JP2005525970A - エネルギー返還ホイールシステムおよび方法 - Google Patents

エネルギー返還ホイールシステムおよび方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005525970A
JP2005525970A JP2004507094A JP2004507094A JP2005525970A JP 2005525970 A JP2005525970 A JP 2005525970A JP 2004507094 A JP2004507094 A JP 2004507094A JP 2004507094 A JP2004507094 A JP 2004507094A JP 2005525970 A JP2005525970 A JP 2005525970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel assembly
actuator
chamber portion
elastic member
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004507094A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4664672B2 (ja
Inventor
ブライアン エー. ラッセル,
Original Assignee
ブライアン エー. ラッセル,
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ブライアン エー. ラッセル, filed Critical ブライアン エー. ラッセル,
Publication of JP2005525970A publication Critical patent/JP2005525970A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4664672B2 publication Critical patent/JP4664672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B9/00Wheels of high resiliency, e.g. with conical interacting pressure-surfaces
    • B60B9/02Wheels of high resiliency, e.g. with conical interacting pressure-surfaces using springs resiliently mounted bicycle rims
    • B60B9/10Wheels of high resiliency, e.g. with conical interacting pressure-surfaces using springs resiliently mounted bicycle rims of rubber or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

本発明は、幅広い範囲のホイール付きの車両および装置とともに使用するための例示的な車両ホイールアセンブリを提供する。1つの実施形態において、ホイールアセンブリ(100)は、エッジ(220、222)を有する第1および第2リム部分(210、212)を備える。このホイールアセンブリは、リムエッジ間にトラフ部分を配置するカートリッジを備える。このカートリッジは、複数の間隔を空けた突出部(310)、これらの複数の間隔を空けた突出部の上に配置された弾性部材(400)、この弾性部材の上に配置されたアクチュエータ(500)、およびこのアクチュエータの上に配置された牽引層(600)を備えるチャンバ部分(300)を備える。このアクチュエータは、ホイールアセンブリ荷重が積まれる場合、少なくとも部分的に、チャンバ部内に弾性層を圧縮するように構成される。

