JP2023523422A - 糞便収集システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

糞便収集システム(100)は、ユーザインターフェースアセンブリ(110)、排液導管(112)、および収集リザーバ(114)を含む。ユーザインターフェースアセンブリはユーザインターフェース(116)およびアプリケータ(118)を含む。ユーザインターフェースは近位側面(216A)および遠位側面(216B)を有する。近位側面は、ユーザの皮膚に結合するように構成される。アプリケータはユーザインターフェースの遠位側面に結合される。アプリケータは、ユーザインターフェースがユーザに結合されている間に、ユーザインターフェースから取外し可能である。排液導管は、近位端(212A)と遠位端(212B)との間に延在する。近位端は、ユーザインターフェースの遠位側面に結合するように構成される。排液導管は、近位端から遠位端へ糞便を誘導するように構成される管腔を画定する。収集リザーバは排液導管の遠位端に結合される。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2020年4月23日に出願された米国仮出願第63/014,684号の利益を主張し、その内容は、その全体が参照により組み込まれる。
本開示は、一般に、ユーザの身体から放出される糞便を収集し、糞便を身体から遠くに運ぶための糞便収集デバイスおよびシステムに関する。
種々の状況下で、ユーザは、移動能力が制限されているかまたは損なわれている場合があり、それにより、通常の排便機能およびプロセスが難しく(または不可能に)なる。例えば、身体的障害のために移動能力が損なわれている人や、傷害または病気のために寝たきりである人がいる。また、例えば、糞便収集は、臨床環境において(例えば、集中治療室において、あるいは、他の臨床および実験室試験の少なくとも一方のために)入力および出力をモニターするため等、モニタリングのために必要とされる場合がある。
損なわれた、または、制限された排便プロセスに関連する問題または状況の一部に対処するために、種々のアプローチが開発されてきた。しかしながら、従来のアプローチは、それら自身の問題または制限を抱える。
一例では、糞便収集システムが説明される。糞便収集システムは、ユーザインターフェースアセンブリ、排液導管、および収集リザーバを含む。ユーザインターフェースアセンブリは、ユーザインターフェースおよびアプリケータを含む。ユーザインターフェースは近位側面および遠位側面を有する。近位側面は、ユーザの皮膚に結合するように構成される。アプリケータはユーザインターフェースの遠位側面に結合される。アプリケータは、ユーザインターフェースがユーザに結合されている間に、ユーザインターフェースから取外し可能である。排液導管は、近位端と遠位端との間に延在する。近位端は、ユーザインターフェースの遠位側面に結合するように構成される。排液導管は、近位端から遠位端へ糞便を誘導するように構成される管腔を画定する。収集リザーバは排液導管の遠位端に結合される。
別の例において、糞便収集システムを使用する方法が説明される。方法は、ユーザインターフェースアセンブリをユーザの肛門に位置付けることを含む。ユーザインターフェースアセンブリはユーザインターフェースおよびアプリケータを含む。方法は、ユーザインターフェースをユーザの皮膚に押し付けるためにアプリケータを使用することによって、ユーザの皮膚にユーザインターフェースを結合させることも含む。方法は、ユーザの皮膚にユーザインターフェースを結合させた後に、ユーザインターフェースからアプリケータを取り外すことをさらに含む。
論じられた特徴、機能、および利点は、種々の実施形態において独立に達成することができるか、あるいは、さらに他の実施形態において組み合わされてもよく、それらのさらなる詳細は、以下の説明および図面を参照して理解することができる。
例証的な実施形態に特徴的であると思われる新規な特徴は、添付した特許請求の範囲において述べられる。しかしながら、例証的な実施形態に加えて、好ましい使用態様、さらなる目的、および、その説明は、添付図面とともに読まれると、本開示の例証的な実施形態の以下の詳細な説明を参照して、最もよく理解されるであろう。
糞便収集システムの簡略化されたブロックダイヤグラムの一例である。 図1に示す糞便収集システムの実施態様の一例を示す図である。 図1に示すユーザインターフェースアセンブリの一例の実施態様による、ユーザの皮膚にユーザインターフェースアセンブリを結合するためのプロセスを示す図である。 ユーザインターフェースの近位側面の一例を示す図である。 排水導管および収集リザーバの一例を示す図である。 図1に示す糞便収集システムの実施態様の別例を示す図である。 図6に示す糞便収集システム用のアプリケータの遠位側面の一例を示す図である。 図6に示す糞便収集システム用の折り畳み状態のユーザインターフェースの一例を示す図である。 図6に示す糞便収集システム用のユーザインターフェースの一例を示す図である。 図6の糞便収集システムをユーザに結合するためのプロセスの一例を示す図である。 ユーザインターフェースの遠位側面の一例を示す図である。 図10Aに示すユーザインターフェースの近位側面の一例を示す図である。 ユーザインターフェースの別例を示す図である。 ユーザに結合された図11Aのユーザインターフェースの一例を示す図である。 第1の構成のユーザインターフェースアセンブリの別例を示す図である。 第2の構成の図12Aのユーザインターフェースアセンブリの一例を示す図である。 ユーザインターフェースアセンブリがユーザに貼り付けられている間の、第1の構成の図12Aのユーザインターフェースアセンブリの一例を示す図である。 第1の構成のユーザインターフェースアセンブリの別例を示す図である。 ユーザインターフェースアセンブリがユーザに貼り付けられている間の、第1の構成の図13Aのユーザインターフェースアセンブリの一例を示す図である。 アプリケータの一例の斜視図である。 図14に示すアプリケータの一例の第1の側面図である。 図14に示すアプリケータの一例の第2の側面図である。 図14に示すアプリケータの一例の第1の側面図である。 図14に示すアプリケータの一例の第2の側面図である。 図14に示すアプリケータの一例の第1の側面図である。 図14に示すアプリケータの一例の第2の側面図である。
ここで、開示される実施形態は、その一部(全てではない)が示される添付図面を参照して、以下においてさらに十分に説明される。実際には、幾つかの異なる実施形態について説明可能であるが、これらは本明細書で述べる実施形態に限定されるものと解釈されるべきでない。むしろ、これらの実施形態は、本開示が、詳細かつ完全なものとなり、かつ、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように、説明される。
図1を参照すると、糞便収集システム100の簡略化されたブロックダイヤグラムの一例が示される。図1に示すように、糞便収集システム100は、ユーザインターフェースアセンブリ110、排液導管112、および収集リザーバ114を含む。糞便収集システム100は、糞便収集システム100がユーザの身体の外部にあるようにユーザの皮膚に結合することができる。
ユーザインターフェースアセンブリ110は、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118を含む。ユーザインターフェース116は近位側面および遠位側面を有する。近位側面は、ユーザの皮膚に結合するように構成される。例えば、ユーザインターフェース116は、近位側面上に粘着シート120を含むことができる。一例として、粘着シート120は、例えば、ユーザの皮膚にユーザインターフェース116を結合することを可能にすることができるシリコン粘着剤等の生体適合性粘着剤を含むことができる。一例において、粘着シート120は、取外しおよび交換の少なくとも一方の前に、少なくとも8時間の期間の間、ユーザの皮膚にユーザインターフェース116を結合するように構成可能である。別の例において、粘着シート120は、取外しおよび交換の少なくとも一方の前に、約12~72時間の期間の間、ユーザの皮膚にユーザインターフェース116を結合するように構成することができる。
