JP2005530595A - 使い捨て排泄物収集器 - Google Patents

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バーンズ、ジョン・グラスゴウ
まや 長谷川
孝哉 岡野
陽子 林
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Abstract

本発明の使い捨て排泄物管理デバイスは、長手方向中心線、横断方向中心線、着用者に面する表面、及びその反対側表面を有する。使い捨て排泄物管理デバイスは、排泄物を収容する可撓性バッグと、デバイスを着用者の体に取り付ける接着性フランジとを含む。可撓性バッグは、着用者に面する表面に配置した開口部を有する。排泄物管理デバイスは、可撓性バッグに設けたオリフィスを有し、オリフィスを開放可能に閉じるシール手段を含む。可撓性バッグ表面に対するシール手段の剥離力は、0.3N/cmと4.0N/cmとの間である。

Description

本発明は、乳幼児、小児、又は成人に使用される排泄物管理デバイスに関する。より具体的には、本発明は、拭き取り用品、浣腸器、座薬などの用具又は固形薬剤を挿入するためのオリフィスを有する可撓性バッグと、接着性フランジとを含む排泄物管理デバイスに関する。
排泄物管理デバイスは、主として失禁者、特に寝たきりの患者に着用されるように設計された物品として既知である。そのような排泄物管理デバイスは、着用者の肛門周囲領域又は尿道口領域に取り付けられて、糞便物質、尿、及び他の身体排泄物を捕捉して迅速に収容することを意図している。
代表的な排泄物管理デバイスは、例えば、米国特許第3,577,989号に開示されている。これは、開放頂部部分を有する袋と、袋の開放頂部部分周囲に固定された薄い環状の楕円形フランジとを含む使い捨て脱離トラップバッグを開示している。このフランジは、使い捨てバッグを着用者に取り付ける手段として、一層の接着性材料を含む。この使い捨てバッグは特に、着用者の肛門付近に取り付けるように設計されている。
そのような排泄物管理デバイスは、デバイスの使用中に、肛門オリフィス、尿道オリフィスなど、排泄オリフィス周囲の着用者の皮膚に、接着剤で取り付けられる。排泄物管理デバイスが、排便を制御できない失禁者又は寝たきりの患者に使用される時、介護人は、規則的な排便を促進するための、浣腸、座薬等の挿入などの処置を行うために、着用者の皮膚からそのデバイスを頻繁に取り外す必要がある。しかし、排出された排泄物の漏れを防ぐために、デバイスは着用者の皮膚にしっかりと取り付けられているので、着用者の皮膚からデバイスを頻繁に取り外すと、着用者の皮膚に損傷を与えることがある。特に、敏感な皮膚を有する着用者に深刻な皮膚の問題をもたらすことがある。
日本公開特許1995−124189(Japanese Patent Laid-Open publication No.124189/1995)(1995年5月16日発行)は、排泄された糞便物質を収容するバッグを含むもう一つの排泄物管理デバイスを開示している。バッグは、開口部、開口部を取り囲む接着剤部分、及び接着剤部分を覆う剥離紙を備えている。デバイスは、バッグ内に保管された糞便物質を廃棄するための排出部分を更に有する。ユーザは、穿孔に沿って排出部分を引っぱって開放することによって、又はジッパーを開放することによって糞便物質を廃棄する。しかし、穿孔の場合、ユーザが穿孔に沿って排出部分を一旦引っぱって開放すると、排出部分を再度閉じることは不可能である。ジッパーの場合、ジッパーのシール手段は一般に、着用者の動きによって及ぼされる圧力でジッパーが開放するのを防ぐ程充分に強くない。故に、排出部分は、排出部分のジッパーが開放しないように、デバイスの使用中に着用者の体(例:臀部)によって押されなければならない。
それ故に、デバイスを着用者の皮膚から取り外すことなしに、介護人が浣腸、座薬の挿入などの処置を容易に行える排泄物管理デバイスの必要性がまだ存在する。更に、着用者(又は排出された排泄物自体)の動きによって及ぼされる圧力によって、オリフィスを通して排出された排泄物の漏れを防ぐようにデバイスが着用されるものの、そのような処置のためのオリフィスと、オリフィスを開放可能に閉じるシール手段とを有する排泄物管理デバイスの必要性も存在する。
使い捨て排泄物管理デバイスは、長手方向中心線、横断方向中心線、着用者に面する表面、及びその反対側表面を有する。使い捨て排泄物管理デバイスは、排泄物を収容するための可撓性バッグと、デバイスを着用者の体に取り付けるための接着性フランジとを含む。可撓性バッグは、着用者に面する表面に配置した開口部を有する。排泄物管理デバイスは、可撓性バッグに設けたオリフィスを有し、オリフィスを開放可能に閉じるシール手段を含む。可撓性バッグの表面に対するシール手段の剥離力は、0.3N/cmと4.0N/cmとの間である。
本発明を具体的に説明し、明確に発明を請求する請求項によって本発明書は完結するが、本発明は、以下の添付図面と合わせて説明される好ましい実施形態によって更に理解が深まるものと考えられ、図面中で同様の参照番号は、同一の要素であるとする。
全ての引例は、参考として全体が本明細書に組み込まれる。いかなる参照文献の引用も、特許請求する本発明に対する従来技術としての有用性の決定に関する容認ではない。
最初に、読者の本発明に対する理解を助けるため、いくつかの用語の定義を行う。
用語「含む」は、本明細書において使用する時、最終結果に影響しない他の工程及び他の成分が加えられ得ることを意味する。この用語は、用語「〜から成る」及び「本質的に〜から成る」を包含する。
本明細書で使用する用語「使い捨て」は、一般に、洗濯、又は別の方法で修復若しくは再使用することを意図しないデバイスを説明する(すなわち、一回使用したら廃棄し、好ましくは、リサイクルし、堆肥化し、又は環境に適合する別の方法で処理することを意図する)。
本明細書で使用する用語「排泄物」又は「身体排泄物」は互換性があり、人体の排泄オリフィスから排出された糞便物質、尿、経血など全ての排泄物を含む。
本明細書で使用する用語「排泄オリフィス」は、排泄が起こる時、排泄物が通過して、人体からの排泄物を排出するオリフィスを指す。そのような排泄オリフィスには、尿道、膣オリフィス、肛門などが挙げられる。
図1〜図4は、着用者の排泄オリフィス(例:肛門周囲領域)周囲の皮膚に配置される、本発明の使い捨て排泄物管理デバイスの一実施形態を示している。図1及び図4に示される排泄物管理デバイス100は、長手方向中心線L1を有する。本明細書で使用する用語「長手方向」とは、使い捨て排泄物管理デバイス100を着用した時に、直立した着用者を左半体と右半体とに二等分する垂直平面と概ね整合する(例えば、ほぼ平行する)、デバイス100の平面における線、軸線、又は方向を指す。図1〜図4に示される排泄物管理デバイス100は、横断方向中心線T1も有する。本明細書で使用する用語「横断方向」又は「横方向」は互換性があり、長手方向に概ね垂直である、使い捨て排泄物管理デバイス100の平面内にある線、軸線、又は方向を指す。図1〜図4に示される排泄物管理デバイス100は、二表面を有し;一方が着用者に面する表面110であり、他方が反対側表面120である。着用者に面する表面110とは、デバイス100が着用される時、概ね着用者に向くデバイス100の表面である。着用者に面する表面110は、通常、デバイス100の使用中に少なくとも部分的に着用者の皮膚に接触している。反対側表面120とは、デバイス100が着用される時、着用者から概ね離れて向き、衣類が着用される場合、少なくとも部分的に衣類に向くデバイス100の表面である。好ましい実施形態では、デバイス100の反対側表面120は、少なくとも部分的に、より好ましくは全体的に透明又は半透明であってもよい。
排泄物管理デバイス100は、開口部140と、開口部140を取り囲む接着性フランジ150と、デバイス100の反対側表面120に配置した補助タブ160とを有する可撓性バッグ130を含む。排泄物管理デバイス100は、可撓性バッグ130に設けたオリフィス170を有し、オリフィス170を開放可能に閉じるシール手段を含む。図1〜図4に示される好ましい実施形態では、シール手段は、オリフィス170を覆うために可撓性バッグ130に取り付けたオリフィスカバー180を含んでもよい。あるいは、シール手段は、オリフィス170の周囲に設けたジップファスナを含んでもよい。本明細書に使用する用語「オリフィス」は、物体に設けた狭い又は広い開口部を指す。そのようなオリフィスには、穴、開口、切れ目、スリット、溝、割れ目、刻み目、チャネル、トレンチなどが挙げられる。本明細書で使用する用語「開放可能な」又は「開放可能に」とは、オリフィスカバーを取り除くことによってオリフィスが露出した後、オリフィスがオリフィスカバーによって再度閉じられて、オリフィスを通って排出された排泄物の漏れを引き起こさない手段を意味する。
本明細書で使用する可撓性バッグ130とは、糞便物質、尿など排出された排泄物を収容するための可撓性容器である。バッグ130は、その意図される用途次第で、すなわち、デバイスが寝たきりの患者向けか又は失禁のある活動的な患者向けかによって、いかなる形状又は寸法で提供されることもできる。例えば、主として管状又は四角形である伸長したバッグは、一般的に、寝たきりの患者及び年配の失禁者によって利用されることができる。幼児又は成人などのより活動的な着用者には、可撓性バッグ130は、好ましくは、解剖学的に形成されて、バッグ130を含む排泄物管理デバイス100が体の外形に沿い、通常の衣類の下で着用者によって目立たないように着用され得る。特に好ましい形状は、立方体形バッグ、球形バッグ、円錐(又は切頭円錐)形バッグ、角錐(又は切頭角錐)形バッグ、四面体(又は切頭四面体)形バッグ、円筒形バッグなど、立体形状のバッグである。更に、バッグが拡大されていない時、バッグは、実質的に円形の、楕円形の、正方形の、四角形の、多角形の形状を有してもよい。図1〜図4に示される好ましい実施形態では、バッグ130は、バッグ130が拡大されていない時、横断方向に非対称である五側面を有する実質的に多角形の形状である。
バッグ130は、好ましくは、様々な着用状態で、例えば、デバイス100が活動的な着用者(すなわち、寝たきりでない着用者)によって着用される時、排泄物に充分な体積を提供するよう設計される。バッグ130は、捕捉した物質を安全に収容するように設計され、一般的に、液体不透過性であるが、それにもかかわらず通気性であることができる。バッグ130は、使用中に、例えば、座るなどの一般的な着用状態において、バッグ130に圧力が及ぼされる時、破裂しないように、充分な強度を有するように設計される。
バッグ130は、単一個の材料から作製されてもよく、又は必要とされるバッグ130の形状次第で同一であっても若しくは異なってもよく、それぞれの周辺部でシールされる多数の別個部分の材料から作製されてもよい。図1〜図4に示される実施形態では、可撓性バッグ130は、別個の二枚のシートから作製される。バッグ130は、着用者に面するシート131及び反対側シート132から作製される。図1〜図4に示される実施形態では、着用者に面するシート131及び反対側シート132は、実質的に、それぞれ着用者に面する表面110及び反対側表面120を形成する。着用者に面するシート131及び反対側シート132は、バッグ130を形成するために、ヒートシール、接着剤など、当業者に既知の手段によって、シート131及び132の周辺部P1に沿ってシールされる。好ましい実施形態では、介護人が着用者の健康状態を監視するために、反対側シート132を通して糞便物質など、排出された排泄物の状態を容易に観察できるように、反対側シート132は少なくとも部分的に、より好ましくは全体的に透明又は半透明であってもよい。更に、介護人が、反対側シート132を通して着用者の排泄オリフィスの位置を容易に確認できるので、そのような部分的に/全体的に透明な/半透明な反対側シート132は、介護人がデバイス100を着用者の排泄オリフィス(例:肛門)周囲の皮膚に取り付けるのに役立つ。
バッグ130は、好ましくは、バッグ130が排泄物を収容する時にバッグ130を垂直に拡大させるために、反対側表面120に設けた少なくとも一つの折り目を有する。折り目の数は、明らかに環境、例えば、バッグの形体、バッグの寸法、及び/又はバッグの材料による。図2及び図4に示される実施形態では、折り目133及び134が、デバイス100の反対側表面120に形成されて、排便が起こる時、バッグ130が垂直に拡大して、立体形状を有し得る。バッグ130の拡大は、使用中に追加の収容力を提供する。折り目133は、長手方向中心線L1に沿って取った、デバイス100の反対側表面120の断面図において、アルファベットの「Z」様の形体を有する。従って、そのような折り目は、本明細書では、「Z折り目」と呼ばれる。図2及び図4に示される実施形態では、横断方向を向く一つのZ折り目が、デバイス100の反対側表面120に形成される。長手方向を向く別の折り目134が、図2及び図4に示されるように、デバイス100の反対側表面120に形成される。折り目134は、長手方向を向く二つのZ折り目を含む。これら二つのZ折り目134は、長手方向中心線L1に関して反対側に、同線L1に平行に配置される。対向する二つのZ折り目の組み合わせは、横断方向中心線T1に沿って取った、デバイス100の反対側表面120の断面図において、ギリシア文字の「Ω(オメガ)」様の形体を有する。対向する二つのZ折り目のそのような組み合わせは、本明細書では、「オメガ折り目」と呼ばれる。従って、図2及び図4に示される実施形態では、一つのZ折り目133及び一つのオメガ折り目134が、デバイス100の反対側表面120に形成される。
バッグ130は、一層又は多重層、好ましくは、二又は三層を含み得る。バッグの内側に配置された層は、一般的に、排泄物と少なくとも部分的に接触し、内側層と呼ばれる。バッグ130の最も外側の層は、一般的に、着用者の皮膚及び着用者の衣類と少なくとも部分的に接触し、外側層と呼ばれる。バッグ130の層は、バッグ130を液体不透過性にするいかなる素材から提供されてもよい。層は特に、不織布又はポリマーフィルムなどのいかなる素材を含んでもよい。好ましい実施形態において、層は、不織布層及びポリマーフィルムを含む積層体から形成されてもよい。好ましい一実施形態では、バッグ130は、不織布層及びフィルムを含む二層を含む。あるいは、バッグ130は、三層、つまりフィルム層一層と不織布層二層、又はフィルム層二層と不織布層一層を含んでもよい。
バッグ130に好適な不織布層は、フェルトファブリック、スパンレースファブリック、流体ジェット交絡ファブリック、エアレイドファブリック、湿式ファブリック、乾式ファブリック、メルトブローファブリック、短繊維カーディングファブリック、スパンボンドファブリック、ステッチボンドファブリック、孔あきファブリック、上記の組み合わせなどを含んでもよい。バッグ130を構成する単一層又は多重層の不織布層は、疎水性か又は親水性であってもよい。例えば、バッグ130がフィルム層を含む場合、不織布層は、親水性か又は疎水性であってもよい。バッグ130がフィルム層を含まない場合、好ましくは、少なくとも不織布の一層が、疎水性である。それでも、両方の不織布層を疎水性にして、バッグが液体不透過性であることを確実にすることが望ましいことがある。一般的に、不織布層は、フッ素化合物仕上げ又は他の疎水性の仕上げなど、界面活性物質で処理して、必要な疎水性を提供してもよい。しかし、不織布層は、ホットメルト接着剤など、液体不透過性物質のコーティング、又はシリコーンコーティング若しくはゴム、植物性ワックス、及び鉱物性ワックスなどその他の疎水性化合物のコーティングで同様に処理してもよいし、例えば、ナノ微粒子又はプラズマコーティング技法を使って、物理的に処理してもよい。また、触り心地の柔らかさを改善するために、不織布層を薬剤で処理することもできる。薬剤としては、植物油、動物油、合成油、シリコーン油などが挙げられるが、これらに限定されない。これらの薬剤の存在は、着用者の触感に対して、不織布層をべとべとに又は油性にすることなく、同層に絹のような又はフランネルのような感触を付与するものとして知られている。また、陰イオン性、非陰イオン性、陽イオン性、及び非陽イオン性の界面活性剤を含む界面活性物質を加えて、柔軟性及び表面の滑らかさを更に高めてもよい。
バッグ130に好適なフィルム材料は、熱可塑性材料を含んでもよい。熱可塑性材料は、全ての種類のポリオレフィン類、特に、ポリエチレン、ポリプロピレン、非晶性ポリオレフィン類など;セルロース、木材パルプ、綿、黄麻、大麻などの天然繊維を含む繊維又はポリマー結合剤を含む溶解可能構成成分を含有する材料;ファイバーグラス、レーヨン、ポリエステル、ポリオレフィン、アクリル、ポリアミド、アラミド、ポリテトラフッ素エチレンメタル、ポリイミドなどの合成繊維;2成分高溶解/低溶解ポリマー、コポリマーポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセテート/塩化コポリマー、コポリマーポリアミド、構成材料のいくつかが溶解可能でない混合物を含む材料などの結合剤;エクソンケミカル社(EXXON Chemical Co.)(米国イリノイ州)により、表記EXXAIREで供給されるもの、又は三井化学(Mitsui Chemical Co.)(日本)により、表記ESPOIR NOで供給されるものなど、微小多孔性フィルムを含む、空気及び蒸気透過性材料;並びにデュポン社から入手可能なハイトレール(Hytrel)(登録商標)と、ELFアトケム(Atochem)(フランス)から入手可能なペバックス(Pebax)(登録商標)などのモノリシックな通気性材料から選択され得る。好ましい実施形態において、着用者の身体から出る水蒸気が捕捉されて凝縮し、それにより使用開始から短期間で暑くじっとりとした不快な状態が生じるという問題を回避するために、いかなる層に含まれるフィルムも、空気などの気体及び水蒸気などの蒸気に透過性であるのが好ましい。
バッグ130は、その中に吸収性材料を更に含んでもよい。吸収性材料は、いかなる好適な手法でバッグ130の内側に配置されてもよい。例えば、吸収性材料は、バッグ130内に固定されずに配置されてもよく、又はバッグ130の内側に固定されてもよい。吸収性材料をバッグ130の内側に固定するために、吸収性材料を不織布及びフィルム基材に固定するためのいかなる既知の技術が使用されてもよい。吸収性材料はまた、任意の所望の形状又は形体(例えば、四角形、楕円形、円形など)を有するように配置されてよい。吸収性材料は、排泄された体の流体を吸収及び保持し得るいかなる材料を含んでもよい。吸収性材料は、一般にエアフェルトと呼ばれる粉砕木材パルプのような、使い捨ておむつ及び他の吸収性物品において通常使用されている多種多様な液体吸収性材料を含んでもよい。その他の好適な吸収性材料の例としては、縮みセルロース詰め物(creped cellulose wadding);コフォームを含むメルトブローポリマー;化学的に剛化、変性、又は架橋されたセルロース繊維、捲縮ポリエステル繊維などの合成繊維;ピートモス;ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ;吸収性発泡体;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;超吸収性ヒドロゲル形成ポリマー材料;吸収性ゲル材料;又はその他の既知のいかなる吸収性材料又はこれらの材料の組み合わせ若しくは混合物が挙げられる。吸収性材料を含む吸収性構成要素の形体及び構成も変化してもよく、例えば、吸収性構成要素は、様々なキャリバーゾーン(例えば、中央で厚くなるように浮き上がる)、親水性勾配、超吸収性勾配を有してもよく、又は一以上の層若しくは構造を含んでもよい。
補助タブ160は、好ましくは、図2及び図4に示されるように、バッグ130の反対側表面120に配置されてもよい。デバイス100が着用者に取り付けられた後、補助タブ160を引っぱることによってバッグ130を容易に立体形状に拡大するために、補助タブ160が提供される。
バッグ130内で収容する前に着用者の排泄オリフィスから尿及び/又は糞便物質などの排泄物を受け入れるために、図1及び図3に示されるように、デバイス100の着用者に面する表面に開口部140が形成される。開口部140は、接着性フランジ150に取り囲まれ;円形、楕円形、ハート形などいかなる形状又は寸法で提供されてもよく、また対称又は非対称であってもよく、好ましくは、開口部は、長手方向又は横断方向のいずれかに楕円形の形体である。
接着性フランジ150は、図1及び図3に示されるように、排泄物管理デバイス100を着用者の排泄オリフィス周囲の皮膚に接着剤で取り付けるために、開口部140の周辺部に提供される。接着性フランジ150は、接着剤、ヒートボンドなど、当業者に既知の手段によって、排泄物管理デバイス100の着用者に面する表面110に取り付けられる。接着性フランジ150は、いかなる形状で提供されてもよく、好ましくは、対称形で、長手方向又は横断方向に僅かに楕円形である。そのような好適な形状には、三角形;円形若しくは楕円形;半円形;扇形;正方形、四角形、若しくはダイヤ形;五角形、六角形などの多角形;又は上記の任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。接着性フランジ150は、典型的に接着剤層と、接着剤層を支持する基材とを含む。
図5及び図6は、排泄物管理デバイス100に使用する接着性フランジ150の好ましい実施形態を示している。図5に示される接着性フランジ150は、長手方向中心線L3と、同線L3に垂直である横断方向中心線T3とを有する。接着性フランジ150に使用する用語「長手方向」は、接着性フランジ150が排泄物管理デバイス100を備える時、同デバイス100の長手方向L1に実質的に平行である、接着性フランジ150の平面における線、軸線、又は方向を指す。接着性フランジ150に使用する用語「横断方向」又は「横方向」は、長手方向に概ね垂直である、接着性フランジ150の平面における線、軸線、又は方向を指す。接着性フランジ150は、二表面を有し;一つは、皮膚に面する表面151であり、もう一つはバッグに面する表面152である。皮膚に面する表面151とは、接着性フランジ150が着用者の皮膚に取り付けられる時、概ね着用者の皮膚に向く、接着性フランジ150の表面である。皮膚面表面151は、一般的に、接触性フランジ150を着用者の皮膚に取り付けている間、少なくとも部分的に着用者の皮膚に接触している。バッグ面表面152とは、接着性フランジ150が着用者の皮膚に取り付けられる時、着用者の皮膚から概ね離れた側に向き、接着性フランジ150が可撓性バッグ130に接合される時、概ね同バッグ130に向く接着性フランジ150の表面である。本明細書に使用する用語「接合した」又は「接合する」とは、ある要素を他の要素に直接固着することによって、要素を他の要素に直接固定する構成;ある要素を中間部材に固着し、次にその中間部材を他の要素に固着することによって、ある要素を他の要素に間接的に固定する構成;及びある要素が他の要素と一体化する構成、すなわち、ある要素が本質的に他の要素の一部分である構成を包含する。接着性フランジ150は、好ましくは、排泄物管理デバイス100を構成する可撓性バッグ130に接合し、接着性フランジ150の長手方向中心線L3は、デバイス100の長手方向中心線L1と実質的に一致する。接着性フランジ150は、外側周辺部153及び内側周辺部154を有する。接着性フランジ150の内側周辺部154は、接着性フランジ150がバッグ130に接合する時、バッグ130の開口部140と実質的に整合するほぼ円形の開口を画定する。接着性フランジ150は、接着剤層155と、同層155を支持する基材156とを含む。好ましい実施形態では、基材156は、もう一つの要素として可撓性バッグ130に接合する。あるいは、基材156は、可撓性バッグ130と一体であってもよい、すなわち、基材156は、本質的に可撓性バッグ130の一部分であってもよい。更に、接着剤層155がバッグ130の表面に直接適用され、支持される場合、基材156は省かれてもよい。接着性フランジ150は、排泄物管理デバイス100に意図される着用者グループによって、いかなる寸法で提供されてもよい。
着用者の皮膚に接着性フランジ150を容易に配置するために、接着性フランジ150の基材156は、柔らかく、可撓性があり、従順な材料から作製されるべきである。更に、接着性フランジ150の基材156は、疎水性材料及び/又は通気性材料から作製されてもよい。接着性フランジ150の基材156に好適な材料には、不織布材、及び連続気泡熱可塑性発泡体などの発泡体が挙げられるが、これらに限定されない。約0.5〜10mm(好ましくは、約2mm)の一般的な範囲内の厚さを有する連続気泡発泡体が、特に有効であることが判明した。他の発泡材、又はこのような発泡体の上述した特性(すなわち、柔軟性、撓み性、伸張性、収縮性、通気性、及び疎水性)を有する他の好適なプラスチックシート材を使用してもよい。
基材156は、一層又は多重層、好ましくは、二又は三層を含んでもよい。基材156の最上層は、一般的に、少なくとも部分的にその上の接着剤層155を支持し、上層と呼ばれる。基材156の最下層は、一般的に、少なくとも部分的にバッグ130に接合し、下層と呼ばれる。基材156の層は、基材156を液体不透過性にするいかなる材料から提供されてもよい。この層は特に、不織布又はポリマーフィルムなど、いかなる材料を含んでもよい。好ましい実施形態において、層は、不織布層及びポリマーフィルムを含む積層体から形成されてもよい。基材156の上層は、好ましくは、不織布層を備える。不織布の上層は、着用者の皮膚に順応性のある表面を提供し、接着剤層155を支持する基材として充分に機能する。好ましい一実施形態では、基材156は、二層を含み、上層として不織布層、及び下層としてフィルムを含む。下層のフィルムは基材156を液体不透過性にする。あるいは、基材156は、三層、つまりフィルム層一層と不織布層二層、又はフィルム層二層と不織布層一層を含んでもよい。
接着性フランジ150の接着剤層155は、身体適合性接着剤を含む。デバイス100の着用中に、接着性フランジ150を着用者の皮膚に固着させるために、接着剤層155が使用される。好ましくは、接着剤層155は、接着剤層155を使用前の汚染から保護するために、シリコーン処理した紙又はフィルムなどの剥離手段で覆われる。接着剤層155は、基材156全体を覆ってもよく、又はもう一つの方法としては、基材156を部分的に覆い、接着性フランジ150が、排泄物管理デバイス100を着用者の皮膚から容易に取り外すための取り外しタブ157として、少なくとも一つの、好ましくは複数の接着剤のない部分を有してもよい。取り外しタブ157は、接着剤がなくてもよく、又は不活性接着剤若しくは被覆された接着剤を含んでもよい。取り外しタブ157は、ユーザが着用者の皮膚からデバイス100を取り外すのに役立つ。更に、取り外しタブ157は、デバイス100を着用者の皮膚に取り付けるために、ユーザがデバイス100を把持するのに役立つ。
デバイス100を着用者の皮膚に取り付けるための、接着性フランジ150を構成する接着剤層155には、ヒドロコロイド接着剤及びヒドロゲル接着剤など、いかなる医学的に認可された耐水性感圧接着剤が使用されてもよい。相対的に苦痛のない取り付け及び取り外しを可能にしつつ、傷つきやすい排泄オリフィス領域周囲の着用者の皮膚に接着性フランジ150を固定するための所望の接着特性を提供するのに特に有効な接着剤は、ポリマーと可塑剤とを架橋して三次元マトリックスを形成することによって形成される親水性ヒドロゲルである。接着剤層155を形成するための接着剤を、溝コーティング、螺旋、又はビーズ印加若しくは転写など、当該技術分野で既知の任意手段によって、接着性フランジ150の基材156に(又は可撓性バッグ130の表面に直接)塗布して、接着剤層155を形成してもよい。
図2、図4、図7、及び図8に示されるように、拭き取り用品、浣腸器、座薬などの用具又は固形薬剤を挿入するために、オリフィス170が可撓性バッグ130に提供される。オリフィス170は、そのような用具又は固形薬剤をバッグ130内に容易に挿入するのを可能にする。それ故に、介護人は、排泄物管理デバイス100を取り外すことなく、オリフィス170及び開口部140を通して、浣腸、座薬の挿入、着用者の肛門を拭くなどの処置を着用者に容易に行える。好ましい実施形態では、オリフィス170はデバイス100の反対側表面120に設けられる。あるいは、オリフィス170は、デバイス100の着用者に面する表面110に設けられてもよい。オリフィス170は、長手方向中心線L1上、より具体的には、長手方向中心線L1と横断方向中心線T1との交点に配置されるように、反対側表面120に設けられてもよい。オリフィス170は、バッグ130が拡大されていない時、オリフィス170が開口部140と実質的に整合するように、デバイス100の反対側表面120に設けられてもよい。開口部140と整合するオリフィス170のそのような位置によって、介護人は、浣腸器、座薬、又は拭き取り用品などの用具を着用者の皮膚/排泄器官まで容易に到達させることができるので、介護人は、オリフィス170及び開口部140を通して、着用者の皮膚/排泄オリフィスを容易に処置し得る。
オリフィス170は、いかなる形状で提供されてもよく、また、好ましくは、長手方向又は横断方向に楕円の形状であってもよい。そのような好適な形状には、円形若しくは楕円形;半円形;扇形;三角形;正方形、四角形、若しくはダイヤ形;五角形、六角形などの多角形;又は上記の任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。好ましい実施形態では、オリフィス170は、バッグ130の平面において一方向に沿って伸びるスリットであってもよい。図2、図4、図7、及び図8に示される実施形態では、オリフィス170は、横断方向に沿って伸びるスリットである。あるいは、そのようなスリットは、長手方向又は斜め方向に沿って伸びてもよい。もう一つの好ましい実施形態では、オリフィス170は、図10に示されるように、アルファベットの「U」の形体を有するスリットであってもよい。
オリフィス170は、オリフィス170に意図される用途次第で、いかなる方向にいかなる主要寸法を有してもよい。オリフィス170に使用する用語「主要寸法」は、オリフィス170の最大寸法を指す。そのような寸法には、長さ、幅、又は直径が挙げられるが、これらに限定されない。成人着用者用に排泄物管理デバイス100が設計される場合、オリフィス170の主要寸法(例:図2に示される長さ「D」)は、約10mmと約200mmとの間、好ましくは約30mmと約100mmとの間、より好ましくは約50mmと約80mmとの間であってもよい。更に、幼児の着用者用に排泄物管理デバイス100が設計される場合、オリフィス170の主要寸法(例:図2に示される長さ「D」)は、約10mmと約150mmとの間、好ましくは約20mmと約100mmとの間、より好ましくは約30mmと約50mmとの間であってもよい。
上記の特定寸法のパラメーターによるオリフィス170の構成は、有効性が増した製品をもたらす。例えば、オリフィス170が上記の特定寸法より小さいと、浣腸器、座薬、又は拭き取り用品などの用具を、オリフィス170を通してバッグ130内に挿入するのは困難である。介護人が、そのような望ましくなく小さい寸法を有するオリフィス170を通して、力任せに用具をバッグ130内に挿入しようとすると、バッグ130が裂けることがある。対照的に、オリフィス170が上記の特定寸法より大きいと、デバイス100の着用中に、そのような望ましくなく大きい寸法を有するオリフィス170を完全にシールすることは困難であるので、デバイス100の使用中に、バッグ130内に収容された排泄物がオリフィス170から漏れることがある。好ましい実施形態では、オリフィス170が折り目134と134との間に配置されるようにデバイス100の反対側表面120に提供される場合、オリフィス170は、図2に示されるように、折り目134と134との間の間隔Cより小さい主要寸法Dを有してもよい。
オリフィス170を開放可能にシールするために、オリフィスカバー180などのシール手段が、オリフィス170全体を覆って設けられる。オリフィスカバー180は、排出された排泄物がオリフィス170を通って漏れるのを防ぐ。オリフィスカバー180は、オリフィス170を開放可能に閉じるので、介護人は、デバイスの使用中にオリフィス170を通して、浣腸、座薬の挿入、及び/又は着用者の肛門を拭くなどの処置を着用者の排泄オリフィスに繰り返し行える。オリフィスカバー180は、オリフィスカバー180の一部分、好ましくは、図7及び図8に示されるようなオリフィスカバー180の一方の末端部がバッグ130に固着するように、バッグ130に取り付けられてもよい。あるいは、オリフィスカバー180は、オリフィスカバー180全体をバッグ130から取り外せるように、バッグ130に取り付けられてもよい。オリフィスカバー180は、排出された排泄物がオリフィス170から漏れるのを防ぐようにオリフィス170をシールする限り、いかなる形状及びいかなる寸法で提供されてもよい。そのような好適な形状には、円形若しくは楕円形;半円形;扇形;三角形;正方形、四角形、若しくはダイヤ形;五角形、六角形などの多角形;又は上記の任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。デバイス100の着用中にオリフィスカバー180を着用者の動き及び可撓性バッグ130の変形に適合させるために、オリフィスカバー180は、柔らかく、可撓性があり、従順な材料から作製されるべきである。更に、オリフィスカバー180は、疎水性材料及び/又は通気性材料から作製されてもよい。オリフィスカバー180に好適な材料には、フィルム材が挙げられるが、これに限定されない。あるいは、オリフィスカバー180のためのそのような材料は、不織布材であってもよい。上述の可撓性バッグ130に好適な不織布材及びフィルム材は、オリフィスカバー180の材料として利用されてもよい。オリフィスカバー180は、同カバー180をバッグ130に接着剤によって開放可能に取り付けるために、その表面に塗布した接着剤の層を有してもよい。あるいは、オリフィス170を閉じるために、オリフィスカバー180が開放可能に取り付けられたバッグ130の表面に、接着剤が塗布されてもよい。開放可能な機能を有するのに必要な所望の取り付け強度を提供する限り、いかなる好適な接着剤が使用されてもよい。接着剤による開放可能な取り付けのためのそのような接着剤は、例えば、任意の既知のコーティング方法(例:溝コーティング方法、溶媒コーティング方法など)によって塗布された感圧接着剤であってもよい。接着剤は、好ましくは、エラストマー感圧接着剤である。そのような接着剤は、粘着性ゴム状エラストマーを含むのが特に好ましい。オリフィスカバー180がバッグ130から剥離するのを容易にするために、オリフィスカバー180又はバッグ130のどちらかの表面に剥離剤、好ましくはシリコーン剥離コーティングが塗布されてもよい。排出された排泄物の漏れを防ぐようにオリフィスカバー180がオリフィス170を閉じる限り、オリフィスカバー180は、接着剤によってバッグ130に部分的に取り付けられてもよい。そのよう場合、オリフィスカバー180の接着剤で取り付けていない部分は、オリフィスカバー180の接着剤で取り付けていない部分を引っぱることによってバッグ130を立体形状に拡大させるためのタブとして機能する。これによって、補助タブ160を省くことができる。
オリフィスカバー180、及びバッグ130の表面が相互に作用して、デバイス100の着用中に発生する剥離力に抵抗するように、オリフィスカバー180はバッグ130に取り付けられる。本明細書で使用する用語「剥離力」とは、デバイス100の構成要素が互いに取り付けられている時、デバイス100の一つの構成要素をデバイス100のもう一つの構成要素から分離する力を指す。更に、オリフィスカバー180がオリフィス170を開放可能に閉じるように、同カバー180がバッグ130に取り付けられる一方、バッグ130に対するオリフィスカバー180の取り付けは上述の剥離力に抵抗する。それ故に、オリフィスカバー180が取り外されて、オリフィス170を露出する時、オリフィスカバー180及び/又はバッグ130は裂けることがあるので、バッグ130に対するオリフィスカバー180の剥離力は大きすぎるべきではない。故に、バッグ130表面に対するオリフィスカバー180の剥離力は、好ましくは約0.3N/cmと約4.0N/cmとの間、より好ましくは約0.8N/cmと約2.1N/cmとの間、更により好ましくは約0.9N/cmと約1.6N/cmとの間であるべきである。
剥離力の値は、本明細書で以下に説明される方法によって測定される。この方法は、組み合わされたオリフィスカバー180の材料とバッグ130の材料との剥離力を、N/cmで測定する手順を説明している。オリフィスカバー180及びバッグ130の剥離力の測定に使用される好適な用具は、荷重及び伸長のためのデジタル読み出し又はストリップチャートデータディスプレーのどちらかを備えることができるインストロン5564である。以下の手順が、23℃(73°F)及び相対湿度50%の標準実験状態で最低2.0時間行われる。
(1)オリフィスカバー180の材料を80mm×25mmの寸法のストリップに切断して試料Aを作製し、バッグ130の材料を100mm×25mmの寸法のストリップに切断して試料Bを作製する。試料Aを試料Bに接着剤によって取り付けるために、試料Aの一方の表面の一方の縁部から55mm×25mmの領域に感圧接着剤を塗布する。試料Aの残りの領域には、感圧接着剤を塗布しない。あるいは、試料Aは、オリフィスカバー180の材料を60mm×25mmの寸法のストリップに切断し、次に、ストリップの一方の表面の全領域に感圧接着剤を塗布し、次に、25mm×25mmの寸法の追加のタブをストリップの一方の縁部に取り付けることによって作製されてもよい。
(2)感圧接着剤を塗布した試料Aの一方の縁部と試料Bの一方の縁部とが互いに一致するように、試料Aを試料Bに取り付けて、試料ストリップを作製する。試料Aのもう一方の縁部には感圧接着剤を塗布していないので、試料Aのもう一方の縁部と試料Bのもう一方の縁部とは互いに接着剤によって取り付けられず、取り付けられていないタブを形成し、それらは用具のクランプによって把持されることができる。測定用に少なくとも10本の試料ストリップが作製されるべきである。
(3)直径135mm、幅45mm、及び重さ5kgのゴムコーティングした鋼ローラーを試料ストリップ上で試料ストリップの長さ方向に前後に一回、回転させる(合計二回通過する)。
(4)試料ストリップを用具内に配置する。試料ストリップを配置する方法は、最初に試料Aの取り付けられていないタブを用具の上部クランプ内に挿入し、次に、試料Bの取り付けられていないタブを充分な張力で下部クランプに挿入して、試料ストリップの弛みを取り除く。
(5)試料が互いに完全に分離するまで、300mm/分の剥離速度で試料ストリップの試料Aを試料ストリップの試料Bから剥離する。
(6)10mmと100mmとの間の剥離範囲(すなわち、上部クランプと下部クランプとの間の距離の変化)で剥離力の値を読み取る。
(7)手順(6)で読み取った剥離力の値の平均値を計算する。
(8)他の試料ストリップについて、上記手順(1)〜(7)を繰り返す。
(9)剥離力を以下のように計算する:
Figure 2005530595
上記の特定の剥離力のパラメーターによってバッグ130の表面にオリフィスカバー180を取り付けると、有効性が増大した製品がもたらされる。例えば、バッグ130に対するオリフィスカバー180の剥離力が、上記の特定の剥離力より小さいと、デバイス100を着用中に、オリフィスカバー180は、容易にバッグ130から離れる。これによって、デバイス100の使用中にオリフィス170を通して、バッグ130内に収容した排泄物の漏れが起こることがある。対照的に、バッグ130に対するオリフィスカバー180の剥離力が上記の特定の剥離力より大きいと、介護人が、オリフィスカバー180をバッグ130から取り除いて、オリフィス170を露出させるのは困難である。そのような場合、介護人がバッグ130からオリフィスカバー180を力任せに取り除こうとすると、オリフィスカバー180及び/又はバッグ130は、裂けることもある。
図9に示されるように、排泄物管理デバイス100は、デバイス100を着用する前にアプリケータ300を備えてもよい。デバイス100を接着剤でしっかり取り付けるために、デバイス100及び着用者の皮膚に圧力が及ぼされ、接着を確実にする必要がある。アプリケータ300により、ユーザは、デバイス100を接着剤で取り付けるために着用者の皮膚に向かってデバイス100に充分な圧力を容易に加えることができる。更に、アプリケータ300により、ユーザは、着用者の皮膚の正しい領域/所望の領域に圧力が及ぼされるように、圧力を調節することができる。好ましい実施形態では、排泄物管理デバイス100は、デバイス100の使用前に特定の形体で提供される。その形体では、接着性フランジ150は、例えば、着用者の臀部の間でフランジ150を容易に配置するために、一対の二部分に折り畳まれる。更に、バッグ130は、好ましくは、バッグ130が折り畳んだ二部分の接着性フランジ150の間に実質的に完全に配置されるように折り畳まれてもよい。より好ましくは、排泄物管理デバイス100はアプリケータ300と組み合わされて、図9に示されるように使用前に特定の形体で提供される。デバイス100及びアプリケータ300のそのような形体は、多数の利益を提供する。例えば、デバイス100及びアプリケータ300を折り畳むことは、デバイス100及びアプリケータ300のコンパクトな包装形体を容易にする。その結果、輸送及び包装材料にかかる費用を低減し得る。更に、別の方法で、デバイス100がアプリケータ300を完全に覆うこともあるので、折り畳んだデバイス100をアプリケータ300と組み合わせることによって、ユーザは、アプリケータ300を備えたデバイス100を容易に取り扱うことができる。折り畳んでいないデバイス100は、着用者の皮膚の一部分を覆って、デバイス100を配置するユーザが、デバイス100の配置を視覚的に充分に調節できないこともある。
本発明による排泄物管理デバイス100を使用することは、好ましくは、次の工程を含む:
(a)図9に示されるように、片手を使って接着性フランジ150及びアプリケータ300の両方のタブ157を握りつつ、デバイス100及びアプリケータ300をパッケージから取り出す工程;
(b)デバイス100を配置するために、もう一方の手を使って、着用者の脚など、着用者の体を支持する工程;
(c)アプリケータ300を使用して肛門周囲の領域など、着用者の排泄オリフィス周囲の領域にデバイス100を配置する工程;
(d)アプリケータ300を使用して、デバイス100の接着性フランジ150の接着剤層155を着用者の排泄オリフィス周囲の領域に取り付ける工程;
(e)アプリケータ300を介して、着用者の排泄オリフィス周囲の領域に向けてデバイス100を押しつけるための力を及ぼす工程;
(f)アプリケータ300を介して、着用者の排泄オリフィス周囲の領域に向けて接着性フランジ150の接着剤層155全体を押しつける工程;
(g)アプリケータ300をデバイス100から分離する工程;
(h)デバイス100のバッグ130を広げる工程;
(i)バッグ130に配置された補助タブ160を引っぱって、バッグ100を立体形状に拡大する工程;
(j)オリフィスカバー180を取り除くことによってオリフィス170を開放する工程;
(k)露出したオリフィス170を通して、拭き取り用品、浣腸器、座薬などの用具をバッグ130内に挿入する工程;
(l)開口部140を通して、着用者の排泄オリフィス(又は排泄オリフィス周囲の皮膚)に、着用者の排泄オリフィスを拭く、浣腸する、又は座薬を挿入するなどの処置を行う工程;
(m)処置の後、オリフィスカバー180でオリフィス170を再度閉じる工程。
本発明の特定の実施形態を例示及び説明したが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、様々なその他の変更及び修正が可能であることは、当業者に明らかである。従って、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
本発明の排泄物管理デバイスの一実施形態の平面図。 図1の排泄物管理デバイスの底面図。 図1の排泄物管理デバイスの着用者に面する表面を示す斜視図。 図1の排泄物管理デバイスの反対側表面を示す斜視図。 本発明の排泄物管理デバイスを構成する接着性フランジの一実施形態の平面図。 図5の線I〜Iに沿って取った断面図。 オリフィスカバーが取り除かれて、オリフィスが露出する時の、図1の排泄物管理デバイスの反対側表面を示す斜視図。 図7の線II〜IIに沿って取った断面図。 デバイスがユーザによって保持される時の、図1の排泄物管理デバイスの斜視図。 本発明の排泄物管理デバイスの、もう一つの実施形態の底面図。

Claims (8)

  1. 長手方向中心線、横断方向中心線、着用者に面する表面、及びその反対側表面を有する使い捨て排泄物管理デバイスであって、
    前記使い捨て排泄物管理デバイスが、排泄物を収容する可撓性バッグと、前記デバイスを着用者の体に取り付ける接着性フランジとを含み、前記可撓性バッグが前記着用者に面する表面に配置した開口部を有し、
    前記排泄物管理デバイスは、可撓性バッグに設けたオリフィスを有し、前記オリフィスを開放可能に閉じるシール手段を含み、前記可撓性バッグの表面に対する前記シール手段の剥離力が、0.3N/cmと4.0N/cmとの間である排泄物管理デバイス。
  2. 前記オリフィスが前記反対側表面に配置されている請求項1の使い捨て排泄物管理デバイス。
  3. 前記バッグが拡大されていない時、前記オリフィスが前記開口部と整合する請求項2の使い捨て排泄物管理デバイス。
  4. 前記デバイスの前記反対側表面が半透明又は透明である請求項1の使い捨て排泄物管理デバイス。
  5. 前記オリフィスの主要寸法が10mmと200mmとの間である請求項1の使い捨て排泄物管理デバイス。
  6. 前記オリフィスがスリットである請求項1の使い捨て排泄物管理デバイス。
  7. 前記シール手段が前記可撓性バッグに取り付けられたオリフィスカバーを含む請求項1の使い捨て排泄物管理デバイス。
  8. 前記オリフィスが、前記長手方向中心線と前記横断方向中心線との交点に配置されている請求項2の使い捨て排泄物管理デバイス。

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