請求項4に記載のモータ。 - 前記主巻線および付加巻線は、前記4極配列と6極配列の両方で付勢されると、前記モータの回転子と固定子の間の空隙の周りに対称に分布する起磁力を発生させるように配列されるものである、請求項1に記載のモータ。
- 第1に、巻線に接続されており第1の位置と第2の位置を有するスイッチを含み、
前記スイッチが前記第1の位置にあるとき、前記巻線は、前記4極配列と6極配列の両方で付勢されると前記モータを或る1つの方向に回転させるように配列され、
前記スイッチが前記第2の位置にあるとき、前記巻線は、前記4極配列および6極配列の両方で付勢されると前記モータを他の方向に回転させるように配列されるものである、請求項1に記載のモータ。 - さらに、前記モータを前記4極配列と6極配列で選択的に動作させるために前記巻線に接続されたリレー・スイッチを含む、請求項7に記載のモータ。
- 固定子コアと、
前記固定子コアと回転関係で配置された回転子と、
前記固定子コア上に巻回された複数の巻線要素と、
前記固定子コア上に巻回された付加巻線要素と、
を含み、
前記巻線要素は前記モータを4N極配列で動作させるように選択的に付勢されるように配列されており、ここでNは1以上の整数であり、前記複数の巻線要素と付加巻線要素は付勢され、
前記巻線要素は、6N極配列で前記モータを動作させるために選択的に付勢されるよう配列され、前記6N極配列において、前記付加巻線要素が前記6N極配列では付勢されず前記4N極配列においてのみ付勢されるように、前記複数の巻線要素のみが付勢されるものである、モータ。 - 前記複数の巻線要素は第1の巻線要素、第2の巻線要素および第3の巻線要素を含み、
前記4N極配列は可逆性であり、
或る1つの方向に動作させるとき、前記4N極配列は、前記第1、第2および付加巻線要素を含む主巻線と、第3の巻線要素を含む補助巻線とを有し、
他の方向に動作させるとき、前記4N極配列は、前記第3の巻線要素を含む主巻線と、前記第1、第2および付加巻線要素を含む補助巻線とを有するものである、請求項9に記載のモータ。 - 前記付加巻線要素は、前記4極配列の有効ターン数が前記6N極配列の有効ターン数の実質的に1.5倍であるような配列を有し、それによって前記4N極配列と6N極配列の空隙磁束密度のレベルが実質的に同じになるものである、請求項9に記載のモータ。
- 前記複数の巻線要素および付加巻線要素は、前記4N極配列と6N極配列の両方で付勢されると、前記モータの回転子と固定子の間の空隙の周りに対称に分布する起磁力を発生させるように配列されるものである、請求項10に記載のモータ。
- N=1であり、前記複数の巻線要素は第1の巻線要素、第2の巻線要素および第3の巻線要素を含み、
前記4N極配列は可逆性であり、
或る1つの方向に動作させるとき、前記4N極配列は、前記第1、第2および付加巻線要素を含む主巻線と、前記第3の巻線要素を含む補助巻線とを有し、
他の方向に動作させるとき、前記4N極配列は、前記第3の巻線要素を含む主巻線と、前記第1、第2および付加巻線要素を含む補助巻線とを有するものである、請求項12に記載のモータ。 - 前記複数の巻線要素および付加巻線要素は、4N極配列と6N極配列の両方で付勢されると、前記モータの回転子と固定子の間の空隙の周りに対称に分布する起磁力を発生させるように配列されるものである、請求項9に記載のモータ。
- 第1に、巻線に接続されており第1の位置と第2の位置を有するスイッチを含み、
前記巻線は、前記スイッチが前記第1の位置にあるとき前記4N極配列と6N極配列の両方で付勢されると前記回転子を或る1つの方向に回転させるように配列され、前記巻線は、前記スイッチが前記第2の位置にあるとき前記4N極配列および前記6N極配列の両方で付勢されると前記回転子を他の方向に回転させるように配列されるものである、請求項9に記載のモータ。 - さらに、前記モータを前記4N極配列と前記6N極配列で選択的に動作させるために前記巻線に接続されたリレー・スイッチを含む、請求項15に記載のモータ。
- 外部電源に接続するための1対のライン端子と、
固定子コアと、
前記コアと磁気的結合関係で配置され、4個のコイルの組を含む第1の巻線コイル群と、
前記コアと磁気的結合関係で配置され、4個のコイルの組を含む第2の巻線コイル群と、
前記コアと磁気的結合関係で配置され、4個のコイルの組を含む第3の巻線コイル群と、
前記コアと磁気的結合関係で配置され、付加コイルの組を含む付加巻線コイルと、
前記第1、第2および第3の巻線コイル群と、前記付加巻線コイルとに動作上接続され、それによって前記付加巻線コイルが付勢される1つの接続状態の4極配列と前記付加巻線コイルが付勢されない別の接続状態の6極配列とを与えるように前記コイルの組の中の選択された組に流れる電流の方向を変化させるスイッチ・アセンブリと、
を含む、電気モータ・システム。 - 前記4極配列は可逆性であり、
或る1つの方向に動作するとき、前記4極配列は、前記第1の巻線コイル群、第2の巻線コイル群および付加巻線コイル群を含む主巻線と、前記第3の巻線コイル群を含む補助巻線とを有し、
他の方向に動作するとき、前記4極配列は、前記第3の巻線コイル群を含む主巻線と、前記第1の巻線コイル群、第2の巻線コイル群および付加巻線コイル群を含む補助巻線とを有するものである、請求項17に記載のモータ。 - 前記付加巻線は、前記4極配列の有効ターン数が前記6極配列の有効ターン数の実質的に1.5倍であるような配列を有し、それによって前記4極配列と6極配列の空隙磁束密度のレベルが実質的に同じになるものである、請求項17に記載のモータ。
- 前記第1、第2および第3の巻線コイル群および付加巻線コイルは、前記4極配列と6極配列の両方で付勢されると、前記モータの回転子と固定子の間の空隙の周りに対称に分布する起磁力を発生させるように配列されるものである、請求項19に記載のモータ。
- 前記4極配列は可逆性であり、
或る1つの方向に動作するとき、前記4極配列は、前記第1の巻線コイル群、第2の巻線コイル群および付加巻線コイル群を含む主巻線と、前記第3の巻線コイル群を含む補助巻線とを有し、
他の方向に動作するとき、前記4極配列は、前記第3の巻線コイル群を含む主巻線と、前記第1の巻線コイル群、第2の巻線コイル群および付加巻線コイル群を含む補助巻線とを有するものである、請求項20に記載のモータ。 - 前記第1、第2および第3の巻線コイル群および付加巻線コイルは、4極配列と6極配列の両方で付勢されると、前記モータの回転子と固定子の間の空隙の周りに対称に分布する起磁力を発生させるように配列されるものである、請求項17に記載のモータ。
- 第1に、巻線コイル群に接続されており第1の位置と第2の位置とを有するスイッチを含み、
前記スイッチが前記第1の位置にあるとき、前記巻線コイル群は、前記4極配列と6極配列の両方で付勢されると前記モータを或る1つの方向に回転させるように配列され、
前記スイッチが前記第2の位置にあるとき、前記巻線コイル群は、前記4極配列および6極配列の両方で付勢されると前記モータを他の方向に回転させるように配列されるものである、請求項17に記載のモータ。 - 前記スイッチ・アセンブリはリレー・スイッチを含むものである、請求項23に記載のモータ。
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