アプリケータ118はユーザインターフェース116の遠位側面に結合される。アプリケータ118は、ユーザインターフェース116がユーザに結合されている間に、ユーザインターフェース116から取外し可能である。この配置構成において、アプリケータ118は、ユーザの皮膚とユーザインターフェース116との結合を補助し、その後、排液導管112とユーザインターフェース116との結合を可能にするために、または、ユーザと支持構造(例えば、病院ベッドおよび車椅子の少なくとも一方)との間の糞便収集システムの構成材料量を低減するために、あるいは、それら両方のために、取り外すことができる。アプリケータ118の取外しは、床ずれのリスク軽減に有用となり得る。
排液導管112は、近位端と遠位端との間に延在する。一例において、排液導管112の近位端は、アプリケータ118がユーザインターフェース116から取り外される前に、ユーザインターフェース116の遠位側面にしっかり結合することができる。この例において、排液導管112は、ユーザインターフェース116がユーザの皮膚に結合されている間、ユーザインターフェース116に結合することができる。別の例において、近位端は、アプリケータ118がユーザインターフェース116から取り外された後に、ユーザインターフェース116の遠位側面に結合するように構成される。より一般的には、排液導管112は、近位端から遠位端へ糞便を誘導するように構成される管腔を画定する。収集リザーバ114は、排液導管112の遠位端に結合される。収集リザーバ114は糞便を含むように構成される。
排液導管112および管腔は、細長い形状を有することができる。一例において、排液導管112は、約4フィート~約6フィートの長さを有することができる。この長さは、収集リザーバ114をユーザから遠隔である場所(例えば、病院ベッド等の患者支持構造の側面)への位置付けに有用となり得る。しかしながら、排液導管112は、他の例において異なる長さを有することができる。
さらに、幾つかの例において、排液導管112は、(例えば、近位端から遠位端の方向に排液導管112の長さに沿って排液導管112に圧縮を加えることによって)収集リザーバ114に向かって排液導管112を絞ることに対応して、近位端から遠位端に糞便を誘導するように構成することができる。例えば、排液導管112は、収集リザーバ114に向かって手作業で糞便を絞ることを容易にする硬度および柔軟性の少なくとも一方を有することができる。また、例として、排液導管112は、ポリウレタン(PU)および塩化ポリビニル(PVC)の少なくとも一方から形成可能である。例えば、排液導管112は、約2ミルと約4ミルとの間の厚さを有するフィルムチューブとすることができる。
幾つかの実施態様において、排液導管112は、少なくとも部分的に透明または半透明とすることができる。これは、排液導管112を絞り、糞便を収集リザーバ114に押しやる判断を下せるように、糞便が排液導管112内に存在するか否かを判定するのに有用となり得る。
代替の例において、糞便収集システム100は、排液導管112を省略することができ、それにより、収集リザーバ114がユーザインターフェース116に直接結合される。これは、製造コストを低減し、排液導管112を絞る必要性を減らすことができる。しかし、収集リザーバ114はユーザのより近くに位置付けられ、それは、ユーザに接触し得るデバイスの体積を増加させ、収集リザーバ114の交換をより困難にする。
上記で述べたように、ユーザインターフェース116は粘着シート120を含むことができる。粘着シート120は、排液導管112の管腔と連通状態にあるアパーチャを画定することができる。この配置構成において、糞便は、ユーザの肛門から排液導管112内に粘着シート120のアパーチャを通って流れることができる。排液導管112は、その後、糞便を収集リザーバ114まで誘導することができる。
一例において、粘着シート120のアパーチャは、約1.5インチの直径を有することができる。これは、粘着シート120の表面エリアが糞便収集システム100をユーザの皮膚に固定することを可能にしながら、糞便を排液導管112内に収納するのに十分な大きさの開口を提供するのに有用となり得る。別の例において、粘着シート120のアパーチャは、約1インチ~約2インチの直径を有することができる。
幾つかの実施態様において、ユーザインターフェース116は、粘着シート120から遠位に延在するカラー122を含むこともできる。上記で説明したように、粘着シート120は、ユーザインターフェース116をユーザの皮膚に結合することが可能な粘着剤(例えば、シリコン粘着剤等)を含むことができる。排液導管112の近位端は、ユーザインターフェース116のカラー122に結合することができる。例えば、カラー122は、発泡ウェッジとすることができ、排液導管112の近位端で受容可能である。したがって、この例において、カラー122は、摩擦嵌合接続によって排液導管112に結合することができる。しかしながら、他の例において、カラー122は、付加的にまたは代替的に、ねじ込み接続、フック&ループ接続および粘着接続の少なくとも1つによって排液導管112に結合することができる。
より一般的に、カラー122は、ユーザインターフェース116と1つまたは複数の排液導管112との結合、切り離し、および、再結合の少なくとも1つを可能にするように構成され得る。したがって、カラー122は、ユーザからユーザインターフェース116を取り外すことなく、排液導管112および収集リザーバ114の少なくとも一方を交換することを可能にし得る。例えば、糞便収集システム100を使用する方法として、使用の初期期間(例えば、約8時間)後に、ユーザインターフェース116から第1の排液導管112を取外し、その後、第2の排液導管112をユーザインターフェース116に結合することが含まれ得る。
一例において、カラー122は、排液導管112の管腔と連通状態にある第1のアパーチャを画定することができ、粘着シート120は、カラー122の第1のアパーチャに軸方向に整列する第2のアパーチャを画定することができる。この配置構成において、糞便は、ユーザの肛門から排液導管112内にカラー122の第1のアパーチャおよび粘着シート120の第2のアパーチャを通って流れることができる。排液導管112は、その後、糞便を収集リザーバ114まで誘導することができる。
一例において、第1のアパーチャおよび第2のアパーチャは、約1.5インチの直径を有することができる。これは、粘着シート120の表面エリアが糞便収集システム100をユーザの皮膚に固定することを可能にしながら、糞便を排液導管112内に収納するのに十分な大きさの開口を提供するのに有用となり得る。別の例において、第1のアパーチャおよび第2のアパーチャの少なくとも一方は、約1インチ~約2インチの直径を有することができる。
一例において、糞便収集システム100は、排液導管112によって画定された管腔内に第1の逆止弁124を含むこともできる。第1の逆止弁124は、排液導管112の近位端から遠位端への方向に糞便が流れることを可能にし、排液導管112の遠位端から近位端への方向に糞便が流れることを阻止するように構成される。これは、糞便が、ユーザの皮膚に向かって逆行し、ユーザの皮膚と接触状態になることを阻止するのに有用となり得る。
一例において、第1の逆止弁124は、糞便が遠位方向に(例えば、ユーザから排液導管112に向かって)第1の逆止弁124を通過することに対応して、閉鎖状態から開放状態に移行するように構成可能である。閉鎖状態において、第1の逆止弁124は、ユーザに向かう(例えば、ユーザインターフェースアセンブリ110に向かう)近位方向への糞便の逆流を阻止することができる。開放状態において、第1の逆止弁124は、拡張して、糞便が遠位方向に第1の逆止弁124を通過することを許容する拡大通路を画定することができる。一実施態様において、第1の逆止弁124は、拡張して、排液導管112の直径にほぼ等しい直径を有するように構成可能である。例えば、排液導管112が約1.5インチの直径を有する実施態様において、第1の逆止弁124は、閉鎖状態のほぼゼロインチの直径から開放状態の約1.5インチの直径まで拡張することができる。
1つの例の実施態様において、第1の逆止弁124は、(例えば、粘着シート120のアパーチャにおいて)排液導管112の近位端から遠位方向に延在する複数のフラップを含むことができる。この配置構成において、フラップは、排液導管112の近位端から排液導管112の遠位端に向かう方向にフラップの長さに沿って互いに向かってテーパを付けることができる。一例において、フラップの材料は、排液導管112の材料と同じとすることができる。フラップは、排液導管112とモノリシック構造(例えば、一体)とすることができる、または、フラップは、排液導管112に(例えば、溶着によって)結合された別個の構造とすることができる。
収集リザーバ114は、付加的にまたは代替的に、排液導管112から収集リザーバ114に糞便が流れることを可能にし、収集リザーバ114から排液導管112に糞便が流れることを阻止するように構成される第2の逆止弁126を含むことができる。これも、糞便が、ユーザの皮膚に向かって逆行し、ユーザの皮膚と接触状態になることを阻止するのに有用となり得る。一例において、排液導管112は、遠位端212Bにおいて約1インチ~約3インチの直径を有することができる。
図2は、糞便収集システム100の実施態様の一例を示す。図2に示すように、糞便収集システム100は、上記で説明したように、ユーザインターフェースアセンブリ110、排液導管112、および収集リザーバ114を含む。上記で説明したように、ユーザインターフェースアセンブリ110は、近位側面216Aおよび遠位側面216Bを有するユーザインターフェース116を含む。さらに、図2において、排液導管112は、近位端212Aおよび遠位端212Bとの間に延在する。
図2に示すように、排液導管112は、収集リザーバ114に対して、結合、切り離し、および再結合がなされるように構成可能である。これは、糞便を含む第1の収集リザーバ114を切り離し、空である第2の収集リザーバ114を結合して、ユーザの皮膚からユーザインターフェース116および排液導管112の少なくとも1つを切り離す必要なく糞便を収集し続けることを可能にし得る。幾つかの例において、排液導管112および収集リザーバ114は、ユーザインターフェース116がユーザの皮膚に結合されたままである間に、ユーザインターフェース116に対して、結合、切り離し、および、再結合が可能である。これは、ユーザからユーザインターフェース116を取り外すことなく、排液導管112および収集リザーバ114の少なくとも一方の変更を可能にすることができる。他の例において、排液導管112は、収集リザーバ114に永久的に固定可能である。これは、ユーザインターフェース116と排液導管112との間のインターフェースにおける漏洩リスクの軽減に有用となり得る。
さらに、図2に示すように、収集リザーバ114は、複数の容積マーキング232を含む測定窓230を含むことができる。測定窓230は、透明または半透明の少なくとも一方であるとすることができ、それにより、収集リザーバ114内の糞便の量は、視覚的に観測することができる。これは、収集リザーバ114の交換時期について、診断評価のためのサンプル提供に十分な容積の糞便の収集時期について、あるいは、その両方についての指示を提供することができる。
図2において、第1の逆止弁124は、近位端214Aに位置付けられる。他の例において、第1の逆止弁124は、排液導管112の近位端214Aと遠位端214Bとの間に位置付け可能である。
図3A~3Dは、ユーザインターフェースアセンブリ110の一例の実施態様に従って、ユーザの皮膚にユーザインターフェースアセンブリ110を結合するためのプロセスを示す。図3A~3Dに示すように、ユーザインターフェースアセンブリ110は、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118を含む。図3Aにおいて、ユーザインターフェースアセンブリ110はユーザの肛門340に位置付けられる。ユーザインターフェースアセンブリ110は、ユーザインターフェース116の近位側面216Aが外方に向き、ユーザインターフェース116の遠位側面216Bが内方に向くように折り畳まれる。
図3Bにおいて、アプリケータ118は、ユーザインターフェース116の近位側面216Aをユーザの皮膚342に押し付けるために使用される。この例において、アプリケータ118は、互いに対してヒンジを介して移動可能である第1の外側部分318Aおよび第2の外側部分318Bを含む。例えば、アプリケータ118は、第1の外側部分318Aと第2の外側部分318Bとの間にヒンジ部分318Cを含むことができる。この例において、ヒンジ部分318Cは、ユーザインターフェース116からアプリケータ118を取り外すのを支援するためにミシン目が入れられている。図3Bに示すように、アプリケータ118の第1の外側部分318Aおよびアプリケータ118の第2の外側部分318Bは、相対的に移動して、ユーザインターフェース116をユーザの皮膚342に押し付けることができる。
図3Cにおいて、アプリケータ118は、ユーザインターフェース116から取り外されている。例えば、アプリケータ118は、外側部分318Aおよび第2の外側部分318Bをヒンジ部分318Cのミシン目ラインに沿ってユーザインターフェース116から切り離すことによって、ユーザインターフェース116から取り外すことができる。図3C~3Dに示すように、アプリケータ118を取り外すことで、ユーザインターフェース116のカラー122を露出させることができる。図3Dにおいて、ユーザインターフェース116は、ユーザの皮膚342に結合される。図3Dに示すように、粘着シート120は皮膚342に結合され、カラー122は粘着シート120から遠位に延在する。同様に、図3Dにおいて、カラー122は第1のアパーチャ344を画定し、粘着シート120は第2のアパーチャ346を画定し、第1のアパーチャ344および第2のアパーチャ346はユーザの肛門340に対して整列する。
図4は、ユーザインターフェース116の近位側面216Aの一例を示す。図4において、ユーザインターフェース116は剥離ライナー448を含み、剥離ライナー448は、ユーザインターフェース116の近位側面216A上の粘着剤を覆う。剥離ライナー448は、ユーザインターフェース116をユーザの皮膚に結合する前に、粘着剤を露出させるために取り外すことができる。
図5は、一例の実施態様による、排水導管112および収集リザーバ114を示す。
ここで図6を参照すると、糞便収集システム600は、糞便収集システム100の実施態様の別例として示される。図6に示すように、糞便収集システム600は、上記で説明したように、ユーザインターフェースアセンブリ110、排液導管112、および収集リザーバ114を含む。上記で説明したように、ユーザインターフェースアセンブリ110は、近位側面および遠位側面を有するユーザインターフェース116を含む。さらに、図6において、排液導管112は近位端612Aと遠位端612Bとの間に延在する。
図6に示すように、排液導管112は、収集リザーバ114に対して、結合、切り離し、および、再結合がなされるように構成可能である。これは、糞便を含む第1の収集リザーバ114を切り離し、空である第2の収集リザーバ114を結合して、ユーザの皮膚からユーザインターフェース116を切り離す必要なく糞便を収集し続けることを可能にし得る。他の例において、排液導管112は、収集リザーバ114に永久的に固定することができる。そのような例において、排液導管112および収集リザーバ114は、ユーザインターフェース116がユーザの皮膚に結合されたままである間に、ユーザインターフェース116に対して、結合、切り離し、および、再結合が可能である(例えば、他の例において、ユーザインターフェース116は、上記で説明したカラー122をさらに含むことができる。)。
図6において、排液導管112の遠位端612Bは、収集リザーバ114のメスクイックコネクトカプラー650Bに結合することができるオスクイックコネクトカプラー650Aを含む。収集リザーバ114のメスクイックコネクトカプラー650Bは、オスクイックコネクトカプラー650Aとメスクイックコネクトカプラー650Bとの間における結合および切り離しの少なくとも一方を行うように動作可能であるアクチュエータ650C(例えば、ボタン)をさらに含む。この配置構成において、アクチュエータ650Cが収集リザーバ114のメスクイックコネクトカプラー650Bから排液導管112のオスクイックコネクトカプラー650Aを切り離すように動作するまで、排液導管112は、収集リザーバ114に確実に結合された状態に維持可能である。これは、排液導管112および収集リザーバ114の不注意による切り離しを阻止(または防止)するのに有用となり得る。図6において、排液導管112がオスクイックコネクトカプラー650Aを含み、収集リザーバ114がメスクイックコネクトカプラー650Bを含むが、代替の例において、排液導管112がメスクイックコネクトカプラー650Bを含み、収集リザーバ114がオスクイックコネクトカプラー650Aを含むことができる。
さらに、上記で説明したように、収集リザーバ114は、複数の容積マーキング(図2および図5に示す収集リザーバと同様の)を含む測定窓を含むことができる。測定窓は、透明または半透明の少なくとも一方であるとすることができ、それにより、収集リザーバ内の糞便の量は、視覚的に観測することができる。これは、収集リザーバの交換時期について、診断評価のためのサンプル提供に十分な容積の糞便の収集時期について、あるいは、その両方についての指示を提供することができる。
図6において、排液導管112の近位端612Aは、ユーザインターフェース116の遠位側面に結合される。この例において、排液導管112は、ユーザインターフェース116に取外し不能に結合(例えば、固定的かつ永久的な結合)可能である。例えば、排液導管112の近位端612Aは、粘着シート120内のアパーチャ646において粘着シート120に溶着することができる。
図7は、図6に示す例によるアプリケータ118を示す。図7に示すように、アプリケータ118は、第1の外側部分718A、第2の外側部分718B、第1の外側部分718Aと第2の外側部分718Bとの間のヒンジ部分718Cを含む。この配置構成において、第1の外側部分718Aおよび第2の外側部分718Bは、展開状態(図7に示す)と折り畳み状態(図8A~8Bに示す)との間でヒンジ部分718C周りに移動するように構成される。以下で説明するように、折り畳み状態は、ユーザの肛門にアクセスするために、アプリケータ118およびユーザインターフェース116を臀部の間に挿入するのに有用となり得る。展開状態は、上記で説明したように、ユーザインターフェース116からアプリケータ118を取り外すのに有用となり得る。
ヒンジ部分718Cは、ユーザインターフェース116からアプリケータ118を取り外すことを容易にするようにさらに構成される。例えば、図7において、ヒンジ部分718Cは、第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bを含み、アプリケータ118の第1の外側部分718Aをアプリケータ118の第2の外側部分718Bに接続する(例えば、第1の外側部分718Aおよび第2の外側部分718Bは、第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bにおいてのみ互いに結合することができる)。第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bは、第1の外側部分718Aと第2の外側部分718Bとの間の交差部に沿って延びる寸法において、アプリケータ118の全体サイズと比較して比較的小さいサイズを有することができる。例えば、第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bの組み合わせた長さは、この寸法においてアプリケータ118の全体長さの約50パーセントより小さいとすることができる。この相対的サイズは、(i)ユーザに対するユーザインターフェース116の結合中における第1の外側部分718Aおよび第2の外側部分718Bの不注意な分離を阻止すること、および、(ii)ユーザにユーザインターフェース116を結合した後に第1の外側部分718Aおよび第2の外側部分718Bを互いから容易に引き離すことを可能にすることができる。
幾つかの実施態様において、第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bは、第1の外側部分718Aと第2の外側部分718Bとの切り離しを促進するために、ミシン目を含むことができる。ミシン目によって、第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bの組み合わせた長さが、第1の外側部分718Aと第2の外側部分718Bとの間の交差部に沿って延びる寸法において(例えば、ヒンジ部分718Cに沿って)、アプリケータ118の全体長さの約50パーセントより大きくなることが許容され得る。
さらに、図7に示すように、排液導管112は、アプリケータ118内のアパーチャ754を通して延在する。第1のブリッジ部分752Aは、アパーチャ754とスリット756との間に画定される。スリット756は、アプリケータ118の第1の外側部分718Aと第2の外側部分718Bとの間のヒンジ部分718Cに沿って延在する。スリット756は、第1の外側部分718Aと第2の外側部分718Bとの間のインターフェースに沿うアプリケータ118の全体サイズに対して、第1のブリッジ部分752Aのサイズ低減に有用となり得る。スリット756は、付加的にまたは代替的に、ヒンジ部分718Cの周りでの第1の外側部分718Aおよび第2の外側部分718Bの移動増大に有用となり得る。
一例において、スリット756は、ヒンジ部分718Cに沿って延びる寸法(例えば、第1のブリッジ部分752A、アパーチャ754、および第2のブリッジ部分752Bを通る寸法)において、アプリケータ118の全体長さの約40パーセントより大きい長さを有することができる。これは、上記で説明したスリット756の機能達成に有用となり得る。
第2のブリッジ部分752Bは、アパーチャ754(例えば、第1のブリッジ部分752Aと反対側のポイント)と、ヒンジ部分718Cにおけるアプリケータ118の外周縁と、の間に画定可能である。図7に示すように、アパーチャ754は、アプリケータ118の中心からずれた位置にあってもよい。より詳細には、アパーチャ754は、アプリケータ118の上側縁よりアプリケータ118の下側縁に近い位置にあってもよい。したがって、排液導管112の近位端は、ユーザインターフェース116の中心から下にずれた位置でユーザインターフェース116に結合可能である。これは、通常、ユーザの臀部の中心よりも下の位置にあるユーザの肛門に、ユーザインターフェース116を貼り付けるのに有用となり得る。
