JP2005528578A - 積重ねプレート熱交換器 - Google Patents

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Abstract

複数の積重ねプレート対(12)を備え、各プレート対が、中央部分の間で画定された細長い流路(62)を有する封止可能に接合された縁部部分によって包囲された細長い中央部分(34)を有する第1および第2のプレートを備える積重ねプレート熱交換器(10)。各プレート対は、流路と流体連通する間隔を置いて配置された入口(26)および出口開口部(28)を有し、プレート対の少なくともいくつかは、接合された縁部部分から外側に周囲に延在する実質的に平坦な空気側フィン・プレートを有し、積重ねプレート対のフィン・プレートは互いに間隔を置いて実質的に平行に配置される。流路は空気流の方向に対してある角度を付けて配置することができる。

Description

本発明は、熱交換器に関し、より詳細には、その間で流路を画定する積重ねプレート対(stacked plate pairs)から作成された熱交換器に関する。
たとえばディーゼル乗用車(diesel passenger vehicle)などで使用される車両の燃料系統では、当技術分野で周知のように、燃料系統から燃料タンクに戻される過剰な燃料を冷却するため、空気冷却器への燃料が必要とされることが多い。燃料冷却器の車両エンジン室内への設置は、限られた空間と高い周囲温度のため、通常は実用的ではない。代わりに、燃料冷却器を車両の本体の下に外部に設置することが可能な場合が多い。たとえば乗用車では、燃料冷却器をフロア・パンの下に設置することができる。
一般に、アンダーボディ取付型冷却器(underbody mounted cooler)を搭載するには、非常に限られた空間しかない。たとえば乗用車では、フロア・パンの下に取付ける冷却器に使用可能な全空間は、高さが約35mm、長さが約1〜2m、かつ幅が約120mmである。したがって、アンダーボディ冷却器(underbody cooler)はコンパクトであり、高い熱交換効率を有することが重要である。また、アンダーボディ冷却器は、岩屑や他の物体にさらされるため、非常に耐久性がなければならない。
現在のアンダーボディ燃料冷却器は、一般に、2つの範疇に分類される。すなわち、プレート上蛇管型冷却器(serpentine tube on plate cooler)と押出し加工型冷却器(extrusion type cooler)である。プレート上蛇管型冷却器は、アルミニウム・プレートに接着(ろう付け)された蛇管で構成される。このプレートは、空気流境界層(air flow boundary layer)を遮る働きをするランス付きルーバを有することができる。押出し加工型冷却器は、隣接する流路部分とともに押出し加工されたアルミニウム製フィン付部分を備える。押出し加工後、流路部分の対向する端部を閉鎖し、入口および出口フィッティングを設ける。アンダーボディ取付型燃料冷却器は通常、低い燃料質量流れ速度(fuel mass flow velocity)および速度依存型空気質量流れ(speed dependent air mass flow)を有し、伝熱に関しては、通常「空気側(airside)が制限されている」。押出し加工型冷却器は、通常、空気流の混合(すなわち、空気側の伝熱境界層の破壊)が制限される問題がある。プレート上蛇管型冷却器は通常、空気流の混合が制限され、空気側の伝熱面積が比較的小さいことが問題である。
押出し加工型およびプレート上蛇管型の冷却器の他の熱交換器の代替形態は、たとえば本発明と同じ譲受人に譲渡される、1997年12月2日に発行の米国特許第5,692,559号に記載されている、積重ねプレート対熱交換器である。通常、積重ねプレート対熱交換器は製造費用効率が高く、油冷却器などの応用例に広範に使用されている。しかし、既存の積重ねプレート対熱交換器は、一般に、アンダーボディ熱交換器として使用されるように構成されていない。
したがって、アンダーボディ冷却器として使用されるように構成され、改善された空気流混合および伝熱面積を提供する積重ねプレート対熱交換器を提供することが望ましい。
本発明の一態様により、複数の積重ねプレート対を備え、各プレート対が、中央部分の間で画定された細長い流路を有する、封止可能に接合された縁部部分によって包囲された細長い中央部分を有する第1および第2のプレートを備える積重ねプレート熱交換器を提供する。各プレート対は、流路と流体連通し間隔を置いて配置された入口および出口開口部を有し、プレート対の少なくとも一部は、接合された縁部部分から外側に周囲に延在する実質的に平坦なフィン・プレートを有し、積重ねプレート対のフィン・プレートは互いに間隔を置いて実質的に平行に配置されている。
本発明の他の態様により、整列したプレート対の積重ねを備え、各プレート対が、間隔を置いて配置された入口および出口開口部を有する細長い流路を画定する細長い中央部分を有する2つのプレートを備え、各プレート対がその流路から周囲に延在する細長いフィン・プレートを備える、積重ねプレート熱交換器を提供する。このフィン・プレートは、細長い平行の間隔を置いて配置された第1および第2の縁部を有し、流路は、間隔を置いて配置された第1と第2の縁部の間に長手方向に配置され、第1および第2の縁部に対してある角度で延在する。
次に一例として本発明の例示の実施形態を添付の図面を参照して説明する。図面では、同様の参照番号は同様の要素および特徴を指すために使用される。
先ず図1および2を参照すると、本発明による熱交換器の例示の一実施形態が全般的に参照番号10で示されている。熱交換器10は、第1と第2の端部支持プレート14と16の間にはさまれた複数の積重ねプレート対12から形成される。それぞれ第1および第2の端部支持プレート14、16は、前部および後部の水平取付フランジ18、20を有し、各取付フランジ18、20は、熱交換器10を所望の位置に取付けるためのフランジを貫通して形成された1つまたは複数の取付穴22を有する。第1および第2の端部支持プレートは、熱交換器10に不可欠ではなく、省略、変更、または熱交換器10の取付けに適した他の構成のものと置き換えることができる。
自動車に用いられる場合、熱交換器10は通常、アンダーボディ冷却器として使用される。一応用例では、この熱交換器は燃料系統から燃料タンクに戻る過剰な燃料を冷却するために使用することができるが、他の応用例では、他のタイプの流体を冷却するために使用することもできる。図3は、自動車24のフロア・パンの下に取付けられた熱交換器10を示す。熱交換器10を定位置に取付けた場合、入口フィッティング26および出口フィッティング28(図1および2を参照)が燃料系統内の燃料戻り管路(図示せず)に連結されて、戻る燃料が熱交換器10を通過するようになされている。
次に図1、2、および4〜7を参照して、プレート対12の構成をかなり詳細に説明する。図4および5は、それぞれ各プレート対12を作成する第1および第2のプレートの例示の実施形態を示す。第1のプレート30は、平坦な縁部部分36によって包囲された細長い中央平坦部分34を備え、縁部部分36は、周囲に延在する実質的に平坦なフィン・プレート部分38によって包囲されている。一連のリブ40が中央平坦部分34に沿って形成されている。今説明した実施形態では、第1のプレート30の前端37に比較的近いリブ40は平行で、第1の方向に傾斜するように方向付けられ、プレート30の後端39に比較的近いリブ40は平行で、第2の反対の方向に傾斜するように方向付けられ、中央の三角形ボス42が2組の反対向きに方向付けられたリブ40の間に形成されている。
第2のプレート32は、周囲の平坦な縁部部分46によって包囲された細長い中央平坦部分44を備え、一連のリブ48が中央平坦部分44に沿って形成されている点が第1のプレート30の構成と同様の構成を持つが、今説明した実施形態では、第2のプレート32はフィン・プレート部分を有していない。第1のプレート30と同様に、第2のプレート32の前端50に比較的近いリブ48は平行で、1つの方向に傾斜するように方向付けられ、プレート32の後端52に比較的近いリブ48は平行で、反対の方向に方向付けられ、中央の三角形ボス50が2組の反対向きに方向付けられたリブ48の間に形成されている。
図4では、第1のプレート30の外面を示し、リブ40および三角形ボス42が頁から外に出るようになっているところが示してある。図5では、第2のプレート32の内面を示し、リブ48およびボス50が実際には頁から中に入るようになっているところが示してある。(図6および7で最も良く見ることができるように)第1および第2のプレート30および32は、ともに配置され、縁部部分36、46の周りで封止可能に連結されてプレート対12を形成し、流路62がプレート30、32の中央平坦部分34と44の間で画定される。より具体的には、以下にかなり詳細に記載するように、今説明した実施形態では、重ねられたリブ40、48によって、プレート対12の入口端から出口端まで延在する流路62が設けられる。
例示の一実施形態では、プレート30、32は、ろうで被覆されたアルミニウムまたはアルミニウム合金から打ち抜き加工されたものであるが、打ち抜き加工、ロール・フォーミングなど様々な方法で成形された他の適した金属および非金属材料を、特定の熱交換器の応用例に要望通りに使用することができる。
例示の一実施形態では、第2のプレート32が第1のプレート30内に形成されたポケット内に入れ子にされ、それによって各プレート対12の組み立て中に新奇の自己位置決めかつ自己位置合せ機能が提供される。図7および7Aで最も良く見ることができるように、平坦な縁部部分36および46はそれぞれ、衝合する対向平面66、68を備える。第1のプレート30の平坦縁部部分36は、第2のプレートの縁部部分46よりもわずかに大きく、平坦縁部部分36から横方向に延在する周囲位置決め壁64内で終端する。平坦なフィン38は、縁部部分36の平面に平行の平面内で位置決め壁64から外側に延在して、位置決め壁64が縁部部分36と平坦なフィン38の間の段を提供するようになされている。したがって、位置決め壁64および縁部部分36は、図7Aの参照番号65で全般的に示したポケットを画定し、その中に第2のプレート32の縁部部分46が入れ子になされている。上記のように、好ましくは、第1のプレートの縁部部分36は第2のプレートの縁部部分46よりもわずかに大きく、その結果位置決め壁64は第2のプレートの縁部46からわずかに間隔を置いて配置されて、ろう付け材料が空間70に固定接合部を提供することができるようになっている。さらに、空間70によって、熱交換器プレート対の積重ねの組み立て中に、プレート32がリーフ・スプリングとして働いて、第2のプレート32を第1のプレート30に対して幾分圧縮することができるようになり、プレート対の積重ねのろう付け中に封止の信頼性を向上させることが可能になる。入れ子式プレート対構造の結果、アセンブリ取付具によるプレート対への圧縮力が、プレート積重ね全体にわたって均等に伝達され、ろう付け中にプレートを定位置に保持する自己取付機構が提供される。ポケット65は、熱交換器の組み立て中に、プレート30、32の相対的位置付けを容易にし、熱交換器の組み立ておよびろう付け中に、第1および第2のプレートの相対的位置を維持して、上記のように自己位置決めかつ自己位置合せ機能を提供する。
やはり図4および5を参照すると、第1および第2のプレート30、32には、それぞれ入口開口部58および出口開口部60を画定する端部ボス54、56も形成されている。プレート対12を積み重ねる場合、入口開口部58は全て入口フィッティング26と位置合せされて連通し、出口開口部60は全て出口フィッティング28と位置合せされて連通する。こうすると、端部ボス54全てが入口マニホルドを形成し、端部ボス56が全て出口マニホルドを形成して、流体がプレート対12全てを通って平行に流れるようになる。しかし理解されるように、入口開口部58の一部および出口開口部60の一部を選択的に閉鎖し、または省略することができ、当業者には理解されるように、流体が各プレート対12を直列式に通り、または一部直列/並列の多重通路の組合せで流れるようにすることができる。多重通路構成では、入口および出口フィッティングを同じマニホルドに連結することができる。
図5で示したように、第2のプレート32の対向する端部50、52を都合よく異なる形に(端部50が正方形コーナを持ち、端部52が丸みを付けたコーナを持つように)することができる。第2のプレートをその中に受ける第1のプレート30のポケットの端部は対応する形を有し、第2のプレートの縁部が適切に方向付けられた場合に、第2のプレートの縁部をポケット内だけで受けて、プレート対の不正なアセンブリを防止することができるようになされている。
図6は、プレート対12の一部を示しており、第2のプレート32は第1のプレート30の背後に配置されているために、図から隠れている。第2のプレート32のリブ48は、破線の想像線で示してある。第2のプレートのリブ48は、第1のプレートのリブ40と協働して、想像線の矢印72で示したように、プレート対12の長さに沿ったジグザグ・パターンを持つ流路62を画定する。図1を参照すると、プレート対12の流路62は、流路を画定するジグザグ通路72に沿って全般的に示されている。上記で述べた米国特許第5,692,559号から明らかであるように、プレート対のプレート上に形成された協働するリブを使用して流路に沿って燃料の混合をもたらすことは周知であり、本発明の図4〜6で示したもの以外に、様々な十字交差リブ構成が可能である。一例として、各リブが対向プレート上で、図で示したように2つだけではなく3つのリブと連通することができる。さらに、一部の実施形態では、リブの方向付けをプレート対の中間点で変更せずに、リブ全てをプレートの全長で平行にすることもできる。したがって、図で示したような熱交換器10のプレート対で使用される正確な十字交差リブのパターンは必要ではなく、適した代替構成を使用することができる。
プレート対12が積重ね内で平行に配置される場合、隣接するプレート対からのリブは、互いに接触してろう付けされ、プレート対12の積重ねに強度および剛性がもたらされる。隣接するプレート対12の間で衝合するリブ40、48が、図2の上部に、第1の2つのプレート対12上に示してある。図2では詳細に示していないが、理解されるように、隣接するプレート対の間で衝合するリブは、プレート対の積重ね全体を通じて連続する。エアダクトまたは空気路74が隣接するプレート対の衝合リブ40、48の間に形成されて、空気が隣接するプレート対の間を流れることによって、空気と各プレート対12内に画定された流路62内を流れる流体の間の熱交換が容易になる。プレート対の積重ね中に同一のプレート対12が使用される場合、隣接するプレート対の衝合するリブの間の接触は非連続的になり、図で示した例では、各リブは隣接するプレート対上の2つのリブと接触する。あるいは、本発明の他の例示の実施形態では、隣接するプレート対上のパターンは、各リブがリブの全長に沿って隣接するプレート対のリブと接触するように保有される。例示の一実施形態では、この代替実施形態は、代替プレート対の端部を端部に対して180°回転させることによって実施される。
図8〜10を参照してさらに説明すると、図8は、それぞれプレート32A、30A、および32B、30Bから形成された2つの隣接するプレート対12Aおよび12Bを示す概略上面平面図である。図8では示していないが、接触するリブ48、40、および空気路74がプレート対12Aと12Bの間に配置されている。図9は、各プレート対が同一に方向付けられている、本発明の一実施形態におけるリブ40および48の方向付けを示す、矢印76で示した方向から見た各プレートを示す概略側面図である。図10は図9と同様であるが、隣接する対のプレートが180°回転されて、リブの方向が隣接プレート対の間で反対になっている実施形態を示す。図9の実施形態では、プレート30Aのリブ40(こうしたリブ40は図で示したように頁から外側に延びる)は、プレート32Bのリブ48(こうしたリブ48は図で示したように頁から内側に延びる)と衝合する。このリブは非連続的に衝合し、プレート対12Aと12Bの間で一連の空気路が画定される。図10の実施形態では、プレート30Aのリブ40もプレート32Bのリブ48と衝合する。しかし図9と違って、隣接するプレート対の衝合するリブは、同様に方向付けられて、各リブ40がその全長に沿って対応するリブ48と連続して衝合するようになされている。図10の実施形態では、図9の実施形態よりも大きい、プレート対の間の真直ぐな空気流通路が設けられる。
各プレート対12の周囲に延在するフィン・プレート部分38は、こうしたフィン38を有していない以前のプレート対式熱交換器よりも広い熱交換表面積を提供する。フィン38は、その間に流路62が画定されるプレートの対向する中央プレート部分34、44から「空気側」に延在する。図1を参照すると、例示の一実施形態では、熱交換器を矢印80で示した方向に移動させた場合、空気は空気流の矢印78で示したように、平行のフィン38内を通過し、リブ付きプレート部分の間の空気路74内を通って流れ、流路62を通過する流体から熱を奪う。今説明した実施形態では、熱交換器のプレート対12は、そのリブ付き部分に移動方向に対する角度が付けられるように構成されている。具体的には、図1から理解されるように、プレート対12は、流路62が流路62の後続側端部(trailing end)よりも低い先行側端部(leading end)を有するように構成されている。図4で分かるように、例示の一実施形態では、三角形のフィン・プレート部分38は角度を付けた構成の利点が得られるサイズであり、フィン・プレート部分38は、第1のプレート30のリブ付き中央部分34の前端から比較的高い高さH1だけ、中央部分34の後端から比較的低い高さH2だけ延びる。換言すれば、図4から理解されるように、フィン・プレート部分38は、端部37と39の間で長手方向に延びる長手方向の上部および下部の周縁部134、136を有する。流路62を画定するプレート対の一部(具体的には細長い中央部分34、44)は、端部37と39の間の距離の大部分に延びるが、フィン・プレート縁部に平行ではなく、フィン・プレートの縁部に対してある角度を付けて延びる。
やはり図4を参照すると、延在するフィン部分を強化し、またフィンの間を通る空気の境界層を破壊するために、突起または小凹点84および86を第1のプレート30のフィン・プレート部分38内に都合よく形成することができる。図で示した例では、第1の対の小凹点84、86がプレート30の下部後端39の付近に設けられている。図4Aで分かるように、小凹点84および86は反対方向に延びている。第2の対の小凹点84、86は、プレート30の上部前端37の付近に設けられる。図2で分かるように、前端37にある小凹点84、86は、後端39にある相手側小凹点の反対方向に延びて、プレート30が代替プレート対12内で180°回転された場合に、1つのプレート対12の小凹点84、86が、それぞれ隣接するプレート対の小凹点84、86と衝合し、ろう付けされるようになされている。
図11を参照して、プレート対の角度を付けた方向付けをかなり詳細に論じる。図11は、自動車24の本体の下に設置された熱交換器10を示す図である。高さHは、地面82から自動車24の下側までの距離を表し、高さaはアンダーボディと熱交換器10の間の指定された間隙を表す。高さH−bは、地面と自動車の任意の部分の間で必要とされる間隙を表し、b−aは熱交換器10に使用可能な高さである。図11で示したように、空気速度プロフィールは、アンダーボディから地面までy方向にほぼ線形である。最適空気側伝熱に関しては、冷却器を最速で流れる空気内に配置することが望ましい。傾斜角αは、水平に対する流路62の全般的方向の角度を指す。冷却器を通る最大空気流に関してはa=90度であるが、この角度は長さL>b−aのどの熱交換器にも不可能である。傾斜角αは0より大きくても、あるいは0未満でもよい。(図11で示したように)正の角度は、熱交換器の流路の前縁部が後縁部よりも高い場合に生じ、負の角度は熱交換器の流路の後縁部が前縁部よりも高い場合に生じる。負のαでは、熱交換器と車両のアンダーボディの間に、その間の通路が狭くなるため、図11の矢印78で示したように、空気が熱交換器の後続側半部を通るように強制して、高圧空気ゾーンを生成することができる。一部の応用例では、熱交換器の前縁部を正のαで上向きに方向付けることができる。角度αは、熱交換器の用途によって熱交換器に課せられた寸法制約に依存する熱交換器を通る空気流を最大にするように選択されることが好ましい。フィン・プレートの間を通る流路に対して角度を付けたフィン・プレートを有するプレート対を使用することによって、熱交換器のパッケージで使用可能な空間に対してフィン・プレートのサイズを比較的大きくすることができる。
図12は、熱交換器10の代替実施形態で使用される他のプレート対92を示す。プレート対92は、第1のプレート30内のリブ40が、プレートの中間点で方向を変更せず、プレート30の全長に沿って全て平行である点を除いて、プレート対12と実質的に同一である。同様に、第2のプレート32の(想像線で示した)リブ48も全て平行である。リブ40の水平に対する角度Aは比較的小さく、リブ40が流入空気流の方向78に対して平行に近くなるようになされている。こうした構成で、一部の応用例に伝熱の向上をもたらすことができる。プレート対92は、その上に複数の小凹点88が形成された後続側フィン・プレート部分90を備えることもできる。図12の図では、いくつかの小凹点88は頁の内側に延び、いくつかは頁から突き出ている。小凹点88は、熱交換器を通過する空気の空気流境界層をさらに破壊する働きをする。
図13〜16は、熱交換器10の他の実施形態で使用される他のプレート対94を示す。プレート対94は、相違点を除いてプレート対12と同様であり、その相違点は以下の説明から明らかになるであろう。プレート対94は、互いの鏡像でもよい2つの同様の対向プレート96Aおよび96Bから都合よく形成される。各プレート96Aおよび96Bは、周縁部分100を有し、2つのプレートの縁部部分100は互いに接合されてプレート対94を形成する。各プレート96Aおよび96Bは、中央平坦部分102も有し、各プレート対94の接合されたプレートの中央部分は間隔をあけており、プレート間に流路104が画定される。中央平坦部分102はプレート対12のようにリブ付きではなく、細長いタービュライザ(turbulizer)106が流路104内に配置されて、流路を通る流体流を増大させる(一部の応用例では、流路104にタービュライザが配置されていない)。周縁部分100は、中央平坦部分102から比較的長い距離だけ延在し、それによってプレート対94用の一体式に(integrally)形成された空気側のフィンの表面部分が提供される。プレート対12のプレートと同様に、プレート96には、それぞれ入口および出口開口部58、60を画定する端部ボス54、56が形成される。図14は、熱交換器のプレート対の積重ねの一部として並んで配置された2つのプレート対94を示し、空気路108がプレート対94の間に画定されている。
プレート対94の組み立てを容易にするため、位置決め突起部または半小凹点110、112をプレート96A,96Bの周縁部に沿って設けて、プレート対内でプレートの位置を調整する助けにすることができる。図13で示したように、空気流78の下流端で、半小凹点112は頁から外側に突き出て、半小凹点110は頁の内側に突き出ており、反対に空気流の上流端116で、半小凹点112は頁の内側に、半小凹点110は頁の外側に突き出ている。図15で示したように、プレート96A、96Bは、図16で示したように位置決め小凹点が位置合せされ入れ子になった状態で対合する。
図17はプレート対94のための他の可能なプレート対構成を示す。図17の実施形態では、上部フィン・プレート部分100はプレート対の1つのプレート96Aだけから延び、下部フィン・プレート部分100はプレート対94の他方のプレート96Bだけから延びている。図17の実施形態では、対向プレート96A、96Bの縁部部分128および130が接合されてプレート対128を形成する。各プレート96A、96B内で、フィン・プレート部分100は縁部部分130から周囲に延び、具体的には、縁部部分130およびフィン・プレート部分100に対して垂直の位置決め壁132によって縁部部分130に接合されている。プレート96A、96Bの位置決め壁132および縁部部分130は、プレート対128の他方のプレートの縁部部分128を受けるための切欠きを形成しており、逆もまた同様である。
一部の実施形態では、流路104内に単に部分的に周囲に延びるリブ(図示せず)を中央部分102上に設けて、流路104を通る流体の流れを増大することができる。
図18、19、および20は、熱交換器10内で使用するための、全般的に参照番号130で示した、他の可能なプレート対構成を示す。このプレート対130は、実質的にプレート対12と同様であるが、1つの顕著な相違点は、(リブではなく)小凹点132、134が、プレート30、32の間隔を置いた中央平坦部分34、44内に形成されて、流路62を通る流れを増大させていることである。図で示した実施形態では、小凹点132の中央の列は、流路62内に内側に延び、対向する小凹点132の内側端部は互いに接合されている。外向きに(空気側に)延びる小凹点134の2つの平行の列は、流路62に沿って設けられている。好ましくは、1つのプレート対130から延びる小凹点134が隣接するプレート対から延びる小凹点134と接触し、それによってコア積重ねに剛性が提供される他に、プレート対の間を流れる空気の境界層を破壊するための、流れを増大させる手段が提供される。プレート対12と同様に、プレート対130も、中央平坦部分34と44の間で画定された流路が、プレート対の三角形のフィン部分38に対して角度が付けられるように構成される。
図21〜23は、熱交換器10内で使用するための、全般的に参照番号150で示した、他の可能なプレート対構成を示す。プレート対150は、相違点を除いてプレート対12および130と同様の構成であるが、その相違点は以下の図およびこの説明から明らかになるであろう。プレート対150では、デルタ形ウィングレット(winglet)152が、プレート30の空気側のフィン・プレート部分38の先行側上部および後続側下部部分に沿って形成され、渦流および境界層の分離を引き起こすことによって、空気側の伝熱およびフィン・プレート部分の長さに沿ったリクリエーションを向上させる。一部の実施形態では、所望の熱交換器の性能に応じて、ウィングレット152が熱交換器の先行側端部付近にだけ選択的に配置され、また一部の実施形態ではウィングレット152が熱交換器の後続側端部付近にだけ選択的に配置される。ウィングレット152の存在によって、空気の渦流がそこから下流の空気流に生じ、フィン・プレート部分に衝撃を与える洗流空気流になり、局所の空気側の伝熱を向上させることができる。図22で示した、ウィングレット構成の一例では、(図22の矢印154で示した空気流の方向に対して)フィン・プレート部分38の上部に配置された先行側ウィングレット152の後に、2つの間隔を置いた対の後続側ウィングレット152が続いている。各ウィングレット対では、後続側ウィングレットは先行側ウィングレットに近接して先行側ウィングレットに対してある角度を付けて配置されて、2つのウィングレットが相補的に働いて空気側の渦流を引き起こすようになされている。デルタ形(三角形)ウィングレット152は、例示の実施形態では、フィン・プレート部分38から2つの側縁部に沿ってランスが付けられ、プレートから折りたたまれている。例示の一実施形態では、図23で最も良く見ることができるように、各ウィングレット152は、アスペクト比l/h=2、(図21〜23で示したX−Y平面で)到来する空気流に対する迎え角α=45°であり、フィン・プレート部分38から(X−Z平面で)X°=90°で折りたたまれて、最大表面積を到来する空気流内に突き出す。各ウィングレット対内でのウィングレットの間隔は、hに等しい。他のウィングレット構成および形状も様々な実施形態で使用される。
図21〜23で示した実施形態では、熱交換器プレート対150のプレートの中央平坦部分は、その中に形成された小凹点156、158を有する。小凹点156は、プレートから外側に突き出て、隣接するプレート対の背合わせのプレートからの小凹点156が、隣接するプレート対の間の空気側通路上で互いに接触するようになされている。小凹点158はプレート対内に画定された内部流路62内に内側に延び、そこで流体の流れを乱流化し(turbulize)、構造的強度を提供する。流路62は、プレート対150内で、入口および出口開口部58、60付近で比較的広くなり、開口部の間の領域では比較的狭くなっており、流路62を通る流体の相対速度を増加させるようになされている。
図24は、他の例示の実施形態による他の熱交換器160を示し、図25は、熱交換器160のプレート対を示す。熱交換器160は、相違点を除いて熱交換器10の構成と実質的に同様であるが、その相違点は図およびこの説明から明らかになるであろう。外部フィン・プレート166は、図で示した実施形態では波形フィン・プレートであり、熱交換器160内で、隣接するプレート対162の背合わせのプレート30と32の間の空気路168内に配置される。プレート対162内の、それぞれプレート30、32の中央平坦部分34、44は、流路62内に内側に延びる間隔を置いて配置された小凹点158とともに形成される。フィン・プレート166は、隣接するプレート対162のプレート30と32の中央平坦部分34と44との間で固定される。図25の破線166は、流路62に対するフィン・プレート166の位置を示す。例示の一実施形態では、フィン・プレート166のサイズは、中央平坦部分34、44(およびしたがって、流路62)のサイズと実質的に一致する高さおよび長さである。フィン・プレート166は、熱交換器160に空気側の熱交換器表面積および構造的剛性を提供することができる。延長されたフィン・プレート部分38は、フィン・プレート166に破片からの保護を提供する。フィン・プレート166は、たとえば拡張金属タービュライザ・プレートなどを含む他の乱流化構造と置き換えることができる。
流れを巡回させる挿入部164を熱交換器160内に設けて、熱交換器160の先行側端部でマニホルドを2つの半部に分けて、入口および出口フィッティング26、28を両方、熱交換器の先行側端部に配置する。ブラケット16および18は、熱交換器160の外側で、プレート30および32の後続側端部で開口部60を封止する。
当業者には明らかであるように、上記の開示に照らして、本発明の実施には、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、多くの変更および修正が可能である。したがって、本発明の範囲は頭記の特許請求の範囲に記載された要旨に従って解釈されるものとする。
本発明の一実施形態による積重ねプレート式熱交換器を示す側面図である。 図1の熱交換器を示す上面平面図である。 図1の熱交換器を取付けた乗用車を示す図である。 本発明の一実施形態による各プレート対の第1のプレートを示す側面図である。 図4の線IVa―IVaに沿って切り取った部分断面図である。 各プレート対の第2のプレートを示す側面図である。 図2の線VI−VIに沿って切り取った、対合するプレート上のリブの交差を示すプレート対の一部を示す拡大側断面図である。 図6の線VII−VIIに沿って切り取ったプレート対を示す断面図である。 図7の円で囲った部分を示す拡大図である。 2つの隣接するプレート対を示す概略上面平面図である。 本発明の2つの代替実施形態の1つを示す、図8の各プレートを示す概略側面図である。 本発明の2つの代替実施形態の他の1つを示す、図8の各プレートを示す概略側面図である。 車両の本体の下に設置された熱交換器を示す他の図である。 本発明の他の実施形態によるプレート対を示す概略側面図である。 本発明の他の実施形態による他のプレート対構成を示す側面図である。 互いに接合された図13の2つのプレート対を示す図である。 図13の線XV−XVに沿って切り取った断面図である。 図13の線XVI―XVIに沿って切り取った断面図である。 他の可能なプレート対構成を示す断面図である。 本発明の実施形態による他のプレート対構成を示す側面図である。 図18の線XIX―XIXに沿って切り取った断面図である。 図20の線XX−XXに沿って切り取った断面図である。 本発明の実施形態による他のプレート対構成を示す斜視図である。 図21のプレート対を示す部分側面図である。 図21のプレート対を示す拡大部分斜視図である。 本発明の他の実施形態による熱交換器を示す上面平面図である。 図24の熱交換器のプレート対を示す側面図である。

Claims (18)

  1. 複数の積重ねプレート対を備え、各プレート対が、中央部分の間で画定された細長い流路を有する封止可能に接合された縁部部分によって包囲された細長い中央部分を有する第1および第2のプレートを備え、前記流路と流体連通し間隔を置いて配置された入口および出口開口部を有する積重ねプレート式熱交換器であって、前記プレート対の少なくともいくつかは、前記接合された縁部部分から外側に周囲に延在する実質的に平坦なフィン・プレートを有し、前記積重ねプレート対の前記フィン・プレートが互いに間隔を置いて実質的に平行に配置されることを特徴とする、積重ねプレート熱交換器。
  2. 前記少なくともいくつかのプレート対ごとに、前記平坦なフィン・プレートが、第1のフィン端部と第2のフィン端部、およびその間に延在する第1と第2の間隔を置いて配置された細長い縁部を有し、前記流路が、前記間隔を置いて配置された縁部の間に配置され、前記第2のフィン端部よりも前記第1のフィン端部により近接して配置された第1の流路端および前記第1のフィン端部よりも前記第2のフィン端部により近接して配置された第2の流路端を有し、前記フィン・プレートの前記第1の細長い縁部に対してある角度で方向付けられ、前記第1および第2の流路端のうちの1つが前記第1と第2の流路端のもう一方よりも前記第1の細長い縁部に近接して配置され、前記プレート対の前記流路が全て共通の方向に方向付けられることを特徴とする、請求項1に記載の積重ねプレート熱交換器。
  3. 前記熱交換器が車両の本体の下に取付けられるように適合され、前記フィン・プレートの第1のフィン縁部が前記フィン・プレートの上縁部であることを特徴とする、請求項2に記載の熱交換器。
  4. 外部通路が隣接するプレート対のプレートの背合わせの中央部分の間で画定され、前記フィン・プレートが、それぞれ前記中央部分の間の外部通路と連通する前記フィン・プレートの間の外部通路を画定することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  5. 流体乱流化構造が前記中央部分の間の外部通路内に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の熱交換器。
  6. フィン・プレートを有する少なくともいくつかのプレート対について、各プレート対のフィン・プレートが、前記プレート対の第1および第2のプレートのうちの1つだけと一体式に形成されることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  7. 前記フィン・プレートを有する少なくともいくつかのプレート対ごとに、前記フィン・プレートが、前記第1のプレートと一体式に形成された第1のフィン・プレート部分、および前記第2のプレートと一体式に形成された第2のフィン・プレート部分から形成され、前記第1および第2のフィン・プレートがともに積重ねになされていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  8. 協働する位置決め突起部が前記第1および第2のプレートに設けられて、組み立て中に前記プレートが位置合せされることを特徴とする、請求項7に記載の熱交換器。
  9. 前記フィン・プレートを有する少なくともいくつかのプレート対について、前記第1のプレートが前記第1のプレートの縁部部分の外縁部の周りに横方向に延びるフランジを備え、前記第2のプレートの縁部部分が前記横方向に延びるフランジ内に入れ子になされ、前記フィン・プレートが前記横方向に延びるフランジの縁部から外側に延びることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  10. 間隔を置いて配置された外部突起部が前記フィン・プレート上に形成されて、フィン・プレートを横切る外部流体の流れを増大させることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  11. 前記突起部が前記フィン・プレートの下流側の半分だけに、または前記フィン・プレートの上流側の半分だけに配置されることを特徴とする、請求項10に記載の熱交換器。
  12. 前記突起部が、洗流空気流を前記フィン・プレート上に引き起こすための前記フィン・プレートの長さ上に形成されたウィングレットであることを特徴とする、請求項10または11に記載の熱交換器。
  13. 前記ウィングレットが実質的に三角形の突起部を有することを特徴とする、請求項12に記載の熱交換器。
  14. 前記ウィングレットの少なくともいくつかが相補対に配置されることを特徴とする、請求項13に記載の熱交換器。
  15. 前記中央部分が実質的に平坦であり、前記中央部分上に形成された第1の複数の斜めに方向付けられた平行のリブを有し、各プレート対内の前記第1および第2のプレートのリブが協働して前記流路の少なくとも一部を形成することを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の熱交換器。
  16. 前記フィン・プレートを有するプレート対ごとに、前記プレート対が細長い平行の間隔を置いて配置された第1および第2の縁部を有し、前記流路が前記間隔を置いて配置された第1と第2の縁部の間に配置され、前記第1および第2の縁部に対してある角度で延び、前記第1および第2のプレートのうちの少なくとも1つ上のリブが前記熱交換器を通る空気流の方向に対して平行に近くなるように方向付けられることを特徴とする、請求項15に記載の熱交換器。
  17. 各プレート対が、前記流路から周囲に延びるフィン・プレートを有し、各フィン・プレートが細長い平行の間隔を置いて配置された第1および第2の縁部を有し、前記プレート対の前記流路が前記間隔を置いて配置された第1と第2の縁部の間に長手方向に配置され、前記第1および第2の縁部に対してある角度で延びることを特徴とする、請求項1に記載の熱交換器。
  18. プレート対ごとに、前記第1のプレートの前記縁部部分が、前記第2のプレートの前記縁部部分の外周を包囲する横方向に延びる周囲位置決め壁を備えることを特徴とする、請求項17に記載の熱交換器。
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