JP2005536324A5 - - Google Patents

Description

本発明による粒子の有利な実施形態において、コアは、金属、セラミック、ポリマーからなる材料の群からの少なくとも１つの要素を含む。これに関連して、これらの用語は、ここでも、広い意味に理解されるべきである。金属は、准金属も包含し、セラミックは、砂なども包含し、ポリマーは、前述の定義に準じる。この種のコアと前述の被膜を有する粒子によって、実質的にいかなる所望の物理学的、特に機械的性質を有する構成部品でも、ＳＬＳによる製造が可能になる。

Claims (10)

1. 少なくとも１つの第１材料から形成されるコアと、
   第２材料を用いる前記コアの少なくとも部分的被膜であって、該第２材料は、前記第１材料よりも低い軟化点を有する被膜と
   を備える、選択レーザ焼結に用いられる粒子において、
   前記第２材料の前記軟化点は、７０℃よりも低いことを特徴とする粒子。
2. 前記被膜は、ポリマー又はポリビニルアセタールであることを特徴とする請求項１に記載の粒子。
3. 前記被膜は、熱可塑性ポリマー又はポリビニルブチラールであることを特徴とする請求項２に記載の粒子。
4. 前記被膜は、疎水性であることを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項に記載の粒子。
5. 前記コアは、金属、セラミック、ポリマーからなる材料の群から選択される少なくとも１つの要素を含むことを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項に記載の粒子。
6. 前記コアは、緩く又は堅く接合された、金属、セラミック、ポリマーからなる材料の群からの少なくとも２つの部分を備えることを特徴とする請求項５に記載の粒子。
7. 選択レーザ焼結によって三次元物体を製造する方法であって、
   粒子の層を目標表面に塗布する工程と、
   前記物体の断面に対応する前記層の選択された部分を、エネルギービームを用いて照射し、前記粒子が、前記選択された部分において接合される工程と、
   前記塗布及び照射工程を複数の層に対して繰り返し、隣接層の前記接合された部分が結合し、前記物体を形成する工程とを含む方法において、
   軟化点が、７０℃未満である少なくとも１つの材料を含む粒子が、用いられることを特徴とする方法。
8. 請求項１〜６のいずれか一項に記載の粒子が用いられることを特徴とする請求項７に記載の方法。
9. 照射されるべき少なくとも前記粒子層が、前記粒子材料の最も低い軟化点よりも２〜３℃低い温度レベルまで、さらに加熱されることを特徴とする請求項７あるいは８に記載の方法。
10. 請求項１〜６のいずれか一項に記載の粒子を用い、請求項７〜９のいずれか一項に記載の方法によって製造されることを特徴とする、接合粒子から形成される物体。