Description

本発明は、一般に、ホイールを取り付けたシステムに関し、特に、例示的にエネルギー返還特徴を有するホイールを取り付けたシステム、およびそのシステムを使用および作製する方法に関する。
古代より、ホイールは、種々の目的のため、そして種々の車両において用いられてきた。ホイールは、人間および貨物の輸送のための、荷車、自家用四輪馬車、四輪車、動力化車両および非動力化車両などを可能にした。そのような物のためのホイールアセンブリの設計は、その意図された使用を達成し得るタイヤとホイールの生産に集中していた。最初は、このことは、荒れた表面を行くのに十分な耐久力のあるホイールアセンブリの製作を含んでいた。
1900年初期における自動車の発明、ならびにゴムおよびゴム化合物の使用は、ホイールを取り付けたシステムの数および多様性を増加した。空気で膨らむゴムタイヤの導入は、多数の新たな設計上の問題を生じた。所望の弾力と安定性を有し、膨らませながらその完全性を維持し、衝撃およびパンクに耐性であるなどの、タイヤとホイールアセンブリを作製するために、多大な努力が払われた。また、舗装された表面や、滑らかな表面に対して、改善されたトラクションを提供するための、種々のトレッドパターンを開発することが、非常に多くの注目を集めた。
特に重要視されていないタイヤおよびホイールアセンブリの特徴の1つとしては、アセンブリのエネルギー返還特性が挙げられる。例えば、現在の自動車のタイヤは、一般的に、十分なトラクションを提供するが、その開発は、理想的な様式においてエネルギーを伝達するために、どのようにタイヤが道路表面と相互作用するのかについて、焦点を当ててはいない。従って、ホイールを取り付けたシステムが広範に使用されているにも関わらず、エネルギー返還の分野においては、なお、抜本的な改善の余地がある。
(発明の要旨)
本発明は、広範なホイールを取り付けた車両および器械に使用するための、例示的な車両ホイールアセンブリを提供する。1つの実施形態において、ホイールアセンブリは、第1の円周エッジを有する第1リム部、および、第2の円周エッジを有する第2リム部を備える。該第1リム部および第2リム部は互いに連結されて、2つのエッジの間にトラフ部を規定する。ホイールアセンブリは、第1円周エッジと第2円周エッジとの間の該トラフ部に配置されたカートリッジを備える。このカートリッジは、複数の間隔をおいた突出部を有するチャンバ部、複数の間隔をおいた突出部上に配置された弾性部材、弾性層上に配置されたアクチュエータ、および、アクチュエータ上に配置された牽引層を備える。アクチュエータは、ホイールアセンブリに荷重が積まれたとき、弾性層を少なくとも部分的にチャンバ部に加圧するよう適合されている。この様式において、ホイールアセンブリは、その回転の間に、ホイールアセンブリに対して、エネルギーの返還を提供し得る。
1つの局面において、間隔をおいた突出部が、突出部の少なくとも二つの円周リングを規定するように位置する。別の局面において、チャンバ部は、第1リップおよび第2リップを有するほぼトラフ形状のチャンバ部を備え、第1リップおよび第2リップと協同するか、および/または結合する、弾性部材を有する。
特定の局面において、弾性部材は、上面および下面を有し、その下面は複数の隆起したリッジを備える。その隆起したリッジは、複数の間隔をおいた突出部と協同するように位置する。その弾性部材の上面はまた、アクチュエータと協同する第2の複数の隆起したリッジを備え得る。隆起したリッジは、所望の位置において、弾性部材の厚みを増加する。1つの局面において、弾性部材は、複数の隆起したリッジがない位置での弾性部材の厚みに比して、隆起したリッジの1つを有する位置で約2倍の厚みである。
1つの局面において、弾性部材は、チャンバ部の外側リムと協同および/または結合し、ほぼ密閉にシールされたチャンバを規定する。代替的な局面において、密閉にシールされたチャンバは、1大気圧(ATM)未満の内圧を有するか、または、密閉にシールされたチャンバは、減圧チャンバである。
本発明の1つの局面において、アクチュエータは、円筒形のバンドを備え、そのバンドは、そこを通して形成された、間隔が離れた複数の穴を有する。その間隔が離れた穴はまた、間隔が離れた穴の少なくとも二つの円周リングを規定するように位置し得る。好ましくは、間隔が離れた穴は、前記チャンバ部内の、間隔が離れた複数の突出部と協同するように位置する。例えば、1つの局面において、ホイールアセンブリに荷重が積まれるとき、チャンバ部内の間隔が離れた突出部が、アクチュエータの間隔が離れた穴内に少なくとも部分的に延びるように適合される。
本発明の1つの局面において、牽引層が、筒形の牽引バンドを備え、その牽引バンドはそこを通して形成される間隔が離れた複数の穴を有する。再度、間隔が離れた穴は、牽引バンド内の間隔が離れた穴の少なくとも二つの円周リングを規定するように位置し得、そしてまた、間隔が離れた穴は、チャンバ部内の間隔が離れた複数の突出部と協同するように位置し得る。さらに、ホイールアセンブリに荷重が積まれるとき、チャンバ部内の間隔が離れた突出部が、牽引バンドの間隔が離れた穴内に少なくとも部分的に延び得る。
1つの局面において、ホイールアセンブリに荷重が積まれるとき、弾性部材は、間隔が離れたアクチュエータバンド穴内に少なくとも部分的に延びるように適合される。その荷重としては、動力化車両、非動力化車両、人間(一人または複数人)、貨物などが挙げられ得る。
代替的な局面において、牽引層は、実質的に非圧縮性のゴムを備え、弾性部材は、ゴムを備え、そして、チャンバ部およびアクチュエータは、ナイロンを備える。牽引層は、牽引層の外表面上に規定された溝パターンを有し得るが、有する必要はない。
別の実施形態において、本発明のホイールアセンブリは、第1の外側リムエッジおよび第2の外側リムエッジの間のホイールリムに結合するように適合されたカートリッジを備える。そのカートリッジは、複数の間隔をおいた突出部を有するチャンバ部、複数の間隔をおいた突出部上に配置された弾性部材、弾性層上に配置されたアクチュエータ、および、該アクチュエータ上に配置された牽引層を備える。ホイールアセンブリに荷重が積まれたとき、そのアクチュエータは、弾性層を少なくとも部分的にチャンバ部へ加圧するように適合される。1つの局面において、カートリッジは、ほぼ円筒状であり、そして、2つのリムエッジ間に配置される。
本発明の別の実施形態において、ホイールアセンブリは、アクチュエータ上に配置される牽引層を備え、この牽引層およびアクチュエータは、各々それを貫通して配置される複数の穴を有する。牽引層の穴はアクチュエータの穴に整列されている。このアセンブリは、ホイールリムに結合するよう適合されるチャンバ部分をさらに備え、このチャンバ部分は、その間に複数の間隙を有する突起部を有する凹部底を規定する内部エッジおよび外部エッジを有する。弾性部材が、チャンバ部分とアクチュエータ部分との間に配置される。弾性部材は、間隙を有する突起部の間のチャンバ部分内に延びるように適合され、そして間隙を有する突起部上のアクチュエータの穴の中に少なくとも部分的に延びるように適合される。
特定の局面において、牽引層、アクチュエータ、チャンバ部分および弾性部材は、各々ほぼ円柱の形状であり、アクチュエータおよびチャンバ部分は、牽引層および弾性部材より大きなフープ強度を有する。
本発明の他の特徴および利点は、以下の記載から明らかになり、この記載において、好ましい実施形態が、添付の図面と共に詳細に示される。
(発明の詳細な説明)
図1Aおよび図1Bは、本発明の実施形態に従うホイールアセンブリ100を描く。ホイールアセンブリ100は、広範囲のホイールの付いた車両(モーターを備えた車両またはモーターを備えない車両の両方)での使用を見出す。例えば、ホイールアセンブリ100は、自動車、トラック、スポーツ汎用車(SUV)、ミニバンなどで使用され得る。ホイールアセンブリ100は、単車、モータースクーター、モーターを備えないスクーター、および自転車などの二輪の車両との使用を見出す。さらに、本発明のホイールアセンブリ100は、他のホイールの付いた品目(一輪車、三輪車、カート、ベビーカー、トラクター、手押し車などが挙げられる)と共に使用され得る。
本発明のホイールアセンブリ100は、ある状態から別の状態へのエネルギーの移動のための模範的な特性を有する。特定の局面において、ホイールアセンブリ100は、効率的な様式でポテンシャルエネルギーを運動エネルギーに移すのに精通している。ホイールアセンブリ100は、ホイールの移動の方向の直線上にエネルギーの移動を収束させるのに役立つ。この様式において、タイヤの側面部が屈曲したり真っ直ぐになったりするような他の点で浪費されるエネルギーが、最小化され得るか、または避けられ得る。
図1Aおよび図1Bで見られるように、ホイールアセンブリ100は、ホイールを車軸、ハブなどに取り付けるための中央開口部110を有する。1つの実施形態において、ホイールアセンブリ100は、約20インチから約30インチにわたる直径112および約6インチから約12インチにわたる幅114を有する。特定の実施形態において、直径112は、約28インチであり、幅114は、約12インチである。しかし、さらなるホイールアセンブリの寸法が、ホイールアセンブリ100の意図される使用に部分的に依存し、本発明の範囲内であることが、当業者により理解される。ホイールアセンブリ100は、1つ以上の構成要素を含み、その少なくともいくつかは、添付の図面に記載され、示される。
図2A〜図6Bについて、本発明に従うホイールアセンブリ100の1つの実施形態の種々の構成要素が、記載される。図2A〜図2Dは、ホイールアセンブリ100と共に使用のためのリム200を描く。リム200は、第1のリム部分210および第2のリム部分212を有する。リム部分210は、リップすなわち円周エッジ(circumference edge)220を有する。同様に、リム部分212は、リップまたは円周エッジ222を有する。図2Bに示されるように、2つのリム部分210および212は、一緒に結合されてその結果、エッジ220、222は、リム200の外部エッジを規定する。図2Bおよび図2Dに見られ得るように、このような形態は、断面で、または前もしくは後ろから見られる場合、ほぼ谷形のリム200を提供する。リム部分210および212は、当業者に公知の種々の方法(ボルト、溶接などによる方法が挙げられる)で一緒に結合され得る。さらに、リム200は、中央開口部230および多くの間隙を有する穴232を有し、その結果リム200は、ボルト、耳付きナットなどにより車両(示さず)に結合され得る。
1つの実施形態において、車両ホイールアセンブリ100は、図3A〜図3Dに示されるようにチャンバ部分300を備える。チャンバ部分300は、前または後ろから見られる場合、ほぼ谷形の上部部分または下部部分を有するほぼ円柱状の部材を有する(図3B)。より明確には、チャンバ部分300は、2つのリップまたはエッジ部の間に配置された底表面314を有する。特定の実施形態において、チャンバ部分300は、底表面314の片面または両面に縁をつける内部リップ316および外部リップ318を有する。代替的な実施形態において、単一のリップのみが、底表面314の各々の側に配置される。好ましくは、チャンバ部分300の全体の形状は、リム200の形状とほぼ一致する。この様式において、チャンバ部分300は、リム200の周りに配置され得、そしてリムエッジ220と222との間に保たれる。特定の実施形態において、チャンバ部分はナイロン、1つ以上の金属合金、複合物などを含む。1つの実施形態において、底表面314は、約0.25インチ厚である。
図3Aおよび3Bにおいて見られるように、チャンバ部300は、複数の間隔を置いた突出部またはポスト310を備える。突出部310の数は、突出部310の所望の間隔、チャンバ部300の幅および直径、ならびに突出部310のサイズに部分的に依存する。いくつかの実施形態において、突出部310は、1つ以上の突出部310の円周リングを規定するように配置される。図3Bに示される特定の実施形態において、突出部310は、間隔を置いた突出部310の3つの円周リングを規定するように配置される。内側のリングおよび外側のリング中の突出部310は、類似または同一のパターンを有する。突出部310の中間のリングは、このリング内の突出部310の間に類似する間隔を有するが、このリングは、2つの隣接する突出部310の間の間隔の約半分の距離で、2つの外側のリングから回転してずれている(図3B)。突出部310の他の配置もまた、本発明の範囲内である。例えば、突出部310は、ホイールアセンブリ100の幅114に部分的に依存して、2つ(2)の円周リング、または4つ(4)以上の円周リングとして配置され得る。
突出部310の全体的形状もまた、本発明の範囲内で変化し得る。特定の実施形態において、突出部310は、ほぼ卵型、細長い卵型または楕円形の形状を有する。各突出部310はまた、ほぼ卵型、細長い卵型または楕円形の形状を有する上部表面312を有する。突出部310は、好ましくは、表面312に隣接する、丸みがついているか、または平滑な上部エッジ322を有する。
ホイールアセンブリ100は、チャンバ部300上に配置された弾性部材400を備える。図4Aおよび4Bに見られるように、弾性部材400は、内側表面412および外側表面414を有する、ほぼ円筒形の形状の弾性部材400である。1つの実施形態において、内側表面412は、そこから延びる複数の一段高いリッジ410を有する。同様に、1つの実施形態において、外側表面414は、それらから延びる複数の一段高いリッジ410を有する。図4Aおよび4Bに見られるように、特定の実施形態において、一段高いリッジ410は、チャンバ部300の突出部310と類似の形式で形状づけされ、配置される。この様式において、1つの実施形態において、一段高いリッジ410は、その下にあるチャンバ部の突出部310と協調している。特定の実施形態において、内側表面412上のリッジ410は、卵型、細長い卵型または楕円の形状を有する。
1つの実施形態において、弾性部材400の外側エッジは、チャンバ部300のリップ316および/またはリップ318と結合されるように適合される。弾性部材400は、積層、化学的ボンド、ステッチングなどを使用して、チャンバ部300と結合され得る。代替的な実施形態において、弾性部材400は、チャンバ部300と協調して維持される。1つのこのような実施形態において、弾性部材400は、少なくとも部分的には、下で述べる覆い構造によって、チャンバ部に対して適所に保持される。
1つの実施形態において、弾性部材400の厚さは、その幅を横断して変化する。例えば、弾性部材400のエッジの厚さは、約0.125インチと0.25インチとの間である。弾性部材400の一部は、約0.25インチで、底部表面314から間隔を置いている。リッジ410が存在する弾性部材400の一部は、約0.25インチ厚と約0.5インチ厚との間であり得る。この様式において、弾性部材400の厚さが変化し、より厚い部分は、一般的に、隣接する構造(例えば、チャンバ部300)をつなぐ。上述の寸法は、特定の実施形態についてのものであり、他の厚さは、本発明の範囲内にあることが理解される。
特定の実施形態において、弾性部材400は、ゴムを含む。弾性部材400は、天然ゴム、合成ゴム、およびそれらの組み合わせを含み得る。この様式において、弾性部材400は、代表的な弾性特性を有する。下でさらに記載されるように、引っ張られたゴムバンドと同様に、弾性部材400の引っ張りは、引っ張られた弾性部材400中にポテンシャルエネルギーとしてのエネルギーの保存を生じる。それが開放されると、弾性部材400は、100%に近い極めて大きなパーセンテージで保存されたエネルギーを運動エネルギーの形態に戻す。本発明は、所望の形式のエネルギーを指向させて、ホイールアセンブリ100の回転運動を容易にする。
ここで図5A〜5Bに移って、本発明に従うアクチュエータ要素500が、記載されている。アクチュエータ500は、好ましくは、弾性部材400上に配置される。図5Aに見られるように、アクチュエータ500は、複数の間隔を置いた穴510を有する。また、1つの実施形態において、穴510は、ほぼ円筒形のアクチュエータ500の周囲に穴510の円周リングを規定するように、間隔を置いている。穴は、いくつかの実施形態において、2つ、3つ以上のリング中に規定され得る。好ましくは、アクチュエータ500は、弾性部材400およびチャンバ部300に対して配置され、その結果、穴510は、突出部310の上に、または突出部310と協調して配置される。穴510は、弾性部材400の外側表面414上のリッジ410と協調し得る。
アクチュエータ500は、1つの実施形態において、ほぼ円筒形のアクチュエータ500の1つまたは両方の側面の周囲に配置された外部エッジまたはリップ516を有する。さらに、アクチュエータ500の外側表面は、それぞれが上部表面514を有する、複数の一段高い突出部512を有する。穴510は、突出部512の底に形成される。特定の実施形態において、アクチュエータ500は、ナイロン、1つ以上の合金、複合物などを含む。好ましくは、アクチュエータ500は、弾性部材400よりも大きな円周方向強度を有する。アクチュエータ500は、チャンバ部300と同じ、または実質的に同じ材料を含み得、そのために、同じ、または実質的に同じ円周方向強度を有し得る。1つの実施形態において、アクチュエータ500は、約0.25インチ〜約0.50インチの厚さを有する。いくつかの実施形態において、アクチュエータ500は、弾性部材400と結合されている。これは、例えば、積層、化学的ボンド、ステッチングなどの方法によって、達成され得る。
図6Aおよび6Bに示されるように、牽引層600は、アクチュエータ500上に配置される。複数の間隔を置いた穴610が、牽引層600を通して形成される。特定の実施形態において、穴610は、アクチュエータ500の穴510と協調しており、そのために、類似または同一のパターンで間隔を置いている。穴510および610は、卵型、細長い卵型、楕円形または類似する形状であるように示されているが、穴510および610の形状は、本発明の範囲内において変化し得る。特定の実施形態において、突出部310、穴510および穴610のすべてが、同じ一般的形状を有する。別の実施形態において、突出部310、穴510および穴610は、類似の間隔および配置を有する。特定の実施形態において、牽引層600は、硬化した実質的に非圧縮性のゴム化合物を含む。
1つの実施形態において、牽引層600は、穴610の間に、ほぼ平滑な外側表面614を有する。他の実施形態において、表面614は、溝のある表面である。例えば、特定の実施形態において、外側表面614が、自転車または自動車のタイヤにおいて見出される溝と同様に、そこに形成される複数の溝を有する。このような溝(図示せず)は、荒れた天候または粗い表面での牽引を容易にする。
図7A〜7Cをここで参照して、ホイールアセンブリ100の1つの実施形態が、記載される。特定の実施形態において、チャンバ部分300、弾性部材400、アクチュエータ500および牽引層600は、カートリッジを規定するために一緒に配置される。このカートリッジは、リム200に結合される。これは、例えば、カートリッジをリム部分210、212の1つの上に配置し、続いて、2つのリム部分210、212を一緒に結合することによって生じ得る。この様式において、本発明の装置は、現在、自動車または他の既存の車両のために使用されるリムと類似の構成を有するリムとともに使用されそして組み込まれ得る。
ホイールアセンブリ100の下部分の断面側面図である図7Cにおいて最も良く見られるように、第1リム部分210および第2リム部分212は、リップ220および222がカートリッジの周りに配置されるように一緒に結合される。特に、リップ220および222は、チャンバ部分300と協同する。リム部分210、212が一緒に結合されると、リップ220および222は、リム200上にカートリッジを維持する。1つの実施形態において、接着剤(例えば、エポキシ)はまた、カートリッジを適所に維持するのを助けるために、リム部分210および/または220上で使用される。
チャンバ部分300は、中心突出部310を有し、この中心突出部を通って図7Cの断面図が示される。図7Cにおける中心突出部の左および右に示される突出部310は、中心突出部310と同じ平面でない。しかし、これらの突出部310は、突出部間のトラフ形状チャンバ部分300の実質的に中空の性質に起因する断面で可視である。
弾性部材400は、チャンバ部分300の上に配置される。1つの実施形態において、弾性部材400は、チャンバ部分300のリップ316および/またはリップ308に結合される。再び、弾性部材400およびチャンバ部分300は、貼り合わせ(lamination)、化学結合、ステッチングなどによって一緒に結合され得る。あるいは、弾性部材400は、チャンバ部分300の上に配置され、そして結合機構または接着剤の必要なしに、チャンバ部分300、弾性部材400およびアクチュエータ500の構造によって適所に維持される。
リッジ410は、弾性部材400の内面412および外面414の両方の上に見られ得る。弾性部材400の内面412上のリッジ410は、突出部310の上側エッジ322に係合するように位置付けられる。示されるように、1つの実施形態において、内面412上のリッジ410は、それらが、突出部310の直径または長半径と比較して、より大きな直径または長半径を有するような形状および配置である。リッジ410は、チャンバ部分300に対して適切な関係で弾性部材400を維持するのを助ける。特定の実施形態において、弾性部材400の両方の表面412、414上のリッジ410の組み合わせは、リッジ410の無い位置での弾性部材400の厚みよりもその位置で約2倍の厚みの弾性部材400を生じる。
リッジ410は、さらに、リップ316の周りの弾性部材400の厚い部分を規定する。弾性部材400のこれらの厚い部分は、ホイールアセンブリ100に荷重が積まれる場合に、弾性部材400の伸びに起因してより大きな応力に適応するのを助ける。同様に、弾性部材400の外面414上のリッジ410は、アクチュエータ500の穴510と協同する。1つの実施形態において、外面414上のリッジ410は、アクチュエータ500の穴510よりも小さい直径または長半径を有する。この様式において、リッジ410は、下のチャンバ部分300および重なるアクチュエータ500の両方に関して適切な関係で弾性部材400を維持するのを助ける。
ホイールアセンブリ100は、図7Cに示されるアクチュエータ500の上に配置される牽引層600を備え、穴610および510が示されるように整列する。1つの実施形態において、牽引層600は、一段高い突出部512の上面514の上に約0.25インチ〜約0.50インチ延びる。特定の実施形態において、カートリッジは、チャンバ部分300のリム含有表面から牽引層600の外面614に測定して、約1.5インチと約3.0インチの間の厚みである。
図8Aおよび8Bをここで参照して、本発明に従ってホイールアセンブリ100の1つの実施形態の操作が記載される。図8Aは、非負荷位置または非荷重位置のホイールアセンブリ100を示す。この構成において、弾性部材400は、弛緩した状態である。一旦、ホイールアセンブリ100が車両、人などで荷重が積まれると、ホイールアセンブリ100は、図8Bに示される位置をとる。ホイールアセンブリ100の荷重は、チャンバ部分300に向かって牽引層600およびアクチュエータ500を圧する。この圧縮は、弾性層400の延びを生じる。図8Bに示されるように、中心突出部310は、弾性部材400内に圧せられ、弾性部材400が、アクチュエータ穴510中に少なくとも部分的に延びる。さらに、弾性部材400は、突出部310が牽引層600の穴610に少なくとも部分的に配置されるように延び得る。荷重を積むことに起因して、弾性部材400はまた、チャンバ部分300内に少なくとも部分的に配置されるように延びる。これは、突出部310の無い少なくともいくつかのチャンバ部分300位置で生じる。一旦、ホイールアセンブリ100に荷重が積まれると、ホイールアセンブリ100は、図8Bに示されるように静止した状態に置かれるが、但し、ホイールアセンブリ100は、回転も移動もしない。
好ましくは、牽引層600、アクチュエータ500、弾性部材400、およびチャンバ部分300の材料および弾性は、荷重とホイールアセンブリ100を積むことによって、弾性部材400が、チャンバ300の底314に駆動されないように、提供される。これは、例えば、荷重を積む大きさまたは車両の大きさと比較して、所望の大きさでホイールアセンブリ100を有することによって、多数の方法で達成され得る。また、弾性部材400の厚みは、より大きな荷重が積まれることが維持され得るように制御され得る。
特定の実施形態において、チャンバ部分300は、弾性部材400によって密閉してシールされる。これは、例えば、弾性部材400をリップ316に密閉してシールすることによって達成され得る。この様式において、弾性部材400をチャンバ部分300中に圧することによって、シールされたチャンバ部分300内の気体または気圧を増加する。従って、荷重を積む大きさが増加する場合、チャンバ部分300の気体または気圧が、荷重を積む大きさに対向するのを助けるように増加する。より大きな力の移動はまた、弾性部材400が弛緩状態に戻る場合に生じる。これは、例えば、ホイールアセンブリ100の負荷が除かれる場合(例えば、前または後ろにホイールアセンブリ100を回転させることによって)生じ得る。さらに、アクチュエータ500の輪の強度は、突出部310が、弾性部材400内にあまりにも遠くに駆動されることを妨げる。
なお、別の実施形態では、チャンバ部分300で減圧を形成する。ここで、減圧は、リップ部分316に(必要ならば突出部310に)、弾性部材400を密閉にシールすることによって維持される。例えば、大気圧未満の設備(subatomospheric facility)またはチャンバ内に2つの成分があるとき、チャンバ部分300に弾性部材400をシールすることによって、上記実施形態が形成され得る。チャンバ部分300内のガスまたは空気圧力は、1気圧、1.0ATM未満であり、実質的に他の実施形態では、減圧である。この実施形態において、ホイールアセンブリ100の上部分720(図7B)(地面に接するホイールアセンブリ100の部分710と反対側)は、弾性部材400が、底部表面314に接しないように働く。例えば、荷重負荷が増加すると、アセンブリ100の道路接触部分710で、アクチュエータ500は、チャンバ部分300に向かって駆動する。幾分、アクチュエータ500のフープ強度のために、アクチュエータは、ホイールアセンブリ100の上部分720に近い弾性部材400から離れる。増強されたアクチュエータ500のフープ強度は、その円筒形内に、アクチュエータ500を維持させ、効果的にアクチュエータ500の下部分を上方および前方に引く。
一方、ホイールアセンブリ100の固定された負荷および非負荷を、図8Aおよび図8Bを関連させて、一般的に記載する。幾つかの実施形態は、効果的な車両移動に極めて有用である。例えば、負荷されたホイールアセンブリ100は、道路表面および地面に接する圧縮された、下アセンブリ部分710を有する。弾性部材400のフープ強度と比べて、幾分増強されたアクチュエータ500のフープ強度のため、アクチュエータ500は、下部分710以外の場所で、弾性部材400から離れることによって、一般的に円形状に維持しようとする(図7Bの側から見たとき)。幾つかの実施形態では、この力は、ホイールアセンブリ100の上部分720およびアセンブリ100の周辺730に沿って使われる。この方法では、アクチュエータ500の上部分720およびアクチュエータ500に結合した弾性部材400部分は、図8Cのように離れる。この弾性部材400の伸びた部分は、増加したエネルギー状態にあり、この状態は、アセンブリ100を図8Aに示される非負荷状態に戻るように促進させる。そのような方法で、負荷されたホイールアセンブリ100は、小さいマウンド(mound)上に静止するホイールアセンブリと同様のエネルギー状態を有し、それぞれわずかな前方または後方の推進力を与えられた場合、前方または後方のいずれかに回転する用意がなされる。
ある実施形態では、ホイールアセンブリ100を有する車両が、図7Bの矢印740によって示されるように前方に動くとき、弾性部材400は、突出部310によって、チャンバ部分300内に伸張または圧縮され、アクチュエータ穴510に伸張される。この圧縮および/または伸張は、アセンブリ100の地面接触部分710で、大きく生じる。圧縮および/または伸張は、弾性部材400で弾性ひずみとして、速度エネルギーを溜める。ホイールアセンブリ100が回転を続けると、圧縮または伸張した部分は、地面または道路表面から離れて回転するので、弾性部材400の部分は、より弛緩した状態にもどり、蓄積したエネルギーを放出する。さらに、上記に記載したように、センブリ100の前方車輪部分730は、アクチュエータ500を、大体円形の状態にさせるアクチュエータ500のフープ強度に一部起因して、弾性部材400の部分に溜められた速度エネルギーを含む。いったん前方運動740が始まると、前方周辺部分730が作用し、丘を降りるときのように、ホイールアセンブリ100を前方回転に引く。その結果、幾つかの実施形態では、道路接触部分710だけでなく、ホイールアセンブリ100の大部分が、車両移動を補助するように作用する。
さらに、実質的に圧縮できない牽引層600ならびに、リム200およびチャンバ部分300について、大体剛性の材料の使用は、移動方向において、エネルギーのより直線的な移転を生じる。当業者が認めるように、従来のタイヤでの自動車移動は(特に曲がるとき)、タイヤの側壁を圧縮させる。曲がる間およびブレーキをかける間のように、極度の負荷下でタイヤの形を維持するように側壁のファイバーが引っ張りながら、側壁は、絶えず負荷され、また負荷を降ろされる。さらに、側壁に吸収されるエネルギーは、車両移動を補助するための直線的な様式で移動されない。このエネルギーの特定量は、側壁のファイバー内で熱の生成で消失される。
反対に本発明は、ある実施形態において、移動方向に大体調整した弾性部材400の伸張または圧縮、それに続く弛緩および脱圧縮を含む。それゆえ、本発明のホイールアセンブリ100は、貯蓄されたエネルギーおよび返還されたエネルギーの有効な使用を提供する。さらに弾性部材400は、圧縮エネルギーの高い効率的な返還のために特別に設計された材料から構成される。ホイールアセンブリ100の回転による弾性部材400の負荷および脱負荷により、エネルギーの大きなパーセンテージが、伸張された弾性部材400から戻る。
本発明は、明快さおよび理解のため詳細に記載される。しかし、添付の特許請求の範囲内で、特定の変化や改変を行い得ることが認められる。
図1Aおよび図1Bはそれぞれ、本発明の1実施形態に従う、ホイールアセンブリの全体図、前面図を描く。 図2Aおよび図2Bはそれぞれ、本発明のホイールアセンブリにおける使用のためのリムの全体図、前面図である。 図2Aおよび図2Bはそれぞれ、本発明のホイールアセンブリにおける使用のためのリムの全体図、前面図である。 図2Cおよび図2Dはそれぞれ、図2Aに示されるリムの側面図およびA−Aに沿う断面図である。 図2Cおよび図2Dはそれぞれ、図2Aに示されるリムの側面図およびA−Aに沿う断面図である。 図3Aは、本発明の実施形態に従うホイールアセンブリのチャンバ部分の全体図である。 図3Bおよび図3Cはそれぞれ、図3Aに示されるチャンバ部分のそれぞれ前面図および垂直断面図である。 図3Bおよび図3Cはそれぞれ、図3Aに示されるチャンバ部分の前面図および垂直断面図である。 図4Aおよび図4Bはそれぞれ、本発明に従うホイールアセンブリにおける使用のための、弾性部材の全体図および前面図である。 図4Aおよび図4Bはそれぞれ、本発明に従うホイールアセンブリにおける使用のための、弾性部材の全体図および前面図である。 図5Aおよび図5Bはそれぞれ、本発明の実施形態に従うホイールアセンブリと共に使用のためのアクチュエータの全体図および前面図である。 図5Aおよび図5Bはそれぞれ、本発明の実施形態に従うホイールアセンブリと共に使用のためのアクチュエータの全体図および前面図である。 図6Aおよび図6Bはそれぞれ、本発明の実施形態に従うホイールアセンブリにおいて使用のための牽引層の全体図および前面図である。 図6Aおよび図6Bはそれぞれ、本発明の実施形態に従うホイールアセンブリにおいて使用のための牽引層の全体図および前面図である。 図7Aは、本発明の実施形態に従うホイールアセンブリの全体図である。 図7Bおよび図7Cはそれぞれ、図7Aに示されるホイールアセンブリの側面図および前断面図である。 図7Bおよび図7Cはそれぞれ、図7Aに示されるホイールアセンブリの側面図および前断面図である。 図8A、図8Bおよび図8Cは、荷重を積んでいない状態(図8A)および荷重を積んだ状態(図8B−8C)における本発明に従うホイールアセンブリの部分の詳細な前断面図である。 図8A、図8Bおよび図8Cは、荷重を積んでいない状態(図8A)および荷重を積んだ状態(図8B−8C)における本発明に従うホイールアセンブリの部分の詳細な前断面図である。 図8A、図8Bおよび図8Cは、荷重を積んでいない状態(図8A)および荷重を積んだ状態(図8B−8C)における本発明に従うホイールアセンブリの部分の詳細な前断面図である。

Claims (33)

  1. 車両ホイールアセンブリであって、該ホイールアセンブリは、
    第1の円周エッジを有する第1リム部;
    第2の円周エッジを有する第2リム部であって、該第1リム部および第2リム部は互いに連結されて該第1円周エッジと第2円周エッジとの間にトラフ部を形成する第2リム部;および
    該第1円周エッジと第2円周エッジとの間の該トラフ部に配置されたカートリッジ;を有し、該カートリッジは、
    複数の間隔をおいた突出部を有するチャンバ部;
    該複数の間隔をおいた突出部上に配置された弾性部材;
    該弾性層上に配置されたアクチュエータ;および
    該アクチュエータ上に配置された牽引層;を有し、
    ここで、該アクチュエータは、該ホイールアセンブリに荷重が負荷されたとき、該弾性層を少なくとも部分的にチャンバ部に圧縮するよう適合されている、車両ホイールアセンブリ。
  2. 前記複数の間隔をおいた突出部が、該突出部の少なくとも二つの円周リングを規定するように位置している請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  3. 前記チャンバ部は、第1リップおよび第2リップを有するほぼトラフ形状のチャンバ部、該第1リップおよび第1リップと協同する該弾性部材を有する請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  4. 前記弾性部材が、上面および下面を有し、該下面は複数の隆起したリッジを有し、該隆起したリッジは該複数の間隔をおいた突出部と協同するように位置している請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  5. 前記弾性部材の上面は、前記アクチュエータと協同する第2の複数の隆起したエッジを有する請求項4に記載のホイールアセンブリ。
  6. 前記弾性部材は、厚みを有し、該厚みは、該複数の隆起したエッジがない位置での弾性部材の厚みに比して、隆起したエッジの1つを有する位置で約2倍の厚みである請求項4に記載のホイールアセンブリ。
  7. 前記弾性部材は、前記チャンバ部の外側リムと協同し、ほぼ密閉にシールされたチャンバを規定する請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  8. 前記密閉にシールされたチャンバが、1大気圧(ATM)未満の内圧を有する請求項7に記載のホイールアセンブリ。
  9. 前記密閉にシールされたチャンバが、減圧チャンバを有する請求項7に記載のホイールアセンブリ。
  10. 前記アクチュエータが、筒形のバンドを有し、該バンドは、そこを通して形成され、間隔が離れた複数の穴を有する請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  11. 前記間隔が離れた穴が、間隔が離れた穴の少なくとも二つの円周リングを規定するように位置している請求項10に記載のホイールアセンブリ。
  12. 前記間隔が離れた穴が、前記チャンバ部内の、間隔が離れた複数の突出部と協同するように位置している請求項10に記載のホイールアセンブリ。
  13. 前記チャンバ部内の間隔が離れた突出部が、前記ホイールアセンブリに荷重が負荷されるとき、前記アクチュエータの間隔が離れた穴内に少なくともある程度まで延びるように適合されている請求項12に記載のホイールアセンブリ。
  14. 前記牽引層が、筒形の牽引バンドを有し、該牽引バンドはそこを通して形成される間隔が離れた複数の穴を有する請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  15. 前記間隔が離れた穴が、前記牽引バンドの間隔が離れた穴の少なくとも二つの円周リングを規定するように位置している請求項14に記載のホイールアセンブリ。
  16. 前記間隔が離れた穴が、チャンバ部内の間隔が離れた複数の突出部と協同するように位置している請求項14に記載のホイールアセンブリ。
  17. 前記チャンバ部内の間隔が離れた突出部が、前記ホイールアセンブリに荷重が負荷されるとき、前記牽引バンドの間隔が離れた穴内に少なくともある程度まで延びるように適合されている請求項16に記載のホイールアセンブリ。
  18. 前記アクチュエータが、筒形のアクチュエータバンドを有し、該牽引層は筒形の牽引バンドを有し、該アクチュエータバンドおよび牽引バンドのそれぞれは、そこを通して形成される間隔が離れた複数の穴を有し、該アクチュエータバンドの間隔が離れた穴が、該牽引バンドの間隔が離れた穴と協同する請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  19. 前記アクチュエータバンドの複数の間隔が離れた穴が、前記チャンバ部の間隔が離れた突出部とさらに協同する請求項18に記載のホイールアセンブリ。
  20. 前記弾性部材が、前記ホイールアセンブリに荷重が負荷されるとき、前記間隔が離れたアクチュエータバンド穴内に少なくともある程度まで延びるように適合されている請求項19に記載のホイールアセンブリ。
  21. 前記荷重が、動力付き車両を含む請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  22. 前記荷重が、人を含む請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  23. 前記牽引層が、実質的に非圧縮性のゴムを含む請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  24. 前記チャンバ部が、ナイロンを含む請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  25. 前記弾性部材が、ゴムを含む請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  26. 前記アクチュエータが、ナイロンを含む請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  27. 前記牽引層が外表面を有し、該外表面はそこに規定された溝パターンを有する請求項1に記載のホイールアセンブリ。
  28. 車両ホイールアセンブリであって、該ホイールアセンブリは、
    第1の外側リムエッジおよび第2の外側リムエッジ間のホイールリムに結合するように適合されたカートリッジを有し、
    該カートリッジは、
    複数の間隔をおいた突出部を有するチャンバ部;
    該間複数の間隔をおいた突出部上に配置された弾性部材;
    該弾性層上に配置されたアクチュエータ;および
    該アクチュエータ上に配置された牽引層;を有し、
    該アクチュエータは、該車両アセンブリに荷重が負荷されたとき、弾性層を少なくとも部分的にチャンバ部へ圧縮するように適合されている、車両ホイールアセンブリ。
  29. 前記カートリッジが、二つのリムエッジ間に配置されたほぼ筒形のカートリッジを有する請求項28に記載のホイールアセンブリ。
  30. 車両ホイールアセンブリであって、
    アクチュエータ上に配置された牽引層であって、該牽引層およびアクチュエータのそれぞれは、そこを通して配置された複数の穴を有し、該牽引層の穴はアクチュエータの穴と整合する牽引層;
    ホイールリムと結合するように適合されたチャンバ部であって、該チャンバ部はそれらの間に窪んだ底部を規定する内側エッジおよび外側エッジを有し、該窪んだ底部はそこから延びる複数の間隔をおいた突出部を有するチャンバ部;および
    該チャンバ部と該アクチュエータ間に配置された弾性部材;を有し、
    ここで、該弾性部材は、該間隔をおいた突出部間のチャンバ部へ延びるように適合され、かつ該間隔をおいた突出部上のアクチュエータ穴へ少なくともある程度まで延びるように適合されている、車両ホイールアセンブリ。
  31. 前記間隔をおいた突出部が、前記アクチュエータの穴および牽引層の穴と実質的に整合する請求項30に記載のホイールアセンブリ。
  32. 前記弾性部材が、圧縮性ゴムを有する請求項30に記載のホイールアセンブリ。
  33. 前記牽引層、アクチュエータ、チャンバ部および弾性部材が、それぞれほぼ筒形であり、該アクチュエータおよびチャンバ部が、該牽引層および該弾性部材よりも大きいフープを有する請求項30に記載のホイールアセンブリ。
JP2004507094A 2002-05-20 2003-05-20 エネルギー返還ホイールシステムおよび方法 Expired - Fee Related JP4664672B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/151,712 US6701985B2 (en) 2002-05-20 2002-05-20 Energy return wheel systems and methods
PCT/US2003/015892 WO2003099589A2 (en) 2002-05-20 2003-05-20 Energy return wheel systems and methods

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005525970A true JP2005525970A (ja) 2005-09-02
JP4664672B2 JP4664672B2 (ja) 2011-04-06

Family

ID=29419501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004507094A Expired - Fee Related JP4664672B2 (ja) 2002-05-20 2003-05-20 エネルギー返還ホイールシステムおよび方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6701985B2 (ja)
JP (1) JP4664672B2 (ja)
CN (1) CN100546840C (ja)
AU (1) AU2003273185A1 (ja)
WO (1) WO2003099589A2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7104297B2 (en) * 2002-05-20 2006-09-12 Russell Brian A Energy return wheel systems and methods
KR101064896B1 (ko) * 2007-11-14 2011-09-16 전영일 비공기식 바퀴, 그에 사용되는 휠, 서스펜션 및 타이어
US9004120B2 (en) 2008-07-16 2015-04-14 Brian A. Russell Wheel system
US8127809B2 (en) * 2008-07-16 2012-03-06 Russell Brian A Energy efficient wheel system
US8453691B1 (en) 2010-03-11 2013-06-04 Glenn Arthur Morrison High efficiency heavy duty automotive wheel
US20130119747A1 (en) * 2011-11-10 2013-05-16 Wen-Hung Huang Solid wheel
US9283810B2 (en) * 2012-10-18 2016-03-15 Lindsay Corporation Wheel and tire assembly
GB201621681D0 (en) * 2016-12-20 2017-02-01 Airbus Defence & Space Ltd Wheel assembly

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1447365A (en) * 1921-03-24 1923-03-06 Walther George Cushion wheel
US1449920A (en) * 1920-03-22 1923-03-27 John M Andrews Spring wheel

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US863827A (en) * 1906-01-19 1907-08-20 Joseph Alloatti Vehicle-wheel.
GB190612249A (en) 1906-05-25 1907-05-02 Jean Molas Improvements in Tyres for Vehicle Wheels.
US1054444A (en) 1907-01-03 1913-02-25 Etienne Louis Auguste Olivier Resilient tire for wheels.
US1012331A (en) 1910-10-24 1911-12-19 William J Cunningham Vehicle-tire.
US1024091A (en) 1911-05-13 1912-04-23 Noah R Martin Spring-wheel.
US1123529A (en) 1913-08-28 1915-01-05 George W Harlan Spring vehicle-wheel.
US1646480A (en) 1926-06-22 1927-10-25 Augustus J Harpstrite Tire filler
US1650271A (en) 1927-05-18 1927-11-22 Augustus J Harpstrite Tire cushion

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1449920A (en) * 1920-03-22 1923-03-27 John M Andrews Spring wheel
US1447365A (en) * 1921-03-24 1923-03-06 Walther George Cushion wheel

Also Published As

Publication number Publication date
WO2003099589A2 (en) 2003-12-04
US6701985B2 (en) 2004-03-09
AU2003273185A1 (en) 2003-12-12
CN100546840C (zh) 2009-10-07
JP4664672B2 (ja) 2011-04-06
US20030213538A1 (en) 2003-11-20
AU2003273185A8 (en) 2003-12-12
CN1668482A (zh) 2005-09-14
WO2003099589A3 (en) 2004-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101909903B (zh) 非充气车轮以及用于其中的车轮、悬挂和轮胎
CN102398474B (zh) 实心轮胎
JP4664672B2 (ja) エネルギー返還ホイールシステムおよび方法
JPH0577603A (ja) 自転車等の車輪の複合材料製リム
EP1548057A4 (en) CARBON-ORIENTED NANOTUBE COMPOSITE, PROCESS FOR PRODUCTION OF ORIENTED CARBON NANOTUBE COMPOSITE AND PRODUCT USING CARBON NANOTUBE COMPOSITE ORIENTED, PNEUMATIC, VEHICLE WHEEL, WHEEL AND PNEUMATIC ASSEMBLY, AND DISC BRAKE
US8127809B2 (en) Energy efficient wheel system
EP1375195A3 (en) Bicycle wheel rim
US7104297B2 (en) Energy return wheel systems and methods
JP6907287B2 (ja) 非空気入りタイヤ
CN111301062A (zh) 基于负泊松比结构的非充气轮胎以及轮胎的工作方法
KR100908416B1 (ko) 타이어
US9004120B2 (en) Wheel system
JP3905374B2 (ja) リム組付ソリッドタイヤ
KR20160107449A (ko) 비공기입 타이어용 림
WO2019008588A1 (en) PNEUMATIC WHEEL
JP3065584U (ja) 車 輪
JP2641711B2 (ja) 車輪組立体
US20020185209A1 (en) Method and apparatus for improving the rolling efficiency of a wheel
CN101486299B (zh) 微阻力不充气组合胎轮
US833437A (en) Wheel-tire.
JP2001277805A (ja) 操安性向上ホイール
EP1312489A3 (de) Fahrzeugrad mit einer Felge und einem Vollgummireifen
WO2023002176A1 (en) Omnidirectional wheel apparatus
JPS5836561Y2 (ja) 農用車輪
US20140008963A1 (en) Rim rotor braking system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080714

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081008

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20081016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091014

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20091015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100615

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100611

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100701

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100708

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100727

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20170114

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees