JP2005532836A - 真空掃除機用の掃除機ヘッド - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハウジング(52;92;132;182)と、床面と向き合わせられるハウジングの面(58;96;136;186)における吸引開口(60;100;142;184)と、吸引開口(60;100;142;184)からのゴミを含んだ空気を掃除機ヘッドを経てその排出口へと導くための吸引路(110;146)と、ハウジングに設けられたブリード空気吸入口(200)であって、このブリード空気吸入口を経て吸引路内に空気が流入できるよう開放可能なブリード弁(76;124;166;198)によって閉塞されたブリード空気吸入口(200)と、を具備してなる真空掃除機用の掃除機ヘッド(50;90;130;180)を提供する。この掃除機ヘッドはさらに、使用時、床面を横切って掃除機ヘッドを移動させるのに用いられるハンドル(18;48)に連結された、あるいは連結されるよう構成された力伝達部材(68;122;152;194;232)を具備し、この力伝達部材(68;122;152;194;232)は、この力伝達部材とハウジングとの間の相対的な動きを可能にする連結部によってハウジングに連結されている。

Description

本発明は真空掃除機用の掃除機ヘッドに関する。本発明は、直立タイプあるいはシリンダータイプのいずれの家庭用真空掃除機における使用にも適する。
真空掃除機製造業者はしばしば潜在的消費者に、彼らの製品によって生み出される「エアワット(airwatts)」の大きさを提示する。これは、そこから汚れた空気および屑が吸引される機器の吸引開口において生じる吸引量の大きさである。直立真空掃除機においては、吸引開口は通常、掃除機の本体あるいはモーターケーシングに直接設けられている。シリンダー掃除機において吸引開口は、ホースおよび杖アセンブリを介して本体に連結された床具からなる掃除機ヘッドに設けられている。吸引開口において大きなエアワットを生じさせることの一つの欠点は、真空掃除機の外側から空気が吸引開口にほとんどあるいは全く入ることができない程度まで、掃除される面上に掃除機ヘッドが吸い着く可能性があることである。これは掃除機の効率を低下させる。なぜなら、吸引開口から、ゴミを含む空気を浄化するための分離装置へとゴミおよびダストを輸送するため掃除機を通過する空気流が必要だからである。他の不利な効果は、掃除機ヘッドが掃除される面に「スタック(stuck)」する可能性があり、ゆえに掃除される面を横切って移動させるのが難しいことである。
床被覆が、掃除機ヘッドを通過する空気流に関係なく、床被覆と掃除機ヘッドとの間に大きな摩擦力を発生させる特性を有することもまた問題である。ゆえに、その面上で掃除機ヘッドを移動させるには比較的大きな押し力が必要となり、これが真空掃除機の正常な使用を難しくする。
吸引開口において生じる吸引量を変更するため、真空掃除機内に追加的な空気が流入することを可能とするブリード弁を設けること、およびそれが真空掃除機の動作を作業条件の変更に応じて意図的に調整するのを可能にすることは知られている。真空掃除機を通過する空気流をさらに付加することは、吸引開口において生じる吸引を低減させ、その結果、掃除機ヘッドが面に吸い付く力を低減させる。この力が低減すると、掃除される面上で掃除機ヘッドを移動させるのに要する力が低減する。また、さらなる空気流の付加は、真空掃除機を通過する空気流の、ブリード弁から分離装置へとゴミおよびダストを輸送する能力を回復させる。この結果、真空掃除機はその使用目的を達成できる。
ブリード弁を具備する真空掃除機は特許文献1に説明されている。この文書には、シリンダー真空掃除機のハンドル部に配置されたブリード弁が示されている。その構造は、ブリード弁は通常開放されているが、掃除機ヘッドが前方に移動させられた際、弁開口の大きさが減少し、この結果、吸引開口において生じる吸引量が増大するというものである。掃除機ヘッドが後方に移動させられた場合、吸引開口において生じる吸引が低減するよう弁開口の大きさは増大する。この効果により、掃除機ヘッドが前方に移動させられる際、掃除される面に掃除機ヘッドを吸い付かせる力が増大し、これが掃除機ヘッドを面を横切って前方に移動させることをさらに難しくする。また、ブリード弁が杖のハンドルに配置されているが、これは、補助空気の導入が吸引開口から分離装置へとゴミおよびダストを輸送する掃除機の能力に有益な効果をもたらさないことを意味する。なぜなら、空気流が吸引開口付近において補給されないからである。
異なる構造が、やはりシリンダー掃除機に関する特許文献2に図示されている。さまざまな実施形態が図示されているが、それらは全て、掃除機ヘッドが前方に移動させられた際に、掃除機ヘッド内に追加的な空気が入ることを可能にする。これは、いくつかの実施形態においては、掃除機ヘッドが前方に移動させられた際、掃除機ヘッドの案内縁部をわずかに持ち上げることによって実現される。また他の実施形態においては、掃除機ヘッドが同様に前方に移動させられた際にブリード吸入口が開放されるよう構成することにより実現される。これがなされた際、補給空気は掃除機ヘッドに入ることが可能となり、これが、ゴミおよびダストを掃除機ヘッドから分離装置へと輸送する掃除機の能力を改善する。掃除機ヘッドを床を横切って前方に移動させるのに要する作用力はまた、ブリード弁が開放された際にも低減されるが、この効果は、掃除機ヘッドがその静止ポジションからまず移動させられた後でなければ発揮されない。ゆえに、静止ポジションから掃除機ヘッドを移動させるのに要する力は、開示された構造によっては低減されない。掃除機ヘッドが後方に移動させられた際に掃除機ヘッド内への追加的空気の流入が意図的に妨げられることもまた無用である。ゆえに、この開示された掃除機ヘッドが後方に移動させられた際には、掃除機ヘッドが掃除される面に「スタック」した状態となり、かつ掃除機の効率が低減する可能性が高い。
