JP2005525282A - 光ファイバー着色及び硬化装置で使用するための窒素注入アッセンブリ - Google Patents

光ファイバー着色及び硬化装置で使用するための窒素注入アッセンブリ Download PDF

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Abstract

【解決手段】 光ファイバーに着色及び硬化させる際に使用する窒素注入アッセンブリが開示されている。窒素注入アッセンブリは、カバー区画と分配シールを備えている。インクでコーティングされた光ファイバーは、コーティング金型から、カバー区画と分配シールで画定された経路を通して、硬化チャンバへ送られる。分配シールは、経路内へ窒素を注入し、コーティングされたファイバーと硬化チャンバを、実質的に無酸素状態に保持する。分配シールをカバー区画より硬化チャンバに近接して配置することによって、装置では、経路内の漏れの危険が最小となり、必要なシール数も最小になっている。

Description

本発明は、光ファイバーにインクを塗布し硬化させるための装置に関する。厳密には、本発明は、光ファイバーにインクを塗布するコーティング金型アッセンブリ、及び紫外線(UV)照射でインクを硬化させる硬化チャンバと共に用いられる改良型窒素注入アッセンブリに関する。
光ファイバーは、識別性と指標性を高めるためしばしば着色される。例えば、電話通信作業員は、光ファイバーが区別的な色を有していれば、光ファイバーケーブルを継ぐときに、1つの光ファイバーを他の光ファイバーからより容易に区別できる。
光ファイバーを着色するプロセスには、2つの基本的な段階が必要である。第一に、光ファイバーを製造する間に、引き出されたファイバーに、着色金型アッセンブリを通過させることにより、インクをコーティングする。第二に、コーティングされたファイバーに、UVを照射するチャンバを通過させることにより、インクを硬化させる。一般的に、このプロセスは、個別の光ファイバーにも、リボンに形成された光ファイバーにも用いられる。
光ファイバーを着色するのに用いられるインクは、通常、酸素が存在すると、光ファイバーに適切に接着しない。そのため、着色インクは、通常、窒素環境内で光ファイバー上に硬化させる。硬化プロセスから酸素が確実に無くなるようにするため、窒素注入アッセンブリが、コーティング金型アッセンブリとUV硬化チャンバの間に配置されている。窒素注入アッセンブリは、コーティング金型アッセンブリと硬化チャンバの間に、光ファイバー用の経路を形成する。窒素注入アッセンブリの上側部分は、経路に窒素を加える。
窒素注入アッセンブリの下側部分は、通常、伸縮管で形成されている。セットアップモード時、伸縮管は縮められ、光ファイバーへアクセスできるようになる。光ファイバーを着色金型に通した後、オペレーターはファイバーにアクセスし、それをリーダーに取り付けることができる。リーダーは、ファイバーを光ファイバー着色及び硬化装置から引き出すのを助ける。作動モード時、伸縮管は伸ばされ、窒素注入アッセンブリと硬化チャンバの間に、光ファイバー用の円筒形経路が作られる。各種シールで確実に気密接続状態として、窒素を中に閉じ込め、周囲環境からの酸素の進入を防ぐ。
図1は、インクを光ファイバー上にコーティングし硬化させるのに用いる、従来型の窒素注入アッセンブリを示している。この窒素注入アッセンブリ100は、一般的に、着色金型取り付け板104の下側に取り付けられている窒素注入リング108を備えている。着色金型アッセンブリの一部である着色金型取り付け板104と、窒素注入リング108は、共に、中心穴を有しており、引き出されたファイバーがその穴を通過する。窒素ガスは、側面口152を通して窒素注入リング108内の穴に注入される。
伸縮管は、窒素注入リング108の下にある。伸縮管は、窒素注入リング108に近接して、伸縮管保持リング112を含んでいる。保持リング112は中心穴を有しており、この穴は、着色金型取り付け板104の穴及び窒素注入リング108の穴と整列している。光ファイバーは、保持リング112の中心穴を通過する。保持リング112と窒素注入リング108は、共に、第1ねじ付き取り付け穴132、第2スクリュー穴136及び第3スクリュー穴140に通されたスクリュー又はボルトで、着色金型取り付け板104に取り付けられている。
伸縮管自体は、固定伸縮管116と、滑動伸縮管120とで作られている。大きい直径を有する滑動伸縮管120は、固定伸縮管116の周囲に嵌り、その上を滑動する。滑動伸縮管120を、固定伸縮管116上の収縮位置に上方向に滑動させることによって、オペレーターは、ファイバーにアクセスし、ファイバーをリーダーに取り付けることができる。滑動伸縮管120は、伸ばすとベース124に接触し、窒素が硬化チャンバ(図示せず)へと移動できる密閉された環境を作る。ベース124は、伸縮管アッセンブリの中心穴と整列する中心穴を有しており、硬化チャンバ(図示せず)に取り付けられている。
作動の間、滑動伸縮管120が伸ばされている状態で、窒素注入アッセンブリ100は、側面口152を通して、窒素注入リング108、固定管116、滑動管120及びベース124により画定されている中心穴に窒素を加える。窒素は、概ね、移動する光ファイバーと共に、これら中心穴を通過し硬化チャンバへと下方向に流れる。窒素ガスは窒素注入アッセンブリ100の上部近くに注入されるので、漏れる恐れのある個所は密閉して、UV硬化チャンバに確実に酸素が存在しないようにしなければならない。漏れがあれば、窒素が中心穴を下方向にUV硬化チャンバ内へと移動するときに、恐らくはベンチュリ効果によって、周囲大気からの酸素が窒素注入アッセンブリ100内に引き込まれることになる。
Oリング156、160、164、168、172及び176は、漏れる恐れのある各個所で、窒素注入アッセンブリ100の構成部品をシールしている。第1Oリング156は、着色金型取り付け板104と窒素注入リング108の間に配置されている。第2Oリング172は、保持リング112と窒素注入リング108の間に配置されている。第3及び第4Oリング160及び164は、固定伸縮管116の外径と滑動伸縮管120の内径の間に配置されている。第5Oリング168は、ベース124と滑動伸縮管120の内径との間に配置されている。第6Oリング176は、ベース124とUVオーブン128の間に配置されている。
出願人は、この従来型窒素注入アッセンブリには幾つか欠点のあることを発見した。漏れの起こる可能性のある個所が多く、Oリングが多いため、アッセンブリは、特に、硬化プロセスを中断させる恐れのある周囲大気の漏れを生じ易い。これらOリングは、迅速且つ容易には修理できない。更に、このアッセンブリは、コーティングプロセスを効率的にセットアップする邪魔になる。特に、伸縮管120を滑動することによってできる空間は、オペレーターが、引き出されたファイバーにリーダーを取り付けるには、比較的限られている。その結果、ファイバーを破壊する危険性が、望ましい状態より高いことが多い。
第2の先行技術の構成が、日本の特許第4−342445号に示されている。JP4−342445号に開示されている装置は、無酸素環境内での光ファイバーの着色を提供している。コーティング装置と硬化オーブンの間に配置されている「接続手段」は、光ファイバーを通すための密閉された円筒形導管を形成している。この従来型構成では、光ファイバーは、硬化していない染料でコーティングされ、「接続手段」を通され、硬化チャンバへ送られるが、全て純窒素が入っている環境内にある。この方法では、JP4−342445号の接続手段が、コーティング装置と硬化オーブンの間の気密シールを形成しており、コーティング及び硬化プロセス全体が無酸素環境内で実行されるようになっている。
JP4−342445号に開示されている装置は、図1に開示されている先行技術の装置と同じ欠点の多くを有している。更に、この従来型の窒素注入アッセンブリは、硬化していない染料が酸素に曝されるのを不必要に防止している。
日本特許第4−342445号
本発明によれば、インクを光ファイバー上に着色し硬化させるための装置は、コーティングされた光ファイバーが硬化チャンバ内へ送られる際に、シール及び漏れる可能性のある個所の数を最小にしながら、酸素に曝されないようにする。出願人は、窒素が装置内に注入される場所は、周囲の空気が、コーティング及び硬化プロセスの質を低下させ易いか否かに影響を与えることを発見した。
本発明の全体的な原理と整合している或る態様では、製造中に下流方向に送られる光ファイバーに着色し硬化させるための装置は、インクを光ファイバー上に堆積させるための着色アッセンブリと、カバー区画と、分配シールと、UV硬化アッセンブリとを備えている。
カバー区画は、着色アッセンブリの下流に配置されており、内側表面と外側表面を有している。カバー区画の内側表面は、少なくとも部分的には、コーティングされた光ファイバーを通すよう構成されている第1ダクトを取り囲み、画定している。カバー区画は、コーティングされた光ファイバーにアクセスできるよう構成されている。或る代替実施形態では、カバー区画は、第1軸方向伸縮部分と第2軸方向伸縮部分を備えている。別の代替実施形態では、カバー区画は、第1半径状又は半管部分と第2半径状又は半管部分を備えている。第3代替実施形態では、カバー区画は平板である。
装置の分配シールは、カバー区画の下流に配置されており、内側表面と、外側表面と、入口を有している。分配シールの内側表面は、少なくとも部分的には、カバー区画から受け入れた光ファイバーを通すよう作られている第1穴を画定している。入口は、分配シールの外側表面から内側表面まで伸張している。入口は、窒素を第1穴に流すようになっている。
また、リードイン部片が、分配シールとカバー区画の間に配置されている。リードイン部片は、内側表面と外側表面とを有している。リードイン部片の内側表面は、少なくとも部分的には、カバー区画の第1ダクトと分配シールの第1穴の間に、コーティングされた光ファイバーを通すことのできる第2穴を取り囲んでいる。
最後に、UV硬化アッセンブリが、分配シールの下流に配置されている。UV硬化アッセンブリは、分配シールからコーティングされた光ファイバーを受け入れ、無酸素環境内で硬化させる。
上記構成部品の配置により、セットアップ中に光ファイバーへ容易にアクセスできるようになり、作動中の酸素漏れの危険性が最小になる。分配シールがカバー区画の下流に配置されているので、装置は、コーティングされたファイバーが硬化アッセンブリに入るときに、最小数のシールを使用しながら、確実に窒素がファイバーを取り囲むようにすることができる。
第2態様では、本発明の原理と整合している、光ファイバーを着色し硬化させるための装置で用いる窒素注入アッセンブリは、カバー区画と、分配シールを備えている。本装置は、着色コーティング金型と、硬化チャンバを備えている。
カバー区画は、内側表面と外側表面を有している。内側表面は、少なくとも部分的には、コーティングされた光ファイバーを通すことのできる第1ダクトを取り囲んでいる。
分配シールは、カバー区画より硬化チャンバに近接して配置されている。分配シールは、内側表面と、外側表面と、入口を有している。分配シールの内側表面は、少なくとも部分的には、コーティングされた光ファイバーを通すことのできる第1穴を画定している。入口は、分配シールの外側表面から伸張し、窒素が第1穴へ流入できるようになっている。第1穴は、カバー区画の第1ダクトと軸方向に整列している。
上記全般的説明と以下の詳細な説明は、共に、例を挙げ説明するだけであって、請求されている本発明の更なる説明を提供するためのものであると理解頂きたい。本発明の実践並びに以下の説明は、本発明の更なる利点及び目的を述べ示唆する。
添付図面は、本明細書に組み込まれ、その一部を成すものであり、本発明の幾つかの実施形態を示しており、以下の説明と共に本発明の原理を説明するものである。
以下、本発明による各種実施形態を参照して行くが、各事例を、添付図面に示し、本発明の説明で明らかにしてゆく。各図を通して、同じ参照番号は、できるだけ同一又は同様の要素を表すようにしている。
本発明の一般的な原理と整合している、光ファイバー上にインクをコーティングし硬化させるための装置は、着色アッセンブリ、カバー区画、分配シール、及びUV硬化アッセンブリを備えている。本明細書で具体化し、図2に示しているように、光ファイバーに着色し硬化させるための装置200は、金型取り付け板220、カバー区画212、リードイン部片208、分配シール204、及びUVオーブン216を備えている。
金型取り付け板220は、大きな着色アッセンブリ(図示せず)の一部である。光ファイバー(図示せず)は、従来型の光ファイバー製造過程で引き抜かれた後、着色アッセンブリ内へ導かれる。着色アッセンブリは、少なくとも、照射硬化可能なインクを光ファイバーに塗布するためのコーティング金型と、金型取り付け板220を備えている。着色アッセンブリ内でインクを塗布するための様々なインクと技法は、当業者には周知であり、本発明の範囲から逸脱することなく使用することができる。図2において、金型取り付け板220は、コーティングされた光ファイバーが通過する着色アッセンブリの最後の構成部品を表している。
金型取り付け板220に続いて、カバー区画212がある。後に詳しく説明するが、カバー区画212は、光ファイバー(図示せず)を通すように作られている。カバー区画212は、内側表面と外側表面を有しており、内側表面は、少なくとも部分的には、コーティングされた光ファイバーが着色アッセンブリを出る際の第1ダクト又は経路244を画定している。第1ダクト244とカバー区画212は、共に円筒形であるのが望ましい。
図2に示すように、リードイン部片208と分配シール204は、カバー区画212の下方に配置されている。リードイン部片208は、アルミニウム製であるのが望ましいが、他の材料で作ってもよい。リードイン部片208は穴232を画定しており、カバー区画212を出る光ファイバーが通過できるようになっている。リードイン部片208の穴232は、真っ直ぐな穴でもよいし、図2に示すように先細になっていてもよい。先細になっている場合、穴232は、リードイン部片208の上部では大きい開口を有している。この構成では、第1ダクト244の直径はリードイン部片208の上部の外径とほぼ同じで、カバー区画212がリードイン部片208の上部に外嵌合できるようになっている。カバー区画212の第1ダクト244は、リードイン部片208の穴232とほぼ軸方向に整列している。この様に、第1ダクト244と穴232は、光ファイバーの連続経路を形成している。
分配シール204は、光ファイバーの経路に沿って、リードイン部片208の下方に配置されている。分配シール204は、カバー区画212及びリードイン部材208と同様に、アルミニウムから機械加工で作ってもよいし、他の適した材料で適切に作ってもよい。分配シール204は、少なくとも部分的には、コーティングされた光ファイバーを通すことのできる穴240を画定する内側表面を有している。更に、分配シール204は、穴240の上部区画と同芯に配置された環状チャネル236を含んでいる。導管248は、分配シール204内の、環状チャネル236と穴240の間に形成されている。
分配シール204は、窒素及び可能な他の気体を穴240内へ導入できるようにする入口224を有している。入口224は、穴240の軸に直角であるのが望ましいが、他の都合の良い角度で配置してもよい。入口224は、環状チャネル236と複数の導管248で、穴240に接続されているのが望ましい。つまり、入口224を通して導入された窒素ガスは、環状チャネル236と1つ又は複数の導管248を通過した後、穴240内へ流入することができる。代わりに、入口224が窒素を穴240へ直接供給するように、分配シール204を形成してもよい。入口224に螺子を切って、窒素ガス供給源を迅速且つ容易に接続できるようにしてもよい。図2には特定の例を示しているが、入口224は、窒素を穴240へ導入できれば、どの様な都合の良い方法で配置してもよい。
リードイン部片208は、Oリング228の助けを借りて分配シール204に固定される。この様にして、穴232と穴240の間に気密シールを形成することができ、2つの穴が、コーティングされた光ファイバーの連続密閉経路を形成する。分配シール204は、UVオーブン216に同様に固定してもよいし、他の要素を両者の間に挿入してもよい。この構成では、リードイン部片208の底面が環状チャネル236の上部を覆うので、窒素ガス通路用の密閉した経路が形成される。代わりに、カバー区画212の底面が環状チャネル236の開放上部を覆い、窒素ガス通路用の密閉した経路が形成されるようにしてもよい。この構成では、窒素注入アッセンブリ200は、分配シール204とカバー区画212とを備えていることになる。
図2に示すコーティング及び硬化装置では、コーティングされた光ファイバーは、硬化チャンバに入るとき、漏れる危険性を最小にして周囲の空気から遮断することができる。作動時、光ファイバーは、1つの連続した流れで、金型取り付け板220から、ダクト244、穴232及び穴240を通って、硬化チャンバ252へと通過できる。窒素ガスは、分配シール204の入口224を通して注入される。先に述べたように、窒素は、チャネル236へ入り、導管248を下方向に進み、穴240内へ流入する。導管248は、チャネル236に沿って間隔をおいて配置されているので、窒素が穴240へ入る際に、窒素を散布する役を果たす。分配シール204がUVオーブン216に近接しているので、硬化チャンバ252への入口で濃縮窒素雰囲気を維持するのに役立つ。窒素の一部は、穴240内で上方向に、リードイン部片208の穴232及びカバー区画212の第1ダクト244へと流れる。装置200内に窒素環境を確保するのに必要なのは、カバー区画212とリードイン部片208の間、及びカバー区画212と金型取り付け板220の間のOリング228や他の考えられるシール(図示せず)のような最小数のシールである。
図2に示す装置は、本発明の1つの実施形態であるが、当業者には他の装置も想起できるであろう。例えば、リードイン部片208と分配シール204は、1つの部片として作ることもできる。そうすると、本発明の或る実施形態は、2つの異なる構成部品を含むことになり、一方はカバー区画212であり、他方は、分配シール204とリードイン部片208の機能を実行する単一の構成部品となる。本発明の又別の実施形態では、単一の構成部品が、分配シール204、リードイン部片208及びカバー区画212を含んでいてもよい。この様式では、本発明の或る実施形態は、分配シール204、リードイン部片208及びカバー区画212の機能を実行する1つの構成部品を有することになる。
図3と図4は、それぞれ、分配シール204の上面図と側断面図である。両図面に示すように、分配シール204は、外周面304、内側面308、チャネル236、穴240及び複数の導管248を有している。分配シール204は、更に、底面428と上面432を有している。穴240は、上面432から、分配シール204を貫通し底面428まで伸張している。この様に、穴240の境界は内側面308である。穴240は、上部穴416と下部穴420を有している。この実施形態では、上部穴416は、下部穴420より小さい直径を有し、上面432と底面428の間のほぼ半分まで伸張している。下部穴420は、底面428から、上面432と底面428の間のほぼ半分まで伸張している。上部穴416と下部穴420は実質的に軸方向に整列しているので、上部穴416と下部穴420は、光ファイバーの連続する経路を形成している。穴240、上部穴412及び下部穴420は、円筒形であるのが望ましい。
チャネル236は、分配シール204の上面432に機械加工で作ることができる。勿論、チャネル236は、分配シール204の上面432にどの様な方法で形成してもよい。チャネル236は、円周状で、上部穴416と同心でもよい。複数の導管248が、チャネル236から下部穴420へ伸張している。この様に、連続する開口が、チャネル236から、複数の導管248を通って下部穴420まで形成される。
入口224は、外周面304からチャネル436まで伸張している。別の実施形態では、入口224は、外周面304から、直接穴240まで伸張している。入口224は、窒素及び可能な他のガスを、入口224、チャネル236、複数の導管248、下部穴420及び上部穴416を通して流せるように作られている。当業者には自明のように、入口224を通して穴240へガスを流すことのできる装置はこの他にもある。
次に図5及び図6であるが、図5は、本発明の或る実施形態のリードイン部片208の上面図であり、図6はその断面図である。図6では、内面508が境界を形成する穴232は、先細になっている。本発明のこの実施形態では、穴232の上部断面は、穴232の下部断面よりも大きい直径を有している。穴232は、必ずしも先細でなくても、光ファイバーが通過できれば、どの様な形状でもよい。リードイン部片208は、更に、フランジ614を備えているのが望ましい。この様に、リードイン部片208の水平方向断面の上部直径は、その水平方向断面の下部直径よりも小さい。フランジ614は、例えば、図2の分配シール204の上面に取り付けることができる。この構造では、リードイン部片208の底面が、分配シール204のチャネル236を覆う。
次に図7及び図8であるが、図7はカバー区画212の上面図であり、図8はカバー区画212の側面図である。カバー区画212は、別個の構成部品でもよいし、リードイン部片208と一体の部分であってもよい。図7では、カバー区画212は、第1半径状又は半管区画704と、第2半径状又は半管区画708とで構成されている。第1半管区画704と第2半管区画708とは、閉位置に一体に接続すると、光ファイバーの通路となる閉じたダクト244を形成する。接続溝712は、第1半区画704と第2半区画708の間の接続部の一例である。更に、第一半管区画704と第2半管区画708とは、例えばヒンジ、シール、又は、図7に示しているような接続溝712等、様々な方法で一つに接続することができる。
図8に示すように、カバー区画212は、上面812と底面816を有している。第1ダクト244は、上面812から、カバー区画212を通って底面816まで伸張している。この実施形態では、第1半管区画704と第2半管区画708とが、止め金812によって一つに連結されている。
当業者には自明のように、カバー区画212は、他の形状であっても本発明で容易に機能を果たす。カバー区画212は、円筒形断面が望ましいが、正方形、楕円形又は多角形断面を有していてもよい。更に、カバー区画212は、用途で決められている以外は、どの様な長さでもよい。この様に、カバー区画212は、図2の金型取り付け板220と接続するまで完全に伸張していなくてもよい。
本発明の更に別の実施形態では、図2に示しているカバー区画212は、2つの伸縮管を備えていてもよい。図1の管116及び120と同様に、第1伸縮管が、第2伸縮管上を滑動するように構成することができる。この場合、一方の伸縮管が、他方の伸縮管上を上方に滑動する。本発明で用いると、一方の伸縮管に、第2伸縮管上を上方に滑動させると、光ファイバーにアクセスできるようになるので、システムのセットアップモードの間に、リーダーを取り付けることができるようになる。カバー区画212が分配シール204の上流に配置されているため、カバー区画212の伸縮管アッセンブリは、Oリング無しで、又は殆ど無しで形成することができる。
図9は、本発明の原理と整合している変更例を示しており、カバー区画212とリードイン部片208とが組み合わされて1つの構成部品900になっている。図10は、構成部品900の断面図である。リードイン部片208は、例えば、リードイン部片208を分配シール204に取り付けるのに利用できるフランジ614を有していてもよい。
図10に示すように、カバー区画212を、リードイン部片208の上面に一体に接続して、構成部品900を形成してもよい。この実施形態では、カバー区画212は、第1ダクト244を有する平板である。単数又は複数のダクト244の開口は比較的窮屈で、周囲の空気が、光ファイバーと共に、窒素注入アッセンブリ内へ下方向に通過するのを妨いでいる。酸素の進入を防げるだけの窒素の流れが、ダクト244を通して上方向に送られる。図9及び図10に示す実施形態では、第1ダクト244は、4本の光ファイバーを受け入れるように構成されているが、本発明の別の実施形態では、任意の数の光ファイバーを受け入れることができる。穴232は、リードイン部片208の上面からリードイン部片208の底面まで伸張している。穴232は先細形状で図示しているが、使用される特定の用途に許容される形状であればどの様な形状でもよい。リードイン部片208は、更に、それを分配シール204に取り付けるためのフランジ614を備えている。
カバー区画212が平板で形成されている実施形態では、セットアップの間の光ファイバーへのアクセスは、プレートの上方で行える。つまり、具体的用途に必要な構成に依っては、カバー区画212と金型取り付け板220の間に隙間が残る。この隙間は、カバー区画212から金型取り付け板220まで約6インチに亘っているのが望ましい。オペレーター又は技術者は、この隙間内で、コーティング金型を通した後の光ファイバーにアクセスし、リーダーを取り付けて、コーティング及び硬化装置全体を通してファイバーを引くのを助けさせることができる。
本発明の更に別の実施形態では、分配シール204、リードイン部片208及びカバー区画212は、1つの構成部品(図示せず)を形成していてもよい。構成部品900と同様なこの構成部品(図示せず)は、図9及び図10に示している平板形状のカバー区画212を含んでいてもよい。
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、他の構成部品及び構造を、本発明の窒素注入アッセンブリに利用することができる。そのような構成部品及び構造には、様々な取り付けプレート、リング保持器、及び、当業者に既知の他の要素も含まれる。
上記説明は、本発明の例示的実施形態のみに関している旨理解頂きたい。例えば、経路を形成している穴及びダクトの形状又は構成の変更は、本明細書に図示及び記載している特定の例に拘束されない。即ち、開示されている装置は、一度に2本以上の光ファイバー上にインクをコーティングし硬化させることができるように構成することができきる。特許請求の範囲に定義した本発明の範囲から逸脱することなく、数多くの変更を施すことができる。
光ファイバー上にインクをコーティングし硬化させる際に用いられる、従来型の窒素注入アッセンブリの分解断面図である。 本発明の原理に整合している窒素注入アッセンブリの実施形態の分解断面図である。 図2に示す窒素注入アッセンブリの分配シールの上面図である。 図3の分配シールの断面図である。 図2に示す窒素注入アッセンブリのリードイン部片の上面図である。 図5に示すリードイン部片の断面図である。 図2に示す窒素注入アッセンブリのカバー区画の上面図である。 図7のカバー区画の正面図である。 本発明の原理に整合しているカバー区画とリードイン部片の別の実施形態の斜視図である。 図9の、組み合わせられた状態のカバー区画とリードイン部片の断面図である。

Claims (22)

  1. 光ファイバーに着色し硬化させるための、色コーティング金型と硬化チャンバとを備えている装置内で使用するための窒素注入アッセンブリにおいて、
    前記着色コーティング金型から空隙により分離され、内側表面と外側表面とを有しているカバー区画であって、前記内側表面は、少なくとも部分的には、コーティングされた光ファイバーを通すことができる第1ダクトを取り囲むよう構成されているカバー区画と、
    前記カバー区画より前記硬化チャンバ近くに配置され、内側表面と、外側表面と、入口とを有している分配シールであって、前記内側表面は、少なくとも部分的には、前記コーティングされた光ファイバーを通すことができる第1穴を画定しており、前記入口は、前記分配シールの前記外側表面から伸張し、窒素を前記第1穴へ流せるようになっており、前記第1穴は、前記カバー区画の前記第1ダクトと軸方向に整列するよう構成されている分配シールと、を備えている窒素注入アッセンブリ。
  2. 前記分配シールと前記カバー区画の間に配置され、内側表面と外側表面とを有しているリードイン部片であって、前記内側表面が、少なくとも部分的には、前記コーティングされた光ファイバーを、前記第1ダクトと前記第1穴の間で通すことができる第2穴を取り囲むよう構成されているリードイン部片を、更に備えている、請求項1に記載の窒素注入アッセンブリ。
  3. 前記リードイン部片は、円形の上面と円形の底面とを有しており、前記第2穴は、前記円形の底面では、前記分配シールの前記第1穴の上部とほぼ同じ直径を有している、請求項2に記載の窒素注入アッセンブリ。
  4. 前記リードイン部片と前記分配シールとは貼り付けられ、前記第1穴と前記第2穴への周囲の大気の進入を実質的に防いでいる、請求項2に記載の窒素注入アッセンブリ。
  5. 前記リードイン部片の底部はフランジを形成している、請求項4に記載の窒素注入アッセンブリ。
  6. 前記リードイン部片は、円形の上面と円形の底面とを有しており、前記上面の直径は、前記底面の直径より短く、前記リードイン部片の前記第2穴は、前記円形の上面から前記円形の底面まで伸張している、請求項2に記載の窒素注入アッセンブリ。
  7. 前記リードイン部片の前記第2穴は先細になっている、請求項2に記載の窒素注入アッセンブリ。
  8. 前記分配シールの前記内側表面によって画定されている前記第1穴は、上部及び下部の円筒形区画を有しており、前記上部円筒形区画は、前記下部円筒形区画より小さい直径を有している、請求項1に記載の窒素注入アッセンブリ。
  9. 前記分配シールは、前記第1穴の前記上部円筒形区画と同芯の環状チャネルを有しており、前記入口は、前記分配シールの前記外側表面と前記環状チャネルの間に伸張している、請求項8に記載の窒素注入アッセンブリ。
  10. 前記分配シールは、前記環状チャネルと前記下部穴との間に複数の導管を有している、請求項9に記載の窒素注入アッセンブリ。
  11. 前記分配シールの前記内側表面によって画定されている前記第1穴は、上部及び下部の円筒形区画を有しており、前記上部円筒形区画は、前記下部円筒形区画より小さい直径を有しており、
    前記分配シールは、前記第1穴の前記上部円筒形区画と同芯の環状チャネルと、前記環状チャネルと前記下部穴の間に伸張している複数の導管とを有しており、前記入口は、前記分配シールの前記外側表面と前記環状チャネルとの間に伸張しており、
    前記リードイン部片の底面は、前記環状チャネルの開放上部を覆っている、請求項2に記載の窒素注入アッセンブリ。
  12. 前記カバー区画は、前記コーティングされた光ファイバーにアクセスできるよう構成されている、請求項1に記載の窒素注入アッセンブリ。
  13. 前記カバー区画と前記色コーティング金型の間の前記空隙は、前記コーティングされた光ファイバーにアクセスできるようにしている、請求項12に記載の窒素注入アッセンブリ。
  14. 前記カバー区画は、第1軸方向伸縮部分と、第2軸方向伸縮部分とを備えており、前記第2軸方向伸縮部分は、少なくとも部分的には、前記第1軸方向伸縮部分内で滑動可能である、請求項12に記載の窒素注入アッセンブリ。
  15. 前記カバー区画は、第1半径状部分と第2半径状部分とを備えており、前記カバー区画の前記第1ダクトは、少なくとも前記第1半径状部分と前記第2半径状部分とを整列させることによって形成されている、請求項12に記載の窒素注入アッセンブリ。
  16. 前記カバー区画は、前記リードイン部片の上部に取り付けられている平板である、請求項2に記載の窒素注入アッセンブリ。
  17. 製造中に下流方向に送られる光ファイバーに着色し硬化させるための装置において、
    インクを前記光ファイバー上に堆積させるための着色アッセンブリと、
    前記着色アッセンブリから空隙によって分離され、内側表面と外側表面とを有しているカバー区画であって、前記内側表面は、少なくとも部分的には、前記光ファイバーを通すように作られている第1ダクトを取り囲むよう構成されているカバー区画と、
    前記カバー区画の下流に配置され、内側表面と、外側表面と、入口とを有している分配シールであって、前記内側表面は、少なくとも部分的には、前記光ファイバーを通すように作られている第1穴を画定しており、前記入口は、前記分配シールの前記外側表面から前記分配シールの前記内側表面まで伸張し、窒素を前記第1穴へ流せるよう構成されている分配シールと、
    前記分配シールの下流に配置されているUV硬化アッセンブリと、を備えている装置。
  18. 前記分配シールと前記カバー区画の間に配置され、内側表面と外側表面とを有しているリードイン部片であって、前記内側表面は、少なくとも部分的には、第2穴を画定しており、前記第2穴は、前記分配シールの前記第1穴と実質的に軸方向に整列するよう構成されているリードイン部片を、更に備えている、請求項17に記載の光ファイバー着色及び硬化装置。
  19. 前記カバー区画は、前記コーティングされている光ファイバーにアクセスできるように作られている、請求項17に記載の光ファイバー着色及び硬化装置。
  20. 前記カバー区画は、第1軸方向伸縮部分と第2軸方向伸縮部分とを備えており、前記第2軸方向伸縮部分は、少なくとも部分的には、前記第1軸方向伸縮部分内で滑動可能である、請求項19に記載の光ファイバー着色及び硬化装置。
  21. 前記カバー区画は、第1半管区画と第2半管区画とを備えており、前記第1及び第2半管区画は、それぞれ実質的に半円状の断面を有しており、前記第1半管区画と前記第2半管区画とは、前記カバー区画が閉じ位置にあるときには前記第1ダクトを形成している、請求項19に記載の光ファイバー着色及び硬化装置。
  22. 前記カバー区画は、前記リードイン部片の上部に取り付けられている平板である、請求項19に記載の光ファイバー着色及び硬化装置。
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