JP2005531678A - 官能化された電気導体または半導体表面を含む固体支持体、その調製方法及びその使用 - Google Patents
官能化された電気導体または半導体表面を含む固体支持体、その調製方法及びその使用 Download PDFInfo
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Abstract
Description
−既に、国際出願WO 98/22542及び米国特許第6,022,597号にも記載されているように、窒素を含む基を保有する表面に粒子(イオン、電子、プロトン等)で衝撃を与えることによってそれを官能基化して、これらの窒素を含む基を多数の有機官能基と反応し得るナイトレンに変換することが可能である;
−既に、米国特許第6,287,687号及び国際出願WO 01/34313に記載されているように、表面を、プラズマ処理(ここで、プラズマガスは、放射の間に形成される反応性基と反応することができるモノマーを含む)に供することによってそれを官能化することが可能である;
−例えば、既に、米国特許第4,421,569号;同第5,043,226号及び同第5,785,791号に記載されているように、ヒドロキシル化した表面を、金属塩を用いて強力に酸化することによって官能化して、その上に、有機重合反応を開始することができるラジカルを生成することができる;
−例えば、米国特許第6,306,975号に記載されているような重イオン放射、または、例えば、国際出願WO 98/49206に記載されているような熱、またはそうでなければ、例えば、国際出願WO 99/16907に記載されているような光化学等のいずれかによって、ラジカルを用いて表面を官能化することが可能である。
スキームA
−少なくとも1つの目的の有機官能基を保有する重合可能かつエレクトログラフト可能なモノマー。次いで得られるエレクトログラフトされた有機フィルムは、ポリマーである;
−単に、誘導体化によって、所望される目的の反応性有機官能基を得ることを可能にする少なくとも1つの官能基を保有する重合可能かつエレクトログラフト可能なモノマー。これらは、所望される目的の反応性官能基のシントンを保有するモノマーとしても示される。次いで得られるエレクトログラフトされた有機フィルムは、ポリマーである;
−上記のようなモノマーで官能化された分子、マクロ分子及びオブジェクト。次いで得られる有機フィルムは、必ずしも重合性の性質ではない。
ここで:
−A、B、R1及びR2は同じでも異なっていてもよく、水素原子、C1−C4アルキル基、ニトリル基または以下の官能基;ヒドロキシル、アミン:−NHx(xは1または3である)、チオール、カルボン酸、エステル、アミド:−C(=O)NHy(ここで、yは1または2である)、イミド、イミドエステル、芳香族(特に、ピリジン、スチレンまたはハロスチレン)、酸ハライド:−C(=O)X(ここで、Xは、フッ素、塩素または臭素から選択されるハロゲン原子を示す)、酸無水物:−C(=O)OC(=O)、ニトリル、スクシンイミド、フタルイミド、イソシアナート、エポキシド、シロキサン:−Si(OH)z(ここで、zは、1〜3の間の整数である)、ベンゾキノン、カルボニルジイミダゾール、パラ−トルエンスルフォニル、パラ−ニトロフェニルクロロホルメート、エチレン及びビニル、または上記の官能基の少なくとも1つを保有する有機基(またはスペーサーアーム(spacer arm)(例えば、複数のビニル官能基を含む基(例えば、ペンタエリスリトールテトラメタクリレート))から選択される有機官能基を示し;A及びBのうち少なくとも1つそしてR1及びR2のうち少なくとも1つがこれらの有機官能基の1つまたはこれらの官能基の少なくとも1つを保有する有機基を示すと理解され;
−n、m及びpは同じでも異なっていてもよく、0〜20の間の整数である。
本発明の主題は、上記の支持体を調製するためのプロセスでもあり、このプロセスは、少なくとも1つの目的の官能基を含む少なくとも1つの電気活性有機前駆体を有機媒体中に含む組成物と、表面上に還元可能な酸化物を含む固体支持体の少なくとも1つの導電性及び/または半導体領域のゾーンとを接触させ、後者を、電位プロトコルに供することによる、該組成物の該有機媒体中での電気分解によって、該領域への該電気活性有機前駆体の単一工程でのエレクトログラフティングを実施することを包含し、ここで、該電位プロトコルの間、それは、該電位プロトコルの全てまたは一部において、参照電極に対して測定される閾値電位(threshold electrical potentical)以上の電位にされており、該閾値電位は、該前駆体のグラフティングが生じる電位を超える電位であることを特徴とし、そして:
a)60%以下の程度のグラフティングをもたらすように電位プロトコル、特に、反復プロトコルにおけるスキャンの数及びスキャン速度(ボルタンメトリックパルス(voltametric pulsed)等のスキャン)を調整することによって、及び/または
b)官能化電気活性有機前駆体が目的の官能基を含まない電気活性有機前駆体との混合物中に存在する組成物(後者がこの組成物中に存在する前駆体の総数の0.1〜95%を示す)を用いることによって、及び/または
c)目的の官能基がスペーサーアームの末端に保有されているものから選択される電気活性有機前駆体を用いることによって、
目的の官能基の少なくとも90%(数量)のアクセシビリティの程度が得られることを特徴とする。
−図1は、エレクトログラフトされたポリ(メタクリロイルスクシンイミド)フィルムでコーティングされた金表面のIRRASスペクトルを示し;
−図2は、ポリアリルアミンと官能化後、ポリ(メタクリロイルスクシンイミド)フィルムでコーティングされた金表面のIRRASスペクトルを示し;
−図3は、ポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)フィルムでコーティングされた金表面のIRRASスペクトルを示し;
−図4は、ジイソシアナートヘキサンとの反応及びカルバメートの形成後のポリ(ヒドロキシエチルメタクリレート)フィルムでコーティングした金表面のIRRASスペクトルを示し;
−図5は、エレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面(上のスペクトル)の、ニトリル基からアミンへの還元後(真中のスペクトル)、及びアミド形成のためのこれらのアミン基とトリフルオロ酢酸無水物との反応後(下のスペクトル)のIRRASスペクトルを示し;
−図6は、エレクトログラフトされたPMANフィルムでコートされた金表面(CN)、水素化リチウムアルミニウムを用いるニトリル基からアミンへの還元後(CH2NH2)、尿素を形成するための、これらのアミン基と1,6−ジイソシアナートヘキサンとの反応後(CH2NHCONH(CH2)6NCO)、及びカルバメート形成のためのトリフルオロエタノールとの反応後(CH2NHCONH(CH2)6NHCOOCH2CF3)後のIRRASスペクトルを示し;
−図7は、エレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面(CN)、水素化リチウムアルミニウムを用いるニトリル基からアミンへの還元後(CH2NH2)、尿素を形成するための、これらのアミン基と1,6−ジイソシアナートヘキサンとの反応後(CH2NHCONH(CH2)6NCO)及び対応するカルボメートを形成するための、ヒドロキシエチルセルロースとの反応後のIRRASスペクトルを示し;
−図8は、ヒドロキシエチルセルロースがグラフトされているエレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面のIRRASスペクトル、及びヒドロキシエチルセルロースを含むKBrディスクのIRRASスペクトルを示し;
−図9は、ニトリル基からアミドへ(酸処理)、次いでカルボン酸への(アルカリ処理)加水分解後のエレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面のIRRASスペクトルを示し;
−図10は、アビジンがグラフトされているエレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面のIRRASスペクトルを示し;
−図11は、エレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面(a);アビジンの付着後(b)ならびにアビジン及びその5’末端でビオチン化されたオリゴヌクレオチドの付着後のX線光電子分光法(XPS)により測定されたスペクトルのP2p領域を示し;
−図12は、エレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面(a)、抗ウサギIgG抗体を付着したもの(b)、特異的な抗原の溶液で処理したもの(c)のIRRASスペクトルを示し;
−図13は、エレクトログラフトされたPMANフィルムでコーティングされた金表面(a)、ニトリル基が還元されているもの(b)、アミドを形成するためにグルタル酸無水物で処理したもの(c)、及び次いでトリフルオロ酢酸無水物で処理したもの(d)のIRRASスペクトルを示し;
−図14は、5’位がアミノ化されている一本鎖オリゴヌクレオチド、及び引き続く第一のオリゴヌクレオチドに相補的な第二のオリゴヌクレオチドとの反応後の、図13(d)のIRRASスペクトルを示し;
−図15は、5’位がアミノ化されている一本鎖オリゴヌクレオチド、及び引き続く第一のオリゴヌクレオチドに相補的な第二のオリゴヌクレオチドとの反応後の、図13(d)のフィルムのXPSスペクトルのP2p領域を示し;
−図16は、グリシジルメタクリレート基で官能化されているエレクトログラフトされたデキストランのフィルムのIRRASスペクトル(上のスペクトル)及びエレクトログラフティングする前のグリシジルメタクリレート基で官能化されているデキストランのスペクトル(下のスペクトル)を示す。
本実施例は、有機分子(スクシンイミド基、求電子物質)での官能基化に関連し得る目的の官能基を保有するモノマーのエレクトログラフティング、及びアミン(求核物質)とエレクトログラフトされたポリマーのスクシンイミド基との反応を介するそれ自体の官能化後反応の両方を例示する。アミン基を保有するプローブは、ポリマーであるポリアリルアミンであり、従って、官能化後反応は、ポリマー対ポリマーの反応であり、これは、エレクトログラフトされたコーティングのスクシンイミド基の高いアクセシビリティーを例示する。
50mV/sでの−0.3〜−2.5V(Ag+/Ag)の10回のボルタンメトリックスキャンを、5×10−2mol/lのTEAPの存在下でDMF中0.18、0.25または0.5mol/lのメタクリロイルスクシンイミド(MASU)溶液中に浸漬した金表面に対し実施する。添付の図1に示される、1782及び1746cm−1に特徴的なカルボニルのバンド(波長(cm−1)の関数としての透過率(%))を示す表面のIRRASスペクトルにより証明されるように、ポリ(メタクリロイルスクシンイミド)フィルムが得られる。
20mlの脱イオン水、次いで0.5mlの脱イオン水中20重量%のポリアリルアミン溶液を、マグネティックスターラーを備えるグラウンドチューブ(ground tube)に導入する。次いで、上記のプロトコルに従い得られたエレクトログラフトされたポリ(メタクリロイルスクシンイミド)フィルムを保有する金スライドを導入する。このスライドを、攪拌しながら、周囲温度で1時間30分放置する。
本実施例は、ヒドロキシル基を保有するモノマー(HEMA)のエレクトログラフティング、及びPHEMAフィルムの形成、ならびにジイソシアナートヘキサンのイソシアナート基と反応させてカルバメートを形成するためのこのPHEMAのヒドロキシル基の使用を例示する。それは、全ての基がこの反応によって変換されるので、ジイソシアナートへキサンにより構成されるプローブ分子に対する、エレクトログラフトされたポリマーのヒドロキシル基の高いアクセシビリティーも例示する。
5×10−2mol/lのTEAPの存在下でDMF中2.7mol/lのヒドロキシエチルメタクリレート(HEMA)溶液中に浸漬した金表面に対して50mV/sでの−2.4〜+1V(Ag+/Ag)の10回のボルタンメトリックスキャンを用いて、PHEMAフィルムを金上に生成する。得られたフィルムのIRRASスペクトルを図3に示す。1737cm−1での特徴的なカルボニルバンドの存在が注目される。このポリマーのヒドロキシエチルアームのヒドロキシル基に起因して、3500cm−1周辺にもバンドが観察される。
4Åモレキュラーシーブで乾燥した30mlのトルエン、1.5mlのトルエン中、5容量%のジイソシアナートヘキサン及び2滴の1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]ウンデク−7−エン(DBU)を乾燥グラウンドチューブに導入する。
本実施例は、アミン基の前駆体としてのポリメタクリロニトリル(PMAN)フィルムのニトリル基の使用、及びトリフルオロ酢酸無水物を用いるアミドの形成によるこれらのアミン基の反応性を例示する。ここでまた、官能化反応は定量的であり、このことは、ニトリル、次いで、アミン基が非常にアクセス可能であることを示す。
5×10−2mol/lのTEAPの存在下でDMF中2.5mol/lのメタクリロニトリル溶液中に浸漬した金表面に対して50mV/sでの−0.5〜−2.7V(Ag+/Ag)の10回のボルタンメトリックスキャンを実施することによって、PMANフィルムを金上に作製する。形成されたポリマーのニトリル基は、IRRASにおける2235cm−1でのバンドによって同定される。
上記の工程a)において得られ、窒素でブローしたPMANフィルムでコーティングされたスライドを、セプタム(septum)を備えるチューブ中に導入する。セプタムを閉め、次いでモレキュラーシーブで乾燥した20mlのピリジン、及びモレキュラーシーブで乾燥したテトラヒドロフラン(THF)中、1mol/lの水素化リチウムアルミニウム(LiAlH4)の1mlの溶液を、パージしたシリンジを用いてアルゴン下で導入する。このスライドを、反応媒体中に70℃で2分間放置する。次いで、このスライドを、ピリジンへの5分間の浸漬、次いで脱イオン水のジェットによりリンスし、窒素ブローにより乾燥し、1mol/lの水酸化ナトリウム溶液中で1分間超音波処理し、脱イオン水でリンスし、次いで窒素ブローによって乾燥する。
本実施例の目的は、上記実施例3において生成されたアミン基がアクセス可能でありかつこれらの反応性を保存していることを確認することである。これは、J.Org.Chem.、1989、54、2498に記載される手順に従い、そして本発明の場合においては金表面上での反応に再適用したアミン官能基のアミド化によって実現される。
本実施例は、尿素を形成するための、実施例3において形成されたアミン基と、二官能性カップリング剤との反応を例示する。表面で形成された尿素は、それにアルコールを付着させるために用いられる。表面で尿素を合成するための手順は、Org.Synth.、1988、VI、951から適用される。
本実施例は、上記の実施例5において形成された尿素が、ヒドロキシエチルセルロース、及びより一般的には多糖、の付着も可能にするという事実を例示する。この経路は、エレクトログラフトされたコーティング上での目的の官能基の高いアクセシビリティーによってその付着が可能になるような、複雑な三次元構造を有するマクロ分子の反応を例示する。それは、導電性表面、特に金属、に付着させることが困難なポリマーまたはマクロ分子の付着を可能にするので有利であり、その価値としては、金属上に、バイオミメティック(biomimetic)表面(ヘパリン、修飾デキストラン、ヒアルロン酸等)、及び複雑な目的の生物学的分子(DNA、タンパク質、成長因子等)の付着のためのモジュールの作製への道を開くことがある。
本実施例は、上記の実施例3において得られるようなPMANフィルムが、金属表面上でのアミド及びカルボン酸基の単純な前駆体として用いられ得るという事実を例示する。この変換は、開始時のフィルムとは異なる反応基の形成を容易に生じるが、疎水性のエレクトログラフトされたフィルムから親水性表面を単純に作製することも可能にするといる利点を有する(このことは、特に、親水性化合物接着プライマーとしてのフィルムの使用を容易にし、そして生物医学的応用においてより容易に許容されるコーティングの作製において有用であり得る)。
・酸溶液:
21mlの95%以上のH2SO4
3.5gのNaHSO4:約37Nの溶液
・塩基溶液
18gのNaOH/25ml H2O:18Nの溶液。
本実施例は、エレクトログラフトされたPMANフィルムのニトリル基が、タンパク質の共有結合のために用いられ得ることを例示する。実際、ニトリル基が、以下の反応:
R−CN + R’−OH → R−C(OR’)=NH
に従い、アルコールと反応してイミノエーテルを生じることが知られている(Pinner synthesis、cf.:P.L.Compagnon、M.Miocque、Annales de Chimie、1970、5、23)。
本実施例は、実施例8のプロトコルに従い付着したアビジンが活性であることを、ビオチン化オリゴヌクレオチド(ODN)の付着の点からそれを用いることによって例示する。用いるODNは、以下の15マーである:
ビオチン−5’−GCTTGCTGAAGTTCG−3’(ビオチン−配列番号1)
実施例8のプロセスに従い得られたスライドを、チューブの中の、PBS緩衝液(pH7.2)中のこのOND25μMの溶液に浸漬する。スライドを、周囲温度で15時間反応させ、取り出し、脱イオン水のジェットを用いて数回リンスする。
本実施例は、エレクトログラフトされたフィルムが、複雑な三次元構造を有する分子を付着させるためのプライマーとして用いられ得る(ここで、この構造は、その分子の特性を決定するものである)という事実を例示する。表面上に存在する目的の官能基の高いアクセシビリティーは、実際、プローブタンパク質の最小限のゆがみを可能にし、従ってこのことは、活性なコンフォメーションを保存し得る。
本実施例は、上記実施例9において見出される経路に対する代替的な経路に従う、エレクトログラフトされたポリマーの反応性官能基へのオリゴヌクレオチド(ODN)の付着を例示する。
H2N−5’−GCTTGCTGAAGTTCG−3’−(H2N−配列番号1)
のアミン官能基とを反応させる。
5’−CGAACGACTTCAAGC−3’(配列番号2)
とのハイブリダイゼーションによって明らかにする。
R−(CH2−NH(C=O)CF3)x−(CH2−NH(C=O)−(CH2)3−COOH)y
(ここで、y/(x+y)は、グルタル酸無水物による最初のアミン基の置換の程度であり、そしてRは、エレクトログラフトされたPMANの骨格である)
を有する官能化された構造を示している。
本実施例は、6個の炭素原子を含むスペーサーアーム、及び(塩化アンモニウムの形態の)目的のアミン基を保有するモノマー:以下の式のアミノヘキシルメタクリルアミド(AHMAA):
本実施例の目的は、活性化ビニル基で部分的に誘導体化されたマクロ分子をエレクトログラフトすること、及び引き続く官能化後反応のためのこの分子の非誘導体化官能基を有することが可能であることを実証することである。用いられるマクロ分子は、グリシジルメタクリレート(GMA)基で官能化されたデキストランである。
−100mV/sの速度でのEinitial=−0.6V/(Ag+/Ag)〜Efinal=−2.8V(Ag+/Ag)の15回スキャンのボルタンメトリック条件、
に従い、三電極アセンブリにおける作用電極として用いられる金スライド上に、デキストラン−GMAがエレクトログラフトされる。
Claims (21)
- 還元可能な酸化物を表面上に含む少なくとも1つの導電性及び/または半導体の領域を含む固体支持体であって、該表面の少なくとも1つのゾーンが、必要に応じて、目的の官能基を含まない電気活性有機前駆体との混合物中に、各々少なくとも1つの目的の官能基を含む電気活性有機前駆体から得られるエレクトログラフトされた(electrografted)有機フィルムで官能化されていること、及び該フィルム中の相補的な基との共有、イオンまたは水素結合の形成のためにアクセス可能な目的の官能基の数が目的の有機官能基の総数の少なくとも90%を示すことを特徴とする、固体支持体。
- 前記有機前駆体が:
−少なくとも1つの目的の有機官能基を保有する重合可能及びエレクトログラフト可能なモノマー;
−誘導体化によって、所望される目的の反応性有機官能基を得ることが可能である少なくとも1つの官能基を保有する重合可能及びエレクトログラフト可能なモノマー;
−少なくとも1つの目的の有機官能基を保有するモノマー、または、誘導体化によって所望される目的の反応性有機官能基を得ることが可能である少なくとも1つの官能基を保有するモノマーで官能化されている分子、マクロ分子及びオブジェクト、
から選択されることを特徴とする請求項1に記載の支持体。 - 前記重合可能なモノマーが、以下の式(I)及び(II):
−A、B、R1及びR2は、同じでも異なっていてもよく、水素原子、C1−C4アルキル基、ニトリル基または以下の官能基;ヒドロキシル、アミン:−NHx(xは1または3である)、チオール、カルボン酸、エステル、アミド:−C(=O)NHy(ここで、yは1または2である)、イミド、イミドエステル、芳香族、酸ハライド:−C(=O)X(ここで、Xは、フッ素、塩素または臭素から選択されるハロゲン原子を示す)、酸無水物:−C(=O)OC(=O)、ニトリル、スクシンイミド、フタルイミド、イソシアナート、エポキシド、シロキサン:−Si(OH)z(ここで、zは、1〜3の間の整数である)、ベンゾキノン、カルボニルジイミダゾール、パラ−トルエンスルフォニル、パラ−ニトロフェニルクロロホルメート、エチレン及びビニル、または上記の官能基の少なくとも1つを保有する有機基(またはスペーサーアーム(spacer arm))から選択される有機官能基を示し;A及びBのうち少なくとも1つそしてR1及びR2のうち少なくとも1つが該有機官能基の1つまたは該官能基の少なくとも1つを保有する有機基を示すと理解され;
−n、m及びpは同じでも異なっていてもよく、0〜20の間の整数である、
に夫々対応する、求核攻撃により開裂可能な分子及び活性化ビニルモノマーから選択されることを特徴とする、請求項2に記載の支持体。 - 前記式(I)の活性化ビニルモノマーが、メタクリロイルスクシンイミド、ヒドロキシエチルメタクリレート、メタクリロニトリル、アクリロニトリル、グリシジルアクリレート及びグリシジルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル酸、アミノプロピルメタクリルアミド、アミノヘキシルメタクリルアミド、メタクリロイルスクシンイミド、アクリロイルスクシンイミド、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、メチルシアノメタクリレート、メチルシアノアクリレート、2−及び4−ビニルピリジンならびに4−クロロスチレンから選択されることを特徴とする、請求項3に記載の支持体。
- 前記式(II)の、求核攻撃によって開裂可能な分子が、エチレンオキシド、置換エチレンオキシド、ブチロラクトン、カプロラクトン、そして特にε−カプロラクトンから選択されることを特徴とする、請求項3に記載の支持体。
- モノマーで官能化された該分子、マクロ分子及びオブジェクトが、オリゴヌクレオチド、核酸分子、オリゴペプチド、ポリペプチド、タンパク質、オリゴ糖、ポリマー、フラーレン、官能化カーボンナノチューブ、及び細胞から選択され;該分子、マクロ分子及び該オブジェクトが、請求項3に規定される式(I)または(II)に対応するモノマーで、全体的または部分的に誘導体化されることを特徴とする請求項2に記載の支持体。
- 前記導電性または半導体表面が、ステンレス鋼、スチール、鉄、銅、ニッケル、コバルト、ニオブ、アルミニウム、銀、チタン、シリコン、窒化チタン、窒化タングステンもしくは窒化タンタルの表面、または金、白金、イリジウムもしくは白金−イリジウム合金表面から選択される貴金属表面であることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の支持体。
- アクセス可能な目的の官能基の密度が、好ましくは104/μm2〜1010/μm2の間であることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の支持体。
- 請求項1〜8のいずれか一項に規定される支持体を調製するためのプロセスであって、該プロセスは、少なくとも1つの目的の官能基を含む少なくとも1つの電気活性有機前駆体を有機媒体中に含む組成物と、表面上に還元可能な酸化物を含む固体支持体の少なくとも1つの導電性及び/または半導体領域のゾーンとを接触させ、後者を、電位プロトコルに供することによる、該組成物の該有機媒体中での電気分解によって、該領域への該電気活性有機前駆体の単一工程でのエレクトログラフティングを実施することを包含し、ここで、該電位プロトコルの間、それは、該電位プロトコルの全てまたは一部において、参照電極に対して測定される閾値電位(threshold electrical potentical)以上の電位にされており、該閾値電位は、該前駆体のグラフティングが生じる電位を超える電位であることを特徴とし、そして:
a)60%以下の程度のグラフティングをもたらすように該電位プロトコルを調整することによって、及び/または
b)該官能化電気活性有機前駆体が目的の官能基を含まない電気活性有機前駆体との混合物(後者が該組成物中に存在する前駆体の総数の0.1〜95%を示す)中に存在する組成物を用いることによって、及び/または
c)目的の官能基がスペーサーアームの末端に保有されているものから選択される電気活性有機前駆体を用いることによって、
目的の官能基の少なくとも90%(数で)のアクセシビリティの程度が得られることを特徴とする。 - 前記グラフティングの程度が10〜40%の間の値に調整されることを特徴とする、請求項9に記載のプロセス。
- バリアントb)に従い、目的の官能基を含まない電気活性有機前駆体が前記組成物中に存在する前駆体の総数の0.1〜50%を示すことを特徴とする、請求項9または10に記載のプロセス。
- 目的の官能基を含む電気活性有機前駆体の濃度が0.1〜10mol/lの間であることを特徴とする、請求項9〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記有機組成物中の目的の官能基を含まない電気活性有機前駆体の濃度が10−3〜18mol/lであることを特徴とする、請求項9〜12のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記電気分解がボルタンメトリック条件下で実施されることを特徴とする、請求項9〜13のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記有機媒体がジメチルホルムアミド、酢酸エチル、アセトニトリル及びテトラヒドロフランから選択されることを特徴とする、請求項9〜14のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記有機媒体が少なくとも1つの支持電解質も含むことを特徴とする、請求項9〜15のいずれか一項に記載のプロセス。
- 相補的官能基を保有するオブジェクトまたは目的の分子を付着させるための接着プライマーとしての、請求項1〜8のいずれか一項に記載の固体支持体の使用。
- 前記目的の分子がタンパク質であること、そして前記支持体が生物活性表面としてまたはプロテインチップとして用いられることを特徴とする、請求項17に記載の使用。
- 前記目的の分子が核酸分子であること、及び前記支持体が生物活性表面としてまたは核酸チップとして用いられることを特徴とする、請求項17に記載の使用。
- 前記相補的官能基を保有するオブジェクトまたは目的の分子が、生体適合性ポリマーから選択されること、及び前記支持体が生物適合性表面としてまたは封入特性を有する表面として用いられることを特徴とする、請求項17に記載の使用。
- 表面化学反応を用いて、導電性または半導体表面にオブジェクトを結合するための、請求項1〜8のいずれか一項に規定される固体支持体の使用。
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