JP2005529351A - クロノグラフ機構 - Google Patents

クロノグラフ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2005529351A
JP2005529351A JP2004514016A JP2004514016A JP2005529351A JP 2005529351 A JP2005529351 A JP 2005529351A JP 2004514016 A JP2004514016 A JP 2004514016A JP 2004514016 A JP2004514016 A JP 2004514016A JP 2005529351 A JP2005529351 A JP 2005529351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
chronograph
push button
lever
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004514016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4323424B2 (ja
Inventor
フォーシィー,ステファン,エドワード,メシュエン
グリューベル,ロバート
Original Assignee
ヴォーチェ マニファクチュール フルリエール エス.アー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴォーチェ マニファクチュール フルリエール エス.アー. filed Critical ヴォーチェ マニファクチュール フルリエール エス.アー.
Publication of JP2005529351A publication Critical patent/JP2005529351A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4323424B2 publication Critical patent/JP4323424B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C1/00Registering, indicating or recording the time of events or elapsed time, e.g. time-recorders for work people
    • G07C1/22Registering, indicating or recording the time of events or elapsed time, e.g. time-recorders for work people in connection with sports or games
    • G07C1/28Indicating playing time
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F7/00Apparatus for measuring unknown time intervals by non-electric means
    • G04F7/04Apparatus for measuring unknown time intervals by non-electric means using a mechanical oscillator
    • G04F7/08Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph
    • G04F7/0804Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph with reset mechanisms
    • G04F7/0814Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph with reset mechanisms with double hammer, i.e. one hammer acts on two counters
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F7/00Apparatus for measuring unknown time intervals by non-electric means
    • G04F7/04Apparatus for measuring unknown time intervals by non-electric means using a mechanical oscillator
    • G04F7/08Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph
    • G04F7/0823Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph with couplings between the chronograph mechanism and the base movement
    • G04F7/0828Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph with couplings between the chronograph mechanism and the base movement acting in the plane of the movement
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F7/00Apparatus for measuring unknown time intervals by non-electric means
    • G04F7/04Apparatus for measuring unknown time intervals by non-electric means using a mechanical oscillator
    • G04F7/08Watches or clocks with stop devices, e.g. chronograph
    • G04F7/0866Special arrangements
    • G04F7/0871Special arrangements with multiple chronograph functions, i.e. to count multiple running times

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

第一(20, 22)及び第二(21, 23)の時間計測カウンター、一方又は他方のカウンターを動作開始又は停止するように設計された制御手段(24)、並びにその作動によって動作しているカウンターが停止し、停止しているカウンターが動作開始するように設計された切換装置(25)を含むクロノグラフ機構。

Description

本発明は、押しボタンを押すことによって、任意の瞬間からの時間の測定を行うことの出来るクロノグラフ機構に関する。
このような機構を備えた時計は、例えば、Chs-A. Reymondin他による「時計製造の理論(Theorie d'horlogerie)」と題された本(ISBN 2-940025-10-X)の232頁以降に記載されている。このような時計は、通常、2個の押しボタンを有し、その内の1つは時間を測定する計時機の作動開始と停止とを行い、他方は、計時機をゼロにセットするためのものである。計測された時間は、通常、ムーブメントの中央に配置されて秒単位で計測時間を示す、少なくとも1本の針によって表示される。
このような時計は、場合によっては中断もあり得る、ある出来事の継続時間を測定するのを可能にする。例えば、チェス競技者の思考時間を測定するなど、ある特定の目的に使用するには、特別な装置を使用したり、2つのクロノグラフを使用したりする必要がある。
Chs-A. Reymondin他著「時計製造の理論(Theorie d'horlogerie)」
交互に起こる2つの事柄の継続時間をそれぞれ計測するクロノグラフ機構を提案するのが本発明の目的である。
この機構は、
・ムーブメントの部品を支持するフレーム、並びに
・動力源、タイムベース及び調速輪列を含み、現在時刻を計時する手段
を有するムーブメントと協働することを意図している。
より詳しくは、この機構は
・時間計測手段、
・前記時間計測手段を、現在時刻計測手段と咬合させ、また該現在時刻計測手段から解放するように設計された連結手段、
・前記連結手段を作動させる手段
を有する。
本発明によると、この機構は
・前記時間計測手段は第一及び第二のクロノグラフ歯車列を有し、各歯車列は針を担い、それぞれ第一及び第二の計測時間を確実に表示し、
・前記連結手段は、調速輪列をそれぞれ第一のクロノグラフ歯車列と第二のクロノグラフ歯車列とに連結する、第一カップリングクラッチと第二カップリングクラッチとを有し、
・前記作動手段が
−一方のカップリングクラッチ又は他方のカップリングクラッチを咬合又は解放するように設計された制御装置、及び
−それを作動することによって、咬合しているカップリングクラッチが解放され、解放状態にあるカップリングクラッチが咬合する切換装置
を有することを特徴とする。
ゼロからの計時を行うために、作動手段は、時刻計測手段をゼロにリセットするのを制御するように設計された初期化装置を更に含む。
人手による操作によってこの機構の適正な動作を乱されたり損なわれたりするのを妨げるために、その切換装置は、クロノグラフ歯車列の一方が連結されたときにのみ作動されるように設計された固定装置を有する。
さらに、クロノグラフ歯車列の一方が連結されているときには前記初期化手段が作動されないように、前記固定手段は前記作動手段と協働する。
本発明の他の効果及び特徴は、添付の図面を参照してなされる、以下の記載から明らかになろう。
以下の記述において、時計の様々な部品の位置は、文字盤上の時針によって占められる位置を参照して記載されることがある。
図1は、ケース12、文字盤14、巻き上げ及び時刻設定竜頭16、参照符号18〜23の5本の針、参照符号24〜26の3つの押しボタンを有する時計10を示している。
ケース12は、従来の方法で、以下に説明する時間を計測する機構を含むムーブメントを有し、保護している。ケースは、文字盤14と針18〜23とを覆う図示されないガラス板によって閉じられている。