第3の公知の構造が特許文献3に図示されている。この構造では吸引開口自体が調整可能となっており、この結果、スムーズな床面では吸引開口は比較的小さくなるが、掃除機がパイルの長い(deep-pile)ベロアカーペット上で使用される場合、吸引開口の後縁はスプリングの作用に抗して開口の大きさを増大させるよう動かされる。この動きは、掃除機ヘッドが前方あるいは後方のいずれかに移動させられる時に生じることが可能で、掃除機の効率を改善させるのと同様、掃除機ヘッドを床に張り付ける「スタック」の量を低減させる効果を有する。上記特許文献2に開示されたように、この構造は、掃除機ヘッドが掃除される面を横切って実際に移動させられる際にのみ作動可能である。これはいずれの場合にも欠点を有する。すなわち、吸引開口において形成される吸引量が大きな場合、ユーザーは、補給空気が掃除機ヘッド内に流入するのが可能となるまで、掃除される面に掃除機ヘッドを吸い付かせる力に打ち勝たねばならない。ゆえに、掃除される面を横切って掃除機ヘッドの移動を開始させるのに要する力は、公知の構造によっては低減されない。
掃除機ヘッドに生じる吸引圧力の増大に自動的に反応するブリード弁を設けることも公知であり、これは通常、掃除機ヘッドが床に吸い付けられる状況を示す。このタイプのブリード弁の実例は特許文献4および特許文献5に示されており、ここでは、それぞれのブリード弁を開放するため圧力センサーが使用されている。こうした構造は、空気流が掃除機ヘッドに入ることを阻害されている状況においては役立つが、床被覆が、それと掃除機ヘッドとの間に大きな摩擦力を発生させるようなタイプのものであるときには軽減効果を発揮できない。
US Patent 2,978,733 JP 5 211 962 EP 0 898 924A GB 875332 JP 2001218710
本発明の目的は、真空掃除機用の改良された掃除機ヘッドを提供することである。本発明の他の目的は、掃除される面を横切って掃除機ヘッドを前方あるいは後方のいずれかに移動させるのに要する力の大きさを、最初に必要となる掃除機ヘッドの面を横切る物理的移動を伴わずに低減できる真空掃除機用の掃除機ヘッドを提供することである。本発明のさらなる目的は、掃除される面を横切って掃除機ヘッドを移動させるのに要する力の大きさが上限を有する真空掃除機用の掃除機ヘッドを提供することである。
本発明は、ハウジングと、床面と向き合わせられる前記ハウジングの面における吸引開口と、前記吸引開口からのゴミを含んだ空気を掃除機ヘッドを経てその排出口へと導くための吸引路と、前記ハウジングに設けられたブリード空気吸入口であって、このブリード空気吸入口を経て前記吸引路内に空気が流入できるよう開放可能なブリード弁によって閉塞された前記ブリード空気吸入口と、を具備してなる真空掃除機用の掃除機ヘッドであって、使用時、前記床面を横切って前記掃除機ヘッドを移動させるのに用いられるハンドルに連結された、あるいは連結されるよう構成された力伝達部材をさらに具備し、前記力伝達部材は、この力伝達部材と前記ハウジングとの間の相対的な動きを可能にする連結部によって前記ハウジングに連結されている真空掃除機用の掃除機ヘッドを提供する。
請求項記載の構造では、所定の大きさを超える力が、床を横切って掃除機ヘッドを移動させるのに必要なときにブリード弁が開放される。しかしながら、ブリード弁を開放させるために掃除機ヘッドの物理的移動は必要ではない。力伝達部材とハウジングとの間の相対的な動きは、ブリード弁を開放させるのに使用でき、したがって掃除される面を横切る掃除機ヘッドの物理的移動は、ブリード弁の作動のために前もって必要なものではない。ゆえに、吸引開口において生じる吸引を低減させることを可能にするブリード弁を作動させるため、掃除機ヘッドを床に「スタック」させる力に打ち勝つ必要はない。これによって、掃除機ヘッドが掃除される面に「スタック」した状況に直面した際、真空掃除機の操作、特に掃除機ヘッドの移動がユーザーにとって非常に容易になる。好ましい実施形態では、ブリード弁は掃除機ヘッドの移動方向に関係なく開放され、この結果、掃除機ヘッドが前方および後方のいずれにも移動させられる際、真空掃除機の操作はユーザーにとって一層容易になる。
さらに好ましい実施形態では、ブリード弁は、吸引開口において所定レベルの吸引を維持するよう、力伝達部材とハウジングとの間の相対的な移動量が所定値を超えるまで開かない。他の好ましい実施形態では、ブリード弁は、力伝達部材とハウジングとの間の相対的な移動量に依存する量によって開くよう構成される。この手法では、吸引路内に流入する空気量は、掃除される面を横切って掃除機ヘッドを移動させるのに要する力が大きい場合に自動的に増大する。ゆえに、吸引開口において生じる吸引量は、上記相対的な移動量が増大するのに伴い漸進的に増大する。結局、面に掃除機ヘッドを「張り付かせる(stick)」吸引力が、許容し得る大きさの力を加えるユーザーによって打ち負かされるポイントに達する。掃除される面上で掃除機ヘッドを移動させるのに要する力の大きさについてのこの感得される低減は、ユーザーにとって有益である。
前方あるいは後方のいずれかに床面を横切って掃除機ヘッドを移動させるのに特別な力が必要なとき、吸引路内に流入する空気の量が同じであることが好ましい。これによって、掃除機ヘッドが前方および後方のいずれの方向に移動させられる際にも、真空掃除機の操作が同じ程度に容易になる。
ブリード空気吸入口がハウジングの前方を向く面上に、かつ床面を向くようにされたハウジングの面に隣接して配置されることが好ましい。これによって、ブリード空気が吸引開口に近接して掃除機ヘッドに侵入することが保証される。この結果、吸引開口から分離装置へと、混入したゴミおよびダスト粒子を運ぶ真空掃除機の能力が可能な限り維持される。また、ブリード空気吸入口のこの配置は、掃除機ヘッドが、掃除される面の特定エリア上での吸引開口の自由な通過を妨げる壁あるいは他の障害物に隣接して使用される場合、ブリード空気吸入口を経て掃除機ヘッドにゴミおよびダストが侵入することを可能にする。これに替えて、ブリード空気吸入口をハウジングの上面に配することもできる。
ここで本発明の実施形態を添付図面を参照して説明する。
公知の直立真空掃除機10が図1aおよび図1bに示されている。真空掃除機10は、この真空掃除機10を通過する空気流からゴミやダストを分離するための装置14を含む本体12を具備する。図示する真空掃除機10においては、装置14は事実上サイクロンである。しかしながら分離は他の手段、たとえばろ過バッグ(filtration bag)によっても達成できることは理解されるであろう。
本体12は、真空掃除機10に関し、真空掃除機10のユーザーがこの真空掃除機10を、掃除される面を横切って操作することができるように配置されかつ構成されたハンドル18を含む直立したサポート16によって支持されている。ハンドル18は、真空掃除機10のユーザーが床掃除を実施できるようホースおよび杖アセンブリ(図示せず)を形成するためリリース可能にできる。これを達成できる手段は本発明には関係がない。
モーターケーシング20は本体12の下方に配置されており、かつゴミを含んだ空気を真空掃除機10内に吸い込むためのモーターおよびファンユニットを収容する。ホイール22が、真空掃除機を掃除される面を横切って操作することを可能にするためモーターケーシング20に設けられている。掃除機ヘッド24がモーターケーシング20に回動可能に設けられている。これにより、真空掃除機10が図1bに示すような直立モードで使用されているとき、掃除機ヘッド24は掃除される面と接した状態で維持される。掃除機ヘッド24はまた、掃除される面と向き合う掃除機ヘッド24の面に配置された吸引開口26を含む。
真空掃除機10内には、空気流が、排出口28を経て外に出る前に、吸引開口26から本体12内の装置14へと、そしてそこからモーターケーシング20へと通過するのを可能とする管路(図示せず)が設けられている。この管路は、モーター付近に配された一つ以上のフィルター(図示せず)を空気流が通過するよう構成できる。動作中、モーターはゴミを含んだ空気を吸引開口26から掃除機ヘッド24内に吸い込む。ゴミを含んだ空気はその後装置14へ送られ、そこで空気流に混入したゴミおよびダスト粒子はそれから分離させられ、かつ収集される。きれいになった空気はその後ファンによって吸い込まれ、そして排出口28から排出される前に冷却効果を発揮するようモーターケーシング20内のモーターを通過する。よく知られているように、図1aおよび図1bに示すタイプの直立真空掃除機は、掃除機ヘッド24に対して本体12を後方に傾斜させることによって操作される。ユーザーはハンドル18を把持し、かつ掃除機ヘッド24を掃除される面上にて、通常は往復方式で操作するため、ハンドル18に押し引き力を作用させる。
公知のシリンダータイプの真空掃除機30が図2に示されている。このシリンダー掃除機30は、ゴミおよびダストを、それを通る空気流から分離させるための装置34を含む本体32を具備する。本体32はそれに設けられたホイール36を具備し、これにより本体32は掃除される面上を移動することが可能である。掃除機ヘッド38は本体32に、中空パイプの形態の杖40およびフレキシブルホース42を介して連結されている。杖40は固定式あるいはテレスコープ式とすることができ、しかもツールホルダー44を、たとえばブラシツール、隙間ツールその他のようなアクセサリーを装着するためにホース42に設けることができる。
掃除機ヘッド38は、杖40と直接連通する吸引開口46を含む。杖40は装置34につながるホース42と連通する。装置34の排出口は、モーターおよびファンユニットが収容されるモーターケーシング(図示せず)と連通する。使用時、モーターおよびファンユニットは、吸引開口46を介して掃除機ヘッド38内にゴミを含んだ空気を吸い込むよう機能する。ゴミを含んだ空気は掃除機ヘッド38から杖40へ、そしてその後ホース42へと流動する。ゴミは装置34内で空気流から分離させられるが、この装置34はサイクロン分離機あるいはバグフィルターであってもよい。続いて空気流は装置34からモーターケーシングへとモーターを冷却するために流動する。その後空気は真空掃除機10から適当な排出口(図示せず)を経て排出される。繰り返すが、フィルターはモーター付近、その上流、その下流、あるいはその両方に設けることができる。
使用時、真空掃除機30のユーザーは、ハンドグリップ48として形成された杖40の上端部を把持し、そして掃除機ヘッド38を掃除される面を横切って移動させる。通常、ユーザーは掃除機ヘッド38が往復移動、すなわち面を横切って前方および後方に移動するよう操作する。ゴミを含んだ空気は吸引開口から掃除機ヘッド38内へ吸い込まれ、そして分離がなされる装置34へと流動する。
上記説明は公知の真空掃除機に関するものである。掃除機ヘッドに関係しない真空掃除機の分離装置、空気流路および他の部品の細部は本発明の一部を形成しない。本発明はもっぱら掃除機ヘッドの構造および真空掃除機の残りの部分との連結部に関する。
冒頭で言及したように、多くの真空掃除機製造業者は顧客に、当該真空掃除機によって生じるエアワットの目安を提示する。エアワット量が増大すると、吸引開口において生じる吸引量がますます増大する。大きなエアワット数を発生する真空掃除機は、小さなエアワット数を発生する真空掃除機よりも優れた機能を発揮するという共通認識が存在する。これが、製造業者が可能な限りエアワット量の大きな真空掃除機を製造するのを促してきた。しかしながら、吸引開口に生じる吸引が過大であると、真空掃除機の掃除機ヘッドを、掃除される面を横切るよう操作するのが非常に困難になることがある。事実上、掃除機ヘッドは掃除される面に「スタック(stuck)」した状態となる。本発明の目的は、吸引開口に非常に大きなエアワットを発生させることができるが、掃除される面を横切ってそれを操作するのに過大な力を必要としない掃除機ヘッドを提供することである。事実上、狙いは、掃除機ヘッドが床に「スタック」した状態となり得る力を制限することである。
本発明による掃除機ヘッドの第1実施形態が図3aに概略的に示されている。この掃除機ヘッド50は主として(しかしそれに限定されない)図2に示されるタイプのシリンダー掃除機と共に使用するために設計されている。掃除機ヘッド50は、上面54、前面56および下面58を有するハウジング52を具備する。吸引開口60は下面58に形成されており、かつハウジング52にはホイール62が回転可能に設けられている。ハウジング52は、図2に示される掃除機ヘッド38と同様、ホイール62の前方エリアに関してかなりの幅を有する。ホイール62の後方においては、ハウジング52は、スリーブ66によって取り囲まれた後部管状部材64に向かって収縮する。スリーブ66は管状部材64にスライド方式で連結されており、かつそれに関連して掃除機ヘッド50が使用されることになる真空掃除機30の杖40の一端に連結されるよう構成された自由端68を有する。
管状部材64は、この管状部材64の壁を貫通して放射状に外側に延在する二つの直径方向に対向する開口70を含む。各開口70は外側に延在するリップ72によって取り囲まれている。スリーブ66には二つの管状の内側に延在するリップ74が設けられている。これらリップは、管状部材64の長手方向に関して外側に延在するリップ72との間に間隔が置かれるよう配置されている。ゆえに、第1の内側に延在する環状リップ74は、ホイール62に最も近接した外側に延在するリップ72の側に配置され、かつ第2の内側に延在する環状リップ74は、スリーブ66の自由端68に最も近接した外側に延在するリップ72の側に、この外側に延在するリップ72から間隔を置いて配置されている。
環状リップ74同士の間には、二つの内側に延在する円形ブリード弁76がスリーブ66に配置されている。これらブリード弁76は、スリーブ66が管状部材64に対して正規の位置に存在するとき、開口70を閉塞できるよう構成され、かつそのように配されている。2本のらせん圧縮スプリング78が管状部材64の周囲に配されている。その端部は外側に延在するリップ72および環状の内側に延在するリップ74のそれぞれに着座している。これにより、スリーブ66は圧縮スプリング78によって、ブリード弁76が開口70を閉塞するポジションへと管状部材64に対して付勢される。
二つの開口80が、内側に延在する環状リップ74同士の間においてスリーブ66に設けられている。これら開口80は、スリーブ66内に形成された環状チャンバーおよび雰囲気からの排出口を形成する。
スリーブ66は管状部材64に対してテレスコープ式に動くことが可能であることが認められるであろう。図3bに示すように矢印82の方向の力がスリーブ66に加わった場合、スリーブ66は図3bに示すポジションへと管状部材64に沿って軸方向に移動する。このポジションでは、開口70はもはや完全にはブリード弁76によって閉ざされてはおらず、矢印84で示すように開口80および70を経て掃除機ヘッド50内に空気が侵入できる。しかしながら、圧縮スプリング78の作用が、管状部材64に対するスリーブ66の移動に抗し、この結果、矢印82の方向に作用する力が解除されるか低減すると、スリーブ66は図3aに示すポジションに向かって元の位置まで移動する。
図3cに示す矢印86の方向にスリーブ66に力が加えられた場合、このスリーブ66は図3cに示すポジションへと移動する。やはり、開口70がブリード弁76によって閉塞されるのが終わり、この結果、矢印88で示すように開口80および70を経て掃除機ヘッド50内に空気が流入することが可能となる。また、圧縮スプリング78の作用がこの動きに抗するので、加えられる力が低減するか解除された場合、スリーブ66は図3aに示されるポジションに向かって元の位置まで移動する。
掃除機ヘッド50が図2に示すように適当な手法で杖40の下端部に連結された場合、上記力は、掃除される面を横切って掃除機ヘッド50を操作するためユーザーによって加えられる力に相当することが認められるであろう。吸引開口60において生じる吸引が、掃除機ヘッド50を掃除される面に「スタック」した状態にさせるほど十分に大きなものである場合、掃除機ヘッドを前方または後方に動かす力を加えると、これはスリーブ66と管状部材64との間の相対的な動きを引き起こす。この場合、ブリード弁76は開口70から離れるように動き、これによって開口80,70を経て掃除機ヘッド50内に空気が流入することが可能となる。このようにして掃除機ヘッド50内に空気が流入することが可能であるので、吸引開口60において生じる吸引を低減する効果が奏され、この結果、掃除機ヘッド50は一層容易に移動できるようになる。付加的な力を加えることなく、ユーザーが掃除される面を横切って掃除機ヘッド50を動かすことを可能にするほど吸引開口60において生じる吸引が十分に低減されない場合、スリーブ66と管状部材64との間にさらなる相対的な動きが生じ、これによって開口80,70を経て掃除機ヘッド50内に空気がさらに流入することが可能になる。掃除機ヘッド50内への空気のさらなる流入は、吸引開口60において生じる吸引を一層低減させ、結局のところ、掃除機ヘッドを掃除される面に「スタック」した状態にさせる吸引力は、掃除機ヘッド50を移動させるのが可能となるよう十分に低減される。
理解できるように、真空掃除機10のユーザーが、掃除される面を横切って前方あるいは後方のいずれに掃除機ヘッド50を移動させようとするかは重要ではない。両方向についての管状部材64とスリーブ66との間の相対的な動きは、吸引開口60において吸引を低減させる望ましい効果を生じるよう掃除機ヘッド50内に空気を流入させるのに十分なものである。これによって床を横切って掃除機ヘッド50を動かすのが非常に容易になる。
管状部材64とスリーブ66との間の相対的な動きが生じる前に、スプリング78による付勢力を打ち負かさなければならないこともまた認められるであろう。高いバネ定数のスプリング78を備えることにより、ブリード弁が開く前にユーザーによって加えられる力は比較的大きなものとなる。異なるバネ定数のスプリングを開口70の両側に設けることにより、異なる方向に関して、スプリングの付勢力に打ち勝つために異なる大きさの力を必要とするようにできることもまた明白である。ゆえに、必要ならば、ホイール62に最も近接したスプリング78をこのホイールから離れたスプリング78よりもバネ定数の高いものとすることができる。この結果、掃除機ヘッド50を後方よりも前方に移動させるべき場合、付勢力に打ち勝つためにより大きな力が必要となる。
図3a、図3bおよび図3cに示す実施形態の変形例に関して、この変形例は特に図示していないが、スリーブ66は管状部材64の軸線を中心としてそれに対して回転できるよう管状部材64上に配される。この場合、圧縮スプリング78はねじりスプリングによって置き換えられる。この結果、スリーブ66が管状部材64に対して回転させられた場合、スリーブ66はスリーブ78の作用に抗して図3aに示すポジションに向かって押し戻される。この実施形態によれば、掃除機ヘッド50が取り付けられる杖にねじり作用が加えられた際、吸引開口60において生じる吸引力を低減させることが可能となる。上述したように、掃除される面を横切って掃除機ヘッド50を移動させるのに要する力が大きくなればなるほど、掃除機ヘッド50内に流入する空気量はますます多くなる。
掃除機ヘッドの代替的構造が図4に示されている。この構造では、掃除機ヘッド90は直立掃除機に連結して使用されるようになっている。だが、シリンダー掃除機との使用は除外されない。掃除機ヘッド90は、上面94、下面96および前面98を有するハウジング92を含む。吸引開口100は前面98に隣接して下面96に形成されている。回転可能なブラシバー102はサポートアーム104を介してハウジング92に設けられており、これによってブラシバー102は公知のとおり吸引開口100に配置される。このブラシバー102を能動的に回転させるための手段(図示せず)が設けられてもよい。
掃除される面を横切る掃除機ヘッド90の運動性を高めるためハウジング92にはホイール106が設けられる。さらにハウジング92にはホース108あるいは他の管路が設けられており、これによってゴミを含む空気を掃除機ヘッド90から、ゴミおよびダストが空気流から分離させられることになる装置14へと送ることが可能となる。ハウジング92は、ゴミおよびダストを含む空気を吸引開口100からホース108へと運ぶための吸引路110を形成している。
力伝達部材112によって、掃除機ヘッド90と、この掃除機ヘッド90が連結される真空掃除機の残りの部分との間の連結がもたらされる。力伝達部材112は、図1aに示すタイプの真空掃除機10の本体12あるいはモーターケーシング20に連結できる。適当な連結手段(図示せず)を力伝達部材112の自由端に設けてもよい。力伝達部材112の他端は、その下端部が連結部116によってハウジング92の下面96に回動可能に連結されるロッド114に回動可能に連結される。このロッド114の上端部はハウジング92の上面94の開口118を挿通する。開口118は、ハウジング92の上面94から上方に突出する直立壁120によって囲まれている。二つの対向する圧縮スプリング122が、ロッド114の上端部と壁120との間に配置されている。ブリード弁124は、圧縮スプリング122の下方でロッド114によって直接支持されている。
力伝達部材112に力が加えられていない場合、圧縮スプリング122の作用により、ロッド114はブリード弁124が開口118を閉塞するように位置させられる。しかしながら、力伝達部材112に対して双頭矢印126のいずれかの方向に力が加えられた場合、ロッド114は連結部116を中心として強制的に回動させられる。これによってブリード弁124は図4に示すポジションから離れるように移動させられる。その結果、開口118が少なくとも部分的に開放される。この場合、掃除機ヘッド90の外部からの空気が開口118を経て吸引路110内に流入することができる。
掃除機ヘッド90が真空掃除機に連結されて使用されるとき、過大な量の吸引が吸引開口100に生じる場合、掃除機ヘッド90は掃除される面に「スタック」した状態となることがある、ということが認められるであろう。真空掃除機90のユーザーが、掃除される面上で真空掃除機を操作するためハンドル18(図1b参照)に力を加えるとき、そして加えられる力が十分でなく掃除機ヘッド90を掃除される面に張り付かせる吸引力に打ち勝つことができない場合、掃除機ヘッドケーシング92と力伝達部材112との間の相対的な動きは、空気が開口118を経て吸引路110内へ流入することを可能にする。これによって吸引開口100において生じる吸引量が低減し、そして掃除機ヘッドを掃除される面を横切って移動させることが可能となる。吸引路100内への空気の流入を可能とするために、掃除機ヘッド90を掃除される面に対して「スタック」した状態にさせる吸引力を打ち負かす必要がないことを理解すべきである。
同様の構造を図5に示す。この構造では、掃除機ヘッド130はやはり上面134、下面136および前面138を有するハウジング132を含む。先と同様、上面134にはブラシバー140が吸引開口142に位置するよう回転可能に設けられている。ハウジング132は、ゴミを含む空気を吸引開口142からホース148へと運ぶことを可能にする吸引路146を形成する。ハウジング132にはホール150が設けられている。
先の実施形態と同様、真空掃除機の本体あるいはモーターケーシングとの連結用の力伝達部材152が設けられている。この力伝達部材152の一端は、先と同様、回動可能な連結部156によってハウジング132の下面136に回動可能に設けられたロッド154に回動可能に連結されている。ロッド154の上端部はやはりハウジング132の上面134の開口158を挿通しており、それは、末端がハウジング132の一部を形成する閉塞カバー164の壁162に着座させられた対向する圧縮スプリング160によって中央ポジションに位置するよう付勢されている。
ハウジング132の前面138にはブリード弁166が設けられている。このブリード弁166は、前面138から内側に延在するサポート168に回動可能に設けられたフラップの形態を採る。ブリード弁166はサポート168を越えて上方に延在し、かつこのブリード弁166の上端部は、ロッド154に回動可能に連結された第2のロッド170に回動可能に連結されている。ロッド170のロッド154への連結部は、力伝達部材152のロッド154への連結部と一致する。
ブリード弁166はまたサポート168を越えて、吸引開口142の範囲を定める前面138の下側縁部まで下方に延在する。この下側縁部は前面138と一体的に形成されている。ブリード弁166は、前面138に形成された開口(これはブリード空気吸入口を形成する)に配置されている。ブリード空気吸入口は、掃除機ヘッド130の前面138の大部分を横切って延在しており、この結果、もし必要ならば、このブリード空気吸入口を経て吸引路146内へゴミおよび/または屑の大きな粒を吸い込むことができる。
力が力伝達部材152に加えられた場合、この力伝達部材152とハウジング132との間に相対的な動きが生じることが認められるであろう。この動きは、圧縮スプリング160の作用に抗して、ロッド154を連結部156を中心として回動させる。しかしながら、ロッド154の動きは、サポート168との連結ポイントを中心としたブリード弁166の回転を生じるような動きをロッド170に引き起こす。図5に示すような力伝達部材152の右方向への動きは、それゆえ、ブリード弁166を時計回りに回動させ、これによって吸引路146内に空気が流入可能となるようブリード空気吸入口が開く。同様に、図5に示すような力伝達部材152の左方向への動きは、ブリード弁166を反時計回りに回動させる。これによる効果も同様のものであり、ブリード空気吸入口を経て吸引路146内に空気が流入可能となる。左側への力伝達部材152の動きを引き起こす力を加えることは掃除機ヘッド130を前方へ移動させる押圧力を提供し、かつ右側への力伝達部材152の動きを引き起こす力は掃除機ヘッドを後方へ移動させる引張り力を提供することが認められるであろう。したがって所望の動きの方向に関係なく、掃除機ヘッド130内に空気を流入させることができる。
先の実施形態と同様、掃除機ヘッドが掃除される面に「スタック」した状態となる場合、吸引路146内へのブリード空気の導入を実現するため、掃除される面を横切る掃除機ヘッド130の物理的な移動は、いずれの方向にも要求されないことが認められるであろう。
図6にはさらなる実施形態が示されている。やはり掃除機ヘッド180は、ハウジング182の下面に配置された吸引開口184を備えたこのハウジング182を有する。この実施形態の多くの特徴は、先に説明した実施形態のそれに類似している。しかしながらこの場合、ブラシバー188は、ハウジング182の上面192に回動可能に取り付けられたサポート190を介して吸引開口に設けられている。力伝達部材194はブラシバー188に直接連結されており、かつロッド196はブラシバー188をブリード弁198に連結する。ブリード弁198は、ハウジング182の前面202を形成するブリード空気吸入口200内に回動可能に支持されている。ブリード弁198とロッド196との間の連結部は、ブリード弁198と前面202との間の回動可能な連結部よりも上にある。サポート190とハウジング182の上面192との間には引張りスプリング204が配されており、この結果、サポート190は概して中央ポジションへと付勢される。このポジションでは、ブリード弁198はブリード空気吸入口200を本質的に閉塞している。
力伝達部材194がハウジング182に対して動かされた際、ブラシバー188もまたハウジング182に対して動かされる。サポート190は、スプリング204の作用に抗して、上面192との回動可能な連結部を中心として回動させられる。ブラシバー188の、したがってロッド196の動きは、ブリード弁198を、前面202との回動可能な連結部を中心として回動させる。力伝達部材が左側(図6に見られるように)に動かされた際、ブリード弁は反時計回りに回動し、この結果、空気がブリード空気吸入口200を経て吸引路内に流入することが可能となる。同様に、力伝達部材194の右方向への動きはブリード弁198の時計回りの回動を引き起こす。やはり空気はブリード空気吸入口200を経て掃除機ヘッド180内に流入させられる。この結果、掃除される面を横切って掃除機ヘッド180を移動させるのに要する力が大きなものとなった場合、掃除機ヘッドを移動させようとする方向に関係なく、空気が掃除機ヘッド180内に流入させられる。さらに、力伝達部材194に加える力を増大させることにより、ブリード弁を一層大きく開放することができる。この結果、さらに空気を掃除機ヘッド180内に流入させることが可能となる。ブリード空気吸入口200を経て、掃除機ヘッド180内に流入させられる空気の量が多くなればなるほど、吸引開口184において生じる吸引量はますます減少する。ゆえに、掃除機ヘッド180内に流入させられる空気量が増大するとき、掃除機ヘッドを掃除される面に「スタック」した状態にさせる力の大きさが低減される。
図7にはさらなる実施形態が示されており、これは本発明による掃除機ヘッドの概略断面図である。掃除機ヘッド210は、上面214および側壁216を有するハウジング212を具備する。吸引開口218が、掃除される面と向き合うようハウジング内に配置されている。開口220がハウジング212に配されており、かつフレキシブルな管222がハウジング212の外側においてそこに連結されている。ハウジング212の内部、開口220および管222は共同で、汚れた空気を吸引開口218から管222の末端部へと運ぶための流路を形成する。管222の末端部は掃除機ヘッド210の排出口を形成している。
ハウジング212の上面214には、共同でブリード空気吸入口を形成する二つの離間した開口224が配されている。開口224のそれぞれには、外側スリーブ226aおよび周方向に間隔を置いたスポーク226cによってそれに支持された内側スリーブ226bを具備するサポートカラー226が配されている。外側スリーブ226aは、それぞれのサポートカラー226が配される開口224の周囲に気密状態で当接している。内側スリーブ226bは、図示の実施形態では外側スリーブ226aと同軸上に配置されているが、これは重要なことではない。また図示の実施形態では、4本のスポーク226cが外側スリーブ226aと内側スリーブ226bとの間に等しい角度で配置されているが、設けられるスポークの数はこれと異なっていてもよい。
ブリード弁228が、開口224およびサポートカラー226のそれぞれに関連して設けられている。ブリード弁228のそれぞれは、上側部材228aおよび連結部材228cによって固定的な離間関係となるよう保持された下側部材228bを具備する。上側部材228aおよび下側部材228bは円形である。上側部材228aの直径は外側スリーブ226aの直径と同じである。しかも下側部材228bの直径は内側スリーブ226bの直径と同じである。連結部材228cの長さは、上側部材228aの下面が外側カラー226aの上端に載っているとき、下側部材228bの上面が内側スリーブ226bの下端部に当接した状態が維持されるが、サポートカラー226とブリード弁228との間の相対的な動きが依然として可能であるよう選定される。
連結部材228cの直径は、内側スリーブ226cの直径よりもかなり小さい。この内側スリーブ226bと連結部材228cとの間の空間を弾性体230が占有している。この弾性体230は概して円筒形であり、中央通路が形成されている。連結部材228cがこの通路に沿って弾性部材230を貫通する。
横ロッド232が二つのブリード弁228同士の間に延びており、かつブリード弁228のそれぞれの上側部材228aに固定される取付けブロック234によってそれに連結されている。横ロッド232にはコネクター236が固定されており、かつこのコネクター232は掃除機ヘッド210を真空掃除機の本体に連結するための手段を提供する。シリンダー真空掃除機の場合、このコネクター236は、上述したようにホースおよび杖アセンブリの末端を収容するか、あるいはそれに収容されることになる。直立真空掃除機の場合、このコネクター236は、常設的にあるいは取り外し可能に、メインケーシングあるいはモーターハウジングに連結されることになる。
横ロッド232は(単独であるいはコネクター236と共同で)力伝達部材として機能する。これにより、掃除機ヘッド210を掃除される面を横切って移動させるためユーザーによって加えられる力は掃除機ヘッド210に伝達される。図7に見られるように、力伝達部材232,234はブリード弁228を介してハウジングに連結されている。それゆえ、掃除される面を横切って掃除機ヘッド210を移動させるのに要する力が、弾性体230を圧縮するのに要する力を超過する場合、ブリード弁228はハウジング210に対して、さらに詳しくはサポートカラー226に対して移動させられることになる。ブリード弁228が図7に示すポジションからかなり変位すると直ちに、上側部材228aは外側スリーブ226aと内側スリーブ226bとの間の流路を閉塞するのを止め、それに沿って空気がハウジング212の内部に吸い込まれるのを可能にする。これによって吸引開口218において生じる吸引が低下し、過大な力を加えることなく、掃除機ヘッド210を掃除される面を横切って移動させることが可能となる。その上、掃除機ヘッド210内への空気のさらなる流入は、掃除機ヘッド210から分離装置へとゴミおよびダストを輸送するのに利用可能な空気量を維持することにより、真空掃除機の効率を維持するのを助ける。
図8a、図8b、図8および図8dには、力伝達部材232に異なる方向の力が加えられた際のブリード弁228の動きを示す。いずれの場合も、図の左側はブリード弁228の上側部材228aのポジションを示し、かつ図の右側は連結部材228c、弾性体230および下側部材228cのポジションを示す。これらポジションは全てサポートカラー226に対するものである。
まず図8aを見ると、力伝達部材232に加えられる力が矢印Aによって示されている。上側部材228aは、連結部材228cおよび下側部材228bと共に同じ方向に変位させられており、これによって弾性体230を圧縮している。ゆえに、外側スリーブ226aと内側スリーブ226bとの間の流路の部分は大気に開放されており、周囲の空気はハウジング212に侵入可能である。この図は、掃除機ヘッド210が掃除される面上を前方に移動させられている状況を示すことを意図したものである。
非常に類似した様態で、掃除機ヘッドを後方に移動させること意図した力が加えられる際、この加えられる力の方向は図8bに矢印Bによって示されるようなものである。上側部材226aは、図示のように、連結部材226cおよび下側部材226bと共に、弾性体230の付勢作用に抗して、中央「休止」ポジションから離れるように移動させられる。いずれの場合も、力伝達部材232に加えられる力が解除された(あるいは弾性体の付勢作用に打ち勝つことができないレベルまで低減した)際、ブリード弁228は図7に示すポジションへと復帰する。一方で、ブリード弁228の変位の結果としてハウジング212内に流入する空気量が、吸引開口において生じる吸引を許容可能なレベルまで低減させるのに不十分な場合、力伝達部材232に加えられる力は、弾性体230をさらに圧縮するよう増大可能で、これによって、そこを通って空気が流動できる外側スリーブ226aと内側スリーブ228bとの間の流路の面積は増大する。これによって、より大量の空気がハウジング212内に流入することが可能となり、吸引開口218において生じる吸引はさらに低減する。
上記構成は、横方向の力が力伝達部材232に加えられた場合にも同様に有効である。図8cには、矢印Cの方向に力が加わった場合のポジションを示す。やはり、ブリード弁228の上側部材228aの変位により、空気は、外側スリーブ226aと内側スリーブ226bとの間に形成される流路を経てハウジング212内に流入可能である。反対向きの横方向の力を加えれば、図8cに示す方向とは反対の方向にブリード弁228が変位することが認められるであろう。
最後に、力伝達部材が、図8dに矢印Dで示されるような、ねじり力を受けた場合、ブリード弁228の変位は図8dに示すようなものとなる。さらに詳しく言うと、ブリード弁228の一つは第1の方向に変位し、かつ他のブリード弁228は逆方向に変位する。それにもかかわらず得られる効果は、上述した他の状況におけるものと同じになる。
掃除機ヘッドの形状および構成の精確な細部、掃除される面上でのそのサポートおよび移動を可能とする手段、そして個々の真空掃除機へのその精確な接続手段は、本発明にとって重要ではないことが認められるであろう。本発明の主要な要素は、掃除機ヘッドに対して相対的移動が可能な部材の提供であり、これによって、掃除機ヘッドが掃除される面に「スタック」した状態となった場合、相対的移動が生じることが可能である。この相対的移動は、その後すぐに、吸引開口において生じる吸引量を低減させるように、空気が掃除機ヘッド内に流入するのを可能とするためブリード弁を作動させるのに利用される。この吸引開口において生じる吸引の低減は、掃除される面上で真空掃除機を移動させるためにユーザーによって加えられる必要がある作用力量を低減させる。この結果、ユーザーにとって真空掃除機の移動しやすさが向上する。
直立タイプの公知の真空掃除機の側面図である。 図1aの真空掃除機の操作ポジションでの側面図である。 シリンダータイプの公知の真空掃除機の斜視図である。 本発明による掃除機ヘッドの第1実施形態の概略側断面図であり、これは特にシリンダータイプの掃除機と共に使用するのに適する。 図3aに類似の図であり、ここに示される掃除機ヘッドの動作を示す。 図3aに類似の図であり、ここに示される掃除機ヘッドの動作を示す。 本発明による掃除機ヘッドの第2実施形態の概略側断面図である。 本発明による掃除機ヘッドの第3実施形態の概略側断面図である。 本発明による掃除機ヘッドの第4実施形態の概略側断面図である。 本発明による掃除機ヘッドの第5実施形態を通る概略断面図である。 その異なるポジションを示す、図7の掃除機ヘッドの概略平面図である。 その異なるポジションを示す、図7の掃除機ヘッドの概略平面図である。 その異なるポジションを示す、図7の掃除機ヘッドの概略平面図である。 その異なるポジションを示す、図7の掃除機ヘッドの概略平面図である。
符号の説明
10 直立真空掃除機
12 本体
14 分離装置
16 サポート
18 ハンドル
20 モーターケーシング
22 ホイール
24 掃除機ヘッド
26 吸引開口
28 排出口
30 シリンダータイプ真空掃除機
32 本体
34 分離装置
36 ホイール
38 掃除機ヘッド
40 杖
42 フレキシブルホース
44 ツールホルダー
46 吸引開口
48 ハンドグリップ
50 掃除機ヘッド
52 ハウジング
54 上面
56 前面
58 下面
60 吸引開口
62 ホイール
64 後部管状部材
66 スリーブ
68 自由端
70 開口
72,74 リップ
76 ブリード弁
78 圧縮スプリング
80 開口

Claims (23)

  1. ハウジングと、
    床面と向き合わせられる前記ハウジングの面における吸引開口と、
    前記吸引開口からのゴミを含んだ空気を掃除機ヘッドを経てその排出口へと導くための吸引路と、
    前記ハウジングに設けられたブリード空気吸入口であって、このブリード空気吸入口を経て前記吸引路内に空気が流入できるよう開放可能なブリード弁によって閉塞された前記ブリード空気吸入口と、を具備してなる真空掃除機用の掃除機ヘッドであって、
    使用時、前記床面を横切って前記掃除機ヘッドを移動させるのに用いられるハンドルに連結された、あるいは連結されるよう構成された力伝達部材をさらに具備し、
    前記力伝達部材は、この力伝達部材と前記ハウジングとの間の相対的な動きを可能にする連結部によって前記ハウジングに連結されており、
    前記ブリード弁は、前記掃除機ヘッドの移動方向に関係なく、前記床面を横切って前記掃除機ヘッドを移動させるのに必要な力の大きさに応じて開放されるよう構成されていることを特徴とする掃除機ヘッド。
  2. 前記ブリード弁は、前記力伝達部材と前記ハウジングとの間の相対的な移動量に応じて開放されるよう構成されていることを特徴とする請求項1に記載の掃除機ヘッド。
  3. 前記ブリード弁は、前記力伝達部材と前記ハウジングとの間の相対的な移動量が既定値を超過した場合に開放されるよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載の掃除機ヘッド。
  4. 前記ブリード弁は、前記力伝達部材と前記ハウジングとの間の相対的な移動量に依存する量によって開放されるよう構成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の掃除機ヘッド。
  5. 前記ブリード弁は、前記力伝達部材と前記ハウジングとの間の相対的な移動量に比例する量によって開放されるよう構成されていることを特徴とする請求項4に記載の掃除機ヘッド。
  6. 前記力伝達部材と前記ハウジングとの間の前記連結部は、前記ブリード弁によって前記ブリード空気吸入口が閉塞されるポジションへと前記ハウジングに対して前記力伝達部材を付勢する弾性要素を具備することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  7. 前記弾性要素はスプリングであることを特徴とする請求項6に記載の掃除機ヘッド。
  8. 前記弾性要素は弾性スリーブであることを特徴とする請求項6に記載の掃除機ヘッド。
  9. 前記掃除機ヘッドを前方あるいは後方に床面を横切って移動させるのに特別な力を要するとき、前記吸引路内に流入させられる空気量は同一であることを特徴とする請求項1なしい請求項8のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  10. 前記掃除機ヘッドを第1の横方向あるいは反対の横方向に床面を横切って移動させるのに特別な力を要するとき、前記吸引路内に流入させられる空気量は同一であることを特徴とする請求項1なしい請求項9のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  11. 前記掃除機ヘッドを第1のひねり方向あるいは反対のひねり方向に床面を横切って移動させるのに特別な力を要するとき、前記吸引路内に流入させられる空気量は同一であることを特徴とする請求項1なしい請求項10のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  12. 前記ブリード空気吸入口は、前記ハウジングにおける前記床面と向き合わない面に配置されていることを特徴とする請求項1なしい請求項11のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  13. 前記ブリード空気吸入口は前記ハウジングの前方面に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の掃除機ヘッド。
  14. 前記ブリード空気吸入口は前記ハウジングの前方面の中央に配置されていると共に、前記ハウジングにおける前記床面と向き合う面に隣接していることを特徴とする請求項13に記載の掃除機ヘッド。
  15. 前記ブリード空気吸入口は前記ハウジングの上面に配置されていることを特徴とする請求項12に記載の掃除機ヘッド。
  16. 前記ブリード弁は回動可能に設けられた閉塞部材を具備していることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  17. 前記閉塞部材は、使用時、前記掃除機ヘッドが前方に前記床を横切って動かされた際には第1の方向に回動させられ、かつ、使用時、前記掃除機ヘッドが前記床を横切って後方に動かされた際には第2の方向に回動させられることを特徴とする請求項16に記載の掃除機ヘッド。
  18. 前記ブリード弁は、前記ブリード空気吸入口に対して可動である複数の閉塞部材を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  19. 回転可能なブラシバーが、掃除される床被覆を振動させるために前記吸引開口内に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載の掃除機ヘッド。
  20. 前記回転可能なブラシバーは前記ハウジングに搭載されていることを特徴とする請求項19に記載の掃除機ヘッド。
  21. 前記回転可能なブラシバーは前記力伝達部材に搭載されていることを特徴とする請求項19に記載の掃除機ヘッド。
  22. 実質的に添付図面に示される実施形態のいずれか一つに関連して説明された掃除機ヘッド。
  23. 請求項1ないし請求項22のいずれか1項に記載の掃除機ヘッドを含むことを特徴とする真空掃除機。

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