図7に示すように、アプリケータ118は、第1の外側部分718Aの外周縁上の第1のタブ758Aと、また、第2の外側部分718Bの外周縁上の第2のタブ758Bと、をさらに含むことができる。第1のタブ758Aおよび第2のタブ758Bは、ユーザインターフェース116の外周縁を超えて横に延在し、それにより、ユーザの臀部の間にユーザインターフェースアセンブリ110を位置付けるときに、第1のタブ758Aおよび第2のタブ758Bがアプリケータ118の把持および操作を容易にし得る。
図8A~8Bは、第1の外側部分718Aおよび第2の外側部分718Bがヒンジ部分718C周りに折り畳まれ、ユーザインターフェース116がアプリケータ118の外部に位置付けられるような折り畳み状態にあるユーザインターフェース116およびアプリケータ118を示す。図8Aに示すように、アプリケータ118は、ユーザインターフェース116より大きいサイズを有することができる(例えば、第1のタブ758Aおよび第2のタブ758Bはユーザインターフェース116の外周縁を超えて延在することができる)。これは、アプリケータ118に対するアクセスを提供するのに有用となり得る。別の例において、アプリケータは、ユーザインターフェース116のサイズにほぼ等しいサイズを有することができる。より一般的に、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118は、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118が折り畳み状態にある間、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118を片手で保持できるように構成可能である。
図8A~8Bにおいて、ユーザインターフェース116は、粘着シート120(図8Bに示す)、第1の剥離ライナー860、および第2の剥離ライナー(図8A~8Bに示さず)を含む。第1の剥離ライナー860は、粘着シート120の第1の半分に(例えば、図8A~8Bにおいてヒンジ部分718Cおよびアパーチャ754の一方の側面上に)取外し可能に結合され、第2の剥離ライナーは、粘着シート120の第2の半分に(例えば、図8A~8Bにおいてヒンジ部分718Cおよびアパーチャ754の他方の側面上に)取外し可能に結合される。この配置構成において、第1の剥離ライナー860および第2の剥離ライナーは、独立して、粘着シート120から取り外されて、ユーザの皮膚へ一度に1つの側面上でユーザインターフェース116を結合可能にし得る。
第1の剥離ライナー860は、第1の部分860Aおよび第2の部分860Bを含むことができる。第1の部分860Aは、粘着シート120の第1の半分を覆って、ユーザへのユーザインターフェース116の貼り付け前に、粘着シート120が対象物に早めにまたは不注意に付着することを阻止することができる。第2の部分860Bは、ユーザインターフェース116の内側部分において(例えば、アパーチャ754において)第1の部分860Aに結合する第1の端部と、ユーザインターフェース116の外側部分において(例えば、ユーザインターフェース116の外周縁において)第1の部分860Aから離れている第2の端部と、を有することができる。この配置構成において、実務者は、ユーザインターフェース116の周辺部の第2の端部を把持してユーザから外方へ引き離し、粘着シート120から第1の剥離ライナー860の第1の部分860Aを分離することができる。こうして、第1の剥離ライナー860は、アパーチャ754からユーザインターフェース116の外周縁に向かう方向に、粘着シート120の第1の半分を徐々に露出することができる。これは、アパーチャ754がユーザの肛門に整列した状態でユーザの臀部に粘着シート120を結合することを改善するのに有用となり得る。
図8A~8Bに示さないが、第2の剥離ライナーは、粘着シート120の第2の半分に関して同様な方法で配置することができる。したがって、第2の剥離ライナーは、第1の部分および第2の部分を含むことができる。第2の剥離ライナーの第1の部分は、粘着シート120の第2の半分を覆って、ユーザへのユーザインターフェース116の貼り付け前に、粘着シート120が対象物に早めにまたは不注意に付着することを阻止することができる。第2の部分は、ユーザインターフェース116の内側部分において(例えば、アパーチャ754において)第1の部分に結合する第1の端部と、ユーザインターフェース116の外側部分において(例えば、ユーザインターフェース116の外周縁において)第1の部分から離れている第2の端部と、を有することができる。この配置構成において、実務者は、ユーザインターフェース116の周辺部の第2の端部を把持してユーザから外方へ引き離し、粘着シート120から第2の剥離ライナーの第1の部分を分離することができる。こうして、第2の剥離ライナーは、アパーチャ754からユーザインターフェース116の外周縁に向かう方向に、粘着シート120の第2の半分を徐々に露出させることができる。これは、アパーチャ754がユーザの肛門に整列した状態でユーザの臀部に粘着シート120を結合することを改善するのに有用となり得る。
図8Bに示すように、粘着シート120の第1の半分および第2の半分はそれぞれ、把持領域864を含むことができる。把持領域864は、粘着シート120の外周に位置し、粘着剤を省略することができる。これは、ユーザの臀部に粘着シート120を貼り付けている間に、実務者が、把持領域864を保持して、粘着シート120を操作し扱うことを可能にすることができる。把持領域864は、粘着剤が粘着シート120の全表面エリアにわたって延在する代替の実施態様と比較して、ユーザからの粘着シート120のより容易な取外しを容易にすることもできる。
さらに、図8Bに示すように、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118の少なくとも一方は、アパーチャ754および排液導管112をユーザの肛門に整列させるのに有用となり得るアライメント指示器866を含むことができる。例えば、図8Bにおいて、アライメント指示器866は、アパーチャ754の上部から粘着シート120の外周縁までアプリケータ118上に延在する第1のライン、および、アパーチャ754の底部から粘着シート120の外周縁までアプリケータ118上に延在する第2のラインを含む。この配置構成において、アライメント指示器866は、アプリケータ118のアパーチャ754、および、ユーザインターフェース116のアパーチャ646(図6に示す)を直接視覚化することができなくても、アパーチャ754,646および臀部の間に位置決めされた排液導管112の場所の視覚指示を提供することができる。
ここで図9A~9Jを参照すると、糞便収集システム600を結合するためのプロセスが、ユーザインターフェースアセンブリ110の一例の実施態様に従って示される。図9Aにおいて、ユーザインターフェースアセンブリ110は、ユーザの臀部の間に挿入される。例えば、アプリケータ118の折り畳み状態で、医療実務者は、粘着シート112の把持領域864と共にアプリケータ118の第1のタブ758Aおよび第2のタブ758Bを保持することができる。図9Aに示すように、これは、医療実務者が、ユーザインターフェース116のアパーチャおよび排液導管112を肛門に位置付ける間、臀部から遠隔の場所でユーザインターフェースアセンブリ110を保持することを可能にする。
図9Bにおいて、第1の剥離ライナー860は、粘着シート120の第1の半分から取り外される。例えば、医療実務者は、ユーザインターフェース116の周辺部の第2の端部を把持してユーザから外方に引き離し、粘着シート120から第1の剥離ライナー860の第1の部分860Aを分離することができる。こうして、第1の剥離ライナー860は、アパーチャ754からユーザインターフェース116の外周縁に向かう方向に、粘着シート120の第1の半分を徐々に露出させることができる。
図9Cにおいて、第1の剥離ライナー860が粘着シート120から取り外された後に、医療実務者は、ユーザの肛門に対するアパーチャの位置を判定するためにアライメント指示器866を使用することができる。幾つかの事例において、医療実務者は、ユーザの肛門に対するアライメント指示器の位置に基づいてユーザに対するユーザインターフェース116の位置を調整するためにアプリケータ118を使用することができる。
図9Dにおいて、粘着シート120の第1の半分920Aは、第1の臀部上でユーザの皮膚に結合することができる。さらに、図9Dに示すように、医療実務者は、一方の手を使用して(例えば、粘着シート120の把持領域864を保持することによって)、第1の臀部上に粘着シート120の第1の半分920Aを配置しつつ、他方の手を使用して、肛門の位置にアプリケータ118を保持することができる。
図9Eにおいて、第2の剥離ライナー960は、粘着シート120の第2の半分から取り外される。例えば、医療実務者は、ユーザインターフェース116の周辺部の第2の端部を把持してユーザから外方に引き離し、粘着シート120から第2の剥離ライナー960の第1の部分960Aを分離することができる。こうして、第2の剥離ライナー960は、アパーチャ754からユーザインターフェース116の外周縁に向かう方向に、粘着シート120の第2の半分を徐々に露出させることができる。
図9Fにおいて、粘着シート120の第2の半分920Bは、第2の臀部上でユーザの皮膚に結合することができる。さらに、図9Fに示すように、医療実務者は、一方の手を使用して(例えば、粘着シート120の把持領域864を保持することによって)、第2の臀部上に粘着シート120の第2の半分920Bを配置しつつ、他方の手を使用して、肛門の所定の位置にアプリケータ118を保持することができる。
図9Gは、アプリケータ118がユーザインターフェース116から取り外されることを示し、図9Hは、アプリケータ118がユーザインターフェース116から取り外された後のユーザインターフェース116および排液導管112を示す。例えば、図9Gに示すように、第1の外側部分718Aおよび第2の外側部分718Bは、(例えば、第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bの少なくとも一方において)互いに引き裂かれ得る。これは、アプリケータ118を完全に取り外すことを容易にすることができ、それは、ユーザ快適さを改善し、ユーザの臀部にかかる圧力を低減するのに有用となり得る。しかしながら、別の例において、アプリケータ118は、ユーザインターフェース116の残りの部分(例えば、粘着シート120およびカラー122)から切り離され、その後、(例えば、第1のブリッジ部分752Aおよび第2のブリッジ部分752Bが完全なままである状態で)ユーザから離れて排液導管112に沿って遠位に移動することができる。図9I~9Jは、排液導管112の遠位端612Bが収集リザーバ114に結合されていることを示す。図9I~9Jに示すように、収集リザーバ114は、患者支持構造(例えば、病院ベッド)の側面に結合することができる。
アプリケータ118は、図3A~9Jにおいて第1の外側部分318A、718Aおよび第2の外側部分318B、718Bを含むが、他の例において異なる構成を有することができる。図10A~13Bは、幾つかの他の例による、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118の少なくとも一方の態様を示す。
図10A~10Bは、別の例による、ユーザインターフェース116の実施態様についてのユーザインターフェース1016を示す。図10A~10Bに示すように、ユーザインターフェース1016は、粘着シート1020、剥離ライナー1060、および粘着シート1020内のアパーチャ1046を含むことができる。粘着シート1020は、図10A~10Bの粘着シート1020が異なる形状を有することができることを除いて、上記で説明した粘着シート120と実質的に同じかまたは同一である。例えば、図10A~10Bにおいて、粘着シート1020は、中心部分から外方に延在する複数のアームを含むことができる。粘着シート1020の中心部分はアパーチャ1046を画定することができる。
さらに、ユーザインターフェース1016は、仙骨圧パッド1068を含む。仙骨圧パッド1068は、粘着シート1020の上部縁から延在することができ、それにより、仙骨圧パッド1068は、アパーチャ1046がユーザの肛門に整列した状態で粘着シート1020がユーザの皮膚に結合すると、ユーザの仙骨部に隣接して置かれるように構成される。仙骨圧パッド1068は、ユーザの仙骨部と支持表面(例えば、病院ベッドおよび車椅子の少なくとも一方)との間に仙骨圧パッド1068が位置付けられたときに、仙骨部にかかる圧力の低減を促進する厚さおよび柔軟性を有することができる。
幾つかの例において、仙骨圧パッド1068は、ユーザの仙骨部に仙骨圧パッド1068を結合するように構成される粘着剤を含むことができる。そのような例において、剥離ライナー1060は、ユーザに対する仙骨圧パッド1068の付着前に仙骨圧パッド1068上の粘着剤を覆っている仙骨部分を含むこともできる。
上記で説明した第1の剥離ライナーおよび第2の剥離ライナーと同様に、剥離ライナー1060の仙骨部分は、第1の部分1060Aおよび第2の部分1060Bを含むことができる。第1の部分1060Aは、仙骨圧パッド1068上の粘着剤を覆って、ユーザに対するユーザインターフェース116の貼り付け前に、粘着剤が、対象物へ早めにまたは不注意に付着することを阻止することができる。第2の部分1060Bは、仙骨圧パッド1068の内側部分において(例えば、粘着シート1020に最も近い端部において)第1の部分1060Aに結合される第1の端部と、仙骨圧パッド1068の外側部分において(例えば、粘着シート1020から最も遠くに離れた端部において)第1の部分1060Aから離れている第2の端部と、を有することができる。この配置構成において、実務者は、第2の部分1060Bの第2の端部を把持してユーザおよび粘着シート1020から外方に引き離し、仙骨圧パッド1068上の粘着剤から剥離ライナー1060の第1の部分1060Aを分離することができる。こうして、剥離ライナー1060は、粘着シート1020からユーザインターフェース1016の外周縁に向かう方向に、仙骨圧パッド1068上で粘着剤を徐々に露出させることができる。これは、仙骨部に対する粘着剤の結合性向上に有用となり得る。
図11A~11Bは、ユーザインターフェース116の別例による実施態様に関するユーザインターフェース1116を示す。図11A~11Bに示すように、ユーザインターフェース1116は、粘着シート1120、剥離ライナー1160、粘着シート1120内のアパーチャ1146、および仙骨圧パッド1168を含むことができる。しかしながら、この例において、仙骨圧パッド1168は複数のスリット1169を含む。仙骨圧パッド1168内のスリット1169は、ユーザの仙骨部にわたって仙骨圧パッド1168を広げるのに役立つことができ、ユーザからの仙骨圧パッド1168の取り外しを促進することができる。これらの機能は、仙骨圧パッド1168の縦軸に対して斜め配向でスリット1169を配置することによってさらに高めることができる。
図12A~12Cは、ユーザインターフェース1216およびアプリケータ1218を含むユーザインターフェースアセンブリ1210を示す。ユーザインターフェース1216およびアプリケータ1218はそれぞれ、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118の別例による実施態様に関する。図12A~12Cにおいて、ユーザインターフェース1216は、ユーザにユーザインターフェース1216を結合させる間、アプリケータ1218のアパーチャ1219内に配設され、アプリケータ1218およびユーザインターフェース1216は、ユーザにユーザインターフェース1216を結合した後に互いに切り離されるように構成される。
この例において、ユーザインターフェース1216は、上記で説明した排液導管112の管腔と連通するように構成されるアパーチャ1246を画定する。図12Bに示すように、ユーザインターフェース1216は、上記で説明したように、粘着シート1220および剥離ライナー1260を含むこともできる。
図12Aおよび図12Cは、ユーザインターフェース1216がアプリケータ1218のアパーチャ1219内に収納されている第1の構成のユーザインターフェースアセンブリ1210を示す。図12Cに示すように、ユーザインターフェースアセンブリ1210は、アプリケータ1218からユーザインターフェース1216を切り離すことなく、ユーザインターフェース1216を通って延在する軸に沿った屈曲および折り畳みの少なくとも一方が行われるように構成される。この第1の構成において、操作者は、上記で説明した方法と同様な方法で、ユーザにユーザインターフェース1216を結合させる間、アプリケータ1218を保持することができる。
図12Bは、ユーザインターフェース1216がアプリケータ1218から切り離されている第2の構成のユーザインターフェースアセンブリ1210を示す。一例において、粘着剤1210は、ユーザの皮膚からユーザインターフェース1216を取り外すために必要とされる力の量を規定する第1の剥離力を有することができ、ユーザインターフェースアセンブリ1210は、アプリケータ1218とユーザインターフェース1216との間のインターフェースに沿って(例えば、アパーチャ1219の円周に沿って)ユーザインターフェース1216からアプリケータ1218を切り離すために必要とされる力の量を規定する第2の剥離力を有することができる。第1の剥離力は第2の剥離力より大きいものとし得る。この配置構成において、ユーザインターフェース1216がユーザの皮膚に結合されると、操作者は、(i)第2の剥離力より大きくかつ(ii)第1の剥離力より小さい力によって、ユーザインターフェース1216からアプリケータ1218を引き離すことによって、アプリケータ1218を切り離して取り外すことができる。
図13A~13Bは、ユーザインターフェース1316およびアプリケータ1318を含むユーザインターフェースアセンブリ1310を示す。ユーザインターフェース1316およびアプリケータ1318はそれぞれ、ユーザインターフェース116およびアプリケータ118の別例の実施態様に関する。ユーザインターフェースアセンブリ1310は、排液導管112の管腔と連通するためのアパーチャ1346を画定する中心リングから延在する複数のアームを有するユーザインターフェース1316を除いて、図12A~12Cのユーザインターフェースアセンブリ1210と実質的に同様である。
図12A~12Cのユーザインターフェースアセンブリ1210と同様に、ユーザインターフェース1316は、ユーザにユーザインターフェース1316を結合させる間、アプリケータ1318内のアパーチャ1319内に配設され、アプリケータ1318およびユーザインターフェース1316は、ユーザにユーザインターフェース1316を結合した後に互いに切り離されるように構成される。しかしながら、図13A~13Bのユーザインターフェースアセンブリ1310は、ユーザインターフェース1316のアームが、第1の構成にあるときに、アパーチャ1346を超えて延在し、アプリケータ1318の遠位側面に結合される点でユーザインターフェースアセンブリ1210と異なる。ユーザインターフェース1316の中心リング上の粘着シート1320をユーザの皮膚に結合した後、アプリケータ1318は、上記で説明した第1の剥離力と第2の剥離力との間の力によってユーザインターフェース1316から引き離されて、ユーザインターフェース1316からアプリケータ1318を切り離すことができる。この例において、ユーザインターフェース1316からアプリケータ1318を切り離す間、アームは、アプリケータ1318のアパーチャ1319を通過することができる。
図14~20は、図6~9Gに示すアプリケータ118の一例のさらなる図を示す。
異なる有利な配置構成の説明は、例証および説明のために提示されており、網羅的であるかまたは開示される形態の実施形態に限定されることを意図されない。多くの修正および変形が当業者に明らかになるであろう。さらに、異なる有利な実施形態は、他の有利な実施形態と比較して異なる利点を説明することができる。選択された1つまたは複数の実施形態は、実施形態の原理、実用的なアプリケーションを説明し、企図される特定の使用に適する種々の修正を有する種々の実施形態についての開示を当業者が理解することを可能にするために、選択され説明される。

Claims (24)

  1. ユーザインターフェースアセンブリであって、
    近位側面および遠位側面を有し、前記近位側面がユーザの皮膚に結合するように構成されている、ユーザインターフェース、および、
    前記ユーザインターフェースの前記遠位側面に結合され、前記ユーザインターフェースが前記ユーザに結合されている間、前記ユーザインターフェースから取外し可能である、アプリケータ、
    を備えている、ユーザインターフェースアセンブリと、
    近位端と遠位端との間に延在し、前記近位端が前記ユーザインターフェースの前記遠位側面に結合されるように構成され、前記近位端から前記遠位端へ糞便を誘導するように構成される管腔を画定する、排液導管と、
    前記排液導管の前記遠位端に結合された収集リザーバと、
    を備えている、糞便収集システム。
  2. 前記ユーザインターフェースは、
    粘着シートと、
    前記粘着シートから遠位に延在するカラーと、
    を備え、
    前記排液導管の前記近位端は、前記ユーザインターフェースの前記カラーに結合され、
    前記カラーは、前記排液導管の前記管腔と連通状態にある第1のアパーチャを画定する、請求項1に記載の糞便収集システム。
  3. 前記ユーザインターフェースは、前記近位側面上に粘着剤を含む粘着シートを備え、
    前記粘着シートは、前記排液導管の管腔と軸方向に整列するアパーチャを画定する、請求項1に記載の糞便収集システム。
  4. 前記排液導管によって画定された前記管腔内に第1の逆止弁をさらに備え、前記逆止弁は、糞便が前記近位端から前記遠位端の方向に流れることを許容し、前記糞便が前記遠位端から前記近位端の方向に流れることを阻止するように構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の糞便収集システム。
  5. 前記収集リザーバは、第2の逆止弁を備え、前記第2の逆止弁は、糞便が前記排液導管から前記収集リザーバに流れることを許容し、前記糞便が前記収集リザーバから前記排液導管に流れることを阻止するように構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の糞便収集システム。
  6. 前記収集リザーバは、複数の容積マーキングを含む測定窓を備え、
    前記測定窓は、透明または半透明の少なくとも一方である、請求項1から5のいずれか1項に記載の糞便収集システム。
  7. 前記アプリケータは、第1の外側部分、第2の外側部分、前記第1の外側部分と前記第2の外側部分との間のヒンジ部分を備え、
    前記第1の外側部分および前記第2の外側部分は、展開状態と折り畳み状態との間で前記ヒンジ部分周りに移動するように構成される、請求項1から6のいずれか1項に記載の糞便収集システム。
  8. 前記アプリケータは、前記アプリケータの前記第1の外側部分と前記第2の外側部分との間に前記ヒンジ部分に沿って延在するスリットをさらに備えている、請求項7に記載の糞便収集システム。
  9. 前記ヒンジ部分は、第1のブリッジ部分および第2のブリッジ部分を備え、
    前記第1の外側部分および前記第2の外側部分は、前記第1のブリッジ部分および前記第2のブリッジ部分においてのみ互いに結合される、請求項8に記載の糞便収集システム。
  10. 前記アプリケータは、前記ユーザインターフェース内のアパーチャの位置を示すアライメント指示器を備えている、請求項7に記載の糞便収集システム。
  11. 前記アライメント指示器は、前記アパーチャの上部から粘着シートの外周縁まで前記アプリケータ上に延在する第1のライン、および、前記アパーチャの底部から前記粘着シートの前記外周縁まで前記アプリケータ上に延在する第2のラインを備えている、請求項10に記載の糞便収集システム。
  12. 前記排液導管の近位端は、前記ユーザインターフェースの中心の下にオフセットする場所で前記ユーザインターフェースに結合する、請求項1から11のいずれか1項に記載の糞便収集システム。
  13. 前記ユーザインターフェースは、
    前記ユーザインターフェースの粘着シートの第1の半分に取外し可能に結合された第1の剥離ライナーと、
    前記粘着シートの第2の半分に取外し可能に結合された第2の剥離ライナーと、
    をさらに備えている、請求項1から12のいずれか1項に記載の糞便収集システム。
  14. 前記第1の剥離ライナーは、第1の部分および第2の部分を備え、
    前記第1の剥離ライナーの前記第1の部分は、前記粘着シートの前記第1の半分を覆い、
    前記第1の剥離ライナーの前記第2の部分は、前記ユーザインターフェースの内側部分において前記第1の剥離ライナーの第1の部分に結合される第1の端部、および、前記ユーザインターフェースの外側部分において前記第1の剥離ライナーの前記第1の部分から離れている第2の端部を有する、請求項13に記載の糞便収集システム。
  15. 前記第2の剥離ライナーは、第1の部分および第2の部分を備え、
    前記第2の剥離ライナーの前記第1の部分は、前記粘着シートの前記第2の半分を覆い、
    前記第2の剥離ライナーの前記第2の部分は、前記ユーザインターフェースの内側部分において前記第2の剥離ライナーの前記第1の部分に結合される第1の端部、および、前記ユーザインターフェースの外側部分において前記第2の剥離ライナーの前記第1の部分から離れている第2の端部を有する、請求項14に記載の糞便収集システム。
  16. 糞便収集システムを使用する方法であって、
    ユーザインターフェースおよびアプリケータを備えているユーザインターフェースアセンブリをユーザの肛門に位置付けることと、
    前記ユーザインターフェースを前記ユーザの皮膚に押し付けるために前記アプリケータを使用することによって、前記ユーザの前記皮膚に前記ユーザインターフェースを結合させることと、
    前記ユーザの前記皮膚に前記ユーザインターフェースを結合させた後に、前記ユーザインターフェースから前記アプリケータを取り外すことと、
    を含む、方法。
  17. 前記ユーザの皮膚に前記ユーザインターフェースを結合させることは、前記ユーザインターフェースの粘着シートを前記ユーザの前記皮膚に結合させることを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 第1の剥離ライナーを前記粘着シートの第1の半分から取外し、第2の剥離ライナーを前記粘着シートの第2の半分から取り外すことをさらに含み、
    前記第1の剥離ライナーは、第1の部分および第2の部分を備え、前記第1の剥離ライナーの前記第1の部分は、前記粘着シートの前記第1の半分を覆い、前記第1の剥離ライナーの前記第2の部分は、前記ユーザインターフェースの内側部分において前記第1の剥離ライナーの第1の部分に結合される第1の端部、および、前記ユーザインターフェースの外側部分において前記第1の剥離ライナーの前記第1の部分から離れている第2の端部を有し、
    前記第2の剥離ライナーは、第1の部分および第2の部分を備え、前記第2の剥離ライナーの前記第1の部分は、前記粘着シートの前記第2の半分を覆い、前記第2の剥離ライナーの前記第2の部分は、前記ユーザインターフェースの内側部分において前記第2の剥離ライナーの前記第1の部分に結合される第1の端部、および、前記ユーザインターフェースの外側部分において前記第2の剥離ライナーの前記第1の部分から離れている第2の端部を有し、
    前記第1の剥離ライナーを前記粘着シートの第1の半分から取り外すことは、前記第1の剥離ライナーの前記第2の部分の前記第2の端部を前記ユーザから外方に引き離して前記第1の剥離ライナーの前記第1の部分を前記粘着シートから分離することを含み、
    前記第2の剥離ライナーを前記粘着シートの第2の半分から取り外すことは、前記第2の剥離ライナーの前記第2の部分の前記第2の端部を前記ユーザから外方に引き離して、前記第2の剥離ライナーの前記第1の部分を前記粘着シートから分離することを含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 前記ユーザインターフェースを前記ユーザの前記皮膚に押し付けるために前記アプリケータを使用することによって、前記ユーザの前記皮膚に前記ユーザインターフェースを結合させることは、
    前記ユーザインターフェースを前記ユーザの前記皮膚に押し付けるために前記アプリケータの第1の外側部分および前記アプリケータの第2の外側部分を互いに対してヒンジを介して移動させることを含む、請求項16から18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記アプリケータは、前記アプリケータの前記第1の外側部分と前記第2の外側部分との間のヒンジ部分に沿って延在するスリットをさらに備えている、請求項16から19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記ユーザインターフェースを前記ユーザの皮膚に押し付けるために前記アプリケータを使用することによって、前記ユーザの前記皮膚に前記ユーザインターフェースを結合させることは、前記第1の外側部分と前記第2の外側部分が前記ヒンジ部分周りに折り畳まれる折り畳み状態にあって前記ユーザインターフェースが前記アプリケータの外部に位置付けられる間、前記ユーザインターフェースおよび前記アプリケータを片手で保持することを含む、請求項19に記載の方法。
  22. 前記ユーザインターフェースから前記アプリケータを取り外すことは、前記第1の外側部分および前記第2の外側部分を前記ユーザインターフェースから切り離すことを含む、請求項19に記載の方法。
  23. 収集リザーバを排液導管の遠位端に結合することをさらに含み、前記排液導管の近位端は前記ユーザインターフェースの遠位側面に結合され、前記排液導管は、前記近位端から前記遠位端へ糞便を誘導するように構成される管腔を画定する、請求項16から22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記ユーザインターフェースを前記ユーザの皮膚に押し付けるために前記アプリケータを使用することによって、前記ユーザの前記皮膚に前記ユーザインターフェースを結合させることは、前記アプリケータ上のアライメント指示器を肛門に整列させることを含み、
    前記アライメント指示器は、前記ユーザインターフェース内のアパーチャの位置を示し、
    前記アライメント指示器は、前記アパーチャの上部から粘着シートの外周縁まで前記アプリケータ上に延在する第1のライン、および、前記アパーチャの底部から前記粘着シートの前記外周縁まで前記アプリケータ上に延在する第2のラインを備えている、請求項16から23のいずれか1項に記載の方法。
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