針18及び19は文字盤14の中心部で軸支回転する。これらの針は、それぞれ、現在時刻の時と分とを表示する。針20及び21は、針18及び19と同心に配されている。針20と21とは、第一カウンターと第二カウンターとによって、それぞれ駆動され、第一の計測時間と第二の計測時間との秒を表示する。中心から外れ、3時の位置にある、参照符号のない小さな文字盤に配された針22と23とは、それぞれ第一の計測時間と第二の計測時間との分を表示する。このように、針20〜23は、計測時間を表示する手段である。
2時の位置に配されている押しボタン24は、図2を参照して記載するロジックに従って、2つの計測時間の一方又は他方の計測を開始または停止する制御を行う。竜頭16と同軸である押しボタン25は一方のカウンターから他方のカウンターへの切り換えを行い、押しボタン26は針20〜23をゼロにリセットする。
本発明による機構の動作原理を正しく理解するために、図2は、1つ又は他の押しボタンに力を加えることによって生じる効果を概略的に示している。
このチャートにおいて、本発明の機構が取り得る様々な状態において動作していない押しボタンは考慮されていない。一般に、押しボタン24は、機構の状態に関わらず、作動させることが理解される。押しボタン25は、2つのカウンターの一方又は他方が動作中にのみ作動させることができる。また、押しボタン26によっては、第一のカウンターが停止しており、第二のカウンターが停止しているかゼロであるときにのみ、ゼロリセットを行うことができる。
この図において、太線で示されている長方形は、時計の使用者によって、押しボタン24、25及び26がそれぞれ押されるという動作P1、P2及びP3に関する。
細線の長方形は、機構に対して動作によってもたらされた変化を示している。これらの長方形において、C1とC2とは、それぞれ第一のカウンターと第二のカウンターとを意味し、”Start(スタート)”、”Stop(ストップ)”及び”Reset(リセット)”は、それらカウンターの計測開始、停止及びリセットを意味している。大文字を囲む円は、以下の表に列挙された、動作の後の機構の様々な状態を示している。
Figure 2005529351
時間が全く計測されておらず、針20、21、22及び23がゼロの位置にあるときには、時計は状態Aにある。この状態において、押しボタン24を一度だけ押す(P1)と、クロノグラフを作動させる。これによって、第一のカウンターが計測を開始し、針20及び22が動き出すが、針21及び23はゼロ位置に留まったままである。これが、機構の状態Bである。この状態で押しボタン24をもう一度押す(P1)と、第一のカウンターは停止し、その結果、針20と針22とは計測した時間を指す。これが機構の状態Cである。この状態で押しボタン25を押す(P2)ことも可能である。すると、カウンターの動作が入れ替わり、即ち、第一のカウンターが停止し、第二のカウンターが計測を開始する。こうして機構は状態Dになる。
機構が状態Cにあるとき、押しボタン24をもう一押し(P1)すると、第一のカウンターが再び動き出し、機構を状態Bにする。一方、押しボタン26を押す(P3)と、針20及び22がゼロにリセットされ、状態Aに戻る。
機構が状態Dにあるとき、押しボタン24を押す(P1)と、第二のカウンターが停止し、第一のカウンターも停止状態を維持する。これは状態Eである。やはり状態Dにおいて、押しボタン25を押す(P2)と、再びカウンターの動作が入れ替わり、第一のカウンターが動作を再開し、第二のカウンターが停止する。このとき機構は状態Fにある。
機構が状態Eにあるときに、押しボタン24を押す(P1)と、第二のカウンターが再び動作を開始し、これは状態Dに該当する。一方、押しボタン26を押す(P3)と、2つのカウンターをゼロにリセットし、機構は初期状態Aに戻る。
機構が状態Fにあるときには、押しボタン24と25とを作動させる(P1、P2)ことができ、これは状態Bに類似している。しかしながら、状態Fにおいては、停止していた第二のカウンターが計測した時間を表示している。状態Bでは、第二のカウンターはゼロ位置にあった。
これらの機能を確実に行う機構が図3〜6に示されている。この機構は、フレーム28、ベースムーブメントの一部、そして、例えば、香箱受け機能を確実に行うこともできる板上に配される。この機構は時計の背面側にある。図3において、その構成部品は、図2を参照して説明した状態A、即ち、機構が静止状態にあり針20及び22がゼロ位置にある状態にある。図4は状態B、図5は状態D、図6は状態C又はDに対応する。
これらの図においては、いくつかの部品が重なり合っている。ある部品が見えている場合は、部品と参照符号とを結ぶ線がその部品に付けられた点を末端に有し、ある部品が覆われてしまって見えない場合は、部品と参照符号とを結ぶ線が末端に点を有していない。
さらに、数多くのばねが可動部品の位置を確実に定め、該可動部品を元の位置に確実に戻している。図面を情報過多にしないために、ばねは矢印Fi(ここで、iはそれが作用する部品の参照符号である)で表示され、ばねが発生する力の向きを示している。矢印の先端は、接触点の近傍に向けられている。全く同じ2つの部品が重なり合っている場合は、ばねの参照符号には、斜線の後に下に配された部品の参照符号の最後の数字が続いている。
これらの図において、押しボタン24〜26は、ケースの中に配されるその端部によって概略的に示されている。
ベースムーブメントは図示されていない。ベースムーブメントは、従来の方法で、動力源、タイムベース、及び前記動力源をタイムベースに接続し、結果として現在時刻を刻む調速輪列を有している。この輪列は、フレーム28を貫通する主軸を備え、2つの車301, 302を担うホイールセットを有している。この2つの車の機能については後述する。
フレーム28は、
・時間計測手段40、
・連結手段50、
・作動手段60、及び
・初期化手段70(この初期化手段は、図6にのみ詳細に示されている。)
を有している。
時間計測手段40は2つの車421と422とを有している。これら2つの車は同じ半径を有し、同数の歯を備え、ムーブメントの中心に同軸に配され、それぞれ針20と針21とを担うようになっている。これらの車は、また、穴28aにおいて、フレーム28上を軸支回転するように設計された2つの同軸の車(図示されていない)を有している。これらの図示されていない車はそれぞれ車421と422とによって1分又は30秒に一歯の速度で駆動され、それぞれが担う針22と針23とが、30分で1回転するように設計されている。時間測定手段40のこれらの車は、各々、針をゼロにセットするために前記初期化手段と協働するハートカム(図示されていない)を備えている。
連結手段50は2つのレバー521と522とを有し、これらのレバーはその中央部で、同じ支軸(図の範囲外である)を中心として、フレーム28上を動くように搭載されている。これらレバー521, 522は、その一端において、文字aで示される自由に回転するように取り付けられた車を有している。レバー521, 522は、その他端において、作動手段60と協働する、文字bで示される突端を有している。これについては後で説明する。車521aと522aとは、それぞれ車301、302と永久的に咬合し、後に記述するように作動手段によって、引き続いて車421、422と咬合する。
この設計において、車421と、28aを中心に軸支回転する図示されていない車の第一のものとが共に第一の計測時間歯車列を形成し、一方、車422と図示されていない車の第二のものとが第二の計測時間歯車列を形成する。レバー521がその車521aと共に第一のカップリングクラッチを形成し、レバー522がその車522aと共に第二のカップリングクラッチを形成する。
作動手段60は押しボタン24、25及び26によって制御される。これらは、
・−28cにおいて、その中央部を支軸としてフレーム28上を動く本体61a、
−部材61aの一端に配された制御ピン61b、
−部材61aの他端に支軸回動可能に取り付けられ、部材61aに固定されているピン61dによって位置決めされた駆動こはぜ61c、
−押しボタン24に面するように配された押しボタンピン61e、及び
−解放ピン61f
を備える計測開始/停止制御レバー61;
・各々がその中央部を軸としてフレーム28の同じ点28dで支軸回動し、文字aで示される本体を有すると共に、各々が第一及び第二のカウンターのそれぞれの作動開始/停止を制御する、文字bで示されるこはぜ、文字cで示される解放切欠部、及び文字dで示され、押しボタン25の近傍に延在する指状突起を備える、重なり合った連結−解放レバー621と622;
・−その中央部を軸として点28eにおいてフレーム上を軸支回動可能に取り付けられた本体64a、
−本体64aに関節接続されると共にピン64cを有し、押しボタン25及び指状突起621d, 622dと協働するように設計されたアーム64b、
−アーム64bの自由端に軸支回動可能に取り付けられ、ピン64eによって位置決めされているこはぜ64d、
−その軸支回動中心28eとアーム64bを担う端部との間の部材64a上に配された、接触指状突起64f、及び
−部材64aの、アーム64bを担う端部の反対側の端部に配された解放ピン64g
を有する切換レバー64;
・−その中央部分を中心として、フレーム28上の点28fで軸支回動するように取り付けられると共に、その一端に突端65bを備えた本体65a、及び
−本体65aの他端に関節接続されると共に、その自由端に作動ピン65dを備えるアーム65c、
によって形成される選択レバー65;
・点28gを中心としてフレーム上で軸支回動するように取り付けられた2つの同軸七つ車661, 662であって、それぞれこはぜ621b, 622bと協働する角穴車、それぞれ突端521b及び522bと協働する1セットの柱(これらの車の構造は当業者によく知られているので、詳述していない。)を各々が有する2つの同軸七つ車;
・各々が、6個の歯を有すると共に文字aで示される星形車、及び谷間dによって隔てられ、カムの周縁上に規則的に配された3つの突起cが設けられたカムbを有する、それぞれ点28h, 28jを中心として軸支回転する2つの調整輪67, 68;並びに
・フレーム28上の点28kでその中央部を軸として軸支回動するように取り付けられる本体69aを有し、カム67bに当接する指状突起69b、ピン61fと協働する指状体69c(ここで、前記指状突起と指状体とは車67の近傍にある)を有し、一方、車68に近接する他端は、軸支回動可能に取り付けられたこはぜ69dと、部材69aに取り付けられると共にこはぜ69dの留め釘として機能するピン69eを有するカム間レバー69
を有している。
初期化手段70は、図6のみにおいて、完全に見えている。初期化手段は、制御レバー71と復針レバー72とを有し、それぞれ、フレーム28上の点28lと28mとに軸支回動可能に取り付けられている。
制御レバー71は、押しボタン26が作動させるように配されたピン71aを有している。制御レバー71は、こはぜ69dと協働する突端71bと、復針レバー72の留め具を形成するアーム71cとを備えている。
復針レバー72は、その軸支回動中心28mに近接する位置にピン72bと2つの重なり合った突端721c及び722cとを有する本体72aを有して形成されている。ピン72bはアーム71cと協働するためのものであり、一方、突端721cと722cとはそれぞれ車661と662との柱と協働するようになっている。
本体72aの他端は2本のアーム72d及び72eを有しており、その各々は自由端に2つの重なり合った末端部、即ち、アーム72dは末端部721dと722d、アーム72eは末端部721eと722eとを備えている。これらの末端部は、針20〜23を有する車が備えるハートカムと協働するためのものである。
ここまで記載してきた機構においては、該機構を作る様々な部品の静止位置は、一般に、留め具に対して各部品を保持するばねの作用によって定められている。先に説明したように、図面を過度に複雑にしないために、これらのばねは単に矢印で示されている。
このように、押しボタン24が押されない限り、レバー61は、先に説明したように、矢印で概略的に示されるばねF61aの作用によって、図示されない留め具に当接して図3に示される位置に保持される。ばねF61cは、ピン61dに当接させてこはぜ61cを保持している。
レバー621及び622の本体621a及び622aは、重なり合ったばねF621a及びF622a(図3中では、F621/2aと記されている)によって、図示されていない留め具に当接させてそれぞれ所定位置に保持されている。こはぜ621b及び622bは、七つ車661及び662のノコギリ歯車と前記こはぜとを接触状態に保とうとするばねによって、それぞれ力をかけられている(このばねの力は、図中、F621/2bと記されている)。
部材64aに作用するばねF64aの作用によって、切換レバー64の接触指状突起64fはカム67bに当接する。アーム64bは、ばねF64bの作用によって、フレーム28に固定されると共にピン28nによって概略的に示された留め具に押し付けられる。
突端65bがカム68bに当接するように本体65aに作用するばねF65aと、ピン65dを介してアーム65cをレバー621又は622に押し付けるばねF65cとによって、選択レバー65は力がかけられている。
カム間レバー69の指状突起69bをカム67cに当接させておくために、カム間レバーの本体69aにはばねF69dによる力がかかっている。ばねF69dによって、こはぜ69dは確実にピン69eに当接する。
制御レバー71は、押しボタン26によって与えられる力に抗するばねF71によって制御されている。
アーム71cと七つ車661及び662の柱とによって突端もピン72aもそれぞれ保持されていないときに末端部がハートカムに当接するように、ばねF72aが復針レバーの本体72aに押し付けられている(図6参照)。
七つ車661及び662と調整輪67及び68とは、図示されていないジャンパーばねによって位置決めされている。
先に記載した作動手段は、制御と切換との両方の機能を満たすことに注意されたい。このようにして、作動手段は、レバー61とレバー621及び622とによって実質的に形成される制御装置、並びに切換レバー64と選択レバー65とによって実質的に形成される切換装置を形成する。
図3に示されるように、装置が状態Aにあって押しボタン24が押されると、該押しボタンは押しボタンピン61eに当接するように動き、これによって制御レバー61が軸支回動する。この動きにおいて、ピン61bはアーム65cと接触した状態になり、また、アーム65cが動いて、そのピン65dが点28dを中心として軸支回動するレバー621に接するようになる。しかしながら、その切欠部622cにピン65dが入っているので、レバー622は動かないままである。
こはぜ621bは、突端521bが2つの柱の間に位置するように七つ車661を動かし、レバー521は、車521aが車421と咬合するまで動く。このようにして、第一の時間計測カウンターが動かされる。同時に、こはぜ61cが星形車67aと協働して調整輪67を駆動する。
カム67bに当接する切換レバー64とカム間レバー69とは、また、傾斜して図4に示されている位置を取る。レバー64のこの傾斜によって、ピン64cが押しボタン25が通過した後の空間に入る。後で説明するが、このようにして、切換装置を作動させるカップリングクラッチ構造の機能が満たされる。レバーのこのような動きは直接的な効果を与えず、レバーによってなされることは、後述のように、引き続いて作動されるように部品を配置することである。
図6にのみ示されているが、押しボタン24が押されたときに復針レバー72も支軸を中心とした回動をする。実際、七つ車661が回転するので、突端721cが七つ車の柱によって持ち上げられる。すると、末端部721d, 722d, 721e及び722eがクロノグラフ歯車列の車、特に車421及び422を解放する。
状態Aにおいては、押しボタン25と協働する部品がないので、押しボタン25にどのような操作をしても何の影響も出ないことに注意されたい。しかしながら、押しボタン26を押すと、制御レバー71が軸を中心とした移動をする。この状態で、復針レバー72は初期化位置にある。即ち、クロノグラフ歯車列の車に取り付けられているハートカムに当接する。後述するが、このように、制御レバー71のこの動きは何の影響も与えない。
図4に示されているように、機構が状態Aから状態Bに移行した後には、押しボタン24又は25を作動させることが可能になる。しかしながら、押しボタン26をどのように操作しても、何も変わらない。復針レバー72は車から外れ、制御レバー71はピン72bから離れるが、復針レバー72はその突端722cを七つ車662の柱に当接させて静止状態になる。
図3を参照して先に記載したのと同様に、状態Bにおいて押しボタン24を押すと、レバー61が動き、七つ車661と調整輪67とが一歯動く。七つ車661が回転することによって、車521aと車421との連結が再び外れるように、突端521bが七つ車の柱に当接する。
こうして、機構は状態C、即ち、第一のカウンターが停止して第一の計測時間を表示し、第二のカウンターがゼロを指している状態になる。この状態において、機構は図3に示されている配置と同じ配置を有している。しかしながら、状態AとCとの間には、2つの相違点がある。第一の相違点は、第一の計測時間用のカウンターは0を指してはいないことで、第二の相違点は、復針レバー72が車を解放する位置にあって初期化位置にはないことである。これらの相違点は図3には表れていない。
使用者が押しボタン25を押すと、押しボタン25はピン64cに当たり、切換レバー64のアーム64bをその本体64a上の軸を中心として動かす。
ピン64cは、同時にその指状突起621d及び622dに当たってレバー621と622とを押し、こはぜ621cと622cとがそれぞれ七つ車661と662とを一歯回転させる。2つの柱の間にあるレバー521は動いて柱に乗り上げ、一方、柱に乗り上げていたレバー522は2つの柱の間に落ちる。その結果、車521aは車421から離れ、第一計測時間の計時を停止する。一方、車522aは車422と連結し、第二計測時間の計時が開始される。
アーム64bの動きによって、こはぜ64dは調整輪68を一歯押す。選択レバー65の突端65bが調整輪68に当たっているので、選択レバー65は傾斜し、ピン65dが切欠部621cに入り込む位置を占める。
このようにして、図5に示される機構は状態Dに移行した。この状態において、押しボタン26を如何に操作しても何の影響も出ない。しかしながら、今回は、復針レバー72の傾斜を妨げているのは七つ車662である。
状態Dにおいて、押しボタン24及び25による機構の作動を行うのは可能である。先に記載した方法と類似の方法で、押しボタン24を押すと、レバー61が動いて、ピン65dがレバー622のみを制御する位置にアーム65cを移動させる。レバーは七つ車622を一歯回転させ、レバー522が柱に乗り上げて車522aと車422との連結が外れる。第一のカウンター同様、第二のカウンターはこのようにして停止される。したがって、この状態は、図示される部品が状態Cと同じ配置を占める状態Eに対応する。唯一の相違は、針21の位置であり、この状態においては計測した時間を示しているのに対し、状態Cでは0を指している。
機構が、図5に示されている状態Dにあるときには、押しボタン25を押すとアーム64bが再度動く。アーム64bと共に2つのレバー621及び622も動いて、停止していた第一のカウンターに、再度、計時を開始させる。一方、第二のカウンターは停止しており、これは状態Fに対応する。換言すれば、一方のカウンターが動作しているときは、押しボタン25を押すと動作しているカウンターを停止させ、他方のカウンターを動作開始させる。
状態Eにあるときの機構の制御は、状態Cにあるときの機構の制御と同じであり、状態Bにあるときの機構の制御は、状態Fにあるときの機構の制御と同じである。したがって、このような状況についてはこれ以上詳述しない。
機構が状態C又はEにあるときには、図6から理解されるように、押しボタン26を押して制御レバー71のピン71aに当てることによって、カウンターを再初期化することが可能である。押しボタン26がピン71aに当たると、制御レバー71が動いてアーム71cがピン71bを抱えないようになる。2つの突端721c及び722cが車661及び662の2つの柱の間にあるので、復針レバー72にばねF72の力がかかり、末端部721d, 721e, 722d及び722eがクロノグラフ歯車列の車に取り付けられているカムを動かして、車を元の位置に戻す。
さらに、突端71bがこはぜ69dを押して、このこはぜが星形車68aを押すことによって調正輪68を動かし、選択レバー65が、押しボタン24を押すと第一の時間計測カウンターを作動開始させる位置を占めるようになる。
これまでに記述してきた機構が一態様に過ぎないことは明らかである。本発明の範囲から離れることなく、他の部品や異なる形態をした同じ部品を用いた変形例によっても同じ目的を達成することは可能である。
これまで記載してきた発明は、フライバック針を有するクロノグラフ機構よりも少ないエネルギーしか必要としないにも関わらず、より複雑で正確な計測を可能にする。
図1は、本発明の機構を含む時計を示している。 図2は、図1の時計の動作チャートである。 図3は、操作中の主要なステップの1つに対応する位置にある、本発明の機構を示している。 図4は、操作中の主要なステップの1つに対応する位置にある、本発明の機構を示している。 図5は、操作中の主要なステップの1つに対応する位置にある、本発明の機構を示している。 図6は、操作中の主要なステップの1つに対応する位置にある、本発明の機構を示している。

Claims (4)

  1. ・ムーブメントの部品を支持するフレーム(28)、並びに
    ・動力源、タイムベース及び調速輪列を含み、現在時刻を計時する手段
    を有するムーブメントと協働する、
    ・時間計測手段(40)、
    ・前記時間計測手段を、現在時刻計測手段と咬合させ、また該現在時刻計測手段から解放するように設計された連結手段(50)、及び
    ・前記連結手段(50)を作動させる手段(60)
    を有するクロノグラフ機構において、
    ・前記時間計測手段(40)は第一のクロノグラフ歯車列(421)及び第二のクロノグラフ歯車列(422)を有し、各歯車列は針(20, 22; 21, 23)を担い、それぞれ第一及び第二の計測時間を確実に表示し、
    ・前記連結手段(50)は、前記調速輪列をそれぞれ第一のクロノグラフ歯車列と第二のクロノグラフ歯車列とに連結する、第一カップリングクラッチ(521)と第二カップリングクラッチ(522)とを有し、
    ・前記作動手段が
    −一方のカップリングクラッチ又は他方のカップリングクラッチ(521, 522)を咬合又は解放する制御装置(61, 65)、及び
    −それを作動することによって、咬合しているカップリングクラッチが解放され、解放状態にあるカップリングクラッチが咬合する切換装置(64, 65)
    を有することを特徴とするクロノグラフ機構。
  2. 前記作動手段が、前記時間計測手段(40)をゼロにリセットするのを制御する初期化装置(70)をさらに有することを特徴とする、請求項1に記載の機構。
  3. 前記切換装置(64, 65)が、クロノグラフ歯車列(421, 422)の一方が連結されているときのみに作動するように制御する連結構造体(64b, 64c, 64d)を有していることを特徴とする、請求項2に記載の機構。
  4. 前記作動手段(60)が、クロノグラフ歯車列(421, 422)の一方が連結されているときには前記初期化装置(70)が作動されないように制御する固定構造体(662, 664)を有することを特徴とする、請求項1〜3に記載の機構。
JP2004514016A 2002-06-13 2003-06-13 クロノグラフ機構 Expired - Fee Related JP4323424B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP02013067A EP1372117B1 (fr) 2002-06-13 2002-06-13 Mécanisme de chronographe
PCT/IB2003/002314 WO2003107278A2 (fr) 2002-06-13 2003-06-13 Mecanisme de chronographe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005529351A true JP2005529351A (ja) 2005-09-29
JP4323424B2 JP4323424B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=29558329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004514016A Expired - Fee Related JP4323424B2 (ja) 2002-06-13 2003-06-13 クロノグラフ機構

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1372117B1 (ja)
JP (1) JP4323424B2 (ja)
CN (1) CN100468466C (ja)
AT (1) ATE392679T1 (ja)
AU (1) AU2003233088A1 (ja)
DE (1) DE60226132T2 (ja)
ES (1) ES2303537T3 (ja)
HK (1) HK1060790A1 (ja)
RU (1) RU2312385C2 (ja)
WO (1) WO2003107278A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120190A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse コラムホイールを備えるクロノグラフ機構、及びこれを含む時計ムーブメント
JP2014235165A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 時間情報を記憶及び表示するための時計機構

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1959317B1 (fr) * 2007-02-14 2010-04-28 Maurice Lacroix SA Mécanisme de transmission commutable
CH702992A1 (fr) * 2010-04-23 2011-10-31 Francois-Regis Richard Mecanisme de chronographe.
CH703008A1 (fr) * 2010-04-23 2011-10-31 Francois-Regis Richard Mecanisme de chronographe, mouvement horloger et piece d'horlogerie comprenant un tel mecanisme.
EP2743781B1 (fr) * 2012-12-11 2019-06-12 Nivarox-FAR S.A. Dispositif d'assemblage par verrouillage d'un emboîtement
JP6564561B2 (ja) 2013-05-31 2019-08-21 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 時間情報を記憶及び表示するための時計機構
EP2881810B1 (fr) * 2013-12-03 2021-02-24 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Procédé d'affichage de tendance sur chronométrage et pièce d'horlogerie associée
ES2666046T3 (es) * 2014-10-30 2018-04-30 Société Anonyme de la Manufacture d'Horlogerie Audemars Piguet & Cie Mecanismo de cronógrafo y pieza de relojería que comprende su aplicación
CH710362A1 (fr) 2014-11-13 2016-05-13 Société Anonyme De La Mft D'horlogerie Audemars Piguet & Cie Dispositif de rattrapante à train épicycloïdale pour pièce d'horlogerie.
CN106354003A (zh) * 2016-11-07 2017-01-25 深圳智能表芯科技有限公司 一种可切换模式的三按键智能手表控制方法及其智能手表
CN106354004A (zh) * 2016-11-07 2017-01-25 深圳智能表芯科技有限公司 一种可切换模式的双按键智能手表控制方法及其智能手表
EP3913443A1 (fr) * 2020-05-22 2021-11-24 Patek Philippe SA Genève Dispositif de commande pour mécanismes horlogers
WO2023105270A1 (fr) * 2021-12-09 2023-06-15 Mb & F Sa Mouvements horlogers à chronographe et leur application dans des pièces d'horlogerie

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH1328070A4 (ja) * 1970-09-04 1972-12-15
DE2535479A1 (de) * 1975-08-08 1977-02-17 Otto Kaiser Zeitmessgeraet zur ueberwachung der spielzeit bei schachturnieren
US6466518B1 (en) * 1998-04-21 2002-10-15 Seiko Epson Corporation Time measurement device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120190A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse コラムホイールを備えるクロノグラフ機構、及びこれを含む時計ムーブメント
JP2014235165A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 時間情報を記憶及び表示するための時計機構

Also Published As

Publication number Publication date
HK1060790A1 (en) 2004-08-20
RU2005100507A (ru) 2005-06-10
WO2003107278A2 (fr) 2003-12-24
ES2303537T3 (es) 2008-08-16
AU2003233088A8 (en) 2003-12-31
DE60226132T2 (de) 2009-05-28
ATE392679T1 (de) 2008-05-15
CN1659596A (zh) 2005-08-24
WO2003107278A3 (fr) 2004-05-21
RU2312385C2 (ru) 2007-12-10
DE60226132D1 (de) 2008-05-29
JP4323424B2 (ja) 2009-09-02
CN100468466C (zh) 2009-03-11
AU2003233088A1 (en) 2003-12-31
EP1372117B1 (fr) 2008-04-16
EP1372117A1 (fr) 2003-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4323424B2 (ja) クロノグラフ機構
JP5138602B2 (ja) タイムピースクロノグラフ時計のムーブメント
JP3054884B2 (ja) ストップウォッチ
JP4424670B2 (ja) クロノグラフ時計のムーブメント
CN103765333B (zh) 用于驱动适于钟表的指示器的机构
JP5219430B2 (ja) 計時器用ゼロリセット装置
US8432772B2 (en) Chronograph
US20130100781A1 (en) Chronograph mechanism, clockwork movement and timepiece comprising such a mechanism
JP2019109229A (ja) 安全機能を有するクロノグラフリピータ機構
JP3568763B2 (ja) 発停レバー及びクロノグラフ受を備えたクロノグラフ時計
JP2009150888A (ja) クロノグラフ機構、時計ムーブメントおよびそのような機構を有する時計
JPH11183652A (ja) クロノグラフ時計
US6975561B2 (en) Chronograph mechanism
JP2008524620A (ja) 多重表示装置およびその設定/較正方法
JP5270689B2 (ja) 時計制御部材のための耐衝撃装置
KR102171674B1 (ko) 안전 기능을 갖는 크로노그래프 리피터 메카니즘
US7275859B2 (en) Display device for watch
JP5070217B2 (ja) 時計のムーブメント
KR20170046589A (ko) 기계식 시계용의 조절가능한 스누즈 타이머
US9720379B2 (en) Chronometer with speed selector
US11860583B2 (en) Actuating mechanism for a timepiece movement, in particular chronograph mechanism comprising such an actuating mechanism
JPH1123741A (ja) クロノグラフ時計
JP3568907B2 (ja) 停止レバーを備えたクロノグラフ時計
JP2002107472A (ja) 作動レバー規制部材を備えたクロノグラフ時計
JP2001281364A (ja) 復針レバーを備えたクロノグラフ時計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees